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🎓 この記事を書いた人
kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾大学経済学部卒。中学時代は早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格、在学中は同アカデミーで受験生を指導しました。現在は中学受験から大学受験、中高一貫校生・浪人生まで担当し、スタディサプリを併用する生徒の指導経験もあります。英文法は私が最も多く質問を受けてきた領域です。
🎯 結論
結論:スタサプの英文法は、「一度習ったのに定着していない」高校生の立て直しに最も効く教材です。全レベルの文法編が月額2,178円(公式サイト表示価格)の中に含まれ、学年やレベルを自由に行き来できるため、抜けた単元だけを拾い直す使い方が追加費用なしでできます。一方で、講義を見るだけでは点数は動きません。演習と質問対応を自力または別手段で用意できるかが分かれ目です。
📋 この記事で解決できること
- スタサプの英文法講座は誰が担当し、何講あるのか
- 4つのレベルのうち、自分はどれを選べばいいのか
- 月額いくらで、英文法だけ受けると割高にならないのか
- 講義を見ても伸びない生徒に何が起きているのか
- どんな人には向いていないのか
読み終えるころには、「自分はどのレベルの文法編から、どんな手順で始めればよいか」が具体的に決まっている状態を目指しています。
📚 執筆の前提
講座構成・講義数・料金は、スタディサプリ公式サイトの記載(2026年7月28日確認)に基づいています。私自身は指導者としてスタサプ併用生徒を担当してきた経験がありますが、全講義を視聴した立場ではないため、講義内容の詳細は公式の講座概要の範囲で記述し、それを超える部分は私の指導経験に基づく見解として明示して分けています。
スタサプの英文法講座とは?
🔰 この章でわかること
スタサプの英文法講座とは、高校講座・大学受験講座の英語に用意された「<文法編>」という名称の映像講義シリーズです。1回約10分のプロ講師による講義と講師監修のオリジナルテキストがセットになっており、ベーシック・スタンダード・ハイ・トップの4レベルが並行して提供されています。以下では「誰が」「どのくらいの量を」「いくらで」の3点を、公式情報だけで確定させます。
スタサプの英文法講座はどんな講座か?
📌 定義
この<文法編>は単体で売られている商品ではなく、7教科26科目・約4万本という講座群の一部として提供されています(公式サイト記載)。英語はさらに文法編・読解編・長文編などに分かれ、学年とレベルの組み合わせで受講対象が決まる仕組みです。
つまり、「英文法の講座を買う」のではなく、全講座が使える状態の中に英文法が入っているという構造です。ここが市販の講座型サービスと最も違う点で、後述する使い方の自由度にも直結します。
担当は関正生先生と肘井学先生
🏢 公式サイトに記載されている担当
| 講座 | 担当 | 公式の講座概要(要旨) |
|---|---|---|
| [新版]ベーシックレベル英語(33講) | 肘井 学 | ゼロから学べる講座。高校英文法の範囲を網羅的に扱い、単語・確認問題も易しめに設定 |
| [新版]高1・高2 スタンダードレベル英語<文法・読解編>(24講) | 肘井 学 | 高校英語の土台となるルールを扱い、「なぜこの表現が存在するのか」に焦点を当てる |
| 高1・高2 ハイレベル英語<文法編>(24講) | 肘井 学 | 問題演習中心。復習テストを含め約1000問の入試実出題を扱う |
| 高3 スタンダードレベル英語<文法編> | 関 正生 | 丸暗記を一掃した文法講座。全国の入試問題を分析し、長文につながる問題も扱う |
出典:スタディサプリ公式サイト(2026年7月28日確認)。関先生については公式の講座一覧ページでも「主に英文法の講座を担当」と紹介されています。担当講座の全体像は関正生先生の担当講座と評判のまとめで詳しく整理しています。
💬 講師名で迷う必要はほとんどない
「関先生と肘井先生、どっちがいいですか」という質問を非常によく受けます。ただ、公式の担当表を見ればわかるとおり、学年とレベルを決めた時点で講師はほぼ自動的に決まります。高1・高2の文法編は肘井先生、高3スタンダードの文法編は関先生という区分だからです。
むしろ実務上おさえるべきは、この構造が「同じ生徒が高3進級時に担当講師を乗り換える」ことを前提にしている点です。講師が変われば、板書の型も文法用語の切り口も変わります。私が併用生徒に必ず伝えているのは、乗り換えの直後に「用語の対応表」を自分で1枚作ること。高1・高2で使ってきた説明の言い回しと、高3講座での言い方を並べておくだけで、同じ内容を二重に覚え直す無駄がなくなります。英語科の講師陣全体は全教科の講師一覧と選び方にまとめました。
料金は月額いくら?英文法だけだと割高になる?
