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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで受験指導に携わり、現在は中学受験から大学受験・浪人生まで個別に指導しています。
公開日:2026年9月20日/最終更新日:2026年9月20日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:河合塾の全統模試の範囲は「模試の種類(記述式/共通テスト形式)」と「回(第1〜3回)」の2つで決まります。高3・高卒生の場合、本記事で確認した第1回・第3回では英語・国語・理科基礎に単元の制限がほぼなく、回ごとに変わるのは数学Ⅲ・理科(基礎を付さない科目)・地歴公民です。第1回は大きく絞られ、秋の第3回でほぼ全範囲になります。
ただし、同じ秋に実施される第3回でも、全統記述模試と全統共通テスト模試では化学・日本史の範囲が一致しません。「前に受けた模試と同じだろう」と思い込まず、受ける回の公式要項を必ず確認してください。
💬 こんなお悩みはありませんか?
「次の模試、化学はどこまで出るの?」「日本史は何時代まで勉強しておけばいい?」――模試の直前になって範囲がわからず、手当たり次第に復習してしまう受験生は少なくありません。範囲表の読み方さえ押さえれば、残り2〜3週間の使い方がはっきりします。
📋 この記事でわかること
- 河合塾の全統模試の範囲がどう決まっているか
- 高3・高卒生向け全統記述模試の第1回・第3回の科目別範囲
- 全統共通テスト模試の範囲と、記述模試との違い
- 高1・高2模試の範囲の考え方
- 範囲表から逆算する模試対策の手順と注意点
📝 本記事の情報について
範囲の情報は、河合塾公式サイトの模試ラインアップと実施要項(2026年度)を2026年9月20日に確認した内容に基づきます。私は河合塾の関係者ではなく、河合塾との利益相反はありません。模試の範囲は年度ごとに変わる可能性があるため、受験前には必ず公式情報をご確認ください。
河合塾の模試範囲とは?まず押さえたい全体像
📌 この章のポイント
河合塾の「全統模試」は、学年と形式によっていくつもの種類に分かれています。まずは範囲がどのような仕組みで決まり、どこで確認できるのかを整理します。
河合塾の全統模試の出題範囲とは?
🔍 定義
河合塾の模試の出題範囲とは、各回の全統模試で「どの科目の、どの単元まで」を出題するかを河合塾が公式に定めたものです。高3・高卒生向けには、国公立二次・私大入試を想定した全統記述模試と、共通テスト形式の全統共通テスト模試があり、それぞれ第1回〜第3回で範囲が段階的に広がります。
全統記述模試の日程や受験料、判定の仕組みそのものは全統記述模試の日程・受験料と判定の解説で詳しくまとめています。
範囲が回ごと・模試ごとに変わる理由
💡 元講師の見方
範囲が絞られる理由について、河合塾は個別に説明していません。ただ、第1回で数学Ⅲの微分積分や化学の有機分野が外れている点を見ると、高3の春の時点で多くの高校生がまだ学んでいない単元を外していると私は読んでいます。
実際に第3回の全統高1模試は、公式に「秋までの学習内容」の定着を確認する模試と説明されています。範囲は「学校の進度に合わせた現在地チェック」の設計だと捉えると、範囲表の意味がつかみやすくなります。
範囲を確認できる公式の場所
🔍 確認する場所は2つ
- 各回の模試ページ:河合塾「全統模試案内」模試ラインアップから学年・回を選ぶと、「出題科目・出題内容・時間・配点」に範囲が載っています。
- 実施要項(PDF):各回ページの「時間割」からリンクされ、範囲と時間割が1枚にまとまっています。会場受験と自宅受験で時間割が異なる点にも注意してください。
- 全統模試年間スケジュール:実施日・受付期間・成績提供日は河合塾「全統模試年間スケジュール」で確認できます。
高3・高卒生の全統記述模試の範囲(回別)
📌 この章のポイント
二次試験・私大対策の軸となる全統記述模試は、第1回と第3回で範囲が大きく違います。2026年度の公式要項をもとに、科目別に整理しました。
