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大阪大学の受験科目【2027】全学部の配点と対策を元塾講師が解説

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早稲田アカデミーから慶應義塾高等学校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在はフリーランスとして中学・高校・大学受験の指導に携わっています。

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公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:大阪大学の一般選抜(2027年度)は前期日程のみで、全学部が「共通テスト(情報Ⅰを含む)+個別試験」の2段構えです。ただし個別試験の比重は看護学専攻の約39%から医学部医学科の75%まで大きく異なり、受験科目そのものより「どちらで点を稼ぐ配点か」を見抜くことが対策の出発点になります。

🔍 この記事でわかること

「阪大を志望したいけれど、学部ごとに科目がバラバラで整理できない」「文系なのに数学はどこまで必要?」と迷っていませんか。この記事では、次の疑問を解消します。

  • 大阪大学の全学部・学科の受験科目と配点
  • 共通テストと個別試験、どちらが重い学部なのか
  • 文系・理系それぞれの数学の範囲と理科の科目指定
  • 第1段階選抜(足切り)がある学部と条件
  • 配点から逆算した、今日からできる準備

💬 この記事の立ち位置

私は大阪大学の卒業生ではありません。そのため本記事は、大阪大学が公表している「令和9年度 入学者選抜要項」を一次資料として整理し、大学受験指導に携わってきた立場から読み解いたものです。特定の塾・予備校への誘導は目的にしていません。出願前には必ず大学の学生募集要項で最終確認をしてください。

  1. 大阪大学の受験科目の全体像と2027年度入試の基本
    1. 大阪大学の受験科目とは?共通テストと個別試験の2段構え
    2. 2027年度(令和9年度)入試の日程
    3. 第1段階選抜(足切り)がある学部と条件
  2. 文系学部の受験科目と配点一覧
    1. 文学部の受験科目と配点
    2. 人間科学部の受験科目と配点
    3. 外国語学部の受験科目と配点
    4. 法学部の受験科目と配点
    5. 経済学部の受験科目とA・B・C配点の仕組み
  3. 理系学部の受験科目と配点一覧
    1. 理学部の受験科目と配点
    2. 医学部医学科の受験科目と配点
    3. 医学部保健学科の受験科目と配点
    4. 歯学部・薬学部の受験科目と配点
    5. 工学部・基礎工学部の受験科目と配点
  4. 配点比率から読む大阪大学の学部選びと戦略
    1. 学部別の個別試験比率グラフ
    2. 元塾講師が見る配点表の読み方3つの視点
    3. 文系でも数学から逃げにくい理由
  5. 大阪大学の受験科目で失敗しやすい注意点
    1. 理科の科目指定と数学Ⅲの範囲を取り違える
    2. 共通テストの教科数を軽く見て足切りに近づく
    3. 古い年度の情報で科目を判断してしまう
    4. 阪大の入試が向いていない人の特徴
  6. 大阪大学の受験科目に関するよくある質問
    1. 大阪大学に後期日程はありますか?
    2. 大阪大学の文系学部でも数学は必要ですか?
    3. 大阪大学の受験で共通テストの情報Ⅰは必要ですか?
    4. 大阪大学に足切り(第1段階選抜)はありますか?
    5. 大阪大学の一般選抜で英語外部試験のスコアは使えますか?
    6. 大阪大学の個別試験で地学は選択できますか?
  7. 大阪大学合格に向けて今日からできる準備
    1. 志望学部の配点から学習計画を逆算する手順
    2. 独学・映像授業・塾の使い分け
  8. まとめ:大阪大学の受験科目は配点比率まで確認しよう

大阪大学の受験科目の全体像と2027年度入試の基本

📌 この章の要点

阪大の受験科目を学部ごとに見る前に、全学部に共通する「入試の骨組み」を押さえましょう。ここを理解しておくと、後の配点表がぐっと読みやすくなります。

大阪大学の受験科目とは?共通テストと個別試験の2段構え

📋 入試の仕組み

大阪大学の一般選抜は、大学入学共通テスト(国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語・情報の各教科)と、大学独自の個別学力検査(いわゆる二次試験)の合計点で合否を判定する方式です。2027年度入試では全学部が前期日程のみで実施され、後期日程の募集はありません。

