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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
早稲田アカデミーから慶應義塾高校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中から塾講師として受験生を指導し、現在はフリーランスで大学受験・浪人生・不登校の生徒も含めて指導しています。
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公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:大学受験生が勉強しないのは「怠け」よりも、目標の不在・やり方の不明・基礎の穴・心身の疲れといった原因が重なった状態であることがほとんどです。原因を特定し、1日15分ほどの小さな行動から再開すれば、時期に応じて立て直す道はあります。
📋 この記事でわかること
「受験生なのに子どもが全然勉強しない」「自分でもやらなきゃと思うのに手が動かない」とお悩みではありませんか?この記事では次の疑問に答えます。
- 高校生の勉強時間はいまどのくらい減っているのか
- 勉強しない原因を見分ける方法と、タイプ別の対処法
- 受験生本人が今日からできる再開の手順
- 保護者が言うべきこと・言わないほうがよいこと
- 高1〜高3秋以降、それぞれ間に合うのか
💬 この記事の立場
私は10年以上、塾講師・家庭教師として中学受験から大学受験、浪人生まで指導してきました。そのなかで「勉強しない」と相談される生徒には、いくつかの共通するパターンがあると感じています。本記事は、その指導経験と公的機関の調査データをもとに書いています。特定の塾やサービスを勧めるための記事ではなく、親子が自分たちで次の一手を選べることを目的としています。
大学受験生が勉強しないのは珍しくない?データで見る現状
🔍 まず事実から
「うちの子だけが勉強しないのでは」と不安になる方は多いのですが、全国調査を見ると高校生の家庭学習時間は長期的に減っています。この章では、勉強しない状態の定義と、公的・学術調査のデータを確認します。
大学受験で「勉強しない」とはどんな状態か
📌 定義
大学受験で「勉強しない」状態とは、志望校合格に必要な学習量に対して、学校の授業以外の自主学習がほとんど行われていない状態を指します。まったく机に向かわないケースだけでなく、宿題はこなすものの受験勉強には手をつけていない、勉強しているつもりでも動画やスマホに時間が流れている、といった状態も含まれます。
高校生の学校外の学習時間は11年で約2割減っている
📊 学習時間の調査結果
ベネッセ教育総合研究所と東京大学社会科学研究所が同じ親子を追跡している「子どもの生活と学びに関する親子調査」(2026年6月公表)では、高校生の学校外の学習時間(宿題・家庭学習・塾の合計)が2015年から2025年の11年間で1日あたり22分、約2割減少したと報告されています。また、宿題以外の家庭学習をしない「家庭学習0分層」は、どの学校段階でも10ポイント前後増え、4〜5割に達しています。
高校生のネット利用は平日1日あたり約6時間44分
📊 ネット利用時間の推移
こども家庭庁の「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、高校生の平日1日あたりのインターネット平均利用時間は令和7年度で約6時間44分でした。3時間以上使う高校生は86.0%、5時間以上は63.3%にのぼります。勉強時間が減る一方で、スクリーンに向かう時間は年々延びています。
出典:こども家庭庁「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」(調査期間:令和7年11月〜12月、高校生回答者979人)。ネット利用には学習目的の利用も含まれます。
大学受験生が勉強しない原因は7タイプ
🔍 原因を見分ける
「なぜ勉強しないのか」が分からないまま叱っても、状況はなかなか変わりません。この章では、私が指導現場で見てきた原因を7つのタイプに整理し、それぞれに合う対処の方向性をまとめます。
勉強しない原因7タイプと対処の方向性
📋 タイプ別の早見表
