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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスとして大学受験を含む幅広い受験指導を行っています。プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ
公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:茨城大学の一般選抜は、全学部で共通テスト(情報Ⅰを含む6教科7〜9科目程度)が必須で、配点の約6〜9割を共通テストが占めます。個別テストは学部ごとに「英語だけ」「数学だけ」「面接・実技だけ」と大きく異なるため、志望学科の配点表を最初に確認し、伸ばす科目を絞ることが合格への近道です。
「茨城大学を受けたいけれど、学部ごとに何の科目が必要なのかよくわからない」「二次試験は何を勉強すればいいの?」と迷っていませんか。国公立大学の受験科目は、大学・学部・日程ごとにルールが細かく、パンフレットを眺めるだけでは全体像がつかみにくいものです。
📋 この記事でわかること
- 茨城大学2027年度一般選抜の全体像(日程・変更点・主体性評価)
- 前期日程・後期日程の学部別の受験科目と配点
- 個別テストの配点比率から見える、学部ごとの「勝負科目」
- 科目選択で失敗しないための注意点と、今日からの学習ステップ
私は早稲田アカデミーでの講師経験と、その後のプロ家庭教師としての大学受験指導を通じて、「配点表を読まずに勉強を始めて、後から科目選択を後悔する」受験生を何度も見てきました。この記事では、茨城大学が公表している令和9年度(2027年度)の入学者選抜要項・学生募集要項と、大手予備校・受験情報サイトの掲載内容を照合したうえで、配点の数字から逆算した勉強の優先順位までお伝えします。
📝 情報の範囲について
私は茨城大学の受験・在籍経験はありません。入試制度の記述は公式情報と受験情報サイトの掲載内容に基づき、攻略法の部分は私の受験指導経験からの見解として区別してお伝えします。特定の塾・教材から報酬を受けて書いた記事ではありません。
茨城大学の受験科目とは?2027年度入試の全体像
茨城大学の一般選抜は、すべての学部・学環で「共通テスト+個別テスト」の2本立てです。まずは学部別の細かい話に入る前に、試験の仕組みと2027年度の変更点を押さえておきましょう。
茨城大学の受験科目の基本構成
🔰 受験科目の基本ルール
茨城大学の受験科目とは、一般選抜で課される「大学入学共通テストの教科・科目」と、大学独自の「教科・科目に係る個別テスト(いわゆる二次試験)」の総称です。共通テストでは国語・数学・理科・外国語・情報・地歴公民の6教科が課され、個別テストは学部によって英語・数学・理科などの学科試験、または面接・小論文・実技などで行われます。
- 共通テスト:全学部・学環で必須(情報Ⅰも必須)
- 個別テスト:学科試験は多くの学科で1〜2教科
- 主体性評価:面接等を課さない学科で50点満点
2027年度一般選抜の日程と主な変更点
📊 2027年度一般選抜の主な日程
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 出願受付 | 2027年1月25日(月)〜2月3日(水)16:30必着 | |
| 個別テスト | 2月25日(木)※教育学部の一部と地域未来共創学環は26日も実施 | 3月12日(金) |
| 合格発表 | 3月6日(土)13:00 | 3月20日(土)13:00 |
出典:茨城大学「令和9年度(2027年度)入学者選抜」掲載の学生募集要項(2026年10月9日公表)より
📊 一般選抜の募集人員(2027年度)
| 学部・学環 | 前期 | 後期 |
|---|---|---|
| 人文社会科学部 | 190名 | 79名 |
| 教育学部 | 149名 | 38名 |
| 理学部 | 115名 | 50名 |
| 工学部 | 285名 | 150名 |
