当サイトはプロモーションを含みます。一部の記事にアフィリエイト広告を掲載し、全ページにGoogleアドセンス広告を掲載しております。

福岡大学受験ガイド2027|入試方式・日程・倍率を元塾講師が解説

インフォグラフィック

📝 広告に関する表記

本記事にはアフィリエイト広告を掲載していません。当サイトは記事によってアフィリエイト広告を掲載することがありますが、その場合も記事の内容・評価の公正性が損なわれることはなく、メリット・デメリットの双方を公正に情報提供しています。PR表記の考え方は消費者庁・景品表示法のページに準拠しています。

🎓 この記事を書いた人

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は大学受験・浪人生を含む幅広い生徒を個別に担当しています。プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ

この記事を書く理由:大学受験の指導で、方式選びと併願の組み方で結果が変わる場面を見てきたため、公式資料を整理してお届けします。

公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:福岡大学の一般選抜は7つの方式があり、系統別日程(2月2日)と前期日程(2月3日〜)を組み合わせれば、同じ学科に何度も挑戦できます。難易度は河合塾のボーダー偏差値で40.0〜62.5(医学科を除けば多くの学科が42.5〜50.0)ですが、2026年度入試は大学全体の実質倍率が2.8倍から3.4倍へ上がっており、「中堅私大だから1回で何とかなる」という考え方は通用しにくくなっています。

「福岡大学はどの方式で受ければいいの?」「地方会場でも受けられる?」「偏差値と倍率はどう読めばいい?」とお悩みの受験生・保護者の方に向けて、入試の仕組みを1本で整理しました。

📋 この記事でわかること

  • 2027年度一般選抜7方式の違いと、出願・試験・合格発表の日程
  • 試験会場(地方15都市)と検定料・併願割引の仕組み
  • 学部別のボーダー偏差値・共通テスト得点率と、2026年度の倍率推移
  • タイプ別の方式の選び方と、受験機会を増やす併願の組み方
  • 入学申込金の締切など、出願前に知っておきたい注意点

📝 執筆方針と情報の限界

私は福岡大学の在学生・卒業生ではなく、同大学の入試を自分で受けた経験もありません。日程・会場・検定料は福岡大学の公式サイトと「2027 福岡大学 入試ガイド」、偏差値・倍率は河合塾Kei-Netの公表データをもとに執筆しています。方式の選び方や勉強の進め方は、私が大学受験生を指導してきた経験からの考察として書き分けています。

  1. 福岡大学の受験とは?入試の全体像
    1. 福岡大学とはどんな大学か
    2. 入試区分は4種類|総合型・学校推薦型・一般・特別
    3. 2027年度入試の主な変更点
  2. 福岡大学の一般選抜|7方式の日程と受験料
    1. 7方式の試験日・合格発表一覧
    2. 系統別日程と前期日程の違い
    3. 共通テスト利用型Ⅰ〜Ⅲ期と併用型の使い分け
    4. 試験会場は全国15都市|地方受験の可否
    5. 受験料(入学検定料)と併願割引
  3. 偏差値と倍率から見る福岡大学の難易度
    1. 学部別ボーダー偏差値と共通テスト得点率
    2. 2026年度入試の倍率|前年から上昇
    3. 偏差値・倍率の数字をどう読むか
  4. 福岡大学の受験方式の選び方と併願戦略
    1. タイプ別|向いている方式の組み合わせ
    2. 国公立大学志望者が福岡大学を併願するときの考え方
    3. 出願前に家族で決めておきたいこと
  5. 福岡大学合格に向けた勉強の進め方
    1. 3科目型入試で意識したいこと
    2. 時期別の学習スケジュール
    3. 塾・映像授業を使うかの判断基準
  6. 福岡大学を受験する前に知っておきたい注意点
    1. 方式が多いぶん出願ミスが起きやすい
    2. 受験回数が増えるほど費用と体力の負担も増える
    3. 医学部医学科は別の入試として考える
  7. 福岡大学の受験に関するよくある質問
    1. 福岡大学の受験料(入学検定料)はいくらですか?
    2. 福岡大学の入試は福岡以外でも受験できますか?
    3. 系統別日程と前期日程はどちらを受ければよいですか?
    4. 福岡大学の合格発表はいつですか?
    5. 共通テストを受けなくても福岡大学を受験できますか?
    6. 福岡大学の偏差値はどれくらいですか?
  8. まとめ:福岡大学の受験は方式の組み合わせで合格の可能性を広げる

