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東京大学の受験ガイド|日程・足切り・合格最低点を元塾講師が解説

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kou

指導歴10年超。慶應義塾高校・慶應義塾大学経済学部卒。早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は大学受験を含む幅広い受験生を個別に指導しています。

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公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:東京大学の受験は「共通テストで足切りを越え、二次試験の440点で勝負する」試験です。共通テストは1000点満点が110点に圧縮されるため、合否の大部分は記述中心の二次試験で決まります。

「東大を目指したいけれど、何から調べればいいのかわからない」「足切りや配点のしくみが複雑で、結局何割取ればいいのか見えない」――そんな不安をお持ちの受験生・保護者の方は多いと思います。

📋 この記事でわかること

  • 2027年度入試の日程・募集人員・足切りの予定倍率
  • 共通テスト110点換算と二次試験440点のしくみ
  • 2026年度の科類別の倍率・合格最低点
  • 共通テストの得点率から逆算した、二次試験の必要得点率
  • 一般選抜・学校推薦型選抜・College of Designの違いと注意点

💬 この記事の立ち位置

読み終えるころには、「東大受験で自分が何点を、どの科目で取りに行くべきか」を数字で考えられる状態になることを目指しました。数値は東京大学の公式発表と河合塾Kei-Netなど公開データの調査に基づき、私の受験指導の視点から読み解いています。

入試情報は年度ごとに変わるため、出願前には必ず東京大学の最新の募集要項をご確認ください。

東京大学の受験とは?入試の全体像

📌 この章の要点

東大の入口は1つではありません。まずは入試方式・日程・募集人員という「地図」を押さえ、自分がどのルートで受けるのかを確定させましょう。

東京大学の受験とは?3つの入試ルート

🔰 東大受験の基本

東京大学の受験とは、主に一般選抜(前期日程のみ)で、大学入学共通テストと東大独自の第2次学力試験を受けて合否が決まる入試を指します。一般選抜は文科一〜三類・理科一〜三類の「科類」単位で募集され、後期日程はありません。

このほか、全学で100人程度を募集する学校推薦型選抜と、2027年9月入学予定の新課程UTokyo College of Designの選抜があります。受験生の大多数は一般選抜を受けるため、本記事も一般選抜を中心に解説します。

2027年度入試の日程

📊 2027年度 一般選抜のスケジュール

項目日程
共通テスト出願2026年9月15日(火)〜10月2日(金)※受付終了
大学入学共通テスト2027年1月16日(土)・17日(日)
出願期間2027年1月25日(月)〜2月3日(水)
第1段階選抜 合格者発表2027年2月10日(水)
第2次学力試験2027年2月25日(木)・26日(金)
※27日(土)は理科三類のみ
合格者発表2027年3月10日(水)12:00ごろ

出典:東京大学「一般選抜」、リセマム(大学入試センター発表、2026年5月20日)(2026年10月23日参照)

💡 日程表で見落とされがちなこと

私が注目してほしいのは、出願締切(2月3日)の時点では、まだ足切りの結果がわからないという点です。共通テストの自己採点だけで「出願するか」「科類をどうするか」を決めることになります。自己採点の精度が、そのまま出願判断の精度になるわけです。

科類別の募集人員

🔢 2027年度 一般選抜の募集人員

科類募集人員
文科一類387人
文科二類341人
文科三類453人
理科一類1,071人
理科二類514人
理科三類92人
計2,858人

出典:東京大学「一般選抜」(2026年10月23日参照)

🔍 科類と学部の関係

東大は入学時に学部ではなく科類に所属し、前期課程(教養学部)で学んだあとに進学先の学部・学科が決まる仕組み(進学選択)をとっています。そのため「どの科類から、どの学部へ進みやすいか」も志望科類を選ぶ材料になります。進学選択の詳しい枠組みは東京大学の公式情報でご確認ください。

東大入試の配点と合否のしくみ

📌 この章の要点

「共通テストで何割必要か」という質問をよく受けますが、東大の場合、その答えは配点のしくみを知ると見え方が変わります。合否判定の流れを順に確認しましょう。

合否判定の流れ

📋 一般選抜の合否判定ステップ

① 共通テスト(1000点満点)を受験する
② 志願者が予定倍率に達した科類では、共通テストの成績で第1段階選抜(足切り)を行う
③ 第1段階選抜の合格者が第2次学力試験(440点満点)を受験する
④ 共通テスト110点換算+二次440点=550点満点の総合点で合否を判定(理科三類は面接の結果も含めて総合判定)

