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宮崎の中学受験ガイド|県立3校・私立9校の選び方を元塾講師が解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高校へ進学。慶應義塾大学経済学部在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は中学受験・中高一貫校生を含む個別指導を行っています。
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公開日:2026年10月15日/最終更新日:2026年10月15日/※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:宮崎の中学受験は「県立中高一貫校3校のどれか1校」を軸に、必要に応じて宮崎市・延岡市・日南市の私立中学校を組み合わせるのが基本形です。首都圏のように何校も受ける受験ではないため、志望校を早めに1つに絞り、適性検査と面接に合わせた準備をすることが合否を分けると私は考えます。

🔍 この記事でわかること

「宮崎で中学受験をするなら、どの学校があって、いつ何をすればいいの?」と迷っていませんか。地方の中学受験は情報が少なく、首都圏向けの情報をそのまま当てはめると方向を誤りやすいのが実情です。

  • 宮崎県で受験できる県立・私立・国立中学校の全体像
  • 令和9年度(2027年度)県立中の出願・検査・結果通知の日程
  • 適性検査Ⅰ・Ⅱと面接の時間割、受検料、県外からの出願条件
  • 首都圏型の中学受験と何が違うのか
  • 学校の選び方・注意点・学年別の対策

読み終えるころには、わが家が「どの学校を、いつから、どの方法で」目指すかを判断できる状態になっているはずです。

📝 執筆の前提

私は首都圏の大手塾で中学受験生を指導してきましたが、宮崎県内の学校に勤務・通学した経験はありません。そのため県内の学校情報は、宮崎県教育委員会の入学者選抜要綱・実施要綱、宮崎県私立中学高等学校協会などの公式資料の調査に基づいてお伝えし、私自身の指導経験に基づく部分は「考え」として区別して書いています。

  1. 宮崎の中学受験とは?県立・私立・国立の全体像
    1. 宮崎の中学受験とは
    2. 県立中高一貫校3校の特徴と募集人員
    3. 私立中学校9校と国立附属中の地域分布
  2. 2027年度(令和9年度)県立中の入試日程と検査内容
    1. 出願から入学手続きまでの日程一覧
    2. 適性検査Ⅰ・Ⅱと面接の時間割
    3. 受検資格と県外からの出願
  3. 首都圏型の中学受験と宮崎の中学受験の違い
    1. 適性検査型と教科型入試の違い
    2. 私立中を併願する場合に起きる負担の差
  4. 宮崎で受験する中学校の選び方
    1. 学校を選ぶときの基準5つ
    2. 宮崎の中学受験に向いている子・向いていない子
  5. 宮崎の中学受験で知っておきたい注意点
    1. 通学距離と生活の変化
    2. 対策できる塾の選択肢が限られる
    3. 倍率や偏差値の数字をうのみにしない
    4. 不合格だった場合の進路を前提にしておく
  6. 宮崎の中学受験対策の進め方
    1. 小4から小6までの学習ステップ
    2. 塾・家庭教師・通信教材の組み合わせ方
    3. 今日からできる第一歩
  7. 宮崎の中学受験でよくある質問
    1. 宮崎の県立中学校は何校まで受検できますか?
    2. 宮崎の県立中学校の受検料はいくらですか?
    3. 県外から宮崎の県立中学校を受検できますか?
    4. 県立中学校の合格発表はいつですか?
    5. 塾に通わずに宮崎の中学受験に合格できますか?
    6. 宮崎の中学受験の準備はいつから始めればよいですか?
  8. まとめ:宮崎の中学受験は1校を見据えた準備で決まる

宮崎の中学受験とは?県立・私立・国立の全体像

📌 この章の内容

宮崎県で「中学受験」と言ったとき、受験先は大きく3種類に分かれます。まずは県立・私立・国立それぞれの位置づけと、学校がどの地域にあるのかを整理します。

宮崎の中学受験とは

🔰 定義

宮崎の中学受験とは、宮崎県立の中高一貫校3校、県内の私立中学校9校、国立の宮崎大学教育学部附属中学校のいずれかに、入学者選抜を受けて進学することを指します。県立中は学力試験ではなく「適性検査」と面接・調査書で選抜される点が、首都圏の私立中入試と大きく異なります。

