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学習院大学の受験科目|全6学部の配点と方式の選び方を解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。早稲田アカデミーから慶應義塾高校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。大学受験生の志望校選び・科目選択の相談に長く関わってきた立場から執筆しています。
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公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:学習院大学の一般選抜は、文系学部は「英語+国語+選択1科目」、理学部は「数学+英語+理科」の3科目型が基本です。ただし、同じ3科目でも学部によって配点比率が大きく違い、プラス試験・共通テスト利用まで含めると、科目の組み方で受験チャンスの数が変わります。

「学習院大学の受験科目は何?」「自分の得意科目で受けられる方式はどれ?」と迷っていませんか。大学公式の募集要項を読み込むと、表には出にくい違いが意外と多い大学です。

📋 この記事でわかること

  • コア試験・プラス試験・共通テスト利用の違いと受験科目
  • 全6学部の科目・配点・試験時間(学部別の一覧表)
  • 国語の漢文、数学の出題範囲、英語外部検定の扱い
  • 2027年度の試験日と、公表済みの変更点
  • 得意科目別に見た方式の選び方とMARCH併願のコツ

💬 この記事の立ち位置

私は早稲田アカデミーの講師として多くの受験生を見てきましたが、私大の科目選びでつまずく原因の多くは「科目名だけ見て配点や範囲を見ていない」ことでした。この記事では、学習院大学の公式募集要項・公式サイトの情報をもとに、受験生が実際に判断で使える形に整理し直しています。学習院大学に通った経験はないため、学内の様子ではなく入試制度の読み解きに絞ってお伝えします。高1から受験までの全体の流れは大学受験の全手順をまとめたロードマップで確認できます。

📝 情報の時点について

科目・配点は、公開されている最新の全文要項である「令和8(2026)年度 一般選抜募集要項」に基づきます。2027年度の試験日と変更点は大学公式サイトの公表内容(2026年10月23日確認)を反映しました。2027年度の募集要項が公開された際は、必ず公式の要項で最終確認してください。

  1. 学習院大学の受験科目の全体像
    1. 学習院大学の入試方式とは?コア試験・プラス試験・共通テスト利用
    2. 学部ごとの配点比率を図で比べる
    3. 2027年度入試の試験日と公表済みの変更点
  2. 学部別に見る学習院大学の受験科目と配点(コア試験)
    1. 法学部の受験科目と配点
    2. 経済学部の受験科目と配点
    3. 文学部の受験科目と配点
    4. 理学部の受験科目と配点
    5. 国際社会科学部・国際文化交流学部の受験科目と配点
  3. プラス試験の科目と配点|コア試験との違い
    1. プラス試験の実施学科と科目一覧
    2. 英語外部検定を使う2学科の基準と換算
  4. 共通テスト利用の受験科目と配点
    1. 学科別の利用教科と配点一覧
    2. 共通テスト利用で見落としやすい注意点
  5. 受験科目から考える学習院大学の方式の選び方
    1. 得意科目別に向いている学部・方式
    2. MARCH併願で科目をそろえるコツ
    3. 学習院大学の受験科目で注意したい点
  6. 学習院大学の受験科目に関するよくある質問
    1. 学習院大学の一般選抜は何科目で受験できますか?
    2. 学習院大学の国語に漢文は出題されますか?
    3. 学習院大学で英検などの英語外部検定は使えますか?
    4. 学習院大学の文系学部は数学で受験できますか?
    5. 学習院大学のコア試験とプラス試験は併願できますか?
    6. 学習院大学の入学検定料はいくらですか?
  7. 受験科目が決まったら今日から始めたい対策
    1. 学習院大学対策の進め方3ステップ
    2. 科目別の学習リソースの選び方
  8. まとめ:学習院大学の受験科目は学部と方式で選ぶ

学習院大学の受験科目の全体像

📌 まず押さえたい3つの方式

学習院大学の一般選抜は、何種類の方式があるかご存じでしょうか。大きく3つあり、それぞれ受験科目の考え方が違います。この章では、学部別の細かい話に入る前に全体の構造をつかみます。

