当サイトはプロモーションを含みます。一部の記事にアフィリエイト広告を掲載し、全ページにGoogleアドセンス広告を掲載しております。

中学受験の語彙力を伸ばす本おすすめ6選|元塾講師が使い方も解説

インフォグラフィック
📝 広告掲載について

本記事にはアフィリエイト広告を掲載していません。当サイトは記事によってアフィリエイト広告を掲載することがありますが、その場合も記事の内容・評価の公正性が損なわれることはなく、メリット・デメリットの双方を公正に情報提供しています。PR表記の考え方は消費者庁・景品表示法のページに準拠しています。

🎓 この記事を書いた人
著者kouのプロフィール画像

kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)
指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。プロフィール/運営理念
公開日:2026年10月16日/最終更新日:2026年10月16日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:中学受験の語彙力の本は「学年」と「目的(基礎固め/入試頻出語の網羅/難関対策)」で1冊に絞り、1日10分・3周で回すのが最も効率的です。何冊も買い足すより、1冊を「意味が言える」から「文中で使える」状態まで仕上げるほうが、読解と記述の得点に直結します。

🔍 こんな疑問が解決します

「語彙の本、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「買ったけれど子どもが続かない」――中学受験の国語で、保護者の方からとても多い悩みです。この記事を読むと、次のことがわかります。

  • 中学受験で問われる「語彙力」の正体と、語彙不足が失点につながる場面
  • 失敗しない語彙の本の選び方と、学年・目的別のおすすめ6冊
  • 本を「やりっぱなし」にしない1日10分の回し方
  • 本だけでは伸びにくいケースと、その場合の対処法
💬 筆者の立場とお伝えできる範囲

私は中学生時代に早稲田アカデミーで受験勉強をし、大学在学中には同じ早稲田アカデミーで講師として多くの受験生を指導してきました。現在もプロ家庭教師として中学受験生の国語を見ています。本記事で紹介する書籍の価格・発売日・対象学年は、出版社・書店の公開書誌情報の範囲内でお伝えし、使い方や向き不向きは指導経験に基づく私の見解として区別して記載します。特定の出版社・塾とのタイアップや金銭的な関係はありません。

中学受験で語彙力が問われる理由と「語彙力」の正体

📌 この章のポイント

お子さんの国語の答案で、「本文は読めているはずなのに設問で外す」ことはありませんか。その原因の多くは、文章読解の技術以前に、語彙の不足にあります。この章では、中学受験でいう語彙力の中身と、なぜ得点を左右するのかを整理します。

中学受験でいう語彙力とは?

📋 語彙力の定義

中学受験でいう語彙力とは、言葉の意味を知っている「理解語彙」と、それを文中で正しく使える「使用語彙」の両方を備え、入試の文章・設問・記述で使いこなせる力のことです。具体的には次の3層に分けて考えると整理しやすくなります。

層内容の例入試での現れ方
知識語彙慣用句・ことわざ・四字熟語・対義語・類義語語句の独立問題、選択肢の言いかえ
読解語彙「抽象」「普遍」「矛盾」「皮肉」など説明文・物語文の鍵語文意の把握、心情・主張の読み取り
表現語彙気持ちや理由を言い表す言葉(「やるせない」「後ろめたい」など)記述問題での言いかえ・要約

語彙不足が失点につながる3つの場面

✏️ 講師時代に見てきた失点のパターン

早稲田アカデミーで国語を含む指導をしていた頃、語彙で失点する子には共通する3つの場面がありました。

  1. 選択肢の言いかえに気づけない:本文の「胸がつまる」が選択肢で「強い感動で言葉が出ない」と言いかえられていると、同じ内容だと判断できません。
  2. 設問文そのものを誤読する:「筆者の考えと合致しないもの」「端的に説明しなさい」などの指示語を読み違え、解けているのに点を落とします。
  3. 記述で気持ちを言語化できない:主人公の心情が「わかっている」のに、「悲しい」「うれしい」しか手持ちの言葉がないため、採点基準の語に届きません。

特に3つ目は、算数が得意で国語だけ伸び悩む子に多い印象です。読解の解き方を教える前に、語彙の手持ちを増やすだけで答案が変わる子を何人も見てきました。

学習指導要領でも語彙指導が重視されている

📊 公的な位置づけ

語彙の重要性は受験業界だけの主張ではありません。文部科学省の平成29年告示の小学校学習指導要領では、国語科の改訂の要点として語彙指導の改善・充実が掲げられています。私立中学の入試問題も学校教育の延長線上で作られるため、語彙を体系的に増やす学習は、受験対策と学校の学びの両方に役立つと考えます。

