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高校受験は何月?入試日程と中3の年間計画を元塾講師が解説

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🎓 この記事を書いた人

元塾講師kouのプロフィール画像

kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。高校受験を「受ける側」と「指導する側」の両方で経験しているため、月ごとに何が起こるかを実感を伴ってお伝えできます。

🎯 結論

結論:高校受験の本番は、推薦入試が1月、私立の一般入試が1月中旬〜2月上旬、公立の一般入試が2月中旬〜3月上旬に行われます。そして受験生にとって本当に重要なのは、本番の月よりも「内申点が確定する12月」と「全範囲の復習が終わる8月」から逆算することです。

📌 この記事で解決できること

  • 高校受験は何月に行われるのか(公立・私立・推薦・一般の別)
  • 2027年度入試で公表済みの具体的な期日(東京都立・大阪府公立)
  • 中学3年の1年間、何月に何をすればよいのか
  • 内申点が実質的に締め切られるのは何月か
  • 何月から動き出しても失敗しやすい落とし穴は何か

読み終えたときには、「あと何か月あるのか」ではなく「今月やるべきことは何か」が具体的に決まっている状態を目指します。

🏷️ 情報の扱いについて

入試日程は各教育委員会が年度ごとに公表するものです。本記事では2026年8月17日時点で公表されている公式情報のみを日付付きで紹介し、確認できていない地域については日付を記載せず、確認先のみをご案内します。私自身が全国47都道府県の日程を網羅的に調査したわけではない点を、あらかじめお伝えしておきます。

  1. 高校受験は何月に行われる?まず押さえたい全体像
    1. 高校受験の本番は1月から3月に集中する
    2. 公立高校の入試は何月?推薦は1〜2月・一般は2〜3月
    3. 私立高校の入試は何月?都道府県で解禁時期が違う
    4. 合格発表と入学手続きは何月に行われるか?
  2. 2027年入試は何月何日?公表済みの日程を確認する
    1. 東京都立高校の日程(2027年度)
    2. 大阪府公立高校の日程(2027年度)
    3. 自分の都道府県の日程を確実に調べる手順
  3. 中3の1年間は何月に何をする?月別スケジュール
    1. 4〜7月:内申点の勝負はもう始まっている
    2. 8月:夏休みは「唯一まとめて戻れる月」
    3. 9〜11月:模試と過去問で志望校を現実的に絞る
    4. 12〜1月:出願書類と本番モードへの切り替え
    5. 2〜3月:本番、そして発表までの過ごし方
  4. 内申点が決まるのは何月?意外と知られていない締切
    1. 調査書に載る成績は、どの学年のものか?
    2. 実質的な締切は12月ごろに来る
    3. 中3の秋から動いても間に合わないもの
  5. 現場で見てきた「何月に差がつくのか」という話
    1. 伸びる生徒が変わり始めるのは、たいてい同じ月だった
    2. 「夏からで間に合う」は、条件付きで本当
    3. 塾や教材を入れるなら、現実的には何月か
  6. 何月から始めても起きやすい3つの落とし穴
    1. 落とし穴①:逆算せずに「今月やること」だけ決める
    2. 落とし穴②:私立併願の締切と費用を見落とす
    3. 落とし穴③:出遅れを取り返そうとして詰め込みすぎる
  7. よくある質問
  8. まとめ:高校受験は何月から動けばいいのかの結論

高校受験は何月に行われる?まず押さえたい全体像

📋 この章でわかること

「高校受験は何月ですか」という問いには、実は一つの答えがありません。公立か私立か、推薦か一般か、そしてどの都道府県かによって、本番の月は1月から3月まで振れ幅があるからです。まずは全体の地図を頭に入れましょう。

高校受験の本番は1月から3月に集中する

🔍 入試が行われる月の全体像

時期主に行われること
1月私立高校の入試が始まる地域あり/公立の推薦・特色選抜
2月私立の一般入試が本格化/公立の一般入試が始まる地域あり
3月公立の一般入試と合格発表/二次募集

つまり受験生の「本番期間」は約2か月間です。1日で終わるものではなく、私立の押さえ校から公立本命まで、数週間にわたって試験が続く点は最初に理解しておいてください。