県立中高一貫校3校の特徴と募集人員

📊 県立3校の比較(令和9年度入試)

学校名所在地募集人員適性検査Ⅱの特徴
五ヶ瀬中等教育学校五ヶ瀬町(県北)35人(男女各17〜18人)資料を読み解く力と、グループ活動による社会性・協調性
宮崎西高等学校附属中学校宮崎市(県央)70人より発展的な力を見る内容
都城泉ヶ丘高等学校附属中学校都城市(県西)35人より発展的な力を見る内容

出典:宮崎県教育委員会「令和9年度 県立中学校入学者選抜要綱」(2026年10月15日参照)

💡 表から読み取れること

募集人員の合計は140人です。最大の宮崎西高附属中でも70人で、首都圏の大規模私立のように「1学年200〜300人を複数回の入試で集める」構造とはまったく違います。1回の検査・1校への出願で決まる一発勝負だという点を、最初に家族で共有しておくべきだと私は考えます。

また、五ヶ瀬だけ適性検査Ⅱで「グループ活動」が課されている点も見逃せません。筆記の得点力だけでなく、初対面の子と協力して課題に取り組む力が見られるため、対策の中身が他の2校とは変わってきます。

私立中学校9校と国立附属中の地域分布

🏢 宮崎県内の私立中学校(宮崎県私立中学高等学校協会の掲載校)

地域学校名
県北(延岡市)聖心ウルスラ学園聡明中学校/尚学館中学校
県央(宮崎市)日向学院中学校/宮崎学園中学校/宮崎日本大学中学校/宮崎第一中学校/日章学園中学校/鵬翔中学校
県南(日南市)日南学園中学校

私立中の入試日程・試験科目・学費は、今回の調査では公式資料で一括確認できなかったため、各校の募集要項で確認してください。

このほか、宮崎市には国立の宮崎大学教育学部附属中学校があります。附属中の外部からの募集の有無や選考方法は年度ごとに同校が発表するため、宮崎大学教育学部附属中学校の公式サイトで最新の募集要項を確認してください。

出典:宮崎県私立中学高等学校協会「加盟校一覧」(2026年10月15日参照)

📊 地域別に見た受験先の数

宮崎県の地域別に見た中学受験先の数 地域別の受験先(県立・私立・国立) 県北延岡・五ヶ瀬 県央宮崎市 県南・県西日南・都城 計3校 計8校 計2校 県立 私立 国立 出典:宮崎県教育委員会 令和9年度選抜要綱/宮崎県私立中学高等学校協会(2026年10月15日参照)

受験先13校のうち8校が宮崎市に集中しています。宮崎市外に住む家庭ほど、通学時間が学校選びの最大の制約になることが、この分布から読み取れます。

2027年度(令和9年度)県立中の入試日程と検査内容

📌 この章の内容

令和9年度の県立中入試は、2026年12月の出願から始まります。宮崎県教育委員会の実施要綱をもとに、出願から入学手続きまでの日程、当日の時間割、受検資格を整理しました。

出願から入学手続きまでの日程一覧

📋 令和9年度 県立中入試の流れ

① 出願:2026年12月1日(火)〜3日(木)
9時〜16時。郵送は簡易書留またはレターパックプラスで、12月3日正午までの消印有効。受検料2,200円(宮崎県収入証紙)。
② 選抜検査:2027年1月9日(土)
適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱ・集団面接。追検査は1月16日(土)。
③ 結果通知:2027年1月21日(木)投函
1月22日16時までに届かない場合は、小学校を通じて志願先へ問い合わせます。
④ 入学確約書の提出:2027年1月22日〜29日
平日9時〜16時(最終日は正午まで)。提出しないと入学辞退扱いになります。
⑤ 欠員補充:2027年1月22日〜2月5日
転居などによる欠員は3月5日まで補充されることがあります。

出典:宮崎県教育委員会「令和9年度 入学者選抜実施要綱」(2026年10月15日参照)

📊 タイムラインで見る令和9年度入試

令和9年度 宮崎県立中入試タイムライン 出願から手続き完了まで約9週間 12/1〜3出願 1/9(土)選抜検査 1/16追検査 1/21結果通知 1/22〜29入学確約書 〜2/5欠員補充 検査から結果通知までは12日、結果通知から確約書の締切までは8日。 私立中の入学手続きと重なる家庭は、締切の前後関係を必ず確認してください。 出典:宮崎県教育委員会「令和9年度 入学者選抜実施要綱」(2026年10月15日参照)

