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🎓 この記事を書いた人
🎯 結論
結論:河合塾の模試の過去問は、共通テスト模試なら「黒本(共通テスト総合問題集)」、大学別オープン模試なら「入試攻略問題集」で合法的に入手できます。一方、全統記述模試や高1・高2向けの全統模試は、単独の市販過去問集を確認できませんでした。こちらは自分が受けた回の問題冊子を保管するか、学校・塾に相談するのが現実的です。
「模試の前に過去問を解いておきたいのに、どこにも売っていない」と困っていませんか? ネットで探すと出所の分からないPDFが見つかることもありますが、著作権上のリスクがあります。
📋 この記事でわかること
- 河合塾の模試の種類ごとに、過去問が手に入るかどうか
- 黒本・入試攻略問題集など、正規に入手できる5つの方法
- ネット上の過去問やフリマアプリを使う前に知っておきたい注意点
- 模試の点数を伸ばすための、元塾講師流の過去問・解き直しの使い方
💬 この記事の立ち位置
私は早稲田アカデミーの講師時代から現在のプロ家庭教師まで、模試を受けた生徒の「解き直し」を一緒に進めてきました。模試の復習法についてはその指導経験に基づいてお伝えします。河合塾の模試や教材の収録内容については、河合塾・河合出版の公開情報の調査に基づき執筆しています。私は河合塾・河合出版とは利害関係がなく、特定の教材を売り込む意図もありません。
河合塾の模試の過去問は公式に公開されている?
📌 この章のポイント
大学入試なら赤本がありますが、模試の過去問はどうでしょうか。河合塾は高校生・高卒生向けに年間30回以上の模試を実施しており、河合塾の全統模試案内によると2025年度の年間のべ受験者数は273.5万人です。この章では、模試の種類ごとに過去問の入手可否を整理します。
河合塾の模試の過去問とは?市販状況の結論
🔍 市販状況の結論
河合塾の模試の過去問とは、過去に実施された全統模試やオープン模試の問題のことです。「模試の過去問集」として模試ごとに一般販売されているわけではなく、一部の模試だけが河合出版の問題集に収録されている、というのが実態です。河合出版は、通称「黒本」の共通テスト総合問題集について、河合塾の全統模試を収録した問題集だと説明しています(河合出版 シリーズ紹介)。
全統模試の種類別|過去問の入手可否一覧
📊 模試の種類と過去問の入手ルート
| 模試の種類 | 主な対象 | 市販での入手 | 現実的な入手ルート |
|---|---|---|---|
| 全統共通テスト模試 | 高3・高卒生 | あり | 黒本(共通テスト総合問題集) |
| 大学別オープン模試 | 難関大志望者 | 一部の大学であり | 入試攻略問題集 |
| 全統記述模試 | 高3・高卒生 | 確認できず | 自分の問題冊子・学校や塾に相談 |
| 高1・高2向け全統模試 | 高1・高2生 | 確認できず | 自分の問題冊子・学校や塾に相談 |
| 河合塾中3学力測定模試 | 中3生 | 確認できず | 自分の問題冊子・塾に相談 |
※「確認できず」は、河合塾・河合出版の公開情報の範囲で単独の市販過去問集を確認できなかったことを示します。2026年9月27日時点。
💡 記述模試の過去問がない理由をどう考えるか
記述模試の過去問が単独で出回らない理由について、河合塾の公式な説明は確認できませんでした。私の考えでは、記述模試は「その時期の学習進度に合わせた範囲で実力を測る」性格が強い模試です。早稲田アカデミーで範囲指定型の模試を受ける生徒を指導していた際も、点が伸びたのは過去問を探した生徒ではなく、指定範囲の基本問題を取りこぼさなくなった生徒でした。範囲が決まっている模試ほど、過去問より範囲の穴埋めが効くと考えています。模試の概要は全統記述模試の日程・判定の解説で整理しています。
河合塾の模試の過去問を入手する5つの方法
📌 この章のポイント
では、正規のルートで河合塾の模試の問題を手に入れるにはどうすればよいのでしょうか。書店で買える2つの問題集と、受験者本人・学校・塾経由の方法を順に紹介します。
共通テスト模試なら「黒本(共通テスト総合問題集)」
📖 方法①:黒本を書店で購入する
