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早慶の中学受験は何校ある?6校の違いと日程を慶應OBが解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

中学時代に早稲田アカデミーに通い、高校受験で慶應義塾高校に合格。慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで講師として多数の受験生を指導しました。

公開日:2026年10月16日/最終更新日:2026年10月16日/※情報変更があった場合は随時更新します。

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🎯 結論

結論:早慶の中学受験で受けられるのは、首都圏では慶應3校・早稲田3校の計6校です。ただし2月1日に4校の試験が重なるため、実際に挑戦できるのは男女とも最大3校です。校名の知名度ではなく「男女別の選択肢」「大学推薦の仕組み」「試験日の組み合わせ」の3点から志望校を絞ることが、遠回りしない第一歩だと私は考えます。

🔍 この記事でわかること

「早慶の中学に行かせたいけれど、どの学校がどう違うのか整理できていない」とお感じではありませんか?本記事では次の疑問に答えます。

  • 早慶の附属・系属中学は何校あり、男子・女子それぞれどこを受けられるのか
  • 2027年度入試の日程と、併願できる組み合わせ・できない組み合わせ
  • 2026年度入試の倍率・合格最低点を数字でどう読むか
  • 大学までほぼ内部進学できる学校と、そうでない学校の違い
  • 費用・失敗したときの選択肢など、事前に知っておくべき注意点

💬 なぜ私がこのテーマを書くのか

私は早稲田アカデミーの生徒として受験を経験し、慶應義塾高校(塾高)に高校から入学しました。塾高には普通部や中等部から内部進学してきた生徒と、私のように高校受験で入った生徒が同じ教室で学びます。その後は早稲田アカデミーの講師として、中学受験生を含む多くの受験生を指導してきました。
受験生として・附属校の在校生として・講師としての3つの立場から、パンフレットには書かれていない「選び方の軸」をお伝えします。なお、入試の数値は各校の公式資料と公開されている入試データに基づいており、私自身は早慶の中学入試を受験していないことをあらかじめお断りします。本記事で紹介する学校・塾から対価は受け取っていません。読み終えるころには、わが子が受けられる学校と2月の受験日程の組み方が整理できているはずです。

  1. 早慶の中学受験とは?受験できる6校の全体像
    1. 早慶の附属・系属中学とは
    2. 早慶6校の一覧と基本データ
    3. 附属と系属の違いと大学推薦の仕組み
  2. 2027年度入試の日程と試験科目
    1. 早慶6校の試験日を一目で比較
    2. 試験科目と面接・体育実技の有無
    3. 早慶同士で併願できる組み合わせ
  3. 倍率と難易度をデータで読む
    1. 2026年度入試の倍率と合格最低点
    2. 数字の読み方と見落としやすい点
  4. 早慶6校の違いと選び方
    1. 男子と女子で選択肢はどう違うか
    2. 大学内部進学型か進学校型か
    3. 塾高OBが内側から見た早慶附属の現実
    4. 通学時間と校風で最終判断する
  5. 早慶の中学受験の注意点とデメリット
    1. 2月1日に1校しか受けられない
    2. 塾代と入学後の学費の負担
    3. 附属進学で狭まる選択肢と向いていない子
    4. 不合格でも高校から再挑戦できる
  6. 早慶の中学受験に向けた対策と塾選び
    1. 学年別にやるべきこと
    2. 集団塾と個別指導・家庭教師の使い分け
  7. 早慶の中学受験でよくある質問
    1. 早慶の中学は全部で何校受けられますか?
    2. 女子が受けられる早慶の中学はどこですか?
    3. 早慶の附属中学に入れば全員が大学に進学できますか?
    4. 塾なしやスタディサプリだけで早慶の中学受験に合格できますか?
    5. 早慶の中学受験に落ちたら、高校から早慶附属を目指せますか?
  8. まとめ:早慶の中学受験は日程と進路の軸で選ぶ