  • 共通テスト:全学部で国語・数学・外国語・情報Ⅰに加え、地理歴史・公民と理科を課す(科目数は学部で異なる)
  • 個別試験:文系は国語・数学(または地歴)・英語、理系は数学・理科・英語が基本形
  • 面接など:医学部医学科・歯学部・薬学部は面接、薬学部は小論文も実施
  • 共通テストの外国語:英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から1科目(英語はリスニングを含み、200点満点に換算)
  • 共通テストの理科:文系学部は基礎を付した科目が原則、工学部・理学部などの理系学部は基礎を付さない2科目。組み合わせの細則は学部ごとに要項で定められています

2027年度(令和9年度)入試の日程

📅 主な日程(前期日程)

項目日程
大学入学共通テスト2027年1月16日(土)・17日(日)
Web出願登録1月22日(金)〜2月2日(火)
第1段階選抜の結果発表2月10日(水)
個別試験2月25日(木)/医・歯・薬の面接と薬の小論文は26日(金)も実施
合格者発表3月9日(火)

出典:大阪大学「令和9年度 入学者選抜要項」(2026年10月17日参照)

第1段階選抜(足切り)がある学部と条件

📊 第1段階選抜の予告(要項記載)

学部・学科実施の目安
人間科学部志願者が募集人員の約2.4倍を超えた場合
外国語学部学部全体が約2.3倍を超えた場合、該当専攻のみ
理学部約3倍を超えた場合
医学部医学科共通テストの総点が700点以上(1,000点満点)の者から募集人員の約3倍まで
薬学部約2.5倍を超えた場合
工学部学部全体が約3倍を超えた場合、第1志望学科が約3倍を超える学科のみ
基礎工学部約2.9倍を超えた場合
文・法・経済・医(保健)・歯実施しない

出典:大阪大学「令和9年度 入学者選抜要項」(2026年10月17日参照)。実際に実施されるかは志願状況によります。

文系学部の受験科目と配点一覧

📌 この章の要点

文系5学部は、個別試験の科目は似ていても配点の重みがまったく違います。特に経済学部の「A・B・C配点」は阪大独自の仕組みなので、経済志望の方は必ず読んでください。

文学部の受験科目と配点

📋 文学部 人文学科(募集135人)

区分科目と配点合計
共通テスト国語50、地歴・公民から2科目60、数学50、理科40、外国語50、情報Ⅰ10260
個別試験国語150、外国語(英語)150、地理歴史または数学100400

総合計660点のうち個別が約61%。国語と英語の記述力が合否を左右する配点です。

人間科学部の受験科目と配点

📋 人間科学部 人間科学科(募集115人)

区分科目と配点合計
共通テスト国語100、数学100、外国語100、情報Ⅰ30、地歴・公民・理科から3科目(各100)630
個別試験国語200、数学200、外国語(英語)200600

共通テストと個別がほぼ半々。理科の選択によって受験パターンが分かれ、受験資格の条件も変わるため要項の細則を確認しましょう。

外国語学部の受験科目と配点

📋 外国語学部 外国語学科25専攻(募集507人)

区分科目と配点合計
共通テスト国語50、地歴・公民から2科目50、数学50、理科25、外国語50、情報Ⅰ10235
個別試験外国語(英語・リスニングを含む)300、国語100、地理歴史(歴史総合・世界史探究)または数学100500

個別の英語だけで300点。総合計735点の4割を英語の二次試験が占める、阪大でもっとも英語偏重の配点です。

法学部の受験科目と配点

📋 法学部 法学科(153人)・国際公共政策学科(72人)

区分科目と配点合計
共通テスト国語120、地歴・公民から2科目120、数学120、理科80、外国語120、情報Ⅰ40600
個別試験国語200、数学200、外国語(英語)200600

