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河合塾の全統模試とは?種類・日程・判定の見方を元塾講師が解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーの家庭教師として大学受験生・浪人生も担当しています。
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公開日:2026年10月1日/最終更新日:2026年10月1日 ※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 この記事の結論

結論:全統模試は、河合塾が高1〜高3・高卒生向けに実施する大学入試対策の全国模試シリーズです。2025年度の年間延べ受験者数は273.5万人と公表されており、国内でも有数の母集団で合格可能性を判定できます。「共通テスト模試」と「記述模試」を自分の入試方式に合わせて選び、判定の一喜一憂より復習に時間を使うことが、最も成果につながる使い方です。

「種類が多すぎてどれを受ければいいかわからない」「E判定が出て不安」――そんな声を、私は指導の現場で何度も聞いてきました。模試は受けること自体より、結果の読み方と使い方で差がつきます。

📋 この記事でわかること

  • 全統模試とは何か、塾生以外も受けられるのか
  • 学年別の種類と、共通テスト模試・記述模試の違い
  • 2026年度の主な日程と、受験料の目安
  • A〜E判定と偏差値の正しい読み方
  • 受けるうえでのデメリット・注意点と、元塾講師が勧める復習手順

制度・日程・数値は河合塾の公開情報と公的機関・高校の公開資料に基づき、活用法は私の指導経験に基づいて書いています。本記事は河合塾から依頼や対価を受けて書いたものではありません。

  1. 河合塾の全統模試とは?まず押さえたい基本
    1. 全統模試とは河合塾が実施する大学入試向けの全国模試
    2. 延べ273.5万人という母集団が判定の精度を支える
    3. 塾生でなくても受験できる?申込の2つの経路
  2. 全統模試の種類と学年別の一覧
    1. 高3・高卒生向けの全統模試
    2. 高1・高2向けの全統模試
    3. 共通テスト模試と記述模試の違い
  3. 2026年度の全統模試の日程と受験料の目安
    1. 2026年度の主な実施日一覧
    2. 全統模試の受験料はいくら?団体受験の目安
    3. 全統共通テスト模試の当日の時間割の例
  4. 全統模試の判定と成績表の見方
    1. A〜E判定と合格可能性の目安
    2. 偏差値と判定を分けて読むべき理由
    3. 志望校登録と結果返却で知っておきたいこと
  5. 全統模試を受けるデメリット・注意点
    1. 記述模試の偏差値は母集団の違いで低めに出やすい
    2. 判定は「受験した時点」の位置でしかない
    3. 受けすぎると復習が追いつかない
  6. 元塾講師が勧める全統模試の活用法
    1. 受ける回を決める3つの基準
    2. 成績返却を待たずに始める復習の手順
    3. 模試の結果を塾・家庭教師・映像授業にどうつなげるか
  7. 河合塾の全統模試に関するよくある質問
    1. 河合塾の全統模試は塾生でなくても受けられますか?
    2. 全統共通テスト模試と全統記述模試はどちらを受けるべきですか?
    3. 全統模試の結果はいつ返ってきますか?
    4. E判定が出たら志望校を変えるべきですか?
    5. 高1・高2から全統模試を受ける意味はありますか?
    6. 全統模試の過去問は手に入りますか?
  8. まとめ:河合塾の全統模試は形式を選び、復習で使い切る

河合塾の全統模試とは?まず押さえたい基本

📌 この章のポイント

「全統模試」という名前は知っていても、何のための模試なのかを説明できる受験生は意外と多くありません。この章では、全統模試の定義と規模、誰が受けられるのかを整理します。

全統模試とは河合塾が実施する大学入試向けの全国模試

🔍 全統模試の定義

全統模試とは、学校法人河合塾が実施する、大学入試を目指す高校生・高卒生向けの全国規模の模擬試験シリーズの総称です。共通テスト形式(マーク式)と記述式の2系統があり、学年ごとに複数回実施されます。成績表では偏差値や順位に加えて、志望大学ごとの合格可能性がA〜Eで判定されます。

延べ273.5万人という母集団が判定の精度を支える

📊 公表されている受験者規模

河合塾グループの公式サイトでは、全統模試の年間延べ受験者数は273.5万人(2025年度実績)と公表されています。母集団が大きいほど、偏差値や判定が「たまたま受験者層が偏った結果」になりにくく、全国の受験生の中での位置をより安定して測れます。

出典:河合塾グループ「河合塾について」(2026年10月1日参照)