全統共通テスト模試の問題を解きたいなら、最も手軽なのが河合出版の共通テスト総合問題集(黒本)です。科目別に分かれており、共通テストの形式・難易度・時間配分を分析した問題と、誤りやすい点を詳しく説明した解説で構成されています。
河合塾自身も、共通テスト本番と全統共通テスト模試で同傾向の問題があったことを2023年度の解答速報ページで公表しています。使う時期や難易度は黒本の使い方と時期で詳しく解説しています。
※最新版の発売時期と収録回数は、公開情報の範囲では確認できませんでした。河合出版のシリーズ紹介で最新版をご確認ください。
✏️ 黒本は「模試の直後」に解かない
黒本は良質な演習材料ですが、全統模試を受けた直後に同じ科目を解くのはおすすめしていません。模試で見つかった弱点単元にまず戻り、基礎を補ってから黒本に取り組むほうが、1回分の演習から得られるものが大きいと考えています。
大学別オープン模試なら「入試攻略問題集」
📖 方法②:入試攻略問題集で大学別模試を解く
東大・京大などの大学別オープン模試は、河合出版の入試攻略問題集に収録されています。2025年版(2024年9月27日発売・各2,310円税込)の商品説明では、大学ごとに収録回数が異なります。詳細な採点基準が載っているため、記述答案の自己採点にも使いやすいのが特徴です。
📊 入試攻略問題集のオープン模試収録回数(2025年版)
📝 費用情報について
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の価格は販売店・出版社の公式情報でご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
🔍 東大志望者は模試の特徴も押さえる
オープン模試の日程や判定の見方は河合塾の東大模試の解説にまとめています。
自分が受けた模試の問題冊子を保管する
✅ 方法③:自分の問題冊子を「最強の過去問」にする
全統記述模試や高1・高2模試のように市販品がない模試では、自分が受けた回の問題冊子と解答・解説が、いちばん確実な過去問です。年度や回によって配点・形式が変わることもあるため、最新の形式は河合塾の公式情報で確認し、そのうえで前回の冊子を見返せば準備としては十分です。
学校の進路指導室や塾・河合塾の校舎に相談する
🏢 方法④⑤:学校・塾・河合塾の校舎に相談する
- 方法④ 学校・塾に相談する:学校単位で全統模試を実施している高校では、進路指導室が問題冊子を保管している場合があります。保管の有無は学校によって異なります。
- 方法⑤ 河合塾の塾生は校舎に相談する:塾生であれば、在籍校舎のスタッフや担任に過去の模試の扱いを確認できます。公開情報では提供の可否を確認できなかったため、校舎に直接問い合わせてください。
なお、受験した模試の解答・解説を紛失した場合の再発行についても、公開情報では確認できませんでした。受験した学校や校舎に問い合わせるのが確実です。
河合塾の模試の過去問を探す前に知っておきたい注意点
⚠️ この章のポイント
「過去問 PDF」と検索すると、模試の問題が見つかることがあります。ただ、手軽さの裏にはリスクもあります。入手方法と使い方の両面から、注意点を正直にお伝えします。
ネット上の無断アップロードは著作権侵害の可能性
❗ 無断で公開された問題に注意
模試の問題や解説は著作物です。2021年1月施行の著作権法改正により、違法にアップロードされたものと知りながら書籍や論文などをダウンロードすることも、違法の対象となりました。ただし、数十ページの漫画の1コマのような軽微なものなど、一定の例外があります(文化庁の著作権制度のページ)。出所が不明な過去問ファイルには手を出さないのが安全です。
フリマアプリで模試の問題冊子を買うリスク
⚠️ フリマ品は中身と出所を慎重に
- コピーやスキャンした問題の販売・購入は、著作権上の問題につながる可能性があります。
- 解答・解説が欠けている、書き込みがあるなど、復習に使えない状態のものもあります。
- 何年度・第何回の模試かが不明確だと、現在の出題範囲と合わないことがあります。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスを構成するものではありません。
模試の過去問にこだわりすぎるデメリット