| 農学部 | 89名 | 16名 |
| 地域未来共創学環 | 28名 | なし |
※学科別の内訳は学生募集要項に記載。人文社会科学部は現代社会65/31名、法律経済65/26名、人間文化60/22名(前期/後期)。
⚠️ 2027年度の変更点
- 個別試験の名称が「教科・科目に係る個別テスト」に統一
- 全学部・学環で段階的選抜(2段階選抜)は実施しない
- 共通テストの成績請求がWeb方式になり、出願サイトで申込番号などを登録
- 総合型選抜ⅠとⅡが統合され、すべて10月実施(共通テストは課さない)
主体性評価(50点)とは
面接などを課さない学科・コースでは、Web出願時に提出する「主体性評価チェックシート」をもとに、50点満点の段階的評価が行われます。人文社会科学部・理学部・工学部・農学部の多くの学科がこれに該当します。
💡 元塾講師の見方
50点は総点の3〜5%程度で、合否を単独で決める配点ではありません。ただ、ボーダー付近では数点の差で順位が入れ替わるのが国公立入試です。チェックシートは当日の実力と違って「事前に確実に準備できる点数」なので、出願直前に慌てて書くのではなく、12月までに部活・委員会・探究活動などを書き出しておくことをおすすめします。
学部別の受験科目と配点一覧(前期日程)
ここからは、募集人員が最も多い前期日程の受験科目を学部ごとに整理します。同じ学部でも学科・コースで共通テストの配点が変わるので、志望先の行だけでなく近い学科との違いにも目を向けてみてください。
人文社会科学部の受験科目|個別は英語1科目
📊 人文社会科学部(前期)
| 学科 | 共通テスト(満点) | 個別テスト(満点) |
|---|---|---|
| 現代社会学科 | 1150点:国語300、外国語300、地歴・公民300(2科目)、数学・理科から3科目150、情報Ⅰ100 | 250点:英語200、主体性評価50 |
| 法律経済学科 | 1150点:現代社会学科と同じ | 250点:英語200、主体性評価50 |
| 人間文化学科 | 1150点:国語300、外国語300、地歴・公民300(2科目)、数学100、理科100、情報Ⅰ50 | 250点:英語200、主体性評価50 |
※地歴・公民は2科目のうち高得点の科目を2倍にして合計300点。外国語はリーディング・リスニング各150点。
文系学部らしく、国語・外国語・地歴公民の3教科だけで900点を占めます。一方で現代社会・法律経済は数学・理科が各50点と軽く、人間文化は数学・理科が各100点、情報Ⅰが50点と配分が異なります。数学が苦手な人ほど、学科選びの段階でこの差を意識しておく価値があります。
教育学部の受験科目|面接・小論文・実技が中心
📊 教育学部(前期)
| 課程・コース/選修 | 共テ満点 | 個別テスト(配点) |
|---|---|---|
| 教育実践科学コース | 800 | 集団討論300 |
| 国語選修 | 900 | 小論文300、面接100 |
| 社会選修 | 900 | 小論文200、面接100 |
| 英語選修 | 1100 | 面接100 |
| 数学選修 | 900 | 数学300、面接100 |
| 理科選修 | 1000 | 面接100 |
| 音楽選修 | 800 | 実技450、面接100 |
| 美術選修 | 900 | 実技資料200、面接200 |
| 保健体育選修 | 800 | 実技200、面接150、運動特技に関する調書150 |
| 技術選修 | 900 | 面接200 |
| 家庭選修 | 900 | 面接200 |
| 特別支援教育コース | 800 | 集団活動200 |
| 養護教諭養成課程 | 900 | プレゼンテーション400 |
※共通テストは原則として国語・数学・理科・外国語・情報・地歴公民の6教科。英語選修は外国語400点、数学選修は数学200点、理科選修は理科2科目200点など、専攻教科の配点が高くなります。
教育学部で学科試験があるのは、前期では数学選修の数学のみです。それ以外は面接・小論文・実技などで、「教員になりたい理由」を自分の言葉で語れるかが問われる構成になっています。
