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明治大学の受験科目【2027年度】全学部の配点と選び方を解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

早稲田アカデミーから慶應義塾高等学校に進学し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで講師を務め、現在はフリーランスで中学受験から大学受験・浪人生まで指導しています。

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公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:明治大学の受験科目は、文系学部なら「英語・国語・選択1科目」、理系学部なら「英語・数学・理科」の3科目が基本です。ただし同じ学部でも「学部別入試」「全学部統一入試」「共通テスト利用入試」で科目と配点が変わり、文学部の学部別は地歴必須、総合数理学部の学部別は理科なしの2科目など例外が少なくありません。合否を左右するのは「志望学部×方式」の組み合わせで科目を確認することです。

📋 この記事でわかること

「明治大学に行きたいけれど、学部ごとに科目がバラバラで整理できない」「数学で文系学部を受けられるのか知りたい」とお悩みではありませんか。この記事では、次の疑問に答えます。

  • 明治大学の3つの一般選抜方式は何が違うのか
  • 全10学部の受験科目と配点(学部別・全学部統一・共通テスト利用)
  • 2027年度入試で変わるポイント
  • 英語の配点比率から見た、学部ごとの「勝ち筋」
  • 地歴・公民・数学のどれを選択科目にすべきか

読み終えるころには、自分が受けられる学部・方式の組み合わせと、今から優先すべき科目がはっきりするはずです。

💬 本記事の情報の扱いについて

大学受験の指導では、私は「科目を決めるのは勉強を始める前」と伝えています。選択科目を途中で変えると、それまでの学習時間がほぼ失われるからです。本記事の科目・配点は、私個人の受験体験ではなく、明治大学が公表する2027年度入試ガイドと、旺文社・ベネッセの公開データを照合して整理しています。明治大学を含む特定の教育機関から対価を受け取って執筆したものではありません。

  1. 明治大学の受験科目の全体像
    1. 明治大学の受験科目とは?3つの一般選抜方式の違い
    2. 2027年度入試で変わる主なポイント
    3. 文系・理系で異なる受験科目の基本パターン
  2. 文系学部の受験科目と配点一覧
    1. 法学部・商学部・政治経済学部の受験科目と配点
    2. 文学部・情報コミュニケーション学部の受験科目と配点
    3. 経営学部・国際日本学部の受験科目と配点
    4. 文系学部の共通テスト利用入試の科目数
  3. 理系学部の受験科目と配点一覧
    1. 理工学部の受験科目と配点
    2. 農学部の受験科目と配点
    3. 総合数理学部の受験科目と配点
  4. 配点から読む明治大学の受験科目の選び方
    1. 英語の配点比率で見る学部ごとの特徴
    2. 選択科目は地歴・公民・数学のどれを選ぶべきか
    3. 学部別と全学部統一、どちらを軸にすべきか
  5. 明治大学の受験科目選びで注意したいこと
    1. 同じ学部でも方式で科目が変わる
    2. 英語4技能方式・共テ併用型の注意点
    3. 受験科目だけで学部を選ぶリスク
  6. 明治大学の受験科目に関するよくある質問
    1. 明治大学の一般選抜は何科目で受験できますか?
    2. 明治大学の文系学部は数学で受験できますか?
    3. 明治大学で英検などの資格がないと受験できない方式はありますか?
    4. 明治大学の受験で共通テストの「情報Ⅰ」は必要ですか?
    5. 全学部統一入試と学部別入試は併願できますか?
    6. 2027年度入試で明治大学の受験科目に変更はありますか?
  7. 今日からできる明治大学の受験科目対策
    1. 志望学部の受験科目を確定する3ステップ
    2. 配点から考える科目別の勉強の優先順位
    3. 独学か塾・家庭教師かを決める判断基準
  8. まとめ:明治大学の受験科目は方式ごとに確認して選ぶ

明治大学の受験科目の全体像

🔍 まず押さえたい前提

明治大学の一般選抜には、大きく分けて3つの方式があります。同じ「法学部」でも方式が違えば選べる科目も配点も変わるため、学部の前に方式の違いを理解しておくことが近道です。この章では方式の全体像と、2027年度入試の変更点を確認します。

