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🎓 この記事を書いた人

kou(元塾講師・プロ家庭教師)
慶應義塾大学経済学部卒。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年超。現在はプロ家庭教師として、中学受験から大学受験・浪人生まで指導しています。
公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:東洋大学の受験方式は、①年内入試(基礎学力テスト型・総合型・推薦)②大学独自の一般入試 ③共通テスト利用入試・多面的評価入試の3系統です。2027年度入試では、併願できる基礎学力テスト型の出願が2026年10月29日〜11月4日に迫っており、「年内に1つ押さえるか」を今決める必要があります。
方式選びは「どれが一番受かりやすいか」より、自分の得点の取り方と出願締切のタイミングに合う方式を2〜3個組み合わせるほうが合理的だと私は考えています。
🔍 この記事でわかること
- 東洋大学の受験方式の全体像と、2027年度入試の変更点
- 基礎学力テスト型・総合型・公募制推薦の違い(併願できるか)
- 一般入試の「ベスト2型」「最高得点重視」など配点方式の意味
- 共通テスト利用の前期と後期①②、出願締切の決定的な違い
- 英語外部試験の使い方と、検定料の併願割引
- タイプ別のおすすめの組み合わせと、見落としやすい注意点
💬 なぜこの記事を書いたのか
東洋大学は学科ごとに方式が細かく分かれており、公式資料を読んでも「結局どれを受ければいいのか」がつかみにくい大学です。私は家庭教師として大学受験生・浪人生も指導しており、受験計画は「どの方式で、いつ出すか」から逆算して組み立てています。
ただし、私自身は東洋大学の入試を受けた当事者ではありません。そのため本記事は、東洋大学の公式入試情報(2027年度入試情報・入学試験要項)と河合塾Kei-Netの掲載情報を調べたうえで、指導者の視点から読み解いたものです。出願前には必ず最新の入学試験要項をご確認ください。
東洋大学の受験方式とは?全体像を3系統で整理
📌 この章のポイント
東洋大学の入試方式は、名前だけ並べると10種類を超えます。ただ、仕組みで分けると「年内に決まる入試」「大学独自の学力試験」「共通テストなどを使う入試」の3つに整理でき、ここを押さえると全体が一気に見通せます。
東洋大学の受験方式は「年内入試・一般入試・共テ利用等」の3系統
📋 受験方式の一覧(2027年度入試)
東洋大学の受験方式とは、年内に合否が出る基礎学力テスト型・総合型選抜・学校推薦型選抜と、年明けに行う一般入試・大学入学共通テスト利用入試・多面的評価入試の総称です。主な方式は次のとおりです。
| 系統 | 主な方式 | 特徴 |
|---|---|---|
| 年内入試 | 基礎学力テスト型入試 | 学力試験+調査書等・事前課題小論文。併願可能 |
| 年内入試 | AO型推薦・自己推薦・学校推薦(総合評価型)・「独立自活」支援推薦 | 総合型選抜・公募制推薦。専願のみ |
| 年内入試 | 指定校推薦・附属/協定校推薦・運動部優秀選手推薦 | 高校や部活動を経由する推薦 |
| 一般選抜 | 一般入試(前期・後期) | 大学独自のマークシート試験。全学統一問題 |
| 一般選抜 | 共通テスト利用入試(前期・後期①・後期②) | 共通テストの得点のみで判定。独自試験なし |
| 一般選抜 | 多面的評価入試(前期) | 英語外部試験スコア・論文・面接等で判定 |
出典:東洋大学「2027年度入試情報」(2026年10月24日参照)
💡 指導者として最初に伝えること
生徒に方式を説明するとき、私はまず「試験の中身」より「締切と発表の日付」を先に見せます。方式ごとの違いを理解していても、出願締切が共通テストの前か後かを把握していないと、選べたはずの方式を取りこぼすからです。日程は後ほど時系列の図で確認します。
なお、倍率や偏差値の推移、学部ごとの全体像は東洋大学の入試日程・倍率をまとめたガイドで整理しています。本記事は「方式の選び方」に絞って解説します。
そもそも一般・推薦・総合型の違いから確認したい方は、大学受験の3つの種類を解説した記事から読むと理解しやすいはずです。
2027年度入試で変わったポイント
📊 2027年度入試の主な変更点
- 環境イノベーション学部(川越キャンパス)を新設(2027年4月開設予定・届出済み、計画は変更の可能性あり)
- 文系9学部で数学必須の入試を拡大
