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🎓 この記事を書いた人
🎯 結論:スタサプの日本史はこう位置づける
結論:スタサプの日本史は、「通史のインプットを一気に終わらせる装置」として非常に優秀ですが、演習と暗記の定着は自分で用意する前提の教材です。月額2,178円(税込)で全教科・全学年が見放題という設計上、日本史だけを単科で買うことはできません。裏を返せば、日本史のために契約すれば古文も英語も付いてくるということでもあります。
📋 この記事で解決できること
- スタサプの日本史講座は具体的に何が用意されているのか(レベル・講義数・担当講師)
- 日本史だけを受けたい場合、料金はいくらかかるのか
- 予備校の日本史と比べて、何が代替でき、何が代替できないのか
- 通史・文化史・論述・史料問題をどの順番で消化すべきか
- どういう受験生には向かないのか
読み終えたときに、「自分は契約すべきか、するとしたらどの講座からどう回すか」まで決められる状態を目指して書いています。
📝 執筆にあたっての立場と情報の限界
私自身は集団指導・個別指導の現場で受験指導を行ってきましたが、スタディサプリの日本史講座を受講生として全講受け切った経験はありません。そのため講座の内容・料金・講師情報はすべてスタディサプリ公式サイトおよびリクルートの公表資料(2026年7月26日確認)に基づいて記述し、そこに指導者としての解釈・評価を加える形をとっています。数値は掲載時点のもので、変更の可能性があります。
スタサプの日本史講座とは?
🔰 この章でわかること
「スタサプの日本史」と一口に言っても、実際には学習段階ごとに複数の講座が並んでいます。まずは何が用意されていて、どれが自分の入口になるのかを整理します。ここを誤解したまま契約すると、いきなり難関大向けの講座を開いて挫折することになります。
スタサプの日本史講座で学べる内容とラインナップ
📊 レベル別の日本史講座(公式サイト掲載分)
スタディサプリの高校講座・大学受験講座では、日本史が4段階のレベルと共通テスト対策に分かれて提供されています。
| レベル | 用意されている日本史講座 | 想定される到達層 |
|---|---|---|
| ベーシック | 日本史探究(23講義)/歴史総合(16講義) | 初学者・定期テスト対策 |
| スタンダード | 日本史/日本史<史料問題・テーマ史編> | 国公立大・私立大 |
| ハイ | 通史編/文化史編/論述編/史料問題・テーマ史編 | 難関国公立大・難関私立大 |
| トップ | 通史編/文化史編/論述編/史料問題・テーマ史編 | 最難関国公立大・最難関私立大 |
| 共通テスト | 共通テスト対策講座 歴史総合,日本史探究 | 共通テスト利用者全般 |
出典:スタディサプリ公式サイト(2026年7月26日確認)。講義数は公式サイトに「2026年4月時点」と注記のある表記に基づきます。
🔍 ベーシックレベル日本史探究の中身
入口となるベーシックレベル日本史探究は、公式の講座概要によれば「日本史探究」の基本的な知識・思考法を網羅しつつ、入試につながる内容まで扱う設計です。扱う単元は次の通りです。
- 原始の日本列島/中央集権国家「日本」の成立
- 律令体制の展開と矛盾/律令体制の衰退
- 荘園公領制と武士/院政と平氏政権
- 武家政権の確立/全国的武家政権の確立と衰退
- 地方からの視点と日本の産業・文化の確立
一方、最上位の「高3 トップ&ハイレベル日本史<通史編>」は、公式の講座概要で難関国公立大受験者に日本史の土台となる知識をつけるための講座と説明され、旧石器・縄文・弥生文化から幕藩体制の確立、さらにその先までを扱います。同じ「通史」でも、粒度がまったく違うことがわかります。
日本史を担当する伊藤賀一先生はどんな講師か?
