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🎓 この記事を書いた人

kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)
指導歴10年超。早稲田アカデミーから慶應義塾高等学校に合格し、慶應義塾大学経済学部在学中は早稲田アカデミーで講師として多数の受験生を指導。現在は中学受験〜大学受験のプロ家庭教師。
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公開日:2026年9月20日/最終更新日:2026年9月20日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:小学生の英語塾は「どこが有名か」ではなく「何のために通うか」で選ぶのが最も失敗しにくい方法です。英語に慣れたいなら英会話型、英検や中学準備なら英語専門塾・個別指導、費用を抑えたいなら通信教材と、目的ごとに合うタイプは変わります。
「周りが英語を習い始めたけれど、うちも塾に通わせるべき?」「英会話と英語塾、何が違うの?」と迷っている保護者の方は多いのではないでしょうか。私は早稲田アカデミーの講師時代から現在のプロ家庭教師まで、小学生から受験生までの英語学習を見てきました。その立場から、特定の塾に偏らず判断材料を整理します。
※本記事は文部科学省・日本英語検定協会の公開資料と、私自身の指導経験に基づいて執筆しています。各塾の料金やカリキュラムは変わるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
📋 この記事でわかること
- 小学校の英語で何を習い、中学で何が求められるのか(授業時数・語彙数)
- 小学生向け英語塾の5タイプと、それぞれ向いている子
- 目的別・学年別の選び方と、体験授業で確認すべきポイント
- 元塾講師から見た「中学英語でつまずく子」の共通点
- 英語塾に通うデメリットと注意点
読み終えるころには、わが子に合う塾のタイプと、次に何をすればよいかがはっきりするはずです。
小学生の英語塾とは?学校英語の現状から整理
🔰 この章のポイント
そもそも、小学校の英語は今どこまで進んでいるかご存じでしょうか。塾選びの前に、学校で習う範囲と中学で求められる水準の「差」を知っておくと、塾に何を期待すべきかが見えてきます。
小学生向け英語塾とは?英会話教室との違い
📌 定義
小学生向け英語塾とは、学校英語の補習や中学英語の先取り、英検合格など「読む・書く」を含めた学力としての英語を伸ばすことを主な目的とした塾です。一方、英会話教室は「聞く・話す」の経験を増やし、英語に親しむことを主な目的としています。
実際には両方の要素をもつ教室も多いため、名称よりも「授業で何をどれくらいやるか」で判断するのが確実です。
小学校の英語は何を学ぶ?授業時数と語彙数
📊 学習指導要領で決められている量
2020年度から全面実施された小学校の学習指導要領では、3・4年生で「外国語活動」、5・6年生で教科としての「外国語」が行われています。
| 段階 | 授業時数 | 扱う語彙数 |
|---|---|---|
| 小学3・4年 | 年間35単位時間(週1コマ程度) | 600〜700語程度 |
| 小学5・6年 | 年間70単位時間(週2コマ程度) | |
| 中学校 | 年間140単位時間(週4コマ程度) | 1,600〜1,800語程度 |
| 高等学校 | ― | 1,800〜2,500語程度 |
出典:文部科学省「新学習指導要領における小・中・高を通した外国語教育の改善」(2026年9月20日参照)
📈 図解:小学校から高校までに学ぶ語彙の積み上がり
💡 元塾講師の読み解き
この数字で私が注目しているのは、小学校で触れる600〜700語は「慣れ親しむ」段階であり、中学ではその倍以上の語彙を「使える」レベルで求められるという点です。小学校では「聞く・話す」が中心のため、授業が楽しいと感じていても、単語のつづりや文の語順が身についていないまま中学へ進む子は珍しくありません。塾を検討する価値は、まさにこの「差」を埋められるかどうかにあると考えます。
英語塾に通わせるべきか迷う家庭が多い理由
🔍 迷いが生まれる背景
