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個別指導塾WAYSの英検対策とは?内容・料金・向き不向きを解説

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kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾高等学校・慶應義塾大学経済学部卒。中学生時代は早稲田アカデミーに通い、大学在学中は同校で多数の受験生を指導しました。現在は中高一貫校生・大学受験生・浪人生を中心に個別指導を続けています。英単語の指導設計や、資格試験と学校の勉強の両立で悩む生徒を数多く見てきた立場から、WAYSの英検対策を公式情報に基づいて読み解きます。

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公開日:2026年7月16日/最終更新日:2026年7月16日/※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:個別指導塾WAYSの英検対策は、「英検専門コース」ではなく、通常の個別指導のなかに英単語の土台づくりを組み込む仕組みです。2026年から塾全体で強化されたもので、中心にあるのは毎週の英単語テスト「Weekly Vテスト」と、英検準1級を最終目標に置いた学年別のロードマップです。

ですので、「英検の過去問演習や二次試験対策を専門的にやってほしい」という目的で選ぶ塾ではありません。学校の英語が崩れていて、単語も覚えられず、家では一切勉強しない——そういう状態から立て直しつつ、ついでに英検も取りにいきたい生徒にこそ噛み合う設計だと私は考えています。

📋 この記事で解決できる疑問

  • 個別指導塾WAYSの英検対策は、具体的に何をしてくれるのか
  • 「Weekly Vテスト」はどんな仕組みで、どの級まで対応しているのか
  • なぜWAYSは英検準1級にこだわるのか。その目標は現実的なのか
  • 英検対策に追加料金はかかるのか。料金はいくらなのか
  • 4技能(読む・聞く・書く・話す)はどこまで面倒を見てもらえるのか
  • どんな人に向いていて、どんな人には向かないのか

読み終えるころには、「うちの子がWAYSで英検を狙うのは筋が通っているのか、それとも別の塾を探すべきか」を、ご自身で判断できる状態になっているはずです。

🏷️ 情報の立場について

本記事はWAYSの公式サイトおよび公的機関の公表資料の調査に基づいて執筆しています(詳しい調査範囲と限界は記事末尾に記載)。「英検」は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

私の早稲アカ講師時代の給与明細

早稲アカで働いていた証明として、当時の給与明細を載せておきます。

  1. 個別指導塾WAYSの英検対策とは?2026年に強化された指導の全体像
    1. 個別指導塾WAYSの英検対策とは?結論は「語彙の土台づくり」を軸にした支援
    2. WAYSが英検準1級を目標に掲げる理由
    3. 英検専門塾ではないという前提を押さえる
  2. 英検対策の中身|Weekly Vテストの3ステップとロードマップ
    1. Weekly Vテストの3ステップ
    2. 外部受験と内部進学で目標級が変わる
    3. 長期休みには英検・漢検の対策も行われる
  3. 英検対策にかかる料金と、時間あたりで見た費用感
    1. WAYSの料金は非公開。公表されているのは「教材費・年会費なし」まで
    2. 英検対策に追加料金はかかるのか?(確認できたこと・できなかったこと)
    3. 時間あたりの指導量で見ると何が違うのか?
  4. WAYSの英検対策の評価
    1. WAYSが英単語から入った理由と、設計に残る矛盾
    2. 中高一貫校の教材と英検は、実は相性がいい
    3. 数字で見ると、準1級は相当に高い目標
  5. 英検対策で注意したい点と、向いていない人
    1. 4技能をフルカバーする設計とは言えない
    2. 短期で級を取りたい人には向かない
    3. 教室・講師による差が出る可能性
  6. 入塾前に確認すべきことと申し込みの流れ
    1. 無料学習相談・体験指導で必ず聞くべき4つの質問
    2. 申し込みから体験指導までの流れ
  7. よくある質問
  8. まとめ:個別指導塾WAYSの英検対策は「単語の土台づくり」に価値がある

個別指導塾WAYSの英検対策とは?2026年に強化された指導の全体像

📌 この章でわかること

まず押さえるべきなのは、WAYSが「英検の塾」ではないという事実です。中高一貫校専門の個別指導塾が、2026年になって英検対策を打ち出した——この文脈を理解しないと、期待値を大きく外します。この章では、英検対策の位置づけと、準1級という目標が置かれた理由を整理します。

