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北海道大学の受験対策|総合入試の配点・倍率を元塾講師が解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾大学経済学部卒。在学中から早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在は中学受験から大学受験・浪人生まで個別に指導しています。

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公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:北海道大学の受験は、「総合入試か学部別入試か」を先に決め、配点の約6割を占める二次試験の記述対策に時間を寄せることが合否を分けます。

「総合入試ってそもそも何?」「共通テストと二次、どっちに力を入れればいいの?」と迷っていませんか。北大は入学後に学部を選べる総合入試という独特の仕組みを持つため、ほかの国立大学と同じ感覚で準備を始めると、方式選びの段階でつまずきやすい大学です。

📋 この記事でわかること

  • 総合入試・学部別入試・フロンティア入試の違いと、自分に合う方式の選び方
  • 2027年度前期の配点(共通テスト315点+二次試験450点)と、その戦略的な意味
  • 2026年度の志願倍率と、第1段階選抜(足切り)の予告倍率
  • 二次試験の科目別対策、後期日程の位置づけ、受験までの年間スケジュール
  • 道外受験・総合入試の移行など、見落としやすい注意点

📝 執筆の前提と情報の限界

私は大学受験生を10年以上指導してきましたが、北海道大学の在籍経験はなく、私自身は慶應義塾高校からの内部進学のため一般選抜の受験経験もありません。本記事の入試データは北海道大学の公式資料(令和9年度入学者選抜要項・令和8年度確定志願者数)の調査に基づき、指導経験からの見解は「私の考え」として区別して記載しています。

  1. 北海道大学の受験とは?入試方式の全体像
    1. 北海道大学の受験で知っておくべき3つの入試方式
    2. 総合入試とは?入学後に学部を選ぶ仕組み
    3. 2027年度入試の主な変更点
  2. 総合入試と学部別入試の違い・選び方
    1. 総合入試と学部別入試の比較表
    2. 総合入試が向いている人・学部別入試が向いている人
    3. 元塾講師が見る「総合入試」の落とし穴
  3. 北海道大学の配点・倍率データ
    1. 共通テストと二次試験の配点比率
    2. 志願倍率の推移(2025年度→2026年度)
    3. 第1段階選抜(足切り)の予告倍率
  4. 北海道大学の受験に向けた科目別対策
    1. 英語と数学は「記述で減点されない答案」を作る
    2. 国語・理科・地歴の対策の考え方
    3. 後期日程とフロンティア入試の位置づけ
  5. 北海道大学を受験する前に知っておきたい注意点
    1. 総合入試で希望学部に進めない可能性
    2. 後期日程は倍率が高く本命にしにくい
    3. 道外からの受験は移動と宿泊の負担がある
  6. 北海道大学の受験スケジュールと今日からの勉強法
    1. 2027年度前期日程の入試スケジュール
    2. 今日から始める3つのステップ
    3. 塾・予備校・映像授業の選び方
  7. 北海道大学の受験に関するよくある質問
    1. 北海道大学の総合入試では、入学後どうやって学部が決まりますか?
    2. 北海道大学の受験では共通テストと二次試験のどちらが重要ですか?
    3. 北海道大学に足切り(第1段階選抜)はありますか?
    4. 道外から北海道大学を受験する場合、試験会場はどこですか?
    5. 北海道大学の後期日程は狙い目ですか?
    6. 北海道大学はスタディサプリなどの映像授業だけで合格を目指せますか?
  8. まとめ:北海道大学の受験は方式選びと二次対策が鍵

北海道大学の受験とは?入試方式の全体像

📌 この章のポイント

北海道大学の一般選抜は、2026年度の前期日程だけで1,940名を募集した大規模な入試です。まずは「どの方式で、どの単位に出願するのか」という全体像を押さえましょう。方式の違いを理解しておくと、この後の配点や倍率の話がぐっと読みやすくなります。

