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TOEFLは大学受験で使える?英検との違いと必要スコアを解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾高等学校・慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在は中学受験から大学受験・浪人生まで幅広く担当しています。

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公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:TOEFL iBTは大学受験で使えますが、「どの大学の、どの方式で、何点が必要か」は大学ごとにまったく違います。まず志望校の募集要項で、TOEFLの種類(iBTのみか)・MyBestスコアの可否・有効期限の3点を確認するのが最初の一歩です。

「英検とTOEFL、どっちを受ければいいの?」「2026年からスコアが1〜6に変わって、何点を目指せばいいのかわからない」と迷っている受験生・保護者の方は多いと思います。

📋 この記事でわかること

  • TOEFL iBTの基本と、2026年1月からの新形式・新スコア
  • 新スコア(1〜6)と0〜120・CEFRの対応
  • 大学受験でのTOEFLの使われ方と、2027年度の実例
  • 英検・GTEC・TOEICとの違いと選び方
  • 受験料・申込の流れ・出願前の注意点
  • 目標スコア別の対策と、高1〜高3のスケジュール

💬 この記事の立ち位置

私は塾講師・家庭教師として10年以上、大学受験生の英語を指導してきました。外部試験の選び方は、生徒から毎年のように相談されるテーマです。一方で、本記事の試験仕様・入試要件はETS Japanや大学の公式資料の調査に基づき執筆しています。私自身の指導経験から言えることと、公式情報で確認できる事実は書き分けています。

読み終える頃には、「自分(わが子)はTOEFLを受けるべきか、受けるなら何点をいつまでに取るか」を判断できる状態を目指します。

  1. TOEFLとは?大学受験で知っておくべき基本
    1. TOEFL iBTとは?大学受験で使われるのは主にこの形式
    2. 2026年1月からの新形式|4セクションの構成と試験時間
    3. TOEFLの新スコア1〜6と0〜120の換算・CEFR対応
  2. TOEFLを大学受験で使う4つの方法と2027年度の実例
    1. 英語外部試験の主な使われ方4パターン
    2. 実例:早稲田大学国際教養学部の新方式(2027年度)
    3. スコアの有効期限とMyBest・自宅受験の扱い
  3. TOEFLと英検・GTEC・TOEICの違いと選び方
    1. TOEFL・英検・GTEC・TOEICの比較表
    2. TOEFLが向いている人・英検で十分な人
    3. 元塾講師が見る「TOEFLか英検か」の判断軸
  4. TOEFLの受験料・申込の流れ
    1. TOEFL iBTの受験料はUS5
    2. 申込からスコア提出までの手順
  5. TOEFLを大学受験に使う前の注意点
    1. TOEFLのデメリット3つ
    2. 新形式への移行期に起こりやすい勘違い
    3. 募集要項で必ず確認したいチェック項目
  6. 目標スコア別のTOEFL対策と始める時期
    1. 大学受験で目安になるTOEFLスコア(CEFR換算)
    2. 4技能のどこから対策するか
    3. 高1〜高3のTOEFL受験スケジュール例
  7. TOEFLと大学受験に関するよくある質問
    1. TOEFL ITPは大学受験に使えますか?
    2. 2026年1月より前に受けた0〜120のスコアは使えますか?
    3. MyBestスコアは大学受験で使えますか?
    4. 高校生は英検とTOEFLのどちらを受けるべきですか?
    5. TOEFLのスコアは何日で出ますか?
  8. まとめ:TOEFLを大学受験で使うかの判断基準

TOEFLとは?大学受験で知っておくべき基本

📌 この章のポイント

TOEFLと聞くと「留学用の試験」というイメージが強いかもしれません。実際、その通りです。ただし国内の大学入試でも、英語外部試験の選択肢のひとつとしてTOEFL iBTを指定する大学があります。この章では、2026年1月に大きく変わった試験の中身とスコアの見方を整理します。

