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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。慶應義塾高等学校・慶應義塾大学経済学部卒。大学在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスで中学・高校・大学受験の指導を担当しています。
公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:大学受験の11月は「新しく覚える月」から「得点に変える月」への切り替え月です。過去問を学習の軸に据え、志望タイプに合わせて共通テスト対策の比重を上げ、受験校と出願スケジュールを今月中に確定させることが、この時期に最も効く3つの行動です。
2027年度入試の共通テスト(2027年1月16日・17日)まで、11月1日時点で残り76日。「まだ全部終わっていない」と焦る人ほど、何をやらないかを決めることが合否を分けると、私は指導の現場で感じてきました。
📋 この記事でわかること
- 11月が大学受験の中でどんな位置づけの時期か、2027年度入試の日程と残り日数
- 11月にやるべきことの優先順位(過去問・共通テスト・受験校確定・苦手の線引き)
- 国公立志望・私大専願・推薦待ち・浪人生それぞれの過ごし方
- 11月に起きやすい失敗パターンと、保護者ができるサポート
💬 この記事の立ち位置
私は早稲田アカデミーでの講師経験と、現在のプロ家庭教師としての指導経験をもとにこの記事を書いています。なお、私自身は慶應義塾高校から慶應義塾大学へ内部進学したため、大学の一般入試を受験生として経験していません。受験生側の体験談ではなく、指導者として受験生の秋〜冬を見てきた立場と、文部科学省・大学入試センター・各大学の公表情報に基づいてお伝えします。
大学受験の11月はどんな時期?日程と残り日数
📌 この章の内容
11月1日は、多くの大学で総合型選抜の合格発表が始まり、学校推薦型選抜の出願が始まる日です。一般選抜組にとっても、共通テストまで3か月を切る節目にあたります。この章では、11月の位置づけと2027年度入試の主要日程、残り日数を整理します。
大学受験の11月とは「インプットから得点力への切り替え月」
🔰 11月の位置づけ
大学受験の11月とは、夏〜秋に積み上げた知識を、過去問と本番形式の演習によって「時間内に取れる点数」へ変換し始める時期です。共通テストまで約2か月半、私大の一般選抜まで約3か月、国公立の前期日程まで約4か月という距離感で、範囲の網羅よりも得点の最大化に軸足を移すタイミングにあたります。
同時に、推薦・総合型選抜を受ける人にとっては本番の真っ只中です。同じ教室の中に「試験直前の人」「結果待ちの人」「一般選抜まで3か月ある人」が混在するため、周囲のペースに流されず、自分の日程から逆算して動くことが大切です。
2027年度入試の主な日程一覧(11月〜3月)
📊 2027年度入試の主要日程
| 時期 | 主な出来事 | 関係する人 |
|---|---|---|
| 11月1日〜 | 総合型選抜の合格発表が解禁、学校推薦型選抜の出願が解禁 | 推薦・総合型の受験者 |
| 12月1日〜 | 学校推薦型選抜の合格発表が解禁 | 推薦の受験者 |
| 12月4日 | 共通テストの受験票がマイページで確認・印刷可能に | 共通テスト受験者全員 |
| 2027年1月16日・17日 | 大学入学共通テスト本試験(追試験は1月23日・24日) | 国公立志望・共テ利用者 |
| 2月1日〜 | 私立大学を中心に一般選抜の個別試験が本格化 | 私大受験者 |
| 1月下旬〜2月上旬 | 国公立大学の個別試験の出願(例:琉球大学は1月25日〜2月3日) | 国公立志望 |
| 2月25日〜 | 国公立大学の前期日程 | 国公立志望 |
| 3月12日〜 | 国公立大学の後期日程 | 国公立志望 |
