
📝 広告掲載について
本記事にはアフィリエイト広告を掲載していません。当サイトは記事によってアフィリエイト広告を掲載することがありますが、その場合も記事の内容・評価の公正性が損なわれることはなく、メリット・デメリットの双方を公正に情報提供しています。PR表記の考え方は消費者庁・景品表示法のページに準拠しています。
🎓 この記事を書いた人
🎯 結論
結論:大学受験の英語は「単語→文法→英文解釈→長文→過去問」の順番で積み上げ、高3の夏までに土台を終えるのが王道です。長文問題集から始めたり、参考書を次々に買い替えたりすると、時間をかけても点数が安定しません。
「何から手をつければいいのか分からない」「勉強しているのに模試の点が上がらない」と感じていませんか。英語は配点が大きく、積み上げに時間がかかる科目なので、順番を間違えたまま走り続けるのがいちばんの損失です。
📋 この記事で分かること
- 大学受験の英語で問われる力と、共通テスト・個別試験の違い
- 2026年度共通テスト英語の平均点から読み取れること
- 単語・文法・英文解釈・長文・リスニングの正しい順番と進め方
- 高1〜高3直前までの時期別スケジュール
- 伸び悩む受験生に共通するパターンと、塾・映像授業の選び方
💬 この記事の立ち位置
私は指導歴10年超の中で、中学受験から大学受験・浪人生まで幅広く英語を教えてきました。この記事は、その指導現場での観察と、大学入試センター等の公表データをもとに書いています。
なお、本記事は受験生としての体験談ではなく、「指導者として見てきたこと」と公表データに基づく内容です。また、特定の塾・教材から報酬を受け取っていないため、利益相反はありません。
大学受験の英語とは?まず押さえる全体像
🔰 この章のポイント
同じ「大学受験の英語」でも、共通テストと国公立二次・私大個別試験では求められる力がかなり違います。まずは試験の全体像と、最新の平均点データから「何が点差を生むのか」を確認しましょう。
大学受験の英語で問われる力とは
📌 定義
大学受験の英語とは、語彙・文法の知識を土台に、まとまった量の英文を制限時間内に正確に読み取り、聞き取り、設問に答える力を測る試験です。共通テストは「速く大量に処理する力」、国公立二次や記述式の私大は「正確に和訳・要約・英作文する力」の比重が大きくなります。
共通テスト英語と個別試験(二次・私大)の違い
🆚 試験タイプ別の比較
| 項目 | 共通テスト | 国公立二次 | 私大個別試験 |
|---|---|---|---|
| 形式 | マーク式 | 記述式中心 | マーク式中心(記述併用あり) |
| 構成 | リーディング80分・100点/リスニング100点 | 大学ごとに異なる | 大学ごとに異なる |
| 主に問われる力 | 大量の英文の速読・情報処理 | 和訳・要約・英作文 | 語彙・文法の精度と長文読解 |
| 差がつきやすい点 | 時間配分・リスニング | 記述答案の完成度 | 難単語・細かい文法 |
※大学によってはリーディングとリスニングの比率を変えて得点を換算します。配点・換算方法は必ず志望校の募集要項でご確認ください。試験の実施要項は大学入試センターが公表しています。
2026年度共通テスト英語の平均点
📊 平均点の推移(2025→2026年度)
出典:東進「2026年度 大学入学共通テスト 平均点一覧」・リセマム(2026年2月5日)掲載の大学入試センター最終発表値(各100点満点)。
💡 データから私が読み取ること
合計の平均点はほぼ変わらないのに、リーディングは約5点上昇、リスニングは約7点低下しています。つまり「どちらが易しいか」は年によって入れ替わるということです。
指導していると「リスニングは配点が小さいから後回し」という受験生によく出会いますが、このデータを見る限り、片方だけを得点源にする戦略はリスクが高いと考えます。直前期に「難化した方」に足を引っ張られないよう、リスニングも毎日少しずつ触れておくことをおすすめします。
また、本番の平均点と模試の平均点は母集団も難易度も違うため、模試の点数を本番の平均点と単純に比べるのは避けましょう。見方は共通テスト模試の平均点の正しい見方で解説しています。
大学受験の英語勉強法:正しい順番と進め方