学習院大学の入試方式とは?コア試験・プラス試験・共通テスト利用

🔍 3方式の違い

学習院大学の一般選抜は、コア試験・プラス試験・大学入学共通テスト利用入学者選抜の3方式です。コア試験は各学部の本試験で、全学部3科目。プラス試験は他学部のコア試験と同じ日に、原則同じ問題で行う追加の受験機会で、一部学科は2科目です。共通テスト利用は大学独自の試験がなく、共通テストの得点だけで判定します。

方式科目数実施学部検定料(2026年度)
コア試験3科目全6学部1学部35,000円
プラス試験2〜3科目全6学部(一部学科のみ)1学部35,000円
共通テスト利用3〜6科目国際文化交流学部以外の5学部(一部学科のみ)1学科・方式18,000円

出典:学習院大学「令和8(2026)年度 一般選抜募集要項」。別途Web出願手数料が1回1,300円かかります。

📝 費用情報について

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は大学の公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。なお、2026年度募集要項には複数学部併願時の割引に関する記載は見当たりませんでした。

学部ごとの配点比率を図で比べる

📊 コア試験の配点構成(学部別)

同じ「3科目」でも、満点も英語の比重も学部でかなり違います。下の図は、各学部のコア試験の配点を積み上げたものです。

学習院大学コア試験の学部別配点構成 コア試験の配点構成と英語の比率(2026年度要項) 英語(外国語) 国語 地歴・公民・数学(選択) 数学 理科 150 100 100 150 120 120 150 150 100 150 150 150 150 100 100 150 100 100 300 100 100 法学部計350点/英語42.9% 経済学部計390点/英語38.5% 文学部計400点/外国語37.5% 理学部計450点/英語33.3% 国際社会科学部計350点/英語42.9% 国際文化交流①計350点/英語42.9% 国際文化交流②計500点/英語60.0% ※①日本文化・国際コミュニケーション学科 ②英語コミュニケーション学科(英語300点)。バー長は配点に比例。 出典:学習院大学「令和8(2026)年度 一般選抜募集要項」をもとに筆者作成(2026年10月23日参照)

図からわかるのは、経済学部と文学部は国語・選択科目の比重が高め、国際文化交流学部の英語コミュニケーション学科は英語だけで過半という点です。英語が苦手でも国語で取り返せる学部と、英語の出来がほぼ合否を決める学科が同じ大学に並んでいます。

2027年度入試の試験日と公表済みの変更点

📋 2027年度 コア試験・プラス試験の日程

試験日コア試験プラス試験
2月5日(金)国際文化交流学部-
2月6日(土)経済学部法学部
2月7日(日)理学部文学部(心理・教育)
2月9日(火)文学部理学部(物理・化学・数学)
2月10日(水)法学部文学部(英語英米文化)
2月11日(木)国際社会科学部経済学部

出典:学習院大学「学部入試」ページ(2026年10月23日参照)。国際社会科学部と国際文化交流学部のプラス試験日は、参照時点のページで確認できませんでした(2026年度は国際社会科学部が2月10日、国際文化交流学部が2月7日)。

⚠️ 2027年度の変更点(一般選抜)

大学は2026年5月18日に、一般選抜の変更として理学部物理学科と国際社会科学部のプラス試験で、TOEFL iBTの基準を受験日によって分けることを公表しました。TOEFL iBTの改訂に伴うもので、英検・IELTS・GTECなど他の検定の基準は変わっていません。科目や配点そのものの変更は、一般選抜では公表されていません(2026年10月23日時点)。

🔗 他大学と比べたい人へ

私立大学の入試方式の種類そのものを整理したい人は私立大学受験の仕組みと併願の組み方が役立ちます。

共通テスト全科目の一覧から確認したい人は大学受験の科目一覧も参考になります。

学部別に見る学習院大学の受験科目と配点(コア試験)

📌 この章の読み方

志望学部のコア試験は、何点満点で何分の試験でしょうか。ここでは学部ごとの科目・配点・試験時間に加えて、要項の細かい注記から読み取れる「対策上の差」もまとめます。

法学部の受験科目と配点

⚖️ 法学部(法学科150名・政治学科120名)