💬 「過去問対策で上げた点数」は判定をゆがめると考えます
模試の目的は、志望校までの距離を正しく測ることです。私の指導経験では、出題の癖に慣れて点が上がった生徒ほど、次の初見の模試で点を落とす場面を見てきました。初見の問題で実力を測れなくなることが、模試の過去問にこだわる最大のデメリットだと考えます。
河合塾の模試と過去問の正しい使い方
📌 この章のポイント
過去問が手に入った場合も、入らなかった場合も、成績を伸ばす鍵は同じです。模試の「前」と「後」でやるべきことを分けて考えます。
模試前は出題範囲と形式の確認で十分
✏️ 模試前の準備は「範囲の穴埋め」が最優先
早稲田アカデミーで指導していた頃から、模試前に「過去問を解きたい」と相談されることはよくありました。私が勧めてきたのは、過去問よりも今回の出題範囲で抜けている単元を埋めることです。私自身の目安として、範囲内の問題集で正答率が6割に届かない単元が残っているなら、過去問よりその単元の演習を優先するよう伝えてきました。回ごとの範囲は河合塾の模試範囲の一覧で確認できます。
模試後の解き直しこそ本当の過去問演習
🔰 模試の解き直し3ステップ
🗣️ 伸びる生徒と伸びない生徒の差
指導経験の中で感じてきたのは、模試で伸びる生徒は「受けた後」に時間を使い、伸び悩む生徒は「受ける前」に時間を使いがちだということです。受けた模試の冊子は、自分の弱点がそのまま記録された教材です。私は生徒に、間違えた問題の横へ「知識不足」「読み違い」「時間配分」のどれかを直接書き込ませ、次の模試の直前に書き込みのある問題だけを解き直すよう伝えてきました。冊子1冊が、そのまま自分専用の弱点問題集になります。
志望校の過去問との使い分け
⚖️ 模試の過去問と大学の過去問の違い
模試の問題は広く受験生の実力を測るために作られ、大学の過去問はその大学が求める力を映したものです。最終的に優先すべきは志望校の過去問です。解説だけでは理解しにくい単元がある場合は、スタサプの講座の実態のように映像授業で補う方法もあります。
目的別|河合塾の模試対策に使う教材の選び方
📌 この章のポイント
あなたが次に受ける模試はどれですか? 目的に合わない教材を買うと、時間もお金も無駄になりかねません。模試の種類と学年から、使うべき教材を選べるように整理しました。
学年・目的別のおすすめ教材一覧
🆚 目的別の教材の選び方
| 目的 | 使う教材 | 向いている時期 |
|---|---|---|
| 共通テスト模試の対策 | 黒本・共通テスト過去問 | 高3の秋以降 |
| 難関大の二次対策 | 入試攻略問題集・志望校の過去問 | 高3の夏以降 |
| 全統記述模試の対策 | 前回の問題冊子・範囲の問題集 | 各回の2〜3週間前 |
| 高1・高2模試の対策 | 学校の教科書・傍用問題集 | 定期テストの延長で |
※時期は一般的な目安であり、学習状況によって前後します。
高2生で共通テスト形式に早めに慣れておきたい場合は、共通テスト高2模試の難易度と活用法も参考になります。
自力での復習が難しいと感じたら
🔺 解き直しが続かない人の選択肢
解説を読んでも理解できない、復習の計画が立てられないという場合は、第三者の手を借りるのも一つの方法です。塾や家庭教師を比較したい方は、学習塾・家庭教師の比較ランキングを参考にしてください。
📝 進路選択について
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
よくある質問
❓ よくある質問のポイント
読者の方から寄せられやすい疑問をまとめました。気になる質問から確認してください。
河合塾の全統記述模試の過去問は市販されていますか?
❓ Q&A
A. 河合塾・河合出版の公開情報を確認した範囲では、全統記述模試の過去問を単独で収録した市販の問題集は確認できませんでした。自分が受験した回の問題冊子と解答・解説を保管するか、学校や塾の先生に保管状況を相談するのが現実的です。
共通テスト模試の過去問はどこで手に入りますか?
❓ Q&A
A. 河合出版の「共通テスト総合問題集」(通称:黒本)に、河合塾の全統模試の問題が収録されています。書店やネット書店で購入できます。
東大・京大などのオープン模試の過去問はありますか?