🔰 この章のポイント
英語の勉強が空回りする原因の多くは「順番」にあります。ここでは、私が指導で一貫して守っている積み上げの順番と、各段階で何をどこまでやればよいかを解説します。
英語の勉強は単語→文法→英文解釈→長文の順番で進める
📋 積み上げの5ステップ
💬 順番にこだわる理由
長文が読めない受験生の答案を見ると、原因は「長文の解き方」ではなく単語が分からない・文の構造が取れないのどちらかであることがほとんどです。土台が抜けたまま長文を何題解いても、毎回同じところでつまずくだけになってしまいます。
私が指導で使う切り分け方は簡単です。間違えた設問の根拠となる英文について、①知らない単語に印をつけ、②辞書で意味を確認したうえでもう一度訳してもらいます。単語を補えば訳せるなら「単語不足」、単語が分かっても訳せないなら「構文(英文解釈)不足」です。この結果で、戻るべき段階がはっきりします。
英語ルートの考え方は参考書ルートの組み方と独学の注意点でも詳しく解説しています。
英単語は何語必要?覚え方と単語帳の選び方
🔢 必要語数の目安
大学受験用の代表的な単語帳は、『英単語ターゲット1900』『システム英単語』のように見出し語1,900〜2,000語前後のものが中心です。まずはこのクラスの1冊を、どのページを開かれても即答できるレベルまで仕上げることが現実的な目標になります。
- 1日に新しく覚える範囲を決め、前日・3日前・1週間前の範囲を必ず復習する
- 「見て思い出せる」ではなく、英語を見た瞬間に意味が出るまで回す
- 単語帳は1冊に絞り、難関大志望なら熟語・多義語で上積みする
英文法と英文解釈は「なぜその訳になるか」まで理解する
🔍 文法と解釈のつなげ方
文法問題集で正解できても、長文の中で同じ文法が出てくると読めない生徒は少なくありません。文法は「選択肢を選べる」ではなく「英文の構造を説明できる」ことがゴールです。
文法の学習に映像授業を使う場合は、スタサプの英文法講座の中身と使い方も参考になります。
長文読解とリスニングは音読で一緒に伸ばす
📋 1題の長文を最大限に使う手順
大学受験の英語を時期別スケジュールで攻略する
🔰 この章のポイント
同じ勉強でも、取り組む時期によって効果は変わります。いつまでに何を終えておくべきかを、高1・高2から入試直前まで時系列で整理しました。受験全体の流れは大学受験の全体ロードマップもあわせてご覧ください。
📊 英語の時期別ロードマップ
※著者の指導経験に基づく一般的な目安です。共通テストの日程は大学入試センターの発表をご確認ください。
高1・高2は単語と文法の土台づくりに集中する
📌 この時期にやること
学校の授業と定期テストを最大限に活用し、単語帳1冊と文法1冊を高2のうちに一周以上終えておくのが理想です。この時期に土台があるかどうかで、高3の1年間の余裕がまったく変わります。学校の授業の補強にはスタサプ高校講座の評判と使いどころも参考にしてください。
高3の夏までに英文解釈を終え、秋から過去問に入る
📌 高3の動き方
- 4〜7月:単語帳の完成と英文解釈。夏休み前に「1文を正確に読める」状態へ
- 8〜9月:長文の量を増やし、共通テスト形式で時間配分を体に覚えさせる
- 10〜12月:志望校の過去問。記述式の大学は英作文・和訳の添削を受ける
直前期は共通テスト演習と過去問の復習に絞る
📌 直前期の過ごし方
直前期に新しい参考書へ手を出すのは避け、解いた過去問・演習問題の復習と、間違えた単語・構文の総点検に時間を使います。演習用の問題集選びは共通テスト問題集の選び方で整理しています。
元塾講師が見てきた英語が伸びる受験生の共通点
💬 この章について
ここからは、私が10年以上英語を教えてきた中で感じていることをお伝えします。データではなく指導者としての見解ですが、同じように悩む受験生のヒントになればと思います。
伸びる生徒は「復習の比重」が圧倒的に大きい
🗣️ 指導現場で感じること
英語の成績が伸びていく生徒は、新しい問題を解く時間よりも、一度解いた英文を読み直し、音読し、知らなかった単語を潰す時間のほうが長い傾向があります。逆に伸び悩む生徒は、問題集を「何冊終えたか」で安心してしまいがちです。