TOEFL iBTとは?大学受験で使われるのは主にこの形式

🔰 TOEFL iBTの定義

TOEFL iBTとは、米国の非営利団体ETSが運営する、英語圏の大学で学ぶための英語力を測る4技能(Reading・Listening・Writing・Speaking)のテストです。パソコンで受験し、講義や大学生活を題材にしたアカデミックな英語が出題されます。

TOEFLには団体向けのTOEFL ITPなど別の形式もありますが、大学入試の出願要件では「TOEFL iBT」と形式まで指定し、他の形式を認めない大学もあります(後述の早稲田大学国際教養学部の例)。どの形式を認めるかは大学ごとに異なります。

2026年1月からの新形式|4セクションの構成と試験時間

📊 新形式TOEFL iBTの構成

セクション設問数目安時間主な形式
Reading50問30分2段階アダプティブ
Listening47問29分2段階アダプティブ
Writing12問23分文の作成・メール・アカデミックディスカッション
Speaking11問8分Listen and Repeat・Take an Interview

試験全体はおよそ2時間です。ReadingとListeningは、前半の出来によって後半の難易度が変わるアダプティブ形式になりました。Writingはタイピングのみです。

出典:ETS Japan「2026年1月から開始!TOEFL iBT特設ページ」(2026年10月24日参照)

TOEFLの新スコア1〜6と0〜120の換算・CEFR対応

🔢 新スコアの仕組み

2026年1月21日以降の受験分から、スコアは総合・各セクションとも0.5刻みの1〜6バンドで表示されます。総合は4セクションの平均を0.5刻みに丸めた値です。移行期間として、2年間はスコアレポートに従来の0〜120の参考値も併記されます。

大学の要項は当面「TOEFL iBT 72点以上」のように0〜120で書かれていることが多いため、両方の物差しを読めるようにしておくことが大切です。

💡 0.5刻みの丸めが意味すること

ETSの説明では、総合スコアは4セクションの平均を0.5刻みに丸めます(例:5.125→5、5.25→5.5)。これを受験生目線で読み替えると、4セクションのうち1つを0.5上げるだけで、総合が1段階上がる場面があるということです。

たとえばReading 5.0・Listening 4.5・Writing 4.5・Speaking 4.5なら平均4.625で総合4.5。ここでListeningを5.0に上げると平均4.75となり、総合は5.0に届きます。得意技能をさらに伸ばすより、苦手技能を半段階引き上げる方が総合スコアに効く。私が後述の対策で「弱点技能への集中投下」を勧めるのは、この仕組みがあるからです。

📊 新スコアと0〜120・CEFRの対応図

TOEFL iBT新スコアと0〜120換算・CEFRの対応 新スコア0〜120換算の下限(目安)CEFR 6.0114+C2 5.5107+ 5.095+C1 4.586+ 4.072+B2 3.558+ 3.044+B1 2.534+ 2.024+A2 1.512+ 1.00+A1 背景色:紫=C2 青=C1 緑=B2。 棒の長さは0〜120換算の下限値(ETS推定)。 出典:ETS Japan「TOEFL iBT特設ページ」推定換算(2026年10月参照)

※換算値はETSが公表している推定値です。大学が独自の換算基準を定める場合はそちらが優先されます。

TOEFLを大学受験で使う4つの方法と2027年度の実例

📌 この章のポイント

「TOEFLが使える」と一口に言っても、使われ方はひとつではありません。スコアが出願の条件になるのか、点数に換算されるのか。この違いを知らないまま受験すると、取ったスコアが思ったほど役に立たないことがあります。

英語外部試験の主な使われ方4パターン

⚖️ 外部試験スコアの使われ方

方式内容TOEFLの価値
出願資格型基準スコア以上でないと出願できない基準を超えれば十分。超えた分は評価されない
得点換算型スコアに応じて英語の試験得点に換算高いほど有利。換算表の確認が必須
加点型入試の得点に一定点を上乗せ英語以外の科目の負担を減らせる
総合型・推薦の評価材料書類審査で英語力の証明として使う英語での学びへの意欲の裏付けにもなる