- 小学校の英語は「聞く・話す」中心の活動が多く、家庭からは定着度が見えにくい
- 英会話・英語塾・通信教材など選択肢が多く、違いがわかりにくい
- 中学受験や他教科とのバランスをどう取るか判断しにくい
迷ったときは「今の課題は何か」「中学入学時にどうなっていてほしいか」の2点から逆算すると、候補を絞りやすくなります。
小学生におすすめの英語塾5タイプを比較
⚖️ この章のポイント
「おすすめの塾」を探すと個別の塾名が並びがちですが、実は最初に決めるべきは塾のタイプです。タイプが合っていれば、あとは通いやすさや講師との相性で選べます。
5タイプの特徴・費用感・向き不向き一覧
🆚 タイプ別比較表
| タイプ | 主な目的 | 費用感 | 向いている子 |
|---|---|---|---|
| 英語専門塾(英検・文法型) | 読み書き・英検・中学先取り | 中 | 目標が明確で、コツコツ積み上げられる子 |
| 英会話スクール・オンライン英会話 | 聞く・話すの経験 | 低〜中 | 英語を楽しみたい子、低学年 |
| 個別指導塾の英語 | 学校英語の補習・苦手克服 | 中〜高 | 自分のペースで基礎から確認したい子 |
| 家庭教師(対面・オンライン) | 完全オーダーメイド | 高 | 苦手が大きい子、他教科とも調整したい子 |
| 映像授業・通信教材 | 家庭学習の習慣化 | 低 | 一人で取り組める子、費用を抑えたい家庭 |
※費用感は同じ授業回数で比べた場合の相対的な目安です。小学生向け英語塾の月謝相場を示す公的な統計は、今回の調査では確認できませんでした。実際の料金は各教室・各サービスの公式サイトでご確認ください。
💡 迷ったときの私の判断軸
タイプ選びで迷う保護者の方には、私はまず「今つまずいているか」と「具体的な目標があるか」の2点で整理することをおすすめしています。つまずきがあるなら個別指導か家庭教師、つまずきはなく目標があるなら英語専門塾、目標がまだないなら英会話か通信教材で様子を見る、という振り分けです。この順で考えると、費用をかけすぎる失敗を避けやすくなります。
英語専門塾・英検対策型が向いている子
✅ 向いているケース
- 英検など、具体的な目標がある
- 中学入学前にアルファベットの書き取りや基本文型を固めたい
- 宿題や単語練習を家庭で継続できる
💬 私の見解
英検のような資格試験は、目標がはっきりする点で小学生の学習意欲を支えやすいと感じています。ただし、個別指導塾でも英検対策に対応するところは多いため、個別指導での英検対策の中身も比較対象に入れておくと選択肢が広がります。
英会話スクール・オンライン英会話が向いている子
✅ 向いているケース
- 低学年〜中学年で、まずは英語を好きになってほしい
- 人と話すことが好きで、音声からの吸収が得意
- 送迎の負担を減らしたい(オンラインの場合)
一方で、会話中心のレッスンだけでは、つづりや文法の定着は別途補う必要がある点は押さえておきましょう。
個別指導塾・家庭教師が向いている子
✅ 向いているケース
- 学校の英語ですでに「わからない」が出てきている
- 集団授業のペースだと質問しにくい
- 英語だけでなく算数・国語も一緒に見てほしい
個別指導塾の英語指導の実態は、個別指導キャンパスの英語指導の実態で具体的に解説しています。
映像授業・通信教材が向いている子
✅ 向いているケース
- 一人で机に向かう習慣がある、または保護者が伴走できる
- まずは費用を抑えて英語学習を始めたい
- 塾に通う前の「お試し」として家庭学習を整えたい
小学生向けの映像授業を検討している方は、スタサプ小学講座の評判と向き不向きをご覧ください。
目的別に見る失敗しない英語塾の選び方
🧭 この章のポイント
同じ小学生でも、1年生と6年生では英語塾に求めるものがまったく違います。ここでは「目的」と「学年」の2軸で選び方を整理し、最後に体験授業で確認すべき点をまとめます。
目的を3つに分ける:英語に慣れる・英検・中学準備
📋 目的別のおすすめタイプ
| 目的 | 合うタイプ | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 英語に慣れる | 英会話スクール・オンライン英会話 | 子どもが楽しく発話できているか |
| 英検合格 | 英語専門塾・個別指導 | 級ごとのカリキュラムと過去の合格者の状況 |
