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高校受験の長所・短所の例文20選|面接で伝わる書き方を解説

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🎓 この記事を書いた人

執筆者kouのプロフィール画像kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部在学中は同アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在は家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験に加え、中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のあるお子さんの指導も担当しています。推薦入試や面接のある入試に向けて、生徒と一緒に長所・短所の原稿を組み立て、模擬面接まで伴走してきた経験があります。

🎯 結論

結論:高校受験の長所・短所は、「先に決める」のではなく「自分が実際に続けてきた行動から逆算して決める」のが最短です。面接官が見ているのは長所そのものの立派さではなく、挙げた長所とエピソード、そして提出書類の内容が矛盾なくつながっているかどうかだと私は考えています。本記事では長所10例・短所10例の合計20例文と、それを自分の言葉に置き換えるための型を紹介します。

📌 この記事で解決できること

  • 長所・短所がどの書類・場面で使われ、何を見られているのか
  • エピソードから長所を逆算して決める3ステップ
  • そのまま骨組みに使える長所10例・短所10例(計20例文)
  • 言ってはいけない短所と、印象が変わる言い換えの基準
  • 提出前のチェックリストと、当日に暗記に頼らず話す練習手順

読み終えたときには、自分のエピソードを当てはめるだけで200字前後の原稿が完成する状態になります。なお本記事は、私の指導経験と、各都道府県の教育委員会が公表している選抜方法の公開情報に基づいて執筆しています。特定の中学校・高校での内部情報や、非公開の採点基準に基づく記述は含みません。

高校受験で長所・短所が聞かれる理由

📌 この章のポイント

「長所と短所を教えてください」は、高校入試の面接で最も多く登場する質問のひとつです。ただ、この質問が何を測っているのかを理解しないまま例文を探すと、立派すぎて中身のない回答になりがちです。まずは出題の意図と、回答が使われる場面を整理します。

長所・短所は「自己理解」を確かめる質問

🔍 質問の意図は3つに整理できる

  • 自己理解:自分の特徴を、他人に伝わる言葉で説明できるか
  • 客観性:短所を認めたうえで、感情的にならずに話せるか
  • 行動:短所に対して、実際に何かを試しているか

短所を聞かれるのは、欠点を探すためではありません。むしろ、短所を素直に認めて改善行動を語れる受験生のほうが、長所を大きく語る受験生より落ち着いた印象になります。

💬 講師としての見解

私が模擬面接で最初に確認するのは、長所の中身ではなく「その長所を、本人が今日までにどう使ってきたか」です。生徒が長所を一言で答えたら、私は決まって次の3つを続けて聞きます。

  • 「それはいつからですか」…期間が出ないと、たまたまの行動か習慣かを面接官が判別できません
  • 「一番きつかったのはどの場面ですか」…ここで具体的な場面が出れば、その長所は本人のものです
  • 「やめようと思ったことはありますか」…続けた理由が言えると、回答が一段深くなります

3つのうち2つに答えられない場合、私はその長所を採用せず、別のエピソードから選び直させています。地味な長所でも自分の行動を語れる生徒は、追加質問をされても崩れません。

面接・自己PRカード・自己申告書のどこで使うか?

📋 長所・短所が登場する主な場面

場面使われ方意識すべき点
面接(個人)口頭で1分前後の回答話し言葉・200字前後・追加質問に耐える具体性
出願書類の自己申告欄文字数指定のある記入欄書き言葉・指定字数の8割以上を埋める
作文・小論文テーマとして出題される場合がある結論→根拠→今後の順で構成する
調査書(学校が作成)受験生は書けない自分の回答と食い違わないようにする