🏢 公式プロフィールで確認できる経歴
スタディサプリの社会科を担当するのが伊藤賀一先生です。公式の講師紹介ページによれば、東進ハイスクール・秀英予備校をはじめ多数の映像講座・予備校・塾・高校で講師を務めた経験を持ち、43歳で一般受験を経て早稲田大学教育学部生涯教育学専修を卒業しています。日本史関連では『「90秒スタディ」ですぐわかる!日本史速習講義』(PHP研究所)、『音声DL付ゴロ合わせ日本史丸ごと年代暗記200』(KADOKAWA)などの著書があり、『全国大学入試問題正解日本史』(旺文社)の解答者も務めています。
💬 講師歴で見るとき、私が注目する点
私が講師の経歴を見るときに最も重視するのは、肩書きの派手さではなく「入試問題そのものに毎年触れているか」です。その意味で、大学入試問題の解答執筆に関わっているという事実は、講義の内容が受験の実務から離れていないことの間接的な裏づけになります。予備校業界では、人気講師ほど講義に時間を取られて出題研究が薄くなるという構造的な問題が起こりがちで、そこを見分ける材料として私は著書や解答執筆の実績を見ています。
もう1点、独学者にとって見逃せないのが、日本史探究と歴史総合を同一講師が担当している体制です。独学で最も事故が起きやすいのは、教材ごとに用語の定義や因果の説明がわずかにズレて、生徒がその差を処理できなくなる場面です。私は現場で、参考書と授業の言い回しの違いだけで「どちらが正しいのか」と混乱する生徒を何度も見てきました。担当が分かれていない構成は、この種の事故を構造的に防ぎます。
あなたはどのレベルから始めればいいか?
⭕ レベル選択の目安
- 学校の授業がまだ範囲の途中/日本史がほぼ初学 → ベーシックレベル日本史探究
- 共通テスト+一般的な私大・国公立が第一志望 → スタンダードレベル日本史
- MARCH・関関同立以上、または国公立二次で日本史を使う → ハイレベル通史編
- 早慶・難関国公立で日本史が得点源になる → トップレベル通史編+文化史・史料問題
スタディサプリは全学年・全レベルが見放題なので、選択を間違えても差額の損失は発生しません。迷ったら一段下から入って、退屈だと感じたら上げるのが安全です。
🔗 講師陣の全体像を知りたい方へ
日本史以外の科目も含めて誰が教えているのかを確認したい場合は、全教科の講師の顔ぶれと選び方をまとめた記事が参考になります。社会の選択科目をまだ決めかねている場合は、世界史講座の内容と勉強法と見比べたうえで判断すると失敗しません。
スタサプ日本史の料金と予備校との差
🧮 この章でわかること
日本史を映像で学ぶ選択肢は、スタサプ以外にも大手予備校の映像講座があります。ここでは実際にいくら払うことになるのかを公式表記どおりに整理し、金額差が何を意味するのかを考えます。
日本史だけの単科料金はない
💰 ベーシックコースの料金(公式表記)
| 支払い方法 | 金額(税込) | 月あたり |
|---|---|---|
| 月払い | 2,178円 | 2,178円 |
| 12か月一括払い | 21,780円 | 1,815円 |
| テキスト冊子 | 1冊 1,320円 | 希望者のみ |
12か月一括払いの価格は、Webサイトからの受講申し込み手続きをした場合に適用されます。テキスト冊子の決済方法はクレジットカードとコンビニ決済のみです。出典:スタディサプリ公式サイト(2026年7月26日確認)。
⚠️ 誤解しやすいポイント
「日本史だけ安く受ける」というプランは存在しません。スタディサプリは科目単位ではなくコース単位の料金体系で、2,178円を払えば日本史も英語も数学も全学年分が見られます。逆に言えば、日本史1科目しか使わない場合でも料金は変わらないということです。ここを理解しておかないと「割高だ」という誤った印象を持つことになります。日本史以外の科目でどこまで使えるかは、たとえば英語を担当する関正生先生の講座解説を読むと具体的に想像しやすいはずです。