💰 ベーシックコースの料金(公式サイト記載)
| 支払い方法 | 金額 | 1か月あたり |
|---|---|---|
| 月払い | 月額2,178円 | 2,178円 |
| 12か月一括払い | 21,780円 | 1,815円 |
出典:スタディサプリ公式サイト料金ページ(2026年7月28日確認)。上記は公式サイトの表示価格であり、税の内訳表記はページ上で確認できた範囲では明示されていません。12か月一括の価格は、公式サイト上での受講申し込み手続きをした場合のみ適用されると明記されています。テキスト冊子や通信料は別途費用が発生します。
比較の参考として、文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」では、学習塾費を含む学校外活動費が家庭の教育費支出の大きな割合を占めることが示されています。年額2万円台という水準がどの位置にあるかは、この統計と突き合わせると判断しやすくなります。
📝 費用に関する注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
✏️ 「英文法だけ」でも損にならない理由
科目単位の販売がないため、英文法だけを目的に申し込んでも支払額は変わりません。これを「割高」と感じる方がいますが、私は逆だと考えています。文法をやり直す生徒は、ほぼ例外なく読解や英作文でもつまずいているからです。文法編を終えたその足で読解編に進めること、途中で学年を下げて中学範囲に戻れることが同じ料金に含まれている点は、参考書を都度買い足す方式にはない強みです。料金の内訳や年払いの注意点はスタサプ料金の解説記事で詳述しています。
レベル別に見るスタサプ英文法講座の選び方
🔍 この章の見どころ
スタサプの英文法でつまずく人の大半は、内容ではなくレベル選びを間違えています。ここでは公式の講義数データをそのまま比較し、どのレベルが誰向けなのかを整理します。
高1・高2向け「文法編」4レベルの違い
📊 レベル選びの目安
| レベル | 想定される状態 | 特徴 |
|---|---|---|
| ベーシック | 中学英語に不安がある/文型で止まる | 33講。文の種類・文型から仮定法・強調倒置まで網羅 |
| スタンダード | 学校の授業にはついていける | 24講。ルールの理由に焦点を当てる文法・読解編 |
| ハイ | 文法の基本は入っている | 24講。演習中心で復習テスト含め約1000問 |
| トップ | 難関大を視野に入れている | 24講。最難関国公立・私立大を想定した構成 |
注意したいのは名称の違いです。トップ・ハイの英語は<文法編>ですが、スタンダードは<文法・読解編>として読解を含む構成になっています。同じ24講でも射程が違うため、「スタンダードを終えた=文法を1周した」とは限らない点に注意してください。出典:スタディサプリ公式サイト 講座一覧・講座概要。
大学受験講座(高3)の文法編はどう変わるか?
📋 高3では英語が6〜7編に分かれる
大学受験講座の高3英語は、公式サイト上で文法編・英文解釈編・読解編・長文演習編・リスニング編・英作文編(レベルにより和文英訳編・自由英作文編・英単語補充編)へと細分化されます。高1・高2では「文法・読解編」として一体だったものが、入試を意識して分解される形です。
この中で高3スタンダードレベル英語<文法編>を関正生先生が担当し、公式概要では丸暗記を排し全国の入試問題を分析した構成と説明されています。高3向け講座の実際の評価は大学受験講座の口コミ・評判の記事で扱っています。
中学英文法からやり直したい人のルート
⭕ 学年をまたいで戻れるのがスタサプの強み
高校講座のベーシックレベルには英語の中学総復習・英語超入門・英単語入門にあたる講座が用意されており、高校生でも中学範囲に立ち返れます。さらに中学講座そのものも同じ料金内で視聴でき、公式サイトには苦手分野の戻り学習・得意分野の先取り学習が追加料金なしでできると明記されています。
中学生本人が文法を固めたい場合は、中学講座の英語(1回約5分の講義)から入る選択肢もあります。ただし中学講座の英語は文法だけを切り出した独立講座ではなく、学年別の英語講座の中で文法・新出単語・教科書本文の重要箇所をまとめて扱う構成だと公式サイトに記載されています。「文法編」という括りで探すと見つからないため、学年から入るのが正しい探し方です。学年別の内容は中学講座の口コミ・評判の記事を参照してください。