| タイプ | よく見られる様子 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| ①目標不在型 | 志望校が決まっていない、または「なんとなく」 | 入試方式と大学を調べ、ゴールを具体化する |
| ②やり方不明型 | 机には向かうが何をすればいいか分からない | 教材と順番を固定し、今日やる量を決める |
| ③基礎の穴型 | 授業が分からず、避けるようになった | つまずいた単元まで戻って埋め直す |
| ④スマホ依存型 | 勉強を始めても数分でスマホに手が伸びる | 意志ではなく物理的な距離で管理する |
| ⑤時間・体力不足型 | 部活・アルバイトで帰宅後に力尽きる | 朝・移動時間など短時間枠を確保する |
| ⑥楽観型 | 「推薦があるから」「浪人すればいい」 | 入試の条件と浪人のコストを数字で確認する |
| ⑦消耗型 | 燃え尽き・不眠・意欲の低下が続く | 勉強より休養と相談を優先する |
💡 親が見ている原因と、本人の自覚はずれやすい
保護者面談と生徒本人の面談を別々に行うと、保護者は「スマホ」「やる気」を原因に挙げ、本人は「何をやればいいか分からない」「授業についていけない」と話すという食い違いをよく経験してきました。原因タイプは1つとは限らず、②③が根にあって④が表に出ている、という重なり方が典型です。表を親子で一緒に見て、それぞれが「当てはまる」と思う番号を出し合うと、ずれが見えやすくなります。
目標がない・やり方が分からないタイプ
💡 指導現場で感じてきたこと
私の指導経験では、「勉強しない」と相談される生徒の多くは、サボりたいのではなく何から始めればいいかが分からず止まっている状態でした。参考書を何冊も買っては1冊も終わらない、計画表だけ立派で翌日には崩れている、といった様子が典型です。このタイプは本人の意志の問題として扱うより、「この教材のこのページを今日やる」という単位まで課題を小さくするほうが動き出しやすいと考えています。
基礎の穴やスマホが原因のタイプ
💡 スマホは「原因」より「逃げ場」のことが多い
保護者の方からは「スマホのせいで勉強しない」という相談をよく受けます。ただ、生徒と話してみると、授業が分からない・問題が解けない苦しさから逃げる先としてスマホを使っているケースが少なくありません。この場合、スマホを取り上げても別の逃げ場に移るだけで、根本の「分からない」は残ります。数学なら中学範囲や高1の単元までさかのぼって穴を埋め、「解ける」感覚を取り戻すことと、スマホの置き場所を決めることをセットで進めるのが現実的です。
部活・楽観・燃え尽きが原因のタイプ
⚠️ 見落とされやすい3つのタイプ
- 時間・体力不足型:部活やアルバイトがある日は「帰宅後にまとめて」ではなく、朝の15分や通学時間の単語学習など、疲れる前の短い枠を固定するほうが続きやすくなります。引退後に一気に取り返すつもりでいると、引退直後の燃え尽きと重なりやすい点にも注意が必要です。
- 楽観型:「推薦で行ける」「浪人すればいい」という見通しは、評定平均の条件や浪人にかかる1年分の費用・時間を確認すると揺らぐことがあります。根拠を親子で一緒に確かめることが第一歩です。
- 消耗型:部活引退後の燃え尽きや、強いプレッシャーによる不調は、叱るほど悪化しやすい傾向があります。眠れない・食べられない状態が続く場合は、勉強の話より先に休養と相談を考えてください。
受験生本人向け|勉強しない状態から抜け出す手順
🔰 ここからは受験生のあなたへ
「やらなきゃ」と思いながら手が動かない時間は、本人がいちばん苦しいものです。この章では、意志の強さに頼らずに再開するための手順を、私が生徒に実際に勧めている順番で紹介します。
今日から始める5つのステップ
📋 再開の5ステップ
第一志望が未定なら「興味のある学部」と「通える範囲」だけでも構いません。入試科目と配点が分かると、やるべき科目が絞れます。
「英単語30個」「数学の例題2問」など、15分で終わる量にします。最初の目的は量ではなく、毎日机に向かう習慣を戻すことです。
分からない箇所が積み重なっている科目は、恥ずかしがらずに前の学年の内容まで戻ります。ここを飛ばすと「やっても分からない」状態が続きます。
通知を切るだけでは不十分なことが多いので、勉強する15分間だけでも物理的に離します。
カレンダーに印をつけるだけで十分です。連続した記録が、次の日に机に向かう理由になります。
💡 最初の1週間は「少なすぎる」くらいでいい
