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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーのプロ家庭教師として中学受験から大学受験・浪人生まで担当しています。大学受験生の模試の成績表を読み解き、学習計画へ落とし込む指導を続けてきたことが、この記事を書く理由です。プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ
公開日:2026年10月2日/最終更新日:2026年10月2日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:河合塾の数学模試は、記述式の「全統記述模試」とマーク式の「全統共通テスト模試」が柱です。2026年度の全統記述模試の数学は、数学Ⅰ型80分・100点、数学Ⅱ型100分・200点、数学Ⅲ型120分・200点で、数学Ⅲ型は回ごとに出題範囲が広がります。
「どの型を受ければいいのか」「数学の偏差値がなぜこんなに上下するのか」と迷っていませんか。数学は大問1つの重みが大きく、1回の結果に振り回されやすい科目です。模試は合否の予言ではなく、失点の原因を見つけるための道具として使うのが最も得をする受け方です。
📋 この記事でわかること
- 河合塾の数学模試の種類と、記述模試・共通テスト模試の違い
- 2026年度の全統記述模試の数学の型・試験時間・配点・回別の出題範囲
- 数学の偏差値と判定を読み違えないためのポイント
- 模試を次の得点につなげる受け方と復習の手順
💬 この記事の立ち位置
私は指導歴10年以上のなかで、大学受験生の模試の成績表を一緒に読み解き、次の学習計画へ落とし込む作業を数多く行ってきました。本記事の試験時間・配点・範囲は河合塾の公式要項に基づき、評価や読み方は指導者としての見解として区別して書いています。私は河合塾と利害関係はなく、受験生としての受験体験談ではない点も先にお伝えしておきます。
河合塾の数学模試とは?記述式とマーク式の全体像
📌 まず全体像から
「河合塾の数学模試」と検索する方の多くは、どの模試を受ければよいのか、そもそも何種類あるのかで迷っています。この章では、数学が出題される河合塾の主な模試を、形式と対象学年で整理します。
河合塾の数学模試とは
🔍 定義
河合塾の数学模試とは、学校法人河合塾が実施する「全統模試」の数学科目のことです。高3生・高卒生向けには、国公立二次や私大の記述式に対応する全統記述模試と、大学入学共通テストに対応する全統共通テスト模試が中心で、このほか高1・高2生向けの模試や大学別の模試があります。数学という独立した模試があるわけではなく、各模試の1科目として受験します。
全統記述模試と全統共通テスト模試の数学の違い
🆚 2つの数学模試の比較(2026年度・高3生・高卒生対象)
| 項目 | 全統記述模試 | 全統共通テスト模試 |
|---|---|---|
| 解答形式 | 記述式(途中式・論証も採点) | マーク式 |
| 数学の区分 | 数学Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型から選択 | 数学①(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A)/数学②(数学Ⅱ・B・C) |
| 試験時間・配点 | Ⅰ型80分・100点/Ⅱ型100分・200点/Ⅲ型120分・200点 | 数学①70分/数学②70分(本番の共通テストは各100点) |
| 測れる力 | 解法の構成力・論証力・部分点を取る力 | 誘導に乗る読解力・処理速度 |
| 想定する本番 | 国公立二次・私大の記述式 | 大学入学共通テスト |
出典:河合塾「全統模試案内」各回ページ、学校配布の全統共通テスト模試要項(例)(2026年10月2日参照)
学年・目的別に受けられる数学の模試
📋 学年・目的別の主な選択肢
- 高3生・高卒生:全統記述模試、全統共通テスト模試、全統プレ共通テスト、東大・京大などの大学別模試
- 高1・高2生:学年別の全統模試と、共通テスト形式で受ける高2向けの模試
- 無料で共通テスト形式を試したい高1・高2生(中高一貫校の中3生含む):2026年11月15日(日)実施の「共通テストトライアル」。自宅受験・参加無料で、数学はⅠA・ⅡBCが各70分です
共通テストトライアルの詳細は共通テストトライアルの日程と活用法で、最難関志望者向けの東大オープンの判定と活用法は別記事で解説しています。