早慶の中学受験とは?受験できる6校の全体像

📌 この章のポイント

「早慶の中学」と一口に言っても、男子校・共学、附属・系属と性格はさまざまです。まずは受験できる学校の全体像と、大学への進み方の仕組みを押さえましょう。

早慶の附属・系属中学とは

🔰 定義

早慶の中学受験とは、慶應義塾大学または早稲田大学へ内部推薦で進む道がある中学校の入試を指します。首都圏で中学入試を行うのは、慶應義塾普通部・慶應義塾中等部・慶應義塾湘南藤沢中等部・早稲田中学校・早稲田実業学校中等部・早稲田大学高等学院中学部の6校です。このほか佐賀県に早稲田大学系属の早稲田佐賀中学校があります。

早慶6校の一覧と基本データ

📋 首都圏の早慶6校(2027年度入試)

学校名区分所在地募集人員
慶應義塾普通部男子校横浜市港北区男子約180名
慶應義塾中等部共学東京都港区男子約120名・女子約50名
慶應義塾湘南藤沢中等部共学神奈川県藤沢市約70名(2026年度)
早稲田中学校男子校・系属東京都新宿区第1回200名・第2回100名
早稲田実業学校中等部共学・系属東京都国分寺市男子約70名・女子約40名
早稲田大学高等学院中学部男子校・附属東京都練馬区男子120名

出典:各校の募集要項・公式資料、JS日本の学校の入試情報(2026年10月16日参照)。慶應義塾湘南藤沢中等部は2027年度の数値を確認できなかったため2026年度入試結果資料の値です。

附属と系属の違いと大学推薦の仕組み

⚖️ 附属と系属の違い

  • 附属(慶應3校・早稲田大学高等学院中学部):大学と同じ学校法人が設置する学校です。慶應義塾では「一貫教育校」と呼ばれます。
  • 系属(早稲田中学校・早稲田実業学校中等部):別の学校法人が運営し、早稲田大学と協定を結んで推薦枠を持つ学校です。

慶應の3校と早稲田実業学校中等部・早稲田大学高等学院中学部は、高校で所定の成績等の条件を満たせば大学へ推薦で進む設計です。一方で早稲田中学校は推薦枠が卒業生全員分ではなく、他大学を目指す進学校としての性格が強い点が他の5校と大きく異なります。同校の系列校実績として、2026年は東京大学に29名の合格者が掲載されています。

慶應の中学から進む高校の選択肢は、慶應の付属高校5校の違いで詳しく整理しています。

2027年度入試の日程と試験科目

📌 この章のポイント

早慶の中学受験で最初にぶつかる壁は、学力より「日程」です。2027年度の試験日を並べると、受けられる組み合わせはかなり限られることがわかります。

早慶6校の試験日を一目で比較

早慶6校 入試日程マップ(2027年度) 2/1(月)2/2(火)2/3(水)2/4(木)2/5(金) 慶應義塾普通部(男)慶應中等部(共学)慶應湘南藤沢(共学)※早稲田中(男)早稲田実業(共学)高等学院中学部(男) 筆記等 一次 二次 一次 二次 第1回 第2回 筆記 筆記等 4校が同日 出典:各校募集要項・JS日本の学校(2026/10/16参照)。※湘南藤沢は2027年度未確認のため2026年度日程

📊 試験日・合格発表日の一覧

学校名試験日合格発表
慶應義塾普通部2月1日2月2日
慶應義塾中等部一次2月3日・二次2月5日一次2月4日・最終2月6日
慶應義塾湘南藤沢中等部一次2月2日・二次2月4日(2026年度)一次2月3日・最終2月5日(2026年度)
早稲田中学校第1回2月1日・第2回2月3日2月2日・2月4日
早稲田実業学校中等部2月1日2月3日
早稲田大学高等学院中学部2月1日2月3日

出典:各校募集要項・JS日本の学校(2026年10月16日参照)。日程は年度ごとに変わるため、出願前に必ず各校の最新要項をご覧ください。

試験科目と面接・体育実技の有無

📋 選考方法の比較

学校名筆記面接・実技
慶應義塾普通部国・算・社・理面接(本人のみ)・体育実技
慶應義塾中等部一次:国・算・社・理二次:面接(保護者同席)・体育実技
慶應義塾湘南藤沢中等部一次:国・算・社・理、または国・算・英二次:面接(本人・保護者)・体育実技
早稲田中学校国・算・社・理なし(掲載情報上)
早稲田実業学校中等部国100・算100・理50・社50(各点)なし(2027年度掲載情報上)
早稲田大学高等学院中学部国100・算100・社80・理80(各点)グループ面接(本人のみ)