公立高校の入試は何月?推薦は1〜2月・一般は2〜3月

🏢 公立入試の2つの入口

公立高校には、多くの地域で「推薦・特色などの早い入試」と「学力検査中心の一般入試」の2つの入口があります。前者は1月から2月上旬、後者は2月中旬から3月上旬に置かれるのが一般的な設計です。

推薦系の入試は面接や作文が中心で、合格発表も一般入試より前に出ます。そのため推薦で不合格でも一般入試を受け直せるのが通常の流れですが、切り替えに使える期間は数週間しかありません。制度の中身については推薦入試の仕組みと内申の使われ方を先に読んでおくと、日程の意味がつかみやすくなります。

私立高校の入試は何月?都道府県で解禁時期が違う

💬 指導現場での一般的な傾向として

私立高校の入試日は、都道府県の私立中学高等学校協会などが定める申し合わせによって「この日以降」と決められている地域が多く、同じ首都圏でも解禁日が県ごとにずれます。私が指導していた地域では、埼玉・千葉が先に始まり、東京・神奈川はそれより後、という順番が毎年の前提でした。

これは私の指導経験に基づく一般的な傾向であり、年度や学校によって変わり得ます。実際の入試日は必ず各高校の募集要項でご確認ください。公式に日付が確定していない段階で「例年どおり」と決め打ちするのは、私が最も避けてほしい判断です。

もう一つ、時期の話として付け加えます。私が指導していた地域では、私立の併願先が実質的に動き始めるのは12月の個別相談でした。試験日そのものは1月や2月でも、そこで提示される基準に届くかどうかは12月時点の成績で判断されます。つまり受験生にとっての私立入試は、試験日より前に一度目の山が来るということです。この運用も地域差が大きいため、中学校の進路指導で必ず確認してください。

合格発表と入学手続きは何月に行われるか?

⚠️ 見落としがちな「発表後の数日間」

受験生も保護者も入試日ばかり見ますが、実務上きついのは合格発表から入学手続き締切までの日数が極端に短いことです。私立の入学金の納入期限が公立の発表前に来る場合、いったん納めるかどうかの判断を迫られます。

この時期に慌てないためには、発表日と手続き期限をセットで書き出しておくことが有効です。発表当日の動き方は合格発表の確認方法と発表後にやることにまとめています。

2027年入試は何月何日?公表済みの日程を確認する

📊 この章でわかること

ここからは実際の日付を見ます。2026年8月17日時点で、いくつかの都道府県は2027年度(令和9年度)入試の日程をすでに公表しています。私が確認できた公式発表のみを、出典付きで掲載します。

東京都立高校の日程(2027年度)

🔢 都立高校の主な期日

区分検査日合格発表
推薦に基づく選抜2027年1月26日・27日2027年2月2日
第一次募集・分割前期募集2027年2月21日2027年3月1日

出典:東京都教育委員会「令和9年度東京都立高等学校入学者選抜の日程について」(2026年5月28日公表/2026年8月17日参照)。なお都教委は、詳細な実施要綱を2026年9月に公表する予定としています。日程表は公表後に細目が加わるため、出願前には必ず実施要綱で最終確認してください。本記事の日付は上記の公表資料に基づくもので、私が各校に直接確認したものではありません。

大阪府公立高校の日程(2027年度)

🔢 大阪府公立高校の主な期日

区分学力検査等
特別入学者選抜2027年2月18日(音楽科を除く学科)
一般入学者選抜2027年3月10日

出典:大阪府「令和9年度公立高等学校入学者選抜」(2026年8月17日参照)。特別入学者選抜は専門学科・総合学科などが対象学科が限られるため、普通科を志望する場合は3月の一般入学者選抜が中心の受験機会になります。

📊 同じ「公立入試」でも約3週間ずれる

2027年度 公立入試日程の比較 1月 2月 3月 東京都立 1/26-27 推薦 2/21 検査 3/1 発表 大阪府公立 2/18 特別選抜 3/10 一般選抜 出典:東京都教育委員会・大阪府公表資料(2026年8月17日参照)