福岡大学の受験とは?入試の全体像

🔍 この章の概要

福岡大学の入試は、秋の総合型選抜から3月の後期日程まで約半年にわたって続きます。まずは大学の規模と入試区分の全体像を押さえ、自分がどの時期に何を受けられるのかを把握しましょう。

福岡大学とはどんな大学か

📌 福岡大学の基本情報

福岡大学は、福岡市城南区七隈にキャンパスを置く私立の総合大学で、公式サイトでは9学部31学科と紹介されています。人文・法・経済・商(第一部・第二部)・理・工・医・薬・スポーツ科学と、文系・理系・医療系をワンキャンパスに集めているのが特徴です。

2026年度の一般選抜と共通テスト利用選抜を合わせた志願者は49,739人(河合塾集計)にのぼり、一般選抜だけで約3.2万人が受験する大規模な私立大学です。

入試区分は4種類|総合型・学校推薦型・一般・特別

📊 2027年度入試の区分と時期

区分主な時期ポイント
総合型選抜出願9月上旬、二次選考10月法・経済・商・理・工・スポーツ科学で実施。アスリート特別選抜もあり
学校推薦型選抜出願11月1日〜10日、試験11月29日A方式推薦(各学部)と地域枠推薦(医学科)。合格発表12月9日
一般選抜1月の共通テスト〜3月4日系統別・前期・併用型・共テ利用Ⅰ〜Ⅲ期・後期の7方式
特別選抜方式により異なる帰国生徒・社会人・学部留学生・編入学など

出典:2027 福岡大学 入試ガイド(2026年10月18日参照)

⚠️ 今から間に合う区分

本記事の公開時点(2026年10月)で、2027年度の総合型選抜は出願を締め切っています。これから出願できるのは学校推薦型選抜(11月1日〜10日出願)と一般選抜です。推薦は高校の校内選考を通る必要があるため、希望する場合は担任の先生に早めに相談してください。総合型選抜の対策そのものに関心がある方は、総合型選抜で塾が必要かどうかの判断基準も参考になります。

2027年度入試の主な変更点

🔍 公表されている変更点

入試ガイドでは、2027年度に法・経済・商(第一部・第二部)・理・工・スポーツ科学(アスリート特別選抜)の各学部で変更があると示されています。具体例として、理学部地球圏科学科では出願時の課題レポート提出、工学部では出願資格と選考方法の変更が挙げられています。いずれも総合型選抜・学校推薦型選抜に関わる部分が中心のため、該当する方は入試ガイドの該当ページを必ず読んでください。

大学受験全体の流れを先に整理しておきたい方は、高1から入試本番までの大学受験ロードマップで時期ごとの動き方を確認できます。

福岡大学の一般選抜|7方式の日程と受験料

🔍 この章の概要

「系統別」「前期」「併用型」と似た名前が並び、最初は違いがつかみにくいかもしれません。この章では7方式を日程順に並べ、試験の中身・会場・検定料までまとめて比較します。

7方式の試験日・合格発表一覧

📋 2027年度 一般選抜の日程一覧

方式出願期間試験日合格発表試験の中身
系統別日程12/18〜1/122/2(火)2/23(火)3科目400点
前期日程12/18〜1/122/3(水)〜6(土)、11(木)2/23(火)3科目300点・最大5回
前期日程・共テ併用型12/18〜1/12前期日程+共テ2/23(火)前期の得点+共テ
共テ利用型Ⅰ期12/18〜1/12共テ 1/16・172/23(火)共テのみ(出願は共テ前)
共テ利用型Ⅱ期12/18〜1/20共テ 1/16・172/23(火)共テのみ(出願は共テ後)
共テ利用型Ⅲ期2/15〜2/25共テ 1/16・173/13(土)共テのみ
後期日程2/15〜2/253/4(木)3/13(土)2科目200点

医学部医学科の系統別日程は、2月2日の一次選考(4科目400点)と2月14日の二次選考の2段階です。スポーツ科学部の実技型は前期日程の試験日が一部異なります。

出典:福岡大学受験生サイト「一般選抜」(2026年10月18日参照)