出典:各校募集要項・公式資料・JS日本の学校(2026年10月16日参照)。湘南藤沢中等部は2026年度資料に基づきます。

💡 元講師の読み解き:配点から見える「国算勝負」

配点を公表している早稲田実業学校中等部と早稲田大学高等学院中学部は、どちらも国語・算数の比重が理科・社会より大きい設計です。早稲田実業では国算だけで300点中200点を占めます。一方で高等学院中学部は理社が各80点と、早稲田実業より理社の比率が高い設計です。同じ早稲田でも、学院志望なら理社を後回しにできないという違いは、学習計画を立てるうえで見逃せません。講師として早慶志望の受験生を見てきた経験からも、理社の暗記で逃げ切るより、国語の記述と算数の思考力で差をつける学習のほうが、早慶の配点構造に合っていると考えます。

また慶應の3校はいずれも体育実技と面接を課します。選考基準は公表されていませんが、私は体育実技を、運動能力の優劣よりも指示を聞いて取り組む姿勢を見るものと捉えています。高等学院中学部も受験生本人のグループ面接を行います。直前に慌てないよう、受験学年の秋までに面接で話す内容を家庭で一度言葉にしておくことをおすすめします。

早慶同士で併願できる組み合わせ

🧮 日程から導いた併願パターン

  • 男子:2月1日(普通部・早稲田中第1回・早稲田実業・高等学院中学部から1校)→2月2日(湘南藤沢一次)→2月3日(中等部一次または早稲田中第2回から1校)。早慶だけで最大3校です。
  • 女子:2月1日(早稲田実業)→2月2日(湘南藤沢一次)→2月3日(中等部一次)。首都圏の早慶女子3校すべてを受験できる日程です。

2月1日の1校を何にするかで、その後の戦略がほぼ決まります。早慶以外の併願校も含めた日程の組み方は中学受験の日程と併願の組み方で解説しています。

倍率と難易度をデータで読む

📌 この章のポイント

「早慶は倍率何倍?」という問いには、どの数字で割るかで答えが変わります。2026年度の公開データを同じ基準で並べ、数字の正しい読み方を確認します。

2026年度入試の倍率と合格最低点

📊 2026年度入試結果

学校・区分受験者合格者実質倍率合格最低点
慶應義塾普通部5432002.7倍非公表
湘南藤沢中等部415(一次)86(繰上含む)4.8倍非公表
早稲田中 第1回7492423.1倍135/200
早稲田中 第2回1,0032494.0倍138/200
早稲田実業 男子316813.9倍177/300
早稲田実業 女子247584.3倍187/300

出典:慶應義塾湘南藤沢中等部「2026年度入試結果」、JS日本の学校の各校入試結果(2026年10月16日参照)。実質倍率は受験者数÷合格者数で筆者が算出。慶應義塾中等部と早稲田大学高等学院中学部は、今回の調査範囲で同じ基準の数値を確認できなかったため掲載していません。

実質倍率(受験者÷合格者)2026年度 012345倍 慶應普通部早稲田中 第1回早稲田実業 男子早稲田中 第2回早稲田実業 女子湘南藤沢(繰上含む) 2.73.13.94.04.34.8 出典:湘南藤沢中等部「2026年度入試結果」、JS日本の学校(2026/10/16参照)を基に筆者算出

数字の読み方と見落としやすい点

💡 数字の裏側を読む3つの視点

  • 早稲田中第2回は応募1,436名に対し受験1,003名。応募者の約3割が受験していない計算です。第1回で合格を得た受験生などが受験を見送ったとみられ、応募倍率(約14倍)だけで「最難関」と判断するのは早計です。
  • 早稲田実業は女子の合格最低点が男子より10点高い。募集枠が男子約70名・女子約40名と女子のほうが少ないことが背景にあると考えられます。
  • 普通部の実質倍率2.7倍は「入りやすさ」を意味しません。早慶を第一志望とする層が2月1日に集まる学校のため、倍率が低めでも受験者層のレベルは高いと私は指導経験から考えています。
  • 偏差値は本記事では掲載していません。模試の運営会社ごとに母集団が異なり、同じ学校でも数値が大きく変わるためです。