明治大学の受験科目とは?3つの一般選抜方式の違い

📌 3方式の定義

明治大学の受験科目とは、一般選抜の「学部別入学試験」「全学部統一入学試験」「大学入学共通テスト利用入学試験」の各方式で課される試験科目のことです。学部別は学部独自の問題、全学部統一は全学部共通の問題、共通テスト利用は共通テストの得点のみで合否が決まります。

方式2027年度の試験日特徴検定料
学部別入学試験2月7日〜17日(学部ごと)学部独自問題。募集人員が最も多い35,000円(同一学部の2方式目以降20,000円)
全学部統一入学試験2月5日共通問題で複数学部に出願可。全国8都市で受験可35,000円(2学部目以降20,000円)
共通テスト利用入学試験共通テスト(1月16日・17日)個別試験なし。前期・後期あり18,000円

このほか経営学部・国際日本学部には、共通テスト1科目と個別試験を組み合わせる「学部別共テ併用型」があります。

📝 費用情報に関する注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は明治大学の公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点(2026年10月)の情報であり、変更の可能性があります。出典:明治大学 2027年度入試ガイド

明治大学2027年度一般選抜の試験日程タイムライン 2027年度 一般選抜の日程(判明分) 1/16・17共通テスト(共テ利用前期で使用) 2/5全学部統一入学試験1回の受験で複数学部に出願可 2/10経営学部(学部別・共テ併用型) 2/11政治経済学部(学部別) 2/13文学部 日本文学専攻(学部別) 2/14法学部(学部別) 2/16商学部(学部別) 2/22〜3/1共通テスト利用 後期の出願期間 その他の学部の学部別入試は2/7〜2/17の範囲で学部ごとに実施

出典:明治大学「2027年度入試ガイド」、ベネッセ マナビジョン(2026年10月17日参照)をもとに筆者作成

2027年度入試で変わる主なポイント

📊 大学公表の主な変更点(一般選抜)

対象変更内容
政治経済学部(学部別)数学Bの出題範囲に「統計的な推測」を追加
総合数理学部(学部別)数学Bの出題範囲に「統計的な推測」を追加
法学部学部別の募集人員 315名→330名、全学部統一 115名→100名
情報コミュニケーション学部学部別の募集人員 347名→332名
全学部日本国籍を持たない方(特別永住者を除く)の一部出願資格に、日本語能力試験N2以上の合格を追加
英語4技能方式TOEFL iBTの2026年1月21日以降受験分のスコア基準を追加

出典:明治大学 入試総合サイト「入学試験の主な変更点」(2026年10月17日参照)

💡 指導者として注目している点

見落とされやすいのが「統計的な推測」の追加です。政治経済学部と総合数理学部の数学で受験する人は、共通テスト対策で選択問題を飛ばしていた単元が個別試験で問われる可能性があります。逆に言えば、試験科目の大枠は2026年度と変わっていないため、過去問はそのまま主要な対策材料として使えます。

文系・理系で異なる受験科目の基本パターン

📋 基本の型

区分対象学部基本の科目構成
文系法・商・政治経済・文・経営・情報コミュニケーション・国際日本英語+国語+選択1科目(地歴・公民・数学など)
理系理工・総合数理・農(農学・農芸化学・生命科学)英語+数学+理科
文理融合農(食料環境政策)英語+国語+選択1科目(地歴・公民・数学・理科)

受験科目は「どの大学群を併願するか」とも直結します。全体の受験計画から逆算したい方は、大学受験の全体像と時期別の進め方もあわせて確認してください。

文系学部の受験科目と配点一覧

🔍 文系7学部の見方

明治大学の文系学部では、英語の配点を国語より高く設定している学部が多数派です。ここでは学部ごとに方式別の科目と配点を表にまとめます。表は旺文社パスナビ掲載の2026年度データを、明治大学の2027年度変更点と照合して作成しています。

法学部・商学部・政治経済学部の受験科目と配点

📊 法・商・政経(個別試験)

