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国立大学の受験科目【理系】|共通テスト8科目と二次試験の選び方

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾高校・慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスで中学受験〜大学受験・浪人生まで担当しています。プロフィール|運営理念

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 この記事の結論

結論:国立大学の理系は「共通テスト6教科8科目+二次試験(数学・理科・英語が中心)」が基本です。ただし、理科の指定や情報Ⅰの扱い、二次の国語の有無は大学・学部ごとに違うため、高2のうちに志望校の募集要項で「指定科目」を確認しておくことが、科目選びで失敗しない最大のポイントです。

❓ この記事でわかること

  • 国立大学の理系で必要な共通テストの科目と配点
  • 二次試験(個別学力検査)でよくある科目パターン
  • 理科2科目・地歴公民1科目の選び方
  • 理系の科目選択で起きやすい失敗と、その防ぎ方
  • 今の学年で何を確認・準備すればよいか

💬 この記事の立ち位置

「理系だから数学と理科だけ頑張ればいい」と思っていたら、共通テストの国語や社会で足をすくわれた——。大学受験生を指導していると、こうした相談は珍しくありません。本記事は私自身の受験体験談ではなく、大学受験生を指導してきた立場からの視点と、大学入試センター・国立大学協会などの公式情報に基づいて執筆しています。個別大学の配点は年度ごとに変わるため、最終確認は必ず各大学の募集要項で行ってください。

  1. 国立大学の理系の受験科目とは?共通テストと二次試験の全体像
    1. 国立大学の理系受験科目は「6教科8科目+二次試験」が基本
    2. 新課程で「情報Ⅰ」が加わり、科目数が1つ増えた
    3. 私立理系との違いは「科目数」と「記述力」
  2. 共通テストで理系が受ける科目と配点
    1. 共通テストの理系科目一覧と配点・試験時間
    2. 1000点の内訳を図で見る:理系でも「文系科目」は3割
    3. 理科は「基礎を付さない科目」から2科目が基本
    4. 数学②は「数学B・C」の4項目から3項目を選ぶ
  3. 二次試験(個別学力検査)の理系科目パターン
    1. 理系の二次試験でよくある4つの科目パターン
    2. 二次試験の数学は「数学Ⅲ・C」まで出るのが一般的
    3. 共通テストと二次の配点比率で「勝負どころ」が変わる
  4. 理科・地歴公民の科目選びの基準
    1. 理科2科目の組み合わせと向いている学部
    2. 地歴公民は「短期間で8割」が狙える科目を選ぶ
  5. 理系の受験科目で失敗しやすい注意点
    1. 「6教科8科目が原則」でも大学ごとに例外がある
    2. 履修していない理科では受験準備が間に合わない
    3. 国語・地歴公民・情報を後回しにしすぎるリスク
  6. 国立大学の理系の受験科目を決める手順
    1. 受験科目を決める4ステップ
    2. 学年別に今からやるべきこと
    3. 科目数が多い国立理系の学習サポートの選び方
  7. 国立大学の理系受験科目に関するよくある質問
    1. 国立大学の理系は共通テストで何科目受ける必要がありますか?
    2. 数学Ⅲは共通テストで出題されますか?
    3. 理科は物理・化学・生物のどれを選ぶべきですか?
    4. 理系でも国語や社会は必要ですか?
    5. 情報Ⅰはどのくらい重視されますか?
    6. 理系の受験科目はいつまでに決めればよいですか?
  8. まとめ:国立大学の理系受験科目は早めの指定科目確認がカギ

国立大学の理系の受験科目とは?共通テストと二次試験の全体像

📌 まず全体像をつかむ

国立大学の理系入試は、1月の大学入学共通テストと、2月下旬以降の各大学の二次試験の「2段階」で合否が決まります。この章では、それぞれでどんな科目が課されるのか、私立理系と何が違うのかを整理します。

国立大学の理系受験科目は「6教科8科目+二次試験」が基本

📋 国立理系の受験科目の基本形

国立大学の理系の受験科目は、共通テストで国語・地理歴史/公民(1科目)・数学(2科目)・理科(2科目)・外国語・情報の6教科8科目を受験し、二次試験で数学・理科・英語を中心とした記述式の試験を受けるのが基本です。国立大学協会は2025年度入試以降、共通テストで「6教科8科目」を課すことを原則とする方針を示しています。