中学受験の語彙力の本を選ぶ基準

📌 この章のポイント

書店の学習参考書コーナーには語彙の本が何十冊も並んでいます。「評判がいいから」で選ぶと、お子さんのレベルや目的と合わずに途中で止まりがちです。ここでは、私が家庭教師として教材を選ぶときの基準をそのままお伝えします。

失敗しない選び方4つ

🔍 語彙の本を選ぶ4つの基準
  1. 目的で選ぶ:基礎固め/入試頻出語の網羅/難関校対策のどれかに絞る
  2. 今の正答率で選ぶ:最初のページを解いて7〜8割正解できる難度が適正
  3. 形式で選ぶ:書き込み式の問題集か、読んで覚える読み物型か
  4. 例文の質で選ぶ:意味だけでなく「文中での使い方」が載っているか
💡 プロ家庭教師が一番重視する基準

4つのうち、私が最も重視するのは2番目の「今の正答率」です。難しすぎる本は、保護者の方が「これくらいできないと」と感じて選びがちですが、正答率が5割を切ると子どもは1週間ほどで手が止まります。逆に簡単すぎると「知っている」という安心で終わります。書店で最初の見開きを実際に解かせてみて、少し迷いながら7〜8割取れる本を選んでください。書店に行けない場合は、出版社サイトや通販の試し読み・目次で、収録語のうちお子さんが説明できない語が2〜3割程度かを目安にすると判断しやすくなります。

問題集型・読み物型・辞典型の違い

🆚 語彙の本の3タイプ比較
タイプ特徴向いている子弱点
問題集型書き込みながら意味・用法を確認する手を動かすと集中できる子解きっぱなしで復習が抜けやすい
読み物型例文・解説を読んで覚える読書が好きな子覚えたかどうかの確認がしにくい
辞典型わからない語を調べて使う自分で調べる習慣がある子網羅的な学習には不向き

メインの1冊は問題集型、辞典型は補助、という組み合わせが中学受験では扱いやすいと考えます。

なお、漢字の本は書き取り・読みの練習が中心で、語彙の本(意味と使い方)とは役割が異なります。漢字の本で語彙を代用するのではなく、塾の漢字教材とは別枠で考えるのがよいと私は考えています。

学年別に取り組みたい語彙の目安

📋 学年別の取り組み方
学年優先すること本の役割
小1〜3読書・会話で言葉に触れる量を増やす言いかえ・対比など「言葉の仕組み」に慣れる
小4〜5塾の文章に出てくる読解語彙・知識語彙主力の1冊を3周して定着させる
小6過去問で出た語・頻出分野の総点検誤答の確認と難関校向けの上積み

※学年はあくまで目安です。お子さんの読書量や塾のカリキュラムによって前後します。

中学受験の語彙力におすすめの本6選

📌 この章のポイント

ここからは、学年と目的の組み合わせごとに2冊ずつ、計6冊を紹介します。いずれも書店で継続的に流通している本から選び、書誌情報は出版社・書店サイトで確認できた範囲で記載しています。

おすすめ6冊の一覧と対象学年

📊 おすすめ6冊の比較表
書名著者・出版社価格(税込)目安学年目的
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック]福嶋隆史/大和出版1,650円小1〜3基礎固め
小学3年生から始める!こども語彙力1200齋藤孝/KADOKAWA1,760円小3〜基礎固め
ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集〔小学生版〕福嶋隆史/大和出版確認できませんでした小4〜読解語彙
小学生の語彙力アップ基礎練習ドリル1200 新装版学習国語研究会(まなぶっく)確認できませんでした小4〜知識語彙の網羅
言葉力1200 中学入試学研・中学受験専門塾アクセス国語指導室2,200円小5〜入試頻出語の網羅
中学受験国語の必須語彙ドリル B・C(標準・ハイレベル)井上秀和/エール出版社1,870円小5〜6難関校対策
📝 価格・学年について

本記事の価格情報はあくまで目安です。実際の価格は各出版社・書店の公式サイトでご確認ください。記事掲載時点(2026年10月16日)の情報であり、変更の可能性があります。目安学年は出版社の対象表記がある本はそれに従い、それ以外は筆者の指導経験に基づく目安です。

📊 6冊のポジションマップ(対象学年×難度)
小1小2小3小4小5小6 対象学年(目安)→ 基礎標準難関 難度 → ふくしま式 国語力ベーシック こども語彙力1200 ふくしま式 本当の語彙力 語彙力アップ基礎練習ドリル1200 言葉力1200 必須語彙ドリルB・C