📊 方式別タイムライン(2027年度)

出願・試験・発表の流れ 12月1月2月3月 2/28 入学申込金締切 系統別 前期 共テ併用 共テⅠ期 共テⅡ期 共テⅢ期 後期 出願期間試験日(共テ含む)合格発表 出典:福岡大学受験生サイト「一般選抜」(2026年10月18日参照)

共テⅠ期だけが「出願締切が共通テストより前」、Ⅲ期と後期だけが「2月下旬出願・3月発表」です。主要5方式の発表から入学申込金の締切までは5日しかありません。

系統別日程と前期日程の違い

🆚 系統別日程と前期日程の比較

比較項目系統別日程前期日程
試験日2月2日の1日のみ2月3日〜6日、11日から選べる
配点3科目400点3科目300点
併願の仕組み1回の試験で同じ系統の複数学科を判定最大5回受験。同じ学科を2回受けると高い方の総点で判定
試験地15都市14都市(名古屋なし)
向いている人1回の試験で学科の選択肢を広げたい人第一志望の学科に何度も挑戦したい人

💡 元塾講師の見方:両方受けるのが基本形

2つの方式は試験日が重ならないため、第一志望なら系統別日程と前期日程の両方に出願するのが基本形だと私は考えます。系統別は「横に広げる(学科を複数押さえる)」、前期は「縦に重ねる(同じ学科に複数回挑む)」と整理すると、自分に必要な組み方が見えやすくなります。

大学受験生を指導してきて感じるのは、私大入試で一番もったいないのは「1回の失敗で終わる出願」です。体調や得意分野の当たり外れで点数は数十点単位で揺れます。前期日程の同一学科2回受験で高い方の総点が使えるルールは、この揺れを吸収する保険として非常に合理的です。

📊 学科別に見た方式ごとの倍率(2026年度)

学科前期日程系統別日程
人文・文化4.13.7
法・法律3.33.9
経済・経済2.93.7
商・商5.24.8
理・応用数学2.42.7
工・機械工2.83.5
薬・薬3.83.6
スポーツ科学(前期は小論文型)5.26.4

出典:河合塾Kei-Net 一般選抜入試結果(福岡大)。各学部の代表学科のみ(2026年10月18日参照)

💡 「どちらの方式が受かりやすいか」は学科で逆転する

この8学科を並べると、系統別のほうが倍率が高いのが5学科(法律・経済・応用数学・機械工・スポーツ科学)、前期のほうが高いのが3学科(文化・商・薬)で、方式単位の「こっちが易しい」は成り立ちません。

私が出願の相談を受けるときも、「系統別は一発勝負だから難しい」「前期は回数が多いから楽」といったイメージで決めるのではなく、志望学科そのものの方式別の数字を見るよう伝えています。倍率は年ごとに動くため、最新の入試結果が公表されたら必ず見直してください。

共通テスト利用型Ⅰ〜Ⅲ期と併用型の使い分け

📌 共通テストを使う4方式

  • Ⅰ期:出願締切(1月12日)が共通テストより前。自己採点を見てから決めることはできません
  • Ⅱ期:出願締切が1月20日で、共通テスト後に自己採点を見て出願できます
  • Ⅲ期:2月下旬出願・3月13日発表の最後のチャンス。薬学科は共テの点による一次選考と面接による二次選考の2段階です
  • 併用型:前期日程の得点に共通テストの点を組み合わせる方式で、前期日程への出願が前提です

Ⅱ期で出願先を決めるときは、共通テスト後の自己採点の手順を正確に行うことが前提になります。

💡 ボーダーから読む「Ⅰ期とⅡ期の差」

河合塾の2027年度ボーダーを並べると、同じ学科でもⅡ期のほうがⅠ期よりボーダー得点率が高い学科が多いことがわかります。たとえば経済学部産業経済学科はⅠ期57%・Ⅱ期63%、工学部電気工学科はⅠ期57%・Ⅱ期65%です。

