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河合塾の共通テスト対策を元塾講師が解説|模試・講座・リサーチ

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。慶應義塾大学経済学部在学中に早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として大学受験生も担当しています。

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公開日:2026年10月1日/最終更新日:2026年10月1日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:河合塾の共通テスト対策は「全統共通テスト模試で現在地を測り、講習・教材で弱点を補い、本番後は共通テストリサーチで出願を決める」という一連の流れで使うと、最も価値を発揮します。塾生でなくても模試・リサーチ・Kei-Net・市販教材は利用できるため、講座は必要な科目だけ足す使い方が現実的だと私は考えます。

「河合塾の模試は受けるべき?」「講座まで取る必要はある?」「本番後の自己採点やリサーチはどう使うの?」——2027年度共通テスト(2027年1月16日・17日)まで約3か月半となったこの時期、こうした迷いを抱える受験生・保護者の方は多いのではないでしょうか。

📋 この記事でわかること

  • 河合塾の共通テスト対策の全体像(模試・講座・教材・入試情報)
  • 2027年度共通テストの日程と、河合塾の模試・情報サービスの時期
  • 全統共通テスト模試の受験料の目安と成績表の読み方
  • 講習・映像授業・市販教材のどれを選ぶべきか
  • 本番後の自己採点・共通テストリサーチ・ボーダーの使い方

読み終えるころには、今日から本番後までに「河合塾の何を・いつ・どう使うか」が決まり、模試の受けっぱなしや不要な受講を避けられるはずです。

💬 この記事の立場と情報の限界

私は早稲田アカデミー出身で、塾講師・プロ家庭教師として大学受験生を含む多くの受験生を指導してきましたが、河合塾の講師・職員として働いた経験はありません。そのため河合塾内部の運用は公式情報と公開資料の範囲でお伝えし、模試の読み方や復習法は私自身の指導経験に基づいて書いています。

  1. 河合塾の共通テスト対策の全体像と2027年度の日程
    1. 河合塾の共通テスト対策とは?4つの柱で整理
    2. 2027年度共通テストの日程と河合塾の年間スケジュール
  2. 全統共通テスト模試の受け方と成績表の読み方
    1. 全統共通テスト模試とプレ共通テストの時期・役割
    2. 全統共通テスト模試の受験料の目安と申込方法
    3. 判定より先に見るべき成績表の3つの数字
  3. 河合塾の共通テスト対策講座・教材の選び方
    1. 講習・映像授業・市販教材の違い
    2. 塾生と一般生で使えるサービスの違い
    3. 河合塾の共通テスト対策が向いている人・向いていない人
  4. 元塾講師が見た共通テストで河合塾を使う本当の価値
    1. 共通テスト型の模試は母集団の厚さで選ぶべき理由
    2. 私が指導で徹底している模試の72時間復習
    3. 模試では再現しにくい本番2日目の負荷に備える
  5. 河合塾の共通テスト対策の注意点・デメリット
    1. 予想平均点やボーダーは確定値ではない
    2. 塾生でないと使いにくいサービスがある
    3. 模試の受けすぎで復習が追いつかない
    4. 河合塾以外の選択肢と比べてから決める
  6. 共通テスト本番後の河合塾活用法:自己採点から出願まで
    1. 自己採点から出願までの4ステップ
    2. ボーダーと判定を出願判断に使うときのコツ
  7. 河合塾の共通テスト対策に関するよくある質問
    1. 河合塾の全統共通テスト模試は塾生でなくても受けられますか?
    2. 全統共通テスト模試と全統プレ共通テストの違いは何ですか?
    3. 河合塾の共通テスト予想平均点はいつ公開されますか?
    4. 共通テストリサーチの判定はどのくらい信頼できますか?
    5. 高1・高2から河合塾の共通テスト対策を始める必要はありますか?
  8. まとめ:河合塾の共通テスト対策は測る・補う・決めるで使い分ける

河合塾の共通テスト対策の全体像と2027年度の日程

📌 この章の概要

「河合塾 共通テスト」と調べると、模試・講座・問題集・リサーチなどの情報がばらばらに出てきて、全体像がつかみにくいと感じませんか。この章では河合塾の共通テスト対策を4つの柱に整理し、2027年度本番までのスケジュールを一枚で確認できるようにします。

