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🎓 この記事を書いた人

kou
慶應義塾高等学校・慶應義塾大学経済学部卒。早稲田アカデミーで講師を務め、現在はフリーランスのプロ家庭教師として中学受験〜大学受験の指導を行っています。
公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日/※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:大学受験の英作文で使えるフレーズは、「主張・理由・具体例・譲歩・結論」の5つの役割ごとに、確実に正しく書ける表現を2〜3個ずつ持つことが最短ルートです。フレーズを大量に暗記するより、型に沿って使いこなせるかどうかで得点は変わります。
「何を覚えればいいのか分からない」「書くたびに減点される」とお悩みではありませんか? 本記事では、私が家庭教師として大学受験生の英作文を添削してきた中で、実際に答案の安定につながった表現と、逆に減点の原因になりやすい表現を整理しました。
📋 この記事で解決できること
- 大学受験の英作文で「使えるフレーズ」とは何か、どこまで覚えればよいか
- 主張・理由・具体例・譲歩・結論の型ごとの定番表現と例文
- 比較・賛否・グラフ描写など、テーマ別に使える表現
- 採点で減点されやすいフレーズと、その言い換え方
- フレーズを本番で使えるようにする練習手順
📝 執筆の前提と情報の限界
フレーズの使い方・減点されやすい表現は、私自身の指導経験に基づく見解です。各大学の採点基準は公表されていないことが多く、本記事は特定大学の採点を保証するものではありません。出題形式は年度によって変わる可能性があるため、最新情報は志望校の過去問・入試要項でご確認ください。
大学受験の英作文で使えるフレーズとは?出題形式と基本の考え方
📌 この章のポイント
そもそも、志望校の英作文がどんな形式か把握していますか? フレーズ選びは出題形式で変わります。この章では「使えるフレーズ」の定義と、自由英作文・和文英訳の違い、大学ごとの出題傾向を整理します。
英作文で使えるフレーズとは?
🔍 定義
大学受験の英作文で使えるフレーズとは、答案の論理構造(主張→理由→具体例→結論)を示し、文法的に誤りなく書ける定型表現のことです。「I agree with the idea that ~.」「There are two reasons for this.」のように、文の役割を採点者に一目で伝える表現が中心になります。
ポイントは「おしゃれな表現」ではなく、ミスなく再現できる表現であることです。
自由英作文と和文英訳の違い
🆚 2つの形式の比較
| 項目 | 自由英作文 | 和文英訳 |
|---|---|---|
| 出題内容 | テーマについて自分の意見を英語で書く | 与えられた日本語を英語に訳す |
| 役立つフレーズ | 主張・理由・譲歩・結論の型表現 | 日本語特有の言い回しを英語に置き換える構文 |
| 求められる力 | 論理構成力+正確な文法 | 日本語を噛み砕く力+正確な文法 |
| よくある失点 | 主張と理由のずれ、語数不足 | 直訳による不自然な英文 |
共通テストと二次・個別試験での出題の違い
📊 試験ごとの出題傾向
大学入学共通テストの英語はリーディングとリスニングで構成され、記述式の英作文は出題されません(大学入試センター)。英作文対策が必要になるのは、主に国公立大学の二次試験と一部私立大学の個別試験です。なお、高校の学習指導要領では「話すこと」「書くこと」を中心に扱う科目「論理・表現」が設けられており(文部科学省)、論理的に書く力は学校教育でも重視されています。
| 試験 | 英作文の出題 | 主な対策 |
|---|---|---|
| 共通テスト | なし | 読解・リスニング中心 |
| 国公立二次 | 自由英作文・和文英訳が多い | 型の習得+添削 |
| 私立個別 | 大学・学部により有無が分かれる | 過去問で形式を確認 |
※出題の有無・語数は大学・学部・年度で異なります。
📝 進路選択に関する注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。受験全体のスケジュールは高1〜高3の大学受験ロードマップで整理しています。
自由英作文の型で使えるフレーズと例文
📌 この章のポイント
自由英作文は「序論(主張)→本論(理由・具体例)→結論」の型で書くと、論理が崩れにくくなります。ここでは型の各パーツで使える定番フレーズを、例文つきで紹介します。
📊 100語・200語エッセイの語数配分(目安)
主張を述べる序論のフレーズ
📋 序論で使える表現
| フレーズ | 意味・使いどころ |
|---|---|
| I agree with the idea that ~. | ~という考えに賛成だ(賛否型の定番) |
| I disagree with the idea that ~. | ~という考えに反対だ |
| I believe that ~. | 私は~だと考える(意見型全般) |
| In my opinion, ~. | 私の意見では~(I thinkと重ねない) |
| I am for / against ~. | ~に賛成/反対だ(名詞・動名詞を続ける) |
例文:I agree with the idea that high school students should have part-time jobs.(高校生はアルバイトをすべきだという考えに賛成だ。)
理由と具体例を示すフレーズ
📋 本論で使える表現
| フレーズ | 意味・使いどころ |
|---|---|
| There are two reasons for this. | これには2つの理由がある(理由の数を先に宣言) |
| First, ~. Second, ~. | 第一に~、第二に~ |
| This is because ~. | これは~だからだ(直前の文の理由) |
| For example, ~. / For instance, ~. | 例えば~ |
| In addition, ~. / Moreover, ~. | さらに~(理由や情報の追加) |
| As a result, ~. | その結果~ |
例文:First, working part-time teaches students how to manage money. For example, they can learn to plan their spending by earning their own income.
