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法学部の偏差値を河合塾で比較|国公立・私立25大学の一覧と見方

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾高校・慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在は大学受験・高校受験・中学受験を個別に指導しています。
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公開日:2026年10月10日/最終更新日:2026年10月10日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:河合塾の法学部偏差値は、東大文一・京大・早稲田・慶應(法律)の67.5を頂点に、国公立の難関大が60.0〜67.5、MARCHが57.5〜62.5、日東駒専が47.5〜55.0の帯に分布しています(2027年度入試用・2026年9月時点の予想)。

ただし数字は「合格可能性50%の帯の下限」で、同じ大学でも方式・学科によって5.0ポイントずれる例もあります。偏差値を1つの数字として覚えるのではなく、自分が受ける方式の数値で読むことが大切です。

📋 この記事でわかること

「法学部に行きたいけれど、河合塾の偏差値で見るとどこが現実的なのか」「大学ごとに数字がいくつも出てきて、どれを信じればいいのか」。こうした迷いを抱えた受験生・保護者の方は多いと思います。

  • 河合塾の偏差値(ボーダーライン)が何を意味しているか
  • 国公立・私立25大学の法学部の偏差値と共通テスト得点率
  • 同じ大学なのに方式で偏差値が変わる理由
  • 偏差値で法学部を選ぶときの落とし穴と、志望校判断への使い方

読み終えるころには、全統模試の成績表を手に「自分はどの帯の法学部を本命・併願にすべきか」を自分で判断できるようになるはずです。

💬 この記事の立ち位置

私は10年以上、大学受験を含む受験指導に携わってきました。模試の判定表を前に「この数字は何を表しているのか」を生徒と一緒に読み解くのは、指導の中でも特に時間を割いてきた部分です。

一方で、本記事の偏差値データは河合塾のKei-Netなどで公表された情報を2026年10月10日に確認したもので、私が独自に集計した数字ではありません。特定の大学・塾との利害関係もありません。

  1. 河合塾の法学部偏差値とは?まず押さえたい3つの前提
    1. 河合塾の偏差値とは「合格可能性50%」のボーダーライン
    2. 偏差値は2.5刻みの「帯」で、表示されるのは下限の数字
    3. 2027年度入試用データの公表時期と更新のタイミング
  2. 法学部の偏差値一覧【河合塾・2027年度入試用】
    1. 国公立大学法学部の偏差値と共通テスト得点率
    2. 早慶・MARCH・学習院の法学部偏差値
    3. 関関同立・日東駒専の法学部偏差値
  3. 同じ大学でも偏差値が違う理由|方式・学科・日程の差
    1. 方式別ランクと学部学科ランクの違い
    2. 方式によって偏差値が変わる具体例
    3. 法律学科と政治学科、偏差値が高いのはどっち?
  4. 元塾講師が見る、法学部偏差値の読み違いポイント
    1. 他社模試の偏差値と並べて比べてしまう
    2. 偏差値が同じなら入試の中身も同じだと考えてしまう
    3. 共通テスト得点率を大学間で横並びに比べてしまう
  5. 偏差値で法学部を選ぶときの注意点
    1. 偏差値は予想値で、入試本番までに動く
    2. 法学部でも学科によって学ぶ内容が大きく違う
    3. 偏差値だけで決めると起きやすい失敗
  6. 志望校判断に偏差値を活かす3ステップ
    1. 全統模試の偏差値とボーダーを方式単位で照らし合わせる
    2. 模試判定・バンザイシステムとの使い分け
    3. ボーダーとの差を埋める勉強法の選び方
  7. 法学部の偏差値に関するよくある質問
    1. 河合塾の偏差値は、駿台や東進の偏差値と比べてよいですか?
    2. 河合塾の偏差値で、法学部の最上位はどこですか?
    3. 全統模試で偏差値55前後なら、どの法学部が目安になりますか?
    4. 河合塾の偏差値(ボーダーライン)はいつ更新されますか?
    5. 法律学科と政治学科では、どちらの偏差値が高いですか?
    6. 法学部に入らないと弁護士にはなれませんか?
  8. まとめ:法学部の偏差値は河合塾の数値を「方式単位」で読む