河合塾の共通テスト対策とは?4つの柱で整理

🔍 河合塾の共通テスト対策とは

河合塾の共通テスト対策とは、大学入学共通テストに向けて河合塾が提供する「模試」「講座」「教材」「入試情報」の4領域のサービスの総称です。塾生専用のものと、塾生以外でも使えるものが混在している点が、最初に押さえるべきポイントです。

📊 4つの柱と塾生以外の利用可否

柱主なサービス塾生以外の利用
模試全統共通テスト模試(年3回)、全統プレ共通テスト高校の団体受験・個人申込で受験可
講座通期授業、夏期・冬期講習、直前講習、映像授業講習は一般生も申込できる講座あり
教材共通テスト総合問題集(通称:黒本)、共通テスト対策問題パック書店・通販で購入可
入試情報予想平均点・解答速報、共通テストリサーチ、Kei-NetのボーダーKei-Netは誰でも閲覧可、リサーチは主に高校経由で参加

ボーダーや入試情報の多くは河合塾の受験情報サイトに集約されています。サイトの構成と使い方はKei-Netの見方ガイドで解説しています。

💡 元塾講師の視点

4つの柱のうち、塾生かどうかで差が出るのは主に「講座」だけです。模試・教材・入試情報は外部生でもほぼ同じものを使えるので、まずこの3つを使い倒し、足りない科目だけ講座で補うのが費用対効果の高い順番だと考えます。

2027年度共通テストの日程と河合塾の年間スケジュール

📋 2027年度(令和9年度)共通テストの主な日程

項目日程
出願内容の登録2026年9月15日(火)〜10月2日(金)17時
出願内容の確認・訂正2026年10月9日(金)〜10月16日(金)
受験票の取得2026年12月4日(金)〜
本試験2027年1月16日(土)・17日(日)
追試験・再試験2027年1月23日(土)・24日(日)
平均点の中間発表2027年1月20日(水)予定
平均点の最終発表2027年2月4日(木)予定

出典:大学入試センター「大学入学共通テスト」(令和9年度受験案内、2026年10月1日参照)

⚠️ 出願登録の締切が目前です

本記事の公開日(2026年10月1日)時点で、共通テストの出願内容の登録は10月2日(金)17時、検定料の支払いは同日23時59分が締切です。支払いまで完了しないと出願は成立しないため、まだの方は最優先で手続きを済ませてください。登録後は、10月9日〜10月16日に出願内容の確認・訂正期間があります。

河合塾×共通テスト 年間タイムライン(2027年度入試)河合塾×共通テスト 年間タイムライン4月下旬第1回全統共通テスト模試2026年度は4/24・25実施の高校例8月第2回全統共通テスト模試夏の学習成果を測定10/2共通テスト出願登録の締切登録17時・支払23時59分まで10月下旬第3回全統共通テスト模試出願校を絞り始める材料11月中旬全統プレ共通テスト本番2か月前の最終リハーサル12〜1月直前講習・対策問題パック弱点補強と本番形式の演習1/16・17共通テスト本試験前年度は当日に予想平均点を公開する方針本番直後自己採点→共通テストリサーチ判定とボーダーで出願校を決める1/20・2/4センターが平均点を発表中間発表・最終発表(いずれも予定)出典:大学入試センター 令和9年度受験案内/河合塾ニュースリリース(2026年1月6日)/各高校公開の模試実施要項(2025〜2026年度)

📝 タイムラインの補足

河合塾の模試は高校の団体受験と個人受験で実施日が異なることがあり、図の時期は2025〜2026年度の実施例に基づく目安です。実際の日程は、受験する高校または河合塾の公式案内でご確認ください。

全統共通テスト模試の受け方と成績表の読み方

📌 この章の概要

模試の成績表が返ってきたとき、真っ先に判定の欄を見ていませんか。河合塾の共通テスト対策の中心は模試ですが、判定だけを見て一喜一憂し、復習につなげられない受験生は、私が指導してきた中でも少なくありませんでした。この章では、時期・受験料・成績表の読み方を順に解説します。