- 情報連携学部で総合型選抜「INIAD特別スカラシップ型」(AO型推薦)を新設
- 学科ごとに方式の新設・廃止・実施回数の変更が多数(例:文学部英米文学科の前期3教科英語が2回→4回)
出典:東洋大学「2027年度入試情報」、河合塾Kei-Net「東洋大学 入試の変更点」(いずれも2026年10月24日参照。Kei-Netの情報は予定を含みます)
⚠️ 過去の情報をそのまま使わない
2027年度は学科単位で方式の新設・廃止が多く、先輩の受けた方式が今年もあるとは限りません。たとえば経営学部マーケティング学科では一般入試の前期3教科(最高得点重視)が廃止される一方、福祉社会デザイン学部では方式によって実施回数が増減しています。志望学科の方式は、必ず2027年度版の要項で確かめてください。
東洋大学の入試日程を時系列で確認
🗓️ 2027年度入試の主要日程
💡 図から読み取ってほしいこと
この図でいちばん大事なのは、共テ利用の前期だけが「共通テストの前日まで」に出願を締め切る点です。前期は点数を見る前に出す方式、後期①②は点数を見てから出せる方式であり、同じ「共テ利用」でも性格がまったく違います。もう一つは、基礎学力テスト型の手続締切(12/18)が他大学の一般入試よりずっと早いことです。
年内入試の受験方式(基礎学力テスト型・総合型・推薦)
📌 この章のポイント
年内入試で最初に確認すべきは「併願できるかどうか」です。東洋大学の年内入試は、併願可能な基礎学力テスト型と、専願が前提の総合型・公募制推薦とで性格が大きく分かれます。
基礎学力テスト型入試とは?日程・科目・併願の可否
📋 基礎学力テスト型入試(2027年度)の要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年10月29日(木)〜11月4日(水) |
| 試験日 | 2026年11月29日(日) |
| 合格発表 | 2026年12月14日(月)10:00〜 |
| 入学手続締切 | 2026年12月18日(金) |
| 選考 | 国語・数学・外国語(英語)から学科指定の科目+調査書等・事前課題小論文 |
| 配点 | 教科均等配点型・教科最高得点重視型・英語/数学/国語重視型など学科ごとに設定 |
| 英語外部試験 | 英検・TEAP・GTEC・IELTSなどのスコアで英語得点に代替可(初回出願時に選択、変更不可) |
| 併願 | 他大学・複数学科・複数方式と併願可能(科目による制限あり) |
| 試験会場 | 東京(白山・赤羽台)、埼玉(朝霞・川越)のほか札幌・仙台・大阪・福岡など全国 |
出典:東洋大学「2027年度 基礎学力テスト型入試」(2026年10月24日参照)
✏️ 「年内の学力試験」をどう位置づけるか
基礎学力テスト型は、学力試験が選考の中心にある年内入試という点で、一般入試に近い感覚で準備できる方式です。試験日の11月29日までは今日から約1か月です。私が指導者として重視するのは、この1か月を「新しい単元を広げる期間」ではなく、指定科目の基礎の取りこぼしを潰す期間として使えるかどうかです。
注意したいのは、2027年度は学力試験に加えて調査書等と事前課題小論文も選考に使われることです。「学力だけで決まる入試」と思い込んで小論文を後回しにすると、準備のバランスを崩します。また英語外部試験のスコアで英語を代替できますが、選択は初回出願時に固定されるため、手持ちのスコアと当日の自信を比べて出願前に決めておく必要があります。
総合型選抜・公募制推薦は専願が前提
📋 専願となる年内入試
2027年度入試情報では、次の方式が「総合型選抜・学校推薦型選抜(公募制)」として専願のみと示されています。
- AO型推薦入試(情報連携学部の「INIAD特別スカラシップ型」は2027年度新設)
- 自己推薦入試
- 学校推薦入試(総合評価型)
- 「独立自活」支援推薦入試
なお情報連携学部では、総合型選抜(基礎学力テスト型を除く)・学校推薦型選抜・特別入試等の受験に事前適性審査が必要です。出願資格・日程・選考内容は方式ごとに異なり、入学試験要項で公表されています。推薦・総合型の種類そのものの違いは指定校・公募・総合型の違いを解説した記事で整理しています。
指定校推薦など高校経由の推薦入試
🏢 高校・部活動を経由する推薦
指定校推薦入試、附属高等学校推薦入試・協定校推薦入試、運動部優秀選手推薦入試は、在籍する高校や部活動を経由して出願する方式です。指定校推薦の枠や校内選考の基準は高校ごとに異なり、大学の公開資料からはわかりません。まずは担任や進路指導の先生に、東洋大学の枠があるかを確認してください。