東京都の都立高校では、出願時に提出する自己PRカードが面接の資料として使われます。書き方の詳細は自己PRカードの記入欄ごとの作り方で解説しています。大阪府の公立高校のように、志願者全員が自己申告書を提出する仕組みを採る地域もあり、この場合は自己申告書に何を書けば評価されるのかを先に確認しておくと迷いません。これらの取扱いは東京都教育委員会および大阪府が公表している選抜方法の資料で確認したもので、いずれも2026年8月時点の内容です。制度は年度ごとに見直されるため、最終的には志望校の募集要項で確認してください。

評価されているのは内容より一貫性

💡 見落とされがちな視点

受験生は「どの長所が有利か」を気にしますが、面接官の手元には調査書と出願書類があります。書類に書かれた活動記録と口頭の長所がずれていれば、内容がどれほど立派でも印象は下がると私は考えています。長所選びは、書類に書いてある事実の範囲内で行うのが安全です。調査書に何が記載されるのかは調査書の中身と内申点への影響で整理しています。

長所・短所の書き方3ステップ

📌 この章のポイント

「自分の長所は何だろう」と考え込むと、たいてい手が止まります。順番を逆にして、続けてきた行動を先に書き出し、そこに名前を付けるほうが早く、しかも面接で崩れません。ここでは3ステップに分けて手順を示します。なお、ここで作る型は面接で志望理由を答えるときの組み立て方とほぼ共通なので、両方を同時に準備すると負担が減ります。

エピソードから逆算して長所を決める

🔢 まず書き出すのは「続けた行動」

  • 半年以上続けたこと(部活・委員会・当番・手伝い・自宅学習など)
  • 人から言われたこと(「丁寧だね」「よく気づくね」など)
  • 途中でやめずに済んだ理由を、自分の言葉で一文にする

この3つが出そろえば、長所の候補は自然に絞られます。たとえば「毎朝15分の英単語を1年続けた」なら、名前を付けるなら継続力です。行動が先、名前は後です。

短所は「影響の小ささ」と「改善行動」で選ぶ

⚠️ 短所選びの2つの基準

短所は正直に言えばよいというものではなく、選び方に基準があります。私が生徒と一緒に使っているのは次の2軸です。

  • 学校生活への影響が大きすぎないか(遅刻・約束を守れない等は避ける)
  • 改善のために今していることを具体的に言えるか

この2軸で候補を並べると、答えるべき短所が視覚的に判断できます。次の図は、その考え方をまとめたものです。

📊 短所の選び方マトリクス

影響 影響 改善行動を語れない 改善行動を語れる ◎ 面接で答えやすい領域 × 遅刻が多い × 約束を忘れる × 感情的になりやすい △ 頑固すぎる △ 人見知りが強い △ 飽きっぽい △ おおざっぱ 〇 心配性 〇 慎重で決断に時間がかかる 〇 集中すると周りが見えない 〇 断るのが苦手 ※本図は公表された採点基準ではなく、指導経験に基づく筆者作成の整理枠です(2026年8月時点)。

200字・1分で話せる型に整える

🧮 回答の配分設計

面接での回答は、長すぎても短すぎても伝わりません。私は目安として200字前後、時間にして45秒〜1分を勧めています。内訳は次の図のとおりです。

200字の配分(面接での話し言葉を想定) 結論40字 エピソード90字 学び40字 接続30字 ① 結論:「私の長所は〇〇です」と一文で言い切る ② エピソード:いつ・どこで・何をしたかを数字入りで話す ③ 学び:その経験から自分が何を得たかを一文で示す ④ 接続:入学後にその長所をどう使うかを述べる 減点されやすいのは②が抜けて①③④だけになるパターン ※配分は筆者が模擬面接で用いている目安であり、公的な基準ではありません(2026年8月時点)。

✅ 型に当てはめた完成例

「私の長所は、決めたことを続けられるところです。中学2年の春から、毎朝15分間、英単語の暗記を続けてきました。部活の朝練で早く家を出る日も、電車の中で確認する形に変えて休まないようにしました。その結果、英語の単語テストで満点を取れる回数が増え、続け方を工夫すれば結果が変わると実感しました。高校でも、この続ける力を学習と部活動の両立に生かしたいです。」(198字)