出典:大学入試センター公表の令和9年度共通テスト日程、文部科学省「大学入学者選抜」の実施要項、琉球大学「令和9年度入試日程の概要」(いずれも2026年10月24日参照)
📝 日程に関する注記
上記は全国共通の枠組みと一例です。私立大学の一般選抜や推薦・総合型の具体的な日程は大学・学部ごとに異なるため、必ず志望校の学生募集要項でご確認ください。国立大学の前期・後期の大まかな流れは国立大学の受験日2027の解説でも整理しています。
共通テストまで残り何日?11月1日からのカウントダウン
🔢 残り日数の目安
11月1日を起点にすると、共通テスト本試験まで76日、私大一般選抜の本格化(2月1日)まで92日、国公立前期日程(2月25日)まで116日です。11月末時点では共通テストまで47日しか残りません。下の図で、各イベントまでの距離を比べてみてください。
大学受験の11月にやるべきこと4つ(優先順位順)
📌 この章の内容
11月にやるべきことは多く見えますが、優先順位をつけると4つに集約できます。上から順に時間を確保し、下の項目は上の項目に支障が出ない範囲で進めてください。
🧭 11月の優先順位
週単位で解く年度と科目を決め、解きっぱなしにせず失点の原因を分類する
国公立志望・共テ利用者は11月から段階的に時間を増やし、12月に最大化する
併願の組み合わせ、試験日の重なり、出願期間と受験料を一覧化する
頻出度と残り時間で、仕上げる分野と割り切る分野を決める
📖 私が勧める11月の1週間の組み方
| 曜日 | 主な内容 | ねらい |
|---|---|---|
| 平日 | 過去問1科目を時間を計って解く+同じ日に直し | 解いた当日に失点を分類する |
| 平日 | 共テ形式の演習を1科目(共テ受験者) | 形式への慣れを毎週途切れさせない |
| 土曜 | 本番と同じ時間割で過去問を通しで解く | 時間配分と集中力の持続を確認する |
| 日曜 | 1週間の直しの総点検+翌週の計画 | 「やらないこと」も含めて翌週を決める |
※私が指導で使っている目安です。学校の授業や模試の日程に合わせて調整してください。ポイントは、解く日と直す日を離さないことと、週に1回は本番の時間割を再現することです。
過去問演習を本格化し、失点の原因を分類する
🔍 過去問は「点数」より「失点の内訳」を見る
11月の過去問演習で最も大切なのは、点数そのものではなく失点の原因を3種類に分けて記録することです。
- 知識不足:そもそも知らなかった語句・公式・解法 → 参考書・問題集に戻って補強
- 時間不足:解けるのに時間切れ → 大問ごとの時間配分と解く順番を見直す
- ケアレスミス:計算・読み違い・マーク位置 → 見直しの手順を固定化する
同じ「60点」でも、知識不足が中心なら残り期間で伸ばしやすく、時間不足が中心なら戦略の変更だけで点が上がる場合があります。分類しないまま年度を重ねても、得点は安定しません。
💡 指導の現場で見てきた「伸びる過去問の使い方」
私が指導してきた中で、秋以降に得点が安定していった生徒に共通していたのは、解いた年度数ではなく、1年分の過去問から持ち帰る「直し」の量が多かったことです。逆に、10年分を解いたのに点が上がらない生徒は、採点して点数を記録した時点で満足してしまうケースが目立ちました。
目安として、過去問を解く時間と同じか、それ以上の時間を復習に充ててください。大学ごとの過去問の年数や着手時期の目安は過去問はいつから何年分解くべきかの解説にまとめています。
共通テスト対策の比重を上げる(国公立・共テ利用者)
📋 共通テストへの時間配分の考え方
国公立志望や、私大の共通テスト利用方式を使う人は、11月から共通テスト形式の演習を週単位で組み込み、12月には学習時間の過半を共通テスト対策に充てる配分を、私は指導の目安にしています。共通テストは科目数が多く、1科目あたりに使える演習時間は思った以上に短いため、11月の段階で科目ごとの目標点と現在点の差を一覧にしておくと、12月の配分を迷わずに決められます。