Ⅰ期・Ⅱ期の両方が設定されている31の学科・専攻を数えると、Ⅱ期が高いのが24、同じが7、Ⅰ期が高い学科は0でした。

これは、Ⅱ期は自己採点で「いける」と判断した受験生が集まりやすい構造だからだと私は読んでいます。つまりⅠ期は「点数を見ずに出す」リスクと引き換えに、ボーダーが低めになりやすい方式です。共通テストで安定して6割以上取れる見込みがあるなら、Ⅰ期にも出しておく価値は十分にあると考えます。

出典:河合塾Kei-Net 福岡大学 方式別ボーダーライン(2026年10月18日参照)

試験会場は全国15都市|地方受験の可否

🏢 方式別の試験地

方式試験地
系統別日程福岡・東京・名古屋・大阪・高松・松山・広島・山口・北九州・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・那覇(15都市)
前期日程系統別日程から名古屋を除いた14都市
後期日程福岡・広島・鹿児島(3都市)
医学科一次選考福岡・東京・名古屋・大阪(4都市)

医学科の二次選考、スポーツ科学部の実技型、特別選抜は福岡(本学)のみです。会場ごとの詳細な場所は入学試験要項で発表されます。

受験料(入学検定料)と併願割引

💰 入学検定料(2026年度入試の金額)

方式医学科以外医学科
一般方式(系統別・前期・後期)32,000円60,000円
共通テスト利用型15,000円27,000円
前期日程・共テ併用型10,000円—

系統別日程と共通テスト利用型は2併願目以降、前期日程は同じ学科を2回受ける場合に検定料が割引されます。2026年度の前期日程では、同一学科の2回目(2月11日)は7,000円でした。

2027年度一般選抜の検定料の金額は、本記事執筆時点の公開資料では確認できなかったため、2026年度の金額を掲載しています。

出典:河合塾Kei-Net 福岡大学 受験料、福岡大学2026年度入試ガイド(2026年10月18日参照)

📝 費用情報の注意

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各大学の公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

偏差値と倍率から見る福岡大学の難易度

🔍 この章の概要

「福岡大学は偏差値いくつ?」という疑問は、学部・方式によって答えが大きく変わります。ここでは河合塾のボーダーと2026年度の倍率を並べ、数字の読み方まで解説します。

学部別ボーダー偏差値と共通テスト得点率

📊 学部別ボーダー(2027年度入試・河合塾)

学部ボーダー偏差値共テ得点率
人文42.5〜55.058〜75%
法45.0〜47.559〜67%
経済42.5〜45.057〜70%
商(第一部)42.5〜50.059〜70%
商(第二部)40.0〜45.051〜58%
理40.0〜50.058〜66%
工40.0〜47.554〜69%
医(医学科)62.583%
医(看護学科)52.560〜61%
薬50.0〜52.570〜73%
スポーツ科学42.5〜45.057〜62%

ボーダーは河合塾が予想する合格可能性50%のラインで、学科・方式によって幅があります。

出典:河合塾Kei-Net 福岡大学 方式別ボーダーライン(2026年10月18日参照)

💡 ボーダー表で見落とされがちな点

この表で私が注目するのは、人文学部の「共テ併用型」の偏差値が前期日程より高めに出ている学科がある点です。歴史学科は前期50.0に対し併用型55.0となっています。併用型は前期の得点と共テの両方で判定されるため、両方で点を取れる受験生が集まりやすく、見かけのボーダーが上がると考えられます。

ボーダー偏差値の数字そのものより、「自分が受ける方式の」ボーダーを見ているかが大切です。ボーダーの意味や使い方をもう少し詳しく知りたい方は、河合塾の共通テストボーダーの見方もあわせてご覧ください。

2026年度入試の倍率|前年から上昇

📈 学部別の実質倍率の推移(一般選抜)

一般選抜の実質倍率(学部計) 2025年度 2026年度 人文3.43.8 法2.63.5 経済3.23.2 商3.64.2 理2.62.9 工2.43.1 看護(前期)4.24.0 薬3.03.8 スポーツ科学2.84.4 全学:一般選抜 3.2→3.7倍/共テ利用 2.2→2.9倍 ※医学科(系統別)は14.5→15.2倍のため図から除外

出典:河合塾Kei-Net 一般選抜入試結果(福岡大)。倍率=受験者数÷合格者数(2026年10月18日参照)