科目配点時間範囲・選択肢
英語150点90分英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ、論理・表現Ⅰ〜Ⅲ
国語100点60分漢文を含まない
選択100点60分日本史探究・世界史探究(各歴史総合含む)、地理、公共・政治経済、数学から1

英語の比重が最も高い部類の学部です。国語は60分と短めで、英語90分でどれだけ安定して得点できるかが軸になります。

経済学部の受験科目と配点

⚖️ 経済学部(経済学科130名・経営学科130名)

科目配点時間範囲・選択肢
国語120点60分漢文を含まない
外国語150点90分英語・ドイツ語・フランス語から1
選択120点60分法学部と同じ5科目から1

国語と選択科目が各120点と、法学部より英語以外の比重が高い配点です。外国語でドイツ語・フランス語を選べる点も珍しく、第二外国語を学んできた人には選択肢になります。

💡 慶應経済出身として感じる「数学選択」の意味

私自身が経済学部の出身なので強く感じるのですが、経済学・経営学は入学後に数学やデータを扱う場面が少なくありません。経済学部コア試験は数学を選択でき、しかも120点の配点があります。数学が得意な文系受験生にとっては、選択科目の120点を「暗記量が読みにくい社会」ではなく「解法が安定する数学」で取りにいけるのは大きな利点だと考えます。逆に数学が不安定なら、無理に選ばず歴史や政経で固めるほうが合理的です。

文学部の受験科目と配点

⚖️ 文学部(8学科・計390名)

科目配点時間範囲・選択肢
国語150点90分現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、古典探究
外国語150点90分英語・ドイツ語・フランス語から1
選択100点90分法学部と同じ5科目から1

募集人員:哲学科55名、史学科50名、日本語日本文学科75名、英語英米文化学科60名、ドイツ語圏文化学科30名、フランス語圏文化学科35名、心理学科60名、教育学科25名

文学部だけは国語が90分・150点で英語と同格です。選択科目も90分あり、他学部の60分と比べて記述や読解の量が増えると考えておくのが無難です。

❗ 文学部志望者は漢文の扱いに注意

法学部・経済学部・国際社会科学部の国語には「漢文を含まない」と明記されていますが、文学部コア試験の国語にはその注記がなく、出題範囲に「文学国語」「古典探究」が並んでいます。要項の書き方から判断すると、文学部志望なら漢文まで準備しておくのが安全です。古文の基礎固めにはスタサプ古文講座の使い方も参考になります。

理学部の受験科目と配点

⚖️ 理学部(物理35名・化学35名・数学34名・生命科学35名)

科目配点時間範囲・選択肢
数学150点90分数学Ⅰ〜Ⅲ、A、B(数列・統計的な推測)、C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)
英語150点90分-
理科150点90分学科により選択可能な科目が異なる(下表)
学科選べる理科
物理学科物理のみ
化学科物理・化学から1
数学科物理・化学・生物から1
生命科学科物理・化学・生物から1

3科目が均等に150点ずつです。数学Bに「統計的な推測」が含まれる点は、文系学部の数学(数列のみ)と違うので要注意です。

国際社会科学部・国際文化交流学部の受験科目と配点

⚖️ 国際社会科学部(80名)/国際文化交流学部(計160名)

科目国際社会科学部国際文化交流学部
英語(90分)150点(問題の指示文は英語)150点(英語コミュニケーション学科は300点)
国語(60分)100点(漢文を含まない)100点(現代文のみでの受験も可)
選択(60分)100点:日本史・世界史・公共+政治経済・数学から1100点:日本史・世界史・数学から1

国際文化交流学部の募集人員:日本文化学科60名、国際コミュニケーション学科70名、英語コミュニケーション学科30名

国際社会科学部は地理を選べず、国際文化交流学部は地理に加えて公民も選べません。地理・政経で受験を考えている人は、学部ごとに選択可否が違うことを最初に確認してください。

⚠️ 国際社会科学部には「30%未満」の基準がある

国際社会科学部のコア・プラス試験では、得点調整後に1科目でも30%未満があると不合格になると要項に記載されています。合計点が高くても、苦手科目で大きく崩れると合格できない仕組みです。極端な得意科目頼みは避け、3科目とも最低ラインを確保する対策が必要です。