💬 専願方式を選ぶ前に考えてほしいこと
専願の方式は、合格すれば入学が前提です。私が生徒と話すときは「東洋大学のこの学科に、12月の時点で迷いなく入学を決められるか」を確認します。迷いが残るなら、併願できる基礎学力テスト型か一般選抜に回すほうが後悔は少ないと考えています。総合型の準備に塾が必要かどうかは総合型選抜で塾に行くべきかを解説した記事も参考にしてください。
一般選抜の受験方式(一般入試・共テ利用・多面的評価)
📌 この章のポイント
年明けの一般選抜は、大学独自の一般入試、共通テストの得点だけで判定する共テ利用入試、英語外部試験や面接などを使う多面的評価入試の3つです。とくに一般入試は「型」と「配点方式」の組み合わせで方式名が決まるため、まずその読み方を押さえます。
一般入試前期の型と配点方式(均等配点・最高得点重視・特定科目重視)
🔍 一般入試の方式名の読み方
一般入試は東洋大学独自の学力試験で、全問マークシート方式・1時限60分です。前期は2027年2月8日〜11日に最大全国19会場で実施されます。方式名は「型(何教科受けるか)」×「配点方式(どう点数を扱うか)」で決まります。
| 区分 | 種類 | 意味 |
|---|---|---|
| 型 | 4教科型/3教科型 | 受験した教科すべてを合否判定に使う |
| 型 | 3教科ベスト2型 | 3教科を受け、得点の高い2教科で判定する |
| 配点方式 | 均等配点 | 各教科を同じ配点で扱う |
| 配点方式 | 最高得点重視 | 最も得点の高い教科の配点を大きくする |
| 配点方式 | 英語重視など特定科目重視 | 学科が指定する教科の配点を大きくする |
各学科でどの組み合わせが実施されるかは学科ごとに異なります。
💡 ベスト2型・最高得点重視は「得意科目がある人の方式」
ベスト2型や最高得点重視は、苦手科目の失点を薄められるため、得意科目がはっきりしている生徒には心強い方式です。一方で私は、「苦手科目を捨ててよい方式」とは捉えないほうがよいと伝えています。どの教科が最高点になるかは当日にならないとわからず、得意科目が不調だった日に支えになるのは、残りの教科だからです。
教科・科目の選択肢は学部によって細かく違うので、東洋大学の方式別の受験科目を整理した記事で志望学科の科目を確認しておくと安心です。
全学統一問題だから1日で複数学科を受けられる
✅ 一般入試前期のメリット
- 全学統一問題のため、同じ試験日に複数の学科・専攻を併願できる
- 前期は4日間あり、日程を変えて同じ学科を複数回受けることもできる(学科による)
- 試験日が異なるすべての入試と併願できる
- 英語外部試験のスコアを利用できる
数学は科目によって出題内容が異なるため、数学を使う複数学科を同日に受ける場合は要項で確認してください。
一般入試後期は3月5日の1回
📋 一般入試後期
後期は2027年3月5日に3教科型で実施され、会場は全国11会場です(出願締切2月25日、合格発表3月15日)。英語外部試験は前期でのみ利用でき、後期では使えません。後期は試験日が1日だけで、英語外部試験も使えません。そのため私は「前期で決め切る計画の保険」と位置づけるよう勧めています。
共通テスト利用入試の前期・後期①②の違い
🆚 共テ利用 前期と後期の比較
| 区分 | 出願締切 | 合格発表 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 1月15日(共通テスト前) | 2月16日 | 5科目型・4科目型・3科目型・3科目ベスト2型など。英語外部試験を利用可 |
| 後期① | 2月25日 | 3月15日 | 共通テスト受験後に出願できる |
| 後期② | 3月8日 | 3月19日 | 2027年度入試で最も遅い出願締切。学科により日程が異なる |
共テ利用入試は東洋大学独自の試験を行わず、共通テストの得点のみで判定します。一般入試を含むすべての方式と併願でき、複数の学部・学科や判定型との併願も可能です。
出典:河合塾Kei-Net「東洋大学 一般選抜の特徴」(2026年10月24日参照)
💡 後期①②は「自己採点を見てから使える保険」
後期①②は共通テストの自己採点が出たあとに出願を判断できます。前期と後期は同じ共通テストの得点を使うため、前期に出していても、結果を見て後期で学科を広げるという二段構えが取れます。そのとき鍵になるのが自己採点の精度です。マークミスや記述の転記ミスで自己採点がずれると、出願判断そのものが狂います。共通テスト後の手順は共通テスト後の自己採点のやり方をまとめた記事で確認しておいてください。
多面的評価入試とは?