📝 費用に関する注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
予備校の日本史講座と比べたときの位置づけ
✏️ 金額差が示しているもの
大手予備校の映像授業は、講座を追加するたびに費用が積み上がる体系が一般的です。講座を1つ追加するたびに費用が積み上がるため、社会1科目にかかる総額が事前に読みにくいという性質があります。それと比べたとき、年額21,780円で全科目が見られるスタディサプリは「授業の値段」ではなく「教材の値段」に近いと私は捉えています。
ここで大事なのは、安いから劣っている、という単純な話ではないという点です。予備校の料金には、質問対応・添削・座席・進路面談・自習室といった「授業以外のサービス」が含まれています。スタディサプリはそこを削って講義の視聴に特化した結果として、この価格になっています。つまり支払っている金額の差は、講義の質の差というより面倒を見てもらえる範囲の差だと考えるのが実態に近いはずです。
この構造を理解せずに「安いほうでいいや」と選ぶと、自習の管理ができない生徒ほど失敗します。逆に、自分で計画を立てられる生徒にとっては、削られた部分がそもそも不要なので、圧倒的に効率が良い選択になります。
🧭 まずは中身を自分の目で確かめる
料金体系を理解したら、次は「講義そのものが自分に合うか」の確認です。日本史の講義は相性が大きい科目なので、公式サイトの体験講義で話し方のテンポを確かめておくと判断を誤りません。
【PR】スタディサプリ高校・大学受験講座の公式サイトで日本史の講座内容を見る※PR・広告 ※料金・講座内容は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。
🔗 料金の全体像を詳しく確認したい方へ
料金体系そのものを根本から確認したい方は月額2,178円の内訳と注意点をまとめた記事を、学年別の総額や支払い方法ごとの違いは高校生の料金を月額と総額で整理した記事で詳しく扱っています。テキスト冊子を買うべきかどうかで迷っている場合は、1冊1,320円のテキスト購入の判断基準もご覧ください。
スタサプ日本史の実力
🔍 この章でわかること
公式サイトに書かれた講座構成を、指導者の立場から読み解きます。受験日本史でつまずく典型的な原因に対して、この講座構成がどこまで機能するのかという観点です。
通史講座の「講義数の少なさ」をどう評価するか?
💡 23講義という数字の読み方
ベーシックレベル日本史探究は全23講義です。これを見て「少なすぎるのでは」と感じる方は多いと思います。実際、学校の授業では1年以上の時間をかけて通史を進めるのが一般的で、そこと比べれば圧倒的に短い分量です。
ただ、私はこの数字を否定的には見ていません。注目してほしいのは講義数ではなく、単元名の付け方です。先ほど挙げた単元をもう一度並べてみてください。
「律令体制の展開と矛盾」→「律令体制の衰退」→「荘園公領制と武士」→「院政と平氏政権」→「武家政権の確立」。
教科書の目次は「奈良時代」「平安時代」のように時代を並列に区切るのが普通ですが、この講座の単元名は前の時代の矛盾が次の時代を生む、という因果の連鎖で章立てされています。律令体制が矛盾を抱えたから衰退し、衰退したから荘園公領制と武士が台頭し、その武士が中央に進出したから平氏政権が生まれる——という語り方です。
私が現場で見てきた「日本史が伸びない生徒」の大半は、暗記量が足りないのではなく、覚えた知識を掛けるフックとなる因果の骨格がない状態でした。用語を時代ごとの箱に入れて覚えると、箱の境目で記憶が干渉して崩れます。単元名の設計を見るかぎり、この講座は最初からその骨格を作りにいく構成になっていると考えます。
23講義という分量は、1日1講ずつ進めれば3週間強で日本史の全体像を一周できるということでもあります。この「短期間で一周できる」という性質こそが、映像教材の最大の武器だと私は考えています。
