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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで講師として多数の受験生を指導し、現在は中学受験から大学受験まで指導するプロ家庭教師です。
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公開日:2026年9月20日/最終更新日:2026年9月20日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:サピックス(SAPIX)の入塾テストは正式には「入室テスト」と呼ばれ、中学受験のSAPIX小学部では毎月1回程度・有料(2026年10月実施回は3,300円)で実施されています。合格の基準点は公表されていないため、ネット上の「◯割で合格」という数字に振り回されず、公式の実施要項で科目・時間・入室時期を確認し、時間内に基本問題を取り切る練習をしておくことが最も確実な準備です。
「うちの子の実力で受かるのか」「無料と書いてある記事と有料と書いてある記事があって混乱する」と感じていませんか。後者の混乱には明確な理由があり、SAPIXは小学部・中学部・Y-SAPIXで入室テストの条件がそれぞれ違います。
🔍 この記事でわかること
- SAPIXの「入室テスト」とは何か、3つの部門でどう違うか
- 小学部の受験料・学年別の科目と試験時間(2026年10月実施回)
- 基準点が非公表であることと、ネットの数字の読み方
- 申し込みから入室までの流れと、学年別の対策
- SAPIXが合わないと感じたときの選択肢
📝 執筆の前提と利益相反
私は早稲田アカデミー(SAPIXと同じく難関校受験を扱う集団塾)の元講師で、SAPIXでの在籍・勤務経験はありません。SAPIXに関する事実は公式サイトの実施要項(2026年9月20日確認)に基づき、集団塾の入塾テスト全般についての見解は私自身の指導経験に基づいて書いています。SAPIXおよび他塾から金銭的な利益は受け取っていません。
サピックスの入塾テスト(入室テスト)の基本
📌 この章の要点
「サピックス 入塾テスト」で検索すると、無料と書く記事と3,300円と書く記事が混在しています。まずはSAPIXの入室テストが何を目的とし、どの部門の話なのかを整理しておきましょう。
入塾テストとは?SAPIXでは「入室テスト」と呼ばれる
📌 入室テストの定義
SAPIXの入塾テストとは、SAPIXへの入室(入塾)を希望する子どもが受ける学力テストのことで、SAPIXでは「入室テスト」と呼ばれています。小学部では毎月1回程度実施され、基準に達すると指定の時期から入室できます。講習だけを受けたい場合も、入室テストが入口になります。
💡 元塾講師の見方:入塾テストは「選抜」より「進度に乗れるかの確認」
集団塾の授業は、クラス全員が同じ進度で進むことが前提です。私が講師として教えていた集団塾でも、入塾時点の学力が授業の前提と大きく離れている子は、最初の数か月で苦しくなりやすいと感じていました。
ですから入塾テストは、「難関校に受かる素質があるか」を測る試験というより、「いまの学力でこの授業に入って大丈夫か」を確かめる仕組みだと私は考えています。受ける側もそう捉えると、結果の受け止め方がずっと楽になります。
小学部・中学部・Y-SAPIXで入室テストの条件は違う
🆚 SAPIX3部門の入室テスト比較(公式サイトより)
| 部門 | 対象 | 受験料 | 科目(例) | 会場 |
|---|---|---|---|---|
| SAPIX小学部 | 中学受験 | 3,300円(税込) | 算数・国語ほか(学年で異なる) | 各校舎 |
| SAPIX中学部 | 高校受験(小5〜中3) | 無料 | 小5・小6は国語・算数 | 各校舎 |
| Y-SAPIX | 大学受験 | 無料 | 英語・数学・国語 | 本部校(代々木)・オンライン校 |
小学部は2026年10月実施回、中学部は2026年8月17日実施回、Y-SAPIXは入室の流れのページを参照(いずれも2026年9月20日確認)。
💬 「無料」「有料」の情報が食い違う理由
公式情報を並べてみて分かったのは、「入室テストは無料」という情報は中学部やY-SAPIXについては正しく、中学受験の小学部には当てはまらないということです。ブランド名が同じため、検索結果では3部門の情報が混ざりがちです。