長所の例文10選|タイプ別の骨組み

📌 この章の使い方

ここからは実際の例文です。本章の長所10例と次章の短所10例を合わせて、合計20例を掲載しています。そのまま暗記するのではなく、下線を引くつもりで「数字」「場面」「自分の行動」の3か所を自分の事実に差し替えてください。差し替えれば、同じ型でも別人の回答になります。

継続力・粘り強さ系の例文

⭕ 例文1〜3

長所例文の骨子
継続力私の長所は続けられることです。2年間、毎朝15分の英単語学習を欠かさず、休みたい日は場所を変えてでも続けました。積み重ねが結果になると実感しています。
粘り強さ私の長所は諦めないことです。バスケットボール部でレギュラーになれない時期が1年続きましたが、練習後に毎日100本シュートを打ち、3年生の春に出場機会を得ました。
努力を習慣化する力私の長所は、苦手なことを後回しにしない点です。数学の点数が伸び悩んだとき、1日3問と決めて毎日解き、半年で定期テストの得点を安定させました。

協調性・リーダーシップ系の例文

⭕ 例文4〜6

長所例文の骨子
協調性私の長所は、意見が割れたときに調整できることです。文化祭の準備で案が2つに分かれた際、両方の良い点を書き出して比べ、クラスで決められる形にしました。
リーダーシップ私の長所は、役割を分担して進められることです。学級委員として合唱コンクールの練習計画を作り、パートごとに担当を決めて練習時間を確保しました。
聞く力私の長所は、人の話を最後まで聞けることです。委員会で意見が出にくいとき、一人ずつ順番に聞く進め方に変えたところ、発言する人が増えました。

面接では、この後に「なぜその方法を選んだのですか」と理由を聞かれることがあります。答え方の全体像は面接で聞かれる質問の一覧と答え方で確認しておくと安心です。

計画性・几帳面さ系の例文

⭕ 例文7〜8

長所例文の骨子
計画性私の長所は、逆算して計画を立てられることです。定期テストの3週間前に範囲を分割した表を作り、遅れた日は週末に取り戻す方法で提出物の期限を守ってきました。
几帳面さ私の長所は、確認を欠かさないことです。部活の会計を担当した際、集金額を毎回二人で読み合わせる手順を決め、1年間ミスなく管理しました。

好奇心・挑戦心系の例文

⭕ 例文9〜10

長所例文の骨子
好奇心私の長所は、疑問をそのままにしないことです。理科の授業で分からなかった内容を図書室で調べ、実験の追試を自由研究にまとめました。
挑戦心私の長所は、経験のないことにも取り組めることです。合唱コンクールで初めて伴奏に立候補し、放課後に週3回練習して本番をやり遂げました。

短所の例文10選|言い換えと伝え方

📌 この章のポイント

短所は、同じ内容でも言葉の選び方で印象が変わります。ただし、言い換えて別人になるのは逆効果です。事実は変えず、「どう見えるか」ではなく「どう対処しているか」を足すのが基本方針です。

短所は言い換えで印象が変わる

🔺 言い換えの対応表

そのままの言い方面接向けの言い方
心配性準備を確認しすぎてしまうところ
優柔不断決めるまでに時間をかけすぎるところ
頑固納得するまで意見を変えにくいところ
おせっかい頼まれる前に手を出してしまうところ
飽きっぽい興味が広がりすぎて一つに絞りにくいところ