共通テストと個別が600点ずつ。両学科とも同じ配点です。

経済学部の受験科目とA・B・C配点の仕組み

⚖️ 経済学部 経済・経営学科(募集198人)

受験科目は共通テストが国語・数学・外国語・情報Ⅰ+地歴・公民・理科から3科目、個別が国語・数学・英語です。特徴は、同じ答案を3種類の配点で採点する点にあります。

配点共通テスト個別試験判定
A配点540(国・数・外 各120、情報30、選択3科目 各50)60(各20)上位65位以内を合格
B配点60(国・数・外 各14、情報3、選択3科目 各5)540(各180)上位65位以内を合格
C配点300(国・数・外 各65、情報15、選択3科目 各30)300(各100)残りから高得点順に合格

出典:大阪大学「令和9年度 入学者選抜要項」、旺文社パスナビ(2026年10月17日参照)

💡 元塾講師の読み解き:経済学部は「得意な土俵」を選べる入試

A配点はほぼ共通テストだけ、B配点はほぼ二次試験だけで勝負する枠です。つまり共通テストで突き抜けた人、二次の記述で突き抜けた人のどちらにも合格ルートが用意されているわけです。

ただ、私はこの仕組みを「一芸で受かる入試」とは捉えていません。A・Bで合格するのは各65位まで、募集198人の残り約70人はC配点(5:5)で決まります。現実的な戦略は、C配点で戦える総合力をつくったうえで、A・Bを“上振れの保険”と考えることだと考えます。私自身、慶應義塾大学経済学部で数学を使う学問に触れてきましたが、経済系で数学を避け続けるのは入学後も苦しくなります。

理系学部の受験科目と配点一覧

📌 この章の要点

理系学部の個別試験は「数学(数学Ⅲまで)・理科・英語」が基本形ですが、理科で物理が必須かどうかが学部・学科で分かれます。科目選択の段階で志望学科が絞られることもあるので注意しましょう。

理学部の受験科目と配点

📋 理学部(数学・物理・化学・生物科学)

区分科目と配点合計
共通テスト国語100、地歴・公民から1科目50、数学50、理科2科目50、外国語50、情報Ⅰ10310
個別試験数学250、理科2科目250、外国語(英語)200700
  • 数学科・化学科・生物科学科(生物科学コース):物理・化学・生物から2科目
  • 物理学科:物理必須+化学または生物
  • 生物科学科(生命理学コース):物理と化学

医学部医学科の受験科目と配点

📋 医学部 医学科(募集90人)

区分科目と配点合計
共通テスト国語100、地歴・公民から1科目75、数学100、理科2科目100、外国語100、情報Ⅰ25500
個別試験数学500、理科2科目(物理・化学・生物から2)500、外国語(英語)5001,500
面接個人面接(適性に欠けると判断された場合は不合格)—

個別試験が75%を占め、阪大でもっとも二次試験の比重が高い学科です。募集人員は増員申請中のため変更の可能性があると要項に記載されています。

医学部保健学科の受験科目と配点

📋 医学部 保健学科(3専攻)

専攻共通テスト個別試験合計
看護学(70人)625(国語100、地歴・公民100、数学100、理科100、外国語200、情報Ⅰ25)400(数学100、理科100、英語200)1,025
放射線技術科学(34人)520(国語100、地歴・公民100、数学100、理科100、外国語100、情報Ⅰ20)675(数学・理科・英語 各225)1,195
検査技術科学(36人)520(同上)675(同上)1,195

看護学専攻は阪大で唯一、共通テストの比重が個別を上回る配点です。個別の数学は数学Ⅲを含まない範囲で、放射線技術・検査技術は数学Ⅲまでが範囲となります。

歯学部・薬学部の受験科目と配点

📋 歯学部(45人)・薬学部(65人)

学部共通テスト個別試験合計
歯学部 歯学科470(国語100、地歴・公民50、数学100、理科100、外国語100、情報Ⅰ20)数学300、理科2科目300、英語300、面接3001,670
薬学部 薬学科425(国語100、地歴・公民50、数学100、理科100、外国語50、情報Ⅰ25)数学250、理科2科目250、英語150、小論文50、面接1,125