第1回全統記述模試の範囲(2026年度)
📊 第1回全統記述模試の科目別範囲
| 科目 | 出題範囲 |
|---|---|
| 英語 | リスニング/中文空所補充(選択)、文法・語法、総合問題2題、英作文 |
| 数学Ⅰ型・Ⅱ型 | 全範囲(Ⅱ型は数学C「平面上の曲線と複素数平面」を除く) |
| 数学Ⅲ型 | 数学Ⅲ「微分法・積分法」と数学C「平面上の曲線」を除く |
| 理科基礎 | 物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎とも全範囲 |
| 物理 | 物理基礎全範囲+物理(力学・波動) |
| 化学 | 化学基礎全範囲+化学(反応速度と化学平衡を除く理論分野) |
| 生物 | 生物基礎全範囲+生物(生物の進化、生命現象と物質、遺伝情報の発現と発生) |
| 日本史 | 原始・古代〜中世(室町時代まで) |
| 世界史 | ヨーロッパは15世紀末まで(ルネサンス・大航海時代を除く)、中国は元朝末まで など |
| 倫理 | 公共(倫理部分)全範囲+倫理は西洋近現代思想の「経験論と合理論」まで |
| 政治・経済 | 公共(政治・経済部分)全範囲+政治・経済は現代日本の政治 |
出典:河合塾「2026年度[第1回]全統記述模試・実施要項」(2026年9月20日参照)
✏️ 第1回で見るべきところ
第1回の数学Ⅲ型は微積分が外れるため、実質的には数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Cの完成度に、数学Ⅲは極限までを加えた試験です。理系の受験生ほど「数Ⅲの点が低くても当然」と油断しがちですが、第1回は数Ⅲの比重が小さい分、数学ⅠAⅡBの取りこぼしがそのまま偏差値に出る回だと考えています。
化学も同じで、第1回は有機化合物などが範囲外のため、第1回の化学の偏差値は理論分野(反応速度と化学平衡を除く)の出来をほぼそのまま映したものです。第1回の化学が好成績でも、有機分野が手つかずであれば、秋の模試で順位を落とす前提で計画を立ててください。
第2回全統記述模試の範囲の扱い
📝 第2回について
第2回(夏実施)は本記事の公開時点ですでに実施済みのため、科目別の範囲表は掲載していません。過去問として解き直す場合は、模試ラインアップの当該回ページか実施要項で範囲を確認してください。結果の受け取り方は河合塾の模試結果が公開される時期と確認方法を参考にしてください。
第3回全統記述模試の範囲(2026年度)
📊 第3回全統記述模試の科目別範囲
| 科目 | 出題範囲 |
|---|---|
| 数学Ⅰ型・Ⅱ型 | 全範囲(Ⅱ型は数学C「平面上の曲線と複素数平面」を除く) |
| 数学Ⅲ型 | 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・Cの全範囲 |
| 理科基礎 | 4科目とも全範囲 |
| 物理 | 物理基礎全範囲+物理(原子分野を除く) |
| 化学・生物・地学 | 基礎を含めて全範囲 |
| 日本史・世界史 | 全範囲 |
| 地理 | 地理情報と地図、自然環境、資源と産業、貿易、人口、村落・都市、地誌など |
| 倫理・政治・経済 | 公共の該当部分を含めて全範囲 |
出典:河合塾「第3回 全統記述模試(記述式・論述式)」(2026年9月20日参照)
💡 第3回が「本番に最も近い」理由
第3回はほぼ全範囲に加え、公式に第3回全統共通テスト模試や共通テストリサーチとのドッキング総合評価が用意されています。つまり、範囲も判定の方式も入試本番に最も近い回です。私が受験生に「判定を一番重く見るのは第3回」と伝えるのはこのためで、判定の数字の読み方はバンザイシステムの判定の見方もあわせて確認しておくと安心です。
全統共通テスト模試の範囲と記述模試との違い
📌 この章のポイント
共通テスト形式の全統共通テスト模試にも、回ごとの範囲があります。見落とされやすいのは、同じ時期の記述模試と範囲が一致しない点です。
第1回全統共通テスト模試の理科の範囲