言い換えは印象を和らげるためのものですが、やりすぎると長所の言い換えになってしまい、質問に答えていないと受け取られます。

改善行動まで含めた短所の例文

❗ 例文11〜15

短所例文の骨子(改善行動まで含む)
心配性私の短所は、確認しすぎるところです。持ち物を何度も見直して時間を使うため、前日の夜に一度だけ確認する手順に変えました。
決断が遅い私の短所は、決めるまでに時間がかかるところです。迷ったときは選ぶ基準を先に紙に書き、その基準で選ぶようにしています。
集中すると周りが見えない私の短所は、一つのことに没頭すると周りに気づけないところです。作業の途中で時間を区切り、顔を上げる習慣をつけています。
断るのが苦手私の短所は、頼まれると断れないところです。引き受ける前に自分の予定を確認し、難しいときは代案を伝えるようにしています。
緊張しやすい私の短所は、人前で緊張しやすいところです。発表の前に声に出して3回練習することで、以前より落ち着いて話せるようになりました。

❗ 例文16〜20

短所例文の骨子(改善行動まで含む)
マイペース私の短所は、自分のペースを優先しがちなところです。集団で動くときは開始時刻の5分前に着くよう決めています。
おおざっぱ私の短所は、細部の確認が甘くなるところです。提出物は完成後に一晩置き、翌朝に読み直してから出しています。
人見知り私の短所は、初対面で話しかけるのが苦手なところです。まず挨拶と相手の名前を呼ぶことから始めるようにしています。
思ったことを言えない私の短所は、意見を言うまでに迷うところです。話し合いの前に自分の考えを一文で書き出しておく方法を続けています。
興味が広がりすぎる私の短所は、やりたいことを増やしすぎるところです。学期ごとに優先する二つを決め、残りは記録して後回しにしています。

避けたほうがよい短所

❌ 面接で選ばないほうがよい短所

  • 時間・約束に関するもの(遅刻が多い、提出物を忘れる)…高校生活の基本に関わるため
  • 対人トラブルを想起させるもの(すぐ怒る、人と衝突しやすい)
  • 学習姿勢の否定になるもの(勉強が嫌い、努力が続かない)
  • 「短所はありません」…自己理解が浅いと受け取られやすい

もし当てはまる自覚がある場合でも、面接で選ぶ短所としては別のものを用意し、改善に取り組んでいる事実は志望理由や学校生活の質問の中で触れるほうが自然です。当日避けたい振る舞いは面接でやってはいけないこと15選にまとめています。

よくある失敗と注意点

📌 この章のポイント

ここまでの型は便利ですが、使い方を誤ると逆効果になります。私が模擬面接で繰り返し見てきた失敗と、この記事の内容が向かないケースを正直に書きます。

「長所=短所の裏返し」テンプレの限界

📉 よくある崩れ方

「長所は慎重なところ、短所は心配性なところ」のように、同じ性質を裏返しただけの回答は、一見きれいにまとまります。しかし面接官から「その慎重さで困ったことは」と聞かれると、先ほどの短所と同じ話しか出てこず、回答が一往復で尽きてしまいます。長所と短所は別のエピソードから取るほうが、話が続きます。

盛りすぎ・作り話は追加質問で崩れる

❌ 事実でないエピソードは書かない

実績を大きく見せたい気持ちは分かりますが、面接では「そのとき他のメンバーは何と言っていましたか」といった細部を聞かれます。作った話は細部を持っていないため、そこで詰まります。盛るより、地味でも本当にあった行動を選んだほうが強いというのが私の実感です。合否を分ける傾向は面接で落ちる人・受かる人の違いでも整理しています。

書類との食い違いに注意する

⚠️ 提出済みの書類が基準になる

面接官の手元には、出願時に提出した書類があります。書類に「所属:美術部」と書いてあるのに、面接で運動部の話を長所の根拠にすると、確認の質問が増えます。書類を出した後に長所を変えたくなった場合は、書類に書いた事実と両立する範囲で選び直してください。

この記事の内容が向かないケース

📝 向いていない使い方

  • 学校指定の様式で書式・字数が細かく決まっている場合(様式の指示が優先されます)
  • 面接が実施されない入試方式のみを受験する場合
  • 例文をそのまま暗記して使いたい場合(追加質問に対応できません)