出典:東京大学「一般選抜」、ベネッセ マナビジョン(2026年10月23日参照)

共通テストは1000点を110点に換算

📊 共通テストの科目と配点(2027年度)

教科文科各類理科各類
国語200点200点
数学(2科目)200点200点
外国語(英語)200点200点
地歴・公民200点(2科目)100点(1科目)
理科100点(2科目)200点(2科目)
情報100点100点
合計1000点 → 110点に換算

出典:ベネッセ マナビジョン「東京大学 一般選抜」(2026年10月23日参照)。英語はリーディング140点・リスニング60点。

🧮 元塾講師の視点:共通テスト1点の「重さ」

1000点が110点になるということは、共通テストの1点は、総合点では0.11点の価値しかないということです。共通テストで10点(1%)上積みしても、二次試験ではわずか1.1点分。二次試験の数学で部分点を1つ拾うほうが、合否への影響は大きくなりえます。

私はこの数字を、勉強時間の配分を決める「物差し」として使うことをおすすめしています。ただし、共通テストを軽視してよいという意味ではありません。後述するとおり、まず足切りを越えなければ二次試験を受けられないからです。

第1段階選抜(足切り)の予定倍率

📊 2027年度 第1段階選抜の予定倍率

科類予定倍率
文科一類・二類・三類約2.5倍
理科一類約2.3倍
理科二類約3.0倍
理科三類約2.8倍

志願者数が募集人員に対してこの倍率に達した場合、共通テストの成績で第1段階選抜が行われます。

出典:東京大学「一般選抜」(2026年10月23日参照)

🧮 筆者試算:2027年度も足切りは起きるのか

2026年度の志願者数を2027年度の募集人員で割ると、どの科類も予定倍率を上回ります。志願者数が前年並みなら、全科類で第1段階選抜が実施される計算です。

科類試算倍率予定倍率
文科一類約3.2倍約2.5倍
文科二類約2.9倍約2.5倍
文科三類約2.8倍約2.5倍
理科一類約2.6倍約2.3倍
理科二類約3.3倍約3.0倍
理科三類約4.1倍約2.8倍

とくに理科一類と理科二類は、試算倍率と予定倍率の差が小さい科類です。志願者が少し減るだけで足切りが行われない年もありえます。予測の難しさは、ボーダー付近の受験生ほど大きくなると考えます。

※2026年度志願者数(河合塾Kei-Net)÷2027年度募集人員(東京大学)で筆者が算出。実際の志願者数は年度ごとに変わります。

二次試験の科目と配点

📊 第2次学力試験の配点(440点満点)

教科文科各類理科各類
国語120点80点
数学80点120点
外国語120点120点
地歴(2科目)120点—
理科(2科目)—120点
面接—理科三類のみ

出典:ベネッセ マナビジョン(2026年10月23日参照)

🔗 科目ごとの詳細

出題範囲や外国語の選択肢など、科目ごとのさらに細かいルールは東大の受験科目と配点の詳しい解説にまとめています。

東大の倍率・合格最低点をデータで読む

📌 この章の要点

「東大は何点取れば受かるのか」。この問いに最も近い答えをくれるのが合格最低点です。2026年度と2025年度の公開データを並べ、そこから私なりに「二次試験で何割必要か」を逆算してみます。

2026年度の科類別倍率と合格最低点

📊 2026年度 一般選抜の入試結果

科類志願者合格者実質倍率合格最低点
(550点満点)
文科一類1,2294032.4倍325.01
文科二類9963552.5倍330.47
文科三類1,2814702.5倍316.32
理科一類2,7361,1212.2倍303.39
理科二類1,7105422.9倍305.00
理科三類377992.7倍346.09

実質倍率=受験者÷合格者。出典:河合塾Kei-Net「東京大学 入試結果」(2026年10月23日参照)

📈 合格最低点の前年比較(2025→2026年度)

東大 科類別 合格最低点の比較(2025年度・2026年度) 2025年度 2026年度 ※横軸は250点から表示(550点満点) 文科一類文科二類文科三類理科一類理科二類理科三類 336.29325.01(−11.28)332.24330.47(−1.77)321.93316.32(−5.61)321.00303.39(−17.61)313.15305.00(−8.15)368.67346.09(−22.58) 出典:河合塾Kei-Net「東京大学 入試結果」(2026年10月23日参照)
2026年度は全科類で合格最低点が前年度を下回りました。