河合塾の法学部偏差値とは?まず押さえたい3つの前提

📌 この章のポイント

「早稲田法は67.5」と聞いて、それを「67.5取れば受かる」と読んでいませんか?実は河合塾の偏差値は合格ラインではなく、合否が五分五分になる帯を示した予想値です。一覧を見る前に、数字の正体を3つの前提で整理します。

河合塾の偏差値とは「合格可能性50%」のボーダーライン

🔰 ボーダーラインの定義

河合塾の偏差値(ボーダー偏差値)とは、河合塾の全統模試の偏差値で示した「合格可能性が50%で分かれるライン」のことです。前年の入試結果と全統模試のデータをもとに、大学・学部・方式ごとに予想されています。

共通テストを使う方式では偏差値の代わりに「ボーダー得点率」が示され、これは各大学の科目・配点に合わせて換算した共通テストの得点率です。

偏差値は2.5刻みの「帯」で、表示されるのは下限の数字

🔢 偏差値帯のしくみ

表示実際の範囲
72.572.5以上
67.567.5〜69.9
65.065.0〜67.4
60.060.0〜62.4
35.037.4以下(便宜上の表示)
BF不合格者が少なくボーダーを設定できない

帯は2.5刻みの16区分で、表示される数字は帯の下限です。

💡 ここが読み違えやすいポイント

「東大文一も早稲田法も67.5だから同じ難しさ」とは言えません。どちらも67.5〜69.9という幅のどこかに入っているというだけで、帯の中の位置までは公表されていないからです。

逆に、65.0と67.5の大学は「2.5差」に見えても、実際の差は0.1かもしれませんし4.9かもしれません。私が生徒と一覧表を見るときは、隣り合う帯は「ほぼ同格」として扱うよう伝えています。

2027年度入試用データの公表時期と更新のタイミング

📊 本記事で使うデータ

  • 出典:河合塾 Kei-Net「入試難易予想ランキング表」と各大学のボーダーページ
  • 対象:2027年度入試用(2026年9月現在の予想)
  • ランキング表の更新日:2026年9月7日
  • 共通テスト実施後は、共通テストリサーチの集計をもとに再設定されると案内されています

河合塾の資料そのものの見方は入試難易予想ランキング表の読み方で詳しく解説しています。

法学部の偏差値一覧【河合塾・2027年度入試用】

📌 この章のポイント

ここからは国公立9大学・私立16大学の法学部を、河合塾の数値で並べます。私立は方式によって数字が割れるため、範囲(最低〜最高)で示しています。まずは全体の分布を図でつかんでから、表で細部を確認してください。

国公立大学法学部の偏差値と共通テスト得点率

🏢 国公立大学(前期日程)

大学学部・学科偏差値共テ得点率
東京大学文科一類67.586%
京都大学法67.584%
一橋大学法・法律65.083%
大阪大学法・法65.082%
大阪大学法・国際公共政策65.081%
神戸大学法・法律62.580%
名古屋大学法・法律政治60.078%
九州大学法60.077%
北海道大学法・法学60.077%
東北大学法・法60.077%

出典:河合塾Kei-Net各大学ボーダーページ(北海道大学・東北大学は河合塾提供データを掲載する旺文社パスナビ)/2027年度入試用/2026年10月10日参照

💡 国公立は「偏差値+得点率」の二段構え

国公立の前期は、共通テストと個別試験の両方で合否が決まります。表の偏差値は個別試験側、得点率は共通テスト側の目安です。

たとえば名古屋大学と九州大学はどちらも偏差値60.0ですが、得点率は78%と77%。個別試験が得意で共通テストに不安がある生徒なら、得点率の要求が低い大学から検討する、という組み立てができます。片方の数字だけで志望校を決めないことが、国公立志望で一番大切だと私は考えています。

もう一つ見落とされやすいのが後期日程です。九州大学(前期77%→後期83%)、北海道大学(77%→82%)、神戸大学(80%→85%)のように、後期は前期より5〜6ポイント高い得点率が求められています。「前期がダメでも後期で」と考えるなら、共通テストでその水準を超えておく必要があります。