提出前チェックと当日の伝え方

📌 この章のポイント

原稿ができたら、提出・本番の前に確認したい点があります。ここでは7項目のチェックリストと、家庭でできる練習の手順を示します。

提出前の7項目チェックリスト

✅ 出す前に確認する7項目

  • 長所を一文で言い切れているか
  • エピソードに「いつ・どこで・何をしたか」が入っているか
  • 数字(期間・回数・人数)が1つ以上入っているか
  • 短所に改善行動が付いているか
  • 長所と短所が別のエピソードから取れているか
  • 提出書類の内容と矛盾していないか
  • 声に出して読んで1分以内に収まるか

🔢 字数指定がある書類への調整方法

書類の記入欄は200字とは限りません。私は次の順序で削り、足しています。指定字数の8割を下回らないことが目安です。

指定字数残す要素調整の考え方
100字前後結論+エピソード学びと接続を削り、行動と数字だけを残す
200字前後結論+エピソード+学び+接続本記事の標準の型をそのまま使う
400字前後標準の型+場面の描写エピソードを1つ増やすのではなく、1つの場面を細かく書く

字数を増やすときにエピソードを2つに増やすと、どちらも浅くなります。同じ場面を深く書くほうが、読み手に伝わる情報量は増えます。文章としてまとめる練習をしたい場合は、作文で評価される構成の作り方も同じ型で応用できます。

丸暗記しない覚え方

💬 講師としての勧め方

私は生徒に、原稿を全文暗記させません。覚えるのは4つのキーワードだけです。たとえば「継続/毎朝15分/単語テスト満点/両立」の4語を覚えておけば、当日の言葉遣いが多少変わっても内容は崩れません。全文暗記は、一語詰まった瞬間に全部飛ぶという弱点があります。

4語は次のルールで抜き出します。①性質を表す語(継続・調整など)、②数字(期間・回数)、③起きた結果、④高校生活への接続語の順に、原稿から1語ずつ拾うだけです。順番どおりに並べれば、そのまま結論→エピソード→学び→接続の流れになります。

家庭でできる練習の手順

🔰 3ステップ練習法

① 声に出して録音する
スマートフォンで録音し、時間を測ります。1分を超える場合はエピソード以外を削ります。
② 追加質問を1つ作ってもらう
家族に「なぜそうしたの?」と1つだけ聞いてもらいます。答えられない箇所が弱点です。
③ 第三者に一度見てもらう
身内以外の目を入れると、独りよがりな表現に気づけます。学校の先生に依頼できない場合は、通っている塾や家庭教師に頼む方法もあります。

面接指導まで対応してもらえるかは各社で異なるため、比較したい方は目的別に選ぶ学習塾・家庭教師の比較を参考にしてください。通塾中の方であれば、たとえば個別指導キャンパスに寄せられた保護者・生徒の評価のように、対応範囲を口コミから確認する方法もあります。自宅学習が中心ならスタサプ中学講座でどこまで補えるかも併せて検討するとよいでしょう。

よくある質問

❓ 高校受験で長所と短所は必ずセットで聞かれますか?

必ずではありませんが、長所だけを聞かれた場合でも短所の準備は必要です。面接では「では逆に、直したいところは?」と続けて聞かれる形が多く、片方しか用意していないと沈黙が生まれます。長所と短所は1セットで準備しておきましょう。

❓ 短所は「特にありません」と答えてもいいですか?

おすすめしません。短所を聞く意図は欠点探しではなく、自分を客観的に見られるか、改善のために行動できるかの確認だからです。「ありません」は自己理解が浅いという評価につながりやすいため、影響が小さく改善努力を語れる短所を1つ用意しておくのが安全です。

❓ 長所は複数言ってもいいですか?

面接では1つに絞ることをおすすめします。1分程度の回答で2つ以上挙げると、根拠となるエピソードが各20〜30字ほどしか入らず、どれも具体性を欠いた印象になります。書類に複数書く欄がある場合のみ、主となる長所を先頭に置いて書き分けてください。

❓ 部活動をしていない場合、長所のエピソードはどう作ればいいですか?

