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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は中学受験から大学受験・浪人生まで個別に指導しています。
公開日:2026年10月25日/最終更新日:2026年10月25日/※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:愛媛大学の一般選抜は、ほとんどの学科で「共通テスト6教科8科目前後(情報Ⅰを含む)+個別学力検査1〜2教科」が基本形で、総合点の6〜8割を共通テストが占めます。ただし、医学部医学科の前期は個別学力検査が約58%、社会共創学部の地域資源マネジメント学科は約51%と、二次の比重が大きい学科もあり、学科単位で戦い方がまったく変わります。
📋 この記事でわかること
「愛媛大学を受けたいけれど、何をどれだけ勉強すればいいのかわからない」と悩んでいませんか? 国立大学は学部・学科・日程ごとに科目と配点が細かく分かれているため、表を一つ読み違えるだけで勉強の優先順位がずれてしまいます。
- 全7学部の共通テスト科目・配点と個別学力検査の内容
- 情報Ⅰ・英語・二段階選抜など、誤解しやすいポイント
- 配点比率から見た「自分に合う学部・方式」の選び方
- 令和9年度(2027年度)入試に向けた時期別の対策
💬 この記事の立ち位置
私は家庭教師として国公立志望の生徒の受験計画を立てる際、最初に必ず「配点表を分解して、どの科目の1点が一番重いか」を一緒に確認してきました。この記事でもその手順で愛媛大学を読み解きます。
なお、私自身は愛媛大学の在籍者・関係者ではありません。科目・配点は愛媛大学の令和9年度入学者選抜要項と旺文社パスナビ(2026年10月25日参照)の公開情報に基づいて整理しており、学内の事情や合格者の個別データは扱いません。特定の大学・塾から報酬を受け取る関係もありません。
愛媛大学の受験科目の全体像
📌 まず押さえたい3つの前提
愛媛大学は法文・教育・社会共創・理・医・工・農の7学部を持つ総合国立大学です。受験科目を調べる前に、入試区分・日程・選抜の仕組みという「土台」を確認しておきましょう。
愛媛大学の受験科目とは?共通テストと個別学力検査の2段構え
🔰 受験科目の基本構造
愛媛大学の一般選抜の受験科目とは、1月の大学入学共通テストで課される教科・科目と、2〜3月に大学で行う個別学力検査等(いわゆる二次試験)の科目の2つを合わせたものです。合否は両者の合計点(学科によっては調査書点を含む)で判定されます。共通テスト自体の教科構成は共通テストの日程・科目の解説で整理しています。
- 共通テスト:前期はほぼ全学科で6〜7教科8科目前後、情報Ⅰを含む
- 個別学力検査:学科ごとに1〜3教科、または小論文・面接・実技・総合問題
- 調査書:多くの学科で40〜100点の点数として加算、または面接に含めて評価
令和9年度(2027年度)一般選抜の日程
📊 主な日程(令和9年度選抜要項より)
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 共通テスト | 2027年1月16日(土)・17日(日) | |
| 個別学力検査 | 2月25日(木) ※教育学部・医学部は25日〜26日 | 3月12日(金) ※法文・理・工・農学部 |
| 合格発表 | 3月6日(土)10時 | 3月20日(土)16時 |
後期日程を実施するのは法文・理・工・農の4学部です。教育・社会共創・医の3学部は前期のみとなります。
📝 日程に関する注記
日程は愛媛大学「令和9年度入学者選抜要項」(2026年10月25日参照)に基づく掲載時点の情報です。出願期間などの詳細は、必ず最新の学生募集要項でご確認ください。前期・後期の仕組みは国公立の前期・後期と併願戦略の解説でまとめています。
二段階選抜があるのは医学部医学科のみ
⚠️ 医学科志望者は共通テストで「足切り」に注意
令和9年度の選抜要項で二段階選抜の記載があるのは医学部医学科の前期日程のみです。志願者が募集人員の約6倍を超えた場合、共通テストの成績と出願書類で第1段階選抜が行われ、結果は2月10日に発表されます。他の学部・学科では二段階選抜の記載はありません。
学部別の受験科目と配点一覧【令和9年度】
📊 配点表の読み方