応募倍率と実質倍率の違いは中学受験の倍率の見方で、模試ごとの偏差値の差は中学受験の偏差値の見方で詳しく解説しています。

早慶6校の違いと選び方

📌 この章のポイント

同じ「早慶」でも、6校の性格はかなり違います。男女別の選択肢、大学進学の考え方、通学の3軸で比べると、わが子に合う学校が見えやすくなります。

男子と女子で選択肢はどう違うか

🆚 男女別の受験可能校

区分慶應早稲田
男子普通部・中等部・湘南藤沢中等部早稲田中・早稲田実業・高等学院中学部
女子中等部・湘南藤沢中等部早稲田実業

女子は首都圏で3校しか選択肢がなく、募集人員も各校とも男子より少なく設定されています。女子の早慶中学受験は「3校をどう受けるか」が実質的な戦略のすべてと言えます。

大学内部進学型か進学校型か

⚖️ 進路の考え方で分かれる2タイプ

タイプ該当校向いている家庭
内部進学型慶應3校・早稲田実業・高等学院中学部大学受験に縛られず、中高6年間を部活・探究・人間関係に使いたい
進学校型早稲田中学校早稲田大学への推薦も視野に入れつつ、東大・医学部など他大学受験の選択肢も残したい

大学の段階で慶應と早稲田のどちらが合いそうかを考えたい方は、慶應と早稲田の7つの違いも参考になります。

塾高OBが内側から見た早慶附属の現実

✏️ 附属校の在校生だった立場から

塾高では、普通部・中等部から内部進学してきた生徒と、高校受験で入ってきた生徒が一緒に学びます。この環境に身を置いた私が強く感じたのは、「附属に入れば将来が約束される」のではなく、「大学受験の代わりに、6年間をどう使うかを自分で決める力が問われる」ということです。

内部進学にも成績の条件があり、入学後に勉強の手を完全に抜けるわけではありません。一方で、受験勉強に追われない時間を部活動や興味のある分野に注げるのは、附属ならではの大きな価値です。保護者の方には、合格そのものより「入学後の6年間をどう過ごしてほしいか」を先に考えていただきたいと思います。

通学時間と校風で最終判断する

💡 見落とされがちな通学の視点

6校は横浜市港北区(普通部)、港区(中等部)、藤沢市(湘南藤沢)、新宿区(早稲田中)、国分寺市(早稲田実業)、練馬区(高等学院中学部)と、首都圏に広く散らばっています。中学1年生が毎日通う6年間の通学負担は、偏差値の差より生活に効いてくると私は考えます。説明会や学校行事に足を運び、実際の通学ルートを親子で一度たどってみることをおすすめします。

なお、慶應義塾中等部の基準服と私服登校の実態は中等部の制服事情でまとめています。

早慶の中学受験の注意点とデメリット

⚠️ この章のポイント

早慶附属には大きな魅力がある一方、受験前に知っておくべき負担やリスクもあります。ここでは、合格を目指すご家庭こそ押さえておきたい注意点を正直にお伝えします。

2月1日に1校しか受けられない

❗ 日程の制約

男子の場合、普通部・早稲田中第1回・早稲田実業・高等学院中学部の4校が2月1日に集中しています。どれか1校を選んだ時点で、残り3校は少なくともその年は受験できません(早稲田中は第2回で再挑戦可能)。「早慶ならどこでもいい」という受け方は日程上成り立たないため、早い段階で第一志望の順位を決めておく必要があります。

塾代と入学後の学費の負担

💰 費用面で知っておきたいこと

早慶を目指す場合、多くのご家庭が小学校高学年の数年間、大手進学塾に通います。塾代の目安は中学受験の塾費用と3年総額で整理しています。

入学時の費用の一例として、早稲田大学高等学院中学部の2027年度募集要項では、入学検定料30,000円、入学手続時の登録料260,000円(入学者は入学金に振り替え)と示されています。他5校の学費は今回の調査範囲で同一年度の公式資料を確認できなかったため、各校の募集要項でご確認ください。

📝 費用情報についての注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各校の公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