出典:対象学年は出版社・書店の書誌情報(ふくしま式ベーシックは主な対象小1〜3年、こども語彙力1200は書名の「小学3年生から」)、それ以外の学年と難度は筆者の指導経験に基づく評価(2026年10月16日時点)。

低学年〜小3から始める基礎の2冊

📋 ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック]

福嶋隆史さん著、大和出版から2017年2月に刊行された問題集です。書店の書誌情報では主な対象は小学1〜3年生とされ、「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」の3つを柱に、言いかえ・対比・因果関係を整理する問題で構成されています。

厳密には「語彙の本」ではありませんが、言葉を別の言葉に置きかえる練習は、中学受験の選択肢問題で求められる力そのものです。語彙を増やす前段階として、低学年のうちに取り組む価値があります。

📋 小学3年生から始める!こども語彙力1200

齋藤孝さん著、KADOKAWAから2018年3月に刊行。小学校卒業までに覚えておきたい言葉をテスト形式で学べる本で、出版社の紹介でも中学受験を見据えた語彙力アップがうたわれています。動詞・慣用句・外来語・二字熟語・三字熟語・擬態語と分野ごとに分かれているため、苦手な分野だけを拾って使えるのが便利です。

💬 この2冊の使い分け

小1〜2なら国語力ベーシック、小3で塾通いを始める前後ならこども語彙力1200、というのが私のおすすめの順番です。低学年で語彙の暗記を詰め込みすぎると国語自体が嫌いになりやすいので、この時期は「言葉で遊ぶ」くらいの温度感で十分だと考えています。狙いは、塾の国語の文章が長く抽象的になる小4までに、「つまり」「たとえば」「反対に」で言葉を言いかえる型を持たせておくことです。この型があると、小4以降に覚える語が点ではなく線でつながり、定着の速さが変わります。

小4〜5の主力になる2冊

📋 ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集〔小学生版〕

同じく福嶋隆史さん著・大和出版の語彙問題集で、ベーシック版と同じ「ふくしま式」シリーズの一冊です。収録語や章立ての詳細は公式情報の範囲では確認できなかったため、ここではシリーズに共通する「言いかえ・対比」で言葉を整理する考え方に基づく私の見立てとしてお伝えします。説明文の読解語彙を、似た言葉・反対の言葉と結びつけて整理したい小4〜5の候補になると考えます。購入前に目次で収録範囲をご確認ください。

※発売日・現行価格は公式情報を確認できなかったため、購入時に出版社サイトまたは書店でご確認ください。

📋 小学生の語彙力アップ基礎練習ドリル1200 新装版

学習国語研究会著、「まなぶっく」シリーズの新装版ドリルです。書名の通り1,200語規模の言葉を練習問題で扱うドリルです。収録分野の内訳は公式情報で確認できなかったため、知識語彙を量で確認したい場合の候補として、目次で慣用句・ことわざ・四字熟語などの扱いを確かめてから選ぶことをおすすめします。

※価格・刊行日は公式情報を確認できなかったため記載していません。

💬 小4〜5はどちらを選ぶべきか

私がこの2冊から選ぶときは、冒頭の3層表のどこで失点しているかを見ます。本文は読めているのに選択肢の言いかえで外す子は「読解語彙」型のふくしま式、塾の語句テストや知識問題で点を落とす子は「知識語彙」型のドリルです。テストの答案を1回分並べて、語句問題と読解問題のどちらで×が多いかを数えるだけで、ほぼ判断できます。両方弱い場合は、配点の大きい読解につながる前者を先にするのが私のおすすめです。

小5〜6・難関校志望向けの2冊

📋 言葉力1200 中学入試

学研と中学受験専門塾アクセス国語指導室による一冊で、厳選した1,200の言葉を収録しています。価格は2,200円(税込)。絵本ナビの書誌情報では2007年4月発売と長く読まれている本で、入試に出る語を1冊で通して確認したい小5〜6に向いています。

※刊行から年数が経っているため、購入時は書店で最新の版・刷りであるかをご確認ください。

📋 中学受験国語の必須語彙ドリル B・C(標準・ハイレベル)

井上秀和さん著、エール出版社から2022年6月刊行、1,870円(税込)・248ページ。書誌情報では中学入試中級以上、難関上位校をめざす人向けとされています。基礎語彙はすでに固まっていて、上位校の説明文に出る抽象語で差をつけたい子向けの上積み用です。