💬 データから私が読み取ること

2026年度は6科類すべてで合格最低点が下がり、とくに理科三類(−22.58点)と理科一類(−17.61点)の下げ幅が目立ちます。二次試験の難易度や共通テストの平均点の変動など複数の要因が考えられますが、大学が理由を公表しているわけではないので、原因は断定できません。

私が受験生に伝えたいのは、「合格最低点は1年で20点前後動くことがある」という事実です。1年分のデータだけで目標点を決めると、難化・易化の年に振り回されます。目標は最低でも2〜3年分の幅で設定するのが安全だと考えます。

共通テストの得点率から二次の必要得点率を逆算

🧮 筆者試算:二次試験で必要な得点率

2026年度の合格最低点から、共通テストの換算点(110点満点)を差し引き、二次試験440点に対して何%必要だったかを私が計算しました。

科類共通テスト8割
(88点)の場合
共通テスト9割
(99点)の場合
文科一類約53.9%(237点)約51.4%(226点)
文科二類約55.1%(242点)約52.6%(231点)
文科三類約51.9%(228点)約49.4%(217点)
理科一類約49.0%(215点)約46.5%(204点)
理科二類約49.3%(217点)約46.8%(206点)
理科三類約58.7%(258点)約56.2%(247点)

共通テストが8割でも9割でも、二次試験の必要得点率の差は約2.5ポイント(11点分)にとどまります。「東大は二次試験で5割前後を確実に取る試験」という輪郭が、この表から見えてくるはずです。

※合格最低点は河合塾Kei-Netの2026年度データ。小数点以下は四捨五入。理科三類は面接を含めた総合判定のため参考値です。あくまで最低点ラインの試算であり、合格を保証するものではありません。

🔗 あわせて確認したいデータ

共通テストの目安を予備校がどう出しているかは河合塾の共通テストボーダーの見方で解説しています。

科類と入試方式の選び方

📌 この章の要点

同じ「東大受験」でも、どの科類・どの方式を選ぶかで必要な準備は大きく変わります。比較の軸を整理しておきましょう。

一般選抜・学校推薦型選抜・College of Designの違い

🆚 3つの入試ルートの比較

項目一般選抜学校推薦型選抜College of Design
募集規模2,858人(2027年度)全学で100人程度100人(2方式各50人)
入学時期2027年4月2027年4月2027年9月
主な選考共通テスト+二次試験書類・面接等と共通テスト(詳細は募集要項)書類・英語課題・面接など(英語で学ぶ5年一貫課程)
向いている人学力試験で勝負したい人学校推薦を得られる実績がある人英語で学際的に学びたい人

College of Designの出願者は、2027年4月入学の一般選抜・学校推薦型選抜との併願ができません。

出典:東京大学「一般選抜」、東京大学「学部入試」、リセマム(2026年9月17日)(2026年10月23日参照)

文科・理科の科類を選ぶときの判断軸

✏️ 元塾講師が考える科類選びの3つの軸

  • 二次の得点源との相性:文科は国語・地歴が各120点、理科は数学・理科が各120点。自分が「得点を計算できる科目」が重い側を選ぶほうが有利です。
  • 合格最低点と倍率の両方を見る:2026年度は理科一類の最低点(303.39点)が最も低い一方、募集人員が多く志願者も最多です。最低点だけで「入りやすい」と判断しないことが大切です。
  • 進学選択の行き先:進学先の学部・学科によっては、特定の科類向けの枠が設けられています。行きたい学部がある程度決まっているなら、出願前に東京大学の進学選択の資料で枠の配分を確認してください。

東大受験の注意点とリスク

📌 この章の要点

東大受験には、データだけでは見えにくい落とし穴があります。挑戦を否定するためではなく、後悔しない判断のために確認しておきましょう。

足切り点は事前に決まっていない

⚠️ 自己採点だけで出願判断をする怖さ

事前に公表されるのは予定倍率だけで、実際の足切り点は志願者の分布で毎年変わります。出願締切の後に結果が出るため、ボーダー付近の受験生は「受けられるかどうか不確実なまま」出願することになります。共通テスト後に予備校が公開するリサーチ結果(判定の見方は河合塾の共通テストリサーチの解説)を参考にしつつ、併願校の確保を同時に進めておくことをおすすめします。

