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リスニング対策を河合塾で|黒本・模試・講座の使い方を元講師が解説

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🎓 この記事を書いた人

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーのプロ家庭教師として大学受験生の英語も担当しています。
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公開日:2026年10月7日/最終更新日:2026年10月7日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:河合塾でリスニング対策をするなら、「全統共通テスト模試で測る」「河合出版の黒本で本番形式に慣れる」「必要に応じて講座で解き方を学ぶ」の3つを、自分の段階に合わせて使い分けるのが効率的です。

「河合塾のリスニング対策って、結局どれを使えばいいの?」と迷っていませんか。河合塾は模試・教材・授業のすべてにリスニングの入口があるぶん、全体像が見えにくいのが実情です。

📋 この記事でわかること

  • 河合塾で使えるリスニング対策の3つの入口と、それぞれの役割
  • 共通テスト英語リスニングの形式と、平均点の推移から見える難しさ
  • 黒本など河合出版のリスニング教材の違いと選び方
  • リスニングで伸び悩む原因と、時期別の具体的な練習手順

読み終えるころには、今の自分が河合塾の何を、いつ、どう使えばいいかが判断できるはずです。

💬 この記事の立ち位置

私は塾講師・家庭教師として10年以上、受験生の英語を見てきました。この記事は、その指導経験と、大学入試センター・河合塾・河合出版の公開情報をもとに書いています。河合塾の内部資料や、講座の受講体験に基づくものではない点はあらかじめお伝えしておきます。特定の教育機関から報酬は受けていません。

河合塾のリスニング対策とは?3つの入口を整理

📌 この章の内容

「河合塾でリスニング」と一口にいっても、模試・市販教材・授業では役割がまったく違います。まずは全体像と、対策の前提になる共通テストの形式を押さえましょう。

河合塾で使えるリスニング対策の全体像

🔍 3つの入口と役割

河合塾のリスニング対策とは、全統共通テスト模試・河合出版の教材・講座の3つを通じて、共通テスト英語リスニングに備える方法の総称です。役割は「模試=測る」「教材=慣れる」「講座=学ぶ」と分けて考えると整理しやすくなります。

入口主な中身役割塾生以外
全統共通テスト模試本番形式のリスニングを含む模試現在地を測る受験可
河合出版の教材黒本(共通テスト総合問題集)など本番形式に慣れる書店で購入可
講座・講習共通テスト英語向けの授業など解き方を学ぶ講習は受講可の場合あり

共通テスト英語リスニングの形式

📊 試験の基本情報

項目内容
配点100点
解答時間30分(機器の確認時間を含めると60分)
音声ICプレーヤーで個別に再生
読み上げ回数前半の大問は2回、後半の大問は1回(直近の本試験の場合)

出典:大学入試センターの公表情報(2026年10月7日参照)。形式は年度により変更される可能性があります。

とくに後半が1回読みである点が、リスニングの難しさの核心です。聞き逃すと取り返せないため、「聞く前に設問と選択肢を読む」技術が点数を左右します。

平均点の推移から見るリスニングの難しさ

🔢 共通テスト英語リスニングの平均点(本試験)

共通テスト英語リスニングの平均点推移(2021〜2026年度) 0 20 40 60 80 56.16 59.45 62.35 67.24 61.31 54.65 2021 2022 2023 2024 2025 2026 年度(100点満点・本試験)緑=期間内最高/赤=期間内最低 出典:大学入試センター「実施結果の概要」各年度、旺文社教育情報センター資料(2026年2月27日公開)より作成

2026年度のリスニング平均点は54.65点で、前年度から約6.7点下がりました。同じ年のリーディングは62.81点と前年度より上がっており、リーディングが取れてもリスニングで崩れる年があることがわかります。

💡 元講師の見方

平均点が年によって10点以上動く科目は、「去年の過去問で何点取れたか」だけで実力を判断すると危険です。私は生徒の点数を見るとき、1回読みの大問で何問落としたかを必ず分けて確認するようにしています。難化した年に崩れるのは、たいていここだからです。