北海道大学の受験で知っておくべき3つの入試方式

🔍 北大の主な入試方式

北海道大学の受験は、大きく次の3つの方式に分かれます。

  1. 総合入試(前期日程のみ):文系・理系の枠で入学し、1年次終了時に学部を決める方式
  2. 学部別入試(前期・後期):出願時点で学部・学科を決めて受験する方式
  3. フロンティア入試(総合型選抜):課題論文・面接などで選抜する方式。2027年度は全体で436名を募集

2026年度の一般選抜では、前期1,940名・後期438名の計2,378名が募集され、そのうち前期の1,129名が総合入試の枠でした。前期募集の半数以上が総合入試という点が、北大最大の特徴です。

総合入試とは?入学後に学部を選ぶ仕組み

📌 総合入試の定義

総合入試とは、学部を決めずに「文系」または理系の「選抜群」単位で入学し、第1年次終了時に学部へ移行する北海道大学独自の入試方式です。理系は数学重点・物理重点・化学重点・生物重点・総合科学の5つの選抜群に分かれ、得意科目に配点を寄せて受験できます。

区分前期募集人員(2027年度)主な移行先
文系95名文・教育・法・経済
数学重点選抜群133名理・医・歯・薬・工・農・獣医・水産(選抜群を問わず移行可)
物理重点選抜群239名
化学重点選抜群240名
生物重点選抜群169名
総合科学選抜群253名

出典:北海道大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」(参照日:2026年10月23日)

⚠️ 移行人数は固定ではない

要項では、医学科・歯学部・薬学科・獣医学部を除き、各学部への移行人数は変動する場合があるとされています。また、一定の人数制限のもとで文系・理系の相互移行も可能です。移行の具体的な基準は、大学の総合入試案内で必ず確認してください。

2027年度入試の主な変更点

📋 2027年度の募集人員の変更

募集単位変更内容
理学部 物理学科後期 3名→6名/フロンティア入試 14名→11名
獣医学部後期 15名→10名/フロンティア入試(TypeⅠ)を新設し5名

出典:河合塾Kei-Net「2027年度 北海道大学 入試変更点」(参照日:2026年10月23日)。正式な内容は大学の要項でご確認ください。

総合入試と学部別入試の違い・選び方

⚖️ この章のポイント

「学部が決まっていないから総合入試」という理由だけで選んでいませんか。2つの方式は、入学前と入学後のどちらで競争するかが違います。この章では比較表と、向き不向きの判断軸を整理します。

総合入試と学部別入試の比較表

🆚 方式別の比較(前期日程)

項目総合入試学部別入試
出願単位文系/理系の選抜群学部・学科
学部の決定第1年次終了時出願時
実施日程前期のみ前期・後期
配点(前期)共通テスト315点+二次450点学部により異なる(医学科は二次に面接を含む525点)
入学後の競争移行先をめぐり1年次の成績が重要学部内の学習が中心

出典:北海道大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」

総合入試が向いている人・学部別入試が向いている人

✅ 総合入試が向いている人

  • 興味のある分野が複数あり、大学の授業を受けてから決めたい人
  • 理系の中で「数学だけ」「物理だけ」など得意科目がはっきりしている人
  • 入学後も成績を意識して学び続ける覚悟がある人

✅ 学部別入試が向いている人

  • 医学科・歯学部など、進みたい学部がすでに決まっている人
  • 後期日程も含めて北大への出願機会を確保したい人
  • 入学後の移行競争を避け、専門の勉強に早く集中したい人

💡 私の見解:理系の選抜群は「得意科目の配点」で選ぶ

同じ765点満点でも、数学重点選抜群は二次の数学が200点で、二次450点の約44%を占めます。物理重点選抜群は数学150点・物理100点なので、数学への依存度は約33%まで下がります。私は理系の生徒に「行きたい学部」ではなく「模試で安定して点が取れる科目」で選抜群を選ぶよう勧めています。選抜群を問わず全理系学部へ移行できる以上、入試で有利な土俵を選ぶのが合理的だと考えるからです。

