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🎓 この記事を書いた人

kou|元塾講師・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在はフリーランスで中学受験から大学受験まで担当しています。
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公開日:2026年10月9日/最終更新日:2026年10月9日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:河合塾の古文参考書は、「文法ドリル → 文法トレーニング → 共通テスト用か二次・私大用の問題集」という順番で、今の自分のレベルに合う1冊から始めるのが最短ルートです。
「河合塾の古文の参考書って、どれを買えばいいの?」「塾のテキストと同じものは手に入るの?」と迷っていませんか。河合塾の名前が付いた古文参考書は、グループ会社の河合出版から10冊以上が市販されています。種類が多いぶん、レベルを飛ばして難しい問題集から手を付けてしまう受験生も少なくありません。
この記事では、河合出版の公式ページと書店向け注文書(2026年1月1日更新版)で価格・ページ数・対象学年を確認したうえで、主要な9種をレベル別に整理しました。
📋 この記事でわかること
- 河合塾の古文参考書(市販本)と塾テキストの違い
- 主要9種の価格・ページ数・対象学年の一覧
- 文法・単語から共通テスト、二次・私大対策までの使う順番
- 各参考書の注意点と、向いていない人の特徴
- よくある疑問5つへの回答
💬 この記事の立ち位置
私は塾講師・家庭教師として、文法の段階でつまずく受験生から難関大志望の受験生まで古文を指導してきました。読み終えるころには、「自分が今どの1冊を買うべきか」と「その次に何をやるか」がはっきりするはずです。
なお、私は河合塾・河合出版とは利害関係がなく、本記事に広告もありません。書籍の評価は公式の内容紹介と書籍の構成に基づく私の見解で、すべての書籍について生徒への使用結果を検証したものではない点もあらかじめお伝えします。
河合塾の古文参考書とは?市販本と塾テキストの違い
🔍 まず押さえたい前提
「河合塾の参考書」と聞いて、塾の授業で使うテキストを思い浮かべる方もいるかもしれません。実は、書店で買える河合塾の古文参考書と、塾の授業テキストは別物です。この章では、その違いと、河合塾の古文参考書が選ばれる理由を整理します。
河合塾の古文参考書とは「河合出版」が市販する問題集のこと
📌 定義
河合塾の古文参考書とは、河合塾グループの出版社「河合出版」が一般向けに販売している古文の問題集・参考書の総称です。多くは「河合塾SERIES」の名前で出ており、著者は河合塾国語科や河合塾の講師陣です。
河合出版の書店向け注文書(2026年1月1日更新)には、古文・古典の書籍だけで17点が掲載されています。文法ドリル、単語集、共通テスト対策、二次・私大の演習書、文学史まで揃っており、古文の学習段階をほぼ1社でカバーできる品揃えが特徴です。
塾の授業テキストは原則として市販されていない
⚠️ 「塾と同じ教材」ではない点に注意
河合塾の授業で配られるテキストは、塾生向けの教材で、書店では基本的に手に入りません。市販の参考書は河合塾の講師が執筆していても、授業テキストとは目的も構成も異なります。
「河合塾の授業と同じ内容を独学でやりたい」という目的で市販本を買うと、期待とずれる可能性があります。授業テキストの扱いについては河合塾のテキストの入手方法と使い方で詳しく整理しています。
河合塾の古文参考書が受験生に選ばれる理由
💡 指導者から見た強み
私が河合出版の古文参考書を生徒に勧めやすいと感じる理由は、同じシリーズの中で「次の1冊」が用意されている点です。たとえば文法なら、基礎ドリルを終えた生徒に、同じ「ステップアップノート30」のトレーニング編をそのまま渡せます。レイアウトや解説の作法が揃っているので、教材を替えたときの「慣れ直し」の時間がほとんどかかりません。