| 中学準備 | 英語専門塾・個別指導・家庭教師 | 書く練習と文法の扱いがあるか |
学年別の優先順位(低学年・中学年・高学年)
🔢 学年別の考え方
- 低学年(1・2年):学習指導要領上、英語の授業は3年生から始まるため、歌や音声で「英語は楽しい」と感じる経験を優先
- 中学年(3・4年):学校の外国語活動と同じく「聞く・話す」中心で十分。アルファベットに慣れ始める時期
- 高学年(5・6年):学校で「読む・書く」が加わる時期。中学準備や英検を意識した学習に移行を検討
体験授業で確認すべき5つのチェックポイント
🔍 体験授業のチェックリスト
💡 講師側から見た体験授業の見方
講師をしていた立場から言うと、体験授業は塾側も「いちばん良い授業」を見せる場です。だからこそ、体験後に子ども本人が「また行きたい」と言うかどうかを最優先に見てください。保護者の評価と子どもの感想がずれたときは、私は子どもの感想を重視することをおすすめしています。
中学英語でつまずく子の共通点
📌 この章のポイント
小学生の英語塾選びで本当に大切なのは、「中学に入ってからどうなるか」です。ここでは私が塾講師・家庭教師として英語を教えてきた経験から、つまずきやすいポイントをお伝えします。
中学1年の英語で差がつきやすい場面
✏️ 指導経験から感じること
私が指導してきた中で差がつきやすいと感じるのは、単語を正しくつづれるかと、be動詞と一般動詞の使い分けです。小学校で英語に親しんでいる子ほど「なんとなく言える」ため、書く段階で初めてつまずきに気づくことがあります。
私自身、中学時代は早稲田アカデミーに通って高校受験に臨んだ一人です。指導する側に回ってからは、「なぜその形になるのか」を自分の言葉で説明できる子ほど、学年が上がっても崩れにくいと感じてきました。小学生のうちから、答えだけでなく理由を口に出す習慣をつけておくと、中学英語への橋渡しになります。
「話せる」と「書ける」は別の力
💬 私の考え
英会話で身につく「聞く・話す力」は大きな財産ですが、中学の定期テストや高校入試では「読む・書く」の比重も大きくなります。英会話に通っている子でも、高学年になったら書く練習を少しずつ足すことを私はおすすめしています。家庭教師として私が勧めているのは、次の3ステップを1日1文から続ける方法です。
中学以降の学習の進め方は、中学英語の正しい勉強の順番で詳しく解説しています。
小学生の英語塾で注意したいデメリット
⚠️ この章のポイント
英語塾には多くのメリットがありますが、通わせ方によっては逆効果になることもあります。入塾前に知っておきたい注意点を正直にお伝えします。
早く始めても伸びるとは限らない
❌ デメリット
早く始めること自体より、続けられるかどうかが結果を左右すると私は考えています。本人が嫌がっているのに通わせ続けると、英語そのものへの苦手意識につながるおそれがあります。
英検の級だけを追うリスク
❌ デメリット
級の取得が目的化すると、過去問の暗記に偏り、実際の理解が追いつかないことがあります。英検の公式サイトでは3級が「中学卒業程度」の目安とされています。文部科学省の資料でも、英検3級程度以上の力をもつ中学生は42.6%(平成30年度)で、目標の50%に届いていません。中学生でも半数に届かない水準であることを考えると、小学生で上位級を急ぐ必要は必ずしもないと私は考えます。
費用と時間が他教科を圧迫する
❌ デメリット
習い事が増えると、算数や国語の家庭学習の時間が削られることがあります。特に中学受験を考えている場合は、英語に使う時間とのバランスを慎重に検討してください。主要科目を家庭教師で補う考え方は、中学受験での家庭教師の使い方で解説しています。
📝 ご注意
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
よくある質問
❓ この章のポイント
保護者の方からよくいただく疑問に、公開情報と私の経験をもとにお答えします。
小学生は何年生から英語塾に通うべきですか?
❓ Q&A
A. 決まった正解はありません。学校で「読む・書く」が始まる5年生の前後に、目的をはっきりさせてから検討するのが現実的です。低学年は英語に親しむこと、高学年は中学準備や英検など目的に合う形を選ぶのがおすすめです。
英会話スクールと英語塾はどちらがよいですか?