塾生でなくても受験できる?申込の2つの経路

🔰 申込方法は大きく2通り

  • 学校経由(団体受験):高校が取りまとめて申し込み、校内で受験する形です。2025年12月からは、学校から配られる「河合塾学校専用ID」で各自が登録・申込する方式に変わった高校もあります(兵庫県立伊丹北高校の進路資料より)。
  • 個人申込(一般受験):河合塾の塾生でなくても、個人で申し込んで公開会場で受験できます。

どちらの経路でも受ける問題は同じですが、申込締切や会場、結果の受け取り方が異なります。学校で受けられる回は学校経由の方が手続きがシンプルです。

全統模試の種類と学年別の一覧

📌 この章のポイント

「全統模試」はひとつの試験名ではなく、学年と形式の違う模試の集まりです。まず自分の学年でどの模試があるのかを把握し、そのうえで形式の違いを理解しましょう。

高3・高卒生向けの全統模試

📋 高3・高卒生向けの主な模試

  • 全統共通テスト模試:共通テストと同じマーク式。年間複数回実施
  • 全統記述模試:国公立二次・私大一般入試を想定した記述式。2026年度は5月・8月・10月の3回
  • 全統プレ共通テスト:共通テスト直前期の最終確認として実施される共通テスト形式の模試

記述模試の日程・受験料・判定の詳細は全統記述模試の日程と判定の解説にまとめています。なお、東大・京大などの特定大学志望者向けには「入試オープン」と呼ばれる大学別模試も別にあり、東大向けは東大入試オープンの解説で扱っています。

高1・高2向けの全統模試

📋 高1・高2向けの主な模試

  • 全統高2模試(記述式):2026年度は5月・8月・10月の3回
  • 全統記述高2模試:高2の1月に実施。受験学年直前の記述力チェック
  • 全統共通テスト高2模試:高2の冬に共通テスト形式で実施(2025年度は2026年2月1日実施)
  • 全統高1模試(記述式):2026年度は5月・8月・10月・翌2月の4回

高2冬の共通テスト形式模試の中身は共通テスト高2模試の解説で詳しく書いています。

共通テスト模試と記述模試の違い

🆚 形式別の比較

項目全統共通テスト模試全統記述模試
解答形式マーク式記述・論述式
想定する入試大学入学共通テスト国公立二次・私大一般
測れる力基礎〜標準の処理速度と正確さ思考の過程を書き切る力
主な受験者共通テスト利用者全般記述試験のある大学の志望者
向いている人国公立志望・共テ利用私大志望国公立志望・難関私大志望

💡 元塾講師の見方

指導していて感じるのは、「どちらを受けるか」より「どちらの点数を上げたいのか」を先に決めた方がいいということです。共通テストで8割を狙う生徒と、二次の記述で部分点を積みたい生徒では、同じ模試を受けても見るべき欄がまったく違います。国公立志望なら両方、私大専願なら記述模試を軸にしつつ、共通テスト利用入試を併願するかどうかで共通テスト模試の要否を判断するのが現実的です。

2026年度の全統模試の日程と受験料の目安

📌 この章のポイント

模試は「思い立った時に受ける」ものではなく、年間の学習計画の節目として配置するものです。ここでは2026年度の主な実施日と、受験料の目安を整理します。

2026年度の主な実施日一覧

📅 2026年度の主な実施日(記述式中心)

学年模試名実施日
高3・高卒第1回全統記述模試2026年5月10日(日)
高3・高卒第2回全統記述模試2026年8月23日(日)
高3・高卒第3回全統記述模試2026年10月4日(日)
高2全統高2模試(記述式)第1〜3回5月17日・8月16日・10月25日
高2全統記述高2模試2027年1月24日(日)
高1全統高1模試(記述式)第1〜4回5月17日・8月16日・10月25日・2027年2月28日

出典:河合塾が公表している「2026年度全統模試年間スケジュール」の内容を、教育系メディアの掲載情報を通じて確認(2026年10月1日時点)。公開会場での実施日です。学校実施の場合は日程が前後することがあります(例:第1回全統共通テスト模試は、北海道札幌国際情報高校の資料で2026年4月24日・25日の校内実施)。

📊 学年別・2026年度 全統模試カレンダー

2026年度 全統模試 学年別カレンダー高3・高卒高2高14月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月共テ①4/24-25※記述① 5/10記述 5/17記述 5/17記述② 8/23記述 8/16記述 8/16記述③ 10/4記述 10/25記述 10/25記述 1/24記述 2/28共通テスト形式記述式※は学校実施の例。出典:河合塾 2026年度全統模試年間スケジュール等