⚠️ 倍率上昇が意味すること

2026年度は、一般選抜で倍率が下がったのは看護学科(前期)だけで、9区分中7区分が上昇しました。とくにスポーツ科学部(2.8→4.4倍)、法学部(2.6→3.5倍)、薬学部(3.0→3.8倍)の伸びが目立ちます。共通テスト利用選抜も全学で2.2倍から2.9倍に上がっています。

倍率が上がった翌年は敬遠されて下がる「隔年現象」が起きることもあり、2027年度も同じ水準になるとは限りません。ただ、前年の倍率だけを見て「去年は低かったから大丈夫」と判断するのは危険です。

偏差値・倍率の数字をどう読むか

💬 元塾講師が数字を読むときの3つの視点

  • 模試の判定は「方式を指定して」見る:志望校欄に方式まで書けるなら、受ける方式で判定を取りましょう
  • 倍率は「何回受けられるか」とセットで考える:倍率3.5倍でも、前期日程で同じ学科を2回受ければ合格のチャンスは1回きりの受験より広がります
  • ボーダーは「到達目標」ではなく「最低ライン」:50%ラインに届いた状態は、合格と不合格が半々という意味です

私が生徒に伝えてきたのは、「判定がC・Dでも出願をやめる理由にはならないが、出願校をそれだけにする理由にもならない」ということです。福岡大学は受験機会を増やしやすい大学だからこそ、数字は「どの方式を何回受けるか」を決める材料として使うのが合理的です。

福岡大学の受験方式の選び方と併願戦略

🔍 この章の概要

方式が多いということは、組み合わせ次第で合格の可能性を大きく変えられるということでもあります。ここでは受験生のタイプ別に、現実的な出願の組み方を考えます。

タイプ別|向いている方式の組み合わせ

⚖️ タイプ別の出願パターン例

タイプ組み合わせ例ねらい
福岡大学が第一志望系統別+前期(同一学科2回)+共テⅠ期受験回数を最大化し、本番の失敗を吸収する
国公立が第一志望共テⅡ期(+併用型)共テの点を活かし、個別試験の負担を減らす
学科にこだわりがない系統別で同系統の複数学科を併願1回の試験で合格の選択肢を広げる
2月前半で決まらなかった共テⅢ期・後期日程3月の最終チャンスとして使う

※出願パターンは一般的な考え方の例です。学部ごとの科目や併願可否は入学試験要項で確認してください。

国公立大学志望者が福岡大学を併願するときの考え方

💡 合格発表と入学手続きのタイミングに注目

国公立志望者がまず確認すべきなのは、福岡大学の主要方式の合格発表が2月23日に集中し、入学申込金の締切が2月28日だという点です。国公立大学の前期日程は個別学力検査が例年2月25日から始まり、合格発表は3月に入ってからのため、「国公立の結果を待ってから福大に入学申込金を払う」ことはできない日程になっています。

ただし、他大学を併願する場合は延納申請により、入学申込金以外の納入とWEB入学手続を3月23日まで延ばせます。入学申込金を「押さえ」として払うかどうかは家計にも関わる判断なので、出願前に保護者と金額・期限を共有しておくことを強くおすすめします。

📝 進路選択に関する注意

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

出願前に家族で決めておきたいこと

📋 出願前チェックリスト

  • 受ける方式と回数(検定料の総額を計算しておく)
  • 受験会場(地方会場を使うか、福岡まで移動するか)
  • 共テⅠ期に出すか、Ⅱ期まで待つか
  • 入学申込金を2月28日までに払う可能性があるか
  • 2月中旬までに結果が出なかった場合、Ⅲ期・後期を使うか

福岡大学合格に向けた勉強の進め方

🔍 この章の概要

福岡大学の一般選抜は、系統別・前期ともに3科目型が基本です。科目数が絞られている分、各科目の取りこぼしが合否に直結します。ここでは時期ごとの進め方を整理します。

3科目型入試で意識したいこと

✏️ 元塾講師が考える3科目型の対策

私大の3科目型入試で合否を分けやすいのは、難問の出来よりも標準問題の失点の少なさだと私は考えています。大学受験の指導をしてきて、合格と不合格の差は難問を解けたかどうかより、取れるはずの問題を落としたかどうかで生まれることが多いと感じてきました。