もう一つは、問題の選び方の根拠が公式に示されている点です。河合出版の内容紹介では、マーク式基礎問題集は共通テストと私大マーク式の傾向分析、入試精選問題集は全国の入試問題の傾向分析に基づいて問題を選んだと明記されています。「なぜこの問題を解くのか」が説明できる教材は、生徒に勧めるときに私自身が安心できるポイントです。どの講師が教壇に立っているかに興味がある方は、河合塾の教科別の有名講師もあわせて参考にしてください。
河合塾の古文参考書9選|価格・レベル・対象の一覧
📌 9冊を一覧で比較
17点ある古文関連書籍のうち、受験生が最初に検討すべき9種(私大別演習は1シリーズとして扱います)を一覧にまとめました。価格・ページ数・発売日は河合出版の公式情報で確認したものです。
河合塾の古文参考書の一覧表(価格・ページ数・対象学年)
📊 河合塾の古文参考書9選 比較表
| 書名 | 主な目的 | 判型・頁数 | 本体価格 | 公式の対象 |
|---|---|---|---|---|
| ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル 四訂版 | 文法の基礎 | B5・160頁 | 800円 | 大学入試の基礎 |
| ステップアップノート30 古典文法トレーニング 改訂版 | 文法を読解に使う | B5・160頁 | 814円 | 高1〜高3 |
| 春つぐる頻出古文単語480 改訂版 | 古文単語 | ― | 980円 | ― |
| 古文文法問題演習 改訂第三版 | 文法の問題演習 | ― | 915円 | ― |
| マーク式基礎問題集 古文 七訂版 | 共通テスト・私大マーク | A5・388頁 | 1,100円 | 高2・高3 |
| まずはここから!共通テスト完全攻略 古文 | 共通テスト形式 | A5・304頁 | 1,300円 | 高3 |
| 入試精選問題集 古文 四訂版 | 二次・私大 | A5・480頁 | 1,200円 | 高3 |
| 得点奪取 古文 記述対策 改訂版 | 記述答案 | A5・208頁 | 952円 | 高3 |
| 私大別古文演習シリーズ | 志望私大群の演習 | ― | 857〜1,286円 | ― |
出典:河合出版 書店向け注文書(2026年1月1日更新)・各書籍の河合出版公式ページ(2026年10月9日参照)。「―」は公式ページ等で確認できなかった項目です。
📝 価格情報についての注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。表の価格は消費税抜きの本体価格で、実際の販売価格は各書店・通販サイト、または河合出版の公式サイトでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、改訂や価格改定により変更の可能性があります。
レベル別に見る古文参考書のルート図
💬 ルート図の読み方
図の「目安時期」は、私が大学受験生を指導してきた経験から考えた標準的なペースです。学年よりも「今どこまでできているか」で入る場所を決めてください。高3で文法が抜けているなら、遠回りに見えてもSTEP1から入る方が、結果的に問題集の解説を読みこなせるようになるまでが早いと考えます。
基礎固めに使う河合塾の古文参考書(文法・単語)
🔰 古文の基礎は「文法」と「単語」
「本文を読んでも、誰が何をしているのかわからない」——古文が苦手な受験生の多くは、この状態から抜け出せずにいます。原因の大半は、助動詞・敬語などの文法と、現代語と意味が違う単語の知識不足です。この章では、その土台をつくる河合出版の書籍を紹介します。
ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル|最初の1冊
📋 基本データと特徴
| 判型・頁数 | B5判・160頁(書き込み式) |
| 本体価格 | 800円(税込880円) |
| 構成 | 全30項目・各2頁完結。要点の確認欄→基本問題→練習問題の順 |
大学入試を意識して、古典文法の基礎を30項目に分けて一つずつ確認していく書き込み式の問題集です。1項目が見開き2ページで終わるため、1日1項目なら約1か月で一周できます。
💬 元講師としての使い方の提案
私が文法の指導でいちばん時間をかけるのは、「識別」——同じ形の語を見分ける問題です。「なり」「に」「ぬ」「る・らる」などは、活用表を暗記していても、文中でどれに当たるかを判断できずに止まる生徒がとても多い分野です。