学部・方式科目と配点合計
法 学部別英語150/国語100/地歴または公民100350
法 全学部統一英語100/国語100(漢文除く)/地歴・公民・数学・理科から1科目100300
商 学部別英語150/国語100/地歴・公民・数学から1科目100350
商 学部別英語4技能試験利用英語300/国語150/地歴・公民・数学から1科目100(外部試験による出願資格あり)550
商 全学部統一英語200/国語150(漢文除く)/地歴・公民・数学から1科目100450
政経 学部別英語150/国語100/地歴・公民・数学から1科目100350
政経 全学部統一英語150(必須)/地歴・公民・数学・理科から1科目100/国語または数学(数Ⅲを含む)から1科目100350

💡 3学部を比べて見えること

3学部とも学部別は「英語150・国語100・選択100」の350点満点で、構成がほぼ同じです。違いは選択科目で、法学部の学部別だけは数学を選べません。数学受験の人が法学部を狙うなら、全学部統一入試か共通テスト利用入試が入口になります。商学部の全学部統一は英語200点と比重が大きく、英語が得意な人ほど有利に働く設計だと読み取れます。

文学部・情報コミュニケーション学部の受験科目と配点

📊 文・情報コミュニケーション(個別試験)

学部・方式科目と配点合計
文 学部別英語100/国語100/地歴100(地理・日本史・世界史から1)300
文 全学部統一英語100/国語100(漢文除く)/地歴・公民・数学・理科から1科目100300
情コミ 学部別英語100/国語100(漢文除く)/地歴(日本史・世界史のみ)・公民・数学から1科目100300
情コミ 全学部統一英語150/国語・地歴・公民・数学・理科から2科目各100(地歴・公民・理科はいずれか1科目まで)350

文学部は英米文学・日本史学など14専攻に分かれますが、学部別入試の科目構成は専攻を問わず共通です。

💡 「3科目均等」型の学部の戦い方

文学部と情報コミュニケーション学部の学部別は、3科目すべて100点の均等配点です。英語で大きく稼ぐ戦略が通じにくいぶん、苦手科目を作らないことがそのまま合格戦略になります。また情報コミュニケーション学部の全学部統一は、配点表の記載上、国語を選ばずに英語・数学・地歴などで受ける組み合わせも可能な設計で、国語に不安がある受験生の選択肢になり得ます。

経営学部・国際日本学部の受験科目と配点

📊 経営・国際日本(個別試験・併用型)

学部・方式科目と配点合計
経営 学部別共テ併用型3科目共テ:地歴・公民・数学・情報から1科目100/個別:英語150・国語100350
経営 学部別共テ併用型英語4技能活用共テ:1科目100/個別:国語中心の130点(外部試験スコアによる出願資格・加点あり)230
経営 全学部統一3科目英語150/国語100(漢文除く)/地歴・公民・数学から1科目100350
国際日本 学部別2科目英語200/国語150(漢文除く)350
国際日本 学部別英語4技能活用国語150(外部試験による出願資格あり)150
国際日本 全学部統一3科目英語200/国語100(漢文除く)/地歴・公民・数学・理科から1科目100400
国際日本 学部別共テ併用型3科目共テ:日本史または世界史100/個別:英語200・国語150450

経営学部・国際日本学部には、上記のほか全学部統一の英語4技能方式もあります。

⚠️ 経営学部の学部別は「共通テストが必要」

経営学部の学部別入試は、共通テスト1科目と個別試験を組み合わせる併用型です。「私大専願なので共通テストは受けない」という人は、経営学部の学部別入試を受験できない点に注意してください。共通テストを受けない場合、経営学部の入口は全学部統一入試になります。

文系学部の共通テスト利用入試の科目数

🔢 共通テスト利用(前期)の方式と科目数

学部設定されている方式特徴
法3科目・4科目・5科目3科目は英語200・国語200・選択100の500点
商4科目・6科目(後期は4科目)数学が必須。3科目方式はなし
政治経済3科目・7科目3科目は英語300と英語の比重が大きい
文3科目・5科目5科目は地歴200が必須
経営3科目・4科目英語250と英語の比重が大きい
情報コミュニケーション3科目・6科目3科目は国語・数学のどちらかを選択
国際日本3科目・5科目5科目は数学を含む1000点満点

💬 共通テスト利用は「第一志望の保険」と考える

共通テスト利用入試は募集人員が学部別よりずっと少なく、たとえば政治経済学部経済学科では学部別270名に対し共テ利用3科目方式は15名です。私は、国公立志望者が併願先を確保する手段としては有効でも、明治大学を第一志望にする人が共通テスト利用だけに頼るのは危ういと考えます。必要な得点率の目安は、共通テストボーダーの正しい読み方を参考にしてください。