自分に合うレベルの見分け方
💡 私が生徒に使っている判定基準
レベル診断で迷う生徒には、私はいつも次の質問をします。「不定詞と動名詞の使い分けを、目的語になる動詞の性質から説明できますか」。ここで沈黙するなら、学校の成績が悪くなくてもベーシックかスタンダードから始めるべきだと判断します。
逆に、説明はできるのに模試の文法問題を落とすタイプは、知識ではなく処理速度と演習量の問題です。この場合は解説中心の講座を最初から見るより、ハイレベルの演習中心講座から入って、間違えた単元だけ下位レベルに戻るほうが時間効率が良いと考えています。約1000問という演習量が公式に示されているのは、この使い方をするうえで判断材料になります。
💡 着手前に知っておくべき「1周にかかる時間」
レベル選びで固まってしまう生徒に、私が最初に見せるのは所要時間の見積もりです。公式サイトの記載どおり1回約10分として単純計算すると、24講の文法編は約4時間、33講のベーシックレベルでも約5.5時間にしかなりません。1日1時間なら1週間、休日にまとめれば2日で1周できる分量です。
この数字を先に伝えると、レベル選びの重みが一気に軽くなります。合わなければ数時間で判明し、下のレベルに戻ってもやり直しは1週間以内で済むからです。私が「迷ったら1つ下から始めてよい」と言えるのは、この時間感覚があるからです。逆に、視聴時間だけで数十時間かかると思い込んでいる生徒ほど、着手を先延ばしにして夏を溶かします。
ただし、これはあくまで視聴時間だけの計算です。テキストの問題を解き、間違いを直す時間を含めれば実際は3〜4倍を見込んでください。ここを見誤ると計画そのものが崩れます。
スタサプ英文法の強みと限界
🔍 この章の位置づけ
ここからは公式情報の整理ではなく、スタサプを併用する生徒を指導してきた立場からの見解です。事実と見解が混ざらないよう、私の判断であることを明示して書きます。
「なぜそうなるか」型の説明が効く生徒・効かない生徒
🗣️ 理屈型の講義には向き不向きがある
スタサプの文法講座は、公式概要の言葉を借りれば「なぜこのルールや表現が存在するのか」に焦点を当て、丸暗記を排する方向で設計されています。これは英文法の指導として非常に理にかなった方針です。ただ私の指導経験では、この説明が刺さる生徒には共通点があります。それは「暗記して解いてきたが、初見の問題で崩れた経験がある」ことです。一度失敗しているからこそ、理屈の説明が救いに感じられます。
ここで効いてくるのが、公式の講座概要に表れた設計差です。スタンダードの文法編は「例外を極力省く」と説明され、ハイレベルは「復習テストを含め約1000問」の演習中心と説明されています。暗記に頼って初見で崩れたタイプには前者、知識はあるのに処理速度が足りないタイプには後者。つまずきの型と講座の設計思想を突き合わせれば、レベル選びは感覚ではなくほぼ機械的に決められます。
一方、まだ英語に触れて間もない中学生や高1前半の生徒に同じ講義を見せると、理屈の部分が新しい負荷になってしまうことがあります。この層には、理屈の講義を見る前に基本例文を音読で入れておくほうが、結果的に理解が速いというのが私の実感です。理屈は暗記の代わりではなく、暗記を支える土台として使うのが正しい順序だと考えています。
講義を見ただけで成績が上がらない構造的な理由
⚠️ 映像授業に共通する最大の落とし穴
私が併用生徒を見ていて最も多く直面するのが、「講義は全部見たのに模試が変わらない」という相談です。原因はほぼ一つで、視聴が理解の工程であり、得点は自力で解き直す工程でしか作られないという当たり前の構造を飛ばしていることです。
わかりやすい講義ほど、この落とし穴は深くなります。説明が明快だと「自分もできる」という感覚が先に来てしまい、テキストの問題を閉じたまま次の講義に進んでしまうからです。
スタサプの場合、この問題には教材側に対処法が用意されています。各講義には理解度を測る確認テストがあり、学習状況の画面では達成度が王冠マークで表示されます。私が併用生徒に課しているルールはひとつで、「講義を見た」ではなく「その単元の王冠が付いた」を進捗の単位にすることです。視聴済みの本数を数えている生徒はまず伸びず、王冠の付いていない単元を潰しにいく生徒は伸びます。仕組みは確認テストと王冠マークの解説で確認できます。
参考書との併用をどう考えるか?