文化史・論述・史料問題が独立している意味
📖 実は上位レベルにしかない講座がある
先ほどの対応表をもう一度見ていただくと、文化史編と論述編はハイレベル以上にしか用意されていません。スタンダードレベルには通史と史料問題・テーマ史編はあるものの、文化史の独立講座はありません。
これは指導する側から見ると、かなり合理的な設計です。文化史は共通テストレベルであれば通史の流れの中で処理できる一方、私大の難関学部では文化史だけで独立した対策が必要になるほど比重が上がります。必要な人にだけ必要な講座を用意するという切り分けは、映像教材にありがちな「全部盛りで結局どれをやればいいかわからない」問題を避けています。
ただし、この設計は読者側にレベル選択の責任を預けるものでもあります。私が生徒に指示するときは、次の順番で機械的に判断させています。
- 志望校の過去問を3年分開き、文化史・史料問題・論述がそれぞれ何点分出ているかを数える
- 文化史が独立大問または設問群として出ているなら、スタンダードでは足りないと判断してハイレベル以上へ上げる
- 記述量が数十字以上あるなら、通史編と並行して論述編を予定に組み込む
「レベルが上だから難しそう」という感覚で選ぶのではなく、出題形式からレベルを逆算する。同じ月額を払っていても、この判断ができるかどうかで成果が変わります。
合格実績の見方で見落とされがちな条件
🔺 実績ページには集計条件がある
スタディサプリの大学合格実績ページには、掲載対象について明確な条件が書かれています。受験直前6か月間に3か月以上の会員登録期間があり、受講時間が30時間以上あった会員の合格校のみを掲載する、という条件です。
私はこの注記を、むしろ誠実な表示だと評価しています。映像教材の実績は「登録しただけの人」まで含めると実態がぼやけますが、受講時間で線を引いているぶん、数字の意味がはっきりします。同時に読者側が理解すべきなのは、この実績は「ちゃんと使った人」の結果であって、契約しただけで得られるものではないということです。実績の数字を見るときは、必ずこの集計条件とセットで受け取ってください。
注意すべき点と向いていない人
🛡️ この章でわかること
ここが本記事で最も重要な章です。スタサプの日本史には、構造的に埋められない穴があります。それを知らずに契約すると、月額は安くても受験の結果としては高くつきます。
演習量とアウトプットは自分で用意する必要がある
❌ 最大の弱点は「解く量」
公式サイトによれば、すべての講義に講師監修のオリジナルテキストが用意されています。ただし、それは講義に対応した教材であって、入試レベルの問題演習を大量に積むためのものではありません。
日本史は「聞いて理解する」から「書いて答えられる」までの距離が長い科目です。私が指導してきた中でも、映像授業を見ただけで満足してしまい、模試で点が取れないという生徒は非常に多く、これは講義の質とはまったく別の問題です。一問一答集、共通テスト形式の問題集、志望校の過去問。この3つは別途用意する前提で計画を立ててください。
質問できる相手がいない・コーチングコースは終了
❗ 合格特訓コースは2026年3月30日で終了
かつて大学受験講座には、学習プランと現役大学生によるコーチングがセットになった「合格特訓コース」がありました。しかしリクルートの発表によれば、このコースの提供は2026年3月30日をもって終了しています(出典:株式会社リクルート ニュースリリース/2026年7月26日確認)。
つまり現在のスタディサプリ大学受験講座は、基本的に一人で進める教材だということです。「わからないところを誰かに聞きたい」というニーズがある生徒にとって、これは決定的な制約になり得ます。日本史で言えば、史料の読解や論述の答案は自己採点が最も難しい領域で、ここを独力で仕上げられるかどうかが分かれ目になります。