歯学部は面接に300点が配分され、薬学部は小論文が課されるのが特徴です。理科はどちらも物理・化学・生物から2科目を選びます。

工学部・基礎工学部の受験科目と配点

📋 工学部(5学科)・基礎工学部(4学科)

区分科目と配点合計
共通テスト国語75、地歴・公民から1科目50、数学75、理科2科目50、外国語50、情報Ⅰ25325
個別試験数学250、理科250(物理必須+化学または生物)、外国語(英語)200700

両学部とも配点は同じで、個別の理科は物理が必須です。工学部は第2志望学科を選択でき、第1志望の合否判定には影響しないとされています。

📝 注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。配点・科目は2026年10月17日時点の大阪大学「令和9年度 入学者選抜要項」に基づきます。

配点比率から読む大阪大学の学部選びと戦略

📌 この章の要点

同じ「阪大」でも、共通テストで逃げ切れる学部と、二次で逆転が起きやすい学部があります。配点を比率に直すと、学部ごとの性格がはっきり見えてきます。

学部別の個別試験比率グラフ

📊 総合計に占める個別試験の割合

学部別の個別試験比率 50% 医学部 医学科75% 歯学部72% 理学部69% 工学部・基礎工学部68% 外国語学部68% 薬学部62% 文学部61% 保健(放射線・検査)56% 法学部50% 経済学部(C配点)50% 人間科学部49% 保健(看護学)39% 0% 出典:大阪大学「令和9年度 入学者選抜要項」の配点から著者算出(面接・小論文の配点を含む/医学科の面接は配点外)

経済学部はA配点10%・B配点90%・C配点50%の3通り。グラフにはC配点を表示しています。

元塾講師が見る配点表の読み方3つの視点

✏️ 配点表は「1点の重さ」に直して読む

阪大志望の方に私がまずおすすめしたいのは、配点表を眺めるのではなく「その科目の1点が総合計の何%か」に直す作業です。阪大の場合、これをやると見え方が大きく変わります。

  1. 個別の英語の重さ:外国語学部は英語1問の取りこぼしが、共通テスト理科をまるごと失うのと同等以上の影響を持ちます(個別英語300点に対し共通テスト理科は25点)。
  2. 共通テスト国語の扱い:理学部は共通テストで数学・理科・英語が各50点なのに国語だけ100点。理系でも国語を捨てると310点中の約3分の1を失います。
  3. 情報Ⅰの重さ:法学部は40点、経済A配点は30点と文系で重め。逆に文学部・外国語学部・理学部は10点で、深追いより他教科を優先する判断が合理的です。

同じ「阪大対策」でも、どの教科に時間を配るかは学部によって正反対になり得る——これが配点を比率で読む最大の理由です。

文系でも数学から逃げにくい理由

💡 阪大文系の「数学」との付き合い方

阪大は共通テストで全学部に数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・Cを課し、個別でも人間科学部・法学部・経済学部は数学が必須です。文学部と外国語学部は地歴との選択ですが、数学を選べる状態にしておくこと自体が保険になると私は考えます。

文系の個別数学は数学Ⅲを含まず、数学Cもベクトルまで。範囲が限られる分、典型問題を確実に取り切る力が問われます。数学が苦手な文系の方は、共通テストレベルの土台づくりを高2のうちに済ませておくと、高3で二次対策に時間を回せます。

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大阪大学の受験科目で失敗しやすい注意点

⚠️ この章の要点

受験科目の「取り違え」は、勉強量では取り返せない失敗です。阪大で特に起きやすいポイントを整理します。

理科の科目指定と数学Ⅲの範囲を取り違える

❗ 選択科目による「出願できない」リスク

  • 工学部・基礎工学部・理学部物理学科は個別で物理が必須。化学・生物選択だけでは受験できません。
  • 個別試験の理科に地学はありません。共通テストで地学を使う予定の方も、個別は物理・化学・生物から選びます。
  • 医学部保健学科は専攻で数学範囲が違います。看護学は数学Ⅲなし、放射線技術・検査技術は数学Ⅲありです。