🔍 第1回(2026年度)で絞られる科目
第1回全統共通テスト模試では、理科基礎・情報Ⅰは全範囲、英語は英語コミュニケーションⅠ・Ⅱと論理・表現Ⅰ、国語は現代文・古文・漢文です。数学は第3回と同じく、数学A「数学と人間の活動」などの一部項目を除く範囲です。一方、理科(基礎を付さない科目)は次のように範囲が限られています。
- 物理:磁気・原子分野を除く
- 化学:反応速度と化学平衡、無機物質、有機化合物、高分子化合物を除く
- 生物:生物の進化、生命現象と物質、遺伝情報の発現と発生
出典:河合塾「2026年度[第1回]全統共通テスト模試・実施要項」(2026年9月20日参照)
第3回全統共通テスト模試の範囲(2026年度)
📊 第3回全統共通テスト模試の科目別範囲
| 科目 | 出題範囲 |
|---|---|
| 英語 | リーディング・リスニングとも英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ |
| 数学Ⅰ,A | 数学A「数学と人間の活動」を除く |
| 数学Ⅱ,B,C | 数学B「数学と社会生活」、数学C「数学的な表現の工夫」を除く(B・Cは選択問題) |
| 国語 | 現代文、古文、漢文 |
| 物理 | 原子分野を除く |
| 化学 | 高分子化合物を除く |
| 生物・地学 | 全範囲 |
| 歴史総合,日本史探究 | 日本史探究は昭和戦後期以降を除く |
| 歴史総合,世界史探究 | 全範囲 |
| 公共,倫理/公共,政治・経済 | 全範囲 |
| 情報Ⅰ | 全範囲 |
出典:河合塾「第3回 全統共通テスト模試(マーク式)」(2026年9月20日参照)
同じ秋でも記述と共通テスト模試で範囲がずれる
📊 理科・歴史の範囲の広がり方(2026年度)
※記述=全統記述模試、共通=全統共通テスト模試。丸数字は回。日本史・世界史は、記述模試では「日本史」「世界史」、共通テスト模試では「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」の範囲です。
出典:河合塾公式サイト 各回の模試ページ・実施要項(2026年9月20日参照)
💡 図から読み取れること
同じ秋に実施される第3回でも、全統記述模試は化学・日本史が全範囲、全統共通テスト模試は化学の高分子化合物と日本史探究の昭和戦後期以降を除くという違いがあります。共通テスト模試の範囲に合わせて高分子を後回しにしたまま記述模試を受けると、そこで失点が出る可能性があります。
逆に言えば、共通テスト模試の判定が伸び悩む理由を、除外された単元と切り分けて分析できるということです。共通テスト模試の点数を志望校と照らし合わせるときは、河合塾の共通テストボーダーの見方も参考にしてください。
高1・高2生の全統模試の範囲
📌 この章のポイント
高1・高2生向けの全統模試は、高3生向けとは範囲の決め方が異なります。「まだ習っていない単元が出るのでは」という不安に、公式情報の範囲内でお答えします。
高1・高2模試は学習済みの内容が中心
🔍 範囲の考え方
河合塾は第3回全統高1模試について、秋までの学習内容の重要事項を整理し、修得状況を確認する模試と説明しています。第3回全統高1模試の数学では、単元ごとに「必須問題」と「選択問題」が指定されています。進度に差が出やすい単元を選択問題にすることで、学校ごとの進度の違いに配慮した設計だと私は読んでいます(河合塾がこの意図を説明しているわけではありません)。
高2生の共通テスト形式の模試については河合塾の共通テスト高2模試の日程と難易度で別途まとめています。
第3回全統高1模試の数学の範囲例
📊 第3回全統高1模試(数学)の出題構成
| 区分 | 範囲 |
|---|---|
| 必須問題 | 数学Ⅰ(数と式、集合と命題、2次関数)、数学A(場合の数) |
| 選択問題(2題から1題) | 数学Ⅰ(図形と計量〈空間図形を除く〉)/数学A(確率〈期待値を除く〉) |
| 時間・配点 | 100分・200点 |
出典:河合塾「第3回 全統高1模試(記述式)」(2026年9月20日参照)
高2生は範囲外の単元をどう扱うか?