中学受験を考えているなら、見るべきは「SAPIX小学部」の実施要項だけです。高校受験を考えているご家庭は、高校受験のサピックス(中学部)の特徴と料金もあわせて確認してください。
小学部の入室テストの費用・科目・時間
📌 この章の要点
ここからは中学受験のSAPIX小学部に絞って、2026年10月12日(月・祝)実施回の公式要項をもとに費用・科目・時間を整理します。実施回ごとに内容が変わるため、「最新回の要項を見る」ことを前提に読み進めてください。
受験料は3,300円、申し込みは前日15時まで
📋 実施要項の要点(2026年10月実施回)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施日 | 2026年10月12日(月・祝) |
| 費用 | 3,300円(税込) |
| 支払い方法 | 申し込み完了後に届く振込用紙で期日までに支払い |
| 申し込み締め切り | テスト前日の午後3時 |
| 会場 | サピックス各校舎 |
| 当日の来校 | 開始時刻の15分ほど前まで |
📝 費用情報についての注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
学年別の科目と試験時間
📊 学年別の実施内容(2026年10月実施回・公式要項)
| 学年 | 午前の部 | 午後の部 | 実施内容 |
|---|---|---|---|
| 1年生 | 9:00〜10:25 | 13:30〜14:55 | 算数・国語(各25分)・体験授業(20分) |
| 2年生 | 9:30〜10:55 | 14:00〜15:25 | 算数・国語ほか(内訳は公式要項参照) |
| 3・4年生 | 同日実施の実力診断サピックスオープンで代替 | オープン模試が入室テストを兼ねる | |
| 5年生 | 9:00〜11:25 | 13:30〜15:55 | 算数・国語(各50分)・理科(30分) |
学年は受験時点の学年です。首都圏と関西圏で実施時間帯・内容が異なると公式に案内されています。
3・4年生はサピックスオープンが入室テストを兼ねる
⚠️ 3・4年生は申し込むテストが違う
2026年10月実施回では、3・4年生は「入室テスト」ではなく、同日実施の「実力診断サピックスオープン」を受験するよう案内されています。公開模試が入室テストを兼ねる形です。申し込み画面で別のテストを選ばないよう注意してください。
入室できる時期は学年ごとに決まっている
📋 10月実施回で基準に達した場合の入室時期
| 学年 | 入室できる時期 |
|---|---|
| 1年生 | 11月上旬から/2月上旬の新2年生初回授業から |
| 2年生 | 11月上旬から/2月上旬の新3年生初回授業から |
| 5年生 | 11月上旬から/冬期講習から/2月上旬の新6年生初回授業から(冬期講習のみの受講も可) |
💡 「2月が新学年」という塾の暦で逆算する
この表から読み取れるのは、SAPIXの新学年は学校より2か月早い2月に始まるということです。中学受験塾では一般的な暦ですが、初めて塾を探すご家庭は4月始まりの感覚でいることが多く、準備が1回分遅れがちです。
私のおすすめは、入室したい時期の「2回前」の入室テストを受ける計画を立てることです。1回目で基準に届かなくても、課題を見直してもう1回挑戦する余地が残ります。
入室テストの難易度と基準点
📌 この章の要点
保護者の方がいちばん気にするのが「何点取れば受かるのか」です。ここでは公表されている事実と、そうでない情報をはっきり分けてお伝えします。
基準点は非公表|「4割で合格」は非公式の目安
❗ 公式に分かっていること・分からないこと
- 分かっていること:基準に達すれば入室できる仕組みであること、実施は毎月1回程度であること
- 分からないこと:具体的な基準点・合格率。公式サイトでは公表されていません
ネット上には「4割前後で合格」といった数字が出回っていますが、公式の数字ではありません。学年・実施回・校舎の状況で変わり得るものとして、参考程度に留めてください。
入塾テストでつまずきやすいポイント
✏️ 指導経験から見た「落ちる理由」は学力だけではない
集団塾の講師時代から家庭教師の現在まで、入塾テストや模試の答案を見てきて感じるのは、点数を落とす原因の多くが「解けない」より「時間内に終わらない」「初めての形式で固まる」ことだという点です。私が見てきた範囲でも、学校のテストで高得点の子が、塾形式のテストでは思うように点を取れない場面は何度もありました。