個別指導塾WAYSの英検対策とは?結論は「語彙の土台づくり」を軸にした支援

🎯 一言でいうと

個別指導塾WAYSの英検対策とは、中高一貫校専門の個別指導塾であるWAYSが2026年から塾全体で強化した取り組みで、英検準1級(内部進学志望は2級)を目標に据えたロードマップと、毎週の英単語テスト「Weekly Vテスト」による語彙強化を柱とする指導のことです。英検専用のコースや、過去問中心のカリキュラムとして案内されているものではありません。

🔍 公式サイトで確認できる位置づけ

WAYSは公式サイトの英語対策ページで、学校の英語対策に加えて英検対策も可能であること、2026年より英検対策を強化したことを明示しています。理由として挙げられているのは、英検が大学進学を目指す生徒にとって入試を有利に進めるための重要な資格だから、という点です。

そのうえで用意されているのが、次の2つの柱です。塾の看板である「学校の定期テスト対策」を土台に、そこへ英検が乗る構造になっています。WAYSという塾そのものの成り立ちや対象生徒については、塾の全体像と向き不向きをまとめた解説もあわせてご覧ください。

内容
ロードマップ中1〜高3を見通し、外部受験なら英検準1級、内部進学志望なら高2終了時点で英検2級を目標に設定
Weekly Vテスト予習→確認テスト→ミス問復習の3ステップで、毎週の英単語を積み上げる仕組み(英検4級〜準1級に対応)

WAYSが英検準1級を目標に掲げる理由

📌 公式の説明

WAYSは公式サイトで、英検準1級を「大学進学を目指す生徒にとって取得すべき必須の武器」と位置づけています。理由として説明されているのは、準1級を持っていると大学入試で資格として優遇(加点やみなし満点など)を受けられること、そして一般受験でも通用する英語力の証明になり、進学の選択肢が広がることの2点です。

実際、英検の資格を出願要件や加点に使える大学は多く、制度の詳細は日本英語検定協会の公式サイトで確認できます。ただし優遇の内容は大学・学部ごとにまったく異なるため、「準1級を取れば必ず有利になる」と一般化できるものではありません。

💬 塾講師として、この目標設定をどう読むか

私が興味深いと感じたのは、WAYSが「2級」ではなく「準1級」を旗印にした点です。中だるみ層を対象にする塾が掲げる目標としては、率直に言ってかなり野心的です。

ただ、これは無謀な設定ではないとも考えています。WAYS公式サイトによれば、中高一貫校は公立の中学校より約1.2倍速い進度で授業が進み、高校2年生の間に大学受験に必要な学習内容をほぼ終えられるとされています。つまり「学校の進度についていけている中高一貫校生」は、そもそも準1級に手が届く位置にいるのです。WAYSが準1級を掲げるのは、学校のカリキュラムという既存の資産を英検に接続する発想であって、英検のために別建ての勉強を積むという発想ではない。ここがWAYSの英検対策を理解する鍵だと私は見ています。

英検専門塾ではないという前提を押さえる

⚠️ 期待値を外さないための前提

WAYSが公式に定期テスト対策の指導科目としているのは、英語・数学・理科(物理・化学)です。大学受験対策では5教科全科目に対応するとしていますが、いずれも「学校の教材を使って学校のテストで点を取る」ことが軸に据えられています。

英検対策も、この軸の上に乗っている取り組みです。公式サイトでも英検対策は英語対策ページの一項目として紹介されており、独立したコースとして料金や時間割が示されているわけではありません。「英検専門塾に通わせるつもりでWAYSを選ぶ」と、想像とのズレが生じる可能性があります。

💡 見落とされがちな「時間軸」の話

設計の良し悪し以前に、私が最も重く見ているのはここです。WAYSの英検対策は2026年に始まったばかりで、まだ実績が積み上がっていません。

これは批判ではなく、構造上そうならざるを得ないという話です。仕組みを2026年に導入した以上、「この仕組みで何人が準1級に届いたか」というデータは、現時点では存在しようがありません。実際、WAYSの合格実績や点数アップ事例として公表されているのは定期テストと大学受験の結果であり、英検の合格実績は確認できませんでした。口コミを広く見ても、英検に言及したものはほとんど見当たりません。