適性検査Ⅰ・Ⅱと面接の時間割

🧮 検査当日(2027年1月9日)の時間割

項目五ヶ瀬中等教育学校宮崎西高附属中・都城泉ヶ丘高附属中
適性検査Ⅰ10:00〜10:50(50分)10:00〜10:50(50分)
適性検査Ⅱ11:10〜12:20(70分)11:10〜12:00(50分)
昼食12:20〜13:2012:00〜13:00
面接13:40〜13:20〜

選抜は、適性検査Ⅰ・Ⅱ、面接、調査書を総合して行われます。適性検査Ⅰは問題解決能力・思考力・判断力などを見る内容です。面接は集団面接で、五ヶ瀬では英語によるあいさつや簡単な質問のやりとりも含まれます。なお、各項目の配点比率は要綱に示されていません。

出典:宮崎県教育委員会「令和9年度 入学者選抜要綱・実施要綱」(2026年10月15日参照)

✏️ 時間割から考える当日の戦い方

私がこの時間割で注目するのは、筆記の後に昼食をはさんで面接があるという点です。午前中の手応えが悪かった子ほど、午後の面接で表情が固くなります。指導経験から言えるのは、終わった検査を引きずらない切り替えも実力のうちだということです。昼食の時間を気持ちの切り替えに使う練習を、模擬検査の段階からしておくと安心です。

また五ヶ瀬の適性検査Ⅱは70分と長く、グループ活動もあります。50分×2の他校とは集中力の配分が違うため、過去の検査問題を本番と同じ時間で解く経験は欠かせないと考えます。

受検資格と県外からの出願

⚠️ 出願前に確認したい条件

  • 令和9年3月に小学校(義務教育学校前期課程)を卒業見込みであること
  • 原則として本人と保護者が宮崎県内に居住していること
  • 入学までに県内居住が確実な場合は、県教育委員会の事前の出願許可を得れば志願できる
  • 学校生活に適応する意志があること
  • 出願は3校のうち1校に対して行う(検査日も同日)

転勤などで県外から移る予定の家庭は、県教育委員会の「県外からの志願手続きについて」の資料を早めに確認してください。

📝 進路情報についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。日程・条件は記事掲載時点(2026年10月15日)の公表情報であり、変更の可能性があります。

首都圏型の中学受験と宮崎の中学受験の違い

📌 この章の内容

ネットや書籍の中学受験情報の多くは、首都圏の私立中入試を前提に書かれています。首都圏の大手塾で指導してきた立場から、宮崎で受験する家庭が「そのまま真似しないほうがよい点」を整理します。

適性検査型と教科型入試の違い

🆚 首都圏の私立難関校型と宮崎の県立中の比較

比較軸首都圏の私立中(教科型)宮崎の県立中(適性検査型)
試験の中身国・算・理・社の教科別試験教科横断の適性検査Ⅰ・Ⅱ+集団面接+調査書
受験校数複数日程で併願するのが一般的県立は1校のみ(同日実施)
問われる力小学校範囲を超えた解法知識と処理速度資料の読み取り、考えを文章で説明する力
学校の成績原則として合否に使われない学校が多い調査書として選抜資料に含まれる

💬 首都圏の塾で指導してきた私が注目する3つの違い

早稲田アカデミーで受験生を指導していたころ、算数の特殊算や理科の暗記量で勝負が決まる入試を数多く見てきました。その経験から見ると、宮崎の県立中入試は「知っているか」より「説明できるか」を問う試験です。

1つ目は、首都圏型の先取り学習が、そのまま得点に結びつくとは限らないこと。つるかめ算を解ける子でも、グラフを読み取って理由を80字で書く問題で手が止まることは珍しくありません。

2つ目は、調査書が選抜資料に入ること。首都圏の私立中受験では「学校の宿題より塾」という家庭もありましたが、宮崎の県立中では小学校での学習の積み重ねも評価の対象になります。