学校のテストは「習ったことの確認」ですが、塾の入塾テストは初見の文章題や図形、条件整理の問題が混ざります。特に上の図のとおり、5年生は130分間3科目に集中し続ける必要があり、後半の科目で集中が切れて失点するパターンは要注意です。
受ける前に知っておきたい注意点
📌 この章の要点
入室テストに合格することと、SAPIXでうまくやっていけることは同じではありません。受ける前に確認しておきたい点を、良い面だけでなく誠実にお伝えします。
合格=SAPIXが合う、とは限らない
📉 合格後に起こりうるミスマッチ
- 入室テストは「入口時点の学力」を見るもので、入室後の授業進度や家庭学習の量が合うかまでは判定しません
- 基準点ぎりぎりで入室すると、授業の前提についていくのに家庭での復習負担が大きくなりやすいと考えます
- 集団授業は子ども一人に合わせてペースを落とすことができません
💬 迷ったら「受かるか」より「続けられるか」で判断を
私は、入塾テストの結果を「合格したから入る」ではなく、「この学力差を家庭で埋められるか」で判断することをおすすめしています。目安として、テストで落とした問題を解説付きで解き直したとき、自力で理解できる問題が多いなら入室後も伸びる余地があり、説明しても理解が難しい単元が多いなら、先に基礎を固める期間を設けたほうが親子の負担は小さいと考えます。集団塾と個別のサポートをどう組み合わせるかは、中学受験で家庭教師が必要になるケースでも詳しく書いています。
校舎・学年の開講状況と「無料」情報の混在に注意
⚠️ 申し込み前のチェックポイント
- 校舎によって開講学年が違う:公式要項では、川崎校では5・6年生を開講しないと案内されています
- 「無料」は別部門の情報:中学部・Y-SAPIXの情報を小学部と取り違えないようにしましょう
- 地域差:首都圏と関西圏で実施時間帯・内容が異なります
- 入室後の費用は別:本記事は入室テストの費用のみを扱っています。入室後の授業料などは公式サイトや校舎の説明で確認してください
そもそも中学受験に進むか迷っている段階なら、中学受験と高校受験の判断基準から整理すると、テストを受ける意味がはっきりします。
申し込みの流れと入室テスト対策
📌 この章の要点
最後に、申し込みから入室までの流れと、家庭でできる準備をまとめます。特別な教材を買い込むより、テスト本番の条件に近い練習を積むことが近道です。
申し込みから入室までの流れ
🔰 SAPIX小学部の入室テスト:申し込みから入室まで
締め切りはテスト前日の午後3時。3・4年生は実力診断サピックスオープンを選択します。
申し込み完了後に届く振込用紙で、期日までに3,300円(税込)を支払います。
開始時刻の15分ほど前までに来校。1年生は体験授業も含まれます。
基準に達した場合、案内に従って手続きをします。連絡方法や時期は校舎の案内に従ってください。
10月実施回なら11月上旬・冬期講習(5年生)・2月の新学年などから入室できます。
学年別・今日からできる入室テスト対策
✅ 家庭でできる準備
- 1〜2年生:25分間座って問題に向かう練習。計算と音読を毎日短時間続け、問題文を最後まで読む習慣をつけます
- 3〜4年生:模試形式に慣れることが最優先。時間を計って解き、分からない問題を飛ばす判断を練習します
- 5年生:本番と同じ科目順・時間で通し練習をし、後半の理科まで集中を保てるか確認します
- 全学年共通:見直しで拾える計算ミス・漢字ミスをなくすことが、非公表の基準点に対する最も確実な備えです
SAPIXが合わないと感じたときの選択肢
⚖️ 集団塾以外も視野に入れる
テストの結果や子どもの様子から「集団のペースは合わないかもしれない」と感じたら、塾の形態そのものを比べ直すのも一つの手です。塾と家庭教師を横断的に比べたいなら学習塾・家庭教師の比較ランキングが出発点になります。
費用を抑えて基礎固めから始めたい場合は、スタサプの口コミと実態のような映像授業も選択肢です。
一人ひとりのペースに合わせたい場合は、個別指導キャンパスの口コミ分析のような個別指導塾の評判を確認しておくと比較しやすくなります。
よくある質問
❓ よくある質問
申し込み前に保護者の方から出やすい疑問を、公式要項で確認できる範囲でまとめました。
サピックスの入塾テストは無料ですか?
❓ Q&A
Q. サピックスの入塾テストは無料ですか?
A. SAPIX小学部の入室テストは有料で、2026年10月実施回の費用は3,300円(税込)です。一方、高校受験のSAPIX中学部と大学受験のY-SAPIXの入室テストは、公式サイト上で無料と案内されています。
入室テストの合格点(基準点)は公表されていますか?