元塾講師が見る「総合入試」の落とし穴

💬 私の見解:「決めなくていい」は「決断が1年延びる」だけ

進路面談で「やりたいことが決まらない」という高校生を、私はこれまで数多く見てきました。そうした生徒に総合入試は魅力的に映りますが、私は学部選びの締め切りが1年先に延びるだけで、しかも次は大学の成績で競うと伝えるようにしています。

実は私自身、慶應義塾高校から大学へ内部進学した際、在学中の成績が希望学部への進学を左右する仕組みの中にいました。入学で一息つきたくなる時期にこそ評価が積み上がっていく。この構造は、北大の総合入試の1年次とよく似ています。総合入試で第一志望の学部に進めるかは、入学後の1年間にかかっています。「入学がゴールではない」と自覚できる人ほど、この方式のメリットを活かせると私は考えます。

北海道大学の配点・倍率データ

📊 この章のポイント

2026年度の前期日程は志願者5,442名、志願倍率2.8倍でした。ここでは公式資料をもとに、配点の比率と倍率の推移を数字で確認します。数字の読み方を知ると、勉強時間の配分が自然と決まってきます。

共通テストと二次試験の配点比率

🔢 2027年度 前期日程の配点

募集単位共通テスト二次試験(科目と配点)合計
総合入試 文系315点国語150・外国語150・地歴または数学150=450点765点
総合入試 数学重点315点数学200・理科100・外国語150=450点765点
総合入試 物理重点315点数学150・理科150(物理100+他50)・外国語150=450点765点
医学部医学科315点数学150・理科150・外国語150・面接75=525点840点

化学重点・生物重点・総合科学の各選抜群も合計は765点で、重点科目に応じて理科の配分が変わります。共通テストの教科別配点は要項でご確認ください。

出典:北海道大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」(参照日:2026年10月23日)

📊 二次試験が占める割合(前期日程)

北海道大学 前期日程の配点比率共通テストと二次試験の配点比率(2027年度前期)総合入試(文系・理系)765点共通テスト315点 41%二次試験450点 59%医学部医学科 840点共通テスト315点 38%二次試験525点(面接含む)63%出典:北海道大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」をもとに筆者作成

💡 私の見解:この配点は「共通テストは土台、勝負は二次」

二次試験が約6割を占める配点は、共通テストで多少つまずいても記述の答案力で逆転できる余地が大きいことを意味します。私が大学受験生を指導してきた中でも、マーク式の得点が高い生徒ほど記述で部分点を落としやすく、逆に記述で粘れる生徒は本番に強い傾向がありました。

数字で見ると、共通テストで満点の1割(31.5点)差をつけられても、二次450点のうち約7%を上積みすれば追いつけます。記述1問の部分点の積み重ねで届く差だと、私は捉えています。

ただし、逆転の余地があるのは第1段階選抜を通過してからの話です。共通テストは「足切りを確実に避け、二次で戦える位置に立つための得点」と割り切り、秋以降の時間配分を二次の記述演習に寄せる。これが北大の配点に合わせた戦い方だと私は考えます。

志願倍率の推移(2025年度→2026年度)

📈 一般選抜の志願倍率

北海道大学 志願倍率の推移志願倍率の推移(倍)2025年度2026年度51003.64.1総合入試文系2.62.7総合入試理系2.72.8前期日程全体9.58.8後期日程全体出典:北海道大学「令和8年度 一般選抜 確定志願者数」(2026年2月10日公表)をもとに筆者作成

2026年度は総合入試文系が4.1倍に上昇した一方、後期日程全体は9.5倍から8.8倍へやや下がりました。それでも後期は前期の約3倍の水準です。

なお、合格最低点や偏差値の目安は本記事では扱っていません。共通テスト後の判定の読み方は共通テストリサーチの判定の見方を参考にしてください。

出典:北海道大学「令和8年度 一般選抜 確定志願者数」(参照日:2026年10月23日)

第1段階選抜(足切り)の予告倍率

❗ 総合入試は「4倍」が目安

2027年度前期の総合入試は、文系・理系の各選抜群とも、志願者が募集人員の4倍を上回った場合に共通テストの成績で第1段階選抜を行うと予告されています。2026年度の総合入試文系は志願倍率4.1倍で、この水準を上回っていました。第1段階選抜が実際に実施されたかどうかは、本記事では確認できていません。