💬 質問できない環境で「伸びる生徒」と「崩れる生徒」の分岐点
質問できないこと自体が致命傷になるかどうかは、生徒のタイプによってはっきり分かれます。私が見てきた範囲で言えば、分岐点は学力ではなく「わからない」を言語化できるかどうかです。
「ここがわからない」と自分で場所を特定できる生徒は、映像授業でも問題集でも該当箇所に戻れるので、質問相手がいなくても止まりません。一方、何がわからないのかを特定できない生徒は、講義を止めて巻き戻しても解決せず、そのまま日本史全体を「苦手」として処理してしまいます。この差は、日本史のような積み上げ科目ほど大きく出ます。
なお、計画面については公式サイトによれば志望校に応じた講師監修の学習プランが提供され、いつ何を学習すべきかが示される仕組みがあります。ただしこれは計画の提示であって、実行の管理ではありません。「今日やらなかった」という事実を誰も指摘しない環境である点は変わらない、という前提で検討してください。
向いている人・向いていない人
✅ 向いている人
- 学校の授業が進まない/進度が遅く、自分で通史を先に終わらせたい人
- 日本史を独学で一周し、その後は問題集で自走できる人
- 日本史以外の科目でも映像授業を使いたい人(同じ料金で全科目使える)
- 部活や通学時間が長く、決まった時間に通塾できない人
📉 向いていない人
- 疑問点をその場で質問しないと先に進めないタイプの人
- 誰かに管理されないと勉強を継続できない人
- 論述の添削指導が志望校対策の中心になる人
- すでに予備校で日本史を受講しており、教材を増やす余裕がない人
ここに当てはまる方を否定するつもりはまったくありません。管理と対話が必要なのは弱点ではなく学習スタイルの違いで、その場合は個別指導や家庭教師との併用のほうが結果的に近道です。選択肢を比べたい方は学習塾・家庭教師のおすすめを比較した記事を参考にしてください。
📝 進路選択に関する注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
スタサプの日本史を最大限に活かす勉強法
🧭 この章でわかること
ここからは実践編です。契約したあと「どの講座を、どの順番で、どのくらいの速度で回すか」という具体的な運用に落とし込みます。日本史は使い方を間違えると、見ただけで終わる典型的な科目です。
通史を先に一周させる3ステップ
📋 日本史の基本サイクル
ここでの目的は「わかること」ではなく「地図を持つこと」です。1講ごとに完璧を目指さず、テキストに沿ってメモを取りながら最後まで進みます。細かい年号で立ち止まらないのが鉄則です。
視聴した範囲だけを、その日のうちに一問一答で確認します。ここで初めて「覚える」作業が始まります。講義を見た記憶が新しいうちに解くほど定着率が上がります。
共通テスト対策講座や志望校の過去問に進みます。ここで抜けが見つかったら、該当する講義だけを再視聴する。この「戻れる」使い方が映像教材の本領です。
この3ステップのうち、スタディサプリが担うのは①と③の一部だけだと割り切るのが、失敗しないコツです。
学年別の現実的な使い方
📊 学年ごとの推奨運用
| 時期 | 主に使う講座 | 目的 |
|---|---|---|
| 高1〜高2前半 | ベーシックレベル日本史探究・歴史総合 | 定期テスト対策+流れの把握 |
| 高2後半〜高3春 | スタンダード/ハイレベル通史編 | 受験仕様の通史を一周 |
| 高3夏 | 文化史編・史料問題・テーマ史編 | 穴になりやすい分野の集中補強 |
| 高3秋〜冬 | 共通テスト対策講座+過去問 | 形式への適応と失点分析 |
全学年の講座が受講できる仕組みのため、高3から高1範囲に戻ることも、高1が先取りすることも自由です。この自由度は通塾型では得にくい強みだと考えます。
共通テストの歴史総合対応をどう組み込むか?