全統共通テスト模試とプレ共通テストの時期・役割

📊 回ごとの時期と役割

回実施時期の例主な役割
第1回2026年4月24日・25日(高校団体受験の例)新課程の出題形式に慣れ、1年の学習計画を立てる
第2回8月(例年)夏の学習成果を測り、秋以降の科目配分を決める
第3回10月下旬(2025年度は10月24日・25日)出願校を具体的に絞り始める材料にする
全統プレ共通テスト11月中旬(2025年度は11月15日)本番約2か月前の最終リハーサル

出典:沖縄県立那覇高等学校 第1回全統共通テスト模試実施要項ほか各高校の公開資料(2026年10月1日参照)

🔢 出題範囲について

全統共通テスト模試は回によって数学や理科の出題範囲が異なり、早い回ほど範囲が狭くなります。回ごとの範囲は模試の回別範囲一覧で整理しているので、受験前に未習単元がないか確認しておきましょう。

全統共通テスト模試の受験料の目安と申込方法

💰 受験料の目安

高校の団体受験では、公開されている高校の資料で1回あたり4,210円〜4,610円(2025〜2026年度、学校・年度により異なり、事務手数料が別途かかる例あり)でした。個人申込の受験料は、本記事の調査では河合塾公式の最新金額を確認できなかったため記載していません。

申込は、通っている高校で実施される場合は高校の案内に従い、実施がない場合は河合塾の公式サイトまたは校舎で個人申込を行います。

📝 費用情報についての注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

判定より先に見るべき成績表の3つの数字

✏️ 元塾講師が成績表で最初に見る3項目

  1. 科目別の得点率:志望校の目標得点率との差を科目ごとに出し、伸ばす科目の優先順位を決める
  2. 全体正答率が高いのに落とした設問:多くの受験生が取れている問題の失点は、本番で最も差がつく失点です
  3. 志望校の配点で換算した得点:素点の合計ではなく、傾斜配点後の得点で比べないと実態を見誤ります

判定は「この3つの結果」でしかありません。判定がCでも、2番目の失点を潰すだけで十分に届く生徒もいれば、Aでも得意科目の貯金に頼っていて危うい生徒もいる、というのが指導する側の実感です。

🔍 結果の確認と志望校登録

成績はWebでの公開と成績表の返却で確認できます。公開の目安は模試結果の公開日と確認方法で解説しています。

判定を最大限に活かすには、受験前に志望校の登録のコツも確認しておくと安心です。

河合塾の共通テスト対策講座・教材の選び方

📌 この章の概要

模試で弱点が見えたら、次は「何で補うか」です。河合塾には講習・映像授業・市販教材という3つの選択肢があり、費用も手間も大きく異なります。ここでは、それぞれがどんな受験生に合うかを整理します。

講習・映像授業・市販教材の違い

🆚 3つの選択肢の比較

選択肢特徴向いている人
校舎での講習(夏期・冬期・直前)講師の対面授業で解法と時間配分を学べる独学で伸び悩む科目がある人
映像授業(河合塾マナビスなど)自分のペースで受講できる部活や通学で時間が限られる人
市販教材(黒本・対策問題パック)低コストで本番形式の演習量を確保できる基礎はできていて演習量が足りない人

📚 教材と講習の詳しい情報

本番形式の演習に定番の黒本の使い方と始める時期を別記事で解説しています。

本番前の仕上げを講座で行うか迷う方は、直前講習の必要性を判断材料にしてください。

講座を取る場合の費用感は河合塾の料金の内訳が参考になります。

塾生と一般生で使えるサービスの違い

📋 利用範囲の違い

  • 塾生のみ:通期授業、チューターによる学習・進路面談、塾生向けの出願相談など
  • 一般生も利用可:全統模試、講習の一部講座、市販教材、Kei-Netの入試情報

講習の一般生受付の有無や定員は講座・校舎ごとに異なるため、申込前に河合塾の公式サイトで確認してください。

河合塾の共通テスト対策が向いている人・向いていない人

⭕ 向いている人

  • 国公立大志望で、共通テストの得点が合否に直結する人
  • 模試の結果を自分で分析し、次の学習に反映できる人
  • 共通テスト利用入試で私立大の出願を考えている人