理由は構造的です。1回読みの大問では、放送の合間に次の設問と選択肢を読んでおく必要があります。1問迷って考え込むと、その先読みの時間が削られ、次の問題も準備なしで聞くことになる。こうして1つの失点が2つ、3つと連鎖します。点数が低い生徒ほど「英語が聞き取れない」より先に、この時間の使い方で崩れているケースが多いと感じています。

💡 平均点データの読み方

平均点の上下は「その年の問題の難しさ」を示すもので、自分が目指すべき点数そのものではありません。目標点は平均点からではなく、志望校がリーディングとリスニングをどの比率で配点しているかから逆算するのが筋だと考えます。リスニングの比重が大きい大学を受けるなら、難化年でも崩れない安定感が合否に直結します。

全統共通テスト模試でリスニング力を測る

📌 この章の内容

河合塾の全統共通テスト模試は、塾生でなくても受けられる「本番形式のリスニング」の機会です。点数そのものより、どう使うかで価値が変わります。

模試のリスニングで何がわかるか

🔍 模試で確認できること

  • 本番と同じ時間配分で集中力が続くか
  • 大問ごとの失点パターン(2回読み/1回読みのどちらで落としているか)
  • 同じ模試を受けた受験生の中での位置(偏差値)

なお、「河合塾の模試は本番より難しいのか」という点は、公式に比較した情報を確認できませんでした。点数を比べるときは、同じ模試の偏差値や大問ごとの正答状況で見るのが確実です。

河合塾の模試の出題範囲や回ごとの違いは全統模試の回別の出題範囲で整理しています。

結果の見方と復習のしかた

✏️ 模試後の復習で差がつくポイント

リスニングの復習で一番もったいないのは、解説を読んで「なるほど」で終わることです。聞き取れなかった箇所をスクリプトで特定し、その英文を自分で音読できるまで繰り返すところまでやって、初めて次の模試に効いてきます。

私は聞き取れなかった原因を次の3つに分けてもらいます。原因によって打つ手が違うからです。

  • 単語を知らない:単語帳で覚え直す(リスニング練習を増やしても解決しない)
  • 音がつながって聞こえない:その箇所だけ繰り返し聞き、まねして発音する
  • 速さについていけない:スクリプトを見ながら音声に重ねて読む練習を増やす

成績表の公開時期は共通テスト模試の結果が出る時期にまとめています。

河合出版のリスニング教材の選び方

📌 この章の内容

河合塾の模試問題や授業ノウハウは、グループの河合出版から市販教材として出ています。塾生でなくても使える、もっとも手軽な「河合塾のリスニング対策」です。

黒本(共通テスト総合問題集 英語リスニング)の中身

📋 2027年度版の書誌情報

項目内容
書名2027 共通テスト総合問題集 英語(リスニング)
出版社河合出版
価格1,595円(税込)
発売日2026年6月23日
収録全統共通テスト高2模試・全統共通テスト模試・全統プレ共通テスト・2026年度共通テスト本試験

過去の全統模試を本番形式で解けるのが最大の特徴です。黒本全体の使い方は黒本の使い方と時期で詳しく解説しています。

📝 費用情報の注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の価格は出版社・書店の情報でご確認ください。記事掲載時点(2026年10月7日)の情報であり、変更の可能性があります。

黒本と「まずはここから!」の違い

🆚 河合出版のリスニング教材2冊の比較

項目黒本(リスニング)まずはここから!共通テスト完全攻略 英語リスニング(河合塾SERIES)
位置づけ本番形式の問題演習出題傾向別のトレーニング
構成模試・本試験を回ごとに収録9講構成、各講が例題→演習→実践
練習法時間を計って通しで解くディクテーション・リピーティング・オーバーラッピングに対応
価格(税込)1,595円1,430円
向く時期高3秋〜直前期高2〜高3夏