理学部の受験科目|コースで数学か理科か分かれる
📊 理学部 理学科(前期)
共通テストは全コース共通で1050点(国語200、数学ⅠA・ⅡBC200、理科2科目200、外国語250、情報Ⅰ100、地歴・公民100)。
| コース | 個別テスト(配点) | 満点 |
|---|---|---|
| 数学・情報数理 | 数学500、主体性評価50 | 550 |
| 物理学 | 数学200、物理300、主体性評価50 | 550 |
| 化学 | 化学300、主体性評価50 | 350 |
| 生物科学 | 物理・化学・生物から1科目300、主体性評価50 | 350 |
| 地球環境科学・総合理学 | 物理・化学・生物・地学から1科目300、主体性評価50 | 350 |
※個別テストの理科はいずれも「基礎」を含む科目(例:物理基礎・物理)。
工学部の受験科目|数学・理科・英語の3教科型
📊 工学部(前期)
| 学科 | 共通テスト(満点) | 個別テスト(満点) |
|---|---|---|
| 機械システム・電気電子システム・情報・都市システム工学科 | 1200点:国語200、数学300、理科300(物理必須+化学・生物・地学から1)、外国語200、情報Ⅰ100、地歴・公民100 | 450点:数学100・理科(物理)100(高得点の方を2倍して計300)、英語100、主体性評価50 |
| 物質科学工学科 | 1200点:国語200、数学200、理科400(物理・化学・生物から2)、外国語200、情報Ⅰ100、地歴・公民100 | 450点:数学300、英語100、主体性評価50 |
※共通テストの数学・理科も、高得点の科目を2倍(物質科学工学科の理科は3倍)にする傾斜配点です。
工学部(物質科学工学科以外)の個別テストは、数学と物理のうち得意な方が2倍になるという珍しい仕組みです。「数学は得意だけど物理は不安」という人にも挽回の余地がある一方、両方そこそこの人は得点が伸びにくい設計ともいえます。
💬 元塾講師が考える「2倍ルール」の活かし方
この仕組みでは、数学80点・物理50点の人は80×2+50=210点、数学65点・物理65点の人は65×2+65=195点となり、合計点が同じでも偏りがある方が有利になります。私なら、高3の秋以降は得意な方を満点圏まで引き上げることを優先し、もう一方は共通テストで失点しない水準の維持にとどめる計画を勧めます。ただし共通テストでも数学・理科は傾斜配点なので、苦手科目を完全に捨てるのは避けてください。
農学部・地域未来共創学環の受験科目
📊 農学部・地域未来共創学環(前期)
| 学科・コース | 共通テスト(満点) | 個別テスト(満点) |
|---|---|---|
| 食生命科学科 | 1050点:国語100、数学200、理科400(2科目)、外国語200、情報Ⅰ100、地歴・公民50 | 250点:英語200、主体性評価50 |
| 地域総合農学科 応用植物科学コース | 1200点:国語200、数学200、理科400(2科目)、外国語200、情報Ⅰ100、地歴・公民100 | 250点:英語200、主体性評価50 |
| 地域総合農学科 地域共生コース | 1100点:文系型(理科1科目・地歴公民2科目)と理系型(理科2科目・地歴公民1科目)から出願時に選択 | 250点:英語200、主体性評価50 |
| 地域未来共創学環 | 1000点:国語200、数学200、外国語200、情報Ⅰ100、理科・地歴公民で計300 | 300点:数学200または英語200を選択、面接100 |
※地域未来共創学環は「数学選択」「英語選択」で募集人員が分かれます(各14名)。
📝 配点データの出典と注意
配点は茨城大学 令和9年度入学者選抜要項・学生募集要項の公表内容を、旺文社パスナビ・河合塾Kei-Netの2027年度掲載情報と照合して整理したものです(2026年10月18日参照)。本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。出願の際は必ず大学の学生募集要項で最終確認をお願いします。