全統記述模試の数学|型別の試験時間・配点・出題範囲
📌 この章で扱うこと
全統記述模試の数学は、型を間違えると実力どおりの判定が出ません。ここでは2026年度の公式要項から、型ごとの試験時間・配点と、回ごとに変わる出題範囲を整理します。
数学Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型の試験時間と配点
📊 全統記述模試の数学(2026年度)
| 型 | 出題される科目範囲 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 数学Ⅰ型 | 数学Ⅰ、または数学Ⅰ・A | 80分 | 100点 |
| 数学Ⅱ型 | 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(Ⅰ・A・Ⅱでの受験含む)、または数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C | 100分 | 200点 |
| 数学Ⅲ型 | 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・C | 120分 | 200点 |
※数学Ⅱ型では数学C「平面上の曲線と複素数平面」を除きます。
出典:河合塾「2026年度[第2回]全統記述模試・実施要項」(2026年10月2日参照)
2026年度の回別出題範囲|数学Ⅲ型は回ごとに広がる
🔢 数学Ⅲ型の回別出題範囲(2026年度)
| 回 | 数学Ⅲ型の範囲 |
|---|---|
| 第1回 | 数学Ⅲ「微分法・積分法」と数学C「平面上の曲線」を除く |
| 第2回 | 数学Ⅲの積分法(面積)まで。数学C「平面上の曲線」は除く |
| 第3回 | 全範囲 |
数学Ⅰ型・Ⅱ型は各回とも全範囲(Ⅱ型は上記の除外あり)です。なお2025年度第3回の要項では、数学Ⅱ型・Ⅲ型から数学B「確率分布と統計的な推測」が除かれていました。2026年度各回のこの扱いは本記事の調査範囲では確認できなかったため、受験する回の実施要項でご確認ください。全教科の範囲は河合塾の模試範囲の回別一覧にまとめています。
1点あたりの持ち時間で見る型ごとの厳しさ
🧮 試験時間÷配点で比べる
💡 元塾講師の見方
試験時間を配点で割ると、数学Ⅱ型は1点あたり0.5分と、記述模試の中で最も時間がタイトになります。文系の生徒が「理系より範囲が狭いのに時間が足りない」と感じるのは、気のせいではなく設計上そうなっているからだと私は考えています。
指導の現場では、数学Ⅱ型で全問に手をつけようとして、どの大問も途中で終わる答案をよく見てきました。Ⅱ型では最初に解く順番を決め、手が止まった大問は早めに切り上げて部分点を拾いにいく判断が、得点を大きく左右します。
文系・理系別の型の選び方
⚖️ 型を選ぶ基準
- 国公立文系・数学必須の私大文系:二次や個別試験で数学Ⅱ・Bまで課されるなら数学Ⅱ型が基本です。
- 数学Ⅰ・Aまでで足りる志望校:数学Ⅰ型でかまいません。範囲外の問題で判定を下げる必要はありません。
- 理系(数学Ⅲが必要):数学Ⅲ型です。第1回・第2回は範囲が限定されるので、学校の進度と照らし合わせておきます。
判定は申込時の型と志望校の入試科目が対応していることが前提です。型の申込や変更は受付期間終了後にできないと要項に明記されているため、申込前に第一志望の入試科目を確認しておくと安心です。全統記述模試の日程や受験料は全統記述模試の解説記事にまとめています。
全統共通テスト模試の数学|形式と本番との関係
📌 この章で扱うこと
マーク式の数学は、記述式とは求められる力が違います。本番の共通テストと同じ時間設定で受けられる全統共通テスト模試の特徴と、過去問題の入手方法を確認します。
数学①・数学②の試験時間と出題範囲
📋 全統共通テスト模試の数学
- 数学①:数学Ⅰ、または数学Ⅰ・A/70分
- 数学②:数学Ⅱ・B・C/70分
本番の大学入学共通テストと同じく、数学①・数学②ともに70分の設定です。学校で団体受験する場合、数学②と情報が前日の放課後に分けて実施される時間割の例もあり、実施日や時間割は受験形態によって異なります。
出典:学校配布の2026年度全統共通テスト模試の案内(例)、大学入試センター(2026年10月2日参照)
2026年度の本試験から考えるマーク模試の使い方
📖 公開情報から読めること