なお、MARCHと早慶を併願する人は、慶應義塾大学には共通テスト利用入試がない点も押さえておきましょう。慶應の共テ利用なしを前提にした併願戦略を見ると、明治の共テ利用の位置づけがはっきりします。

理系学部の受験科目と配点一覧

🔍 理系3学部の見方

理系学部は「英語・数学・理科」が基本ですが、理科の指定や数学の比重は学部・学科で大きく異なります。特に全学部統一入試では、学科によって理科の科目が指定されている点に注意が必要です。

理工学部の受験科目と配点

📊 理工学部

方式科目と配点合計
学部別数学120/理科120(物理・化学から6題出題し3題を選択)/英語120360
全学部統一(機械工・物理)数学200/物理100/英語100400
全学部統一(応用化学)数学200/化学100/英語100400
全学部統一(電気電子生命・機械情報工・建築・情報科学・数学)数学200/物理・化学・生物から1科目100/英語100400
共テ利用 前期3教科数学200/理科200/英語200600
共テ利用 前期4教科国語100/数学200/理科100/英語200600

⚠️ 生物選択者は方式に注意

理工学部の学部別入試の理科は物理・化学からの出題で、生物では受験できません。生物選択の人が理工学部を狙う場合、全学部統一入試で生物を選べる学科(電気電子生命・機械情報工・建築・情報科学・数学)が主な入口になります。

農学部の受験科目と配点

📊 農学部

学科・方式科目と配点合計
農学・農芸化学・生命科学 学部別英語150/国語・数学・理科から2科目各150450
食料環境政策 学部別英語150/国語150/地歴・公民・数学・理科から1科目150450
農学・農芸化学・生命科学 共テ利用 前期国語200・英語200・数学200・理科200から4科目(数学・理科から2科目、理科1科目以上)800
食料環境政策 共テ利用 前期国語200/英語200/地歴・公民・数学・理科から1科目200600
農学・農芸化学・生命科学 全学部統一英語100/理科100/国語または数学100300
食料環境政策 全学部統一英語100/国語・地歴・公民・数学・理科から2科目各100300

💡 農学部は「国語」で受けられる理系学部

農学・農芸化学・生命科学科の学部別は、国語・数学・理科から2科目を選ぶ形式です。数学に不安がある理系志望者でも「英語・国語・理科」で受験できるのは、明治大学の理系学部の中では珍しい設計です。ただし入学後の学びには数学・理科の基礎が必要になるため、科目選択の「抜け道」としてだけ捉えるのは避けたいところです。

総合数理学部の受験科目と配点

📊 総合数理学部

方式科目と配点合計
学部別数学200(数Ⅰ〜Ⅲ・A〜C)/英語120320
全学部統一3科目(現象数理統計)数学200/国語100/英語100400
全学部統一4科目数学200/物理・化学・生物から1科目150/英語150500
共テ利用 前期国語100/数学200/理科100/英語200600
共テ利用 後期数学200/理科100/英語200500

学部別入試は理科が課されず、数学が満点の6割強を占めます。数学に自信がある受験生にとっては、理科の負担なく挑戦できる方式です。

配点から読む明治大学の受験科目の選び方

🔍 配点表は「出題者からのメッセージ」

配点の比重を見れば、その学部が入学者にどの力を求めているかが読み取れます。この章では、公開されている配点を私が独自に比率へ換算し、学部ごとの特徴と科目選択の考え方を整理します。

英語の配点比率で見る学部ごとの特徴

学部別入試の満点に占める英語の割合 学部別入試の満点に占める英語の割合 33.3%(3科目均等) 国際日本(2科目)57.1% 法42.9% 商42.9% 政治経済42.9% 経営(共テ併用)42.9% 総合数理37.5% 文33.3% 情報コミュ33.3% 理工33.3% 農(農学ほか)33.3% 英語偏重 英語やや重め(文系) 理系 均等