図は日程が確認できた回のみを掲載しています。全統共通テスト模試の第2回以降や全統プレ共通テスト、高2の共通テスト形式模試は掲載していません。

全統模試の受験料はいくら?団体受験の目安

💰 受験料の目安(学校経由の例)

模試2025年度2026年度
第1回全統共通テスト模試4,210円4,610円
第1回全統記述模試4,310円4,610円

北海道札幌国際情報高校が公開している模試スケジュールでは、上記の金額が校内受験の受験料として示されています。前年度から300〜400円上がっており、仮に4,610円の模試を高3の1年間で7回受けると約3.2万円になる計算です。

個人申込(公開会場)の受験料は、学校経由とは別に設定されています。今回の調査では2026年度の個人申込の受験料を公式情報で確定できなかったため、申込前に河合塾の模試案内ページで確認してください。

出典:北海道札幌国際情報高校 2026年度模擬試験スケジュール、同 2025年度(2026年10月1日参照)

📝 費用情報についての注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は河合塾の公式サイトまたは在籍校でご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

🔗 出題範囲も事前にチェック

春や夏の模試は、現役生にとって未習の単元が含まれることがあります。回ごとの範囲は全統模試の回別の出題範囲で確認し、未習部分を「今回は捨てる範囲」と割り切るかどうかを事前に決めておきましょう。

全統共通テスト模試の当日の時間割の例

🕒 校内実施の時間割の例(2025年10月25日実施分)

科目試験時間
国語90分
英語(リーディング)80分
リスニング30分
数学①70分
地理歴史・公民、理科1科目60分(最大3コマ)

沖縄県立那覇高校の案内では、7時50分に集合し、最後の科目が17時10分に終わる日程です。同校の第1回(2026年4月)では、「数学②」と「情報Ⅰ」を前日の放課後に分けて実施しています。

出典:沖縄県立那覇高校 進路支援部資料(2026年10月1日参照)。会場・回によって時間割は異なります。

💡 時間割から読み取れること

集合から終了まで9時間を超える長丁場は、共通テスト本番1日目とほぼ同じ負荷です。私は模試を「本番の体力配分と昼食のとり方を試せる唯一のリハーサル」と位置づけています。午後の理科・社会で集中が切れて失点する生徒は少なくありません。点数だけでなく、どの時間帯に正答率が落ちたかも振り返ってみてください。

全統模試の判定と成績表の見方

📌 この章のポイント

成績表が返ってきたとき、最初に判定の欄だけを見て終わっていませんか。判定・偏差値・設問別の得点は、それぞれ役割が違います。

A〜E判定と合格可能性の目安

⚖️ 河合塾の合格可能性評価

判定合格可能性の目安
A80%以上
B65%
C50%
D35%
E20%以下

判定は、過去の模試成績と入試結果のデータにもとづく「合格可能性の目安」であり、合格を保証するものではありません。B判定でも約3人に1人は不合格になりうると読むのが正確です。判定と一緒に見たいボーダーの読み方はKei-Netの使い方で解説しています。

出典:河合塾の大学入試情報サイトKei-Netの評価基準(2026年10月1日参照)

偏差値と判定を分けて読むべき理由

💬 元塾講師が成績表で最初に見る場所

私が生徒の成績表を受け取ったとき、最初に見るのは判定ではなく「設問別の得点」と「科目別の偏差値の凸凹」です。判定は総合点で決まるため、得意科目で稼いだC判定と、全科目が平均的なC判定は同じ「C」でも中身がまったく違います。

前者は苦手科目が足を引っ張るリスクを抱えていて、後者は全体を底上げしないと伸びにくい。どちらのタイプかで、次の2か月にやるべきことが変わります。判定は「結果」、設問別の得点は「原因」と考えると、成績表の読み方が変わるはずです。

💬 保護者の方へ

成績表を見たとき、最初に判定についてコメントするのは避けていただきたいと考えています。お子さんが一番気にしているのは判定そのものだからです。「どの大問で点を落とした?」「次の模試まで何を直す?」と原因と次の行動について聞く方が、会話が前向きなものになります。判定の良し悪しを評価する役割は、本人と学校・塾に任せて大丈夫です。

志望校登録と結果返却で知っておきたいこと

🔍 判定を正しく出すための準備

判定は、申込時や答案に記入した志望校についてしか出ません。第一志望だけでなく、実力相応校・安全校まで幅を持たせて登録しておくと、秋以降の併願戦略に使える情報になります。登録の手順や選び方は志望校登録のやり方で解説しています。