  • 英語:単語・文法を早めに固め、長文を時間内に読み切る練習に移る
  • 国語・数学:受ける学科の必須科目を確認し、選択科目は得点が安定する方を選ぶ
  • 選択科目:学部・方式で選べる科目が異なるため、出願する全方式で使える科目を軸にする

出題形式や配点の細部は学部・科目ごとに異なるため、必ず過去問と入学試験要項で確認してください。

時期別の学習スケジュール

🔰 高3からの進め方(一般選抜の場合)

① 〜夏休み:基礎の総点検
英単語・文法、数学の基本問題、古文単語など、各科目の土台を固める時期です。
② 9〜11月:過去問で出題傾向をつかむ
受ける方式の過去問を1年分解き、時間配分と苦手分野を把握します。推薦を考える場合は11月の出願期限も意識します。
③ 12月〜1月:出願確定と共テ対策
12月18日から出願が始まります。共テを使う場合は、共テ対策と福大の過去問演習を並行させます。
④ 2月:本番と振り返り
2月2日の系統別、2月3日以降の前期と続きます。1回ごとに解き直しをして次の試験に活かします。

塾・映像授業を使うかの判断基準

💬 独学か、サポートを使うか

福岡大学レベルの私大対策は、基礎を丁寧に積み上げれば独学でも十分に戦えると私は考えています。一方で、「何から手をつければいいかわからない」「計画通りに進められない」という悩みが強い場合は、外部のサポートを検討する価値があります。

費用を抑えたいなら映像授業が選択肢になります。スタサプ大学受験講座の評判と向き不向きや、スタサプだけで大学受験に挑む場合の限界を確認してから判断するとよいでしょう。高1・高2で基礎固めから始めたい方にはスタサプ高校講座の実態が参考になります。

福岡大学を受験する前に知っておきたい注意点

🔍 この章の概要

受験機会が多いという福岡大学の長所は、裏を返すと「出願の判断ミスが起きやすい」ということでもあります。出願前に知っておきたい落とし穴をまとめました。

方式が多いぶん出願ミスが起きやすい

⚠️ よくある見落とし

  • 共テⅠ期の締切(1月12日)は共通テストより前:自己採点を見てから出すつもりならⅡ期(1月20日締切)です
  • 併用型は前期日程への出願が前提:併用型だけを単独で出すことはできません
  • 後期日程は複数学科の併願不可:1学科に絞って出願する必要があります
  • 前期日程の会場に名古屋はない:系統別日程と会場が異なる点に注意しましょう

受験回数が増えるほど費用と体力の負担も増える

📉 受験機会の多さの裏側

2026年度の金額で考えると、系統別日程と前期日程を1回ずつ受けるだけで一般方式の検定料は32,000円×2回で6万円台になります(割引が適用される場合を除く)。他大学の併願料、遠方からの交通費・宿泊費も加わります。

また、2月2日から数日連続で試験が続くと、後半ほど集中力が落ちやすくなります。受ける回数は「多ければ多いほどよい」ではなく、費用と体力の上限から逆算して決めるのが現実的です。受験全体の費用感は大学受験の塾費用の相場もあわせて確認しておくと、家計の見通しが立てやすくなります。

医学部医学科は別の入試として考える

❗ 医学科志望者への注意

医学科は系統別日程が一次(4科目400点)・二次の2段階で、2026年度の実質倍率は15.2倍、ボーダー偏差値は62.5、共テ利用Ⅰ期のボーダー得点率は83%です。検定料も一般方式60,000円と他学部の約2倍です。他学部と同じ感覚で「福大なら」と考えるのではなく、私立医学部入試として専門的な対策が必要だと考えてください。

福岡大学の受験に関するよくある質問

❓ この章の概要

受験生や保護者の方から出やすい疑問を、公式資料の範囲でまとめました。

福岡大学の受験料(入学検定料)はいくらですか?

❓ 受験料について

A. 2026年度入試では、医学部医学科以外は一般方式が1学科32,000円、共通テスト利用方式が15,000円、前期日程・共通テスト併用型が10,000円でした。医学科は一般方式60,000円、共通テスト利用方式27,000円です。併願割引もあります。2027年度の金額は入学試験要項で最終確認してください。

福岡大学の入試は福岡以外でも受験できますか?