つまり、いまWAYSの英検対策を検討するご家庭は、実績ではなく設計思想を見て判断することになります。これから始まる仕組みに乗るということは、良くも早くも運用が固まりきっていない時期に立ち会うということです。ここを理解しないまま「英検に強い塾」として期待すると、評価がぶれます。

英検対策の中身|Weekly Vテストの3ステップとロードマップ

📌 この章でわかること

「英検対策を強化しました」と言われても、実際に何が変わったのかが見えなければ判断できません。WAYSが公式サイトで具体的に説明しているのは、英単語の仕組みである「Weekly Vテスト」です。ここは公表情報が比較的細かいので、ステップごとに分解して読み解きます。

Weekly Vテストの3ステップ

🔰 予習・テスト・復習の流れ

STEP1:テストに向けた予習
通学中のスキマ時間や自宅で、1回30単語の予習に取り組みます。予習パートはタイムアタック形式で、教室内やWAYS全体でのランキングが表示される仕組みです。

STEP2:確認テスト(Vテスト)
週の最初の指導コマ内で確認テストを受験します。これを毎週最大2セット繰り返す設計です。テストは英検4級〜準1級まで級別に用意され、各級最大36回分と範囲が細かく区切られています。

STEP3:ミス問で弱点を集中攻略
確認テストで間違えた単語は自動で蓄積され、その苦手単語だけをまとめた復習テストが作成されます。全範囲をやみくもに繰り返すのではなく、覚えきれていない単語だけを潰す設計です。

なお、Weekly Vテストが英語を受講している生徒だけの仕組みなのか、数学のみ受講の生徒も含めた全生徒が対象なのかについては、公式サイトでは確認できませんでした。受講科目の組み方によって話が変わる部分ですので、相談時の確認事項に入れておくべき点です。

出典:WAYS公式サイト「中高一貫校生のための英語対策」(2026年7月16日確認)

💡 ここは素直によくできていると感じた点

単語学習で最も高いハードルは「覚える」ことではなく、やり続けることです。10年以上生徒を見てきて、単語帳を渡して「やっておいて」で回った例をほとんど知りません。

Weekly Vテストが優れているのは、この「続かない」問題に3方向から手を当てている点です。予習はランキングで競争性を持たせ、テストは自宅ではなく指導コマ内で実施して逃げ場をなくし、復習はミス問だけに絞って負荷を下げる。とくに2つ目——テストを塾の中でやる——が効きます。家で勉強できない生徒を対象にしている塾が、家でやらせる前提の単語テストを課しても機能しませんから、設計思想として一貫しています。

外部受験と内部進学で目標級が変わる

📊 進路別の目標設定

WAYSは中1から高3までのロードマップを公開していますが、外部受験を目指す生徒と内部進学志望の生徒とで、置いている目標が異なります。公式サイトの記載から確認できるのは次の点です。

進路目標
外部受験(一般の大学受験)英検準1級を目指すロードマップ(中1〜高3)
内部進学志望高2終了時点で英検2級の取得を目標に指導

各学年で何級を目標にするかという学年ごとの内訳は、公式サイトでは図として掲載されており、テキストとしては確認できませんでした。具体的な学年別の到達目標は、学習相談の場で直接ご確認ください。

長期休みには英検・漢検の対策も行われる

📌 通常期と長期休みで役割が違う

WAYSは評定アップ対策のページで、長期休み期間には試験範囲外の基礎の穴埋めを行うとしたうえで、英検や漢検の対策も実施していると記載しています。通常期は定期テスト対策が最優先になるため、腰を据えて英検に時間を使えるのは長期休みという構造です。

この点は、英検を本気で狙うご家庭ほど重要です。夏や冬の使い方でロードマップの進み方が変わってくるので、WAYSの夏期講習の中身と料金感を先に把握しておくと、年間の計画が立てやすくなります。

英検対策にかかる料金と、時間あたりで見た費用感

📌 この章でわかること

「英検対策は別料金なのか」——ご家庭が最も気にする点だと思います。ここは正直にお伝えしますが、WAYSは料金を公開していません。公表されている情報とされていない情報を線引きしたうえで、時間あたりの費用という角度から実像に迫ります。