11月には各予備校の共通テスト形式の模試が実施されるのが通例です。結果の公開時期や平均点の見方は、共通テスト模試の平均点の見方で詳しく解説しています。
受験校と出願スケジュールを今月中に確定する
📋 確定させておきたい項目
- 第一志望・実力相応校・合格確保校の組み合わせ(各層に最低1校)
- 試験日の重なりと連続受験の日数(3日以上の連続は体力面で要注意)
- 各大学の出願期間・出願方法(Web出願か、書類郵送が必要か)
- 受験料の総額と入学金の納入期限(合格確保校の入学金を払うかどうか)
- 調査書や写真など、早めに準備が必要な書類
私立大学の一般選抜は、12月〜1月に出願が始まる大学が多く見られます。共通テスト利用方式では、共通テスト本番より前に出願が締め切られる大学もあるため注意が必要です。11月中に受験校を決めておけば、12月以降は勉強に集中できます。調査書の発行時期や有効期限は調査書はいつまで必要かの解説で確認できます。
苦手分野の「拾う・捨てる」を線引きする
✏️ 線引きの基準は「頻出度×必要時間」
11月以降に苦手分野をすべて潰そうとすると、得意分野の維持まで手が回らなくなります。私が受験生に勧めているのは、志望校の過去問での出題頻度と、仕上げるのに必要な時間の2軸で分野を仕分けることです。
- 頻出で短時間で仕上がる → 最優先で拾う
- 頻出だが時間がかかる → 基本問題だけ拾う
- 出題が少なく時間がかかる → 割り切って後回し
「捨てる」と聞くと不安になる方も多いのですが、限られた時間を頻出分野に寄せるのは、合格最低点を超えるための合理的な判断だと考えています。
志望・状況別の11月の過ごし方
📌 この章の内容
同じ11月でも、国公立志望か私大専願か、推薦・総合型を受けているかで、やるべきことの比重は大きく変わります。まずは一覧で自分のタイプを確認してください。
タイプ別の時間配分の目安(比較表)
⚖️ 11月の学習配分の目安(筆者の指導経験に基づく)
| タイプ | 共通テスト対策 | 個別試験の過去問 | 11月の重点 |
|---|---|---|---|
| 国公立志望 | 4〜5割 | 3〜4割 | 二次の過去問を1〜2年分解いて形式を把握し、12月の共テ集中に備える |
| 私大専願(共テ利用あり) | 2〜3割 | 5〜6割 | 共テ利用の科目だけ形式演習、主軸は第一志望の過去問 |
| 私大専願(共テ利用なし) | 0〜1割 | 7〜8割 | 第一志望と併願校の過去問、大学別の出題形式への慣れ |
| 推薦・総合型の結果待ち | 2〜4割 | 3〜4割 | 不合格時に備えて一般選抜の勉強を止めない |
※残りは基礎の復習・弱点補強に充てる想定です。あくまで私の指導上の目安であり、志望校の配点や現在の得点状況に応じて調整してください。
📝 進路選択に関する注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
国公立志望:二次の過去問を先に一度解いておく
🔍 12月に共テへ集中するための準備
国公立志望の人は、12月から共通テスト対策に大きく時間を割くことになります。そのため11月のうちに、第一志望の二次試験の過去問を1〜2年分解き、記述量や難易度を体感しておくことをおすすめします。共通テスト後から二次試験の対策を初めて始めると、形式に慣れるだけで時間を使ってしまうからです。
推薦・総合型の結果待ち:一般選抜の勉強を止めない
⚠️ 結果待ちの期間に起きやすいこと
総合型選抜の合格発表は11月1日以降、学校推薦型選抜は12月1日以降と定められています。結果を待つ1か月前後は気持ちが落ち着かず、勉強が手につかなくなりがちです。しかし、ここで手を止めると、不合格だった場合に一般選抜までの準備期間がさらに短くなります。
推薦の種類ごとの合格の確実性の違いは、推薦の種類(指定校・公募・総合型)の違いを参考にしてください。
浪人生:「去年の11月」との違いを数字で確認する
🔍 浪人生の11月