自分の都道府県の日程を確実に調べる手順

🔰 3ステップで確定させる

① 教育委員会の公式サイトを開く
検索窓に「◯◯県 教育委員会 入学者選抜 日程」と入れます。塾や情報サイトではなく、必ず公式の発表にたどり着いてください。
② 「令和◯年度」の年度表記を確認する
入試の年度は、受験する年ではなく入学する年で表記されます。2027年春に受験する場合は「令和9年度」です。ここを取り違えて前年の日程を見てしまう例を何度も見てきました。
③ 私立は各校の募集要項で確認する
私立高校の日程は教育委員会のページには載りません。志望校のサイトから募集要項をダウンロードし、試験日・発表日・手続き締切の3点をメモします。

神奈川県も2027年度の主な日程を公表しています(神奈川県公式サイト/2026年8月17日参照)。他県も同様の形式で公表されますので、上記の手順で探せば必ず見つかります。

「まだ発表されていない」場合の目安も知っておくと安心です。大阪府は2026年4月、東京都は2026年5月に翌年度の日程を公表しています。おおむね受験の前年の春から初夏にかけて順次公表されると考え、その時期に一度確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

📝 日程情報についての注記

本記事の日程は記事掲載時点で公表されている情報です。変更の可能性があるため、出願前には必ず各教育委員会・各高校の最新の発表をご確認ください。本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

中3の1年間は何月に何をする?月別スケジュール

📋 この章でわかること

入試日がわかっても、そこから逆算できなければ意味がありません。ここでは中学3年の4月から3月までを5つの局面に分け、それぞれの月に何が起きるのかを整理します。学習だけでなく「学校側の動き」も同時に載せているのがポイントです。

📈 中3受験ロードマップ

中3・月別ロードマップ 4〜7月/土台をつくる ・中1中2の弱点を教科別に洗い出す ・定期テストは内申に直結する本番 8月/夏休みが最大の分岐点 ・3年分の総復習を終わらせる唯一の月 ・ここで遅れると秋の演習が回らない 9〜11月/絞り込みの3か月 ・模試で持ち偏差値を確定させる ・過去問を1年分だけ試して傾向を知る ・学校説明会と三者面談で候補を確定 12月/内申が確定する月 ・2学期(後期)の評定でほぼ決着 ・出願校を最終決定し書類準備へ ・冬休みは過去問演習に切り替える 1〜2月/本番期間 ・推薦入試と私立入試が連続する ・体調管理が学力と同じ比重になる ・受験校ごとに手続き締切を管理 2〜3月/公立本番と発表 ・発表から入学手続きまでは数日 図:筆者作成(入試の時期区分は各教育委員会の公表日程に基づく/2026年8月17日時点)

4〜7月:内申点の勝負はもう始まっている

✅ この時期にやるべきこと

春から夏にかけての最大の仕事は、中1・中2の穴を特定することです。多くの受験生は「中3の内容が難しい」と感じますが、実際に躓いているのは中2の連立方程式や不定詞であることが大半です。

同時に、1学期の定期テストは入試の一部だと考えてください。この時期の点数がそのまま調査書に載ります。始める時期そのものに迷いがある方は、受験勉強を始めるべき時期の判断基準もあわせて読んでみてください。

8月:夏休みは「唯一まとめて戻れる月」

❗ 夏を逃すと選択肢が減る

私が受験生を見てきて最もはっきり差が出たのが8月でした。学校の授業が止まる唯一の長期間であり、過去の学年に戻れる最後の機会だからです。秋以降は学校の進度と模試と過去問が同時に走るため、まとまった復習の時間が取れなくなります。

ただし、闇雲に長時間やれば良いわけではありません。1日あたりの目安については夏休みの勉強時間の目安と時間配分で具体的に解説しています。

9〜11月:模試と過去問で志望校を現実的に絞る

🧭 秋の3か月でやること

  • 模試を継続して受ける:1回の結果ではなく推移で判断します
  • 過去問を1年分だけ解く:得点を取るためではなく、出題形式を知るためです
  • 学校説明会に行く:秋が最後の開催という高校も少なくありません
  • 三者面談に備える:11月〜12月の面談で受験校が事実上決まります