早慶・MARCH・学習院の法学部偏差値

⚖️ 早慶・MARCH・学習院

大学学部・学科偏差値共テ得点率
早稲田大学法67.590%
慶應義塾大学法・法律67.5-
慶應義塾大学法・政治65.0-
中央大学法・法律60.0〜62.584〜88%
明治大学法・法律60.0〜62.580〜85%
立教大学法・法60.078〜83%
青山学院大学法・法60.077〜82%
学習院大学法・法60.081%
法政大学法・法律57.5〜60.073〜82%

出典:河合塾Kei-Net各大学ボーダーページ/2027年度入試用/2026年10月10日参照。「-」は共通テスト利用方式の設定なし。

🔗 大学別にさらに詳しく

慶應法学部の倍率や合格最低点まで含めた分析は慶應義塾大学法学部の偏差値解説、法政大学の他学部との比較は法政大学の河合塾偏差値一覧にまとめています。

関関同立・日東駒専の法学部偏差値

⚖️ 関関同立・日東駒専

大学学部・学科偏差値共テ得点率
同志社大学法・法律/政治60.080%
関西大学法・法学政治57.5〜60.070〜75%
立命館大学法・法55.0〜57.576〜84%
関西学院大学法・法律55.074〜83%
日本大学法・法律50.0〜55.071%
東洋大学法・法律50.0〜55.077〜85%
駒澤大学法(フレックスA)・法律50.0〜52.572%
専修大学法・法律47.5〜52.576〜81%

出典:河合塾Kei-Net各大学ボーダーページ/2027年度入試用/2026年10月10日参照

📊 図で見る:法学部の偏差値帯の分布

法学部のボーダー偏差値帯(河合塾・2027年度入試用)法学部のボーダー偏差値帯(河合塾・2027年度入試用)棒の長さ=方式・日程によって取りうる偏差値帯の幅(各帯は下限〜下限+2.4)47.552.557.562.567.5東京大学 文科一類京都大学 法早稲田大学 法慶應義塾大学 法・法律一橋大学 法・法律大阪大学 法・法慶應義塾大学 法・政治神戸大学 法・法律中央大学 法・法律明治大学 法・法律名古屋大学 法九州大学 法立教大学 法・法青山学院大学 法・法学習院大学 法・法同志社大学 法法政大学 法・法律関西大学 法・法学政治立命館大学 法・法関西学院大学 法・法律日本大学 法・法律東洋大学 法・法律駒澤大学 法・法律専修大学 法・法律国公立(前期)私立(一般選抜の全方式)出典:河合塾Kei-Net 各大学ボーダーページ(2027年度入試用・2026年10月10日参照)より作成

💡 図から読み取れること

図を見ると、私立の棒は国公立よりも長い傾向があります。これは私立が日程・科目数・外部試験利用などで複数の方式を設けており、方式ごとに偏差値帯が分かれるためです。特に日本大学・東洋大学・専修大学は帯が3つにまたがっています。

裏を返せば、同じ大学でも方式選び次第で必要な偏差値が変わるということ。次の章でその具体例を見ていきます。

📝 数値の取り扱いについて

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。偏差値は2026年9月時点の予想値であり、今後の更新で変わる可能性があります。最新の数値は河合塾Kei-Netの入試難易予想ランキング表でご確認ください。

同じ大学でも偏差値が違う理由|方式・学科・日程の差

📌 この章のポイント

ネットで「明治法は60」「いや62.5」と数字が食い違って見えるのは、どちらかが間違っているからではありません。河合塾は方式・学科ごとに別々のボーダーを出しているからです。数字のズレの正体を3つに分けて説明します。

方式別ランクと学部学科ランクの違い

🆚 河合塾の2種類のランク

種類中身向いている人
方式別ランク日程・方式ごとの予想難易度受験方式を決めつつある高3・既卒生
学部学科ランク学部・学科ごとの大まかな目安志望校を探し始めた高1・高2

たとえば京都大学法学部は、方式別ランク(前期)では67.5ですが、学部学科ランクでは65.0と表示されています。どちらのランクの数字かを確かめずに比べると、2.5のズレを「難易度の差」と誤解してしまいます。

方式によって偏差値が変わる具体例

🔍 方式差の具体例(2027年度入試用)