後期日程の受験科目と配点
後期日程は「前期でダメだったときの保険」と考えられがちですが、茨城大学の後期は学科によって中身がまったく違います。学科試験が課されない学科も多く、共通テストの得点がほぼすべてという学科もあります。
後期日程の学部別一覧
📊 後期日程の主な受験科目
| 学部・学科 | 共テ満点 | 個別テスト(配点) |
|---|---|---|
| 人文社会・現代社会 | 900 | 英語350、主体性評価50 |
| 人文社会・法律経済 | 1200 | 英語300、主体性評価50 |
| 人文社会・人間文化 | 950 | 小論文200、主体性評価50 |
| 教育(国語・社会・数学・美術・家庭選修) | 900〜1300 | 面接100〜200 |
| 教育(音楽・保健体育選修) | 800 | 実技・面接・調書など500〜550 |
| 教育(養護教諭) | 1000 | 面接300 |
| 理学・数学情報数理 | 850 | 数学800、主体性評価50 |
| 理学・その他コース | 950 | 主体性評価50のみ |
| 工学部(全学科) | 1300 | 数学300、主体性評価50 |
| 農学部 | 950 | 英語200、主体性評価50 |
※教育学部の教育実践科学・特別支援教育・英語・理科・技術の各コース/選修と地域未来共創学環は、後期日程を実施しない、または個別テストを課さない区分です(地域未来共創学環は後期募集なし)。
後期で注目すべき学科
理学部の数学・情報数理コースは、後期の個別テストが数学800点と総点の約半分を占めます。共通テストで失敗しても数学で逆転できる、茨城大学の中でも珍しい「二次逆転型」の入試です。逆に理学部のその他のコースは学科試験がなく、共通テストの出来がそのまま結果に直結します。
配点から読み解く茨城大学の攻略ポイント
受験科目の一覧は、ただ眺めるだけでは勉強の役に立ちません。ここでは配点の数字を「どの科目に何時間かけるか」という判断に落とし込みます。
個別テストの配点比率で見る「共テ勝負」の度合い
グラフのとおり、多くの学科で個別テストの比率は2〜3割、教育学部の英語・理科選修では1割未満です。つまり茨城大学は、大半の学科で共通テストの得点が合否の主役になる大学だといえます。
💬 元塾講師が配点表を見て考えること
私が受験生の志望校分析をするとき、最初に計算するのがこの「個別比率」です。比率が2割前後の大学では、共通テストで1割失点すると、個別テストで取り返すのはかなり難しいのが現実です。人文社会科学部なら共テ1150点の1割は115点で、個別の満点250点の半分近くに当たります。
ですから茨城大学志望の場合、高3の秋以降も「二次の英語を仕上げる」より「共通テストの苦手科目を1科目なくす」方が得点効率が高いケースが多いと考えています。もちろん、理学部数学・情報数理コースのように個別比率が高い学科は例外です。
学部ごとの「勝負科目」の見つけ方
🔍 配点から見た学部別の勝負科目
| 学部 | 配点が重い科目 | 優先度の考え方 |
|---|---|---|
| 人文社会 | 国語300・英語300+個別英語200 | 英語は共テ・個別合わせ500点で最重要 |
| 教育 | 専攻教科の共テ配点+面接・実技 | 選修ごとに差が大きい |
| 理学 | 個別の数学または理科 | コースにより配点が最大500点 |
| 工学 | 共テ数学・理科(傾斜)+個別の数学/物理 | 得意科目の2倍が効く |
| 農学 | 共テ理科400+個別英語200 | 理科2科目の完成度が鍵 |
人文社会科学部は英語が共テ300点+個別200点と突出しているので、英語が得意な人には有利な配点です。英語の基礎固めに映像授業を使うかどうかは、スタサプ大学受験講座の評判と実態も参考にしてください。
情報Ⅰは全学部必須|配点50〜100点の重み
2027年度の茨城大学一般選抜では、全学部・学環で共通テストの情報Ⅰが課されます。配点は多くの学科で100点、人文社会科学部人間文化学科(前期)などで50点です。共通テストの実施教科については大学入試センターの公式ページで確認できます。