3つ目は、面接が必ずあること。筆記の対策に比べて、面接は練習の機会が少なくなりがちです。話す練習は短時間でも毎週続けるほうが、直前の詰め込みより効果が出ると感じています。

私立中を併願する場合に起きる負担の差

❗ 二兎を追う前に

宮崎の私立中の入試方式・日程は学校ごとに異なり、教科型の試験を課す学校もあります。県立中の適性検査対策と私立中の教科型対策を同時に進めると、小6の学習時間が2方向に分散します。併願を考える場合は、志望する私立中の募集要項で試験科目と日程を確認し、県立の検査日(1月9日)や手続き締切との前後関係を整理してから決めることをおすすめします。

教科型の勉強をどこまで進めるべきかは、教科型入試の出題傾向と難しさを知っておくと判断しやすくなります。

宮崎で受験する中学校の選び方

📌 この章の内容

受験先が限られる宮崎では、「偏差値の高い順に受ける」という発想はほぼ通用しません。家庭の状況に合わせて学校を選ぶための基準と、向き不向きを整理します。

学校を選ぶときの基準5つ

📋 選ぶときの基準5つ

  1. 通学できるか:片道の時間と交通手段。6年間毎日続けられるかで考える
  2. 入試方式が子どもに合うか:適性検査型か教科型か、面接・グループ活動があるか
  3. 中高6年間の過ごし方:県立の中等教育学校・併設型、私立の内部進学の仕組みを確認する
  4. 費用:県立の中学段階は授業料がかからない一方、私立は授業料・施設費などが必要。各校の募集要項で総額を確認する
  5. 不合格だった場合の進路:地元の公立中に進んだときの高校受験まで見通しておく

💡 私が5つの中で最も重視する基準

私が最初に確認してほしいのは、1の「通学」と5の「不合格だった場合」です。首都圏では「受かった学校の中から選ぶ」ことができますが、宮崎の県立中は1校しか受けられません。不合格だった場合に地元中学でどう高校受験に向かうかを先に決めておくと、受験期の親子の不安が大きく減ります。

中学受験全体の進め方は、学年別に手順をまとめた中学受験の攻略ロードマップでも詳しく解説しています。

宮崎の中学受験に向いている子・向いていない子

⭕ 向いている子

  • 本や新聞を読み、感じたことを言葉にするのが好き
  • 表やグラフから「なぜそうなるのか」を考えるのが苦にならない
  • 小学校の授業や宿題にもきちんと取り組める
  • 初対面の人とも、ゆっくりなら自分の考えを話せる

❌ 慎重に考えたい子

  • 本人に受験の意思がなく、保護者だけが乗り気
  • 計算や暗記は得意だが、記述を書くことを強く嫌がる
  • 片道の通学が長く、体力面で毎日の通学が難しい

これらに当てはまるからといって受験が無理というわけではありません。対策の重点を変えれば伸びる子もいるので、「今はまだ向いていない」と捉えてください。

宮崎の中学受験で知っておきたい注意点

⚠️ この章の内容

地方の中学受験には、首都圏とは別の難しさがあります。良い面だけを見て決めると後悔しやすいため、ここでは注意点を正直にお伝えします。

通学距離と生活の変化

⚠️ 6年間の通学を想定する

受験先の多くは宮崎市・延岡市・都城市・日南市など一部の地域に集まっています。県北西部の五ヶ瀬町にある五ヶ瀬中等教育学校のように、自宅との距離によっては毎日の通学が難しい学校もあります。通学方法や生活の形が家庭で無理なく続けられるかは、学校説明会や公式サイトで必ず確認してください。

対策できる塾の選択肢が限られる

📉 都市部との環境差

首都圏のように大手中学受験塾が駅ごとにある環境ではないため、住む地域によっては適性検査に対応した塾が通える範囲にないこともあります。その場合は、地元の個別指導塾、オンラインの家庭教師、通信教材を組み合わせることになります。

塾と家庭教師の比較は、プロが比較した学習塾・家庭教師のおすすめランキングで、指導形態ごとの違いを整理しています。

倍率や偏差値の数字をうのみにしない

🔺 数字の読み方に注意

宮崎の中学校について、民間サイトでは偏差値や倍率がさまざまに掲載されています。しかし、首都圏のように大規模な模試で多数の受験生を比較できる環境ではないため、地方の中学校の偏差値は母集団が小さく、数字の信頼度が下がる点に注意が必要です。今回の調査では、県教育委員会による県立中の志願倍率を年度ごとに確認できる公式資料は見つけられませんでした。