大学・学科方式偏差値
明治大学 法・法律学部別/全学部統一60.0/62.5
法政大学 法・法律A方式/T日程・英語外部利用57.5/60.0
関西大学 法・法学政治3教科/2教科(英語外部)57.5/60.0
東洋大学 法・法律4教科/3教科/3教科最高得点50.0/52.5/55.0
日本大学 法・法律A方式・N方式(期別)50.0〜55.0

出典:河合塾Kei-Net各大学ボーダーページ/2026年10月10日参照

💡 元塾講師の見立て

表を見ると、関西大学の2教科方式や東洋大学の「3教科最高得点」方式のように、受ける科目が少ない・得意科目が活きる方式ほど、ボーダー偏差値は高めに出る傾向があります。一方、明治大学の学部別と全学部統一はどちらも3教科です。こちらの差は科目数ではなく、併願で受ける受験者層の違いなどから生じていると私は見ています。方式差の理由は1つではないということです。

指導の現場では「偏差値が低い方式=受かりやすい」と考えてしまう生徒が少なくありません。でも実際は、自分の得意・不得意と方式の科目構成が合っているかのほうがずっと大事です。国語が苦手な生徒が国語を含む3教科方式を「偏差値が低いから」と選ぶのは、かえって不利になることがあります。

法律学科と政治学科、偏差値が高いのはどっち?

⚖️ 学科による差

大学法律系政治系
慶應義塾大学67.565.0
学習院大学60.057.5
関西学院大学55.052.5〜55.0
専修大学47.5〜52.550.0〜55.0

法律学科のほうが高い大学が多い一方で、専修大学のように政治学科が上回る例もあります。「法律学科のほうが難しい」と一律には言えないので、学科単位で確認してください。慶應の政治学科については慶應法学部政治学科の偏差値解説で倍率と合わせて分析しています。

元塾講師が見る、法学部偏差値の読み違いポイント

📌 この章のポイント

偏差値一覧は便利ですが、読み方を誤ると志望校選びそのものを誤ります。ここでは、私が受験生や保護者の方と話す中で特によく見かける3つの読み違いを取り上げます。

他社模試の偏差値と並べて比べてしまう

💬 一番多い読み違い

河合塾のボーダー偏差値は、河合塾の全統模試の偏差値と照らし合わせて初めて意味を持つ数字です。偏差値は「その模試を受けた集団の中での位置」なので、受験者層の違う模試の偏差値をそのまま当てはめることはできません。

「駿台の模試で58だったから、河合塾60の法学部はあと少し」といった比べ方は、出発点がずれています。模試ごとの偏差値の違いは河合塾の偏差値がズレて見える理由で掘り下げています。

偏差値が同じなら入試の中身も同じだと考えてしまう

💬 数字に表れない「相性」

同じ67.5でも、東大文一は共通テストと記述中心の二次試験、慶應法は共通テストを使わない独自試験、早稲田法には共通テストを使う方式もあります。偏差値は「受かる確率」を測る物差しであって、「どんな力が問われるか」までは教えてくれません。

私が志望校相談で必ず確認するのは、配点の重い科目と記述・論述の比重です。慶應法学部の配点の内訳は慶應法学部の入試科目と配点で紹介しています。偏差値で候補を絞ったあとは、必ず過去問で相性を確かめてください。

共通テスト得点率を大学間で横並びに比べてしまう

💬 得点率の落とし穴

一覧で東洋大学法学部の得点率(77〜85%)を見て、明治大学(80〜85%)とあまり変わらないと驚いた方もいるかもしれません。ボーダー得点率は各大学の科目・配点に合わせて換算した数字なので、利用する科目数が少ない方式ほど高く出やすくなります。

得点率を比べるときは、「何科目の得点率か」をセットで見るのが鉄則です。共通テスト後の判定の扱い方は共通テストリサーチの判定の見方も参考にしてください。

偏差値で法学部を選ぶときの注意点

📌 この章のポイント

偏差値は志望校選びの入口として役立つ一方、それだけで決めると後悔につながることもあります。数字の限界と、偏差値では見えない部分を正直にお伝えします。

偏差値は予想値で、入試本番までに動く

⚠️ 予想値であることを忘れない

本記事の数値は「2026年9月現在の予想」です。前年の入試結果と模試データから作られているため、志願者数の増減や入試方式の変更があれば、共通テスト後の再設定で変わることがあります。秋の数字は「現時点の目安」と捉え、出願前には最新の数値と各大学の出願状況を必ず確認してください。