結果が出るまでの期間は回や申込方法で異なり、高校の公開資料ではおよそ5週間が目安です。公開日や確認方法は模試結果の返却時期と確認方法を参考にしてください。

全統模試を受けるデメリット・注意点

⚠️ この章のポイント

全統模試は信頼性の高い模試ですが、使い方を誤ると時間とお金をかけたのに成績につながらない、ということも起こります。受ける前に知っておきたい注意点をまとめます。

記述模試の偏差値は母集団の違いで低めに出やすい

❗ 偏差値を他の模試と横並びで比べない

偏差値は「その模試を受けた集団の中での位置」なので、受験者層が違えば同じ実力でも数値は変わります。記述模試は記述試験のある大学、つまり国公立や難関私大の志望者が多く受けるため、共通テスト模試よりも偏差値が低めに出る傾向があると考えます。模試をまたいで偏差値を比べるのではなく、同じ系統の模試の推移で成長を見てください。

判定は「受験した時点」の位置でしかない

⚠️ 春夏の判定を過信・悲観しない

現役生は春から夏にかけて理科・地歴の学習が終わっていないことが多く、未習範囲がそのまま失点になります。一方で高卒生は多くの科目を学び終えた状態で受けるため、春の時点では現役生との差が点数に出やすいと考えられます。春の判定は、この差を含んだ数字だと理解しておきましょう。春のE判定で志望校を下げる必要はありませんし、逆に春のA判定で安心するのも危険です。

受けすぎると復習が追いつかない

❌ よくある失敗パターン

  • 学校の模試・塾の模試・自主受験を重ね、月に2回以上模試がある状態になる
  • 解き直しをしないまま次の模試を受け、同じ単元で失点を繰り返す
  • 模試の前日・当日の学習がすべて模試対策になり、本来の計画が崩れる

模試は1回につき丸1日を使います。復習に最低でも半日〜1日を確保できない回は、受けない選択肢も検討してよいと私は考えています。

元塾講師が勧める全統模試の活用法

🧭 この章のポイント

模試の価値の大半は、受けた後の数日間に決まります。ここでは、受ける回の選び方と、返却を待たずにできる復習手順を紹介します。

受ける回を決める3つの基準

📋 受験する回の選び方

  1. 入試方式に合う形式か:共通テストを使うか、記述試験があるかで系統を決める
  2. 前後に復習時間を取れるか:学校行事や定期テストと重なる回は避ける
  3. 同じ系統を継続して受けられるか:推移を見るため、単発より同系統を複数回

成績返却を待たずに始める復習の手順

🔢 受験後の復習ステップ

① 受験当日:自己採点と「迷った問題」の印付け
正誤だけでなく、正解したが自信がなかった問題にも印を付けます。
② 2〜3日以内:解答解説を読み、失点を3分類
「知識不足」「時間不足」「ケアレスミス」に分け、どれが多いかを数えます。
③ 1週間以内:知識不足の問題だけを解き直す
全問やり直すより、取れるはずだった問題に絞る方が効率的です。
④ 成績返却後:設問別の得点と全国平均を比較
平均より大きく落とした大問を、次の模試までの重点単元にします。

✏️ 指導経験から伝えたいこと

成績が伸びる生徒ほど、成績表が届く前に復習をほぼ終えています。成績表は「答え合わせの答え合わせ」くらいの位置づけで十分です。逆に、返却を待ってから復習を始める生徒は、その頃には問題の記憶が薄れていて、解き直しが作業になりがちでした。

模試の結果を塾・家庭教師・映像授業にどうつなげるか

🧭 弱点のタイプ別に次の一手を選ぶ

模試で見えた弱点が「基礎の抜け」なのか「演習量不足」なのか「そもそも独学で進め方がわからない」のかで、頼るべき手段は変わります。塾や家庭教師を比較したい場合は学習塾・家庭教師の比較ランキングが参考になります。

費用を抑えて特定単元を集中的に復習したいなら映像授業も選択肢で、代表的なサービスの実態はスタサプの口コミ・評判の分析で整理しています。

模試の復習を一人で続けられない場合は、個別指導で学習計画ごと見てもらう方法もあります。個別指導塾の一例として個別指導キャンパスの口コミ分析も参考にしてください。

河合塾の全統模試に関するよくある質問

📌 この章のポイント

全統模試について、受験生や保護者の方からよく聞かれる質問に答えます。模試の問題演習をしたい方は模試の過去問を入手する方法もあわせてご覧ください。

河合塾の全統模試は塾生でなくても受けられますか?