同じ「共通テスト6教科8科目」でも、国語200点の学科と50点の学科では勉強の比重がまるで違います。ここでは学部ごとに、共通テストの満点と内訳、個別学力検査の内容を一覧にしました。「個別比率」は総合点に占める個別学力検査等(調査書点を含む)の割合です。
表記:外=外国語([ ]内はリスニング配点)、地公=地理歴史・公民、情=情報Ⅰ
法文学部・教育学部の受験科目と配点
📋 法文学部(人文社会学科)
| コース・日程 | 共通テスト | 個別学力検査等 | 個別比率 |
|---|---|---|---|
| 昼間主・前期 | 800点:国200、外200[40]、地公2科目200、数・理から3科目150、情50 | 570点:国語250、外国語250、調査書70 | 42% |
| 夜間主・前期 | 800点(昼間主と同じ) | 310点:国語250、調査書60 | 28% |
| 昼間主・後期 | 500点:国200、外200[40]、地公・数・理・情から1科目100 | 240点:小論文200、調査書40 | 32% |
| 夜間主・後期 | 500点(昼間主と同じ) | 240点:小論文200、調査書40 | 32% |
法文学部昼間主の前期は、個別学力検査の科目として「外国語」が明示された唯一の区分です(医学科・産業マネジメント学科の「総合問題」の出題内容は本記事では扱っていません)。国語・英語を各250点で課すため、文系の記述力が合否を大きく左右します。
📋 教育学部・前期のみ
| コース・専修 | 共通テスト | 個別学力検査等 | 個別比率 |
|---|---|---|---|
| 教育発達実践(幼年・特別支援)/初等中等(国語・社会・英語・算数数学・理科・技術情報) | 850点:国200、数200、理100、外200[40]、地公1科目100、情50 | 350点:面接150、国・数・理・外から1科目200 | 29% |
| 教育発達実践(小学校教育) | 350点:面接150、国・数・理・外・実技から1つ200 | 29% | |
| 初等中等(家庭) | 350点:実技200、面接150 | 29% | |
| 初等中等(体育・保健体育) | 550点:実技400、面接150 | 39% |
音楽、図画工作・美術は実技500点+面接150点(個別比率43%)です。教育学部は令和9年度から後期日程が廃止されており、一般選抜は前期の一回勝負になります。
社会共創学部の受験科目と配点
📋 社会共創学部・前期のみ
| 学科 | 共通テスト | 個別学力検査等 | 個別比率 |
|---|---|---|---|
| 産業マネジメント | 775点:国200、外200[40]、地公2科目200、数100、理50、情25 | 340点:総合問題300、調査書40 | 30% |
| 産業イノベーション | 700点:国100、数200、理200、外100[20]、地公50、情50 | 400点:小論文100、面接300 | 36% |
| 環境デザイン | 675点:国150、数150、外150[30]、地公・理から計200(最高得点科目を100点で換算)、情25 | 300点:小論文150、面接150 | 31% |
| 地域資源マネジメント | 525点:国100、外100[20]、数・理・地公から最高得点科目100+他4科目各50、情25 | 550点:小論文250、面接250、調査書50 | 51% |
同じ学部でも、産業イノベーションは数学・理科が各200点の「理系寄り」、地域資源マネジメントは小論文・面接で半分以上が決まる「二次重視型」と、性格がまったく異なります。
理学部・医学部の受験科目と配点
📋 理学部
| 区分・日程 | 共通テスト | 個別学力検査等 | 個別比率 |
|---|---|---|---|
| 数学受験・前期 | 750点:国100、数150、理2科目200、外200[40]、地公50、情50 | 400点:数学300、調査書100 | 35% |
| 物理・化学・生物・地学受験・前期 | 750点:国100、数200、理2科目150、外200[40]、地公50、情50 | 400点:選んだ理科1科目(基礎+専門)300、調査書100 | 35% |
| A(数学)・後期 | 750点:国100、数200、理200、外150[30]、地公50、情50 | 400点:数学300、調査書100 | 35% |
| B(面接)・後期 | 750点(Aと同じ) | 400点:面接300(口頭試問を含む)、調査書100 | 35% |