このドリルは書き込み式なので、1周目は鉛筆で解き、2周目は別のノートに解き直すのがおすすめです。2周目に間違えた項目だけに印を付けて3周目に回すと、苦手が目に見える形で減っていきます。
ステップアップノート30 古典文法トレーニング|文法を読解につなげる
📋 基本データと特徴
| 判型・頁数 | B5判・160頁 |
| 本体価格 | 814円(税込895円) |
| 公式の対象 | 高1〜高3。基礎知識はあるのに、文章題で答えにたどり着けない人 |
基礎ドリルで身につけた知識を、文章の中で使えるようにするための一冊です。河合出版の内容紹介でも、文法の基礎知識を応用して文章題を読み解く力を養うことが目的とされています。
💬 「わかったつもり」を防ぐ一冊
文法の単元テストでは点が取れるのに、長文になると文法が使えない——指導していると、このギャップに悩む生徒によく出会います。単元ごとのドリルは「今は助動詞の問題だ」とわかった状態で解けますが、入試本文ではどの文法が問われているかを自分で見つけなければならないからです。基礎ドリルの次にこの本を挟むかどうかで、読解問題集への移行のしやすさが変わると私は考えています。
春つぐる頻出古文単語480・古文文法問題演習|単語と文法の補強
📌 単語と文法演習の選択肢
- 春つぐる頻出古文単語480 改訂版(本体980円):書名のとおり、入試頻出の古文単語480語を収録した単語集です。
- 古文文法問題演習 改訂第三版(本体915円):文法事項を問題形式で確認するための演習書です。
- でるとこ古典文学史(本体690円):私大で文学史が問われる人向けの補強用です。
いずれも2026年1月時点の河合出版の注文書に掲載されている現行書籍ですが、公式ページで確認できる情報が限られるため、収録内容の詳細は書店で中身を確認してから判断してください。
💡 単語帳は「出版社」より「続けられるか」
単語帳を選ぶとき、私が生徒に必ず伝えるのは「毎日5分でも開ける本を選ぶこと」です。古文単語は、現代語と同じ形で意味が違う語(「あはれ」「ののしる」など)を、例文の中で覚えるほど定着しやすいと感じています。河合出版で揃えることにこだわらず、例文と訳の載せ方が自分に合うかで選んで構いません。映像で文法を一気に確認したい場合は、スタサプの古文講座の実力も選択肢になります。
共通テスト・二次・私大対策に使う河合塾の古文参考書
📊 共通テストの古文は国語200点中45点
大学入試センターが公表している2025年度以降の共通テスト国語は、試験時間90分・200点満点で、そのうち古文は45点です。つまり古文は国語の得点の2割強を占めます。一方、国公立二次や私大では現代語訳や記述問題が加わり、求められる力が変わります。この章では、目的別に5種類の問題集を紹介します。
出典:独立行政法人 大学入試センター「大学入学共通テスト」(2026年10月9日参照)
マーク式基礎問題集 古文|共通テストの分野別対策
📋 基本データと特徴
| 判型・頁数 | A5判・388頁(七訂版・2024年6月発売) |
| 本体価格 | 1,100円(税込1,210円) |
| 公式の対象 | 高2・高3/共通テスト・私大マーク式 |
共通テストと私大マーク式の出題傾向を分析し、分野別・ジャンル別に問題を並べているのが特徴です。苦手な分野だけを集中して解けるため、模試で特定の設問ばかり落としている人に向いています。
💬 模試の成績表から「逆引き」で使う
分野別の問題集は、最初から順に解くよりも模試の設問別成績から苦手分野を見つけ、該当する章だけを先に解く方が効率的だと考えています。たとえば和歌の設問や心情説明で毎回失点しているなら、その分野の章を集中して2周する、という使い方です。本番形式で現状を測る機会としては、共通テストトライアルの日程と活用法も参考になります。
まずはここから!共通テスト完全攻略 古文|本番形式に慣れる
📋 基本データと特徴
| 判型・頁数 | A5判・304頁(2025年10月発売) |
| 本体価格 | 1,300円(税込1,430円) |
| 構成 | 第1部:形式と解き方/第2部:実戦演習(予想問題12題) |
2025年10月に出た新しいシリーズです。第1部で共通テスト古文の形式と解き方を確認し、第2部の予想問題で自己採点しながら得意・苦手を把握する流れになっています。
💬 マーク式基礎問題集との使い分け
