当サイトはプロモーションを含みます。一部の記事にアフィリエイト広告を掲載し、全ページにGoogleアドセンス広告を掲載しております。

入試攻略問題集(河合塾)とは?紫本の使い方と時期を元塾講師が解説

アイキャッチ

📝 広告掲載について

本記事にはアフィリエイト広告を掲載していません。当サイトは記事によってアフィリエイト広告を掲載することがありますが、その場合も記事の内容・評価の公正性が損なわれることはなく、メリット・デメリットの双方を公正に情報提供しています。PR表記の考え方は消費者庁・景品表示法のページに準拠しています。

🎓 この記事を書いた人

著者kouのプロフィール写真

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)。早稲田アカデミーから慶應義塾高等学校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は大学受験を含む受験指導と記事執筆を行っています。

公開日:2026年10月10日/最終更新日:2026年10月10日 ※情報変更があった場合は随時更新します。
プロフィール|運営理念

🎯 結論

結論:河合塾の入試攻略問題集(通称「紫本」)は、河合塾の大学別オープン模試を収録した、二次試験の「初見演習」と「採点基準による自己採点」のための問題集です。本番の過去問の代わりではないため、過去問を一通り解いた後の秋〜直前期に、本番と同じ時間で解くのが最も効果的な使い方だと私は考えます。

🔍 こんな疑問にお答えします

「赤本は解き終わりそう。次に何をやればいい?」「紫本って過去問なの?模試なの?」――志望校が東大・京大などの難関国公立だと、こうした迷いが秋以降に一気に増えます。この記事を読むと、次の疑問が解消します。

  • 入試攻略問題集とは何か、何が収録されているのか
  • 2027年版はどの大学・科目が出ていて、いくらなのか
  • 赤本・青本・黒本と何が違い、どう使い分けるのか
  • いつから、どんな手順で解けば点数につながるのか
  • どんな人には向いていないのか

💬 この記事の立ち位置

私は河合塾の講師ではなく、河合塾・河合出版から依頼や報酬を受けているわけでもありません。一方で、指導歴10年超の中で大学受験生の記述答案を添削してきた立場から、「市販の模試問題集をどう使えば得点に変わるのか」はお伝えできます。書籍の仕様(収録内容・価格・ラインナップ)は河合出版の公式情報を2026年10月10日に確認した範囲でお伝えし、確認できなかった点はそのまま「確認できなかった」と書きます。

  1. 入試攻略問題集(河合塾)とは?紫本の基本
    1. 入試攻略問題集とは?河合塾のオープン模試を収録した大学別問題集
    2. 2027年版のラインナップと価格
    3. 「紫本」と黒本・模試の関係
  2. 入試攻略問題集と赤本・青本の違い
    1. 過去問集と模試問題集の違い
    2. 赤本・青本・紫本の役割分担と使う順番
  3. 元塾講師が見る入試攻略問題集の価値
    1. 採点基準が載っていることの本当の意味
    2. 初見問題で鍛える「本番の判断力」
  4. 入試攻略問題集の使い方と始める時期
    1. 入試攻略問題集はいつから始める?
    2. 1回分の解き方と復習の手順
    3. 科目別に見る活用のポイント
  5. 入試攻略問題集の注意点と向いていない人
    1. 購入前に知っておきたい注意点
    2. 入試攻略問題集が向いていない人の特徴
  6. 入試攻略問題集のよくある質問
    1. 入試攻略問題集に実際の入試の過去問は載っていますか?
    2. 入試攻略問題集はいつから始めればいいですか?
    3. 東大・京大以外の大学の入試攻略問題集はありますか?
    4. 入試攻略問題集は本番より難しいですか?
    5. 入試攻略問題集(紫本)と黒本の違いは何ですか?
    6. 入試攻略問題集は1回分を本番と同じ時間で解くべきですか?
  7. 入試攻略問題集を手に取る前の第一歩
    1. 今日からできる3つの確認
    2. 記述の採点を誰に頼むかを決めておく
  8. まとめ:入試攻略問題集(河合塾)は過去問の後の実戦演習に