WAYSの料金は非公開。公表されているのは「教材費・年会費なし」まで

💰 公式サイトで確認できる料金情報

  • 授業料などの月謝と、初回の入塾金以外は一切請求しない
  • 教材費・年会費などの追加費用はかからない(学校の教材を使うため)
  • ただし学校の教材だけで足りない場合は、タブレット教材や演習プリント等の塾教材も使用する
  • 入塾前にすべての料金の内訳を説明したうえで検討できる
  • 具体的な金額は公表されておらず、資料請求または学習相談で案内される

出典:WAYS公式サイト「指導料金」(2026年7月16日確認)。金額の実態や確認方法については、料金が非公開である理由と費用の考え方で詳しく整理しています。

英検対策に追加料金はかかるのか?(確認できたこと・できなかったこと)

📝 ここは断定できません

WAYSは「月謝と入塾金以外は請求しない」と明示していますから、文言どおりであれば英検対策のために別途費用が発生することは考えにくい、という読み方が自然です。Weekly Vテストも指導コマ内で実施される仕組みとして説明されています。

ただし、「英検対策の費用は月謝に含まれる」と公式サイトが明言している記載は確認できませんでした。また、Weekly Vテストで使用するシステムの費用負担についても記載を見つけられませんでした。ここは推測で埋めるべきではないと考えますので、学習相談の場で「英検対策の実施に追加費用は発生しないか」を書面で確認することを強くおすすめします。

✏️ 料金ページの「沈黙」が語っていること

もっとも、この「記載がない」という事実自体が、私にはひとつの答えに見えます。

塾にとって新サービスは値上げの好機です。それなのに、2026年に英検対策を強化したWAYSの料金ページには、英検に関する項目が一切追加されていない。オプション料金も、専用コースの設定もありません。これは「英検対策を独立した商品として売っていない」ことの、かなり強い傍証だと考えます。

つまりWAYSにとっての英検対策は、単価を上げるための追加メニューではなく、既存の英語指導の質を上げるための内部投資に近い。だからこそ英検を主目的に選ぶ塾にはならないし、逆に、英語指導の一環として自動的についてくるなら得だ、という読み方が正確です。

時間あたりの指導量で見ると何が違うのか?

📊 同じ月謝で確保できる指導時間の比較

金額が非公開でも、比較の手がかりはあります。WAYSは公式サイトで、月40,000円という同一条件のもとで確保できる指導時間を、一般的な個別指導・集団指導と比較して提示しています。英検の語彙演習が「指導コマ内」で行われる以上、この総時間の差はそのまま演習量の差につながります。

月謝40,000円で確保できる「月間指導時間」の比較 ※WAYS公式サイトが提示する同一条件での比較(2026年7月16日確認) WAYS 120分×週3回 24時間 集団指導 90分×週3回 18時間 一般的な個別指導 90分×週1回 6時間 0 12時間 24時間 語彙テストも過去問演習も「塾の中で完結させる」設計なので、確保できる総時間がそのまま英検対策の実行量を左右します。

🧭 まずは費用の全体像を自分の目で確かめる

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※PR・広告/※料金は非公開のため、公式サイトで最新情報をご確認ください。

📝 費用に関する注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

WAYSの英検対策の評価

📌 この章でわかること

ここからは公式情報の紹介ではなく、英語指導の現場を見てきた立場からの読み解きです。WAYSの英検対策には、設計として理にかなっている部分と、数字で見ると楽観できない部分の両方があります。

WAYSが英単語から入った理由と、設計に残る矛盾

💬 対象生徒と照らすと、この設計は筋が通る。ただし一点だけ

WAYSは自塾の存在理由を「家で勉強できない生徒のために、塾内で学習を完結させること」と定義しています。宿題を課さない、演習も解き直しも指導時間内で終わらせる——料金ページでも、家でやらせる前提を捨てたことが繰り返し語られています。