📖 講義と紙の役割は競合しない
「スタサプがあれば参考書は不要か」という質問もよく受けますが、私は役割が違うので競合しないと考えています。映像は「わからない状態をわかる状態に変える」のが得意で、紙は「わかった状態を速く引き出せる状態に変える」のが得意だからです。
担当講師陣が英文法の参考書を多数執筆していることは公式サイトでも紹介されています。ここから導けるのは、講義と演習書の両輪を前提とした設計思想だという読み方です。実際、講義を担当する人物が同じ領域の演習書を書いているなら、用語も説明の順序も揃うため、演習側で「習っていない考え方」に出くわす確率は下がります。
ただし私は、これを「同じ著者で揃えるべき」という結論にはしません。文法は最終的に、誰の言い方でも解ける状態にする必要があるからです。おすすめしているのは、1周目は講義と歩調の合う教材、2周目以降はあえて別系統の問題集という組み方。手持ちの問題集がある生徒なら、新しく買い足すより、講義を見た単元を既存の1冊で潰すほうが早く仕上がります。他の科目でどの講座から手を付けるべきかは合格者の声を分析したおすすめ講座の記事が参考になります。
🗝️ 講義の質は無料期間中に自分で判断できる
相性を語りで判断する必要はありません。確かめ方は2通りあり、混同しないことが大切です。ひとつは公式サイトの講座一覧に用意された「体験する」からのサンプル視聴で、申し込み前に講義の雰囲気を確認できます。もうひとつが申し込み後の無料体験期間で、こちらは講座全体を通して使えるかわりに、日数や適用条件が時期・キャンペーンによって変わります。後者を使う場合は、無料体験・無料トライアルコースの全条件で期間と課金開始日の考え方を先に確認しておくと安全です。
※PR・広告/※無料期間や適用条件は変更される場合があります。公式サイトで最新情報をご確認ください。
スタサプ英文法で成績を上げる具体的な進め方
🧭 この章の使い方
ここでは、私が併用生徒に実際に指示している手順を、そのまま再現できる形で書きます。1周目と2周目で目的を分けるのが要点です。
1周目:講義とテキストの進め方
📋 1周目の手順
公式サイトでは、講座一覧から科目とレベル・単元を選び、テキストを表示しながら受講する流れが案内されています。まず問題に目を通し、「わからないこと」を自覚した状態で講義に入ります。
1回約10分の設計なので、途中でメモを取りすぎると倍以上の時間がかかります。1周目は理解の獲得だけに集中します。
ここが最重要です。時間を空けず、講義の記憶が残っているうちに手を動かします。
1周目で完璧を目指さないこと。印が2周目の教材になります。
2周目以降:演習で定着させる
📈 2周目でやること
- 印の付いた問題だけを、講義を見ずに解く(見れば解ける状態から、見なくても解ける状態へ移す工程)
- それでも落とす単元だけ、該当講義を再視聴する
- 基本が固まったら、上位レベルの演習中心講座に移る(ハイレベル文法編は復習テストを含め約1000問と公式に記載)
- 文法単体の問題が安定したら、読解編・長文演習編に接続する
この往復さえ回れば、教材そのものの優劣はほとんど問題になりません。スタサプの利点は、往復のたびに追加費用が発生しないことにあります。
定期テストと入試までのスケジュール例
📊 学年別の現実的な配分
| 時期 | 英文法にかける比重 | やること |
|---|---|---|
| 高1〜高2前半 | 高い | ベーシックまたはスタンダードの文法編を通しで1周し、読解編へ接続 |
| 高2後半 | 中程度 | ハイレベルの演習中心講座で穴を洗い出し、抜けた単元だけ戻る |
| 高3前半 | 低め | 文法編は総点検にとどめ、英文解釈・長文演習へ時間を移す |
| 高3後半 | 最小限 | 過去問で落とした文法事項のみ単元単位で再視聴 |
これは私が指導現場で組んでいる配分の一例であり、志望校や現状の学力によって最適解は変わります。学習の進め方全般は登録から成績アップまでの全手順にまとめています。
注意点と向いていない人
⚖️ 誠実にお伝えしたいこと
ここまで強みを中心に書いてきましたが、スタサプが合わない生徒は確実に存在します。申し込む前に知っておくべき短所を、公式に明記されている条件と、私の指導上の見解に分けて示します。
申し込み前に必ず確認したい注意点
❗ 公式に明記されている条件