入試攻略問題集(河合塾)とは?紫本の基本

📌 この章でわかること

書店の大学受験コーナーで、赤本の隣に紫色の背表紙が並んでいるのを見たことはありませんか? この章では、入試攻略問題集の正体と、2027年版のラインナップ・価格を公式情報で整理します。

入試攻略問題集とは?河合塾のオープン模試を収録した大学別問題集

📋 入試攻略問題集の定義

入試攻略問題集とは、河合塾が実施した大学別の「オープン模試」の問題を、大学・科目ごとにまとめた河合出版の問題集です。東大・京大などの難関国立大学の二次試験(個別学力試験)対策を目的としたシリーズで、河合出版自身も通称「紫本」として案内しています。

河合出版の公式紹介によると、各冊には次の内容が含まれます。

  • 大学別オープン模試の問題(複数回分)
  • その大学の入試傾向の解説と、受験に向けたアドバイス
  • 解答例と、解き方だけでなく求められる発想・着眼点の解説
  • 詳細な採点基準

2027年版のラインナップと価格

📊 2027入試攻略問題集の対象大学

河合出版は2026年9月17日付で、2027年入試向けのシリーズ刊行を告知しています。対象大学は次のとおりです。

区分対象大学
オープン模試の問題を収録北海道大学・東北大学・東京大学・京都大学・名古屋大学・大阪大学・神戸大学・九州大学
オリジナル問題を収録広島大学

出典:河合出版「2027入試攻略問題集シリーズを刊行しました」(2026年10月10日参照)

🔢 一例:東京大学 英語(2027年版)の仕様

項目内容
税込定価2,530円
発売日2026年9月17日
判型・ページ数B5判・380ページ(別冊付き)
収録東大オープン模試 4回分
付属音声ダウンロード・配信

東京大学は英語・数学・国語・理科(物理・化学・生物)・地理歴史(日本史・世界史・地理)の5冊が刊行されています。価格や収録回数は大学・科目ごとに異なるため、購入前に必ず個別ページで確認してください。

出典:河合出版「2027入試攻略問題集 東京大学 英語」(2026年10月10日参照)

📝 費用情報についての注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の価格は河合出版の公式サイトまたは書店でご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。他大学・他科目の価格と収録回数は、今回すべての冊を個別に確認できていないため記載していません。

「紫本」と黒本・模試の関係

⚖️ 河合塾系の問題集・模試の位置づけ

河合出版の受験生向け問題集には、色で呼ばれる定番が2つあります。共通テスト対策の「黒本」と、二次試験対策の「紫本」です。黒本の詳しい使い方は河合塾の黒本の使い方と時期で解説しています。

紫本の元になっているのは、河合塾が実際に会場で実施している大学別模試です。東大なら「東大入試オープン」がこれにあたり、模試の位置づけや判定の見方は河合塾の東大模試(東大オープン)の解説にまとめています。つまり紫本は、受験生が会場で受けた本物の冠模試を、自宅で解ける形にしたものだと理解すると分かりやすいです。

入試攻略問題集と赤本・青本の違い

📌 この章でわかること

二次対策の問題集は「赤本」「青本」「紫本」と色で呼ばれることが多く、違いがあいまいなまま買ってしまう受験生も少なくありません。ここでは、収録されている問題の「出どころ」の違いから整理します。

過去問集と模試問題集の違い

🆚 赤本・青本・紫本の比較

通称出版社収録問題主な役割
赤本教学社大学の実際の過去問出題形式・傾向を知る
青本駿台文庫大学の実際の過去問(駿台講師陣の解説)過去問を深い解説で研究する
紫本河合出版河合塾のオープン模試(広島大学はオリジナル問題)初見問題で本番形式の演習をする