2冊はどちらも共通テスト向けですが、私は役割をはっきり分けて考えています。マーク式基礎問題集は「分野の穴を埋める本」、完全攻略は「形式に慣れる本」です。近年の共通テストでは、本文とは別の文章や会話文をあわせて読ませる設問も見られ、知識はあっても形式に戸惑って時間を失う受験生がいます。
時間に余裕があるなら基礎問題集で弱点を潰してから完全攻略へ、時間がないなら完全攻略で現状を把握してから必要な分野だけ基礎問題集に戻る、という順番がよいと考えます。直前期の総仕上げには河合塾の黒本の使い方と時期も参考にしてください。
入試精選問題集 古文|国公立二次・私大の本格演習
📋 基本データと特徴
| 判型・頁数 | A5判・480頁・2色刷り(四訂版・2025年8月発売) |
| 本体価格 | 1,200円(税込1,320円) |
| 公式の対象 | 高3/国公立二次・私大対策 |
全国の入試問題の傾向を分析し、標準から発展レベルの頻出・典型問題を精選した問題集です。記述・論述問題にも対応しており、解き方と考え方の解説に紙幅を割いています。
💬 480頁を「解き捨て」にしない
この本はページ数が多く、1題ずつ丁寧に取り組むと時間がかかります。私が勧めているのは、答え合わせのあとに本文の現代語訳を自分で書き、解説の訳と比べる復習です。設問に正解できても、本文の主語や敬語の向きを取り違えていることは珍しくありません。訳を書くと、その「たまたまの正解」があぶり出されます。全題を終わらせることより、1題から得る量を増やす方が二次対策には効果的だと考えます。模試で記述の採点がどうなされるかは、全統記述模試の判定と活用法で確認できます。
得点奪取 古文・私大別古文演習|記述と志望校別の仕上げ
📋 2つの仕上げ用シリーズ
| 書名 | 本体価格 | 特徴 |
|---|---|---|
| 得点奪取 古文 記述対策 改訂版 | 952円 | A5判・208頁。典型問題篇と練習問題篇の2部構成で、採点基準付きの解答例を掲載 |
| 首都圏「難関」私大古文演習 | 857円 | 志望大学群に合わせた演習書 |
| 「有名」私大古文演習 | 900円 | 同上 |
| 中堅私大古文演習 | 1,000円 | 同上 |
| 関関同立大古文 改訂版 | 1,286円 | 同上 |
出典:河合出版 公式ページ・書店向け注文書(2026年1月1日更新)。私大別演習の収録大学や問題数は公式情報で確認できなかったため、書店で目次をご確認ください。
💬 記述は「採点基準」から逆算する
記述問題で点が伸びない生徒の答案を見ると、内容は合っているのに採点者が加点する要素が欠けているケースがよくあります。得点奪取の採点基準付き解答例は、「どの要素で何点入るか」を意識する練習に使えます。解いたら、自分の答案に基準の要素がいくつ入っているかを数えてみてください。
レベル別の順番と失敗しない古文参考書の選び方
🧮 あなたはどこから始めるべき?
「全部やった方がいいの?」と聞かれることがありますが、9冊すべてに手を付ける必要はありません。大切なのは、今の自分の位置を知り、そこから志望校までの最短距離を選ぶことです。この章では、状況別の組み合わせと、選ぶときの判断基準をまとめます。
志望校・現在地別の古文参考書ルート
📋 状況別のおすすめの組み合わせ
古典文法基礎ドリル → 古典文法トレーニング(単語集は並行)
文法トレーニング → マーク式基礎問題集 古文 → 共通テスト完全攻略 古文 → 黒本
文法トレーニング → 入試精選問題集 古文 → 得点奪取 古文 → 過去問
文法トレーニング → マーク式基礎問題集 古文 → 志望大学群の私大別演習 → 過去問
💬 現在地を確かめる簡単な方法
私が初回の指導で使う目安は、「助動詞の意味と接続を、何も見ずに半分以上言えるか」です。言えなければ①から始めます。言える場合でも、模試の古文で本文の主語を何度も取り違えているなら、トレーニングで「文法を使って読む」練習を挟みます。参考書を順番に進める考え方は、参考書ルートの使い方と独学の注意点でも詳しく解説しています。
失敗しない古文参考書の選び方3つの基準
🔍 選ぶときの判断基準
- 今のレベルより「少し易しい」本から始める:解説を読んで8割以上理解できる本が、独学では最も伸びます。
- 受験で使う形式に合わせる:マーク式だけか、記述・現代語訳があるかで、STEP3の選び方が変わります。