💬 国際社会科学部で差がつくのは「設問の読み違い」

国際社会科学部の英語は問題の指示文まで英語です。私が指導の中で繰り返し見てきたのは、本文は読めているのに設問の条件(「当てはまらないもの」「2つ選べ」など)を読み違えて失点するパターンでした。指示文が英語になると、この種のミスは起こりやすくなると考えます。過去問演習では、解答前に設問条件へ下線を引く習慣を徹底してください。

また30%未満の科目があると不合格になるため、この学部では「得意科目で稼ぐ」より「最も苦手な科目を4割前後で安定させる」ことを先に目標にするのが、私の考える合理的な順番です。

プラス試験の科目と配点|コア試験との違い

📌 プラス試験は「同じ問題で別の学部を受ける」方式

プラス試験は名前から「追加の難しい試験」と誤解されがちですが、実際は他学部のコア試験と同日・原則同一問題で行われます。この章では、学科ごとの科目と、配点がコア試験とどう変わるかを整理します。

プラス試験の実施学科と科目一覧

📋 プラス試験の科目・配点(2026年度要項)

学部・学科(募集人員)科目と配点
法学部(法15名・政治15名)英語150/国語120/選択120(地理は不可)
経済学部(経済20名・経営15名)英語150/国語120/選択120(地理は不可)
文学部 英語英米文化(10名)英語150/国語100(漢文なし)/選択100
文学部 心理・教育(各5名)数学150(数学Ⅲ含む)/英語150/理科100
理学部 物理(7名)数学150/物理150(英語の試験なし・外部検定の基準あり)
理学部 化学(5名)数学150/英語150/化学150
理学部 数学(6名)数学150/英語150(理科なし)
国際社会科学部(15名)英語=外部検定を最大150点に換算/国語100/選択100
国際文化交流学部(日本文化20名・国際コミュ30名・英語コミュ10名)英語150(英語コミュは300)/国語100の2科目

理学部生命科学科、文学部の英語英米文化・心理・教育以外の学科はプラス試験を実施していません。

✏️ 配点の「入れ替わり」に注目

私が要項を読んでいて最も面白いと感じたのは法学部です。コア試験は英語150・国語100・選択100ですが、プラス試験は国語と選択が120点に上がり、英語の比率が約43%から約38%に下がります。つまり、同じ法学部でも「英語で勝つならコア、国語・社会で勝つならプラス」と、得意科目によって有利な方式が変わります。プラス試験の問題は同日にコア試験を行う経済学部と原則同じなので、経済学部の過去問がそのまま練習材料になります。

英語外部検定を使う2学科の基準と換算

🔢 国際社会科学部プラス試験の英語換算(抜粋)

換算点英検(級+CSE)GTECIELTS
150点1級・263013707.0
140点準1級・254012606.0
130点準1級・230412205.5
120点2級・226011705.0
110点2級・212011204.5
100点2級・19801050-

英検は「級の合格」と「CSEスコア」の両方を満たす段階で換算されます。たとえば準1級合格でもCSEが2304点未満なら130点には届きません。換算されるのは2級・CSE1980点以上からで、ここが出願の実質的な目安になります。

出典:学習院大学「令和9(2027)年度一般選抜(プラス試験)における外部の英語資格・検定試験の点数換算表の変更について(国際社会科学部)」(2026年5月18日公表)。TOEFL iBT・TEAP・TOEIC・ケンブリッジ英検の基準は原文で確認してください。TEAP CBTは利用できません。

🔢 理学部物理学科プラス試験の出願基準

物理学科のプラス試験には英語の筆記試験がありませんが、英語外部検定で一定基準以上であることが出願資格です。英検なら準2級合格かつCSE1800点以上、GTECは990点以上、IELTSは4.0以上などです。TOEFL iBTは2026年1月20日以前の受験なら32点以上、1月21日以降の受験なら新スケールで2.5以上となります。