❓ Q&A
Q. 入室テストの合格点(基準点)は公表されていますか?
A. 公表されていません。ネット上には「4割前後」などの目安が出回っていますが、いずれも公式の数字ではありません。数字に振り回されるより、基本問題を確実に取り切る準備を優先してください。
3年生・4年生はどのテストを受ければよいですか?
❓ Q&A
Q. 3年生・4年生はどのテストを受ければよいですか?
A. 2026年10月の実施回では、3・4年生は同日に行われる「実力診断サピックスオープン」を受験し、これが入室テストを兼ねます。実施回によって扱いが変わる可能性があるため、申し込み前に公式の実施要項を確認してください。
入室テストに落ちたら、もう受けられませんか?
❓ Q&A
Q. 入室テストに落ちたら、もう受けられませんか?
A. 入室テストは毎月1回程度実施されています。再受験の間隔や回数の扱いは公式要項で明示されていないため、次回の受験を考えている場合は希望校舎に確認するのが確実です。
申し込みの締め切りはいつですか?
❓ Q&A
Q. 申し込みの締め切りはいつですか?
A. SAPIX小学部の入室テストは、テスト前日の午後3時が申し込み締め切りです(2026年10月実施回の要項)。当日は開始時刻の15分ほど前までに来校するよう案内されています。
講習だけ受けたい場合も入室テストは必要ですか?
❓ Q&A
Q. 講習だけ受けたい場合も入室テストは必要ですか?
A. SAPIX小学部の2026年10月実施回の要項では、5年生は入室テストの結果をもとに冬期講習のみの受講も可能とされています。Y-SAPIXも講習の受講希望者に入室テストの受験を求めています。
まとめ:サピックスの入塾テストは公式要項の確認と時間内の得点力が鍵

🎯 この記事のまとめ
- SAPIXの入塾テストは「入室テスト」。中学受験の小学部は有料(2026年10月実施回は3,300円)で、無料なのは中学部・Y-SAPIX
- 1年生はテスト50分+体験授業、5年生は3科目130分。3・4年生はサピックスオープンが入室テストを兼ねる
- 基準点は非公表。ネットの数字より、時間内に基本問題を取り切る練習が確実な対策
- 新学年は2月開始。入室したい時期の2回前のテストから計画すると余裕が生まれる
⭕ 入室テストを受けてみるとよい人
- 中学受験を視野に入れ、集団授業で切磋琢磨する環境を検討している
- 子どもの現在地を塾のテストで客観的に知りたい
- 家庭での復習時間を確保できる見通しがある
❌ 先に別の選択肢を検討したほうがよい人
- 高校受験を考えている(中学部の入室テストが対象です)
- 集団のペースより、子どもに合わせた個別のペースを優先したい
- 中学受験をするかどうか、まだ家庭で話し合えていない
🧭 次の一歩
まずはSAPIX小学部の入室テスト実施要項(公式)で、お子さまの学年の次回日程と実施内容を確認してください。
📝 教育・進路情報についての注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在は中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校・発達障害のお子さまの指導に携わっています。
この記事を書く資格がある理由:集団塾の受講生として入塾テストを経験し、講師として多数の受験生を指導したうえ、現在も家庭教師として中学受験生の学習を見ているためです。SAPIX固有の情報は、忖度なく公式要項のみを根拠にしています。
📚 調査概要
- 調査対象:SAPIX小学部・SAPIX中学部・Y-SAPIXの入室テスト
- 調査方法:公式サイト調査/著者の業界知見
- 調査実施日:2026年9月20日
- 情報の限界:著者はSAPIXでの在籍・勤務経験がありません。基準点・合格率は非公表のため記載していません。2年生の実施内容の内訳、6年生の入室方法、再受験の扱い、当日の持ち物、入室後の授業料などは公式要項の範囲で確認しきれなかったため、公式サイトまたは校舎での確認をおすすめします
- 利益相反の有無:なし(SAPIXおよび他塾からの金銭的利益なし)
📚 参考文献・引用元
- SAPIX小学部「入室テストのお申し込み(入室テストの実施要項・申込)」(参照日:2026年9月20日)
- SAPIX小学部 公式サイト(参照日:2026年9月20日)
- SAPIX中学部「【8/17実施】入室テスト」(参照日:2026年9月20日)
- Y-SAPIX「入室の流れ」(参照日:2026年9月20日)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年9月20日/最終更新日:2026年9月20日
※情報変更があった場合は随時更新します。