倍率の数字そのものの読み方は、実質倍率と出願倍率の違いを知っておくと判断を誤りにくくなります。

不合格だった場合の進路を前提にしておく

💬 「落ちたら終わり」にしない準備

受験生を指導してきて、不合格の後に子どもが自分を責めてしまう姿に向き合うたびに感じてきたことがあります。宮崎の県立中は1校勝負だからこそ、受験前から「受かればこの学校、そうでなければ地元中学で高校受験を目指す」と両方の道を肯定的に話しておくことが大切だと考えます。適性検査対策で身につけた読解力や記述力は、高校受験でもそのまま武器になります。

宮崎の中学受験対策の進め方

📌 この章の内容

ここからは、宮崎で受験を決めた家庭が、学年ごとに何をすればよいかを具体的に整理します。適性検査型を軸に、私立中を併願する場合の補足も入れています。

小4から小6までの学習ステップ

📋 学年別の対策ステップ(適性検査型を軸にした目安)

① 小4:読む・書く・計算の土台づくり
読書と短い要約文、計算練習を毎日の習慣に。私立中の教科型を併願するなら、この時期から算数の先取りを始める。
② 小5:資料の読み取りと記述の練習
グラフや表を読み、理由を文章で書く練習を開始。理科・社会の基本知識も学校の授業を中心に固める。
③ 小6前半:志望校を1校に決める
説明会や公式情報で志望校を決め、過去の検査問題に触れる。面接練習も週1回から始める。
④ 小6後半:本番形式の演習
本番と同じ時間で過去問を解き、記述は第三者に添削してもらう。12月1日〜3日の出願書類を準備する。過去の検査問題の公開・入手方法は今回の調査で確認できなかったため、県教育委員会または志望校へ問い合わせてください。

学年ごとの勉強時間の目安は、学年別・時期別の中学受験の勉強時間で詳しくまとめています。

塾・家庭教師・通信教材の組み合わせ方

⚖️ 学習手段ごとの役割

学習手段向いている役割弱点
地元の塾(集団・個別)学習ペースの管理、面接練習、同じ志望校の仲間地域によっては適性検査専門のコースがない
家庭教師(対面・オンライン)記述答案の添削、苦手分野の集中補強費用が高くなりやすい
映像授業・通信教材基礎学力の補強、費用を抑えた自宅学習記述の添削や面接練習は別の手段が必要

✏️ 塾が近くにない家庭への私の提案

適性検査型の対策で家庭だけでは補いにくいのは、記述答案の添削と面接練習の2つです。逆に言えば、計算や基礎知識は映像授業や通信教材で十分に固められます。基礎は自宅学習、添削と面接はプロに任せる、と役割を分けると費用を抑えやすくなります。

映像授業を使う場合は、スタサプで中学受験にどこまで対応できるかを確認しておくと、過信も過小評価も避けられます。小学生向け講座の使い心地はスタサプ小学講座の口コミ・評判で、良い声と不満の声の両方を整理しています。

今日からできる第一歩

🧭 まずやること3つ

  1. 宮崎県教育委員会の令和9年度入学者選抜要綱のページを開き、日程と受検資格を家族で確認する
  2. 自宅から各学校までの通学時間を地図アプリで調べ、現実的な候補を絞る
  3. 新聞の短い記事を読んで、親子で「どう思ったか」を1分で話してみる

宮崎の中学受験でよくある質問

❓ この章の内容

保護者の方から特に多い疑問を、公式資料で確認できる範囲で回答します。

宮崎の県立中学校は何校まで受検できますか?

❓ 回答

県立3校(五ヶ瀬中等教育学校・宮崎西高等学校附属中学校・都城泉ヶ丘高等学校附属中学校)は、令和9年度入試の検査日がいずれも令和9年1月9日で、出願は1校に対して行います。そのため県立中同士の併願はできず、受検できるのは1校です。

宮崎の県立中学校の受検料はいくらですか?