⚠️ 難関向けの本を早く使いすぎない

上位クラスを目指すご家庭ほど、最初から難関向けの本を選びがちです。しかし基礎語彙に穴がある状態で使うと、知らない語の量に圧倒されて続きません。小5の時点で基礎の本の正答率が9割に届いていないなら、まずはそちらを仕上げることをおすすめします。

元塾講師が教える語彙力の本の使い方

📌 この章のポイント

語彙の本は「買って満足」が最も起きやすい教材です。ここでは、私が家庭教師として実際にご家庭にお伝えしている回し方を紹介します。今日から始められる内容です。

1日10分・3周で回す手順

🔰 語彙の本を定着させる3ステップ
① 1周目:解いて「×」と「△」に印をつける
1日10分、2〜4ページを目安に進めます。自信がなかった問題は正解でも△を付けます。
② 2周目:印の付いた問題だけ解き直す
1周目が終わったら×と△だけを解き直し、例文を声に出して読みます。
③ 3周目:その言葉を使って短文を作る
まだ残った語は、自分で一文を作ります。保護者の方は文の正しさだけ確認してください。
💬 3周目の「短文づくり」を重視する理由

意味を選ぶ問題で正解できても、記述で使えなければ入試の得点にはつながりません。私の指導では、3周目の短文づくりで初めて「後ろめたい」を使えるようになった子が、その週の記述で自然にその語を書いてきたことがよくあります。理解語彙を使用語彙へ移す最後のひと押しが、この短文づくりだと考えています。

家庭でできる「言いかえ」の声かけ

✅ 今日からできる声かけの例
  • 子どもが「やばい」「すごい」と言ったら、「どんなふうに?」と別の言葉を引き出す
  • ニュースや会話で出てきた語を「それってどういう意味だと思う?」と聞く
  • 本で覚えた語を、夕食の会話で保護者の方があえて使ってみる

本の中だけで覚えた語は忘れやすいものです。生活の中で一度でも使うと、記憶への残り方が大きく変わります。

読書は語彙の本の代わりになるか

💡 読書と語彙の本は役割が違う

読書は、言葉が実際の文脈でどう使われるかを大量に浴びられる点で、語彙の本にはない価値があります。一方で、好きな本ばかり読む子は語彙の分野が偏りやすく、慣用句・四字熟語・対義語といった入試の定番を網羅するのは難しいのが実情です。読書で「量」、語彙の本で「網羅」と役割を分けて考えてください。

📚 学習全体の中での位置づけ

語彙は国語の一部であり、算数・理社を含めた学習計画の中で時間を確保する必要があります。学年ごとにどの時期に何を優先するかは、学年別に全手順をまとめた中学受験ロードマップで整理しています。

1日の時間配分に迷う場合は、学年別の勉強時間の目安もあわせて確認してみてください。

語彙力の本を使うときの注意点と向いていない子

📌 この章のポイント

語彙の本は万能ではありません。ここでは、本だけでは成果が出にくいケースと、その場合の対処法を正直にお伝えします。

本だけでは伸びにくい3つのケース

❌ 語彙の本の限界
  • 文章を最後まで読み切る体力がない:語彙以前に、長文に集中できないことが失点の原因になっている
  • 設問の解き方に型がない:言葉は知っていても、根拠を本文から探す手順が身についていない
  • 一人で回せない:丸つけと解き直しの管理を誰もしておらず、1周目で止まっている
🔍 その場合の対処法

読解の手順が課題なら、塾や映像授業で解き方を学ぶほうが近道です。費用を抑えて小学生の国語を補強したい場合は、スタサプで中学受験にどこまで対応できるかを検証した記事が参考になります。小学生の講座の使い勝手はスタサプ小学講座の利用者の声で詳しくまとめています。

学習管理まで含めて任せたいなら、中学受験で家庭教師を選ぶ基準と費用も比較材料にしてください。

語彙の本が向いている子・向いていない子

⚖️ 向き不向きの比較
向いている子向いていない子
本文は読めるのに選択肢・記述で外す長文を最後まで読み切れない
短時間の反復作業を続けられる丸つけ・解き直しを一人で管理できない
塾の語句テストで取りこぼしが多い塾の語句教材をすでに回しきれていない

向いていない側に当てはまっても、語彙の本が無駄になるわけではありません。先に読解の手順や学習管理の課題を解消してから取り組むと効果が出やすくなります。

塾の教材と重複させない

⚠️ 買い足す前に確認したいこと

大手塾の多くは、国語のテキストや別冊に語句・知識の単元を持っています。それを回しきれていないうちに市販の本を足すと、量だけが増えてどちらも中途半端になります。市販の本は「塾の教材で取りこぼした分野を補う1冊」と位置づけるのが基本です。

📝 ご注意

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

中学受験の語彙力の本に関するよくある質問

📌 この章のポイント

保護者の方からよくいただく質問に、指導経験をふまえてお答えします。

中学受験の語彙力対策は何年生から始めればよいですか?