この一貫した思想で読むと、Weekly Vテストの中核はランキングでも級別設計でもなく、確認テストを「週の最初の指導コマ内」に置いた一点です。単語テストを塾の中でやれば、家でやらない生徒からも逃げ場を奪える。既存の塾の思想を、そのまま英検に転用しています。

ただ、私が引っかかったのはSTEP1です。予習パートだけは「通学中のスキマ時間や自宅で」と、塾の外に置かれている。家で勉強できない生徒を集めた塾が、唯一そこだけ自宅学習を前提にしているわけです。ランキングによるゲーム化はこの矛盾への手当てだと理解できますが、予習を飛ばした生徒がコマ内テストで点を取れず、そこで止まらないか——実際に運用してみないと分からない部分が残っていると考えます。体験時に「予習をやってこない子はどう扱うのか」と聞いてみる価値のある論点です。

中高一貫校の教材と英検は、実は相性がいい

📖 専門塾だからこそ成立する接続

WAYSは「プログレス21」「ニュートレジャー」「新中学問題集」といった検定外教科書に対応することを強みとしています。ここが英検と噛み合う点です。

これらの教材は検定教科書より語彙も文法も先行しており、中3の段階で高校内容に踏み込んでいることが珍しくありません。つまり学校の勉強をきちんと固めること自体が、そのまま英検の級を押し上げるという関係が成立します。一般的な塾がこの接続を作れないのは、そもそも検定外教科書を扱った経験がないからです。

WAYSの英検対策の本質は、英検用の新しい勉強を足すことではなく、学校の勉強と英検を一本の線につなぐことにあると私は見ています。忙しい中高一貫校生にとって、この「足さない」という設計はかなり価値があります。

数字で見ると、準1級は相当に高い目標

🔢 全国の高3の英語力データと照らす

WAYSが掲げる準1級という目標を、公的データと照らしてみます。文部科学省が毎年実施・公表している「英語教育実施状況調査」では、高校3年生のうち英検準2級(CEFR A2)相当以上の英語力を持つ生徒はここ数年5割前後、英検2級(CEFR B1)相当以上は2割前後で推移しています。参考値として、令和5年度調査では準2級相当以上が50.6%、2級相当以上が19.8%でした。

一方、国が第4期教育振興基本計画(令和5〜9年度)で掲げる目標は、高校卒業段階で準2級相当以上6割、2級相当以上3割です。つまり2級相当ですら国の目標に届いていない、というのが全国の現状です。

出典:文部科学省「英語教育実施状況調査」(2026年7月16日参照)。本調査は公立校を対象としたもので、最新年度の数値は同ページの公表資料をご確認ください。

💬 このデータをどう受け止めるべきか

高3で2級相当に届く生徒が2割前後という現実の、さらに上に準1級があります。WAYSが掲げる目標が、いかに高い場所に置かれているかがわかると思います。

誤解しないでいただきたいのですが、私はこれを「誇大だ」と言いたいのではありません。上記は公立校中心の調査であり、中高一貫校生の実態とは母集団が違います。お伝えしたいのは、「WAYSに通えば準1級が取れる」と読むのは危険だということです。準1級はあくまで塾が示す到達目標であって、成果の保証ではない。実際の到達点は本人の学年・現在地・投下時間で大きく変わります。

この距離感を測るうえで参考になるのが、実際にWAYSから輩出された進学先です。公表されている合格実績の実態と読み方を先に押さえておくと、準1級というロードマップがどの層に向けて描かれたものかが具体的に見えてきます。

🔍 目標の現実性を、教室に直接ぶつけてみる

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※PR・広告/※ロードマップの詳細は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。

英検対策で注意したい点と、向いていない人

📌 この章でわかること

ここまで設計の良さを述べてきましたが、当然ながら万能ではありません。むしろ英検を主目的に塾を探している方には、正面から「合わない可能性がある」とお伝えすべき点がいくつもあります。

4技能をフルカバーする設計とは言えない

❌ 最大の弱点はここ

英検は読む・聞く・書く・話すの4技能を測る試験です。一次試験にはライティングが課され、3級以上では二次試験としてスピーキングテスト(面接)が実施されます(日本英語検定協会、2026年7月16日参照)。