譲歩・反論を入れるフレーズ
📋 譲歩・反論で使える表現
| フレーズ | 意味・使いどころ |
|---|---|
| It is true that ~, but ~. | 確かに~だが、~ |
| Some people may argue that ~. However, ~. | ~と主張する人もいるかもしれない。しかし~ |
| Although ~, ~. | ~だけれども~(1文で譲歩) |
200語前後の長めの英作文では、反対意見に一度触れてから自説に戻すと、論理の厚みが出ます。短い語数指定では無理に入れなくて構いません。
結論をまとめるフレーズ
📋 結論で使える表現
- For these reasons, ~.(これらの理由から~)
- In conclusion, ~.(結論として~)
- Therefore, I believe that ~.(したがって私は~と考える)
結論では序論の主張を別の言葉で言い換えて繰り返すのが基本です。序論の文をそのままコピーすると、語数稼ぎと受け取られる可能性があります。
テーマ別に使える英作文フレーズ
📌 この章のポイント
「AとBどちらがよいか」「グラフから読み取れることを書け」など、設問のタイプによって必要な表現は変わります。頻出の設問タイプ別に、型に追加しておきたいフレーズをまとめました。
比較・二者択一で使えるフレーズ
⚖️ 比較の表現
- I prefer A to B.(BよりAを好む)
- A has an advantage over B in that ~.(~という点でAはBより優れている)
- Compared with B, A is ~.(Bと比べるとAは~だ)
- While A ~, B ~.(Aは~である一方、Bは~)
例文:I prefer living in the countryside to living in a big city.
グラフ・資料を説明するフレーズ
📊 グラフ描写の表現
| フレーズ | 意味 |
|---|---|
| The graph shows that ~. | グラフは~を示している |
| The number of ~ increased sharply from A to B. | ~の数はAからBにかけて急増した |
| ~ decreased gradually. | ~は徐々に減少した |
| ~ account(s) for 30 percent of ~. | ~は…の30%を占める |
| ~ remained almost the same. | ~はほぼ横ばいだった |
グラフ問題では、数字の読み取り→自分の解釈の順に書くと、事実と意見が混ざりません。
問題提起・解決策を提案するフレーズ
📋 提案の表現
- One way to solve this problem is to ~.(この問題を解決する方法の一つは~することだ)
- We should ~ in order to ~.(~するために~すべきだ)
- It is important for A to ~.(Aにとって~することが重要だ)
元塾講師が教える採点で評価されやすいフレーズの使い方
📌 この章のポイント
同じフレーズを使っていても、点数が伸びる答案と伸びない答案があります。違いはフレーズそのものより「使い方」です。ここでは添削指導の経験から見えてきたポイントをお伝えします。
添削指導で見えた「伸びる答案」の共通点
💬 筆者の見解
私が大学受験生の英作文を添削していて感じるのは、点数が安定する生徒ほど使うフレーズの種類が少ないということです。毎回同じ型・同じ接続表現で書くので、文法ミスが起きる場所が限られ、意識が内容に向きます。
反対に、参考書のフレーズ集を次々に試す生徒は、表現ごとに語法ミス(前置詞の抜け、that節と不定詞の混同など)を起こしがちでした。フレーズは「増やす」より「固定する」ほうが、少なくとも受験の答案では得点につながると私は考えています。
書き終えたら、序論の1文と結論の1文だけを抜き出して並べて読む習慣をつけてください。この2文の主張が食い違っていたら、本論のどこかで論点がずれています。私の指導では、この確認だけで「主張と理由が噛み合っていない」という失点が目に見えて減りました。
和文英訳で使える日本語の言い換えフレーズ
🔢 日本語→英語の置き換え表現
| 日本語 | 英語のフレーズ |
|---|---|
| ~しがちだ | tend to ~ |
| 必ずしも~とは限らない | not always ~ / not necessarily ~ |
| ~すればするほど… | The more ~, the more … |
| ~のおかげで | thanks to ~ |
| ~せずにはいられない | cannot help ~ing |
| ~するようになる | come to ~ / learn to ~ |
💡 和文英訳のコツ