二次試験は記述・論述が中心

❗ 「解ける」と「点になる」は別物

東大の二次試験は記述・論述が中心です。自分では解けたつもりでも、採点者に伝わる答案になっていなければ点数になりません。答案を第三者に添削してもらう仕組みを早めに確保できるかどうかが、独学か塾かを分ける最大のポイントだと私は考えます。

東大受験が負担になりやすい人の特徴

📉 注意したいケース

  • 共通テスト9科目(文科)・8科目(理科)の対策と二次対策を、同時に回す時間を確保できない
  • 苦手科目を「捨てる」前提で計画している(総合点勝負のため、極端な穴は残りにくい試験です)
  • 東大1本で、併願校・浪人の可能性について家族と話し合えていない

これらに当てはまっても、東大を目指せないわけではありません。準備の順番と、うまくいかなかったときの選択肢を早めに決めておくことが大切です。

📝 ご注意

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

東大合格に向けた対策の進め方

📌 この章の要点

しくみとデータがわかったら、次は「いつ、何をするか」です。ここでは配点構造から逆算した進め方を整理します。

配点から逆算する学習の順番

🧭 対策の4ステップ

① 志望科類を仮決めし、二次で重い2教科を特定する(文科:国語・地歴、理科:数学・理科)
② 英語を早期に仕上げる:二次では全科類で120点。科類を問わず最大の共通得点源です
③ 過去問で「二次5割」の感覚をつかむ:満点ではなく、どの問題で何点拾うかを設計します
④ 共通テスト対策は直前期に比重を上げる:足切りを確実に越えるラインを模試で確認しながら調整します

💬 指導経験から伝えたいこと

私がこれまで受験生を指導してきて感じるのは、難関校を目指す受験生ほど「満点を取る勉強」をしがちだということです。しかし先ほどの試算どおり、東大の二次試験は合格最低点付近なら5割前後の勝負です。全問を完答するより、取るべき問題を確実に取る答案を作る練習のほうが合格に直結すると考えます。

たとえば理科一類で共通テスト9割の場合、二次の必要点は約204点です。私なら次のように配点を設計します。

科目(配点)目標得点率目標点
英語(120点)6割72点
数学(120点)4割48点
理科(120点)4割48点
国語(80点)4.5割36点
合計(440点)約46%204点

英語で得点を安定させ、数学と理科で大きく崩れないことが条件になります。「どの科目で何点取るか」を先に決めると、過去問演習の目的がはっきりします。この配分はあくまで一例で、得意科目によって組み替えてください。

大学受験全体の年間スケジュールは大学受験の完全攻略ロードマップで詳しく解説しています。

東大模試を現在地の確認に使う

🔍 冠模試の位置づけ

大手予備校は東大の出題形式に合わせた「東大模試(冠模試)」を実施しています。二次試験と同じ形式で、志望者の中での順位がわかるため、判定よりも科目別の得点と答案の採点基準を読み込むことに価値があります。河合塾の東大模試については、記事末尾の関連記事で詳しく解説しています。

塾・予備校・オンライン教材の選び方

⚖️ 学習手段ごとの役割

手段得意なこと補いにくいこと
集団塾・予備校東大向けカリキュラム・添削・模試個別の弱点への細かい対応
個別指導・家庭教師答案の個別添削、計画の伴走講師による質の差が大きい
映像授業・オンライン教材低コストで基礎〜標準を網羅記述答案の添削

東大対策の塾をタイプ別に比較した記事は、記事末尾の関連記事にまとめています。

💡 映像授業をどう組み込むか

費用を抑えたい場合、映像授業で基礎を固め、添削だけを外部に頼む組み合わせも現実的です。たとえばスタディサプリを検討する場合は、次の記事が判断材料になります。

東京大学の受験に関するよくある質問

📌 この章の要点

受験生・保護者の方から寄せられやすい疑問に、公式情報と公開データの範囲でお答えします。

東大の足切り(第1段階選抜)は何点くらいですか?

❓ 回答

足切りの点数は毎年の志願状況で変わり、2027年度は2027年2月10日に第1段階選抜の合格者が発表される予定です。事前に公表されているのは予定倍率(文科各類約2.5倍、理科一類約2.3倍、理科二類約3.0倍、理科三類約2.8倍)で、志願者がこの倍率に達した場合に共通テストの成績で選抜が行われます。

共通テストは何割取れば東大に合格できますか?