- 返金制度は原則なし。利用可能期間内に利用を停止しても、残日数分の払い戻しは行われないと公式に記載されています(月額プランは返金対象外)
- 同月内に別の決済手段で再申し込みすると、月額料金が重複して発生する場合があると明記されています
- 12か月一括払いの価格は、公式サイトでの申し込み手続きをした場合のみ適用されます
- テキスト冊子や通信料はコース料金に含まれず、別途費用が発生します
出典:スタディサプリ公式サイト 料金ページ・特定商取引法に基づく表記(2026年7月28日確認)。
❌ 教材そのものの限界
- 月額コースに個別の質問対応は含まれない。コーチによる指導を含んでいた大学受験講座の合格特訓コースは公式にサービス終了が告知されており、現在の月額コースは映像講義とテキストが中心です。わからない部分を尋ねる相手は別に用意する前提で考えてください
- 強制力がない。視聴時間も進度もすべて本人任せです
- 英作文の添削がない。文法知識を書く力に変える工程は、学校や第三者に頼ることになります
これらは価格を考えれば当然のトレードオフであり、欠陥ではないと私は考えています。ただし「勉強の管理をしてほしい」という需要には構造的に応えられません。管理まで含めて必要なら、学習塾・家庭教師のおすすめランキングから併用先を検討したほうが確実です。
向いている人・向いていない人
⭕ タイプ別に見た相性と、その理由
| 読者のタイプ | 相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 文法が体系化されていない | 非常に良い | 全レベルの文法編を追加費用なしで行き来でき、抜けた単元だけ拾える |
| 塾に通い英語だけ補強したい | 良い | 質問と管理を塾が担うため、スタサプの弱点が問題にならない |
| 質問がないと止まる | 悪い | 月額コースに個別の質問対応が含まれない |
| 英作文の添削が最優先 | 悪い | 書いたものを見てもらう工程が教材側に存在しない |
❌ 相性が悪い場合の考え方
上の表で「悪い」に当たる方を否定する意図はまったくありません。必要な支援の種類が違うだけで、スタサプを補助教材として使いながら質問・添削・管理を別で確保すれば解決する場合もあります。実際の利用者がどこに満足し、どこに不満を持っているかは全4講座の口コミ・評判の解説で確認できます。
📝 進路選択に関する注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
よくある質問
❓ Q1. スタサプの英文法講座だけを単体で受講できますか?
A. 科目単位の販売はなく、ベーシックコースの月額料金で全教科・全レベルが見放題です。そのため英文法だけを使う場合も料金は変わらず、逆に読解編や英作文編へ追加費用なしで進めます。
❓ Q2. 英文法は関正生先生と肘井学先生のどちらの講座を選べばいいですか?
A. 公式サイトの講座一覧では、高1・高2の英語<文法編>は各レベルとも肘井学先生、大学受験講座の高3スタンダードレベル英語<文法編>は関正生先生が担当と記載されています。まず学年とレベルで対象講座が決まり、講師は自動的に定まる形です。どちらも体験受講が用意されているため、相性は実際の講義で確かめるのが確実です。
❓ Q3. スタサプの英文法はテキストがないと使えませんか?
A. テキストは映像と一体で設計されているため、手元に用意することを前提に考えてください。冊子の購入には別途費用が発生しますが、講義画面からテキストを表示しながら受講する方法も案内されています。詳細は教材・テキストの費用と使い方の記事で整理しています。
❓ Q4. 中学英文法が抜けている高校生はどこから始めるべきですか?
A. 高校講座のベーシックレベルには英語の中学総復習にあたる講座が用意されており、そこから入るのが最短です。中学講座も同じ料金内で視聴できるため、単元単位で戻り学習する使い方もできます。
❓ Q5. スタサプの英文法だけで難関大の入試に対応できますか?
A. 文法編はあくまで土台で、入試の得点は英文解釈・長文演習・英作文の各編と過去問演習で作られます。難関大志望であれば文法編を早く終わらせ、上位レベルの演習講座と過去問に時間を回す設計が現実的です。
❓ Q6. 英検やTOEICの対策としてスタサプの英文法は使えますか?