🔰 多面的評価入試(前期)
多面的評価入試は2027年2月1日に実施され、2科目型・3科目型があります。英語外部試験のスコア、論文・小論文、面接、グループディスカッション等を組み合わせて判定する一般選抜で、合格発表は2月6日です。2027年度入試情報では、文・福祉社会デザイン・健康スポーツ科・生命科・食環境科の各学部が対象として示されています(実施学科は要項で確認してください)。
東洋大学の受験方式の選び方と併願戦略
📌 この章のポイント
方式の選び方に正解はひとつではありませんが、判断の軸は「得点の取り方」「英語外部試験の有無」「第一志望との関係」の3つに集約できます。ここではタイプ別の組み合わせと、費用面の考え方まで整理します。
タイプ別に向いている受験方式
⚖️ タイプ別の選び方
| あなたのタイプ | 軸にしたい方式 |
|---|---|
| 11月末の時点で英語と国語(または数学)の基礎に手応えがある | 基礎学力テスト型(併願可) |
| 東洋大学の特定学科が第一志望で、活動実績や志望理由を語れる | 総合型選抜・公募制推薦(専願) |
| 英検などの英語外部試験スコアを持っている | 一般入試前期・共テ利用前期で外部試験を利用 |
| 得意科目と苦手科目の差が大きい | 3教科ベスト2型・最高得点重視・特定科目重視 |
| 国公立大学が第一志望 | 共テ利用前期(4科目型・5科目型) |
| 共通テストの出来を見て決めたい | 共テ利用後期①② |
英語外部試験を使うときの3つのルール
🔢 英語外部試験の扱い(一般入試前期・共テ利用前期)
- スコアを英語の得点に換算して利用できる(一般入試は100点、共通テストは200点満点の基準で換算)
- 利用申請しても英語科目は受験でき、高い方の得点が採用される
- 出願時に事前登録が必要で、申請後はスコアや利用の有無を変更できない
対象となる試験は英検(CSEスコア)・GTEC・TEAP・IELTSなどで、換算表はスコア帯ごとに要項で示されています。英検スコアの有効期間の考え方は大学受験での英検の有効期限を解説した記事で整理しています。
出典:東洋大学「2027年度入試情報」(2026年10月24日参照)
💡 「高い方を採用」の本当の価値
英語外部試験の利用は、当日の英語を受けても高い方が採用されるため、スコアを持っている人にとっては下振れを防ぐ「保険」になると私は考えています。英語が得意な生徒でも、入試本番は緊張で崩れることがあります。手持ちのスコアが換算表のどこに当たるかを、出願前に必ず確認しておきましょう。
検定料と併願割引の目安
💰 入学検定料(2027年度)
| 方式 | 2出願まで | 3出願目以降 |
|---|---|---|
| 基礎学力テスト型 | 35,000円 | 1出願につき20,000円 |
| 一般入試(同一試験日) | 35,000円 | 1出願につき20,000円 |
| 共テ利用入試 | 20,000円 | 1出願につき10,000円 |
一般入試は同じ試験日に2学科を出しても35,000円のため、1日で2学科を押さえると1出願あたり17,500円で済みます。併願パターン別の総額は東洋大学の受験料と併願割引を解説した記事で詳しく試算しています。
💡 共テ利用前期は「先払いの保険」
共テ利用前期は2出願まで20,000円で、東洋大学独自の試験準備も会場への移動も必要ありません。点数を見る前に払う費用ではありますが、もともと共通テストを受ける受験生にとっては、追加の学習負担なしに合格の機会を増やせる方式です。私は、一般入試の受験日を1日増やすより先に、共テ利用前期を検討するよう勧めています。
📝 費用情報についての注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各大学の公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点(2026年10月24日)の情報であり、変更の可能性があります。
元塾講師が考える併願の組み方
🗣️ 私が勧める組み方の基本形
私が方式を組むときの基本は、「性格の違う方式を2〜3個重ねる」ことです。同じ一般入試前期を何日も受けるより、たとえば次のように組むと、当日の不調や共通テストの失敗が1つの方式に集中しにくくなります。
- 基礎学力テスト型(11月)で年内に1つ押さえにいく
- 共テ利用前期(1月15日締切)を共通テスト前に出しておく