❓ Q&A

A. 目安は小学3〜4年生です。塾の国語の文章が急に長く抽象的になる時期の前に、基礎語彙の本を1冊始めておくと読解の土台になります。低学年は読書と会話で言葉に触れる量を増やすことを優先してください。

語彙力の本は何冊くらいやればよいですか?

❓ Q&A

A. 基本は1冊を3周です。複数の本に手を広げると、どれも定着しないまま終わりがちです。1冊を終えて正答率が9割前後に達してから、次の難度の本へ進むのがおすすめです。

読書だけで中学受験に必要な語彙は身につきますか?

❓ Q&A

A. 読書は語彙に触れる量を増やす点で有効ですが、慣用句や四字熟語、対義語など入試で問われやすい語を網羅的に押さえるには不十分なことが多いです。読書と語彙の本は役割が違うため、併用をおすすめします。

塾のテキストがあれば語彙の本は不要ですか?

❓ Q&A

A. 塾の語句教材を毎週きちんと回せているなら、新たに買う必要はありません。テキストの語句分野で取りこぼしが多い、意味は言えるのに文中で使えないといった場合に、目的に合う本を1冊足すのが効果的です。

6年生の秋からでも語彙力の本は間に合いますか?

❓ Q&A

A. 全範囲の網羅は難しいですが、過去問で間違えた語や、慣用句・ことわざなど頻出分野に絞れば得点改善は十分に狙えます。新しい本を何冊も買うより、手元の教材と過去問の誤答を優先してください。過去問の進め方は過去問の解き方と復習法で解説しています。

まとめ:中学受験の語彙力を伸ばす本は学年と目的で1冊に絞る

🎯 この記事のまとめ
  • 中学受験の語彙力は「知識語彙・読解語彙・表現語彙」の3層で考える
  • 本は目的と今の正答率(7〜8割)で選び、1冊を1日10分・3周で仕上げる
  • 3周目の短文づくりで「知っている語」を「使える語」に変える
  • 読書は「量」、語彙の本は「網羅」と役割を分けて併用する
  • 読解の手順や学習管理が課題なら、本より先にそちらを解決する
✅ 語彙の本が効果を発揮しやすいご家庭
  • 本文は読めているのに、選択肢や記述で点を落としている
  • 1日10分の反復を、保護者の方が丸つけで支えられる
  • 塾の語句教材の取りこぼしを補いたい
❌ 先に別の対策を検討したいご家庭
  • 長文を最後まで読み切れず、時間切れが多い
  • 塾の教材すら回しきれていない
  • 学習の管理を家庭で担う余裕がない
🧭 次の一歩

まずは書店でお子さんに候補の本の最初の見開きを解かせ、7〜8割取れる1冊を選んでください。家庭学習だけで国語の補強が難しいと感じたら、学習塾・家庭教師のおすすめ比較で外部の力を借りる選択肢も検討してみてください。

🎓 著者プロフィール
著者kouのプロフィール画像

kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)

指導歴10年超。中学生時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスの教育系Webライター・プロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のお子さんの指導経験があります。

この記事を書く資格がある理由:自身が大手進学塾で受験を経験し、講師として指導する側にも立ち、現在も家庭教師として中学受験生の国語を見ているため、教材が「家庭で実際に回るかどうか」を当事者として判断できます。

プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ

📝 調査概要
  • 調査対象:中学受験向けの語彙学習書籍6冊
  • 調査方法:出版社・書店サイトの書誌情報調査/文献調査/著者の指導経験に基づく知見
  • 調査実施日:2026年10月16日
  • 情報の限界:「ふくしま式『本当の語彙力』が身につく問題集〔小学生版〕」「小学生の語彙力アップ基礎練習ドリル1200 新装版」の現行価格・刊行日は公式情報で確認できませんでした。各書籍の目安学年・難度の一部は筆者の評価であり、すべてのお子さんに当てはまるものではありません。各書籍の改訂・版の変更により内容が異なる場合があります。
  • 利益相反の有無:なし(紹介書籍の出版社・著者との金銭的関係、アフィリエイト報酬はありません)
🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月16日/最終更新日:2026年10月16日
※情報変更があった場合は随時更新します。