最大の違いは、赤本・青本は「本番で実際に出た問題」、紫本は「本番を想定して河合塾が作った問題」だという点です。どちらが上ということではなく、役割がまったく違います。

参考:教学社 赤本ウェブサイト/駿台文庫(2026年10月10日参照)

赤本・青本・紫本の役割分担と使う順番

💡 元塾講師の使い分けの考え方

私が受験生に勧める順番は、「赤本(または青本)で傾向をつかむ → 紫本で初見の本番演習を積む → 最後にもう一度過去問に戻る」です。

過去問は数年分しかなく、2周目以降は「答えを覚えている」状態になりがちです。記述答案を添削していると、過去問の2周目で急に点が上がった生徒が、初見の問題では元の点数に戻ってしまうことがあります。そこで私は、「初見で解いた得点」と「解き直しの得点」を別々に記録するよう指導しています。実力を測る指標になるのは前者だけです。初見の問題で点が取れるかどうかを確かめる素材として、傾向を研究して作られた模試問題は貴重だと考えています。

元塾講師が見る入試攻略問題集の価値

📌 この章でわかること

同じ「問題演習」でも、紫本にしかない強みがあります。公式紹介に書かれている「詳細な採点基準」が、なぜ記述式の二次試験で効くのかを、添削指導の経験から掘り下げます。

採点基準が載っていることの本当の意味

✏️ 部分点は「書いた内容」で決まる

多くの大学は、二次試験の詳細な採点基準までは公表していません(公表状況は大学の入試情報ページで確認してください)。そのため、赤本・青本の解説では「模範解答」は分かっても、「自分の答案が何点になるか」は分かりにくいのが実情です。

紫本の採点基準は、会場で実施された模試の採点をもとにした基準だと考えられます。私が記述答案を添削するときも、生徒が一番伸びるのは「正解を見た瞬間」ではなく、「この要素が抜けていたから○点減点」と、点数の理由を自分で説明できるようになった瞬間です。私は添削のとき、採点基準の要素に①②③と番号を振り、答案のどこにその要素が書かれているかを生徒自身に線で示してもらいます。紫本の採点基準を使えば、この作業を一人でも再現できます。その自己採点の物差しを手元に置ける点に最大の価値があると考えます。

ただし、模試の採点基準は大学の実際の基準そのものではありません。「本番でもこう採点される」と断定はできない点は押さえておいてください。

初見問題で鍛える「本番の判断力」

💬 受験経験者として感じること

私自身、早稲田アカデミーに通って慶應義塾高校を受験した経験から、本番で問われるのは知識量だけでなく、見たことのない問題を前に「どこから解き、どこを捨てるか」を数十秒で決める判断力だと感じています。これは解答を知っている過去問の解き直しでは鍛えにくい力です。

紫本は1冊で複数回分の初見問題が手に入ります。「解いたことのない本番レベルのセット」を時間を計って解けるという点で、過去問を使い切った受験生にとって代わりの利きにくい教材だと考えます。

入試攻略問題集の使い方と始める時期

📌 この章でわかること

紫本は「いつ買って、どう解くか」で効果が大きく変わります。年間スケジュールの中での位置づけと、1回分の具体的な進め方を解説します。

入試攻略問題集はいつから始める?

🔰 始める時期の目安

目安は「志望校の過去問を一通り解き、出題形式と時間配分の感覚がつかめた後」です。2027年版は2026年9月17日に発売されているため、2027年入試の受験生にとっては次のような流れになります。

入試攻略問題集を使う時期のタイムライン〜8月基礎固め・過去問で傾向把握赤本・青本を1〜2年分夏〜秋河合塾の大学別オープン模試を受験会場で受けた回は紫本と重複に注意9月紫本の最新年度版が発売2027年版は2026年9月17日発売10〜12月過去問を一巡→紫本を週1回ペース本番と同じ時間・採点基準で自己採点12〜1月共通テスト対策を優先黒本など。紫本は復習中心に1〜2月共通テスト後に紫本の残り回で仕上げ最後は過去問に戻って最終確認2月下旬国公立大学 前期日程(例年2/25〜)出典:河合出版 公式サイト(発売日)/2026年10月10日参照。時期は筆者の推奨目安