総合型選抜の仕組みそのものは総合型選抜の仕組みと向き不向きで詳しく解説しています。

実例:早稲田大学国際教養学部の新方式(2027年度)

🏢 早稲田大学国際教養学部「共通テスト+英語4技能テスト利用方式」

早稲田大学国際教養学部は、2027年度入試から共通テストと英語4技能テストを組み合わせた方式を新設すると公表しています。

  • 英語要件:CEFR C1以上。TOEFL iBTは総点95以上
  • 判定:共通テストの得点(国語・数学の2教科3科目/400点)のみ
  • 使えないTOEFL:MyBestスコア、TOEFL Essentials、Home Edition、Paper Edition
  • 有効期限:2025年2月1日以降に受験した結果
  • 募集人員:10名

出典:早稲田大学国際教養学部「2027年度入学試験の変更点」(2026年10月24日参照)

💡 この実例から読み取れること

私がこの資料で注目したのは、英語の試験を課さず、英語力の証明を外部試験に「丸ごと任せている」点です。95点(新スコアの5.0)を持っていれば、入試当日は国語と数学の共通テストだけで勝負できます。英語が得意な生徒にとっては、受験勉強の時間配分そのものを変えられる方式です。

同時に、「MyBest不可」「Home Edition不可」という細かい条件にも目を向けてください。スコアの数字が足りていても、受け方を間違えると使えない。外部試験の相談を受けるとき、私が最初に要項の注記欄を一緒に読むのはこのためです。

もうひとつ、募集人員が10名と少ない点も見逃せません。一般選抜やAO入学試験との併願が認められているので、この方式は「本命」ではなく、95点を持つ人が使える追加の挑戦枠として位置づけるのが現実的だと私は考えます。

スコアの有効期限とMyBest・自宅受験の扱い

⚠️ 出願前に確認したい3つの条件

  • 有効期限:ETSはテスト日から2年間を有効期間としていますが、入試で有効とする期間は大学が別に定めます
  • MyBestスコア:複数回のテストからセクションごとの最高点を組み合わせたスコア。スコアレポートには表示されますが、入試では不可とする大学があります
  • Home Edition(自宅受験):自宅で受けられて便利な反面、入試では認めない大学があります

英検の有効期限の考え方は英検の有効期限と取得時期で整理しています。TOEFLと考え方は共通です。

TOEFLと英検・GTEC・TOEICの違いと選び方

📌 この章のポイント

大学受験で使える英語外部試験はTOEFLだけではありません。受験生にとって身近なのは英検でしょう。ここでは主要4試験を比べ、どんな人にTOEFLが向いているかを整理します。

TOEFL・英検・GTEC・TOEICの比較表

🆚 主要な英語外部試験の比較

項目TOEFL iBT英検GTECTOEIC L&R
想定場面英語圏の大学での学習日常〜アカデミック(級で異なる)中高生の英語力測定ビジネス・日常
技能4技能4技能(級により実施形式が異なる)4技能(検定版)2技能(聞く・読む)
結果の形スコア(1〜6)級の合否+CSEスコアスコアスコア
出題の難しさ講義など大学レベルの題材で一貫級を選べるため段階的に挑戦できる高校生の学習内容に近いビジネス場面が中心
海外大学での利用広く使われる限定的限定的限定的

※各試験の公式情報をもとに筆者が整理。入試での可否は大学ごとに異なります。

🔗 各試験の詳しい解説

GTECの入試での条件はGTECの検定版の条件とスコア目安で解説しています。

TOEICについてはTOEICが大学受験で使えるかで解説しています。

TOEFLが向いている人・英検で十分な人

✅ TOEFLが向いている人

  • 海外大学や、英語で学位を取る国内のプログラムも視野に入れている
  • 志望校の要項でTOEFL iBTが明示的に認められている
  • すでに英検準1級レベルにあり、さらに上のスコアで差をつけたい
  • パソコンでのタイピングや、マイクに向かって話す形式に抵抗がない