出典:旺文社 大学受験パスナビ(2026年度データ)、明治大学「2027年度入試ガイド」(2026年10月17日参照)の配点をもとに筆者算出。経営学部は共通テスト1科目100点を含む満点で計算

💡 グラフから読み取れる3つのタイプ

  • 英語偏重型(国際日本):英語が満点の57%を占めます。英語が得意なら最も実力を得点に変えやすい学部です。
  • 英語やや重め型(法・商・政経・経営):英語が43%。英語で他の受験生と差をつけられるかが合否に直結します。
  • 均等型(文・情コミ・理工・農):3科目が同じ重み。1科目の失敗を他で取り返しにくく、穴のない仕上がりが求められます。

私の考えでは、この違いは併願校選びにも使えます。英語に自信がある人は「英語やや重め型」の学部を複数並べ、科目バランス型の人は均等型を軸にすると、実力が点数に表れやすくなります。

選択科目は地歴・公民・数学のどれを選ぶべきか

🆚 文系学部で数学が選べる方式(個別試験)

学部学部別全学部統一
法× 地歴または公民のみ○(理科も可)
商○○
政治経済○○
文× 地歴のみ○(理科も可)
経営△ 共通テストで数学を選択○
情報コミュニケーション○○
国際日本× 2科目方式は選択科目なし○(理科も可)

文系学部の数学の出題範囲(数学Cを含むか等)は、本記事の調査では学部ごとに確認できていません。一般選抜要項の「出題範囲」欄で確かめてください。

✏️ 科目選択についての私の見解

表のとおり、明治大学の文系学部を最も多くの方式で受けられるのは地歴です。法学部と文学部の学部別入試は地歴(法は公民も可)でしか受験できないため、地歴を選べば受験できる学部・方式の組み合わせが最大になります。日本史で受ける人は、映像授業で日本史を固める方法も参考になります。

一方で数学は、得意な人にとっては安定した得点源になります。ただ指導の現場では、数学受験は「暗記量の少なさ」と「1問のつまずきで得点が大きく振れる怖さ」が表裏一体だと感じてきました。数学を選ぶなら、法学部・文学部の学部別を受けられない点を受け入れたうえで、商・政経・情コミを軸に併願を組むのが合理的です。

学部別と全学部統一、どちらを軸にすべきか

⚖️ 2方式の比較

観点学部別全学部統一
募集人員多い(法学部330名など)少ない(法学部100名など)
問題学部ごとの独自問題全学部共通の問題
出願学部ごとに受験1回の試験で複数学部に出願可
科目の自由度学部により制限あり文系でも数学・理科を選べる学部が多い

💬 私がすすめる組み立て方

私は、第一志望学部の学部別を軸にし、全学部統一を「複数学部の合格可能性を一度に広げる手段」として組み合わせる形を基本にすすめています。募集人員の多い学部別で本命を狙いつつ、2月5日の全学部統一で早めに合格を確保できれば、その後の試験に落ち着いて臨めるからです。法学部のように全学部統一の募集人員が減る学部もあるため、全学部統一だけに頼る計画は避けたほうがよいと考えます。

明治大学の受験科目選びで注意したいこと

🔍 よくある勘違い

「明治大学の科目は○○」と一言でまとめた情報は、多くの場合どこかの方式だけを指しています。ここでは、受験生や保護者が誤解しやすいポイントを整理します。

同じ学部でも方式で科目が変わる

⚠️ 方式による違いの代表例

  • 国語の漢文:全学部統一の国語は漢文を除く出題です。学部別でも情報コミュニケーション学部・国際日本学部は漢文を除く出題と示されています。
  • 情報コミュニケーション学部の地歴:学部別は日本史・世界史のみで、地理では受験できません。
  • 理工学部の理科:学部別は物理・化学のみ、全学部統一は学科によって物理・化学の指定があります。
  • 経営学部の学部別:共通テストの受験が前提です。

出願直前に「受けられると思っていた方式が受けられない」と気づくケースを避けるためにも、志望学部×方式ごとに一度は大学公式の要項で科目を確認してください。

英語4技能方式・共テ併用型の注意点

❗ 外部試験を使う方式の落とし穴

英語4技能方式は、英検などの外部試験スコアが出願資格や得点換算に関わる方式です。スコアの有効期限や対象となる試験の種類は方式ごとに定められているため、手元のスコアが使えるかを必ず要項で確かめる必要があります。具体的なスコア基準は、2026年11月公開予定の「2027年度明治大学一般選抜要項」で示される予定です。本記事では基準値の一覧は掲載していません。