❓ Q&A
A. 目的で変わります。英語を楽しみ、聞く・話す経験を増やしたいなら英会話スクール、中学英語の先取りや英検合格など読み書きを固めたいなら英語塾が合います。
小学生は英検何級を目指せばよいですか?
❓ Q&A
A. 英検の公式な目安では5級が中学初級程度、4級が中学中級程度、3級が中学卒業程度です。学年で一律に決めず、本人の理解度に合わせて5級・4級から段階的に進めるのが無理のない進め方です。
中学受験の勉強と英語塾は両立できますか?
❓ Q&A
A. 可能ですが、中学受験では算数・国語など主要科目の負担が大きいため、英語は週1回程度の軽い形か、受験終了後の中学準備に回す家庭も少なくありません。志望校の入試に英語があるかを募集要項で確認して判断してください。
塾に通わなくても小学生の英語は大丈夫ですか?
❓ Q&A
A. 学校の授業内容を理解できていれば、すぐに塾が必要とは限りません。音声付き教材や通信講座で家庭学習を続け、単語や文の書き取りでつまずき始めた段階で塾や家庭教師を検討する方法もあります。
今日からできる英語塾選びの第一歩
🧭 この章のポイント
情報を集めるだけでは決められない、という方も多いはずです。最後に、今日から始められる具体的な手順をお伝えします。
家庭で目的と予算を決める
🔢 手順
候補を2〜3に絞って体験授業に行く
🗝️ 行動のヒント
目的に合うタイプが決まったら、候補を2〜3に絞り、体験授業で前述の5つのチェックポイントを確認しましょう。塾と家庭教師を横断的に比べたい方は、塾・家庭教師のタイプ別比較も判断材料になります。
まとめ:小学生の英語塾は目的で選ぶ

🎯 この記事の結論
小学生の英語塾は、「英語に慣れる」「英検」「中学準備」のどれを目的にするかで最適なタイプが変わります。
- 小学校で扱う語彙は600〜700語程度で、中学では1,600〜1,800語程度に増える
- 低学年は楽しさ、高学年は「読む・書く」への移行を意識する
- 体験授業では子ども本人の「また行きたい」を最優先に見る
- 英検の級や早期開始そのものを目的化しない
⭕ 英語塾に向いている子
- 英検や中学準備など、はっきりした目標がある
- 学校の英語で「書く」ことにつまずき始めている
- 家庭だけでは学習の習慣がつきにくい
❌ 今は英語塾を急がなくてよい子
- 学校の英語を楽しめていて、理解にも問題がない
- 中学受験の主要科目で手一杯になっている
- 本人が英語に強い抵抗を感じている
🎓 著者プロフィール

kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)
- 指導歴10年超
- 中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格
- 慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導
- 中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導経験あり
この記事を書く理由:塾講師として、また現在はプロ家庭教師として小学生から受験生までを指導し、小学校の英語が中学以降の成績にどうつながるかを現場で見てきたためです。いかなる教育機関にも忖度せず、判断材料を中立にお伝えします。
📚 調査概要
- 調査対象:小学生向け英語学習サービス(英語塾・英会話・個別指導・家庭教師・通信教材)の類型と、学校英語の制度
- 調査方法:公的機関・検定団体の公式資料調査/著者の指導経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年9月20日
- 情報の限界:個別の塾への取材・体験受講、保護者へのヒアリングは実施していません。費用感は相対的な目安であり、個別の料金は調査対象外です。小学生向け英語塾の月謝相場を示す公的統計は確認できませんでした。
- 利益相反の有無:本記事には、アフィリエイト広告を含みません。
📚 参考文献
- 文部科学省「新学習指導要領における小・中・高を通した外国語教育の改善」(2026年9月20日参照)
- 公益財団法人 日本英語検定協会「英検」公式サイト(2026年9月20日参照)
- 消費者庁「表示対策」(2026年9月20日参照)
公開日:2026年9月20日/最終更新日:2026年9月20日
※情報変更があった場合は随時更新します。