附属進学で狭まる選択肢と向いていない子

❌ 早慶附属が合わない可能性があるケース

  • 将来、医学部や国公立大学など、早慶にない学部・大学を本気で目指す可能性が高い(早稲田中学校は例外的に選択肢が広い)
  • 小学校低学年の時点で、保護者の希望だけで早慶を目指している
  • 受験期の長時間学習が心身の負担になっている

内部進学型の附属では、大学の学部選択も校内の成績で決まるのが一般的です。「早慶に入ること」と「その子に合うこと」は別の問題だと、元講師として率直にお伝えしておきます。

不合格でも高校から再挑戦できる

💬 高校受験で塾高に入った立場から

私自身、早慶の附属には高校受験で入りました。慶應義塾高校・志木高校・女子高校・湘南藤沢高等部、早稲田実業学校高等部・早稲田大学高等学院・本庄高等学院は高校入試を実施しています。中学受験の結果が、早慶附属への道の終わりではありません。

高校からの早慶附属受験の全体像は早慶の高校受験の難しさと対策で、万一すべて不合格になった場合の動き方は中学受験で全落ちしたときの行動で解説しています。

📝 進路選択についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

早慶の中学受験に向けた対策と塾選び

📌 この章のポイント

早慶の中学受験は、受験学年だけの努力では間に合いにくい長期戦です。学年ごとにやるべきことと、塾・家庭教師の選び方を整理します。

学年別にやるべきこと

📋 早慶志望のステップ

① 小学3〜4年生:塾選びと学習習慣づくり
大手進学塾の入塾テストや体験授業で、子どもに合う環境を探します。
② 小学5年生:志望校の方向性を決める
男女別の選択肢と、内部進学型か進学校型かを親子で話し合います。
③ 小学6年生前半:2月1日の第一志望を確定
模試の結果と学校見学を踏まえ、日程表に沿って併願を組みます。
④ 小学6年生秋以降:過去問と面接準備
志望校の過去問演習に加え、慶應志望なら面接・体育実技の準備も進めます。

学年ごとの全手順は中学受験完全攻略ロードマップで詳しく解説しています。

集団塾と個別指導・家庭教師の使い分け

💡 元早稲アカ講師としての考え方

早慶を目指す場合、カリキュラムと模試、志望校別の対策講座がそろった大手集団塾を軸にするご家庭が一般的です。そのうえで、集団授業で取りこぼした単元や記述答案の添削を、個別指導や家庭教師で補う形が無理のない組み合わせだと考えます。

塾・家庭教師の比較は学習塾・家庭教師のおすすめ比較を、個別指導の実例として個別指導キャンパスの口コミ分析も参考にしてください。

🧭 今日からできる最初の一歩

  • 志望候補の学校の公式サイトで、最新の募集要項と説明会日程を確認する
  • 本記事の日程表をもとに、2月1日に受ける1校の候補を家族で話し合う
  • 現在の模試成績と、志望校の過去問の相性を塾の先生に相談する

各校の公式サイト:慶應義塾普通部/慶應義塾中等部/慶應義塾湘南藤沢中等部/早稲田中学校/早稲田実業学校/早稲田大学高等学院中学部

早慶の中学受験でよくある質問

📌 この章のポイント

早慶の中学受験について、保護者の方から特によく寄せられる疑問に答えます。

早慶の中学は全部で何校受けられますか?

❓ 回答

首都圏で中学入試を行う早慶の附属・系属校は、慶應義塾普通部・慶應義塾中等部・慶應義塾湘南藤沢中等部・早稲田中学校・早稲田実業学校中等部・早稲田大学高等学院中学部の6校です。このほか佐賀県に早稲田大学系属の早稲田佐賀中学校があります。ただし2月1日に4校の試験が重なるため、実際に受験できるのは男子で最大3校、女子で最大3校です。

女子が受けられる早慶の中学はどこですか?

❓ 回答

首都圏では慶應義塾中等部、慶應義塾湘南藤沢中等部、早稲田実業学校中等部の3校です。慶應義塾普通部・早稲田中学校・早稲田大学高等学院中学部は男子校です。2026年度入試の早稲田実業学校中等部では、女子の合格最低点が男子より10点高い結果でした。

早慶の附属中学に入れば全員が大学に進学できますか?