❓ 回答

公式に「何割で合格」という基準はありません。共通テストは1000点満点が110点に換算されるため、合否への影響は二次試験(440点)より小さくなります。2026年度の合格最低点から逆算すると、共通テストが9割の場合、二次試験で必要な得点率は科類によって約47〜56%でした(理科三類は面接を含めた総合判定)。

2027年度の東大の二次試験はいつですか?

❓ 回答

第2次学力試験は2027年2月25日(木)・26日(金)で、27日(土)は理科三類のみ実施されます。出願期間は2027年1月25日〜2月3日、合格者発表は3月10日の予定です。

東大に推薦入試はありますか?

❓ 回答

学校推薦型選抜があり、募集人員は全学で100人程度です。2026年度の学校推薦型選抜の合格者は93人と報じられています。一般選抜とは出願要件や選考方法が大きく異なるため、募集要項の確認が欠かせません。

UTokyo College of Designと一般選抜は併願できますか?

❓ 回答

併願できません。College of Designは2027年9月入学予定の5年一貫・英語で学ぶ新課程で、出願者は2027年4月入学の一般選抜や学校推薦型選抜などとの併願が不可とされています。

東大受験に塾や予備校は必要ですか?

❓ 回答

必須ではありませんが、東大の二次試験は記述・論述中心で、答案を第三者に添削してもらう機会をどう確保するかが合否を左右しやすいと考えます。学校の先生や通信添削で添削を受けられるなら独学の余地はありますが、それが難しい場合は塾・予備校・家庭教師を検討する価値があります。

まとめ:東京大学の受験は二次試験から逆算する

🎯 この記事の結論

東大受験は、共通テストで足切りを確実に越えたうえで、二次試験440点のうち5割前後を確実に積み上げる試験です。合格最低点は年によって20点前後動くため、複数年のデータで目標点を決め、得点源の科目から逆算して準備を進めてください。

📋 記事のポイント

  • 2027年度の二次試験は2月25日・26日(理科三類は27日も)、合格発表は3月10日
  • 共通テストは1000点→110点に換算、二次は440点、合計550点満点
  • 足切りの予定倍率は文科約2.5倍、理一約2.3倍、理二約3.0倍、理三約2.8倍
  • 2026年度の合格最低点は全科類で前年より低下(理三は−22.58点)
  • 共通テスト9割なら、二次で必要な得点率は科類により約47〜56%(筆者試算)

✅ 東大の一般選抜に向いている人

  • 記述・論述の答案作りに時間をかけられる人
  • 二次で重い教科(文科:国語・地歴、理科:数学・理科)に得点源がある人
  • 共通テストと二次対策を並行できる学習計画を立てられる人

⚠️ 別ルートも検討したい人

  • 英語で学際的に学びたい人(College of Designの検討余地)
  • 学校で突出した実績があり、推薦の要件を満たせる人(学校推薦型選抜)
  • 共通テスト科目の負担が大きすぎると感じる人(他大学との比較を推奨)

🧭 次の一歩

まずは東京大学の一般選抜の公式ページで最新の要項を確認し、志望科類の二次試験の過去問を1年分解いてみてください。「5割を取るには、どの問題を取ればいいか」が見えた瞬間から、対策は具体的になります。

🎓 著者プロフィール

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kou

中学生時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校や発達障害のある生徒まで幅広く指導しています。指導歴は10年超です。

この記事を書く理由:難関校受験の当事者として、また指導者として、配点と合格最低点から逆算して準備する重要性を実感してきました。東大受験を考えるご家庭が、公式データを自分の言葉で読み解けるよう、いかなる教育機関にも忖度せずに執筆しています。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:東京大学 2027年度一般選抜の日程・募集人員・配点・第1段階選抜、2025・2026年度の入試結果、学校推薦型選抜、UTokyo College of Design
  • 調査方法:公式サイト調査/公開データ調査(河合塾Kei-Net、ベネッセ マナビジョン)/報道調査/著者の受験指導の知見
  • 調査実施日:2026年10月23日
  • 情報の限界:筆者は東京大学に在籍した経験がなく、学内の事情は公式情報の範囲でお伝えしています。第1段階選抜の実際の合格最低点、合格最低点が下がった理由は公式に確認できませんでした。二次試験の必要得点率は筆者の試算です。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に広告・PRは含まれません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。