🔺 英検など他の試験を優先した方がよい人

  • 国内の大学受験だけが目的で、志望校が英検も認めている
  • 英語の基礎(単語・文法)にまだ不安がある
  • ドル建ての受験料(1回US$195)を何度も負担するのは避けたい

英検を使う方式の全体像は英検利用入試の5つの方式で解説しています。

元塾講師が見る「TOEFLか英検か」の判断軸

✏️ 指導経験から考える選び方

大学受験の英語を長く教えてきた立場から言うと、TOEFLと英検の一番の違いは「最初から最後まで大学の講義レベルで出題される」点にあると考えます。英検は級を選べば今の実力に合った難しさで受けられますが、TOEFLは誰でも同じテストを受け、結果がスコアで返ってきます。

そのため、基礎が固まっていない段階でTOEFLを受けると、手応えのないまま高い受験料だけがかかる、ということになりかねません。私は生徒に対して、「志望校がTOEFLを指定している」か「海外も視野に入れている」かのどちらかに当てはまらない限り、まずは英検で外部試験の土台を作るよう勧めることが多いです。逆に、どちらかに当てはまるなら、早めにTOEFLの形式に慣れておく価値は十分にあります。

TOEFLの受験料・申込の流れ

📌 この章のポイント

TOEFLの受験料はドル建てで、1回あたりの金額も小さくありません。家計への影響も含めて、受ける前に把握しておきましょう。

TOEFL iBTの受験料はUS$195

💰 受験料の目安

ETS Japanの発表によると、日本でのTOEFL iBTの受験料は2025年4月1日からUS$195(従来からUS$50の減額)です。支払いはドル建てのため、円換算の金額は為替相場によって変わります。申込期限や日程変更・キャンセルの規定は、申込前に公式サイトで確認してください。

出典:ETS Japan「4月1日から受験料がUS$195(US$50減額)に改定へ」(2026年10月24日参照)

📝 費用情報についての注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

申込からスコア提出までの手順

🔍 受験の流れ

① ETSアカウントを作成
試験当日に提示する身分証と同じ表記で氏名を登録します(認められる身分証は公式サイトで確認)。
② 日程・会場(形式)を選んで申込・支払い
出願で使う予定なら、志望校が認める受験形式かをここで確認します。
③ 受験
試験時間はおよそ2時間です。
④ スコアを確認(テスト日から3日以内)
ETSのアカウント上で確認できます。
⑤ 大学の指定する方法で提出
公式スコアの送付を求めるか、スコアレポートの提出かは大学によって異なります。

TOEFLを大学受験に使う前の注意点

📌 この章のポイント

TOEFLは強力な武器になる一方で、準備なく受けると時間とお金を消耗しやすい試験でもあります。メリットだけでなく、事前に知っておきたい短所を正直にまとめます。

TOEFLのデメリット3つ

❌ 受ける前に知っておきたい短所

  • 出題がアカデミックで難しい:講義や学術的な文章が中心で、高校の教科書より抽象度の高い題材が並びます
  • 1回あたりの費用が高い:US$195はドル建てで、何度も受け直すと家計の負担が大きくなります
  • 使える大学・方式が限られる:TOEFL iBTを利用可能な試験に含めていない大学・方式もあり、取ったスコアが志望校で使えるとは限りません

新形式への移行期に起こりやすい勘違い

❗ スコアの物差しを取り違えない

2026年1月から2年間は、スコアレポートに1〜6と0〜120の両方が載ります。一方で、大学の要項は0〜120で書かれていることもあれば、CEFRで書かれていることもあります。要項の基準がどの物差しで書かれているかを確認し、大学が独自の換算表を示している場合はそちらに従ってください。