共通テストの教科数を軽く見て足切りに近づく

⚠️ 二次型の学部ほど共通テストを油断しやすい

個別比率が高い学部でも、第1段階選抜は共通テストの成績で行われます。特に医学部医学科は、共通テストの総点700点(1,000点満点)以上という基準が要項に明記されています。「二次で逆転すればいい」と共通テスト対策を後回しにするのは危険です。

古い年度の情報で科目を判断してしまう

🔺 入試情報は年度単位で更新される

入試科目や配点は年度ごとに見直されることがあり、ネット上には前年度以前の情報も残っています。本記事は令和9年度要項に基づいていますが、出願時には同年度の学生募集要項を大学公式サイトで必ず確認してください。医学部医学科の募集人員のように、要項発行後に変わる可能性が明記されている項目もあります。

なお、合格最低点や共通テストのボーダーは本記事では扱っていません。年度による変動が大きいため、大学が公表する入試結果や模試の資料で最新のものを確認してください。

阪大の入試が向いていない人の特徴

❌ 相性がよくない可能性がある人

  • 共通テストのマーク式は得意だが、記述答案を書く練習が極端に少ない人(多くの学部で個別比率が5割以上)
  • 理系で物理を避けたいのに、工学部・基礎工学部を第一志望にしている人
  • 受験科目を3教科に絞りたい人(共通テストは全学部で6教科以上)

当てはまっても、志望を諦める必要はありません。「今から何を補えば間に合うか」を逆算するための材料として使ってください。

記述答案の添削環境がない方は、阪大対策でオンライン個別指導を使う際の実態と注意点も判断材料になります。

大阪大学の受験科目に関するよくある質問

❓ よくある質問

阪大の受験科目について、受験生・保護者の方からよく挙がる疑問をまとめました。

大阪大学に後期日程はありますか?

❓ Q. 後期日程はある?

A. 令和9年度(2027年度)入学者選抜要項では、一般選抜は前期日程のみで、後期日程の募集はありません。阪大を第一志望にする場合、国公立の後期は他大学で検討することになります。

大阪大学の文系学部でも数学は必要ですか?

❓ Q. 文系でも数学は必要?

A. 共通テストではすべての学部で数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・C)が課されます。個別試験では人間科学部・法学部・経済学部が数学必須、文学部と外国語学部は地理歴史と数学からの選択です。文系の個別数学は数学Ⅲを含まず、数学Cはベクトルまでが範囲です。

大阪大学の受験で共通テストの情報Ⅰは必要ですか?

❓ Q. 情報Ⅰは必要?

A. 全学部で情報Ⅰが課されます。配点は学部により異なり、文学部・外国語学部・理学部は10点、工学部・基礎工学部・医学部医学科・薬学部は25点、法学部は40点などです。経済学部はA配点30点、B配点3点、C配点15点です。

大阪大学に足切り(第1段階選抜)はありますか?

❓ Q. 足切りはある?

A. 人間科学部、外国語学部、理学部、医学部医学科、薬学部、工学部、基礎工学部で、志願者数が募集人員の一定倍率を超えた場合に第1段階選抜を行うと要項に記載されています。文学部、法学部、経済学部、医学部保健学科、歯学部は第1段階選抜を行いません。

大阪大学の一般選抜で英語外部試験のスコアは使えますか?

❓ Q. 英検などは使える?

A. 令和9年度入学者選抜要項の一般選抜には、英語外部試験を利用する旨の記載はありません。英語は共通テストの外国語と個別試験の英語で評価されます。

大阪大学の個別試験で地学は選択できますか?

❓ Q. 地学で受験できる?