❌ 向いていない人

  • 基礎が固まっておらず、模試を受けても復習できる状態にない人
  • 私立大の個別試験のみで受験し、共通テストをほぼ使わない人
  • 通塾の時間を取れず、映像授業も継続が難しい人

元塾講師が見た共通テストで河合塾を使う本当の価値

📌 この章の概要

同じ共通テスト型の模試なのに、なぜ河合塾を選ぶ受験生が多いのでしょうか。ここでは公式サイトには書かれていない、指導する側から見た河合塾の使いどころをお伝えします。

共通テスト型の模試は母集団の厚さで選ぶべき理由

💡 判定の精度は「誰と比べているか」で決まる

共通テストはマーク式で部分点がなく、志望者が集中する得点帯ではわずかな点差で順位が大きく動くと私は感じています。そのため判定の精度は、比較相手となる受験者の人数と層の広さに左右されます。全統共通テスト模試は、参考文献に挙げた那覇高校や札幌国際情報高校のように高校単位で団体受験されている例が多く、特定の難関大志望者に偏りにくい母集団になりやすい点が、共通テスト型模試としての強みだと私は見ています。

一方で、難関大の二次試験の力を測りたいなら、記述式の全統記述模試の方が目的に合います。「共通テストは共通テスト型で、二次は記述型で測る」と役割を分けることが大切です。

私が指導で徹底している模試の72時間復習

✏️ 受験後3日以内に行う3つの手順

  1. 自己採点をして、失点を「知識不足」「読み違い」「時間切れ」の3種類に分類する
  2. 分類のうち「読み違い」と、正答率が高いのに落とした問題を最優先で解き直す
  3. 大問ごとにかかった時間を書き出し、本番の時間配分を修正する

共通テストは科目数が多く、「時間切れ」による失点は知識を足しても直りません。私が指導する生徒には、どの失点がどの種類なのかを色分けさせ、種類ごとに対処法を変えるよう伝えています。模試の記憶が鮮明なうちに行うことで、同じ失点を本番で繰り返す確率を下げられると考えています。

模試では再現しにくい本番2日目の負荷に備える

💡 模試と本番の「疲れ方」の違い

大学入試センターの時間割では、本番2日目は理科・数学・情報Ⅰの順に続き、情報Ⅰまで受けると夕方までの長丁場になります。一方、高校の団体受験では、第1回全統共通テスト模試の「情報Ⅰ」と「数学②」を前日の放課後に分けて実施した例があり、模試の得点は本番と同じ疲労の中で取れた点とは限りません。

そこで私は、直前期に少なくとも1回は、黒本や対策問題パックを使って本番の時間割どおりに2日間通しで解くことを勧めています。後半科目で得点が落ちるなら、原因は知識ではなく体力と集中力の配分にあると判断できます。

🏢 河合塾の本番リハーサルの例

河合塾本郷校は2025年12月、東大志望者限定の「共通テスト本番シミュレーション」を2026年1月10日・11日に開催し、河合塾オリジナル予想問題を本番と同じ時間帯・形式で解く機会を設けると発表していました。2027年度に同様の企画があるかは、各校舎の案内でご確認ください。

出典:河合塾ニュースリリース(2025年12月11日)

🔍 判定の基準を知っておく

模試の判定は、河合塾が公表する大学ごとの難易予想と連動しています。基準となる入試難易予想ランキング表の見方を知っておくと、判定の数字に振り回されにくくなります。

河合塾の共通テスト対策の注意点・デメリット

📌 この章の概要

河合塾の共通テスト対策は優れた仕組みですが、使い方を誤ると時間とお金を失うこともあります。ここでは、事前に知っておきたい注意点を誠実にお伝えします。

予想平均点やボーダーは確定値ではない

⚠️ 「予想」と「確定」を混同しない

河合塾が本番当日から公開する予想平均点や、Kei-Netのボーダーは、あくまで予測です。正式な平均点は大学入試センターが発表し、2027年度は1月20日に中間発表、2月4日に最終発表が予定されています。予想と確定値にずれが出る可能性を前提に、出願判断では余裕を持った得点で考えることをおすすめします。