止まっていた生徒がいきなり1日5時間の計画を立てると、たいてい3日ほどで崩れ、「やっぱり自分はできない」という自己評価が強まってしまいます。私は再開直後の生徒には、物足りないと感じる量で1週間続けることを優先してもらっています。量は続けられると分かってから増やせば十分です。全体の学習計画は大学受験の時期別ロードマップで確認しておくと、今日の15分が合格までのどこにつながるのかが見えやすくなります。
ひとりで続かないときの勉強場所と教材の選び方
⚖️ 環境を変える選択肢
| 選択肢 | 向いているタイプ | 注意点 |
|---|---|---|
| 学校・図書館の自習室 | 家だと誘惑が多い人 | 何をやるかは自分で決める必要がある |
| 映像授業 | 授業が分からず基礎から学び直したい人 | 見るだけで終わりやすく、演習の習慣が必要 |
| 集団塾・予備校 | 周りに同じ受験生がいると頑張れる人 | 基礎の穴が大きいと授業についていけないことがある |
| 個別指導・家庭教師 | やり方が分からない・管理してほしい人 | 費用が高めになりやすく、講師との相性が大きい |
月額料金を抑えて基礎から学び直したい場合は、スタサプ大学受験講座の評判と向き不向きも判断材料になります。
保護者向け|勉強しない子への声かけと関わり方
🔰 ここからは保護者の方へ
高校生になると、親の一言で行動が変わることは少なくなります。それでも、言葉の選び方と環境づくりで、子どもが動き出す確率を上げることはできます。
逆効果になりやすい声かけと言い換え例
🆚 声かけの言い換え
| 逆効果になりやすい言葉 | 言い換えの例 |
|---|---|
| 「いつまでスマホ見てるの」 | 「今日は何を15分やる予定?」 |
| 「何時間勉強したの」 | 「今日はどこまで進んだ?」 |
| 「そんなんじゃどこにも受からない」 | 「行きたい大学、一緒に調べてみない?」 |
| 「○○くんはもっとやってる」 | 「先週より進んだところはどこ?」 |
💬 「時間」を問うと、ごまかしが増えやすい
指導経験上、勉強時間を厳しく問われている生徒ほど、机に向かっている「時間」だけを確保し、中身が伴っていないことがよくありました。確認するのは時間ではなく「どこまで進んだか」にすると、本人も内容に目を向けやすくなります。また、親子関係がこじれている場合は、勉強の管理を第三者(塾・家庭教師・学校の先生)に任せ、家庭は休める場所にするという役割分担も有効だと考えています。
塾や家庭教師など外部の力を借りる判断基準
🔍 外部サービスを検討する目安
- 親子で勉強の話をすると口論になる
- 本人に「やる気はあるが、やり方が分からない」という自覚がある
- 基礎の穴が大きく、独学で戻るのが難しい
- 志望校の情報収集や出願戦略を相談できる大人が周りにいない
いずれかに当てはまる場合は、塾や家庭教師を比較してみる価値があります。サービスの特徴を横並びで見たい場合は、学習塾・家庭教師の比較ランキングが参考になります。
個別指導で通いやすさを重視するなら、個別指導キャンパスの口コミ分析も確認してみてください。
勉強しないまま高3に…時期別の間に合う目安
🔍 いつから始めても遅すぎることはないのか
「今からでも間に合うか」は、志望校と現在の学力の差、残り時間で決まります。ここでは学年・時期ごとに、優先すべきことを整理します。
高1・高2で勉強しない場合
✅ まだ立て直しやすい時期
高1・高2は、定期テストの勉強をきちんとこなすだけでも、大学受験の基礎と評定平均の両方につながります。推薦・総合型選抜を考える場合は特に、この時期の定期テストが出願条件に直結します。学校の授業と並行して基礎を固めたい場合は、スタサプ高校講座の評判と使いどころも選択肢のひとつです。
高3の春〜夏に勉強していない場合
⚠️ 基礎固めを最優先に
高3の夏までは、英語・数学(文系なら国語)の基礎に集中投資する時期です。社会・理科は秋以降に伸びやすい科目ですが、基礎が抜けたまま過去問に進むと得点につながりにくくなります。夏休みは1日の学習時間を一気に増やせる最後のまとまった期間と考えてください。
高3秋以降に勉強を始める場合の戦略
❗ 「全部やる」は捨てる
秋以降に本格的に始める場合、全科目を満遍なく伸ばす時間はありません。志望校の入試科目と配点を確認し、配点が高い科目・伸びしろが大きい科目に時間を集中させます。共通テストは例年1月中旬に実施されるため、逆算すると残り期間は限られます。志望校のレベルや入試方式の見直しも、早く判断するほど選択肢が残ります。