- 一般入試前期で得意科目が生きる型を1〜2日選ぶ
ただし、方式を増やすほど検定料も準備の負担も増えます。「出願数を増やすこと」と「合格の確率を上げること」は同じではありません。本命の方式に向けた演習時間を削ってまで出願を増やすのは、本末転倒だと考えています。
受験方式が決まったら今日から始める準備
📌 この章のポイント
2026年10月24日時点で、基礎学力テスト型の出願開始まで1週間を切っています。方式を決めたら、出願準備と学習計画を同時に動かしましょう。
出願までに確認する5つのステップ
🧭 出願準備のステップ
方式に合わせた学習手段の選び方
✏️ 方式が決まると、勉強の優先順位も決まる
一般入試(マーク式)・基礎学力テスト型が軸なら過去問演習の量、共テ利用が軸なら共通テスト型の演習、総合型なら志望理由書と面接対策が中心になります。入試までの全体スケジュールは大学受験の時期別ロードマップで確認できます。
自学中心で進めるなら、映像授業で弱点単元を短期間で補う方法があります。料金や講座の実態はスタサプ大学受験講座の口コミ・評判の検証記事でまとめています。
一方で、出願直前の時期は「何をやるか」を自分で決め切れずに迷う生徒も少なくありません。伴走してくれる指導者が必要だと感じたら、学習塾・家庭教師の比較ランキングで自分に合う形を探してみてください。
東洋大学の受験方式で失敗しないための注意点
📌 この章のポイント
方式が多いことは選択肢が広いという利点ですが、そのぶん「知らなかった」で損をする場面も増えます。ここでは見落としやすい点を4つに絞ります。
年内入試で押さえる場合は手続締切と費用をセットで考える
⚠️ 12月18日の手続締切
基礎学力テスト型は併願可能ですが、入学手続締切は2026年12月18日です。他大学の一般入試の結果は2月以降に出るため、合格を確保したい場合は他大学の結果を見る前に手続を判断することになります。入学手続時の納入金額や延納の扱いは、要項の該当ページで出願前に確認してください。
共テ利用前期は点数を見る前に出願が締め切られる
❗ 1月15日を過ぎると前期は出せない
共テ利用前期の出願締切(1月15日)は、共通テスト初日(1月16日)の前日です。「共通テストの結果がよければ出そう」と考えていると、前期には間に合いません。前期を使うかどうかは、模試の結果などをもとに年内〜1月上旬に決めておく必要があります。
同じ方式名でも学科ごとに科目・配点・回数が違う
⚠️ 「東洋大学の◯◯方式」で一括りにしない
一般入試は全学統一問題ですが、どの型・配点方式を実施するか、何回実施するかは学科ごとに違います。2027年度は数学必須の入試が文系9学部で拡大しており、数学を使わない想定の受験生ほど要項の確認が重要です。過去問を解く時期の目安は過去問を始める時期と年数の目安を参考にしてください。
専願方式と学部固有の条件に注意
❌ 向いていないケース
- 入学先を12月の時点で決めきれないのに、専願の総合型・公募制推薦を選ぶ
- 情報連携学部の総合型・推薦を受けるのに、事前適性審査の日程を確認していない
- 英語外部試験のスコアを利用申請したあとで、使うスコアを差し替えようとする(申請後は変更不可)
📝 進路選択についての注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。入試内容の最終確認は東洋大学の入学試験要項・入試部(03-3945-7272)でお願いします。
東洋大学の受験方式に関するよくある質問
📌 この章のポイント
方式選びで迷いやすい疑問を5つ取り上げます。いずれも2027年度入試情報の公表内容をもとに回答しています。
東洋大学の基礎学力テスト型入試は他大学と併願できますか?
❓ 回答
併願できます。2027年度入試情報では、基礎学力テスト型入試は専願の総合型選抜・公募制推薦とは別に「併願可能」と区分されています。ただし入学手続締切は2026年12月18日のため、他大学の結果を待つ場合は手続の扱いを入学試験要項で確認しておく必要があります。
東洋大学の一般入試は同じ日に複数の学科を受けられますか?
❓ 回答
受けられます。一般入試は全学統一問題のため、同じ試験日に複数の学科・専攻を併願できます。検定料は同一試験日2出願まで一律35,000円で、3出願目以降は1出願につき20,000円が加算されます。数学は科目によって出題内容が異なる点に注意が必要です。
英語外部試験を利用すれば、東洋大学の英語の試験は受けなくてよいですか?