過去問の開始時期は毎年質問が集中するテーマです。詳しくは過去問を始める適切な時期と進め方で、学力別に整理しています。

12〜1月:出願書類と本番モードへの切り替え

⚠️ 学習以外の作業が急増する

12月から1月は、願書・調査書・証明写真・受験料の納付など、勉強とは別種類のタスクが一気に押し寄せる時期です。近年はインターネット出願が主流になり、東京都立高校でも志願者情報の入力期間が12月中旬から始まります。

この時期に親子で揉めるのは、たいてい勉強内容ではなく事務手続きです。出願関係の書類は、届いたその日に受験番号と試験会場を家族で共有しておくと、当日の混乱を防げます。

2〜3月:本番、そして発表までの過ごし方

📌 最後の1か月は「守り」の設計に変える

2月に入ったら、新しい問題集に手を出すよりも、これまで解いた過去問と模試の間違い直しを回すほうが得点は安定します。この時期の学力は伸びないのではなく、伸ばし方が変わるだけです。

また、公立入試の直前に私立入試や推薦の発表が挟まる地域では、精神的な揺れが学習の妨げになります。感染症などで受験できなかった場合に追検査があるかどうかは、地域によって扱いが異なりますので、事前に募集要項で確認しておくと安心です。

内申点が決まるのは何月?意外と知られていない締切

📋 この章でわかること

「高校受験は何月か」を調べている方の多くが見落とすのが、入試当日より前に確定してしまう要素の存在です。それが内申点(調査書の評定)です。ここを外すと、逆算の起点そのものがずれます。

調査書に載る成績は、どの学年のものか?

⚖️ 対象学年は都道府県で大きく異なる

地域調査書の評定対象
東京都中学3年の評定
大阪府中学1年〜3年の評定

この差は非常に大きく、大阪府では中学1年の成績がそのまま高校入試に影響します。ご自身の地域の扱いは、大阪府の選抜資料東京都教育委員会の発表のように、必ず公式資料で確認してください(いずれも2026年8月17日参照)。

実質的な締切は12月ごろに来る

🔺 入試の2か月前に半分は決まっている

調査書は出願時に中学校が作成するため、中学3年の2学期(前後期制なら後期の途中)までの成績で確定します。つまり2月の入試を受ける時点で、合否要素の一部はすでに前年のうちに締め切られているということです。確定の時期は3学期制か前後期制かによって前後しますので、ご自身の中学校の成績処理時期を担任の先生に確認しておくと確実です。

「内申はどうせ関係ない」と考えている方は、その前提が地域によって成り立たないことを内申点が合否に与える影響の実態で確認してみてください。書類の中身そのものについては調査書の記載内容と評価の仕組みで扱っています。

中3の秋から動いても間に合わないもの

❌ 秋以降では取り返しにくい要素

  • 過去の学年の評定:対象学年が中1からの地域では、後から変更できません
  • 英検などの資格:出願に間に合う受検回が限られます
  • 提出物の積み重ね:単発では挽回しにくく、日々の記録が評価に反映されます

逆に言えば、学力検査の得点は最後まで伸ばせるということでもあります。何を諦め、何に集中するかを決めるためにも、締切のある要素から先に把握してください。

現場で見てきた「何月に差がつくのか」という話

📋 この章でわかること

ここまでは制度の話でした。ここからは、私が早稲田アカデミーで受験生を指導し、また自分自身が高校受験を経験した立場から、月ごとの実感をお伝えします。数字では表れにくい部分です。

伸びる生徒が変わり始めるのは、たいてい同じ月だった

💬 私が現場で見た分岐点

私が早稲田アカデミーで担当した受験生を振り返ると、成績が本当に動き出す生徒には共通点がありました。「志望校を実名で言えるようになった月」から伸び始めるのです。多くの場合それは、学校説明会に足を運んだ直後、つまり夏から秋にかけてでした。

逆に、3年生の11月になっても「まだ決めていない」と答える生徒は、演習の質が上がりませんでした。志望校が決まらないと、過去問の傾向も、捨てる単元も決められないからです。たとえば同じ2月の入試でも、記述量の多い学校を受けるなら記述練習に時間を割く必要があり、標準的な出題の学校なら基礎の反復に振ったほうが伸びます。志望校が決まっていない状態というのは、限られた月数の中で何を捨てるかを決められない状態と同義でした。何月から始めるかより、何月までに志望校を決めるかのほうが、結果への影響は大きいというのが私の実感です。