💡 秋からの受験生に私が最初に聞くこと
秋以降に相談を受けたとき、私はまず「第一志望の入試で、何点取れば合格ラインか」「今の模試で何点取れているか」を一緒に確認します。差が分かれば、どの科目で何点上積みするかという具体的な作戦に落とし込めるからです。合格ラインの目安は、共通テストボーダーの見方と注意点で確認できます。逆に、点数の差を見ずに「とにかく頑張る」で走り出すと、得意科目ばかり触って苦手科目が残ることがよくあります。
💬 「1日何時間やればいいか」への私の答え
大学受験の合格に必要な勉強時間について、公的機関の統計で示された基準は確認できませんでした。必要な時間は志望校と現在の学力の差で大きく変わるため、私は時間を先に決めるのではなく、点差を埋めるのに必要な分量から逆算するように伝えています。「この問題集をいつまでに終える」と決めてから1日の量に割ると、自然に必要な時間が見えてきます。
浪人を前提にする前に考えたいこと
📝 浪人という選択肢について
浪人は合格への有効な選択肢になり得ますが、現役時に勉強習慣がつかなかった原因を解消しないまま浪人すると、同じ状態が1年続くリスクがあります。予備校費用や生活のリズムも含めて検討が必要です。浪人中の学習環境については浪人生の塾・予備校の選び方で詳しく解説しています。
勉強しない状態を放置・誤解するリスクと注意点
⚠️ よくある誤解
「推薦なら勉強しなくていい」「塾に入れれば解決する」といった思い込みは、受験直前に大きな後悔につながることがあります。この章では、注意しておきたい点を誠実にお伝えします。
推薦・総合型選抜でも学力は問われる
❌ 「推薦なら勉強不要」は誤解
学校推薦型選抜では評定平均が出願条件になることが多く、文部科学省の「大学入学者選抜実施要項」でも、令和3年度入試以降、学校推薦型・総合型選抜で小論文・口頭試問・教科のテスト・共通テストなどにより学力を把握することが求められています。
文部科学省の資料によると、令和7年度入試で総合型選抜を実施する国立大学は85.2%(令和6年7月末時点の予定)と広がっています。ただし募集人員は限られ、不合格になれば一般選抜で戦うことになるため、基礎学力の準備は欠かせません。
塾・映像授業に入っただけでは変わらないことがある
⚠️ サービスは「道具」
塾や映像授業は、使い方が合えば大きな助けになりますが、勉強しない原因が「目標不在」や「消耗」の場合、入会だけでは状況が変わらないことがあります。映像授業は特に、自分で視聴と復習を続ける力が求められます。映像授業中心で受験まで走れるかどうかは、スタサプだけで大学受験を乗り切れるかの検証で限界も含めて解説しています。
怠けではなく心身の不調のサインのことも
⚠️ こんな様子が続くときは相談を
- 夜眠れない、または朝起きられない日が続く
- 食欲が極端に落ちた、または増えた
- 好きだったことにも興味を示さなくなった
- 「どうせ無理」「消えたい」といった言葉が増えた
このような状態は、叱咤では改善しにくく、専門家の支援が必要な場合があります。学校の担任・スクールカウンセラー、医療機関、文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」などへ早めに相談してください。
📝 ご注意
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。心身の状態については、医師・専門家にご相談ください。
大学受験で勉強しない子に関するよくある質問
❓ よくある質問
受験生本人と保護者の方からよく寄せられる疑問に、簡潔にお答えします。
大学受験まで勉強しないままでも合格できますか?
❓ 回答
選択肢は狭まります。一般選抜は学力試験が中心で、学校推薦型選抜・総合型選抜でも文部科学省の実施要項により学力を把握する評価方法の活用が求められています。勉強をゼロのまま合格を前提にするのは現実的ではないと考えます。
高3の秋から勉強を始めても間に合いますか?
❓ 回答
志望校と現在の学力の差によります。秋以降は全科目を満遍なく伸ばす時間はないため、入試科目と配点を確認し、得点源にする科目と基礎の穴を優先して埋める戦略が必要です。志望校の見直しや入試方式の変更も含めて早めに判断することをおすすめします。
推薦や総合型選抜なら勉強しなくても大丈夫ですか?