❓ 回答
一般入試前期と共通テスト利用入試前期では、英語外部試験のスコアを英語の得点に換算して利用できます。利用申請をしても英語科目は受験でき、その場合は高い方の得点が採用されます。出願時の事前登録が必要で、申請後にスコアや利用の有無は変更できません。
東洋大学の共通テスト利用入試は、共通テストの後に出願できますか?
❓ 回答
前期は出願締切が2027年1月15日で、共通テスト(1月16日・17日)より前に締め切られます。後期①は2月25日、後期②は3月8日が出願締切のため、共通テストの自己採点後に出願できます。後期は学部・学科によって出願期間などが異なります。
東洋大学の一般入試には中期日程がありますか?
❓ 回答
2027年度入試情報で確認できた一般入試の日程は、前期(2月8日〜11日)と後期(3月5日)の2つです。共通テスト利用入試は前期・後期①・後期②の3区分です。中期日程の記載は確認できませんでした。
まとめ:東洋大学の受験方式は「締切の早い順」に決める
🎯 この記事のまとめ
- 東洋大学の受験方式は年内入試・一般入試・共テ利用等の3系統
- 基礎学力テスト型は併願可能。出願は10/29〜11/4、試験は11/29、手続締切は12/18
- 総合型・公募制推薦は専願。入学の意思が固い人向け
- 一般入試は全学統一問題で、同日に複数学科を受けられる
- 共テ利用前期は共通テスト前(1/15)に締切、後期①②は点数を見てから出せる
- 英語外部試験は一般前期・共テ前期で使え、高い方の得点を採用
方式は「得点の取り方」と「締切のタイミング」で選び、性格の違う方式を2〜3個組み合わせるのが、私の考える合理的な受け方です。
✅ 東洋大学の受験方式選び チェックリスト
| こんな人は | 向いている方式 |
|---|---|
| 年内に1つ合格を確保したい | 基礎学力テスト型 |
| 東洋大学が第一志望で人物面も伝えたい | 総合型・公募制推薦 |
| 得意科目で勝負したい | ベスト2型・最高得点重視 |
| 国公立と併願したい | 共テ利用前期 |
📉 慎重に考えたい人
- 他大学の結果を見る前に入学を決めたくない人 → 年内入試の手続締切に注意
- 共通テストの出来で出願を決めたい人 → 共テ利用前期は使えない
- 数学を使わない予定の人 → 志望学科で数学必須の方式が増えていないか、要項で確かめてから出願する
🧭 次の一歩
まずは東洋大学の入試情報サイト(TOYOWebStyle)で志望学科の入学試験要項を開き、本記事の日程図と照らし合わせてください。基礎学力テスト型を受けるなら、出願開始は10月29日です。
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🎓 著者プロフィール

kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)
中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。指導歴は10年超で、現在はフリーランスのプロ家庭教師として中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生のほか、不登校や発達障害のあるお子さんの指導も担当しています。
この記事を書く理由:大学受験生の志望校・方式選びを長く支援してきた指導者として、いかなる教育機関にも忖度せず、公式情報を読み解いたうえでメリットとデメリットの両面をお伝えしたいと考えたためです。
📝 調査概要
- 調査対象:東洋大学の2027年度入試(2027年4月入学)の受験方式・日程・英語外部試験・検定料
- 調査方法:公式サイト・公式資料(PDF)の調査/大手予備校の入試情報サイトの調査/著者の大学受験指導の知見
- 調査実施日:2026年10月24日
- 情報の限界:著者は東洋大学の入試を受験した当事者ではありません。学科別の募集人員・配点・英語外部試験の換算表の個別数値、総合型選抜・公募制推薦の日程、入学手続時の納入金額は本記事では扱っていません。入試内容は変更される可能性があります。
- 利益相反の有無:なし(東洋大学および本記事で言及した教育サービスとの金銭的関係はありません)
📚 参考文献・引用元
- 東洋大学 入試情報サイト TOYOWebStyle(2026年10月24日参照)
- 東洋大学「2027年度入試情報」(PDF)(2026年10月24日参照)
- 東洋大学「2027年度 基礎学力テスト型入試」(PDF)(2026年10月24日参照)
- 河合塾Kei-Net「東洋大学 大学からのお知らせ 一般選抜の特徴」(2026年10月24日参照)
- 河合塾Kei-Net「東洋大学 入試の変更点」(2026年10月24日参照)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。