法学部でも学科によって学ぶ内容が大きく違う

❗ 名前が似ていても中身は別物

同じ法学部でも、法律学科は法解釈、政治学科は政治学・行政学、国際系の学科は国際法や国際関係が中心になります。大阪大学の「国際公共政策学科」や青山学院大学の「ヒューマンライツ学科」のように、名前から中身を想像しにくい学科もあります。

偏差値が自分の成績に合うからと学科を選ぶと、入学後に「やりたかった勉強と違う」と感じるリスクがあります。各大学の公式サイトでカリキュラムを確かめてから出願先を決めてください。

偏差値だけで決めると起きやすい失敗

❌ 偏差値だけで選んだときの失敗パターン

  • 帯の下限を合格ラインと思い込む:ボーダーは合格可能性50%。届いても半分は不合格になりうる数字です。
  • 併願校がすべて同じ帯に集中する:60.0の大学ばかり受けると、調子を崩した年に全滅しやすくなります。
  • 方式の相性を見ずに出願する:偏差値が低めの方式でも、苦手科目が入っていれば実質的に不利です。
  • 学科の中身を確認しない:入学後のミスマッチは、偏差値では防げません。

志望校判断に偏差値を活かす3ステップ

📌 この章のポイント

では、河合塾の偏差値を実際の志望校判断にどう使えばよいのでしょうか。私が生徒に勧めている順番を3ステップで紹介します。

全統模試の偏差値とボーダーを方式単位で照らし合わせる

🧭 志望校判断の手順

① 全統模試で現在地を測る
河合塾のボーダーと比べるなら、物差しは河合塾の全統模試です。記述型の全統記述模試は私大・国公立二次の目安に使えます。
② 受ける方式のボーダーと比べる
大学全体の数字ではなく、受験予定の方式・学科のボーダー偏差値と比べます。私は、差が±2.5以内なら「勝負圏」と考えるよう生徒に伝えています。
③ 帯をずらして併願を組む
私が勧めているのは、本命の帯・1つ下の帯・2つ下の帯に少なくとも1校ずつ置く組み方です。当日の出来に左右されにくくなります。

模試判定・バンザイシステムとの使い分け

📋 河合塾の判定ツールの役割分担

ツール使う時期わかること
ボーダー偏差値通年大学・方式ごとの難易度の目安
模試の判定模試の結果返却後その時点の自分の合格可能性
共通テストリサーチ・バンザイシステム共通テスト後自己採点に基づく出願判断

A〜E判定の仕組みは河合塾の模試判定システムで解説しています。

ボーダーとの差を埋める勉強法の選び方

🧭 差を埋めるための次の一手

ボーダーに届いていない科目がはっきりしたら、勉強の手段を見直す時期です。苦手科目の基礎を低コストで固めたいなら映像授業、答案の添削や学習管理まで任せたいなら個別指導、というように差の大きさと科目で選ぶのが合理的です。

法学部の偏差値に関するよくある質問

❓ よくある質問

法学部の偏差値について、受験生や保護者の方からよく聞かれる質問をまとめました。

河合塾の偏差値は、駿台や東進の偏差値と比べてよいですか?

❓ Q&A

A. 比べられません。偏差値は「その模試を受けた集団の中での位置」なので、受験者層が違う模試同士では同じ学力でも数値が変わります。河合塾のボーダー偏差値は河合塾の全統模試の偏差値と照らし合わせるのが正しい使い方です。

河合塾の偏差値で、法学部の最上位はどこですか?

❓ Q&A

A. 2027年度入試用では、東京大学文科一類・京都大学法学部・早稲田大学法学部・慶應義塾大学法学部法律学科が67.5の帯に並びます。ただし67.5は「67.5〜69.9」という帯の下限なので、この4つが同じ難しさという意味ではありません。

全統模試で偏差値55前後なら、どの法学部が目安になりますか?