しかしWAYSの公式サイトで具体的に説明されているのは、英単語のWeekly Vテストと級別ロードマップまでです。ライティングの添削体制や、二次試験の面接練習をどう行うかについての記載は確認できませんでした。指導形態も、講師が1から10まで解説するのではなく、ヒントを与えて自分で答えにたどり着かせる方式とされており、これは英作文の添削や面接練習とは性質が異なる指導です。

英検の二次試験対策までを塾に求めるなら、WAYSは第一候補にはなりにくいと考えます。他塾との比較検討をされるなら、オンライン家庭教師の英検対策の実態もあわせて見ておくと、選択肢の幅が広がります。

短期で級を取りたい人には向かない

⚠️ 「次回の英検までに」という使い方は想定外

Weekly Vテストは、毎週コツコツ単語を積み上げる仕組みとして設計されています。各級最大36回分という構成からしても、数か月〜年単位で効いてくる性質のものです。

したがって「3か月後の英検で準2級を取りたい」といった短期集中のニーズには、構造的に噛み合いません。加えて通常期は定期テスト対策が優先されるため、英検に集中投下できるのは長期休みが中心になります。締切が近い人ほど、英検専門の講座を持つ塾を検討したほうが合理的です。

教室・講師による差が出る可能性

🔺 全国展開の個別指導に共通する構造リスク

Weekly Vテストは塾全体の取り組みとして案内されていますが、各教室でどう運用されているかまでは公式サイトから確認できません。そして実際に英検の質問に答え、学習計画を調整するのは目の前の講師です。個別指導という形態である以上、講師との相性や、その教室に英検指導の経験がどれだけ蓄積されているかによって体感は変わり得ます。2026年に始まった仕組みであることを踏まえれば、教室間の運用差はむしろ出やすい時期だと考えます。

これは私の推測だけで言っているのではなく、実際の利用者の声を広く見たうえでの判断です。教室ごとの評価がどう分かれているかは、100件超の口コミを教室別に分析した記事で確認できます。

📝 進路選択に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

入塾前に確認すべきことと申し込みの流れ

📌 この章でわかること

ここまで読んで「候補として残る」と感じた方に向けて、実際に動くときの手順と、その場で必ず確認すべき論点を整理します。料金も英検対策の詳細も非公開である以上、無料相談は情報を取りに行く場だと割り切るのが得策です。

無料学習相談・体験指導で必ず聞くべき4つの質問

📋 この5つを聞けば、合うかどうかは判断できる

  • 英検対策に追加費用は発生しないか——月謝に含まれるのか、書面で内訳を出してもらう
  • ライティング・二次試験の面接対策はどこまで可能か——記事中で確認できなかった最大の論点
  • Weekly Vテストは英語を受講しないと使えないのか——対象範囲が公表されていないため要確認
  • うちの子は今、どの級からのスタートが妥当か——準1級ロードマップ上の現在地を具体的に示してもらう
  • この教室で英検対策を受けた生徒は何人いるか——2026年開始の仕組みなので、運用実績を直接聞く

学習相談は保護者様とお子様(任意)が対象で40分、体験指導はお子様のみで90分という設定です。それぞれの中身と注意点は、40分の学習相談で何が話されるのかを先に読んでおくと、当日の質問精度が上がります。

申し込みから体験指導までの流れ

🔰 実際の手順

STEP1:無料学習相談を予約する(40分)
成績表やWeb問診票をもとに現状をヒアリングし、目標とのギャップと学習の進め方が提示されます。持参するなら直近の定期テストの答案用紙が有効です。

STEP2:無料体験指導を受ける(90分)
科目は英語または数学。学校で使っている教材やプリントを持参し、つまずいている単元をそのまま扱ってもらえます。英検を狙うなら、ここで英語を選び、単語の扱い方を実際に見るのが最も情報量が多いはずです。

STEP3:報告を受けて家庭で検討する
体験後、メールまたは電話で当日の様子が報告されます。WAYSは学習相談・体験指導のどちらか一方のみの参加も、別日での実施も可能としています。

体験指導はコマあたりの人数が限定されており、希望日時が重なった場合は先着順とされています。90分の体験指導で何が行われるのかを把握したうえで、早めに動くのが賢明です。

📩 情報収集から、実際の指導を確かめる段階へ

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よくある質問

📌 この章でわかること

本文で触れきれなかった疑問を、公式情報で答えられるものとそうでないものに分けて回答します。答えられない部分は、正直に「確認できませんでした」と記載します。

❓ Q1. 個別指導塾WAYSで英検対策だけを受けることはできますか?