❓ 回答

令和9年度の入学者選抜実施要綱では、受検料は2,200円で、宮崎県収入証紙で納付すると定められています。納付後は返還されません。

県外から宮崎の県立中学校を受検できますか?

❓ 回答

原則は本人と保護者が宮崎県内に居住していることが条件です。ただし、入学までに県内居住が確実で、県教育委員会が事前に出願を許可した場合は志願できます。手続きは県教育委員会の「県外からの志願手続きについて」で確認してください。

県立中学校の合格発表はいつですか?

❓ 回答

令和9年度入試では、選抜結果の通知は令和9年1月21日に郵送(投函)されます。合格者は1月22日から1月29日までに入学確約書を提出する必要があり、提出しない場合は入学辞退として扱われます。

塾に通わずに宮崎の中学受験に合格できますか?

❓ 回答

不可能ではありませんが、県立中の適性検査は記述で考えを説明する問題や面接があり、家庭だけでは答案の良し悪しを判断しにくいのが実情です。塾に通わない場合も、通信教材や家庭教師などで第三者の添削を受ける機会を確保することをおすすめします。

宮崎の中学受験の準備はいつから始めればよいですか?

❓ 回答

県立中の適性検査型だけを受けるなら、小5の後半から小6にかけて本格的な対策を始める家庭が多いと考えます。私立中の教科型入試を併願する場合は、算数の先取りが必要になるため小4から準備を始めると余裕が生まれます。

まとめ:宮崎の中学受験は1校を見据えた準備で決まる

🎯 この記事のまとめ

  • 受験先は県立3校・私立9校・国立附属中で、うち8校が宮崎市に集中
  • 令和9年度の県立中は12月1日〜3日出願、1月9日検査、1月21日結果通知
  • 県立中は1校のみ受検でき、適性検査Ⅰ・Ⅱ・集団面接・調査書で総合的に選抜
  • 首都圏型の先取りより、資料を読み、考えを説明する力と面接の準備が重要
  • 不合格時の高校受験までを見通しておくことが、親子の不安を減らす

宮崎の中学受験は「どの学校に通えるか」から逆算し、志望校を1校に定めて適性検査と面接に合わせた準備をすることが、後悔しない選択につながると私は考えます。

✅ 宮崎の中学受験に踏み出してよい家庭のチェックリスト

  • ☐ 子ども本人が「この学校に行きたい」と言っている
  • ☐ 6年間の通学方法・生活の形に家族が納得している
  • ☐ 適性検査の記述や面接の練習を続けられる環境がある
  • ☐ 不合格の場合の進路も家族で話し合えている

2つ以上当てはまらない場合は、受験の是非をもう一度家族で話し合うか、高校受験という選択肢と比べてみてください。

🧭 次の一歩

記事の内容は2026年10月15日時点の公表情報です。出願前には、必ず宮崎県教育委員会の公式ページと志望校の公式サイトで最新情報を確認してください。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール写真

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)

  • 指導歴10年超
  • 中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格
  • 慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導
  • 中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導経験あり

この記事を書く理由:首都圏の大手塾で中学受験生を指導してきた経験から、地方の中学受験は首都圏向けの情報をそのまま当てはめると判断を誤りやすいと感じてきました。どの学校にも忖度せず、公式資料と指導経験をもとに、宮崎で受験を考える家庭の「自立した選択」を支えるために執筆しています。

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📝 調査概要

  • 調査対象:宮崎県の県立中高一貫校3校・私立中学校・国立附属中学校の入学者選抜情報
  • 調査方法:公式サイト調査(宮崎県教育委員会、宮崎県私立中学高等学校協会)/文献調査(入学者選抜要綱・実施要綱)/著者の中学受験指導の知見
  • 調査実施日:2026年10月15日
  • 情報の限界:著者は宮崎県内の学校での勤務・指導経験がなく、学校訪問や在校生・保護者への取材は行っていません。私立中学校9校の入試日程・試験科目・学費、および県立中の過去の志願倍率は、今回の調査では公式資料で一括確認できなかったため掲載していません。
  • 利益相反の有無:本記事で紹介する学校・サービスとの利益相反はありません。アフィリエイト広告も掲載していません。

公開日:2026年10月15日/最終更新日:2026年10月15日/※情報変更があった場合は随時更新します。