✏️ 私が高2生に伝えていること
高2の全統模試の範囲は回ごとに公式ページで示されるため、本記事では個別の範囲表は載せていません。そのうえで、私が高2生を指導するときは「範囲内の未習単元は、模試の2週間前に教科書の例題レベルだけ先取りする」ように伝えています。深追いは不要で、「問題文の意味がわかる」状態にしておくだけで、選択問題で逃げ道を作れるからです。
模試形式に早めに慣れたい高1・高2生には、河合塾の共通テストトライアルも選択肢になります。
範囲表から逆算する模試対策
📌 この章のポイント
範囲を確認したら、次は「何を優先して復習するか」を決める段階です。ここでは指導経験をもとに、範囲表の使い方を具体的にお伝えします。
範囲内の単元を「得点源」と「後回し」に仕分ける
💡 元講師の仕分け方
私が受験生と範囲表を見るときは、範囲内の単元を次の3つに色分けしてもらいます。
- 得点源:学校で扱い終え、問題集も1周している単元。模試前は「解き直し」だけで点になります。
- 伸びしろ:習ったが演習が足りない単元。対策期間の7割をここに使います。
- 後回し:範囲内だがほぼ未習の単元。基本例題の確認だけにとどめます。
範囲表を「覚える対象」ではなく「勉強時間を配分する地図」として使うのが、模試を得点につなげるコツだと考えています。
模試の2〜3週間前からの対策手順
🔰 対策の4ステップ
苦手単元が多いときの補い方
✏️ 独学で追いつかない場合
範囲表を見て「伸びしろ」単元が多すぎる場合は、映像授業で単元ごとに補うのが効率的です。単元別に講義を選べるサービスの特徴はスタサプ全4講座の口コミ・評判の解説で、講座ごとの向き不向きをまとめています。
✏️ 個別に見てもらいたい場合
模試の結果から弱点単元を洗い出し、個別に演習を組んでほしい場合は、個別指導や家庭教師も選択肢です。塾・家庭教師の比較は学習塾・家庭教師おすすめランキングで整理しています。
身近な個別指導塾の実態を知りたい方は、個別指導キャンパスの口コミ・評判の分析を参考にしてください。
河合塾の模試範囲を見るときの注意点
📌 この章のポイント
範囲表は便利ですが、読み違えると対策がずれてしまいます。私が特に誤解が多いと感じる点を3つ挙げます。
「全範囲」でも出題の比重は均等ではない
⚠️ 全単元が同じだけ出るわけではない
範囲表の「全範囲」は、その範囲のどこから出てもおかしくないという意味です。大問数には限りがあるため、全単元が均等に出題されるわけではありません。どの単元が何題出るかは公式には示されていないため、「全範囲=すべての単元を同じ深さで仕上げる」と考えて時間を使い切らないよう注意してください。
範囲が限定された回の判定は割り引いて見る
⚠️ 春の判定は本番と条件が違う
第1回のように範囲が限定された回の判定は、本番で出る単元の一部だけで出した判定です。範囲外の単元が得意な人は実力より低く、苦手な人は高く出る可能性があります。判定の数字だけで志望校を変えるのではなく、範囲の違いを踏まえて読むことをおすすめします。難易度ランクの見方は河合塾の入試難易予想ランキング表の解説にまとめています。
💡 回ごとの偏差値を単純に比べない
第1回から第3回にかけて範囲が広がると、それまで範囲外だった単元が点数に加わります。偏差値は受験者の中での相対的な位置なので、新しく加わった単元の仕上がりが周りより遅れていれば、勉強量が増えていても偏差値は下がり得ます。
私は生徒に、偏差値の上下を見る前に大問ごとの得点を「前回も範囲だった単元」と「今回から加わった単元」に分けて見るように勧めています。前者が伸びていれば勉強の方向は合っており、下がった原因は後者の対策の遅れだと切り分けられるからです。
年度・受験方式で細部が変わる可能性
⚠️ 過去の範囲表の流用に注意
本記事の範囲は2026年度のものです。学習指導要領の改訂などで範囲は年度ごとに変わる可能性があり、先輩の古い範囲表や過去の問題冊子の情報をそのまま使うのは危険です。また、会場受験と自宅受験では時間割が異なると公式に案内されています。
📝 ご注意
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
よくある質問
📌 この章のポイント
河合塾の模試範囲について、受験生や保護者の方からよく聞かれる質問にお答えします。
河合塾の模試の範囲はどこで確認できますか?
❓ 回答
河合塾公式サイトの「全統模試案内」から模試ラインアップを開き、各回のページにある「出題科目・出題内容・時間・配点」で確認できます。時間割を含む詳細は、同じページからリンクされている実施要項(PDF)に載っています。
全統記述模試と全統共通テスト模試は範囲が同じですか?