📚 出典

国立大学協会「2024年度以降の国立大学の入学者選抜制度-国立大学協会の基本方針-」(2022年1月公表)。国立大学協会(PDF)(参照日:2026年10月24日)

新課程で「情報Ⅰ」が加わり、科目数が1つ増えた

🔍 何が変わったのか

新しい学習指導要領で学んだ世代が受験した2025年度入試から、共通テストに「情報Ⅰ」(100点・60分)が新設されました。それまで国立理系の標準は「5教科7科目」でしたが、情報が加わって6教科8科目になっています。あわせて国語は試験時間が90分に、数学②は「数学Ⅱ,数学B,数学C」で70分になるなど、時間や出題範囲にも変化がありました。

私立理系との違いは「科目数」と「記述力」

🆚 国立理系と私立理系の比較

項目国立大学理系私立大学理系(一般選抜)
共通テスト原則6教科8科目が必須不要な方式が中心(共テ利用方式は別)
個別試験の科目数学・理科・英語が中心(国語ありも)数学・理科・英語の3教科型が多い
解答形式記述・論述が中心マーク式・空所補充が多い大学も
国語・社会共通テストで必要課さない方式が多い

※私立大学は大学・方式による差が大きく、上記は一般的な傾向です。

💡 元塾講師の見方

国立か私立かで迷う理系の生徒には、私はいつも「科目数の差は、高3の時間配分の差」だと伝えています。私立専願なら3教科に集中できますが、国立志望は国語・社会・情報にも一定の時間を割く必要があります。文系の科目事情と比べたい方は、文系の受験科目と選び方もあわせてご覧ください。

共通テストで理系が受ける科目と配点

📌 この章のポイント

共通テストの素点は、理系の標準パターンで合計1000点です。ただし大学はこの1000点をそのまま使うとは限らず、科目ごとに傾斜をかけたり圧縮したりします。まずは「素点の内訳」を正確に把握しましょう。

共通テストの理系科目一覧と配点・試験時間

📊 国立理系の標準的な共通テスト受験科目

教科理系が受ける科目配点試験時間
国語国語200点90分
地理歴史・公民6科目から1科目100点60分
数学①数学Ⅰ,数学A100点70分
数学②数学Ⅱ,数学B,数学C100点70分
理科物理・化学・生物・地学から2科目200点1科目60分
外国語英語(リーディング・リスニング)200点R80分・L30分
情報情報Ⅰ100点60分
合計(素点)1000点—

出典:大学入試センター「大学入学共通テスト」(参照日:2026年10月24日)。リスニングの時間は解答時間です。

📝 ご注意

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。試験の科目・配点・時間は記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

1000点の内訳を図で見る:理系でも「文系科目」は3割

📊 素点1000点に占める科目の割合

共通テスト素点1000点の内訳(国立理系の標準パターン) 共通テスト素点1000点の内訳(国立理系の標準) 数学200点 理科200点 英語200点 国語200点 地公100 情報100 理系の主力(数学+理科)=40% 国語+地公=30% 得点シミュレーション(数学・理科・英語はすべて8割の場合) 国語・地公も8割 → 合計800点(80%) 国語・地公が5割 → 合計710点(71%) 出典:大学入試センター公表の配点をもとに筆者作成(情報は8割で計算)。大学の傾斜配点は反映していません。

理系の主力である数学・理科は合計400点で4割にすぎず、国語と地歴公民だけで300点(3割)を占めます。図のように、国語・地歴公民が8割から5割に落ちるだけで合計は90点下がり、得点率は約9ポイント低下します。

理科は「基礎を付さない科目」から2科目が基本

⚠️ 理科の選択で注意したいこと

共通テストの理科には「物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎」(2つで1科目扱い)と、「物理・化学・生物・地学」(基礎を付さない科目)があります。国立大学の理系学部では、基礎を付さない科目から2科目を指定するのが一般的です。基礎科目では出願できないケースが多いため、文理選択の段階で履修科目を確認しておく必要があります。

数学②は「数学B・C」の4項目から3項目を選ぶ

🔢 数学②の出題の仕組み

「数学Ⅱ,数学B,数学C」では、数学Ⅱは必答で、数学B・数学Cの「数列」「統計的な推測」「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」の4項目から3項目を選択して解答します。どの3項目を選ぶかは、二次試験の出題範囲とあわせて早めに決めておくと効率的です。なお、数学Ⅲは共通テストでは出題されず、主に二次試験で問われます。