理学部前期は「数学受験」「物理受験」など二次で1科目だけを選ぶ方式で、選んだ区分により共通テストの数学・理科の配点も入れ替わります。
📋 医学部・前期のみ
| 学科 | 共通テスト | 個別学力検査等 | 個別比率 |
|---|---|---|---|
| 医学科 | 500点:国100、数100、理2科目100、外100[20]、地公50、情50 | 700点:数学200、理科(物理・化学)200、総合問題200、面接100 | 58% |
| 看護学科 | 450点:国100、外100[20]、数・理・情・地公から4科目(最高得点科目100+他3科目各50) | 300点:小論文200、面接100 | 40% |
医学科の個別理科は物理・化学の指定です。生物選択者は出願できない点に注意してください。
工学部・農学部の受験科目と配点
📋 工学部
| 区分・日程 | 共通テスト | 個別学力検査等 | 個別比率 |
|---|---|---|---|
| 理型入試A・前期 | 750点:国100、数200、理2科目200、外150[30]、地公50、情50 | 350点:数学200、理科100、調査書50 | 32% |
| 理型入試B・前期 | 350点:数学100、理科200、調査書50 | 32% | |
| 文理型(建築・社会デザイン)・前期 | 850点:国150、数150、理150、外150[30]、地公150、情100 | 250点:数学200、調査書50 | 23% |
| デジタル情報人材育成特別プログラム・前期 | 800点:国50、数200、理150、外150[30]、地公50、情200 | 250点:数学200、調査書50 | 24% |
| 理型入試・後期 | 750点:国100、数150、理200、外200[40]、地公50、情50 | 350点:数学300、調査書50 | 32% |
| 文理型(建築・社会デザイン)・後期 | 600点:数200+国・外・地公・理・情から高得点の組合せで400 | 150点:面接100、調査書50 | 20% |
| デジタル情報人材育成特別プログラム・後期 | 1000点:国50、数200、理150、外150[30]、地公50、情400 | 250点:数学200、調査書50 | 20% |
前期の理型入試は、二次で数学重視(A)か理科重視(B)かを選べるのが特徴です。文理型の前期は令和9年度から個別学力検査の外国語がなくなり、数学と調査書で選考されます。
📋 農学部
| 日程 | 共通テスト | 個別学力検査等 | 個別比率 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 950点:国200、数200、理2科目200、外200[40]、地公100、情50 | 500点:数学200、理科200、調査書100 | 34% |
| 後期 | 200点:面接200(口頭試問を含む) | 17% |
農学部は共通テストが950点と、愛媛大学の前期日程で最も大きい満点です。国語も200点あるため、理系でも国語を捨てられない学部だといえます。
📝 配点データの出典と注記
配点は旺文社パスナビ「愛媛大学 入試科目(2027年度)」と愛媛大学「令和9年度入学者選抜要項」をもとに整理しました(2026年10月25日参照)。科目の選択条件などは簡略化している箇所があります。本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路の選択は、ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで、必ず最新の学生募集要項を確認して行ってください。
配点比率で見る愛媛大学の学部ごとの特徴
🔍 「共テ型」か「二次型」か
配点表を眺めるだけでは、学科ごとの性格はつかみにくいものです。そこで、総合点に占める個別学力検査等の比率を並べてみました。比率が低いほど共通テストの1点が重く、高いほど二次で逆転しやすい学科です。
個別学力検査の比率を学科別に比較
📊 総合点に占める個別学力検査等の比率(令和9年度)
紫=二次重視型(50%超)、青=標準型、グレー=共通テスト重視型(25%未満)。比率は調査書点を含む個別学力検査等の配点÷総合点です。
元塾講師が配点表から読み取る3つのポイント
💡 配点表を分解してわかること
配点表を指導の目線で分解すると、愛媛大学には次の3つの特徴が見えてきます。