また、市販の問題集や対策情報には2026年1月以前の旧形式向けのものが残っています。教材を選ぶときは対応形式を必ず確認しましょう。

募集要項で必ず確認したいチェック項目

🛡️ 要項チェックリスト

  • TOEFL iBTが利用可能な試験に含まれているか
  • 基準は総合スコアか、セクションごとの最低点もあるか
  • MyBestスコア・Home Editionは使えるか
  • 何年何月以降の受験が有効か
  • スコアの提出方法(公式送付かレポート提出か)と締切

📝 進路情報についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

目標スコア別のTOEFL対策と始める時期

📌 この章のポイント

何点を目指すかが決まらないと、勉強の中身も時期も決められません。ここでは大学受験で目安になりやすいスコア帯と、限られた時間で優先すべき対策を整理します。

大学受験で目安になるTOEFLスコア(CEFR換算)

📊 目標スコアの目安

CEFR新スコア0〜120換算位置づけ
C15.0〜5.595以上早稲田大学国際教養学部の新方式などの基準
B24.0〜4.572以上英検準1級と同じCEFR帯。まず目指したい水準
B13.0〜3.544以上TOEFLに挑戦し始める目安

出典:ETS Japan公表のCEFR対応・推定換算をもとに筆者作成。必要スコアは大学・方式ごとに異なります。

4技能のどこから対策するか

💡 優先順位の考え方

新形式の総合スコアは4セクションの平均です。つまり苦手な技能が1つあると、平均ごと引き下げられます。大学受験生の多くは、ReadingとListeningは学校や受験勉強で鍛えられている一方、WritingとSpeakingはほぼ手つかず、という状態からスタートします。

指導の現場で感じるのは、受験英語の土台(語彙・文法・精読)はそのままTOEFLのReadingの力になるということです。そこで私は、まず受験勉強の延長でReading・Listeningを固め、そのうえで残りの時間をWriting・Speakingの「形式慣れ」に集中投下する順番を勧めています。ゼロから全技能に手を広げるより、平均点が上がりやすいと考えるからです。

高1〜高3のTOEFL受験スケジュール例

🔍 スケジュールの一例

① 高1〜高2前半:土台づくり
単語・文法・長文読解を固める。英検などで4技能試験の形式に慣れておく。
② 高2後半:TOEFLを1回受けてみる
今の位置と、どの技能が平均を下げているかを把握する。
③ 高3春〜夏:弱点技能を集中対策して本番受験
出願締切の1〜2か月前までに目標スコアを取り終える計画にする。
④ 出願期:要項の条件どおりにスコアを提出
有効期限・受験形式・提出方法を最終確認する。

💬 一般入試の勉強とどう両立するか

外部試験の対策は、どうしても一般入試の勉強と時間を取り合います。だからこそ「高3の秋以降はTOEFLに時間を使わない」くらいの線引きを、早い段階で決めておくことをおすすめします。受験全体の時期別の動き方は大学受験の年間ロードマップにまとめています。

📋 学習の土台を低コストで固めたい場合

受験英語の基礎を映像授業で固める方法もあります。高1・高2ならスタサプ高校講座の実態が参考になります。

高3ならスタサプ大学受験講座の評判も比較材料にしてください。ただしTOEFL特有のWriting・Speakingは、映像授業だけでは練習量が不足しやすい点に注意が必要です。

TOEFLと大学受験に関するよくある質問

📌 この章のポイント

受験生や保護者の方からよく聞かれる疑問をまとめました。いずれも最終的には志望校の募集要項が優先される点にご注意ください。

TOEFL ITPは大学受験に使えますか?

❓ Q&A

Q. TOEFL ITPは大学受験に使えますか?

A. 使えるかどうかは大学ごとの募集要項で決まります。出願要件をTOEFL iBTに限定する大学もあり、たとえば早稲田大学国際教養学部の2027年度新方式では、Home EditionやPaper Editionなども使用不可とされています。ITPで出願を考える場合は、志望校の要項で可否を必ず確認してください。

2026年1月より前に受けた0〜120のスコアは使えますか?