❓ 回答

学校によって異なります。慶應義塾の3校と早稲田実業学校中等部、早稲田大学高等学院中学部は、所定の成績等の条件を満たせば内部推薦で大学へ進む仕組みです。一方、早稲田中学校は系属校ですが推薦枠は卒業生全員分ではなく、他大学を目指す進学校としての性格が強い学校です。

塾なしやスタディサプリだけで早慶の中学受験に合格できますか?

❓ 回答

不可能とは言い切れませんが、現実的には難しいと考えます。早慶附属は応募倍率が高く、記述や思考力を問う問題、慶應3校では面接や体育実技もあります。スタディサプリは基礎固めや苦手単元の補強には使えますが、過去問演習や答案添削、模試での位置確認は塾や家庭教師で補うのが一般的です。

詳しくはスタサプで中学受験は可能かの検証をご覧ください。小学生向け講座の実際の評判はスタサプ小学講座の口コミで、サービス全体の特徴はスタサプ全4講座の本音解説でまとめています。

早慶の中学受験に落ちたら、高校から早慶附属を目指せますか?

❓ 回答

目指せます。慶應義塾高校・慶應義塾志木高校・慶應義塾女子高校・慶應義塾湘南藤沢高等部、早稲田実業学校高等部・早稲田大学高等学院・早稲田大学本庄高等学院は高校入試を実施しています。中学で届かなくても高校から早慶附属に入る道は残っています。

まとめ:早慶の中学受験は日程と進路の軸で選ぶ

🎯 この記事の結論

  • 首都圏で受験できる早慶の中学は、慶應3校・早稲田3校の計6校
  • 2月1日に4校が重なるため、早慶だけで挑戦できるのは男女とも最大3校
  • 女子の選択肢は中等部・湘南藤沢中等部・早稲田実業の3校に限られる
  • 早稲田中学校だけは推薦枠が全員分ではない進学校型
  • 中学で届かなくても、高校受験で早慶附属に入る道は残っている

✅ 早慶の中学受験に向いている家庭

  • 大学受験に縛られない6年間に価値を感じている
  • 2月1日の第一志望を親子で納得して決められる
  • 小学校高学年の数年間、通塾と家庭学習を継続できる

❌ 慎重に考えたほうがよい家庭

  • 医学部・国公立など早慶以外の進路を強く想定している
  • 「早慶ならどこでも」と学校ごとの違いを比べていない
  • 受験勉強が子どもの心身の負担になっている

🧭 次にとるべき行動

まずは志望候補校の公式サイトで最新の募集要項と説明会日程を確認し、本記事の日程表を手元に置いて2月1日の1校を家族で話し合ってみてください。早慶の中学受験は、学校名ではなく「日程」と「6年後の進路」の2つの軸で選ぶことが、後悔しない近道だと私は考えます。

🎓 著者プロフィール

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のお子さんの指導に携わっています。

この記事を書く理由:早稲田アカデミーの生徒・講師として早慶受験の現場を経験し、慶應の附属校(塾高)で内部進学者と高校受験組の両方を見てきました。いかなる教育機関にも忖度せず、メリットとデメリットの両方をお伝えすることを大切にしています。

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📝 調査概要

  • 調査対象:慶應義塾普通部、慶應義塾中等部、慶應義塾湘南藤沢中等部、早稲田中学校、早稲田実業学校中等部、早稲田大学高等学院中学部の入試制度・日程・入試結果
  • 調査方法:公式サイト・募集要項の調査/入試情報媒体の調査/著者の受験・指導経験に基づく知見
  • 調査実施日:2026年10月16日
  • 情報の限界:著者は早慶の中学入試を受験しておらず、各校への取材・訪問は行っていません。慶應義塾湘南藤沢中等部の2027年度日程、慶應義塾中等部と早稲田大学高等学院中学部の2026年度入試結果、5校の学費、早稲田中学校の早稲田大学推薦枠の人数は、今回の調査範囲で確認できませんでした。帰国生入試は本記事の対象外です。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に掲載した学校・塾から対価を受け取っていません)

公開日:2026年10月16日/最終更新日:2026年10月16日/※情報変更があった場合は随時更新します。