- 「1点の重さ」が学科で最大4倍違う:同じ国語でも農学部は200点、理学部・工学部は100点、工学部デジタル情報人材育成特別プログラムは50点です。共通テスト本番で国語を10点落としたときのダメージは、学科によってまるで別物になります。
- 調査書が「点数」として入る学科が多い:理学部前期は調査書100点で、二次の数学300点の3分の1にあたります。高3の2学期まで評定を軽視しない方がよい大学です。
- 二次の科目数が少ないぶん、1科目の失敗が致命傷になりやすい:理学部や工学部文理型のように二次が実質1科目の区分では、その科目を「得点源」にできるかどうかで合否が分かれます。私が国公立志望の生徒に二次1科目型を勧めるのは、その科目で過去問の安定感が出てからにしています。
共通テスト「情報Ⅰ」の配点は学科で8倍の差
🧮 情報Ⅰの配点の幅
情報Ⅰの配点は、社会共創学部の一部学科の25点から、工学部デジタル情報人材育成特別プログラム前期の200点まで、前期日程だけで8倍の開きがあります。同プログラムの後期では400点と、共通テスト満点の4割を情報が占めます。
✏️ 情報Ⅰへの向き合い方
情報Ⅰは新しい教科のため、学校によって授業の進度に差が出やすいと感じています。配点50点前後の学科なら「失点しない程度に仕上げる」で十分ですが、工学部のデジタル情報人材育成特別プログラムを狙うなら、情報が主要科目の一つになります。志望学科の情報配点を早めに確認し、勉強時間の配分に反映させてください。
計算してみると、同プログラム後期は共通テスト1000点+個別250点の総合1250点のうち、情報1科目だけで約32%を占めます。国語(50点)の8倍の重さで、「情報が得意な人ほど逆転しやすい」数少ない入試区分だといえます。
受験科目から考える愛媛大学の学部・方式の選び方
⚖️ 得意科目から逆算する
「行きたい学部」と「点が取れる方式」は必ずしも一致しません。ここでは、自分の得意・不得意からどの区分が戦いやすいかを整理します。
文系受験生が比較したい学部・方式
🆚 文系向け区分の比較
| こんな人 | 候補になる区分 | 理由 |
|---|---|---|
| 国語・英語の記述が得意 | 法文学部 昼間主・前期 | 二次で国語・英語各250点 |
| 国語は得意、英語の記述は不安 | 法文学部 夜間主・前期 | 二次は国語250点のみ |
| 総合的な読解・資料分析が得意 | 社会共創 産業マネジメント | 二次は総合問題300点 |
| 小論文・面接で人物を見てほしい | 社会共創 地域資源マネジメント | 個別比率51%で逆転しやすい |
理系受験生が比較したい学部・方式
🆚 理系向け区分の比較
| こんな人 | 候補になる区分 | 理由 |
|---|---|---|
| 数学が最大の得点源 | 理学部 数学受験/工学部 理型A・後期 | 二次数学が200〜300点 |
| 理科1科目を深く得意にしている | 理学部 物理・化学・生物・地学受験/工学部 理型B | 二次理科が200〜300点 |
| 情報・プログラミングに強い | 工学部 デジタル情報人材育成特別プログラム | 共テ情報が200〜400点 |
| 共通テストで安定して高得点 | 工学部 文理型・前期 | 共テ比率が約77% |
💡 前期と後期で「同じ共テの点」の価値が変わる
見落とされがちですが、愛媛大学は同じ学部でも前期と後期で共通テストの配点が入れ替わる区分があります。
- 工学部の理型入試:前期は数学200・外国語150、後期は数学150・外国語200
- 理学部:前期の数学受験は数学150、後期のA(数学)は数学200・外国語150
つまり、数学が得意で英語が苦手な人は、同じ自己採点でも後期の工学部では換算点が下がります。私が併願を相談されたときは、自己採点を前期・後期それぞれの配点で換算し直してから出願先を決めるよう伝えています。
共通テスト型・二次型、それぞれに向いている人
⭕ 共通テスト重視の区分に向いている人
- 苦手科目が少なく、6教科8科目を平均的に得点できる
- マーク式の処理スピードに自信がある
- 記述問題で点が安定しにくい
⭕ 二次重視の区分に向いている人
- 共通テストで1〜2科目に苦手が残りそう
- 特定科目の記述力・小論文・面接に強みがある
- 過去問演習で同じ科目の得点が安定している
愛媛大学の受験科目で見落としやすい注意点
⚠️ 配点表だけでは見えない落とし穴
科目と配点を確認しても、細かな条件を見落とすと出願できなかったり、想定外の失点につながったりします。特に注意したい点をまとめました。