二次試験(個別学力検査)の理系科目パターン

📌 二次試験は大学ごとの個性が出る

二次試験は各大学が独自に作る記述式の試験です。理系では「数学・理科・英語」が中心ですが、国語の有無や理科の科目数、面接の有無などで大きく4つのパターンに分かれます。

理系の二次試験でよくある4つの科目パターン

📋 二次試験の科目パターン一覧

パターン主な科目見られやすい大学・学部
標準型数学・理科2科目・英語旧帝大・難関国立の理工系など
国語あり型数学・理科2科目・英語・国語東京大学理科類など一部の大学
軽量型数学・理科1科目(+英語)地方国立の理工系・後期日程など
面接・小論文併用型学力試験+面接・小論文医学部医学科・看護系など

※大学名は例示です。科目・配点は年度により変更されるため、各大学の募集要項で必ず確認してください。

二次試験の数学は「数学Ⅲ・C」まで出るのが一般的

🔍 二次の数学の出題範囲

国立大学理系の二次試験の数学は、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cを範囲とする大学が多く、特に数学Ⅲ(微分・積分、極限など)は配点の大きな出題分野になりやすいです。共通テストでは出ない数学Ⅲを高3の秋までに一通り終えられるかが、国立理系の学習計画の分岐点になります。

共通テストと二次の配点比率で「勝負どころ」が変わる

⚖️ 配点比率の読み方

国立大学では、共通テストと二次試験の配点比率が大学ごとに大きく異なります。たとえば東京大学理科類は、二次試験440点(国語80点・数学120点・理科120点・外国語120点)に対し、共通テストは110点に圧縮して扱う二次重視型です(出典:東京大学「学部入試」、参照日:2026年10月24日)。一方、地方国立大学では共通テストの比重が二次と同等以上という学部も珍しくありません。

  • 二次重視型:記述力で逆転しやすい。共テは「足切り回避+α」
  • 共テ重視型:取りこぼしが致命的。国語・社会の失点が響く

新潟大学のように、学部ごとに比率が大きく違う大学もあります。実例は新潟大学の学部別の配点と共テ比率で確認できます。

理科・地歴公民の科目選びの基準

📌 科目選びは「好き嫌い」の前に「指定」

理系の受験科目で最も悩むのが理科2科目と地歴公民1科目の選択です。結論からいうと、志望学部の指定 → 高校の履修状況 → 得意不得意の順で決めるのが失敗しにくい方法です。

理科2科目の組み合わせと向いている学部

🆚 理科の組み合わせ比較

組み合わせ主な志望学部特徴
物理+化学工学部・理学部(物理・化学系)・情報系出願できる学部が最も広い。物理必須の学部にも対応
化学+生物農学部・薬学部・生命系・看護系暗記量は多めだが、生命系との相性がよい
物理+生物医学部・一部の理学部受験者は少数派。対応する学部の確認が必須
地学を含む理学部地球科学系など地学を認めない学部があるため要注意

※一般的な傾向です。指定科目は大学・学部ごとに必ず確認してください。

💡 元塾講師の視点:迷ったら「物理+化学」が安全な理由

指導の現場で「理科の選択を後悔した」という相談を受けるとき、多いのは「生物を選んだあとに工学部に行きたくなった」というケースです。工学部の多くは物理を指定するため、生物選択だと出願先が一気に狭まります。逆に物理・化学選択から生命系へ進むことは、多くの大学で可能です。

もちろん、生物が本当に好きで生命系に進みたいなら化学+生物で問題ありません。大切なのは、「選んだ科目で出願できない学部」を把握したうえで選ぶことです。物理を選ぶか迷っている方は、物理の伸ばし方と時期別の対策も参考にしてください。

地歴公民は「短期間で8割」が狙える科目を選ぶ

🔍 理系の地歴公民の選び方

共通テストの地理歴史・公民は「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」「地理総合,歴史総合,公共」の6科目です。理系の受験生は1科目を選ぶのが一般的で、学習時間を抑えつつ安定して得点できるかが選択基準になります。