❓ Q&A
A. 河合出版の「入試攻略問題集」シリーズに、大学別のオープン模試が収録されています。2025年版の商品説明では、東京大学が4回分、京都大学が6回分などとされています。対象大学と収録回数は年度版ごとに確認してください。
ネット上にアップロードされた模試の過去問を使っても大丈夫ですか?
❓ Q&A
A. 権利者の許諾なくアップロードされた問題を、違法アップロードと知りながらダウンロードすることは、著作権法上の問題となる可能性があります。出版物や学校・塾経由など、正規のルートで入手することをおすすめします。
模試の前に過去問を解かないと不利になりますか?
❓ Q&A
A. 大きく不利になるとは考えていません。模試は現時点の実力を測るものなので、事前準備は出題範囲と形式の確認で十分です。点数を伸ばすうえでは、受験後の解き直しのほうが効果的だと考えています。
高1・高2の全統模試の対策はどうすればよいですか?
❓ Q&A
A. 高1・高2向けの全統模試も、市販の過去問集は確認できませんでした。出題範囲を河合塾の公式情報で確認し、学校の授業範囲の復習を優先したうえで、受験後に解き直しをする方法が現実的です。
まとめ:河合塾の模試の過去問は黒本・入試攻略問題集と自分の冊子で

🎯 この記事の結論
河合塾の模試の過去問は、正規の出版物と自分の問題冊子を組み合わせれば十分に対策できます。
- 共通テスト模試は「黒本(共通テスト総合問題集)」で入手できる
- 大学別オープン模試は「入試攻略問題集」に一部の大学分が収録されている
- 全統記述模試・高1・高2模試・中3模試は、単独の市販過去問集を確認できなかった
- 出所不明のネット上の過去問は、著作権上のリスクがある
- 点数を伸ばす鍵は、模試前の過去問より模試後の解き直し
📋 あなたに合う対策チェックリスト
| あてはまる状況 | おすすめの行動 |
|---|---|
| 共通テスト模試を控えている | 黒本で時間配分を練習する |
| 難関大のオープン模試を受ける | 入試攻略問題集で答案の書き方を確認する |
| 記述模試の過去問が見つからない | 前回の冊子と出題範囲の確認で十分 |
| ネットの過去問を使おうとしている | 出所を確認し、正規ルートに切り替える |
🧭 今日からできる第一歩
まずは手元にある直近の模試の問題冊子を開き、間違えた問題を1問だけ解き直してみてください。次に受ける模試の出題範囲を河合塾の公式サイトで確認すれば、準備の優先順位がはっきりします。
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🎓 著者プロフィール

kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)
- 指導歴10年超。中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導経験あり
- 中学生時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業
- 在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導
この記事を書く理由:模試を受けた生徒の解き直しを長年指導してきた経験から、「過去問探しに時間を使いすぎる受験生」を減らしたいと考え、河合塾・河合出版の公開情報を整理しました。
📝 調査概要
- 調査対象:河合塾の模試(全統模試・大学別オープン模試・中3学力測定模試)の過去問の入手方法
- 調査方法:公式サイト調査(河合塾・河合出版)/書店の商品ページ調査/文化庁の公開情報調査/著者の指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年9月27日
- 情報の限界:河合塾の校舎や学校での過去問の提供可否は、公開情報では確認できませんでした。入試攻略問題集の収録回数は2025年版の商品説明に基づき、最新年度版では異なる可能性があります。著者は河合塾の講師として勤務した経験はありません。
- 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告はありません)
📚 参考文献・引用元
- 河合塾「全統模試案内」(2026年9月27日参照)
- 河合出版「シリーズ紹介」(2026年9月27日参照)
- 河合塾「ズバリ!的中・同傾向問題」2023年度共通テスト(2026年9月27日参照)
- 丸善ジュンク堂書店「2025入試攻略問題集 東京大学 理科」ほか各大学版(2026年9月27日参照)
- 文化庁「著作権」(2026年9月27日参照)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年9月27日/最終更新日:2026年9月27日
※情報変更があった場合は随時更新します。