A. 個別試験の理科で指定されている科目は物理、化学、生物で、地学は含まれていません。共通テストの理科では地学も選択肢に含まれますが、個別試験の科目指定は学部・学科ごとに異なるため募集要項で確認してください。

大阪大学合格に向けて今日からできる準備

🧭 この章の要点

受験科目がわかったら、次は「自分の現在地」との差を埋める番です。配点を活かした準備の進め方を3ステップで整理します。

志望学部の配点から学習計画を逆算する手順

📋 3ステップの準備

① 志望学部の配点を「比率」に直す
本記事の表とグラフを使い、共通テストと個別、各教科の比重を書き出します。
② 模試の成績を同じ比率で換算する
阪大型の配点で自分の得点を計算し直すと、伸ばすべき教科の優先順位が見えます。
③ 共通テスト対策と二次対策の時期を分ける
二次比率が高い学部ほど記述演習を早めに始め、共通テスト対策は秋以降に比重を上げていく、という設計が一つの考え方です。

受験全体の流れをつかみたい方は、大学受験の全体像と学年別の進め方を先に読んでおくと計画が立てやすくなります。

独学・映像授業・塾の使い分け

💬 元塾講師としての考え

阪大レベルの二次試験は記述・論述が中心で、答案を第三者に添削してもらえる環境があるかが伸びを左右すると私は考えます。一方、共通テストの6〜7教科をまんべんなく固める段階では、安価な映像授業で基礎を一気に通すのも合理的です。

映像授業の実力を知りたい方には、スタサプ大学受験講座の評判と実態が参考になります。

🔍 判断材料にしたい記事

「映像授業だけで阪大レベルに届くのか」が気になる方は、スタサプだけで大学受験に挑む場合の限界で判断基準を解説しています。

まとめ:大阪大学の受験科目は配点比率まで確認しよう

🎯 この記事のまとめ

  • 2027年度の阪大一般選抜は前期日程のみ・全学部で共通テスト(情報Ⅰ含む)+個別試験
  • 個別比率は看護学の約39%から医学科の75%まで幅がある
  • 経済学部はA・B・C配点の3段階で合否を判定する独自方式
  • 工学部・基礎工学部・理学部物理学科は個別で物理が必須、地学は個別で選べない
  • 足切りは7学部で予告あり。二次型の学部でも共通テストは油断できない

受験科目は「何を受けるか」だけでなく「どこで点を取る配点か」まで読み解くと、限られた時間の使い方が決まります。

✅ 阪大の入試と相性がよい人

  • 記述式の答案づくりにじっくり取り組める
  • 共通テストで6〜7教科をバランスよく得点できる
  • 志望学部の配点に合わせて勉強の比重を変えられる

❌ 戦略の見直しが必要かもしれない人

  • 教科を3つ以下に絞って受験したい
  • 記述の添削を受ける環境がまったくない
  • 志望学部の理科・数学の指定とすでに選択科目がずれている

🧭 次の一歩

まずは大阪大学公式サイトの令和9年度入試ページで要項を開き、志望学部の配点を手元に書き写すところから始めてみてください。学習環境を検討している方は、塾・家庭教師の比較ランキングも判断材料になります。

🎓 著者プロフィール

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業し、在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。指導歴は10年を超え、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のお子さまの指導経験があります。

この記事を書く理由:大学受験の指導では、志望校の配点を読み違えたまま勉強を進めてしまうケースが少なくありません。どの教育機関にも忖度せず、公式情報を受験生目線で整理することが、自立した志望校選びの助けになると考えて執筆しました。

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📋 調査概要

  • 調査対象:大阪大学 令和9年度(2027年度)一般選抜の受験科目・配点・日程・第1段階選抜
  • 調査方法:大学公式サイト・入学者選抜要項の調査/文献調査/著者の大学受験指導の知見
  • 調査実施日:2026年10月17日
  • 情報の限界:学校推薦型選抜・総合型選抜・特別入試は対象外です。合格最低点やボーダーなど得点データは扱っていません。著者は大阪大学の受験・在籍経験がなく、入試問題の傾向分析は本記事の範囲外です。
  • 利益相反の有無:本記事に関して、大阪大学および記事内で言及した教育サービスとの金銭的な利害関係はありません。

公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。