※スケジュールは一般的な目安です。模試の実施時期や入試日程は年度・大学によって異なるため、各公式サイトで確認してください。

💡 4回分をどう配分するか

東大英語2027年版のように4回分の冊なら、私は「10〜12月に2回、共通テスト後に2回」という配分を勧めます。前半の2回で弱点を洗い出して12月までに手当てし、後半の2回で直前の仕上がりを確かめる形です。前半で全回分を使い切ると、直前期に初見で実力を測る材料がなくなってしまいます。

⚠️ オープン模試を受けた人は重複に注意

紫本は河合塾のオープン模試を収録しているため、自分が会場で受けた回が収録されている可能性があります。どの年度・回が収録されているかは冊ごとに異なり、今回の公式ページでは確認できませんでした。受験済みの回は「解き直し」として扱い、初見演習のカウントからは外して計画を立てましょう。模試の過去問を入手する他の方法は河合塾の模試の過去問を合法に入手する方法で整理しています。

1回分の解き方と復習の手順

📋 紫本1回分の進め方

① 本番と同じ時間・時間帯で解く
試験時間を厳守し、途中で解答を見ません。できれば本番の科目順・時刻に合わせます。
② 採点基準で自己採点する
模範解答と「似ているか」ではなく、採点基準の要素ごとに○×をつけ、点数を出します。
③ 失点を3種類に分ける
「知識不足」「時間不足(判断ミス)」「書き方の不備」に分類します。記述では3つ目が意外に多いです。
④ 時間無制限で解き直す
解けなかった問題を、解説を見る前にもう一度考えます。
⑤ 傾向解説と照らし合わせる
巻頭の傾向解説・アドバイスを読み直し、次の1回で試す作戦(解く順番・時間配分)を1つだけ決めます。

💡 自己採点が甘くなる人へ

記述の自己採点は、どうしても自分に甘くなります。添削をしていても、生徒の自己採点と私の採点で数点ずれることは珍しくありません。不安な人は、学校や塾の先生に1回分だけでも採点してもらい、自分の採点とのズレを確認するのがおすすめです。身近に頼める人がいない場合は、個別指導や家庭教師で記述添削を受ける選択肢もあります。塾・家庭教師の選び方は学習塾・家庭教師のおすすめ比較にまとめています。

科目別に見る活用のポイント

📊 科目ごとの使い方の目安

科目紫本で重点的に鍛えたいこと
英語大問ごとの時間配分。東大英語版は音声付きのため、リスニングも本番形式で練習可能
数学完答できる問題の見極めと、部分点を取る答案の書き方
国語字数・解答欄に収める要素の取捨選択(採点基準と照合)
理科2科目の時間配分と、計算過程を含む記述の書き方
地理歴史論述で採点対象となるキーワードと論理の組み立て

※科目構成は大学ごとに異なります。上記は筆者の指導経験に基づく目安です。

入試攻略問題集の注意点と向いていない人

📌 この章でわかること

紫本は優れた教材ですが、誰にでも効くわけではありません。購入前に知っておきたい注意点と、別の教材を優先したほうがよいケースを正直にお伝えします。

購入前に知っておきたい注意点

❌ 紫本の弱点

  • 本番の過去問ではない:あくまで河合塾の作問です。大学ごとの細かなクセは、最終的に過去問で確認する必要があります。
  • 対象大学が限られる:2027年版は9大学のみで、私立大学や多くの国公立大学は対象外です。
  • 1冊あたりの回数は多くない:東大英語2027年版で4回分です。全科目そろえると費用もかさみます。
  • 基礎が固まっていないと生かしにくい:公式紹介どおり発想・着眼点まで踏み込んだ解説ですが、前提となる基礎がないと次の演習に生かしにくい、というのが筆者の見立てです。