✏️ 情報Ⅰについての私の考え
情報Ⅰは、学校の授業時間が他教科より少ない一方、短期間の対策で得点が安定しやすい科目だと私は見ています。工学部なら100点は地歴・公民と同じ重みです。高3の夏以降に「とりあえず後回し」にすると、直前期に他教科の時間を圧迫するので、週1〜2時間でも早めに手を付けておくのが安全です。
茨城大学を受験する前に知っておきたい注意点
個別テストの科目が少ないことは、見方を変えれば「失敗をカバーできる場面が少ない」ということでもあります。ここでは、科目選択や出願で後悔しやすいポイントを正直にお伝えします。
共通テストの科目数が多く、負担は軽くない
📉 見落としがちなデメリット
- 文系の人文社会科学部でも数学・理科が必須(現代社会・法律経済は数学・理科から計3科目)
- 理系学部は理科2科目が基本で、農学部は理科だけで400点
- 個別テストが1教科の学科は、二次で大逆転するのが難しい
「二次は英語だけだから楽そう」という印象で茨城大学を選ぶと、共通テスト6教科の負担に後から気づくことになりかねません。私立大学との併願を考えている人は、共通テスト対策と私大の個別対策の時間配分を早めに決めておくことをおすすめします。年間を通じた学習計画の立て方は大学受験の完全攻略ロードマップで詳しく解説しています。
科目選択の条件を出願前に確認する
⚠️ 科目選択で注意したい点
- 工学部(物質科学工以外)は共通テスト理科で物理が必須
- 農学部地域共生コースは文系型・理系型を出願時に選択
- 地域未来共創学環は個別テストで数学か英語を選び、募集人員も別枠
- 理学部・工学部は第2志望の扱いが学生募集要項(55〜57ページ)で定められている
入試情報は年度ごとに変わる
本記事は2027年度入試(2026年度実施)の情報です。茨城大学は2027年度だけでも個別試験の名称変更や総合型選抜の統合を行っており、翌年度以降も配点・科目が変わる可能性があります。高1・高2の方は、受験する年度の入学者選抜要項(2027年度入試分は2026年7月に公表)で必ず確認してください。
茨城大学の受験科目に関するよくある質問
受験生や保護者の方から出やすい疑問をまとめました。出願の判断に関わる部分は、必ず公式の学生募集要項とあわせて確認してください。
茨城大学は共通テストなしで受験できますか?
❓ 回答
一般選抜(前期・後期)では全学部・学環で共通テストが必須です。共通テストを課さない入試として、2027年度入試では10月実施の総合型選抜があり、教育学部の一部コース、工学部都市システム工学科建築デザインプログラム、農学部地域共生コース、地域未来共創学環が対象です。
茨城大学の二次試験(個別テスト)は何科目ですか?
❓ 回答
前期日程の学科試験は多くの学科で1〜2教科です。人文社会科学部と農学部は英語、理学部は数学または理科、工学部は数学・理科・英語(物質科学工学科は数学・英語)が中心で、これに主体性評価(50点)が加わります。教育学部は面接・小論文・実技などが中心です。
主体性評価とは何ですか?対策は必要ですか?
❓ 回答
面接等を課さない学科・コースで、Web出願時に提出する主体性評価チェックシートをもとに50点満点で段階的に評価するものです。満点に占める割合は小さいものの、記入内容は事前に準備できるため、高校生活での活動を整理してから出願するのが安全です。
茨城大学の共通テストで情報Ⅰは必要ですか?
❓ 回答
2027年度一般選抜では全学部・学環で情報Ⅰが課され、配点は多くの学科で100点、人文社会科学部人間文化学科の前期などでは50点です。配点が小さい学科でも合否に影響しうるため、対策を後回しにしないことをおすすめします。
茨城大学に2段階選抜(足切り)はありますか?
❓ 回答
2027年度一般選抜では、全学部・学環で段階的選抜(2段階選抜)は実施されないと公表されています。ただし共通テストの配点比率が高いため、共通テストの得点がそのまま合否を大きく左右する点には注意が必要です。
茨城大学の偏差値やボーダーはどのくらいですか?