❓ 回答

受けられます。全統模試は河合塾の塾生に限らず、高校を通じた団体申込のほか、個人で申し込んで公開会場で受験する方法があります。申込方法や会場は回ごとに異なるため、河合塾の公式サイトで最新の案内を確認してください。

全統共通テスト模試と全統記述模試はどちらを受けるべきですか?

❓ 回答

共通テストを利用する受験生は共通テスト模試、国公立二次や私大の記述・論述対策が必要な受験生は記述模試が軸になります。国公立志望なら両方の受験を前提に計画し、共通テストを使わない私大専願なら記述模試を中心に選ぶのが一つの目安です。

全統模試の結果はいつ返ってきますか?

❓ 回答

回や申込方法によって異なります。公開されている高校の資料では、2026年度の第1回全統共通テスト模試(4月実施)の結果公開が5月29日、第1回全統記述模試(5月実施)が6月15日と案内されており、実施からおよそ5週間が一つの目安です。

E判定が出たら志望校を変えるべきですか?

❓ 回答

1回のE判定だけで志望校を変える必要はないと考えます。判定は受験時点の学力を母集団と比べた位置づけであり、春から夏の模試は未習範囲の影響も受けます。複数回の推移と、科目別・大問別の失点箇所を見たうえで、秋以降に併願校を含めて判断するのがおすすめです。

高1・高2から全統模試を受ける意味はありますか?

❓ 回答

あります。高1・高2向けの全統模試は、全国の中での現在地と苦手分野を早めに把握するのに役立ちます。高2の1〜2月には記述形式・共通テスト形式の模試も用意されており、受験学年に入る前の到達度確認として活用できます。

全統模試の過去問は手に入りますか?

❓ 回答

模試の問題をそのまままとめて入手できる公式ルートは限られますが、河合塾の模試をもとにした市販の問題集が出版されています。受験した回の問題冊子と解答解説は手元に残るため、まずはそれを解き直すのが最も効果的です。

まとめ:河合塾の全統模試は形式を選び、復習で使い切る

🎯 記事のまとめ

  • 全統模試は河合塾が実施する大学入試向けの全国模試シリーズで、2025年度の延べ受験者数は273.5万人
  • 高3・高卒は共通テスト模試と記述模試が軸。高1・高2にも記述式・共通テスト形式の模試がある
  • 学校経由の受験料は1回4,000円台(公開資料の例)。個人申込は公式サイトで確認
  • 判定は「結果」、設問別の得点は「原因」。偏差値は同系統の模試の推移で見る

全統模試は受ける回数ではなく、1回ごとの復習の深さで価値が決まります。自分の入試方式に合った形式を選び、受験後1週間の復習までを1セットとして計画してください。

✅ 全統模試の活用が向いている人

  • 国公立大・難関私大を目指し、記述と共通テストの両方で現在地を知りたい人
  • 模試後に半日〜1日の復習時間を確保できる人
  • 同じ系統の模試を継続して受け、推移で成長を確認したい人

❌ 受け方を見直した方がいい人

  • 学校・塾の模試がすでに月2回以上あり、復習が追いついていない人
  • 判定の欄だけを見て、解き直しをしないまま次の模試を受けている人

📝 進路選択についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。日程・受験料などの最新情報は河合塾の公式サイトでご確認ください。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師・教育系Webライターとして活動。指導歴10年超で、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のある生徒まで幅広く担当しています。

この記事を書く資格がある理由:大学受験生・浪人生の指導で、模試の成績表をもとに学習計画を立て直す場面に数多く関わってきました。制度面は公開情報で確認し、読み方・使い方は指導経験から、いかなる教育機関にも忖度せずにお伝えしています。

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📚 調査概要

  • 調査対象:河合塾の全統模試(種類・日程・受験料・判定基準・申込方法)
  • 調査方法:公式サイト調査/高校・公的機関が公開する資料の調査/著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月1日
  • 情報の限界:2026年度の個人申込の受験料、全統共通テスト模試の第2回以降の公開会場日程は、今回の調査で公式情報として確定できませんでした。記述式模試の2026年度日程は、河合塾の公表内容を教育系メディアの掲載情報を通じて確認したものです。時間割は特定の高校で実施された例です。受験料は特定の高校の公開資料に基づく例であり、学校により異なる場合があります。
  • 利益相反の有無:なし(河合塾との取引関係・広告掲載はありません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月1日/最終更新日:2026年10月1日 ※情報変更があった場合は随時更新します。