英検の証明書の提出方法で迷った人は、英検合格証明書のコピー可否と原本・デジタルの違いを先に確認しておくと安心です。

共通テスト利用の受験科目と配点

📌 独自試験なし・共通テストの得点だけで判定

共通テスト利用では、学習院大学の会場に行く必要はありません。ただし実施しているのは一部の学科だけで、利用科目も学科ごとにばらばらです。

学科別の利用教科と配点一覧

📊 共通テスト利用の利用教科(2026年度要項)

学科(募集人員)型利用教科と配点
法学部 法・政治(各15名)3教科国語100/英語150/地歴・公民・数学から1つ100
経済学部 経済(10名)4科目国語150/外国語200/数学Ⅰ・A100/地歴・公民・数学から1つ100
経済学部 経済(10名)6科目国語200/外国語200/数学Ⅰ・A100/数学Ⅱ・B・C100/地歴・公民・理科から2つ200
文学部 哲学(5名)3教科国語150/外国語150/地歴・公民・数学・理科から1つ100
文学部 史学(10名)3教科国語100/外国語100/地歴・公民から1つ100
文学部 英語英米文化(10名)3教科国語150/英語150/地歴・公民・数学・理科・情報から1つ100
文学部 ドイツ語圏(3名)・フランス語圏(3名)3教科国語150/外国語150/地歴・公民・数学・情報から1つ100
文学部 教育(3名)5教科国語・英語・地歴公民・数学・理科 各100
理学部 化学(5名)4教科6科目国語200/外国語200/数学Ⅰ・A100/数学Ⅱ・B・C100/物理100/化学100
理学部 生命科学(各5名)3教科4科目・4教科6科目英語200/数学2科目各100/理科200(4教科6科目は国語200・外国語200を含み理科2つ)
国際社会科学部(5名)4科目国語100/英語150/数学Ⅰ・A100/地歴・公民・数学から1つ100

出典:学習院大学「令和8(2026)年度 一般選抜募集要項」。国際文化交流学部、理学部物理学科・数学科、文学部日本語日本文学科・心理学科は共通テスト利用を実施していません。

共通テスト利用で見落としやすい注意点

⚠️ 出願前に確認したい4点

  • 出願締切が早い:2026年度は1月15日締切で、共通テスト本番(1月17・18日)より前に出願を終える必要がありました。
  • 補欠繰上げがない:コア試験のような繰上げ合格は行われません。
  • リスニングを欠席すると0点:リーディングを欠席してリスニングのみ受験した場合は不合格になります。
  • 国際社会科学部は30%未満で不合格:換算後の1科目でも基準を下回ると対象外です。

共通テスト利用は募集人員が各学科3〜15名と少なく、ボーダーの見方が合否予測の精度を左右します。目安の読み方は河合塾の共通テストボーダーの見方と注意点で解説しています。

受験科目から考える学習院大学の方式の選び方

📌 「得意科目」と「日程」の2軸で決める

自分の得意科目が最も高く評価されるのはどの方式か、考えたことはありますか。ここでは、ここまでの配点データをもとに、タイプ別に有利になりやすい方式を整理します。

得意科目別に向いている学部・方式

🆚 タイプ別の見方

タイプ配点上有利になりやすい選択肢理由
英語が圧倒的に得意国際文化交流学部 英語コミュニケーション学科英語300点で満点の過半を占める
英語資格を持っている国際社会科学部プラス試験英語の筆記なしで最大150点に換算
国語・社会が得意経済学部コア、法学部・経済学部プラス、文学部コア国語・選択の比重が高い
古文は得意だが社会が不安国際文化交流学部プラス試験英語+国語の2科目で判定
文系だが数学が得意経済学部コアで数学選択、文学部心理・教育プラス選択120点を数学で取れる/心理・教育は数学150点
理系で英語が苦手理学部物理学科プラス試験英語の試験なし(外部検定の基準は必要)

配点上の傾向であり、合格可能性を示すものではありません。

MARCH併願で科目をそろえるコツ

💬 元塾講師が勧める「科目の共通化」

学習院大学をMARCHと併願する場合、私が受験生と一緒に併願校を考えるときに最初に確認するのは、選択科目と国語の範囲が併願校とそろうかです。学習院の法・経済・国際社会科学部は漢文が不要なので、同じく漢文の負担が小さい大学・学部と組むと、直前期に古典の学習時間を英語へ回せます。一方、文学部志望なら漢文ありの大学とも組みやすくなります。