A. 公式サイトでは「英検対策のみを受講するコース」は案内されていません。WAYSは学校の定期テスト対策・内部進学対策・大学受験対策を柱とする塾で、英検対策は塾全体の取り組みとして通常の指導のなかに組み込まれる位置づけです。なお1科目(英語)のみの受講は可能とされていますので、実質的に英語1科目+英検という形が近いかもしれません。英検だけを単独で受講できるかは公式情報の範囲では確認できないため、無料学習相談で直接ご確認ください。

❓ Q2. 英検対策に追加料金はかかりますか?

A. 公式サイトは月謝と入塾金以外を請求しないと明示していますが、英検対策の費用扱いを個別に明言した記載は確認できませんでした。理由と確認方法は本文の料金セクションで詳しく整理しています。

❓ Q3. 英検は何級から対応していますか?

A. 英単語の仕組み「Weekly Vテスト」は、公式サイトによると英検4級から準1級まで級別に用意され、各級最大36回分に範囲が区切られています。したがって語彙のトレーニングとしては4級レベルから準1級レベルまでが射程です。1級については公式サイトに記載がありません。

❓ Q4. 英語が苦手で赤点レベルでも英検対策は受けられますか?

A. WAYSは公式サイトで、通塾生の多くが赤点から平均点以下の成績帯であり、成績が悪いことを理由に入塾を断ることはないとしています。1回120分の長時間指導で、勉強のやり方から指導する方針も示されています。まずは学校の定期テストで点を取れる状態をつくり、その土台の上で英検を狙う順序になると考えられます。いきなり上位級を目指す設計ではない点は理解しておいてください。

❓ Q5. ライティングや面接(二次試験)の対策もしてもらえますか?

A. 公式サイトで具体的に説明されているのは英単語の「Weekly Vテスト」と級別のロードマップまでで、ライティング添削やスピーキング・面接対策の有無は確認できませんでした。英検は4技能の試験ですので、二次試験まで見据えるなら、どこまで対応可能かを教室ごとに確認する必要があります。私であれば、この点を体験指導当日の最重要質問に据えます。

❓ Q6. 英検対策はいつから始めるのがよいですか?

A. WAYSのロードマップは中学1年から高校3年までを見通す形で設計されており、外部受験なら準1級、内部進学志望なら高2終了時点で2級を目標に置いています。語彙は積み上げに時間がかかるため、早く始めるほど有利です。ただし学校の成績が崩れている場合は、まず定期テスト対策を優先するのが現実的だと考えます。英検は学校の勉強の延長線上に置いてこそ、WAYSの設計が生きます。

❓ Q7. WAYSの教室で英検を受験できますか(準会場になっていますか)?

A. WAYSが英検の準会場として受験機会を提供しているかどうかは、公式サイトでは確認できませんでした。英検対策として案内されているのはロードマップとWeekly Vテストまでで、申込や受験の扱いに関する記載は見つかりませんでした。受験そのものを塾で完結させたいご家庭は、通う予定の教室に直接ご確認ください。

まとめ:個別指導塾WAYSの英検対策は「単語の土台づくり」に価値がある

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🎯 この記事の結論

個別指導塾WAYSの英検対策は、英検専門の講座ではなく、学校の英語を立て直す指導のなかに語彙の土台づくりを組み込んだ仕組みです。2026年から強化され、毎週の「Weekly Vテスト」と、準1級(内部進学志望は2級)を目標にしたロードマップが柱になっています。

選ぶ価値があるのは、英検を「学校の勉強の延長線上」に置ける生徒です。逆に、二次試験対策や短期での級取得を求めるなら、別の選択肢を検討したほうが満足度は高いと私は考えます。