価格・構成は書店の書誌情報(2026年10月7日参照)による。「向く時期」は筆者の見解です。

今の段階に合う教材の選び方

💬 迷ったときの判断基準

これは私の指導経験から使っている目安ですが、模試や過去問でリスニングが5割に届かないうちは、通しの問題演習より「聞く力」の土台づくりを優先したほうが伸びやすいと考えています。その段階で黒本を何回分も解いても、「聞き取れない」という同じ原因で同じように失点するだけになりがちだからです。

  • 5割未満:トレーニング型の教材で、音読・ディクテーション中心
  • 5〜7割:トレーニングと本番形式の演習を並行
  • 7割以上:黒本などで本番形式の演習量を確保

河合塾の講座・講習でリスニングを学ぶ場合

📌 この章の内容

授業でリスニングを学びたい場合、選択肢は「校舎の授業・講習」と「映像授業」に分かれます。どちらも、リスニングだけを集中的に扱うとは限らない点に注意が必要です。

通期授業・季節講習での扱われ方

🏢 公式情報で確認できる範囲

河合塾の季節講習では共通テスト英語向けの講座が設けられることがありますが、リスニング単独の講座が開講されるかどうかは、年度・校舎によって異なり、公式情報では一律に確認できませんでした。受講を考える場合は、その年の講習パンフレットで講座内容を確認してください。

直前期の講習の選び方は河合塾の直前講習の料金と選び方で解説しています。

映像授業という選択肢

🔍 映像で学ぶ場合の考え方

リスニングは「自分のペースで止めて、聞き直す」ことが学習の中心になるため、映像授業との相性は悪くありません。河合塾系の映像授業の違いはマナビス・Oneの違いと選び方で比較しています。

費用を抑えたい場合は、河合塾以外のオンライン講座も比較対象になります。たとえばスタサプの講座の実態は別記事で検証しています。

リスニングで伸び悩む原因と注意点

📌 この章の内容

河合塾の模試や教材を使っても点が伸びない受験生には、共通するパターンがあります。指導の中で何度も見てきたものを、正直にお伝えします。

聞き流しで時間を使ってしまう

❌ よくある失敗

通学中に英語を流しておくだけでは、共通テストのリスニングはほとんど伸びません。「何となく聞こえた」と「設問に答えられる」の間には大きな差があるからです。聞き流しは、精聴(一文ずつ止めて確認する学習)を終えた音声の復習としてなら効果があります。

模試の点数を実力と取り違える

⚠️ 点数の読み違いに注意

リスニングは問題数が限られるため、数問の当たり外れで点数が大きく動きます。1回の模試の点数だけで「伸びた」「落ちた」と判断せず、複数回の結果と大問ごとの正答状況で見るようにしてください。

河合塾だけでは補いにくい部分

🔺 集団授業・市販教材の限界

集団授業や市販教材では、一人ひとりの「どの音が聞き取れていないか」を確認してもらう機会は限られます。発音のクセや弱点を個別に見てほしい場合は、個別指導や家庭教師を併用するのも一つの方法です。個別指導を選ぶ際は、一部の極端な口コミに引っ張られず、1000件超の口コミを分析した事例のように多くの声の傾向から判断すると失敗が減ります。

リスニングの点を上げる具体的な手順

📌 この章の内容

ここからは、河合塾の模試・教材を組み込んだ練習の流れを紹介します。今日から始められる形にしています。

1題を使い切る4ステップの練習法

📋 1題を使い切る練習の流れ

① 本番形式で解く:時間を計り、読み上げ回数も本番どおりにして解く
② ディクテーション:間違えた問題の音声を一文ずつ止め、聞こえた英語を書き出す
③ スクリプト照合:書けなかった箇所を確認し、原因(単語を知らない/音の連結/速さ)を分類する
④ オーバーラッピング:スクリプトを見ながら音声に重ねて読み、同じ速さで言えるまで繰り返す

時期別の取り組み方

📊 時期別の目安

時期中心にすること河合塾の使いどころ
高2毎日10〜15分の音読・ディクテーション全統共通テスト高2模試で現在地を確認
高3春〜夏トレーニングと本番形式を並行全統共通テスト模試、トレーニング型教材
高3秋本番形式の演習量を増やす黒本で回ごとに演習
直前期1回読みの大問に慣れ、時間配分を固める全統プレ共通テスト、直前講習

学習時間は筆者の指導経験に基づく目安です。

河合塾のリスニング対策でよくある質問

❓ よくある質問

検索でよく調べられている疑問に、確認できた範囲でお答えします。

河合塾の模試のリスニング音声は、あとから聞き直せますか?