河合塾は2026年7月のニュースリリースで、2026年1月の共通テストでは数学や物理の平均点が下がり、理系生を中心に厳しい試験だったと振り返っています。また河合塾数学科講師による本試験の分析では、会話文を含む問題や、方針の大部分を受験生に委ねる設問といった形式別に大問が分類されています。
💡 元塾講師の見方
この分類から私が読み取るのは、共通テストの数学では「公式を知っているか」より「問題文の誘導を読み切れるか」で差がつくということです。マーク模試の復習では、答えが合ったかどうかより、どの行で誘導の意図を読み違えたかを確認してください。誘導の読み違いは計算練習では直らないため、模試ほど効率よく見つけられる場はありません。
黒本で過去の河合塾模試の数学に触れる
📚 過去問題の入手先
河合出版の「共通テスト総合問題集」(通称・黒本)の2027年版数学Ⅰ,数学Aは2026年6月17日発売・1,595円(税込)で、全統共通テスト高2模試、全統共通テスト模試、全統プレ共通テスト、2026年度の共通テスト本試験が収録されています(一部改作問題を含む)。使い方と時期は黒本の使い方と難易度で、記述模試を含む入手方法は河合塾の模試の過去問を合法に入手する方法で解説しています。
出典:国立国会図書館サーチほか(2026年10月2日参照)。価格は記事掲載時点の情報です。
元塾講師が解説|数学模試の偏差値と判定の読み方
📌 成績表を受け取ったら
数学の偏差値が前回から10近く動いて、驚いた経験はありませんか。この章では、数学の結果を過大にも過小にも受け取らないための読み方を、指導経験をもとにお伝えします。
数学の偏差値が他教科より振れやすい理由
💬 指導経験から感じること
記述式の数学は大問の数が少なく、大問1つの配点が大きい科目です。そのため「得意分野が出たか」「最初の小問でつまずいたか」だけで数十点が動き、偏差値も大きく上下します。英語のように多数の設問で平均化される科目とは性質が違います。
私が担当してきた生徒でも、数学の偏差値が回ごとに大きく動くことは珍しくありませんでした。だからこそ、1回の偏差値ではなく、2〜3回分を並べて「どの分野で安定して点を取れているか」を見るようにしています。
💬 記述とマークで数学の偏差値がずれるとき
共通テスト模試の数学は高いのに記述模試で低い場合、私はまず答案の書き方を疑います。答えまでの道筋は見えているのに、式の根拠や場合分けを書かずに減点されているケースが多いからです。逆にマークが低く記述が高い場合は、処理速度か問題文の誘導を読み取る力に課題があると考え、70分で解き切る演習を優先します。
※各回の数学の平均点は受験者の成績表で確認できますが、本記事の調査では回別の平均点を公式資料で確認できなかったため、具体的な数値は掲載していません。
成績表で見るべきは設問別得点と失点の種類
✏️ 私が成績表で最初に確認する順番
成績表が返ってきたら、偏差値より先に設問別の得点を見て、失点を次の4種類に分けます。
| 失点の種類 | 典型的な状態 | 次の一手 |
|---|---|---|
| 知識不足 | 公式・定理を知らなかった | 教科書・基礎問題集で該当単元を補う |
| 方針ミス | 何をすればよいか浮かばなかった | 解答の「方針の立て方」だけを書き写して比較する |
| 計算ミス | 方針は合っていたが答えが違う | ミスした式の行を特定し、自分のクセとして記録する |
| 時間不足 | 手をつけられなかった | 解く順番と見切りの基準を決め直す |
同じ60点でも、知識不足中心なのか計算ミス中心なのかで、次の1か月にやるべきことはまったく変わります。
志望校判定は数学だけでなく総合とドッキングで見る
🔍 判定の仕組み
全統記述模試の判定は、志望校の二次・個別試験の科目と配点に合わせて算出されます。国公立志望の場合は、全統共通テスト模試の成績と組み合わせたドッキング判定も参考になります。数学の偏差値が低くても、配点比率によっては総合判定への影響が小さいこともあります。
判定の基準になるボーダーの考え方はバンザイシステムの判定の見方で、模試の志望校欄の書き方は志望校登録のやり方で解説しています。
河合塾の数学模試で注意したい点と限界
⚠️ 知っておきたい前提
模試は便利な道具ですが、結果をそのまま信じると判断を誤ることがあります。ここでは、数学の模試ならではの注意点と、河合塾の模試だけでは補いにくい部分を正直にお伝えします。
範囲と学校の進度がずれると実力より低く出る
❗ 進度差による不利