  • 理科の知識(気候・地形など)とつながりやすいのは地理系
  • 「地理総合,歴史総合,公共」は大学によって認めない場合がある
  • 高校で履修した科目のほうが、授業を活用できて効率的

理系の受験科目で失敗しやすい注意点

⚠️ 知らないと損をするポイント

受験科目の失敗は、努力ではカバーできないのが怖いところです。ここでは、理系の受験生と保護者の方に事前に知っておいてほしい注意点を3つ紹介します。

「6教科8科目が原則」でも大学ごとに例外がある

⚠️ 原則と実際の募集要項は別物

国立大学協会の方針はあくまで「原則」です。実際には、後期日程で科目数を減らす、情報Ⅰの配点を小さく圧縮する、特定の科目を指定するなど、大学・学部・日程ごとに扱いが異なります。「国立だからこの科目」と思い込まず、志望校の募集要項(または入学者選抜要項)を一次情報として確認してください。

🔺 二次重視の大学でも共テは手を抜けない

「二次重視なら共通テストはそこそこでいい」と考えるのは危険です。志願者が多い学部では、共通テストの得点で二次試験の受験者を絞る第1段階選抜(いわゆる足切り)を実施する場合があります。二次で逆転できる実力があっても、共通テストで国語や社会を落として二次を受けられなければ意味がありません。予告倍率や過去の実施状況は、各大学の募集要項で確認してください。

履修していない理科では受験準備が間に合わない

❌ よくある失敗例

  • 高2で生物を選択 → 高3で工学部志望に変更 → 物理を独学で一から始めることに
  • 理科基礎で共通テストに臨むつもりが、志望学部は基礎なし2科目指定だった
  • 地学を選んだが、志望学部が地学を認めていなかった

高校の科目選択は、学年が上がってから変更しにくいのが実情です。文理選択の前に、志望候補を2〜3校に絞って指定科目を見ておくだけで、こうした失敗はかなり防げます。

国語・地歴公民・情報を後回しにしすぎるリスク

❗ 「最後に詰めればいい」は危険

理系の受験生は数学・理科に時間を使いがちですが、先ほどの図のとおり国語と地歴公民は素点で3割を占めます。特に国語の古文・漢文は、直前の詰め込みで伸ばしにくい分野です。高3の夏以降も週に数時間は国語・社会に時間を確保する計画を立てておくと、共通テスト本番の失点を防ぎやすくなります。

国立大学の理系の受験科目を決める手順

📌 ここからは「行動」の章です

ここまでの内容を踏まえ、受験科目を決めて学習計画に落とし込むまでの手順をまとめました。保護者の方は、お子様と一緒に確認するチェックリストとして使ってください。

受験科目を決める4ステップ

🔰 受験科目決定までの流れ

① 志望学部の系統を決める
工学・理学・農学・医療系など、大まかな系統を決めます。
② 候補2〜3校の募集要項を確認する
共通テストの指定科目、二次の科目、配点比率を表にまとめます。
③ 高校の履修科目と照らし合わせる
理科の「基礎なし」科目が履修できるか、地歴公民の選択肢を確認します。
④ 学習計画に落とし込む
数学Ⅲの完成時期、理科の演習開始時期、国語・社会の時間を決めます。

学年別に今からやるべきこと

🧭 学年別の行動目安

学年やること
高1文理選択の前に志望系統を考え、理科の履修を決める
高2候補校の指定科目を確認し、数学Ⅲの学習を始める
高3夏までに理科の範囲を一通り終え、秋から共テ・二次の演習へ

3年間の全体像を先に知っておきたい方は、高1〜高3の大学受験ロードマップで時期ごとのやるべきことを確認できます。

科目数が多い国立理系の学習サポートの選び方

💬 6教科8科目をどう乗り切るか

6教科8科目すべてを塾の授業でカバーしようとすると、費用も時間も膨らみます。配点の構造から考えると、二次で配点が大きく記述の添削が必要な数学・理科は対面指導、共通テスト中心の国語・社会・情報は映像授業で補うといった「科目ごとの使い分け」が、費用と効果のバランスをとりやすいと私は考えます。

映像授業の候補としては、スタサプ大学受験講座の評判と実態や、基礎固め向きのスタサプ高校講座の評判が参考になります。塾・家庭教師まで含めて比較したい方は、学習塾・家庭教師の比較ランキングをご覧ください。

国立大学の理系受験科目に関するよくある質問

❓ よくある疑問をQ&Aで解消

受験生や保護者の方からよく寄せられる疑問をまとめました。

国立大学の理系は共通テストで何科目受ける必要がありますか?