A. 高校講座・大学受験講座の文法編は、高校英語と大学入試を想定して設計された講座です。文法知識の土台づくりには流用できますが、各試験特有の形式演習は別教材で補う前提で考えてください。なお英検®関連コンテンツの有無は講座・時期によって異なるため、最新のラインナップは公式サイトでご確認ください。
❓ Q7. 英文法の講義を見ても成績が上がらないのはなぜですか?
A. 視聴は理解の工程であり、得点は自力で解き直す工程で作られます。講義後にテキストの問題を何も見ずに解き、間違えた単元だけ再視聴する往復を作らないと、理解した気持ちだけが残りやすくなります。
まとめ:スタサプの英文法をどう使うべきか?

🎯 この記事の結論
スタサプの英文法は、「一度習ったが体系化されていない」高校生にとって、費用対効果が非常に高い立て直しの手段です。ただし成果を決めるのは講義の質ではなく、視聴のあとに自力で解き直す工程を自分で作れるかどうかだと私は考えています。
📌 記事の要点
- 英文法は高校講座・大学受験講座の英語<文法編>として提供され、担当は肘井学先生と関正生先生
- 高1・高2の文法編はトップ・ハイ・スタンダードが各24講、ベーシックが33講
- ベーシックコースは月額2,178円、12か月一括なら21,780円(いずれも公式サイト表示価格)
- 科目単位の販売はなく、英文法だけを目的にしても料金は変わらない
- 返金制度は原則なく、テキスト冊子は別途費用
- 質問対応・添削・強制力はないため、必要なら別手段で補う
✅ 向いている人チェックリスト
- □ 文法の抜けを自覚していて、単元単位で拾い直したい
- □ 学年をまたいで戻り学習・先取り学習をしたい
- □ 自分でスケジュールを決めて動ける
- □ 塾の英語だけを補強したい
3つ以上当てはまるなら、まず無料体験で文法編を1講だけ見てみる価値は十分にあると考えます。
❌ 別の選択肢を検討したほうがよい人
- □ その場で質問できないと手が止まる
- □ 学習の管理・進捗の見守りまで任せたい
- □ 記述・英作文の添削が最優先
🎁 次の一歩
ここまで読んで「自分に合いそうだ」と感じたなら、あとは実物の講義を見て確かめるだけです。合わなければ止めればよく、その判断は早いほど時間の損失が小さくて済みます。
※PR・広告/※料金・無料期間・講座内容は変更される場合があります。申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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なお、倍速再生・字幕・動画ダウンロードといった視聴環境の細かい仕様は、本記事では扱っていません。
🎓 執筆者プロフィール
kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験の学習設計、塾/家庭教師/通信教育の比較
中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部在学中は同アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中高一貫校生・浪人生・不登校の生徒・発達特性のある生徒まで幅広く担当しています。
この記事を書ける理由:指導歴10年超の中で英文法は最も多く質問を受けてきた領域であり、スタディサプリを併用する生徒の学習設計を実際に担当してきました。特定の教育機関に所属せず忖度なく比較できる立場から、メリットだけでなくデメリットも開示しています。
🔍 調査概要
- 調査対象:スタディサプリ高校講座・大学受験講座・中学講座の英語<文法編>関連講座、料金体系、利用規約上の条件
- 調査方法:公式サイトの公開情報の調査、著者の指導現場での業界知見(スタディサプリ併用生徒の指導経験を含む)
- 調査実施日:2026年7月28日
- 情報の限界:著者は全講義を視聴した立場ではないため、個々の講義内容の詳細評価は行っていません。また利用者への独自アンケート・ヒアリング調査は実施していません。講座ラインナップ・講義数・料金は改定される可能性があり、記載は調査実施日時点のものです。
- 利益相反の有無:本記事にはアフィリエイトリンクを掲載しています。運営会社等からの記事内容に関する指示・便宜供与は一切受けていません。
📚 参考文献・引用元
- スタディサプリ大学受験講座 講座一覧(体験)(2026年7月28日参照)
- スタディサプリ公式サイト 高校講座・大学受験講座 料金ページ/中学講座 料金ページ(2026年7月28日参照)
- スタディサプリ公式サイト 特定商取引法に基づく表記(2026年7月28日参照)
- 株式会社リクルート 会社概要(2026年7月28日参照)
- 消費者庁 表示対策(景品表示法)(2026年7月28日参照)
🏷️ 更新情報
公開日:2026年7月28日/最終更新日:2026年7月28日
※情報変更があった場合は随時更新します。