❓ Q&A

Q. 2026年1月より前に受けた0〜120のスコアは使えますか?

A. ETSはスコアの有効期間をテスト日から2年間としています。ただし、どの時期以降の受験を有効とするかは大学が定めます。たとえば早稲田大学国際教養学部の2027年度入試では、2025年2月1日以降に受験した結果が有効です。旧形式のスコアでも、大学の定める期間内であれば使える場合があります。

MyBestスコアは大学受験で使えますか?

❓ Q&A

Q. MyBestスコアは大学受験で使えますか?

A. MyBestスコアはスコアレポートに表示されますが、入試で認めるかは大学次第です。早稲田大学国際教養学部の2027年度新方式では使用不可とされています。原則として、1回のテストの総合スコアで基準を満たす計画を立てるのが安全です。

高校生は英検とTOEFLのどちらを受けるべきですか?

❓ Q&A

Q. 高校生は英検とTOEFLのどちらを受けるべきですか?

A. 国内の大学受験だけが目的なら、まず志望校が認める試験の一覧を確認し、そのうえで受験機会・費用・出題の相性を比べるのが合理的です。海外大学や英語で学位を取るプログラムも視野に入れているなら、TOEFL iBTを優先する価値があります。

TOEFLのスコアは何日で出ますか?

❓ Q&A

Q. TOEFLのスコアは何日で出ますか?

A. ETS Japanによると、2026年1月からの新形式ではテスト日から3日以内にスコアを確認できます。ただし大学への公式スコア送付や出願書類の準備には時間がかかるため、出願締切の1〜2か月前までに目標スコアを取り終えておくと安心です。

まとめ:TOEFLを大学受験で使うかの判断基準

🎯 この記事のまとめ

  • TOEFL iBTは大学受験で使えるが、可否・基準・条件は大学ごとに大きく異なる
  • 2026年1月から新スコア(1〜6)に。2年間は0〜120も併記される
  • B2は4.0(72点)以上、C1は5.0(95点)以上が目安
  • MyBest・Home Edition・有効期限は要項の注記まで確認する
  • 国内入試だけが目的なら、まず英検で土台を作る選択肢も有力

⭕ TOEFLを大学受験に使うのが向いている人

  • 志望校がTOEFL iBTを認めていて、基準スコアが手の届く範囲にある
  • 海外大学や英語学位プログラムも併願したい
  • 受験英語の土台がすでに固まっている

📉 TOEFLを急がなくてよい人

  • 志望校が英検など他の試験も認めていて、海外進学の予定はない
  • 単語・文法の基礎にまだ不安がある
  • 高3の秋以降で、一般入試の勉強時間を優先したい

🧭 次の一歩

まずは志望校の最新の募集要項を開き、「英語外部試験」の欄でTOEFL iBTの扱いを確認してください。そのうえで、TOEFLを使うなら目標スコアと受験時期を、使わないなら英検など他の試験の計画を立てましょう。

🎓 著者プロフィール

執筆者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生のほか、不登校や発達障害のある生徒の指導も担当しています。

この記事を書く理由:大学受験生の英語指導の中で、外部試験の選び方は毎年のように相談を受けるテーマです。特定の試験や教育機関に偏らず、公式情報と指導経験の両面から判断材料をお届けしたいと考えています。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:TOEFL iBTの試験仕様・スコア制度・受験料、大学入試での利用条件
  • 調査方法:公式サイト調査(ETS Japan)/大学公表資料の調査(早稲田大学国際教養学部)/著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月24日
  • 情報の限界:著者自身はTOEFL iBTの新形式を受験していません。全大学のTOEFL利用状況は網羅できていないため、個別の大学の条件は各募集要項でご確認ください。ITPの扱いについても大学横断で確認できた資料はありません。英検CSEスコアとTOEFLスコアの直接換算は公式に確認できないため、本記事ではCEFRを介した目安にとどめています。
  • 利益相反の有無:ETSおよび本記事で触れた大学・教材との利害関係はありません。

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。