❓ Q&A

A. 受験後に一般向けに音声を再配信する仕組みは、河合塾の公式情報では確認できませんでした。塾生は校舎の案内に従い、それ以外の方は過去の全統模試を収録した河合出版の問題集(黒本)を使うのが現実的です。模試問題の入手方法は模試の過去問を入手する方法にまとめています。

黒本のリスニングは音声付きですか?

❓ Q&A

A. 書店の書誌情報では音声の提供方法の記載を確認できませんでした。リスニング教材は音声が使えないと意味がないため、購入前に書店で帯や目次の記載を確認することをおすすめします。

リスニングだけ河合塾で受講できますか?

❓ Q&A

A. 季節講習などで共通テスト英語向けの講座が設けられることはありますが、リスニング単独の講座があるかは年度・校舎によって異なり、公式情報では一律に確認できませんでした。最新の講習案内で確認してください。

共通テストのリスニングは何点を目標にすればいいですか?

❓ Q&A

A. 大学によってリーディングとリスニングの配点比率が異なるため、一律の目標点はありません。志望校の募集要項で配点比率を確認し、比重が高い大学ほどリスニングの目標を高めに設定するのが合理的です。

リスニング対策はいつから始めればいいですか?

❓ Q&A

A. 高2の段階から短時間でも毎日音声に触れておくと、高3の秋以降に過去問・模試形式の演習へスムーズに移れます。直前期だけの詰め込みは伸びにくい分野だと考えます。

📝 進路選択に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

まとめ:リスニング対策で河合塾を使い分けるコツ

🎯 この記事のまとめ

  • 河合塾のリスニング対策は模試(測る)・教材(慣れる)・講座(学ぶ)の3つに分けて考える
  • 共通テストのリスニングは後半が1回読みで、平均点は年度により10点以上動く
  • 5割未満のうちは演習量より「聞く力」の土台づくりを優先する
  • リスニング単独の講座の有無は年度・校舎で異なるため、講習案内で確認する

まずは手元の模試や過去問で「1回読みの大問で何問落としているか」を確認し、そこから教材と時期を選ぶのが最短ルートです。

✅ 河合塾の模試・教材中心の対策が向いている人

  • 自分で復習の計画を立てて進められる人
  • 本番形式の演習量を確保したい高3生
  • 費用を抑えて対策したい人

❌ 別の方法も検討したほうがよい人

  • 何が聞き取れていないのかを自分で分析するのが苦手な人
  • リスニングが5割未満で、何から始めればいいかわからない人

個別に見てもらえる指導形態を比べたい方は、学習塾・家庭教師の比較ランキングも参考にしてください。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のある生徒まで幅広く指導しています。

この記事を書く理由:大学受験生の英語指導で、共通テストのリスニング対策を日常的に扱っているためです。特定の予備校に属さない立場から、河合塾の模試・教材の使い方をフラットに整理しました。

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📝 調査概要

  • 調査対象:河合塾の模試・教材・講座のうち英語リスニングに関わるもの、共通テスト英語リスニングの実施結果
  • 調査方法:公式サイト調査/書店の書誌情報調査/公的機関・教育情報機関の公表資料調査/著者の指導経験
  • 調査実施日:2026年10月7日
  • 情報の限界:河合塾の講座を著者自身が受講した経験はありません。講座の開講状況、模試音声の再配信の有無、黒本の音声提供方法は公式情報で確認できませんでした。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に広告・アフィリエイトリンクはありません)

公開日:2026年10月7日/最終更新日:2026年10月7日
※情報変更があった場合は随時更新します。