⚠️ 得点・判定の受け止め方

紫本の得点を模試の判定や合格可能性に置き換えることはできません。自宅で解いた点数は「弱点を見つけるための材料」と割り切り、点数の高低で志望校を変えるような判断はしないでください。判定や合格可能性の目安は、会場で受ける模試やKei-Netのボーダー情報と組み合わせて考えるのが安全です。

入試攻略問題集が向いていない人の特徴

📉 別の教材を優先したほうがよい人

  • 志望校の過去問をまだ1年分も解いていない人 → まずは赤本・青本で傾向把握を
  • 教科書レベルの基礎に穴がある人 → 基礎の講義・問題集を優先
  • 共通テストの得点が大きく足りない時期の人(12月〜1月) → 黒本などの共通テスト対策を優先
  • 志望校が対象9大学以外の人 → まずは志望校の過去問を優先。難易度・形式が近い大学版は補助的な演習としてなら使えます(他社の模試問題集の現行刊行状況は今回確認していません)

💬 基礎に不安がある人へ

紫本で点が取れないとき、原因が「演習不足」ではなく「基礎の抜け」であることは珍しくありません。その場合は、映像授業で単元を総復習するのも現実的な選択肢です。低価格で使える代表例として、スタサプの講座の実態と評判を別記事で検証しています。

入試攻略問題集のよくある質問

📌 この章でわかること

受験生や保護者の方からよく聞かれる疑問を、Q&A形式でまとめました。

入試攻略問題集に実際の入試の過去問は載っていますか?

❓ 過去問の収録について

A.河合出版の公式紹介では、収録されているのは河合塾が実施した大学別のオープン模試の問題です(2027年版の広島大学はオリジナル問題)。本番の過去問は、赤本などの過去問集や大学の公式公開で確認する必要があります。

入試攻略問題集はいつから始めればいいですか?

❓ 始める時期について

A.志望校の過去問を一通り解き、出題形式と時間配分の感覚をつかんだ後が目安です。多くの受験生にとっては秋以降、共通テスト後の二次試験直前期まで、本番と同じ時間で解く実戦演習として使うのが効果的だと考えます。

東大・京大以外の大学の入試攻略問題集はありますか?

❓ 対象大学について

A.河合出版の告知によると、2027年版は北海道大学・東北大学・東京大学・京都大学・名古屋大学・大阪大学・神戸大学・九州大学がオープン模試の問題、広島大学がオリジナル問題で刊行されています。科目構成は大学ごとに異なるため、公式サイトで確認してください。

入試攻略問題集は本番より難しいですか?

❓ 難易度について

A.一概には言えません。模試は大学の出題者とは別の作問者が傾向を分析して作る問題なので、回によって本番より難しく感じることも易しく感じることもあります。得点の高低に一喜一憂するより、採点基準を使った自己採点と復習に重点を置くのがおすすめです。

入試攻略問題集(紫本)と黒本の違いは何ですか?

❓ 黒本との違いについて

A.紫本と呼ばれる入試攻略問題集は大学別の二次試験(個別試験)対策用、黒本と呼ばれる河合出版の共通テスト総合問題集は共通テスト対策用です。対象の試験が異なるため、国公立志望者は時期に応じて両方を使い分けるのが一般的です。

入試攻略問題集は1回分を本番と同じ時間で解くべきですか?