「夏からで間に合う」は、条件付きで本当

✏️ 間に合う人と間に合わない人の違い

夏から本格的に始めて合格していく生徒は確かにいます。ただし私が見てきた範囲では、その生徒たちには「学校の授業をきちんと受けていた」という共通の土台がありました。ゼロからではなく、散らかっている状態を整理する作業だったから間に合ったのです。

一方で、中1・中2の基礎が抜けている状態からの夏スタートは、正直に言えば厳しい戦いになります。この場合は志望校の選び方そのものを見直すほうが、本人にとって幸福な結果になることが多いと考えています。必要な学習量の目安は時期別・志望校別の勉強時間の目安で確認してみてください。

塾や教材を入れるなら、現実的には何月か

💡 「入る月」より「合うかどうか」

塾のカリキュラムは3月〜4月に切り替わるため、その時期が最も入りやすいのは事実です。ただ、私は「区切りが良いから」という理由だけで入塾を決めることには賛成できません。学年途中で入る場合は、既習範囲をどう埋めるのかを必ず確認してください。判断材料は学年別に見た入塾時期の判断基準にまとめています。

また、通塾以外の選択肢もあります。映像授業を自宅で使う方法についてはスタディサプリ中学講座の実力と限界を、費用を抑えた個別指導を検討するなら個別指導キャンパスの口コミ1000件超の分析を参考にしてください。

何月から始めても起きやすい3つの落とし穴

📋 この章でわかること

時期の設計で失敗するパターンは、実はそれほど多くありません。私が繰り返し見てきた3つを、誰かを責める意図なく共有します。当てはまっても遅すぎるということはありません。

落とし穴①:逆算せずに「今月やること」だけ決める

❌ 月単位の計画が破綻する理由

「今月は英語をやろう」という決め方は、一見まじめですが、入試日から逆算されていないため必ずどこかで破綻します。先に「12月末までに過去問3年分」といった終点を置き、そこから月に割り戻す順序が正しい設計です。

落とし穴②:私立併願の締切と費用を見落とす

⚠️ 出願と納付の期限は学校ごとに違う

併願校を増やすほど、出願期間・受験料の納付・入学手続きの締切が別々に発生します。私が保護者から相談を受けた中で最も多かったトラブルは、学力の問題ではなく期限の管理漏れでした。受験にかかるお金の全体像は高校受験の費用の総額と内訳で把握しておくと、併願の判断がしやすくなります。

落とし穴③:出遅れを取り返そうとして詰め込みすぎる

❌ 直前期の過積載は逆効果

スタートが遅れた自覚がある受験生ほど、1月に入って教材を増やしがちです。しかし新しい問題集を開くたびに、これまでの積み上げの復習時間が削られます。遅れているときこそ、やることを減らして1つを完成させるほうが得点になります。

出遅れからの立て直し方は遅すぎたと感じたときの逆転手順で具体的に扱っています。

よくある質問

❓ Q1. 高校受験は何月に行われますか?

A. 本番の入試はおおむね1月から3月に集中します。推薦入試は1月、私立高校の一般入試は1月中旬から2月上旬、公立高校の一般入試は2月中旬から3月上旬が中心です。具体的な期日は都道府県ごとに異なるため、お住まいの地域の教育委員会が公表する日程で確認してください。

❓ Q2. 公立高校の合格発表は何月ですか?

A. 多くの地域で2月下旬から3月中旬に行われます。東京都教育委員会が公表した2027年度の都立高校では、推薦に基づく選抜の発表が2月2日、第一次募集の発表が3月1日です。大阪府では一般入学者選抜の学力検査が3月10日で、発表はその後になります。

❓ Q3. 高校受験の勉強は何月から始めるべきですか?

A. 志望校の難度によりますが、中学3年の4月に基礎固めを始め、8月の夏休みで中1・中2の総復習を終える流れが最も無理がありません。開始が遅れた場合でも、優先順位を絞れば挽回は可能です。逆算の起点は入試日ではなく、内申点が確定する月に置くと計画が崩れにくくなります。

❓ Q4. 塾に入るなら何月がよいですか?