浪人生は春から基礎を固めてきた分、秋以降は現役生の伸びに追いつかれやすい時期でもあります。1年前の同時期の模試や過去問の点数と比べて、どの科目がどれだけ伸びたかを数字で確認し、伸びが鈍い科目に11月の時間を寄せてください。漠然とした不安を「科目ごとの差」に置き換えるだけで、残り期間の使い方が明確になります。
元塾講師が見てきた11月の受験生のリアル
💬 この章の内容
11月は、成績表と過去問の点数を見て気持ちが大きく揺れる月です。この章では、私が指導の現場で繰り返し見てきた傾向と、その時期にかけてきた考え方をお伝えします。
11月の模試判定とどう向き合うか
🗣️ 判定は「現在地」であって「結果予想」ではない
11月の模試でE判定やD判定が出て、志望校を下げるべきか相談を受けることは毎年のようにあります。私がまず伝えているのは、模試の判定は受験時点の得点から算出されたもので、現役生が本番までに伸びる分は織り込まれていないということです。
判定よりも見るべきなのは、志望校の過去問で合格最低点まで何点足りないか、そしてその差が「知識不足」なのか「時間不足」なのかです。前者で差が大きければ併願校を厚くし、後者なら解き方の修正で詰められる可能性があります。判定の文字だけで第一志望を外すのは、判断材料として少なすぎると考えています。
具体的には、科目ごとに「合格最低点−現在の得点」を出し、その差を本番までの残り週数で割って、1週間あたり何点積めばよいかに直してみてください。たとえば差が30点で残り12週なら、1週間に2〜3点です。数字に置き換えると、届く差なのか、併願校を厚くすべき差なのかを冷静に判断できます。
11月に伸びる受験生と停滞する受験生の違い
📖 指導経験から見える違い
| 観点 | 伸びる受験生 | 停滞する受験生 |
|---|---|---|
| 教材 | 今の教材を繰り返し、穴だけを補う | 不安から新しい参考書を次々に買う |
| 過去問 | 失点を分類し、直しに時間をかける | 点数を記録して次の年度へ進む |
| 計画 | 週単位で「やらないこと」も決める | やることリストが増え続ける |
| 生活 | 本番の時間帯に合わせて起床を固定 | 夜型のまま睡眠を削って勉強時間を増やす |
これは私が指導してきた範囲での傾向であり、統計的な調査結果ではありません。ただ、11月以降に崩れる受験生の多くは、学力よりも「量で不安を打ち消そうとする行動」から崩れていくと感じています。
大学受験の11月にやりがちな失敗と注意点
⚠️ この章の内容
11月は焦りから判断を誤りやすい月です。ここでは、取り返しがつきにくい失敗と、事務手続きの見落としを整理します。当てはまるものがあっても自分を責める必要はありません。今気づけば修正は間に合います。
新しい参考書に手を広げすぎる
❌ 最後まで終わらない教材は得点にならない
1冊を最後までやり切れない時期に新しい参考書を始めると、どの教材も中途半端に終わりがちです。新しい教材を使うのは、過去問で特定分野の穴が見つかり、その分野だけを薄い教材で短期間に補う場合に限るのが安全です。始める前に「何のために」「いつ終えるか」を決めてください。
睡眠を削って勉強時間を増やす
❌ 本番の時間帯に頭が働かなくなる
共通テストは朝から夕方まで続く試験です。11月から夜型の生活を続けると、本番の時間帯に集中力のピークを合わせにくくなります。睡眠時間の目安と、削らずに勉強時間を確保する工夫は大学受験生の睡眠時間の解説で詳しく紹介しています。
体調管理と感染症対策を後回しにする
⚠️ 予防接種を検討するなら早めに
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに2週間程度かかるとされています(厚生労働省「インフルエンザQ&A」)。共通テストを1月中旬に控える受験生は、接種するかどうかを11月中にかかりつけ医と相談しておくと安心です。万が一、本番で体調を崩した場合の追試験などの扱いは受験直前にインフルエンザになった場合の解説をご覧ください。
📝 健康情報に関する注記