第1回の数学Ⅲ型は数学Ⅲの微積分を除いていますが、学校によっては数学Cや数学Ⅲの一部がまだ終わっていない時期です。未習範囲で失点した回の偏差値は、実力の低さではなく進度の差を反映している可能性があります。中高一貫校と公立高校では進度が大きく違うため、成績表の全国順位だけで比べないことが大切です。
模試の採点と大学入試本番の採点は同じではない
❗ 部分点の受け取り方
河合塾は模試の採点者を在宅勤務で募集しており、選考には記述式の筆記試験と模擬採点があること、2026年度からPCによるWeb採点へ移行予定であることを公表しています。模試は統一された採点基準で採点されますが、その基準はあくまで河合塾が作ったもので、志望大学の採点基準とは別物です。
模試で取れた部分点は「方向性が合っていた」というサインにとどめ、本番で同じ点がもらえるとは考えないほうが安全です。
出典:河合塾 採用情報(模試採点)(2026年10月2日参照)
河合塾の数学模試だけでは補いにくいケース
❌ 優先度が下がる・別の模試を併用したいケース
- 東大・京大など最難関志望:受験者層が幅広い模試では、最上位層どうしの細かな差は見えにくいと私は考えています。志望大学の出題形式に合わせた大学別模試の併用が現実的です。
- 学校の進度が大きく遅れている:範囲外の失点が多く、判定が参考になりにくい回があります。
- 模試を受けても復習の時間が取れない:受けっぱなしでは数学の力はほとんど伸びません。受験回数を絞るほうが効果的なこともあります。
📝 ご注意
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。模試の日程・範囲・受験料は変更される可能性があるため、最新情報は河合塾の公式サイトでご確認ください。
数学模試を得点アップにつなげる受け方と復習法
🧭 受験前から受験後まで
模試の価値は、受けた日ではなく復習を終えた日に決まります。ここでは受験前・当日・受験後の3段階で、数学模試を得点につなげる具体的な手順を紹介します。
受験前は範囲確認と時間配分の練習をしておく
📋 受験前のチェック
- 受験する回の実施要項で、自分の型の出題範囲と除外範囲を確認する
- 申込型と志望校の入試科目が対応しているかを確認する
- 本番と同じ時間で過去の模試問題や問題集を1回解き、解く順番を試しておく
当日は最初の数分で解く順番を決める
💡 私が生徒に伝えている当日の動き方
試験開始直後は、すぐに第1問を解き始めるのではなく、全大問の問題文に目を通して解く順番を決めます。そのうえで「1つの小問で一定時間手が止まったら次へ進む」という見切りのルールを事前に決めておくと、時間不足による大量失点を防ぎやすくなります。見切りの時間は型によって変わるので、先ほどの1点あたりの持ち時間を目安にしてください。
受験後は成績返却を待たずに復習する
🔰 復習の3ステップ
解答解説を見る前に、手が止まった問題をもう一度自力で解き直します。時間制限なしで解けたなら、原因は時間配分か緊張です。
前述の4種類(知識不足・方針ミス・計算ミス・時間不足)に失点を振り分け、ノートに記録します。
間違えた大問を解説を見ずに完答できるまで解き直し、類題を問題集で1〜2題解きます。
成績の公開は受験から数週間後が目安です。公開時期は河合塾の模試結果の返却時期で確認できます。
一人で復習が回らないときの選択肢
🔍 外部の力を借りる方法
失点の分類まではできても、「なぜその方針が浮かばなかったのか」を一人で掘り下げるのは難しいものです。苦手単元の講義を安く補いたいなら、スタサプの全講座の口コミ・評判が判断材料になります。答案の書き方まで個別に見てもらいたい場合は、学習塾・家庭教師の比較ランキングから、記述指導に対応できるサービスを比べてみてください。
河合塾の数学模試に関するよくある質問
❓ 受験生・保護者からよく出る疑問
ここでは、河合塾の数学模試について特によく聞かれる質問に、公開情報と指導経験の両面から簡潔にお答えします。
河合塾の全統記述模試の数学は何分ですか?
❓ Q&A
2026年度の全統記述模試(高3生・高卒生対象)では、数学Ⅰ型が80分・100点、数学Ⅱ型が100分・200点、数学Ⅲ型が120分・200点です。時間割は会場により異なる場合があるため、受験回の実施要項で確認してください。
文系は数学Ⅰ型と数学Ⅱ型のどちらを受けるべきですか?
❓ Q&A
志望大学の個別試験や共通テストで数学Ⅱ・Bまで必要なら数学Ⅱ型が基本です。数学Ⅰ・Aまでで足りる志望校なら数学Ⅰ型でかまいません。迷う場合は第一志望の入試科目に合わせて選びます。
数学Ⅲ型の出題範囲は回ごとに違いますか?