❓ 解答時間について

A.基本は本番と同じ試験時間・同じ時間帯で解くことをおすすめします。時間内に解き切る判断力や捨て問の見極めを鍛えることが、模試問題を使う最大の利点だからです。時間をかけた解き直しは、採点後の復習で行います。

入試攻略問題集を手に取る前の第一歩

📌 この章でわかること

「紫本を買うべきか」を決める前に、今日できることがあります。購入で失敗しないための確認手順をまとめます。

今日からできる3つの確認

🧭 購入前のチェック手順

① 過去問の消化状況を確認する
志望校の過去問を何年分、本番と同じ時間で解いたかを書き出します。1年分未満なら紫本はまだ早いです。
② 必要な科目だけを選ぶ
「配点が大きい」かつ「記述の比率が高い」科目から1冊ずつ選びます。全科目を一度にそろえる必要はありません。価格は東京大学 英語で税込2,530円(2026年10月10日参照)で、他の冊は個別ページで確認してください。
③ 公式ページで仕様を確認する
収録回数・価格・音声の有無を河合出版の公式サイトで確認し、会場で受けた模試との重複も意識して購入します。

記述の採点を誰に頼むかを決めておく

💬 採点者がいると紫本の効果が上がる

紫本の価値の半分は採点基準にあります。だからこそ、最初の1回だけでも第三者に採点してもらうと、その後の自己採点の精度が大きく変わると私は考えています。学校の先生に頼めるなら最優先で、難しい場合は河合塾の講習や個別指導・家庭教師の利用を検討しましょう。直前期の講習の選び方は河合塾の直前講習の料金と選び方で解説しています。

近所で通える個別指導を探す場合は、個別指導キャンパスの口コミ分析のように、実際の利用者の声から指導の実態を確かめてから決めるのが安心です。

📝 進路選択についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

まとめ:入試攻略問題集(河合塾)は過去問の後の実戦演習に

🎯 この記事のまとめ

  • 入試攻略問題集(紫本)は、河合塾の大学別オープン模試を収録した二次試験対策の問題集
  • 2027年版は北大・東北大・東大・京大・名大・阪大・神戸大・九大(オープン模試)と広島大(オリジナル問題)
  • 強みは初見の本番形式演習と詳細な採点基準による自己採点
  • 本番の過去問ではないため、赤本・青本の代わりにはならない
  • 過去問を一通り解いた後、秋〜直前期に本番と同じ時間で解くのが最も効果的

✅ 入試攻略問題集が向いている人

  • 対象9大学のいずれかを志望している
  • 志望校の過去問を一通り解き終えた、または解き終える見込み
  • 記述答案の部分点を自分で判断できるようになりたい
  • 初見問題での時間配分・捨て問の判断を鍛えたい

❌ 入試攻略問題集が向いていない人

  • 過去問にまだ手をつけていない
  • 基礎事項に大きな穴がある
  • 共通テスト対策を最優先すべき時期にいる

🧭 次の一歩

まずは志望校の過去問の消化状況を確認し、条件を満たしていれば配点の大きい1科目から紫本を始めてみてください。最新の仕様は河合出版の公式サイトで確認できます。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール写真

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)

  • 指導歴10年超。中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導経験あり
  • 中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業
  • 在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導

この記事を書く理由:大学受験生の記述答案を添削してきた経験から、問題集は「何を解くか」より「どう採点し、どう復習するか」で成果が変わると考えています。特定の塾・出版社に忖度せず、公式情報と指導経験をもとに中立的に解説しています。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

📚 調査概要

  • 調査対象:河合出版「入試攻略問題集」シリーズ(2027年版)
  • 調査方法:河合出版公式サイトの書籍ページ・告知ページの調査、著者の受験指導経験に基づく分析
  • 調査実施日:2026年10月10日
  • 情報の限界:価格・発売日・収録回数を個別に確認したのは「東京大学 英語」のみです。他の大学・科目の価格と収録回数、各冊に収録された模試の実施年度は確認できませんでした。著者は河合塾の講師経験はなく、オープン模試の作問・採点にも関与していません。
  • 利益相反の有無:なし(河合塾・河合出版を含む特定の教育機関・出版社から依頼・報酬は受けていません)

📚 参考文献・引用元

公開日:2026年10月10日/最終更新日:2026年10月10日 ※情報変更があった場合は随時更新します。