英語資格の扱いや選択科目の範囲は大学ごとに設計が違うため、併願候補の要項は必ず並べて確認してください。たとえば立教大学の受験科目と英語資格の使い方と比べると、方式の考え方の違いがよくわかります。

🧭 日程の組み方の基本

学習院大学の一般選抜は2月5日〜11日に集中しているため、併願校の試験日と重なる可能性があります。2027年度は2月6日に経済学部コアと法学部プラスが同日なので、同じ日に両方は受けられません。日程表を並べ、科目がそろう日程を優先して入れていくのが基本です。明治大学の受験方式と日程と並べて検討すると、重なりが見えやすくなります。

学習院大学の受験科目で注意したい点

❌ 見落とすと不利になりやすいポイント

  • 1科目でも欠席すると不合格:3科目の合計で判定するため、途中退出・欠席はその時点で対象外です。
  • 地理・公民は学部と方式で選べないことがある:法・経済のプラス試験と国際社会科学部は地理不可、国際文化交流学部は地理・公民とも不可です。
  • 数学の範囲が文系と理系で違う:理系は数学Ⅲと「統計的な推測」を含みます。文学部心理・教育のプラス試験も数学Ⅲが必要です。
  • 英語外部検定には期限がある:2026年度要項では取得後2年以内のスコアが対象でした。

📝 進路選択について

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。倍率・合格最低点は年度で変動するため、本記事では扱っていません。最新の入試結果は大学公式サイトでご確認ください。

学習院大学の受験科目に関するよくある質問

❓ 受験生・保護者からよく出る疑問

科目選びの相談では、毎年ほぼ同じ疑問が出てきます。要項の記載に沿って簡潔に答えます。

学習院大学の一般選抜は何科目で受験できますか?

❓ 回答

コア試験は全学部とも3科目です。プラス試験は原則3科目ですが、理学部物理学科(数学・物理)、理学部数学科(数学・英語)、国際文化交流学部(英語・国語)は2科目で判定されます。

学習院大学の国語に漢文は出題されますか?

❓ 回答

法学部・経済学部・国際社会科学部と、文学部英語英米文化学科のプラス試験は募集要項で漢文を含まないと明記されています。文学部コア試験にはその注記がないため、文学部志望者は漢文まで対策しておくのが安全です。

学習院大学で英検などの英語外部検定は使えますか?

❓ 回答

一般選抜では、国際社会科学部プラス試験で英語の得点に換算する方式(最大150点)と、理学部物理学科プラス試験の出願基準(英検は準2級合格かつCSE1800点以上など)の2つで使います。2027年度はTOEFL iBTの基準が受験日によって変わります。

学習院大学の文系学部は数学で受験できますか?

❓ 回答

法学部・経済学部・文学部・国際社会科学部・国際文化交流学部のコア試験では、地理歴史・公民の代わりに数学を選べます。範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル)です。

学習院大学のコア試験とプラス試験は併願できますか?

❓ 回答

試験日が異なれば併願できます。ただし、同じ日に実施されるコア試験とプラス試験は併願できません。プラス試験は原則として同じ日に行われる他学部のコア試験と同じ問題で実施されます。

学習院大学の入学検定料はいくらですか?

❓ 回答

2026年度募集要項では、コア試験・プラス試験が1学部35,000円、共通テスト利用が1学科・方式18,000円で、別途Web出願手数料が1回1,300円かかります。2027年度の金額は公式の募集要項で確認してください。