令和9年度入試の主な変更点
🔺 前年度の情報で計画を立てない
- 教育学部の後期日程が廃止:前期で不合格の場合、愛媛大学教育学部の一般選抜での再挑戦はできません。
- 工学部文理型(建築・社会デザイン)前期の個別学力検査から外国語が削除:数学と調査書で選考されます。
- 社会共創学部環境デザイン学科前期:共通テストの地理歴史・理科の選択科目数が変更されています。
先輩の体験談や前年度の参考書の情報は、こうした変更を反映していないことがあります。
受験生が誤解しやすい3つのポイント
❗ よくある誤解
- 「理系は国語が軽い」とは限らない:農学部は共通テスト国語200点で、理学部・工学部の倍の重さです。
- 「二次が1科目なら楽」とは限らない:科目が少ないぶん、1問のミスの影響が大きくなります。
- 「医学科の理科は何でもよい」わけではない:個別学力検査は物理・化学の指定です。
この記事で扱っていない情報と限界
❌ 本記事では確認できなかったこと
- 学校推薦型選抜・総合型選抜の科目と条件(一般選抜のみを扱っています。総合型選抜の仕組みは別記事で解説しています)
- 医学部の「総合問題」や社会共創学部の「総合問題」の具体的な出題内容
- 各学科の合格最低点・倍率・偏差値、共通テストの目標得点(予備校が公表するボーダーの見方と注意点を参考にしてください)
- 英語の外部検定試験の扱い(選抜要項の一般選抜部分で記載を確認できませんでした)
これらは愛媛大学の公式サイトで公開される入試情報や過去問で確認してください。
愛媛大学合格に向けた受験科目の対策ステップ
🧭 科目がわかったら、次は順番
受験科目を把握したら、次はいつ・何から手をつけるかです。共通テストの比重が大きい愛媛大学では、二次対策より先に共通テストの土台づくりが優先になります。
今日からできる時期別の対策手順
📋 時期別の対策ステップ
科目ごとの配点を書き出し、配点の大きい順に並べます。勉強時間の配分はこの順番が基準です。
6教科8科目は範囲が広いため、苦手科目を残さないことが最優先です。情報Ⅰもこの時期までに一通り終えましょう。
二次の科目が1〜2教科に絞られる学科が多いぶん、過去問で出題形式に慣れる時間を確保します。
総合点の6〜8割を占める共通テストで取りこぼさないよう、時間配分の練習を重ねます。
得点と配点比率を見比べ、二次で逆転できる区分か、共テ重視の区分かを判断します。
学習計画と教材選びのポイント
💬 地方国立志望こそ「計画の粒度」が大事
私が国公立志望の生徒を見てきた中で、つまずきやすいのは「科目数の多さに対して、計画が月単位でしか立っていない」ケースです。週単位で科目の配分を決め、模試のたびに見直す仕組みをつくると、6教科8科目でも取りこぼしが減っていきます。
具体的には、配点の比率をそのまま週の勉強時間の比率に置き換えるところから始めます。たとえば農学部前期なら、共通テストの国語・数学・理科・外国語が各200点で並び、さらに二次で数学・理科が各200点あります。数学と理科は共テと二次の両方で効くため、時間を厚めに配分するのが合理的です。一方、地歴公民(100点)と情報(50点)は「失点を抑える」位置づけにとどめます。
🔍 自宅学習で共通テストの科目数をカバーするには
通える範囲に志望校対策ができる塾が見つからない場合は、映像授業で科目数の多さを補う方法があります。受験学年ならスタサプ大学受験講座の口コミと評判が参考になります。
ただし、映像授業は記述答案の添削や面接練習には向きません。スタサプだけで大学受験を乗り切れるかの検証もあわせて読み、二次対策をどう補うか考えておきましょう。
🏢 二次の記述・面接対策を人に見てもらう選択肢
法文学部の国語・英語記述、医学科の総合問題、社会共創学部の小論文・面接などは、第三者の添削があると伸びやすい分野です。塾や家庭教師を比較するなら学習塾・家庭教師のおすすめ比較が出発点になります。
愛媛大学の受験科目に関するよくある質問
❓ よくある質問
愛媛大学の受験科目について、受験生や保護者の方から特に多い疑問をまとめました。
愛媛大学の共通テストで情報Ⅰは必要ですか?
❓ 情報Ⅰの必要性
A. 令和9年度の前期日程では、医学部看護学科を除くすべての学部・学科で情報Ⅰが課されます。配点は25点〜200点と学科で大きく異なり、工学部デジタル情報人材育成特別プログラムの後期は400点です。看護学科と一部の後期日程では、情報は選択科目のひとつです。
愛媛大学の二次試験(個別学力検査)で英語は出ますか?