塾生でないと使いにくいサービスがある

❌ 一般生の制約

チューター面談や通期授業は塾生向けのサービスで、一般生は利用できません。また講習は講座によって一般生の受付がない、あるいは定員に達して締め切られる場合があります。「河合塾の手厚いサポート」を期待している場合は、どこまでが塾生限定なのかを事前に確認しておく必要があります。

模試の受けすぎで復習が追いつかない

⚠️ 秋は模試が集中する

秋は河合塾に加えて他社の共通テスト模試や記述模試も重なり、毎週のように模試を受ける受験生もいます。復習の時間を確保できないまま次の模試を受けると、弱点が放置されたまま本番を迎えかねません。受ける模試は「復習できる数」に絞るのが現実的です。

河合塾以外の選択肢と比べてから決める

⚖️ ほかの選択肢も検討する

河合塾の講座は質が高い一方、費用や通塾の負担は小さくありません。予備校・塾・家庭教師を横並びで比べたい方は学習塾・家庭教師の比較ランキングが参考になります。

🔍 費用を抑えたい・基礎から固めたい場合

低コストで共通テストの基礎講義を受けたいなら、スタサプの実際の評判を確認してみてください。

基礎の抜けを1対1で埋めたい場合は、個別指導キャンパスの口コミ分析も比較材料になります。

共通テスト本番後の河合塾活用法:自己採点から出願まで

📌 この章の概要

河合塾は2026年度の共通テストに先立ち、試験当日に出題分析と各科目の予想平均点をWebで随時公開し、試験後は受験者の自己採点結果と志望校データから志望動向を分析・提供する方針を発表していました。本番後の数日間の動き方で出願の精度は大きく変わります。

出典:河合塾ニュースリリース(2026年1月6日)

自己採点から出願までの4ステップ

📋 本番後の流れ

① 試験中:問題冊子に自分の解答を書き写す
自己採点の正確さはここで決まります。マークした番号を必ず問題冊子に残しましょう。
② 本番当日〜翌日:解答速報で自己採点
河合塾などが公開する解答速報で採点し、科目別の得点を記録します。
③ 共通テストリサーチに参加
自己採点結果と志望校を提出し、全国の受験者データに基づく判定を受け取ります。主に高校を通じて参加する仕組みです。高校で参加しない場合の個人参加の方法は、本記事の調査時点で公式情報を確認できませんでした。
④ 判定・ボーダー・二次配点を総合して出願校を決める
判定だけでなく、二次試験の配点比率と自分の記述力も合わせて判断します。

🔍 各ステップの詳しい解説

採点ミスを防ぐ手順は自己採点のやり方と注意点で解説しています。

判定の読み方と出願校の決め方は共通テストリサーチの活用法にまとめています。

ボーダーと判定を出願判断に使うときのコツ

💬 ボーダーは「合格ライン」ではない

河合塾のボーダー得点率は、合格可能性が50%となるラインを示す指標です(定義はKei-Netで公開)。つまりボーダーちょうどの得点でも、半分は不合格になりうるということです。共通テストの比重が高い大学ほどボーダーとの差が合否に直結し、二次の比重が高い大学ほど逆転の余地が残ります。この「配点比率」を見ずにボーダーだけで出願を決めるのは危険だと、私は受験生に繰り返し伝えています。

ボーダーの詳しい見方は共通テストボーダーの読み方で解説しています。

📝 進路選択についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

河合塾の共通テスト対策に関するよくある質問

📌 この章の概要

受験生や保護者の方からよく寄せられる疑問に、公式情報と指導経験をもとにお答えします。

河合塾の全統共通テスト模試は塾生でなくても受けられますか?

❓ 回答

はい、受けられます。多くの受験生は通っている高校の団体受験で受験しており、高校で実施がない場合は河合塾の公式サイトや校舎から個人で申し込む方法があります。申込期間や会場は回ごとに異なるため、河合塾の公式案内で確認してください。

全統共通テスト模試と全統プレ共通テストの違いは何ですか?

❓ 回答

全統共通テスト模試は4月・8月・10月ごろに実施される年3回の共通テスト型模試で、全統プレ共通テストは本番約2か月前の11月ごろに行われる最終リハーサル的な位置づけの模試です。プレは出願校を具体的に考える段階で受けるため、判定よりも時間配分と弱点の最終確認に使うのがおすすめです。

河合塾の共通テスト予想平均点はいつ公開されますか?