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為・診断・治療の代替となるものではありません。体調や予防接種に関しては必ず医師・専門家にご相談ください。
受験票と出願手続きの確認漏れ
❗ 12月の受験票は「紙に印刷」が必要
2027年度の共通テストでは、受験票は2026年12月4日からマイページで確認・印刷できるようになります。試験会場にはスマートフォン画面ではなく印刷した紙の受験票を持参する必要があるため、自宅にプリンターがない場合の印刷方法も11月中に決めておきましょう。最新の案内は大学入試センターで確認してください。
保護者が大学受験の11月にできるサポート
📌 この章の内容
11月の受験生は、勉強以外のことに時間と気力を使う余裕がなくなっていきます。保護者の方が「手続き」と「お金」の整理を引き受けるだけで、受験生は勉強に集中しやすくなります。
受験料と入学金の総額を一覧にしておく
💰 受験にかかる費用の目安
| 項目 | 金額の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 国立大学の個別試験の検定料 | 17,000円 | 国立大学の検定料の標準額。公立大学は大学ごとに確認 |
| 私立大学の一般選抜の受験料 | 1回35,000円前後 | 大学・方式により異なり、併願割引を設ける大学もある |
| 合格確保校の入学金 | 大学ごとに異なる | 第一志望の発表前に納入期限が来るケースに注意 |
1回35,000円で私大を6回受験すると、受験料だけで21万円になります。併願割引の有無で総額は大きく変わるため、志望校ごとの割引制度も一覧に加えておくと安心です。
📝 費用情報に関する注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各大学の学生募集要項または直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
声かけは「結果」より「やり方」に向ける
💬 保護者の方へ伝えていること
11月の模試の結果を見て「この判定で大丈夫なの?」と聞きたくなる気持ちは自然なことです。ただ、本人が一番その結果を気にしています。私が保護者の方にお願いしているのは、判定ではなく「次の1週間で何を優先するか」を一緒に確認する声かけです。時期ごとの関わり方は大学受験生の親ができることの解説でも詳しくまとめています。
学習環境を見直すなら11月が最後のタイミング
🔍 塾・家庭教師・映像授業を追加するかの判断
11月から新たに塾へ入る場合、授業内容に慣れるまでの時間が直前期と重なります。追加するなら、「特定科目の過去問添削」や「苦手単元の短期補強」など、目的を一つに絞った使い方が現実的です。費用を抑えて苦手単元だけを映像授業で補う選択肢もあり、その実態はスタサプ大学受験講座の口コミ・評判で詳しく検証しています。
基礎の抜けが大きい場合は高校講座の内容から戻る方法もあります。
大学受験の11月に関するよくある質問
❓ この章の内容
11月の受験生・保護者の方からよくいただく質問に、私の考えと公式情報をもとにお答えします。
11月から勉強を始めても大学受験に間に合いますか?
❓ 回答
志望校と現在の学力の差によります。共通テストまで約2か月半、私大の一般選抜まで約3か月あるため、受験科目と大学を絞り、頻出分野に集中すれば合格可能性を上げる余地はあります。ただし全科目・全範囲を仕上げるのは現実的ではないため、併願校を含めた受験校の組み直しを同時に行うことをおすすめします。
11月の模試でE判定でした。志望校を変えるべきですか?
❓ 回答
判定だけで第一志望を下げる必要はないと考えます。11月時点の判定は、現役生がこれから伸びる分を織り込んでいません。見るべきは判定よりも、志望校の過去問で合格最低点まで何点足りないか、その差が残り期間で埋まる種類の失点かどうかです。そのうえで、併願校の層を厚くして全体のリスクを下げるのが現実的な対応です。
11月は過去問と問題集のどちらを優先すべきですか?