受験科目が決まったら今日から始めたい対策

📌 科目を決めたら「時間配分」まで体感する

受験科目と方式が決まったら、次は何から手をつければよいでしょうか。学習院大学は学部ごとに試験時間と配点が違うので、対策も配点に合わせて組み立てます。

学習院大学対策の進め方3ステップ

🔰 対策の手順

① 受験する方式と日程を仮決めする
コア・プラス・共通テスト利用のうち、どれを何回受けるかを決めます。同日のコアとプラスは併願できない点に注意します。
② 志望学部と「同日のコア試験」の過去問を解く
プラス試験は他学部のコア試験と原則同じ問題です。志望学部に加え、同日実施の学部の過去問も練習材料になります。
③ 配点比率に合わせて学習時間を配分する
英語比率の高い学部なら英語、文学部なら国語、国際社会科学部なら3科目の底上げを優先します。

科目別の学習リソースの選び方

💡 費用を抑えて科目の穴を埋めるなら

学習院大学の3科目型は、主要科目の基礎をどれだけ固めたかがそのまま出やすい試験だと私は考えています。苦手科目の基礎を低コストで固める手段として、映像授業は有力な選択肢です。高1・高2ならスタサプ高校講座の口コミ・評判が参考になります。

高3・既卒ならスタサプ大学受験講座の口コミ・評判を確認してみてください。

ただし、映像授業だけで私大の過去問演習や記述の添削まで完結させるのは簡単ではありません。限界と補い方はスタサプだけで大学受験は可能かを検証した記事で詳しくまとめています。

まとめ:学習院大学の受験科目は学部と方式で選ぶ

🎯 この記事のまとめ

学習院大学の受験科目は「3科目型」が基本ですが、配点比率・国語の範囲・選択科目の可否は学部と方式ごとに違います。得意科目が最も高く評価される方式を選び、日程が重ならない範囲で受験機会を増やすのが合理的な戦略です。

  • 一般選抜はコア試験・プラス試験・共通テスト利用の3方式
  • コア試験は満点350〜500点で、英語比率は約33〜60%と学部差が大きい
  • 法・経済・国際社会科学部の国語は漢文なし。文学部は漢文まで準備が安全
  • プラス試験は他学部のコア試験と原則同じ問題。法学部プラスは国語・選択の比重が上がる
  • 国際社会科学部プラスは英検2級・CSE1980点以上から英語を換算
  • 2027年度はTOEFL iBTの基準のみ変更が公表済み

✅ 学習院大学の科目構成が向いている人

  • 英語・国語・選択1科目の3科目に絞って対策したい人
  • 英語資格を持っていて、筆記以外でも英語を評価してほしい人
  • 文系でも数学を武器にしたい人
  • MARCHと科目をそろえて併願したい人

❌ 慎重に検討したい人

  • 地理や公民で受けたいが、志望学部が選択不可の人
  • 1科目だけ極端に苦手で、国際社会科学部を志望している人
  • 共通テスト利用だけで受けたいが、志望学科が実施していない人

🧭 次の一歩

まずは学習院大学の学部入試ページで最新の日程と要項を確認し、志望学部の過去問を1年分、時間を計って解いてみてください。独学で不安が残る場合は、学習塾・家庭教師の比較ランキングで自分に合う指導形態を探す方法もあります。

個別指導を検討しているなら個別指導キャンパスの口コミ分析が判断材料になります。

費用を抑えたいならスタサプ全4講座の実態も比較材料になります。

🎓 著者プロフィール

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高校に合格、慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師・教育系Webライターとして活動しています。中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校、発達障害のある生徒の指導経験があります。

この記事を書く理由:私は早稲田アカデミーの講師時代から現在のプロ家庭教師業まで、大学受験生の科目選択・併願校選びに関わってきました。その経験から、要項の細かな違いが合否に影響する場面を見てきたため、公式情報を受験生目線で読み解くことに力を入れています。

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📝 調査概要

  • 調査対象:学習院大学の一般選抜(コア試験・プラス試験・大学入学共通テスト利用)の受験科目・配点・日程・英語外部検定の扱い
  • 調査方法:公式サイト調査/募集要項などの公式文書調査/著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月23日
  • 情報の限界:科目・配点は令和8(2026)年度募集要項に基づきます。令和9(2027)年度の全文要項は調査時点で内容を確認できていません。国際社会科学部・国際文化交流学部の2027年度プラス試験日、合格発表日、倍率・合格最低点は本記事では扱っていません。著者は学習院大学の在籍・受験経験がありません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)

公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。