❓ 回答

河合塾は2026年度の共通テストについて、試験当日に出題内容を分析し、各科目の予想平均点をWebサイトで随時公開する方針を事前に発表していました。正式な平均点は大学入試センターが発表し、2027年度は1月20日に中間発表、2月4日に最終発表が予定されています。

共通テストリサーチの判定はどのくらい信頼できますか?

❓ 回答

共通テストリサーチは多くの受験生の自己採点結果と志望校データをもとに判定するため、出願判断の有力な材料になります。ただし判定は自己採点の正確さと当年の志望動向に左右される予想であり、二次試験の配点や自分の記述力も合わせて判断することが大切です。

高1・高2から河合塾の共通テスト対策を始める必要はありますか?

❓ 回答

必須ではありませんが、高2生向けの共通テスト型模試を一度受けておくと、高3春の時点で弱点科目を把握でき、学習計画を立てやすくなります。高2の段階では判定よりも、新課程の出題形式と時間配分に慣れる目的で活用するとよいと考えます。

🔗 高1・高2向けの関連情報

高2生向けの共通テスト高2模試の日程と難易度を別記事で解説しています。

高1・高2で受けられる共通テストトライアルの活用法もあわせてご覧ください。

まとめ:河合塾の共通テスト対策は測る・補う・決めるで使い分ける

🎯 この記事のまとめ

  • 河合塾の共通テスト対策は「模試・講座・教材・入試情報」の4つの柱で成り立っている
  • 模試・教材・入試情報は塾生でなくても使え、講座だけが塾生と一般生で差が出る
  • 全統共通テスト模試は判定より「科目別得点率・高正答率の失点・配点換算後の得点」を見る
  • 本番後は自己採点→共通テストリサーチ→ボーダーと配点比率で出願を決める

「模試で測り、講習や教材で補い、リサーチで決める」という流れを意識するだけで、河合塾のサービスを過不足なく使えます。

✅ 河合塾の共通テスト対策が向いている人

  • 国公立大志望、または共通テスト利用入試を使う予定がある
  • 模試の復習に時間を割ける
  • 大規模なデータに基づく判定で出願を決めたい

❌ 河合塾の共通テスト対策が向いていない人

  • 基礎の抜けが多く、まず1対1で基礎を固める必要がある
  • 私立大の個別試験のみで受験する
  • 通塾や映像授業を続ける時間が取れない

💬 最後に

共通テストまでの残り3か月半は、新しいことを増やすより「今あるものを使い切る」時期です。まずは直近の模試の成績表を開き、判定の欄ではなく、落とした問題の種類から見直してみてください。それが本番の1点につながる一番の近道だと、私は考えています。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験、塾・予備校選び

  • 指導歴10年超
  • 中学時代に早稲田アカデミーへ通い、慶應義塾高等学校に合格
  • 慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導
  • 現在は教育系Webライター&フリーランスのプロ家庭教師
  • 中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導経験あり

この記事を書く資格がある理由:大学受験生を含む受験生を塾・家庭教師の両方の立場で指導し、模試の結果をもとに学習計画や出願を一緒に考えてきた経験があるためです。特定の予備校に属さない立場から、河合塾の使いどころと限界を公平にお伝えできます。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

📚 調査概要

  • 調査対象:河合塾の共通テスト関連サービス(全統共通テスト模試、全統プレ共通テスト、講習・教材、共通テストリサーチ、Kei-Net)および2027年度大学入学共通テストの日程
  • 調査方法:公式サイト調査/公的機関・高校の公開資料調査/著者の業界知見
  • 調査実施日:2026年10月1日
  • 情報の限界:著者は河合塾に在籍した経験がなく、河合塾内部の運用は公開情報の範囲で記述しています。全統共通テスト模試の個人申込の受験料、2026年度第2回以降の個人受験の実施日は、調査時点で公式の最新情報を確認できませんでした。共通テストリサーチの個人参加の方法も確認できていません。河合塾の予想平均点公開については、事前発表された方針として記述しています。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月1日/最終更新日:2026年10月1日
※情報変更があった場合は随時更新します。