💡 見落とされがちな「歴史総合」の存在
現行の共通テストでは、日本史探究が歴史総合とあわせて1つの出題科目として扱われます(出題教科・科目は大学入試センターの公表資料に基づきます/2026年7月26日確認)。スタディサプリには「共通テスト対策講座 歴史総合,日本史探究」が用意され、通年講座のベーシックレベルにも歴史総合(16講義)が独立して並んでいます。
私が指導していて感じるのは、この歴史総合の部分を後回しにする受験生が非常に多いということです。日本史探究の対策だけを一生懸命やって、近現代の世界史的な文脈が絡む設問で崩れる。日本史選択者にとって歴史総合は「日本史のおまけ」ではなく、独立した対策枠として扱うべき領域です。同一講師が日本史探究と歴史総合の両方を担当している構成は、この接続を学ぶうえでは有利に働くはずです。最新の実施要項は必ず公式発表で確認してください。
🆓 合うかどうかは無料期間で見極める
使い方のイメージが固まったら、実際の講義を自分の目と耳で確かめる段階です。日本史は講師の話し方との相性が学習継続率を大きく左右するので、契約前に必ず視聴して判断してください。
【PR】スタディサプリを無料体験して日本史の講義を試してみる※PR・広告 ※無料体験の条件・期間は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。
無料体験は14日間で、適用条件や対象外となるケースは無料トライアルの全条件をまとめた記事で先に確認しておくと安心です。合わないと感じたときの手続きも、無料期間中の解約・退会手順を事前に把握しておけば迷いません。
よくある質問
❓ 読者から多い疑問にお答えします
ここでは、日本史でスタディサプリを検討する方が特に気にされる点をまとめました。料金や講座内容は変更される可能性があるため、最終的な判断の前には公式サイトでの確認をおすすめします。
❓ Q1. スタサプの日本史だけで大学受験に対応できますか?
A. 通史のインプットと共通テスト対策までは講座で完結しやすい一方、演習量は講義に付属する範囲にとどまります。一問一答集や過去問など、アウトプット教材を別途組み合わせることを前提に考えるのが現実的です。
❓ Q2. スタサプの日本史は誰が教えていますか?
A. 公式サイトの講師紹介ページによると、社会科を担当する伊藤賀一先生がベーシックレベル日本史探究などを担当しています。東進ハイスクールや秀英予備校などで講師を務めた経歴を持ち、日本史関連の著書も多数あります。
❓ Q3. スタサプの日本史はいくらかかりますか?
A. ベーシックコースは月額2,178円(税込)、12か月一括払いは21,780円(税込・月あたり1,815円)です。日本史だけの単科料金はなく、この料金で全教科の講座を受講できます。テキスト冊子は1冊1,320円(税込・送料込)で別途購入となります。2026年7月時点の公式サイト表記です。
❓ Q4. 日本史のテキスト冊子は購入した方がいいですか?
A. 公式サイトによれば、すべての講義に講師監修のオリジナルテキストが用意されており、冊子は1冊1,320円(税込・送料込)の別売です。冊子を購入しない場合の閲覧方法の詳細までは公式サイト上で確認できませんでした。通史のように長期間書き込みながら使う講座では冊子のほうが扱いやすい一方、必須ではないと考えます。
❓ Q5. スタサプの日本史は共通テスト対策に使えますか?
A. 公式サイトには「共通テスト対策講座 歴史総合,日本史探究」が用意されており、通年講座とは別枠で受講できます。ただし本番形式の演習量は限られるため、過去問や予想問題集との併用が前提になります。
❓ Q6. 高1・高2から日本史を先取りする使い方はできますか?
A. できます。全学年の講座が受講できる仕組みのため、学年をさかのぼる復習も、先取りも制限なく可能です。定期テスト前にベーシックレベルの該当範囲だけ視聴する使い方は、学校の進度と両立しやすい方法です。
❓ Q7. 日本史と世界史はどちらを選ぶべきですか?
A. スタディサプリはどちらもレベル別に講座がそろっているため、講座の有無で選ぶ必要はありません。志望校の出題形式や自分の得意な情報処理の仕方で判断し、迷う場合は両方の体験講義を見比べるのが確実です。
❓ Q8. 手元にある「日本史B」の参考書はそのまま使えますか?