❓ 回答
大丈夫とは言えません。出願条件に評定平均が設けられることが多く、文部科学省の実施要項でも小論文・口頭試問・教科のテスト・共通テストなどで学力を把握することが求められています。不合格時に一般選抜へ切り替える可能性も考えると、基礎学力の準備は欠かせません。
親が「勉強しなさい」と言うのは逆効果ですか?
❓ 回答
言い方と回数によっては逆効果になりやすいと考えます。結果や時間を責める声かけはごまかしを招きやすいため、本人の目標を聞く、具体的な行動をひとつだけ一緒に決める、できたことを認めるといった関わり方に切り替えるのがおすすめです。
勉強しない子に塾や映像授業は効果がありますか?
❓ 回答
原因によります。やり方がわからない、強制力がないと続かないタイプには塾や個別指導が合いやすく、自分のペースで進めたいタイプには映像授業が合いやすい傾向があります。ただし入塾や受講だけで勉強するようになるとは限らないため、無料体験などで本人が続けられるかを確かめてから選ぶことが大切です。
まったくやる気が出ないのは心の不調の可能性もありますか?
❓ 回答
可能性はあります。眠れない、食欲がない、好きだったことにも興味が持てない状態が続く場合は、怠けではなく心身の不調のサインかもしれません。学校の先生やスクールカウンセラー、医療機関、文部科学省の24時間子供SOSダイヤルなどに早めに相談してください。
まとめ:大学受験で勉強しない状態は原因に合わせて立て直せる
🎯 この記事のまとめ
- 高校生の学校外の学習時間は11年で約2割減っており、勉強しない受験生は珍しくない
- 原因は「目標不在・やり方不明・基礎の穴・スマホ・時間不足・楽観・消耗」の7タイプに分けて考える
- 本人は1日15分の最小単位から再開し、量は続けられてから増やす
- 保護者は「時間」より「どこまで進んだか」を聞き、必要なら管理を第三者に任せる
- 推薦・総合型でも学力は問われ、心身の不調が疑われる場合は勉強より相談を優先する
大切なのは「なぜ勉強しないのか」を見極めてから、小さな一歩を一緒に決めることです。
🔍 次の一手を選ぶチェックリスト
| 当てはまる状況 | まず取りたい行動 |
|---|---|
| 志望校が決まっていない | 入試方式と学部を調べ、科目を確定する |
| やり方が分からない | 教材を1冊に絞り、毎日の量を決める |
| 家だと集中できない | 自習室・塾など勉強場所を変える |
| 親子で話すと口論になる | 学校・塾・家庭教師など第三者に相談する |
| 不眠・意欲低下が続く | 勉強より先に専門家・相談窓口へ |
🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
中学生時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。指導歴は10年を超え、現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導に携わっています。
この記事を書く理由:大学受験生や浪人生の指導で「勉強しない」「やる気が出ない」という相談を受け、原因の見極めから再開まで伴走してきた経験があるためです。いかなる教育機関にも忖度せず、メリットだけでなく注意点も含めてお伝えすることを方針としています。
📝 調査概要
- 調査対象:大学受験生(高校生)の学習時間・インターネット利用時間、大学入学者選抜制度に関する公開情報
- 調査方法:公的機関・研究機関の公開資料の調査/著者の指導経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年10月23日
- 情報の限界:原因タイプや声かけの傾向は著者の指導経験に基づくもので、統計的に検証されたものではありません。著者は受験生としては高校受験を経験しており、大学受験は指導者の立場から関わっています。各大学の入試制度は年度によって変わるため、出願前に必ず募集要項をご確認ください。
- 利益相反の有無:本記事に広告・アフィリエイトリンクはなく、特定の教育機関から対価を受けて執筆したものではありません。
📚 参考文献・引用元
- ベネッセコーポレーション「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」結果(参照日:2026年10月23日)
- こども家庭庁「令和7年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」(参照日:2026年10月23日)
- 文部科学省「令和7年度 国公立大学入学者選抜の実施状況(選抜区分別の実施大学数等)」(参照日:2026年10月23日)
- 文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」(参照日:2026年10月23日)
公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。