- 最新版かどうかを確認する:表紙の「七訂版」「四訂版」などの表記を見て、中古品で古い版を買っていないか確かめましょう。
独学が不安なときの映像授業・塾との組み合わせ方
⚖️ 参考書だけで足りない場合
参考書は「自分で解説を読んで理解できる」ことが前提の教材です。文法の説明を読んでも理解が進まない場合は、映像授業で講義を聞いてから参考書で演習する組み合わせも有効です。月額制の映像授業の実態はスタサプ全4講座の口コミ・評判で詳しく分析しています。
質問できる相手がほしい場合は、塾や家庭教師を利用する方法もあります。大学受験に対応した塾・家庭教師を比較したい方は、学習塾・家庭教師おすすめランキングを参考にしてください。
河合塾の古文参考書の注意点と向いていない人
⚠️ 買う前に知っておきたいこと
どれほど評判のよい参考書でも、使う人や時期が合わなければ成績にはつながりません。ここでは、河合塾の古文参考書を選ぶ際に見落とされがちな注意点を、正直にお伝えします。
河合塾の古文参考書を使うときの注意点
❌ 知っておきたいデメリット
- 入試精選問題集は分量が多い:A5判480頁と厚く、基礎が固まる前に始めると最後まで続かない可能性があります。
- 得点奪取 古文は改訂版の発行が2004年:公式ページの発行日は2004年4月27日です。記述の考え方を学ぶ本としては使えますが、最新の出題傾向は過去問で補う必要があります。
- 単語集・私大別演習は公開情報が少ない:収録内容を公式ページだけで比較しにくく、書店で中身を見ないと相性を判断できません。
- 塾の授業テキストの代わりにはならない:河合塾の授業の流れを独学で再現できる教材ではありません。
❗ 中古・旧版を買うときの注意
河合出版の古文参考書は改訂を重ねているものが多く、たとえばマーク式基礎問題集 古文は七訂版、入試精選問題集 古文は四訂版が現行です。旧版は共通テスト開始前の内容である可能性があるため、特に共通テスト対策の本は新しい版を選ぶことをおすすめします。
河合塾の古文参考書が向いていない人の特徴
📉 別の方法を検討した方がよいケース
- 解説を読んでも理解できず、質問できる相手がいない人
- まず講義形式で全体像をつかみたい人
- 試験まで1か月を切っており、過去問演習を優先すべき人
- 古文が受験科目にない人(学校の定期テスト対策なら教科書準拠の教材が向く場合があります)
💬 向いていない=ダメ、ではありません
上に当てはまっても、参考書が悪いわけでも、あなたの力が足りないわけでもありません。独学で詰まる原因は、多くの場合「質問できる環境がない」ことです。文法だけを短期間で人に見てもらい、その後は参考書で自走するという使い方もあります。個別指導塾の実際の評判を知りたい方は、個別指導キャンパスの口コミ1000件超の分析が判断材料になります。
📝 進路選択についての注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
河合塾の古文参考書についてよくある質問
❓ よくある質問
受験生や保護者の方から寄せられやすい疑問を5つ取り上げます。購入前の最終確認にお使いください。
河合塾の古文参考書は塾生でなくても買えますか?
❓ Q&A
A. 買えます。本記事で紹介している9種は、河合塾グループの河合出版が一般向けに市販している書籍で、書店や通販で購入できます。一方、河合塾の授業で配られるテキストは原則として市販されていないため、別物と考えてください。
古文文法は河合塾のどの参考書から始めればいいですか?
❓ Q&A
A. 文法がほぼ白紙なら『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』から始めるのが無理のない順番です。全30項目・各2ページの書き込み式で、基礎を一通り終えたら『古典文法トレーニング』で文章の中で文法を使う練習に進みます。
入試精選問題集 古文はいつから使うべきですか?
❓ Q&A
A. 公式の対象学年は高3で、国公立二次・私大対策の問題集です。文法と頻出単語が一通り身についてから取り組むのが前提で、私は高3の夏前後を一つの目安と考えています。基礎が固まる前に始めると、解説を読んでも消化しきれない可能性があります。
共通テストの古文対策だけなら、河合塾の参考書は何を使えばいいですか?