受験科目だけで学部を選ぶリスク

❌ 避けたい選び方

「数学が苦手だから数学のない学部」「英語の配点が高いから国際日本学部」のように、科目だけで学部を決めると入学後のミスマッチにつながりかねません。たとえば農学部の農学系学科は国語で受験できても、入学後は理系の基礎知識を前提に学びが進みます。科目はあくまで「行きたい学部にどうたどり着くか」を考える道具であり、学部選びそのものの基準にはしないことをおすすめします。

📝 進路選択に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。最終的な判断は、明治大学の公式要項や学校・塾の先生などにご相談ください。

明治大学の受験科目に関するよくある質問

❓ よくある質問への回答

受験生・保護者から寄せられやすい疑問をまとめました。科目数・数学受験・英語資格・情報Ⅰ・併願・2027年度の変更点について、公開情報の範囲でお答えします。

明治大学の一般選抜は何科目で受験できますか?

❓ Q. 何科目で受験できる?

A. 文系学部は英語・国語・選択1科目の3科目、理系学部は英語・数学・理科の3科目が基本です。ただし国際日本学部の学部別入試(2科目方式)は国語と英語の2科目、総合数理学部の学部別入試は数学と英語の2科目で受験できます。共通テスト利用入試では方式により3〜7科目と幅があります。

明治大学の文系学部は数学で受験できますか?

❓ Q. 文系学部を数学で受けられる?

A. できる方式が多くあります。学部別入試では商学部・政治経済学部・情報コミュニケーション学部が選択科目に数学を含み、全学部統一入試では法学部・文学部を含む文系各学部で数学を選択できます。一方、法学部と文学部の学部別入試の選択科目に数学はありません。

明治大学で英検などの資格がないと受験できない方式はありますか?

❓ Q. 英語資格が必要な方式は?

A. あります。商学部の学部別英語4技能試験利用方式、国際日本学部の学部別英語4技能試験活用方式、経営・国際日本・農・総合数理学部の全学部統一英語4技能方式などは、英検などの外部試験のスコアが出願資格や得点換算に関わります。資格がなくても、通常の学部別入試・全学部統一入試・共通テスト利用入試で受験できます。

明治大学の受験で共通テストの「情報Ⅰ」は必要ですか?

❓ Q. 情報Ⅰは必要?

A. 共通テスト利用入試の一部の方式で、情報Ⅰは選択科目の一つとして設定されています。旺文社パスナビの2026年度データを確認した範囲では、情報Ⅰを必須とする方式は見当たりませんでした。学部別入試・全学部統一入試の個別試験に情報の科目はありません。

全学部統一入試と学部別入試は併願できますか?

❓ Q. 両方式の併願は可能?

A. 併願できます。2027年度は全学部統一入試が2月5日、学部別入試が2月7日〜17日に学部ごとに実施されるため、同じ学部を両方式で受けることも可能です。全学部統一入試は1回の試験で複数学部に出願でき、2学部目以降の検定料は20,000円です。

2027年度入試で明治大学の受験科目に変更はありますか?

❓ Q. 2027年度の変更点は?

A. 大学公表の2027年度入試ガイドによると、政治経済学部と総合数理学部の学部別入試で、数学Bの出題範囲に「統計的な推測」が追加されます。そのほか法学部や情報コミュニケーション学部などで募集人員が変更されますが、試験科目の大枠は2026年度から大きく変わっていません。

今日からできる明治大学の受験科目対策

🔍 科目が決まったら次は優先順位

受験科目が整理できたら、次は「何から手をつけるか」です。ここでは、志望学部の科目を確定させる手順と、配点から考える勉強の優先順位を紹介します。

志望学部の受験科目を確定する3ステップ

📋 科目確定の手順

① 志望学部と方式を書き出す
第一志望の学部に加え、受けたい学部・方式を最大5つほど書き出します。
② 公式要項で科目と配点を確認する
本記事の表で当たりをつけ、2026年11月公開予定の一般選抜要項で最終確認します。
③ すべてに共通する選択科目を決める
書き出した方式すべてで使える科目を選択科目にします。地歴は最も多くの方式で使えます。