共通テストの自己採点後は、予備校のボーダー情報と大学の予告倍率をあわせて出願を判断しましょう。ボーダーの数字の見方は共通テストボーダーの見方と注意点で詳しくまとめています。

北海道大学の受験に向けた科目別対策

🔰 この章のポイント

二次試験で外国語150点はどの募集単位にも共通です。この章では、配点から逆算した科目別の優先順位と、後期日程・フロンティア入試の使い方を整理します。

英語と数学は「記述で減点されない答案」を作る

✏️ 私の指導方針

英語は全募集単位で二次150点、数学も理系では150〜200点を占めます。私が大学受験生を指導するときは、「正解を出す練習」より先に「採点者に伝わる答案を書く練習」を入れます。数学なら途中式と論理のつながり、英語なら和訳・要約で日本語として自然に読めるかどうかが、部分点を左右するからです。

具体的には、過去問を解いたら必ず模範解答と自分の答案を並べ、「どの一行が欠けているか」を確認する作業を習慣にしてもらいます。数学の記述で部分点を取る考え方は記述模試の数学で部分点を取るコツでも解説しています。

国語・理科・地歴の対策の考え方

📋 科目別の優先順位

  • 国語(文系150点):現代文の記述が中心。字数内で要素を過不足なくまとめる練習を週単位で継続する
  • 理科(理系100〜150点):選抜群によって配点が変わるため、重点科目を早めに決めて演習量を寄せる
  • 地歴または数学(文系150点):文系は二次で地歴か数学を選べるため、高2のうちに得点の安定する方を見極める

後期日程とフロンティア入試の位置づけ

🔍 後期とフロンティア入試の使い分け

後期日程は学部別入試のみで、2026年度の志願倍率は全体で8.8倍でした。試験内容は学部ごとに小論文・理科・面接など大きく異なるため、出願を考える学部の要項を早めに確認しておくことが大切です。

フロンティア入試(総合型選抜)は、課題論文や面接などで評価され、共通テストの得点が大学の基準に達しない場合は最終合格の対象になりません。一般選抜と並行して準備する場合の考え方は総合型選抜で塾が必要かどうかの判断基準が参考になります。

北海道大学を受験する前に知っておきたい注意点

⚠️ この章のポイント

北大は人気の高い大学ですが、方式の特性や地理的な条件から、事前に知っておかないと後悔しやすい点もあります。ここでは不安をあおるためではなく、判断材料として注意点を正直にお伝えします。

総合入試で希望学部に進めない可能性

❌ 移行先は確約されない

総合入試の移行先は、本人の志望と1年次の成績をもとに決まる仕組みです(具体的な基準は大学の総合入試案内で必ずご確認ください)。人気の学部・学科に志望が集中すれば、成績次第で第一志望に進めないこともあり得ます。「どの学部でも納得できるか」を出願前に一度考えておくと、入学後のミスマッチを防げます。

後期日程は倍率が高く本命にしにくい

📉 後期は「保険」として考える

2026年度の後期日程は募集438名に対し志願者3,857名でした。前期で他大学に合格した人は後期を受験しないため、実際の受験者数は志願者数より少なくなると考えられます。それでも、前期より狭き門であることに変わりはないでしょう。後期を本命にした計画は、私はおすすめしにくいと考えます。

道外からの受験は移動と宿泊の負担がある

🔺 試験場は札幌市内

2027年度前期日程の個別学力検査は、札幌市内の北海道大学構内で実施予定です。2月下旬の札幌は積雪期にあたり、天候による交通の乱れも想定されるため、道外の受験生は前泊と余裕のある移動計画を前提にしてください。合格後の住まい探しも、入学手続期間(3月8日〜15日)と並行して進める必要があります。

📝 ご注意

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。入試の内容は変更される場合があるため、最終的な判断は北海道大学の公式発表をご確認ください。