英語は「解いた量」ではなく「自分のものにした英文の量」で決まる、というのが私の実感です。
そのため私は、長文1題を解く時間と同じか、それ以上の時間を復習(精読・音読)に充てることをすすめています。これは統計ではなく指導者としての推奨ですが、問題集を終えた冊数より、この配分を守れているかのほうが成績の伸びに直結すると感じています。
英語は最初に固めるべき科目だと考える理由
✏️ 私の考え
英語は文系・理系を問わずほとんどの大学で必須で、配点も大きい科目です。しかも単語や文法は一度身につければ大きく崩れにくいため、早く仕上げるほど、高3の後半を他教科に回せます。
中学受験から大学受験・浪人生まで指導してきた中で、受験全体を計画通りに進められる生徒ほど「英語の土台づくりが早い」という印象を持っています。あくまで私の指導経験に基づく見解ですが、英語の仕上がりが遅れると、そのしわ寄せが高3秋以降の他教科に及びやすいと考えます。
大学受験の英語で失敗しやすい注意点
⚠️ この章のポイント
努力の量は十分なのに点数が上がらない場合、勉強の「やり方」に原因があることが少なくありません。ここでは、指導の中で特によく見かける失敗パターンを紹介します。
よくある失敗パターン
❌ 伸び悩む勉強のしかた
- 土台がないまま長文問題集から始める:分からない単語・構文が多すぎて復習が追いつかない
- 参考書を次々に買い替える:どの本も中途半端になり、知識が定着しない
- リスニングを直前まで放置する:耳は短期間では慣れにくく、直前期に焦ることになる
- 記述答案を自己採点だけで済ませる:英作文・和訳の減点ポイントに自分で気づくのは難しい
英検など外部試験の利用は募集要項で必ず確認する
❗ 外部試験の注意点
英検などの外部試験のスコアを、出願資格・得点換算・加点として利用する大学はあります。ただし、利用の有無や必要なスコアは大学・学部・年度によって異なります。「英検を持っていれば有利」と一般化せず、志望校の最新の募集要項で確認してください。一例として、慶應義塾大学文学部の扱いは文学部の入試科目と英検利用の解説にまとめています。
この勉強法が合わない可能性がある人
🔺 別の進め方を検討したいケース
- すでに英検準1級レベル以上の力があり、志望校の過去問で合格点が取れている人
- 中学英語(be動詞・一般動詞・基本時制)に不安がある人:まず中学範囲の復習から始める
- 推薦・総合型選抜が中心で、筆記試験の比重が小さい人
📝 ご注意
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
英語の勉強に塾・映像授業を使うかの選び方
🔰 この章のポイント
独学で進めるか、塾や映像授業を使うかは「何が足りないか」で決めるのが合理的です。それぞれの向き・不向きを整理します。
独学・映像授業・個別指導・予備校の比較
⚖️ 学習スタイル別の比較
| スタイル | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 独学(参考書) | 計画を自分で立てて守れる人 | 記述答案の添削が受けられない |
| 映像授業 | 費用を抑えて体系的な講義を受けたい人 | 見るだけで終わりやすい |
| 個別指導・家庭教師 | 弱点や進度に合わせてほしい人 | 講師の質に差が出やすく、費用は高め |
| 予備校(集団) | 難関大向けの講義とペースメーカーが欲しい人 | 授業の復習時間を確保する必要がある |
塾・予備校の費用感は大学受験の塾費用の相場で解説しています。
スタサプなど映像授業を英語に使うときのポイント
💡 映像授業の位置づけ
英語の映像授業は、文法や英文解釈など「理屈を一度きちんと理解したい」単元と相性が良いと考えます。一方で、単語の暗記や音読は自分でやるしかなく、映像を見ただけでは点数は上がりません。
実際の講座の評価はスタサプ大学受験講座の口コミ・評判にまとめています。
映像授業だけで受験を乗り切れるかについては、スタサプだけで大学受験は可能かの検証で詳しく書いています。
大学受験の英語に関するよくある質問
❓ この章のポイント
受験生や保護者の方からよく受ける質問に、一問一答でお答えします。
大学受験の英語はいつから始めればいいですか?