A. 現在の講座名は「日本史探究」で統一されていますが、扱われる単元は原始から近現代までの通史であり、旧課程の教材と重なる部分は多く残ります。ただし歴史総合として近現代の世界史的文脈が加わるため、その部分だけは新しい教材で補う前提で考えるのが安全です。
まとめ:スタサプの日本史は自走できる人の武器になる

🎯 この記事の結論
スタサプの日本史は、通史を短期間で一周し、必要な分野だけをレベル別に補強できる「教材」です。質問対応や添削は含まれないため、演習と管理を自分で用意できるかどうかが、成果を分ける唯一の分岐点になります。
📌 記事のポイント
- 日本史は4レベル+共通テスト対策で構成され、文化史編・論述編はハイレベル以上にしかない
- 料金は月額2,178円(税込)/年額21,780円(税込)。日本史だけの単科プランはない
- 合格特訓コースは2026年3月30日で終了し、現在は一人で進める教材である
- 演習教材(一問一答・過去問)は別途用意する前提で計画する
✅ 契約前の最終チェックリスト
- □ 日本史以外にも使いたい科目が1つ以上ある
- □ 講義を見た日のうちに問題演習をする習慣を作れる
- □ 質問できなくても、参考書で自己解決する意思がある
- □ 志望校の出題分野(文化史・論述・史料)を把握している
3つ以上当てはまるなら、費用対効果は高いと考えます。1つ以下なら、指導者が付く選択肢を先に検討したほうが安全です。
🗝️ 次の一歩
ここまで読んで「自分で回せそうだ」と感じた方は、講座の詳細と最新の料金を公式サイトで確認したうえで判断してください。合わないと感じたら止めればいいだけで、判断を先延ばしにするほど通史を回す時間が減っていきます。
【PR】スタディサプリ公式サイトで申し込み条件を確認する※PR・広告 ※料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。
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🎓 執筆者プロフィール
kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の学習支援
この記事を書く資格があると考える理由
中学時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部を卒業しました。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はプロ家庭教師として、スタディサプリを併用する生徒の学習設計にも携わっており、映像教材が学習計画のどこにはまり、どこで機能しなくなるかを現場で見てきました。特定の教育機関に所属せず、忖度のない比較検討ができる立場から執筆しています。
📝 調査概要
- 調査対象:スタディサプリ 高校講座・大学受験講座の日本史関連講座、料金体系、講師情報
- 調査方法:スタディサプリ公式サイトの掲載情報の精査、株式会社リクルートのニュースリリースの確認、著者の受験指導における業界知見に基づく分析
- 調査実施日:2026年7月26日
- 情報の限界:著者は当該日本史講座を受講生として全講視聴した経験がありません。講義の具体的な進行速度・板書量・音声品質などの受講体験に関する記述は行っていません。1講義あたりの視聴時間、講義に付随する確認テスト機能の有無、テキストの冊子以外の閲覧方法については、公式サイト上で確認できませんでした。受講者個人へのヒアリングや現地取材は実施していないため、口コミの独自収集データもありません。講義数・料金は公式サイトの掲載時点の表記であり、変更されている可能性があります。
- 利益相反の有無:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。掲載にあたりスタディサプリ運営元からの記事内容に関する指示・監修・報酬の受領はありません。
📚 参考文献・引用元
- スタディサプリ 大学受験講座 志望校対策講座(2026年7月26日参照)
- スタディサプリ 講師紹介ページ(伊藤賀一)(2026年7月26日参照)
- スタディサプリ 大学合格実績(2026年7月26日参照)
- 株式会社リクルート「『スタディサプリ大学受験講座』の合格特訓コース、サービス終了のお知らせ」(2026年7月26日参照)
- 独立行政法人 大学入試センター(2026年7月26日参照)
- 消費者庁 景品表示法(2026年7月26日参照)
公開日:2026年7月26日/最終更新日:2026年7月26日
※情報変更があった場合は随時更新します。