❓ 二次の英語
A. 個別学力検査の科目として外国語が明示されているのは、法文学部昼間主コースの前期(外国語250点)です。教育学部前期は国語・数学・理科・外国語から1科目を選ぶ方式のため、英語を選ぶこともできます。理系学部の多くは数学・理科中心です。医学科などの「総合問題」の出題内容は過去問で確認してください。
愛媛大学医学部医学科に二段階選抜はありますか?
❓ 医学科の二段階選抜
A. あります。前期日程で志願倍率が募集人員の約6倍を超えた場合、共通テストの成績と出願書類で第1段階選抜が行われます。令和9年度の第1段階選抜の結果発表は2月10日の予定です。
愛媛大学教育学部に後期日程はありますか?
❓ 教育学部の後期日程
A. 令和9年度の選抜要項では、教育学部の一般選抜後期日程は廃止とされています。教育学部を一般選抜で受ける場合は前期日程の一回勝負になる点に注意が必要です。
愛媛大学は共通テストと二次試験のどちらが重要ですか?
❓ 共通テストと二次の比重
A. 多くの学科で個別学力検査の比率は総合点の2〜4割程度で、共通テストの比重が大きい大学です。ただし医学部医学科の前期は個別が約58%、社会共創学部地域資源マネジメント学科は約51%と、二次の比重が大きい学科もあります。
まとめ:愛媛大学の受験科目は学科ごとの配点比率で戦略が決まる
🎯 この記事のまとめ
- 愛媛大学の一般選抜は「共通テスト6〜7教科8科目前後+個別1〜2教科」が基本形で、多くの学科で共通テストが総合点の6〜8割を占めます。
- 医学科前期(個別約58%)、地域資源マネジメント(約51%)は二次で逆転しやすい学科です。
- 情報Ⅰは前期日程で25点〜200点と学科差が大きく、デジタル情報人材育成特別プログラムでは主要科目になります。
- 令和9年度は教育学部の後期廃止、工学部文理型前期の外国語削除など変更があります。
- 最終確認は必ず愛媛大学の最新の学生募集要項で行ってください。
✅ 愛媛大学の配点構造に向いている人
- 6教科8科目を大きな苦手なく勉強できる
- 高校の評定を安定して取れている(調査書点が入る学科が多いため)
- 二次の1〜2科目を早めに得点源にできる
📉 戦略の見直しが必要かもしれない人
- 共通テストで2科目以上の大きな苦手が残っている(二次重視の学科を検討)
- 二次で英語の記述を武器にしたい理系受験生(理系学部の二次に英語はほぼない)
- 医学科志望で、理科が生物中心(個別は物理・化学指定)
🧭 次の一歩
まずは志望学科の配点表を手元に書き出し、「1点が一番重い科目」から勉強時間を配分してみてください。最新の科目・配点は愛媛大学の令和9年度入学者選抜要項で確認できます。科目数が多い国立大学の勉強全体の進め方は大学受験の完全攻略ロードマップにまとめています。
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
- 中学時代に早稲田アカデミーへ通い、慶應義塾高等学校に合格
- 慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導
- 指導歴10年超。中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の生徒の指導経験あり
この記事を書く理由:大学受験生の受験計画を立てる際に配点表の読み解きを日常的に行っており、その手順を公開情報に当てはめることで、受験生が自分で判断できる材料を提供できると考えたためです。
📝 調査概要
- 調査対象:愛媛大学 令和9年度(2027年度)一般選抜の受験科目・配点・日程
- 調査方法:公式資料調査(愛媛大学 令和9年度入学者選抜要項)/大手教育情報サイトの入試科目データの確認/著者の指導経験に基づく分析
- 調査実施日:2026年10月25日
- 情報の限界:著者は愛媛大学の在籍者・関係者ではなく、学内の情報や合格者データは扱っていません。学校推薦型・総合型選抜、総合問題の出題内容、合格最低点・倍率は調査対象外です。科目の選択条件は一部簡略化しています。
- 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)
📚 参考文献・引用元
- 愛媛大学「令和9年度入学者選抜要項」(2026年10月25日参照)
- 旺文社 大学受験パスナビ「愛媛大学 一般選抜 入試科目」(2026年10月25日参照)
- 独立行政法人 大学入試センター(2026年10月25日参照)
公開日:2026年10月25日/最終更新日:2026年10月25日/※情報変更があった場合は随時更新します。