❓ Q&A
A. 分野別に弱点を潰すなら『マーク式基礎問題集 古文』、本番形式に慣れるなら予想問題12題を収録した『まずはここから!共通テスト完全攻略 古文』が候補です。仕上げには国語全体の予想問題集である黒本(共通テスト総合問題集)を使う流れが考えられます。
古文単語帳も河合出版のもので揃えるべきですか?
❓ Q&A
A. 揃える必要はありません。河合出版には『春つぐる頻出古文単語480』がありますが、単語帳は毎日開けるかどうかが最も大切です。書店で例文や訳の載せ方を見比べ、自分が続けられる1冊を選んでください。
まとめ:河合塾の古文参考書は「レベルと目的」で選ぶ
🎯 この記事の結論
河合塾の古文参考書は、文法ドリルで土台をつくり、トレーニングで読解につなげ、受験形式に合わせて共通テスト用か二次・私大用の問題集を選ぶ——この順番を守れば、9冊すべてを買わなくても志望校に必要な力をつけられます。
- 河合塾の古文参考書は河合出版の市販本で、塾の授業テキストとは別物
- 文法が不安なら「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」(本体800円)から
- 共通テスト専用ならマーク式基礎問題集と共通テスト完全攻略を使い分ける
- 二次・私大なら入試精選問題集、記述は得点奪取、私大は大学群別の演習書で仕上げる
- 旧版・分量・公開情報の少なさには注意し、書店で中身を確認する
✅ 河合塾の古文参考書が向いている人
- 解説を読んで自分で理解を進められる人
- 同じシリーズで段階的にレベルを上げたい人
- 共通テストと二次・私大で教材を使い分けたい人
❌ 別の方法も検討したい人
- 講義形式で一から説明を聞きたい人
- 質問できる相手がいないと手が止まりやすい人
- 試験直前で過去問演習を優先すべき人
🧭 今日からできる第一歩
助動詞の意味と接続を何も見ずに書き出し、半分以上言えるかチェックします。
言えなければ基礎ドリル、言えればトレーニングかSTEP3の問題集を選びます。
最新版であることと、解説の8割以上が理解できることを確かめてから購入しましょう。
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業しました。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験のほか、中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導にも携わっています。
この記事を書く理由:大学受験生の古文指導で、参考書の選び方と順番を誤って遠回りするケースを数多く見てきました。特定の塾・出版社に忖度せず、公式情報と指導経験の両面から「自分に合う1冊」を選べる情報を届けるために執筆しています。
📝 調査概要
- 調査対象:河合出版が発行する古文関連の市販参考書・問題集
- 調査方法:河合出版の公式書籍ページ・書店向け注文書の調査、大学入試センターの公表資料の確認、著者の指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年10月9日
- 情報の限界:書籍の評価は公式の内容紹介と構成に基づく見解であり、全書籍について生徒への使用結果を検証したものではありません。春つぐる頻出古文単語480・古文文法問題演習・私大別演習シリーズの収録内容の詳細、各書籍の問題数・出典校は公式情報で確認できませんでした。河合塾の授業テキストの内容は調査対象外です。
- 利益相反の有無:なし(河合塾・河合出版との利害関係はなく、本記事に広告・アフィリエイトリンクはありません)
📚 参考文献・引用元
- 河合出版「書店向け注文書(2026年1月1日更新)」(参照日:2026年10月9日)
- 河合出版「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル 四訂版」(参照日:2026年10月9日)
- 河合出版「ステップアップノート30 古典文法トレーニング 改訂版」(参照日:2026年10月9日)
- 河合出版「マーク式基礎問題集 古文 七訂版」(参照日:2026年10月9日)
- 河合出版「まずはここから!共通テスト完全攻略 古文」(参照日:2026年10月9日)
- 河合出版「入試精選問題集 古文 四訂版」(参照日:2026年10月9日)
- 河合出版「得点奪取 古文 記述対策 改訂版」(参照日:2026年10月9日)
- 独立行政法人 大学入試センター「大学入学共通テスト」(参照日:2026年10月9日)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年10月9日/最終更新日:2026年10月9日
※情報変更があった場合は随時更新します。