❓ 回答
河合塾Kei-Netの2027年度入試予想では、たとえば人文社会科学部現代社会学科前期の共通テストボーダー得点は1150点満点中759点、個別のボーダー偏差値は50.0とされています。学部・学科により異なるため、最新の予想は河合塾など各予備校の公表値で確認してください。
茨城大学合格に向けて今日からできること
受験科目がわかったら、次は「何から手を付けるか」です。配点表をもとに、今日から取り組める手順を整理しました。
配点表から学習計画を作る3ステップ
🔢 学習計画の立て方
共通テストと個別テストの全科目の配点を1枚の紙にまとめ、合計点に占める割合を計算します。
配点×失点率で、どの科目が最も点数を失っているかを比べます。配点が重く失点の多い科目が最優先です。
最優先科目に学習時間の4割程度を充て、残りで他教科の維持と情報Ⅰの対策を行います。
💡 指導現場で効果を感じてきたこと
私が指導で一番効果を感じてきたのは、②の「配点×失点率」の計算です。受験生は「苦手な科目」と「点数を最も失っている科目」を混同しがちで、たとえば配点50点の科目の苦手意識に引っ張られて、配点300点の英語の取りこぼしを放置してしまうことがあります。感覚ではなく数字で優先順位を決めるだけで、勉強時間の使い方は大きく変わります。
学習手段の選び方|独学・映像授業・塾
共通テスト中心の茨城大学は、基礎から標準レベルを幅広く固める必要があるため、低コストの映像授業と相性のよい大学だと考えます。高1・高2から基礎を固めたい人はスタサプ高校講座の口コミを、映像授業だけで足りるか不安な人はスタサプだけで大学受験は可能かの検証を参考にしてください。
一方、面接や小論文がある教育学部、個別の数学配点が大きい理学部などは、添削や個別のフィードバックがあると安心です。自分に合う指導形態を比べたい場合は学習塾・家庭教師の比較ランキングもあわせてご覧ください。
まとめ:茨城大学の受験科目は共通テスト重視、配点表から勝負科目を決めよう
最後に、この記事のポイントを整理します。受験科目は「知っている」だけでなく、「配点の重さに合わせて勉強時間を配る」ところまで落とし込んで初めて武器になります。
🎯 この記事のまとめ
- 茨城大学の一般選抜は全学部で共通テスト必須(情報Ⅰ含む)、2段階選抜はなし
- 個別テストは人文社会・農は英語、理学は数学か理科、工学は数学・理科・英語、教育は面接・実技中心
- 面接等がない学科では主体性評価50点が加わる
- 多くの学科で個別比率は2〜3割、共通テストの出来が合否の大部分を決める
- 後期の理学部数学・情報数理コースは数学800点の「二次逆転型」
✅ 茨城大学の入試に向いている人
- 5教科をまんべんなく得点できるバランス型の人
- 共通テスト対策に早くから時間を割ける人
- 英語(文系・農)や数学(理学)など、1つの得意科目を持っている人
❌ 慎重に検討したい人
- 共通テストの苦手科目が多く、二次の大逆転で勝負したい人(理学部数学・情報数理の後期などを除く)
- 私大専願型の3教科学習から切り替える時間が取れない人
まずは志望学科の配点を書き出し、直近の模試と照らし合わせるところから始めてみてください。出願前の最終確認は、必ず茨城大学の受験者向けページで行いましょう。
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として指導歴10年超。中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導経験があります。
この記事を書く理由:大学受験指導で志望校の配点分析と学習計画づくりを数多く行ってきた経験から、受験科目の一覧だけでは見えない「配点の読み方」をお伝えできると考えました。いかなる教育機関にも忖度せず、公式情報に基づいて発信しています。
📝 調査概要
- 調査対象:茨城大学 令和9年度(2027年度)一般選抜の受験科目・配点・日程
- 調査方法:茨城大学公式サイトの調査/受験情報サイト(旺文社パスナビ、河合塾Kei-Net、ベネッセ マナビジョン)の掲載内容との照合/著者の受験指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年10月18日
- 情報の限界:著者は茨城大学の受験・在籍経験はありません。配点は公式要項の公表内容と受験情報サイトの掲載値を照合したもので、細かな科目選択条件の一部は記事内で簡略化しています。個別テストの試験時間は今回の調査で確認できなかったため掲載していません。
- 利益相反の有無:なし(本記事に広告・PRは含まれません)
📚 参考文献・引用元(参照日:2026年10月18日)
公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。