和文英訳で手が止まる生徒の多くは、日本語を一語ずつ英語に置き換えようとしています。私が指導で必ず伝えるのは、「まず日本語を、小学生にも分かる日本語に言い換える」ことです。たとえば「言わずもがな」は「言う必要がないほど明らか」と噛み砕けば、it goes without saying that ~ や it is clear that ~ で書けます。
もう一つ多いのが、名詞中心の日本語をそのまま名詞で訳そうとするケースです。「スマートフォンへの依存という現状がある」は「多くの人がスマートフォンに頼りすぎている」と主語+動詞に組み替えると、Many people depend too much on their smartphones. と迷わず書けます。
英作文フレーズを使うときの注意点と減点されやすい表現
⚠️ この章のポイント
フレーズ集は便利な一方で、使い方を誤ると減点の原因になります。ここではフレーズ暗記のデメリットと、受験生の答案でよく見る誤用を紹介します。
フレーズの丸暗記に頼るデメリット
❌ 丸暗記のデメリット
- 中身が薄くなる:型を埋めることが目的になり、理由や具体例が抽象的になりやすい
- 設問とずれる:暗記した文を流用しようとして、問われていないことを書いてしまう
- 語数稼ぎに見える:定型文ばかりで構成すると、内容のある文の比率が下がる
受験生がよく間違えるフレーズの誤用例
❗ よくある誤用と修正例
| 誤用 | 問題点 | 修正例 |
|---|---|---|
| In my opinion, I think ~. | 意味の重複 | I think ~. のみ |
| Because it is cheap.(単独の文) | 従属節だけで文になっていない | This is because it is cheap. |
| At last, ~.(最後に) | at last は「ようやく」の意味 | Finally, ~. / Lastly, ~. |
| I agree this opinion. | 前置詞の抜け | I agree with this opinion. |
| don’t / can’t | 短縮形は口語的 | do not / cannot |
文法の土台に不安がある場合は、スタサプの英文法講座の使い方で基礎から固め直すのも一つの方法です。
フレーズ学習が向いていない人
🔺 先に取り組むべきことがあるケース
中学〜高1レベルの文法(時制・関係詞・不定詞など)に穴がある段階では、フレーズを覚えても本文で文法ミスが続き、得点に結びつきにくいと考えます。その場合は文法の総復習→短文の英訳→フレーズを使った段落作りの順で進めるのがおすすめです。
英作文フレーズを本番で使えるようにする練習手順
📌 この章のポイント
フレーズは「読んで分かる」状態から「白紙に書ける」状態にして初めて得点になります。今日から始められる練習手順と、添削の受け方を紹介します。
今日からできる4ステップ練習法
🔰 練習の手順
序論・理由2つ・結論の型を決め、各パーツのフレーズを1〜2個に固定します。
見ないで書けるまで、スペル・前置詞まで正確に再現します。
志望校の語数・制限時間に合わせ、まずは1テーマ1本書き切ります。
指摘されたミスを書き出し、次の答案の前に必ず見直します。
✏️ 語数が合わないときの調整法
語数が足りないときは、新しい理由を足すより、既存の理由に For example, ~ で具体例を1文加えるほうが論理を崩さずに済みます。超えるときは、譲歩の段落を削るのが最も安全です。主張・理由・結論の骨格は残したまま調整する、というのが私の指導方針です。
※語数の数え方(ピリオドやハイフン語の扱い)は大学ごとに指示が異なるため、問題文の注記に従ってください。
添削を受けられる環境の選び方
🔍 添削の受け方の比較
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 学校の先生 | 費用がかからない。依頼の頻度は先生の負担への配慮が必要 |
| 塾・予備校 | 志望校別の講座がある場合、出題形式に合わせた指導を受けやすい |
| 家庭教師 | 答案ごとに理由まで口頭で確認できる。費用は比較的高め |
| 映像授業+自己添削 | 費用を抑えられるが、自分のミスに気づきにくい |
どの方法でも、同じ人に継続して見てもらうほうが、自分のミスの傾向をつかみやすくなります。
映像授業で英語の基礎を固める選択肢
💬 筆者の考え
英作文は最終的に「書いて直す」練習が欠かせませんが、その前提となる文法・構文の理解は映像授業でも十分に固められます。費用を抑えたい場合は、スタサプ大学受験講座の口コミ・評判を参考に検討してみてください。高1・高2ならスタサプ高校講座の評判も比較材料になります。
ただし、映像授業だけで英作文の添削まで完結させるのは難しいと私は考えています。スタサプだけで大学受験を乗り切れるかの条件もあわせて確認しておくと、足りない部分を補う計画が立てやすくなります。
大学受験の英作文フレーズに関するよくある質問
❓ この章のポイント
英作文のフレーズについて、受験生や保護者の方からよく受ける質問にお答えします。
英作文のフレーズはいくつ覚えればよいですか?