❓ Q&A
A. 理想は高1・高2のうちに単語と文法の土台を作ることです。高3からでも間に合わないわけではありませんが、春から夏までに単語・文法・英文解釈を終える必要があり、他教科との時間配分が厳しくなります。
英単語は何語覚えれば大学受験に足りますか?
❓ Q&A
A. 大学受験用の代表的な単語帳は見出し語1,900〜2,000語前後のものが中心で、まず1冊を完璧にすることが現実的な目標です。難関大を目指す場合は、熟語や多義語、上級単語帳で上積みします。
共通テストのリスニングはどう対策すればいいですか?
❓ Q&A
A. 2026年度はリスニングの平均点が前年より下がりました。毎日短時間でも音声に触れ、スクリプトを見ながらの音読とシャドーイングで「聞いて意味が取れる語彙」を増やすのが基本です。1回しか読まれない問題を想定した演習も欠かせません。
英検は大学受験で役に立ちますか?
❓ Q&A
A. 英検などの外部試験のスコアを出願資格・得点換算・加点に利用する大学はあります。ただし利用の有無や条件は大学・学部・年度で異なるため、必ず志望校の募集要項で確認してください。
大学受験の英語は独学でも合格できますか?
❓ Q&A
A. 参考書と映像授業が充実した現在は、独学で合格する人もいます。ただし英作文や和訳の添削は自分では難しいため、国公立二次や記述式の私大を受ける場合は、学校の先生や塾など第三者に答案を見てもらう仕組みを用意することをおすすめします。
まとめ:大学受験の英語は正しい順番で土台から積み上げる
🎯 この記事のまとめ
- 英語は「単語→文法→英文解釈→長文→過去問」の順番で積み上げる
- 高3の夏までに土台を終え、秋から過去問・実戦演習に入るのが目安
- 2026年度共通テストはリーディング上昇・リスニング低下。どちらも手を抜かない
- 伸びる生徒は「解いた量」より「復習して自分のものにした英文の量」が多い
- 外部試験の利用や配点は、必ず志望校の募集要項で確認する
✅ この勉強法が向いている人
- 何から手をつければよいか分からない人
- 長文を解いても点数が安定しない人
- 高1・高2から計画的に準備したい人
❌ 別の進め方が合う可能性がある人
- すでに志望校の過去問で合格点が取れている人
- 中学英語の基礎に大きな不安がある人
- 推薦・総合型選抜が中心の人
🧭 次の一歩
まずは今使っている単語帳を開き、ランダムに20語テストしてみてください。即答できない語が多ければ、長文より先に単語へ戻るサインです。自分に合う学習環境を探したい方は、学習塾・家庭教師のおすすめ比較も参考にしてください。
🎓 著者プロフィール
📝 調査概要
- 調査対象:大学入学共通テスト英語の試験構成・平均点、大学受験英語の一般的な学習法
- 調査方法:公的機関・報道機関の公開情報の調査/著者の指導経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年10月17日
- 情報の限界:平均点は2025・2026年度の2年分のみの比較です。各大学の個別試験の配点・外部試験の利用条件は大学ごとに異なるため個別には調査していません。学習法は受験生としての体験談ではなく、著者の指導経験に基づく見解です。
- 利益相反の有無:なし(特定の塾・教材からの報酬は受け取っていません)
📚 参考文献・引用元
- 独立行政法人 大学入試センター(参照日:2026年10月17日)
- 東進「2026年度 大学入学共通テスト 平均点一覧」(参照日:2026年10月17日)
- リセマム「共通テスト2026 最終平均点」(2026年2月5日)(参照日:2026年10月17日)
公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。