ℹ️ 回答

国立大学協会の基本方針では6教科8科目が原則です。理系の標準は国語、地理歴史・公民1科目、数学2科目、理科2科目、外国語、情報の合計8科目です。ただし大学・学部・日程によって例外があるため、必ず志望校の募集要項で確認してください。

数学Ⅲは共通テストで出題されますか?

ℹ️ 回答

共通テストの数学は「数学Ⅰ,数学A」と「数学Ⅱ,数学B,数学C」で、数学Ⅲは出題されません。数学Ⅲは主に国立大学理系の二次試験で問われるため、二次対策として計画的に学習する必要があります。

理科は物理・化学・生物のどれを選ぶべきですか?

ℹ️ 回答

工学系志望なら物理・化学、生命・農学・医療系なら化学・生物が多い組み合わせです。ただし学部によって物理必須などの指定があるため、得意不得意より先に志望校の指定科目を確認することが重要です。

理系でも国語や社会は必要ですか?

ℹ️ 回答

国立大学の前期日程では、共通テストで国語と地理歴史・公民1科目を課す大学が大半です。二次試験で国語を課す大学もあります。配点が小さくても合否に影響するため、高3の秋以降に後回しにしすぎないことが大切です。

情報Ⅰはどのくらい重視されますか?

ℹ️ 回答

情報Ⅰは2025年度入試から共通テストに加わった100点満点の科目です。国立大学では原則として必須ですが、配点の扱いは大学ごとに異なり、他科目より小さく圧縮する大学もあります。志望校の配点表で比重を確認してください。

理系の受験科目はいつまでに決めればよいですか?

ℹ️ 回答

理科の選択科目は高校の履修科目と直結するため、高1の終わりから高2の初めまでに方向性を決めておくのが理想です。遅くとも高2のうちに志望校候補の募集要項を確認し、必要な科目が履修できるかを確かめておくと安心です。

まとめ:国立大学の理系受験科目は早めの指定科目確認がカギ

🎯 この記事のまとめ

  • 国立理系は共通テスト6教科8科目(素点1000点)+二次試験が基本
  • 二次試験は数学・理科・英語が中心で、数学Ⅲの完成が分岐点
  • 理科は「基礎なし」2科目が一般的。迷ったら出願先の広い物理+化学
  • 国語・地歴公民は素点の3割。後回しにしすぎない
  • 高2のうちに候補校の募集要項で指定科目を確認する

📋 この科目構成に向いている人・注意が必要な人

向いている人注意が必要な人
数学・理科を記述でじっくり解くのが得意国語・社会に時間を割く余裕がない
幅広い科目をバランスよく勉強できる理科の履修科目が志望学部の指定と合っていない
高2のうちから計画的に準備を始められる数学Ⅲの学習がまだ始められていない

💬 最後にひとこと

受験科目は、志望校が決まってから考えるものではなく、志望校を広く選べるように先回りして整えておくものだと私は考えています。この記事が、お子様・ご本人が自分で納得して科目を選ぶための材料になれば幸いです。独学でどこまで戦えるか気になる方は、スタサプだけで大学受験は可能かも検討材料にしてみてください。

🎓 著者プロフィール

執筆者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のお子様の指導経験があります。

この記事を書く理由:大学受験生の科目選択や学習計画の相談に長く関わってきたからこそ、「科目選びの失敗は後から取り返しにくい」ことを伝えたいと考えました。いかなる教育機関にも忖度せず、公式情報に基づいてお伝えします。

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📝 調査概要

  • 調査対象:国立大学の理系学部の受験科目(共通テスト・二次試験)
  • 調査方法:公式サイト調査(大学入試センター・国立大学協会・東京大学)/文献調査/著者の指導経験に基づく知見
  • 調査実施日:2026年10月24日
  • 情報の限界:全国立大学・全学部の募集要項を個別に確認したものではありません。二次試験のパターンや理科の組み合わせは一般的な傾向として記載しています。また、筆者自身の国立大学受験体験に基づく記述ではありません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。