❓ Q&A

A. 2027年度入試用では、関西学院大学法学部法律学科(55.0)、立命館大学法学部(55.0〜57.5)、日本大学・東洋大学法学部法律学科の一部方式(55.0)などが55.0の帯に入ります。55.0は合格可能性50%のラインなので、併願ではこれより下の帯も組み合わせるのが現実的です。

河合塾の偏差値(ボーダーライン)はいつ更新されますか?

❓ Q&A

A. Kei-Netの入試難易予想ランキング表は2026年9月7日に更新され、2026年9月時点の予想と明記されています。共通テスト実施後は、共通テストリサーチの集計をもとに再設定されると案内されています。

法律学科と政治学科では、どちらの偏差値が高いですか?

❓ Q&A

A. 大学によって異なります。慶應義塾大学(法律67.5・政治65.0)や学習院大学(法60.0・政治57.5)は法律学科が上ですが、専修大学は政治学科(50.0〜55.0)が法律学科(47.5〜52.5)を上回っています。学科名ではなく大学ごとに確認してください。

法学部に入らないと弁護士にはなれませんか?

❓ Q&A

A. 法学部の卒業は司法試験の受験資格ではありません。受験資格は法科大学院の課程修了か予備試験の合格で得るしくみです。ただし法学部で基礎を学んでおくと有利な面はあるため、法曹志望なら法曹コースの有無も含めて大学を比べるとよいでしょう。

参考:法務省「司法試験」

まとめ:法学部の偏差値は河合塾の数値を「方式単位」で読む

🎯 この記事の結論

  • 河合塾の偏差値は「合格可能性50%の帯の下限」で、67.5なら67.5〜69.9を意味する
  • 最上位は東大文一・京大・早稲田・慶應(法律)の67.5。MARCHは57.5〜62.5、日東駒専は47.5〜55.0の帯
  • 同じ大学でも方式・学科・ランクの種類で数字が変わるため、受ける方式の数値で判断する
  • 比べてよいのは河合塾の全統模試の偏差値だけ。他社模試と混ぜない
  • 偏差値で候補を絞ったら、配点・科目・学科の中身・過去問で最終判断する

✅ この記事の数字をそのまま使いやすい人

  • 河合塾の全統模試を受けている(受ける予定の)人
  • 受験方式をある程度絞り込んでいる高3生・既卒生
  • 併願校を偏差値帯でバランスよく組みたい人

⚠️ 別の情報も合わせて確認したい人

  • 駿台・東進など他社模試の成績しか手元にない人
  • 共通テスト後の出願判断をしたい人(共通テストリサーチの数値を優先)
  • 総合型・学校推薦型選抜で法学部を目指す人(ボーダー偏差値の対象外)

🧭 次の一歩

まずは直近の全統模試の成績表を出して、受けたい方式のボーダーと何ポイント差があるかを書き出してみてください。差が見えれば、伸ばすべき科目と併願の組み方が自然に決まります。勉強の手段に迷ったら、大学受験の塾の選び方も参考にしてください。

🎓 著者プロフィール

執筆者kouのプロフィール写真

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。中学受験・高校受験・大学受験のほか、中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のあるお子さんの指導経験もあります。

この記事を書く理由:大学受験の指導では、模試の成績表とボーダーの読み方を誤ったまま志望校を決めてしまうケースを避けることが欠かせません。いかなる教育機関にも忖度しない立場から、公表データの正しい読み方をお伝えするために執筆しました。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:国公立9大学・私立16大学の法学部(一般選抜)の河合塾ボーダー偏差値・ボーダー得点率
  • 調査方法:河合塾Kei-Net・旺文社パスナビ(河合塾提供データ)の公開情報の調査/著者の受験指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月10日
  • 情報の限界:数値は2026年9月時点の予想で、今後の更新で変わる可能性があります。私立大学は方式が多いため代表的な学科・方式に絞って掲載しています。総合型・学校推薦型選抜、地方国公立大学や本記事に掲載していない私立大学の法学部は対象外です。各大学の入試方式の細部は大学の募集要項で確認していません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に広告・アフィリエイトリンクはありません)

📚 参考文献・引用元

公開日:2026年10月10日/最終更新日:2026年10月10日
※情報変更があった場合は随時更新します。