❓ 地方会場について

A. 受験できます。2027年度の系統別日程は福岡・東京・名古屋・大阪など15都市、前期日程は14都市で実施されます。後期日程は福岡・広島・鹿児島の3都市です。医学科の一次選考は福岡・東京・名古屋・大阪の4都市に限られます。

系統別日程と前期日程はどちらを受ければよいですか?

❓ 方式の選び方について

A. 試験日が異なるため両方の出願が可能です。系統別日程は2月2日に1回の試験で同じ系統の複数学科を判定でき、前期日程は2月3日以降の複数日から最大5回受験できます。第一志望であれば両方を組み合わせて受験機会を増やすのが現実的です。

福岡大学の合格発表はいつですか?

❓ 合格発表について

A. 2027年度は系統別日程・前期日程・共通テスト利用型Ⅰ期・Ⅱ期の合格発表がいずれも2月23日(火)です。後期日程と共通テスト利用型Ⅲ期は3月13日(土)です。入学申込金の納入期限は2月28日(日)で、他大学を併願する場合は、延納申請により入学申込金以外の納入とWEB入学手続を3月23日(火)まで延ばせます。

共通テストを受けなくても福岡大学を受験できますか?

❓ 共通テストの要否について

A. 受験できます。系統別日程・前期日程・後期日程は大学独自の試験だけで合否が決まります。共通テストを使う方式は共通テスト利用型Ⅰ〜Ⅲ期と、前期日程に上乗せする共通テスト併用型です。併用型は前期日程への出願が前提です。

福岡大学の偏差値はどれくらいですか?

❓ 偏差値について

A. 河合塾が公表している2027年度入試のボーダー偏差値は40.0〜62.5、共通テストのボーダー得点率は51%〜83%です。医学部医学科が62.5と突出しており、多くの文系・理工系学科は42.5〜50.0に集まっています。ボーダーは予想値である点に注意してください。

まとめ:福岡大学の受験は方式の組み合わせで合格の可能性を広げる

🎯 この記事のまとめ

  • 2027年度の一般選抜は7方式。系統別日程(2/2)と前期日程(2/3〜)は両方受けられ、前期は同じ学科を2回受けると高い方の総点で判定
  • 系統別は15都市、前期は14都市で受験でき、九州外からも受けやすい
  • ボーダー偏差値は40.0〜62.5。医学科を除く多くの学科は42.5〜50.0
  • 2026年度は全学の倍率が2.8→3.4倍に上昇。前年の数字だけで判断しない
  • 主要方式の合格発表は2/23、入学申込金の締切は2/28。国公立併願者は特に注意

✅ 福岡大学の受験方式を活かしやすい人

  • 第一志望の学科に複数回挑戦して、本番の失敗リスクを減らしたい人
  • 九州外に住んでいて、地元の会場で受験したい人
  • 共通テストの点数も私大入試に活かしたい国公立志望の人

❌ 慎重に計画したほうがよい人

  • 国公立の結果を見てから入学申込金を払いたいと考えている人
  • 受験回数を増やしすぎて、費用や体力が追いつかなくなりそうな人
  • 医学科を他学部と同じ感覚で受けようとしている人

🧭 次にやること

まずは福岡大学受験生サイトで志望学科の科目と配点を確認し、受ける方式と回数を家族で決めましょう。12月18日の出願開始までに方式が決まっていれば、残りの期間を過去問演習に集中させられます。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校や発達障害のある生徒の指導経験があります。

この記事を書く理由:大学受験の指導では、志望校そのものより「どの方式で何回受けるか」で結果が変わる場面を何度も見てきました。方式が多い福岡大学だからこそ、公式資料を整理し、受験生と保護者が自分で判断できる材料を届けたいと考えています。

プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:福岡大学の2027年度入試(一般選抜を中心に、総合型・学校推薦型の日程を含む)
  • 調査方法:公式サイト調査/文献調査(入試ガイド、河合塾Kei-Netの公表データ)/著者の大学受験指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月18日
  • 情報の限界:著者は福岡大学の在学・卒業経験がなく、同大学の受験生へのヒアリングも行っていません。2027年度一般選抜の検定料の金額、学部別の科目・配点の詳細は本記事では扱っておらず、入学試験要項での確認が必要です。倍率は河合塾集計値で、大学発表値と異なる場合があります。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告はありません)

📚 参考文献・引用元

公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。