📋 記事の要点

  • 英検対策は2026年から塾全体で強化された取り組みで、専門コースではない
  • 中心はWeekly Vテスト(予習→コマ内テスト→ミス問復習)と、英検4級〜準1級の級別設計
  • 目標は外部受験なら準1級、内部進学志望は高2終了時点で2級
  • 料金は非公開。教材費・年会費なしと明示されるが、英検対策の費用扱いは要確認事項として残る
  • ライティング添削・二次試験対策の体制、英検の合格実績、準会場かどうかは公式サイトでは確認できなかった
  • 準1級は、全国の高3で2級相当以上が2割前後という現実に照らせば相当に高い目標。到達の保証ではない

✅ WAYSの英検対策が向いている人

  • 中高一貫校に通っていて、学校の英語が崩れかけている
  • 家では一切勉強できず、単語帳を渡しても続かない
  • 英検を「いつかは取りたい」目標として、中1〜高1のうちから長期で仕込みたい
  • 内部進学や指定校推薦を視野に入れ、評定と英検を同時に固めたい
  • 学校の教材(プログレス21・ニュートレジャー等)に対応できる塾を探している

❌ WAYSの英検対策が向いていない人

  • 直近の英検で合格したい(数か月単位の短期集中を求めている)
  • ライティングの添削や二次試験の面接練習を主目的にしている
  • すでに学校の英語で上位におり、純粋に英検の得点技術だけを磨きたい
  • 中高一貫校生ではない(WAYSは中高一貫校生を対象とする専門塾です)
  • 費用の総額を事前に金額として把握したうえで比較検討したい

🗝️ 最後は、教室に直接確かめてから決める

料金も、二次試験対策の可否も、公式サイトだけでは埋まりません。ここまで読んで候補に残ったなら、あとは無料の相談・体験で埋めるだけです。合わなければ断ればよいだけの話ですので、判断材料は取りに行きましょう。

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🎓 執筆者プロフィール

元塾講師のひとりごと 執筆者kouのプロフィール画像

kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)

指導歴10年超。中学生時代に早稲田アカデミーへ通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業しました。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のお子さままで幅広く指導しています。

この記事を書く資格がある理由:英語指導の現場で、単語が積み上がらないまま学年が進んでいく生徒を数多く見てきました。英検の級が伸びない原因が語彙にあること、そして単語学習を継続させる仕組みがいかに難しいかを、実務として理解しています。だからこそWAYSの「Weekly Vテスト」がどこを解こうとしている設計なのか、そして何が手当てされていないのかを、公式情報から具体的に読み解けます。当サイトはいかなる教育機関にも忖度せず、メリットだけでなくデメリットも誠実に開示する方針で運営しています。

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📝 調査概要

  • 調査対象:中高一貫校専門 個別指導塾WAYSの英検対策(Weekly Vテスト、準1級ロードマップ、料金体系、指導形態)
  • 調査方法:WAYS公式サイトの各ページ調査/文部科学省の公表資料の文献調査/著者の英語指導・塾業界における知見に基づく考察
  • 調査実施日:2026年7月16日
  • 情報の限界:著者はWAYSの教室で指導・受講した経験がなく、教室訪問・関係者や在籍生徒へのヒアリングも実施していません。したがって指導の実態・講師の質・Weekly Vテストの実際の運用については、公式サイトの記載を超えて確認できていません。また、英検対策の料金上の扱い、ライティング添削・二次試験(面接)対策の体制、Weekly Vテストの適用範囲(英語受講者限定か全生徒対象か)、英検の準会場としての受験機会の有無、英検の合格実績、学年別ロードマップの具体的な目標級(図として掲載されているためテキストで確認できず)については、公式サイトから確認できませんでした。英検対策は2026年に開始された取り組みであるため、その成果に関する実績データは本記事執筆時点で存在しません。文部科学省の調査数値は公立校を対象としたもので、中高一貫校生の実態を直接示すものではありません。
  • 利益相反の有無:本記事にはアフィリエイトリンクを含み、リンク経由で成果が発生した場合に当サイトへ報酬が支払われます。ただしWAYSからの記事内容に関する事前確認・指示・監修は一切受けておらず、評価・記述の判断はすべて著者が独立して行っています。

📚 参考文献・引用元

🏷️ 更新履歴

公開日:2026年7月16日/最終更新日:2026年7月16日/※情報変更があった場合は随時更新します。