❓ 回答
同じではありません。2026年度の第3回で比べると、全統記述模試は化学・日本史が全範囲なのに対し、全統共通テスト模試は化学で高分子化合物、日本史探究で昭和戦後期以降が除かれています。受ける模試ごとに範囲表を確認してください。
範囲内の単元がまだ学校で終わっていなくても受けるべきですか?
💬 回答
私は受けることをおすすめします。未習単元は失点の理由がはっきりしているため、既習単元の出来だけを切り分けて見れば弱点分析の材料として十分に使えます。ただし判定は未習分を差し引いて冷静に受け止めてください。
第3回全統記述模試の数学Ⅲ型は全範囲ですか?
❓ 回答
はい。2026年度の第3回全統記述模試の数学Ⅲ型は、数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲ・Cの全範囲からの出題と公式に示されています。なお数学Ⅱ型では、数学Cの「平面上の曲線と複素数平面」が除かれます。
英語や国語にも範囲の指定はありますか?
❓ 回答
英語と国語は、単元による範囲の制限ではなく、大問構成などの出題形式で示されています。全統記述模試の国語は現・古・漢型、現・古型、現代文型から、受験に必要な型を選ぶ仕組みです。
まとめ:河合塾の模試範囲は回別に確認して対策を逆算しよう

🎯 この記事のまとめ
- 河合塾の模試範囲は「模試の種類」と「回」の2つで決まる
- 高3・高卒生は、第1回・第3回とも英語・国語・理科基礎に単元の制限がほぼなく、数学Ⅲ・理科・地歴公民が回を追うごとに広がる
- 第1回全統記述模試は数学Ⅲの微積分や理科の後半が除かれ、第3回でほぼ全範囲になる
- 同じ秋の第3回でも、記述模試と共通テスト模試では化学・日本史の範囲が異なる
- 範囲表は勉強時間を配分する地図として使い、範囲が限定された回の判定は割り引いて読む
次の模試の前に、まず公式ページで受ける回の範囲を確認し、単元を「得点源・伸びしろ・後回し」に仕分けることから始めてください。
✅ 範囲表からの逆算が効果的な人
- 模試の直前に何を復習すればよいか迷っている
- 記述模試と共通テスト模試を両方受ける予定がある
- 判定の上下に一喜一憂しがちで、冷静に結果を読みたい
❌ 範囲の確認だけでは足りない人
- 範囲内の単元の多くが未習で、基礎の学習計画そのものを立て直す必要がある
- 模試の範囲より、志望校の過去問対策を優先すべき時期に入っている
こうした場合は、模試の範囲対策よりも、年間の学習計画や塾・予備校の活用を見直すほうが効果的だと考えます。
🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業し、在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。指導歴は10年を超え、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生のほか、不登校や発達障害のあるお子さんの指導経験もあります。
この記事を書く理由:大学受験生の指導では、模試の範囲をもとに直前の学習計画を一緒に組み立てています。特定の塾・予備校に属さない立場から、公式情報をもとにフラットにお伝えします。
📚 調査概要
- 調査対象:河合塾の全統模試(高3・高卒生向け全統記述模試・全統共通テスト模試、高1模試)の出題範囲
- 調査方法:河合塾公式サイト(模試ラインアップ・実施要項PDF)の調査、著者の指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年9月20日
- 情報の限界:第2回全統記述模試・第2回全統共通テスト模試の範囲、第1回全統共通テスト模試の地歴公民の範囲、高2模試の範囲は本記事では確認・掲載していません。著者は河合塾の講師経験はなく、単元ごとの出題数は公式に示されていないため扱っていません。
- 利益相反の有無:なし(河合塾からの依頼・報酬は受けていません)
📚 参考文献・引用元
- 河合塾「2026年度[第1回]全統記述模試・実施要項」(2026年9月20日参照)
- 河合塾「第3回 全統記述模試(記述式・論述式)」(2026年9月20日参照)
- 河合塾「2026年度[第1回]全統共通テスト模試・実施要項」(2026年9月20日参照)
- 河合塾「第3回 全統共通テスト模試(マーク式)」(2026年9月20日参照)
- 河合塾「第3回 全統高1模試(記述式)」(2026年9月20日参照)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年9月20日/最終更新日:2026年9月20日
※情報変更があった場合は随時更新します。