❓ Q&A
違います。2026年度は第1回が数学Ⅲの微分法・積分法と数学Cの平面上の曲線を除き、第2回は数学Ⅲの積分法(面積)まで(数学Cの平面上の曲線は除く)、第3回は全範囲という設定です。
河合塾の数学模試の過去問は手に入りますか?
❓ Q&A
全統共通テスト模試などの問題は、河合出版の「共通テスト総合問題集」(通称・黒本)に収録されています。記述模試の問題を正規に手に入れる方法は限られるため、入手経路は個別の解説記事で整理しています。
塾生でなくても河合塾の数学模試は受けられますか?
❓ Q&A
全統模試は河合塾の塾生以外も受験できます。個人で受ける場合は河合塾の模試申込の案内に沿って公開会場受験を申し込み、学校で団体受験する場合は学校の案内に従います。
数学の偏差値が低いと志望校は諦めるべきですか?
❓ Q&A
一度の模試だけで判断する必要はありません。数学は大問ごとの配点が大きく、偏差値が振れやすい科目です。設問別の得点と失点の原因を確認し、次の回までに同じ失点を減らせるかを基準に考えてください。
まとめ:河合塾の数学模試は型と範囲を確認し復習まで使い切る
🎯 この記事の結論
河合塾の数学模試は、自分に合った型を選び、回ごとの範囲を確認したうえで、失点の原因を分類して復習するところまでやり切って初めて価値が出ます。偏差値や判定は1回で一喜一憂せず、複数回の推移で見てください。
- 柱は記述式の全統記述模試とマーク式の全統共通テスト模試
- 2026年度の全統記述模試はⅠ型80分・100点、Ⅱ型100分・200点、Ⅲ型120分・200点
- 数学Ⅲ型は第1回→第2回→第3回で範囲が広がる
- 1点あたりの持ち時間はⅡ型が最も短く、解く順番の判断が重要
- 成績表は偏差値より設問別得点と失点の種類を先に見る
✅ 河合塾の数学模試の活用が向いている人
- 国公立二次や私大の記述式数学を受ける予定がある
- 幅広い受験者層の中で自分の位置を知りたい
- 受験後に復習の時間を確保できる
❌ 受け方を工夫したほうがよい人
- 最難関大志望で上位層の細かな差を知りたい(大学別模試を併用)
- 学校の進度が模試の範囲に追いついていない
- 模試の予定が多すぎて復習が追いつかない
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校や発達障害のある生徒まで担当しています。
この記事を書く理由:大学受験生の模試の成績表を読み解き、学習計画に落とし込む指導を長く続けてきたためです。どの教育機関にも忖度せず、模試の長所と限界の両方をお伝えすることを方針としています。
📝 調査概要
- 調査対象:河合塾の全統記述模試・全統共通テスト模試・共通テストトライアルの数学
- 調査方法:河合塾公式サイト・公式実施要項・ニュースリリースの調査/学校配布の実施要項の確認/文献調査/著者の指導経験に基づく分析
- 調査実施日:2026年10月2日
- 情報の限界:本記事は受験生としての受験体験談ではありません。各回の平均点や受験者数、2026年度の数学B「確率分布と統計的な推測」の扱い、全統共通テスト模試の公開会場での受験料は本調査の範囲では確認できませんでした。
- 利益相反の有無:河合塾との利益相反はありません。
📚 参考文献・引用元
- 河合塾「第1回 全統記述模試」(2026年10月2日参照)
- 河合塾「第2回 全統記述模試」(2026年10月2日参照)
- 河合塾「第3回 全統記述模試」(2026年10月2日参照)
- 河合塾「2026年度[第2回]全統記述模試・実施要項」(2026年10月2日参照)
- 河合塾「2025年度[第3回]全統記述模試・実施要項」(2026年10月2日参照)
- 河合塾ニュースリリース「大学入学共通テストトライアル」(2026年7月1日)(2026年10月2日参照)
- 河合塾 採用情報(模試採点)(2026年10月2日参照)
- 啓林館「2026大学入試分析 数学」(河合塾数学科講師執筆)(2026年10月2日参照)
- 国立国会図書館サーチ「共通テスト総合問題集 数学Ⅰ,数学A 2027」(2026年10月2日参照)
- 独立行政法人大学入試センター(2026年10月2日参照)
公開日:2026年10月2日/最終更新日:2026年10月2日
※情報変更があった場合は随時更新します。