部活動でなくても構いません。委員会・行事の係・清掃や日直などの当番、家庭での手伝い、通塾や自宅学習の継続、地域行事への参加など、半年以上続けた行動であればエピソードになります。評価されるのは活動の華やかさではなく、行動が長所を裏づけているかどうかです。

❓ 例文をそのまま使っても大丈夫ですか?

骨組みは使って構いませんが、固有の事実は必ず自分のものに差し替えてください。例文をそのまま暗記した回答は、面接官が一歩踏み込んだ質問をした時点で答えられなくなります。数字・場面・相手・自分が実際に取った行動の4点を置き換えれば、同じ型でもまったく別の回答になります。

❓ 短所をまだ克服できていない場合はどう書けばいいですか?

克服済みである必要はありません。克服の完了ではなく、対処のために今している工夫を具体的に書けば十分です。「直っていませんが、〇〇という手順で減らそうとしています」という書き方のほうが、完全に直ったという説明より現実的で信頼されます。

まとめ:高校受験の長所・短所は例文を自分の言葉に置き換えて使う

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🎯 この記事の結論

  • 長所は先に決めず、続けてきた行動から逆算して名前を付ける
  • 短所は「影響が小さい」「改善行動を語れる」の2軸で選ぶ
  • 回答は結論→エピソード→学び→接続の順で200字前後に整える
  • 長所と短所は別のエピソードから取り、提出書類と矛盾させない
  • 暗記するのは全文ではなくキーワード4語だけにする

⭕ この記事の方法が向いている人

  • 面接や自己申告書のある入試を受ける予定の人
  • 長所が思いつかず、エピソードから探したい人
  • 短所の選び方に迷っている人

📉 向いていない人

  • 学校指定の様式に細かい記入指示がある人(指示が最優先です)
  • 例文をそのまま暗記して済ませたい人
  • 学力検査のみの入試方式だけを受ける人

📝 ご確認ください

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。入試の選抜方法・提出書類の様式は年度および都道府県・学校により異なるため、必ず志望校の募集要項および各教育委員会の公表資料でご確認ください。

🎓 執筆者プロフィール

執筆者kouのプロフィール画像kou/教育系Webライター・プロ家庭教師
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験の学習指導、塾・家庭教師選びの比較分析。
中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業し、在学中は同アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のあるお子さんを含めた指導を行っています。

この記事を書く資格がある理由:推薦入試や面接を含む入試に向けて、生徒本人と一緒に長所・短所の原稿を組み立て、模擬面接で追加質問への受け答えまで練習してきた経験が10年以上あります。本記事の型やチェックリストは、その指導の中で実際に使ってきたものです。

プロフィール運営理念プライバシーポリシーお問い合わせ

公開日:2026年8月31日/最終更新日:2026年8月31日/※情報変更があった場合は随時更新します。

📚 調査概要

  • 調査対象:高校入試の面接および出願書類における長所・短所の記述
  • 調査方法:各都道府県教育委員会が公表する選抜方法の公開情報の確認/著者の指導経験に基づく整理
  • 調査実施日:2026年8月31日
  • 情報の限界:面接の採点基準は各校が公表していないため、合否への影響度を数値で示すことはできません。また、本記事の例文は指導経験に基づく作例であり、特定の受験生の回答を掲載したものではありません。
  • 利益相反の有無:本記事にアフィリエイト広告の掲載はなく、特定の学校・事業者からの依頼・報酬もありません。

📚 参考にした情報

  • 東京都教育委員会(都立高校入学者選抜の実施要綱・自己PRカードの取扱い)参照日:2026年8月31日
  • 大阪府(公立高等学校入学者選抜における自己申告書の取扱い)参照日:2026年8月31日
  • 文部科学省(高等学校入学者選抜の改善に関する通知)参照日:2026年8月31日