公式情報は明治大学 入試総合サイトで公開されます。

配点から考える科目別の勉強の優先順位

💡 優先順位の考え方

文系の多くの学部で英語が満点の4割以上を占めるため、文系志望なら英語を最優先にするのが配点上も合理的です。単語・文法を固めたうえで長文読解の量を積み、選択科目の暗記は高3の夏以降に比重を上げていく流れを私はすすめています。

映像授業で基礎を固めたい場合は、スタサプ大学受験講座の実際の評判が参考になります。高1・高2のうちに学校の授業の理解を固めたい人は、スタサプ高校講座の評判と使い方も確認してみてください。

独学か塾・家庭教師かを決める判断基準

⚖️ 学習スタイルの判断材料

  • 受験科目と方式を自分で整理し、計画を立てて実行できる → 映像授業中心の独学も選択肢
  • 科目選択や併願の組み立てに迷いがある → 進路相談ができる塾・家庭教師が有力
  • 苦手科目が1つあり均等型の学部を狙う → 苦手科目だけ個別指導を併用

映像授業だけで明治大学レベルを目指せるかは、スタサプだけで大学受験に挑む場合の限界で詳しく解説しています。塾や家庭教師を比較したい方は、学習塾・家庭教師のおすすめ比較も参考にしてください。

まとめ:明治大学の受験科目は方式ごとに確認して選ぶ

🎯 この記事のポイント

  • 明治大学の受験科目は文系「英語・国語・選択」、理系「英語・数学・理科」の3科目が基本
  • 同じ学部でも学部別・全学部統一・共通テスト利用で科目と配点が変わる
  • 法学部・文学部の学部別は数学不可、経営学部の学部別は共通テストが必要
  • 英語の比重は国際日本(57%)が最大、法・商・政経・経営が約43%
  • 2027年度は政経・総合数理の数学Bに「統計的な推測」が追加

✅ 明治大学の受験科目と相性がよい人

  • 英語を得点源にできる人(英語やや重め型の学部を複数併願しやすい)
  • 地歴を選択科目にしている人(受験できる方式が最も多い)
  • 数学が得意な文系の人(商・政経・情コミと全学部統一で選択肢が広い)

❌ 科目面で注意が必要な人

  • 英語に強い苦手意識がある人(多くの学部で英語の比重が大きい)
  • 生物選択で理工学部を志望する人(学部別入試では受験できない)
  • 共通テストを受けない予定で経営学部を志望する人(学部別入試を受けられない)

🧭 次の一歩

まずは志望学部と方式を書き出し、受けられる組み合わせを確定させましょう。最終的な科目・配点は、明治大学 入試総合サイトで公開される一般選抜要項(2026年11月公開予定)で確認してください。科目を早く決めた人ほど、残りの時間を得点力の向上に使えます。

🎓 著者プロフィール

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)

中学時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業し、在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。指導歴は10年超で、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生のほか、不登校や発達障害のある生徒の指導経験もあります。

この記事を書く理由:大学受験の指導では、受験科目と方式の選び方が学習計画の土台になります。大学受験生を指導してきた立場から、公開データを「どう使えば合格に近づくか」という視点で整理しました。

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📝 調査概要

  • 調査対象:明治大学 2027年度一般選抜(学部別・全学部統一・共通テスト利用)の試験科目・配点・日程・検定料
  • 調査方法:公式サイト調査(明治大学 入試総合サイト・2027年度入試ガイド)/大手教育情報サイトの公開データとの照合(旺文社パスナビ・ベネッセ マナビジョン)/著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月17日
  • 情報の限界:2027年度一般選抜要項は2026年11月公開予定のため、配点の一部は2026年度データを2027年度の変更点と照合して掲載しています。英語4技能方式のスコア基準、経営学部英語4技能活用方式の詳細な配点、一部学部の学部別入試日、各科目の試験時間・問題形式、文系学部の数学の出題範囲は本記事執筆時点で確認できていません。著者は明治大学の入試担当者ではありません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に広告はなく、明治大学を含む教育機関から対価を受け取っていません)

公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。