A. カリキュラムの区切りである3月から4月、次いで夏期講習前の6月から7月が入りやすい時期です。ただし塾は入る月よりも、通う目的と現在の学力に合うかどうかで決めるべきものです。学年途中で入る場合は、既習範囲の扱いを必ず確認してください。

❓ Q5. 過去問は何月から解き始めればよいですか?

A. 全範囲の学習が終わっていない段階で解いても効果が薄いため、一般的には9月から11月に1年分を試し、本格的な演習は12月以降に置く形が現実的です。基礎が固まっていない場合は、無理に前倒しせず復習を優先したほうが得点は伸びます。

❓ Q6. 内申点はいつまでの成績が使われますか?

A. 対象となる学年は都道府県で大きく異なります。東京都では中学3年の評定が、大阪府では中学1年から3年までの評定が調査書に用いられます。いずれの地域でも中学3年の2学期(前後期制なら後期の途中)までの成績で確定します。実質的な締切は11月から12月ごろですが、学期制によって前後するため在籍校での確認をおすすめします。

まとめ:高校受験は何月から動けばいいのかの結論

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🎯 この記事の結論

高校受験の本番は1月〜3月ですが、受験生が意識すべき締切は「8月」と「12月」です。この2つを押さえれば、残りの月の使い方は自然に決まります。なお内申の確定時期は学期制によって前後します。

📌 記事のポイント

  • 推薦は1月、私立の一般入試は1月中旬〜2月上旬、公立の一般入試は2月中旬〜3月上旬
  • 2027年度の都立高校は学力検査2月21日・発表3月1日、大阪府の一般選抜は3月10日
  • 内申点は中3の2学期までで確定し、実質的な締切は11〜12月ごろ(学期制により前後)
  • 8月は過去の学年に戻れる唯一のまとまった期間
  • 日程は年度ごとに変わるため、必ず各教育委員会と各高校の公式発表で確認する

⭕ 今のスケジュールで進めて大丈夫な人

  • 志望校を実名で挙げられ、その入試日を把握している
  • 中1・中2の内容で、どの単元が弱いか説明できる
  • 定期テストと提出物を、入試の一部として扱えている

📉 計画を組み直したほうがよい人

  • 入試日も出願期間も、まだ調べたことがない
  • 「そのうち本気を出す」と思ったまま数か月経っている
  • 併願校の受験料や手続き締切を確認していない

🧭 今日できる最初の一歩

まずはお住まいの都道府県の教育委員会サイトで、来年度の入試日程を1つだけ確認してください。日付が具体的になった瞬間から、「あと何か月」という漠然とした不安は「今月やること」に変わります。所要時間は5分ほどです。

🎓 著者プロフィール

元塾講師kouのプロフィール画像

kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験/中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害の指導

この記事を書く資格がある理由:中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部在学中は同塾で多数の受験生を指導しました。指導歴は10年を超え、受験生本人としても指導者としても、中3の1年間が月ごとにどう動くかを実際に経験しています。当サイトはいかなる教育機関にも忖度せず、メリットとデメリットを等しく開示する方針で運営しています。

プロフィール運営理念プライバシーポリシーお問い合わせ

公開日:2026年8月17日/最終更新日:2026年8月17日/※情報変更があった場合は随時更新します。

📚 調査概要

  • 調査対象:2027年度(令和9年度)高校入試の日程、および中学3年の年間スケジュール
  • 調査方法:各教育委員会等の公式サイト調査/著者の業界知見(指導歴10年超)
  • 調査実施日:2026年8月17日
  • 情報の限界:47都道府県すべての日程を網羅的に確認したものではありません。本記事で日付を明記しているのは、公式に公表済みであることを確認できた東京都・大阪府のみです。私立高校の入試解禁日については、公式の申し合わせ文書を確認できなかったため、日付を記載していません。また、内申点の確定時期は在籍校の学期制によって前後するため、本記事では幅を持たせた記述にとどめています。著者は各高校への訪問取材やヒアリングは行っていません。
  • 利益相反の有無:本記事に広告掲載はなく、特定の学習塾・教育機関から報酬や便宜の提供を受けていません。

📝 参考文献・引用元