❓ 回答
11月は過去問を軸にし、問題集は過去問で見つかった弱点を補う目的に限定するのがおすすめです。過去問で失点の原因を分類し、知識不足の分野だけを問題集や参考書で戻って補強する、という往復が効率的です。
共通テスト対策はいつから本格化すればよいですか?
❓ 回答
国公立志望や共通テスト利用方式を使う人は、11月から比重を上げ、12月には学習時間の過半を共通テスト対策に充てるのが私の推奨する目安です。2027年度の共通テストは2027年1月16日・17日に実施されます。私大の個別試験のみで受験する人は、共通テスト対策を最小限にして志望校の過去問に時間を回す選択肢もあります。
11月に新しい参考書を始めても大丈夫ですか?
❓ 回答
1冊を最後までやり切る時間がない参考書や、今の教材と役割が重なる参考書は避けたほうが無難です。例外は、過去問で特定分野の穴が見つかり、その分野だけを薄い教材で短期間に補強する場合です。目的と終わる日を決めてから始めるのが条件です。
推薦・総合型の結果待ちの間は何を勉強すべきですか?
❓ 回答
不合格だった場合に備え、一般選抜の勉強を止めないことが最優先です。具体的には、共通テストと併願予定校の過去問に早めに着手し、合格した場合でも入学前に必要となる英語や数学の基礎を維持しておくと安心です。
まとめ:大学受験の11月は「やらないこと」を決めて得点力に変える
🎯 この記事のまとめ
- 11月は総合型の合格発表・学校推薦型の出願が始まり、共通テストまで3か月を切る切り替え月
- 優先順位は「過去問の本格化」→「共テ比重アップ」→「受験校の確定」→「苦手の線引き」
- 過去問は点数より失点の内訳(知識・時間・ケアレス)を見る
- 模試の判定は現在地であり、第一志望を外す根拠としては不十分
- 12月4日からの受験票印刷、感染症対策、受験料の整理は11月中に段取りを
✅ 11月のこの過ごし方が向いている人
- 一般選抜(共通テスト・私大個別)まで勉強を続ける予定の人
- 過去問に着手済み、またはこれから本格的に始める人
- 受験校がまだ確定していない人
❌ この記事の内容だけでは足りない人
- 基礎の大部分が未完成で、受験科目そのものを見直す必要がある人
- 推薦・総合型の面接や書類対策が当面の中心になる人
基礎から組み直す必要がある場合は、残り期間からの逆転戦略を先に読むことをおすすめします。
🧭 次に読んでほしい記事
11月の過ごし方が決まったら、高3の秋から入試本番までの全体像を大学受験完全攻略ロードマップで確認しておくと、12月以降に何をすべきかで迷わなくなります。
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。中学生時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校・発達障害のある生徒の指導に携わっています。
この記事を書く理由:受験生の秋〜冬を指導者として見てきた中で、11月の過ごし方の差がそのまま直前期の伸びの差になる場面を繰り返し見てきました。どの塾・予備校にも属さない立場から、公式情報と指導経験を分けてお伝えしています。
📝 調査概要
- 調査対象:2027年度(令和9年度)大学入試の日程、共通テストの受験手続き、大学受験生の11月の学習方法
- 調査方法:公式サイト調査(大学入試センター、文部科学省、琉球大学、厚生労働省)/著者の指導経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年10月24日
- 情報の限界:私立大学の一般選抜や推薦・総合型の日程は大学ごとに異なり、本記事では全国共通の枠組みと一例のみを示しています。学習配分の目安や受験生の傾向は著者の指導経験に基づくもので、統計調査ではありません。著者は大学の一般入試を受験生として経験していません。
- 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)
📚 参考文献・引用元
- 独立行政法人 大学入試センター(2026年10月24日参照)
- 文部科学省「大学入学者選抜」(2026年10月24日参照)
- 琉球大学「令和9年度入試日程の概要」(2026年10月24日参照)
- 厚生労働省「インフルエンザQ&A」(2026年10月24日参照)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。