❓ 回答
数よりも型ごとに確実に使える表現を持つことが大切です。主張・理由・具体例・譲歩・結論の5つの役割ごとに2〜3個ずつ、合計10〜15個を正確に書ける状態にすれば、多くの自由英作文に対応できると考えます。
In my opinion と I think はどちらを使えばよいですか?
❓ 回答
どちらも使えますが、同じ文の中で重ねて使わないことが重要です。In my opinion, I think … は意味が重複するため、どちらか一方にします。
共通テストに英作文は出ますか?
❓ 回答
大学入学共通テストの英語はリーディングとリスニングで構成され、記述式の英作文は出題されません。英作文の対策が必要になるのは、主に国公立大学の二次試験や一部の私立大学の個別試験です。
難しい単語やことわざを使うと加点されますか?
❓ 回答
採点基準は大学ごとに異なり非公開の場合も多いですが、一般に重視されるのは内容の論理性と文法・語法の正確さです。自信のない難語より、確実に正しく書ける表現を選ぶほうが減点のリスクを抑えられます。
英作文の練習はいつから始めればよいですか?
❓ 回答
文法の基礎が固まった段階で、短い英文を書く練習から始めるのがおすすめです。志望校で自由英作文が出題されるなら、遅くとも高3の夏までには過去問形式で書き、添削を受ける習慣をつけたいところです。
まとめ:大学受験の英作文で使えるフレーズは型で覚える
🎯 この記事のまとめ
- 英作文で使えるフレーズは「おしゃれさ」よりミスなく再現できることが重要
- 主張・理由・具体例・譲歩・結論の5つの役割ごとに2〜3個を固定する
- テーマ別(比較・グラフ・提案)の表現を型に追加する
- In my opinion, I think の重複、Because の単独文などの誤用に注意
- 最後は過去問形式で書いて添削を受けることで得点につながる
フレーズは増やすより固定し、型に沿って何度も書くことが、大学受験の英作文で安定して点を取る近道です。
✅ フレーズ学習から始めるのが向いている人
- 基本的な文法は理解しているが、英作文で何を書けばよいか迷う人
- 志望校で自由英作文が出題される人
- 答案の構成が毎回ばらばらになってしまう人
⚠️ 先に別の対策が必要な人
- 時制や関係詞など、基本文法の理解に不安がある人(文法の復習を優先)
- 志望校の英作文が和文英訳中心の人(構文の言い換え練習を優先)
🧭 次の一歩
まずは志望校の過去問を1年分開き、英作文の形式(自由英作文か和文英訳か、語数はいくつか)を確認してみてください。形式が分かれば、覚えるべきフレーズは自然と絞り込めます。
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🎓 著者プロフィール

kou
中学生時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校や発達障害のあるお子さんの指導にも携わっています。
この記事を書く理由:大学受験生を指導する中で、フレーズの使い方ひとつで英作文の答案の安定度が変わる場面を見てきたため、受験生が遠回りしない覚え方を伝えたいと考えました。
📝 調査概要
- 調査対象:大学受験の英作文(自由英作文・和文英訳)で用いられる定型表現と出題形式
- 調査方法:公式サイト調査(大学入試センター・文部科学省)/著者の指導経験に基づく知見
- 調査実施日:2026年10月23日
- 情報の限界:各大学の採点基準の多くは非公開のため、評価されやすさに関する記述は筆者の指導経験に基づく見解です。特定大学の出題形式・語数は年度により変わる可能性があります。
- 利益相反の有無:なし(本記事に広告・PRは含まれません)
📚 参考文献・引用元
- 独立行政法人 大学入試センター(参照日:2026年10月23日)
- 文部科学省 平成29・30・31年改訂 学習指導要領(参照日:2026年10月23日)
公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日/※情報変更があった場合は随時更新します。