北海道大学の受験スケジュールと今日からの勉強法

📌 この章のポイント

2027年度前期日程の個別学力検査は2月25日(木)です。ここでは公式の日程と、そこから逆算した今日からの行動を整理します。

2027年度前期日程の入試スケジュール

📋 前期日程の主な日程(2027年度)

項目日程
出願期間1月25日(月)〜2月3日(水)午後5時必着
第1段階選抜結果発表2月9日(火)午後4時(予定)
個別学力検査2月25日(木)※医学科・歯学部は面接のため2月26日(金)まで
合格発表3月8日(月)午後4時(予定)
入学手続期間3月8日(月)〜3月15日(月)

出典:北海道大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」。共通テストの日程は大学入試センターの発表をご確認ください。

今日から始める3つのステップ

🔰 北大合格に向けた行動手順

① 方式と募集単位を決める
総合入試か学部別入試か、理系なら選抜群まで決めると、二次の配点に合わせた勉強に切り替えられます。
② 過去問で「二次の記述力」を測る
北大の過去問を1年分解き、配点の高い科目から失点の原因を洗い出します。
③ 添削を受ける仕組みをつくる
学校の先生・塾・家庭教師など、記述答案を見てもらえる相手を確保します。

💬 私の考え:全体計画は「逆算」で立てる

北大のように二次の比重が高い大学では、高3の秋までに共通テスト範囲の基礎を一通り終え、残りの期間を記述演習に回せるかが鍵になります。高1・高2からの全体の流れは大学受験の完全攻略ロードマップで学年別に整理しています。

塾・予備校・映像授業の選び方

🔍 学習手段を選ぶ視点

北大対策では「授業を受ける場」と「答案を添削してもらう場」を分けて考えると選びやすくなります。費用を抑えて基礎を固めたい人には映像授業が候補になり、スタサプ大学受験講座の実際の評判も参考になるでしょう。高1・高2の段階ならスタサプ高校講座の口コミから先取り学習の使い方が見えてきます。

💡 私の見解:映像授業だけで足りるかの分かれ目

映像授業はインプットの効率に優れますが、記述答案の採点まではしてくれません。北大のように二次の記述が配点の約6割を占める大学では、映像授業+添削の組み合わせが現実的だと私は考えます。映像授業だけで戦えるかの判断基準はスタサプだけで大学受験は可能かの検証にまとめました。

北海道大学の受験に関するよくある質問

❓ この章のポイント

ここでは、北大の受験を検討する受験生・保護者の方からよく挙がる疑問に、公式資料と指導経験をもとにお答えします。

北海道大学の総合入試では、入学後どうやって学部が決まりますか?

❓ Q. 総合入試の学部決定

A. 総合入試の合格者は第1年次終了時に学部が決まります。文系は文・教育・法・経済の4学部、理系は選抜群を問わず理・医・歯・薬・工・農・獣医・水産の各学部へ移行します。移行先は本人の志望と1年次の成績をもとに決まるため、入学後の学習も進路に直結します。

北海道大学の受験では共通テストと二次試験のどちらが重要ですか?

❓ Q. 共通テストと二次の比重

A. 2027年度前期の総合入試は共通テスト315点、二次試験450点の計765点で、二次試験が全体の約59%を占めます。医学部医学科は二次試験525点で約63%です。共通テストで基準を確保したうえで、二次の記述力で勝負する配点といえます。

北海道大学に足切り(第1段階選抜)はありますか?

❓ Q. 第1段階選抜

A. 2027年度前期の総合入試(文系・理系の各選抜群)は、志願者が募集人員の4倍を超えた場合に共通テストの成績で第1段階選抜を行うと予告されています。2026年度は総合入試文系の志願倍率が4.1倍でした。最新の予告倍率は入学者選抜要項で確認してください。

道外から北海道大学を受験する場合、試験会場はどこですか?

❓ Q. 試験会場

A. 2027年度前期日程の個別学力検査の試験場は、札幌市内の北海道大学構内と予定されています。道外の受験生は前泊を前提に、移動手段と宿泊を早めに確保しておくと安心です。

北海道大学の後期日程は狙い目ですか?

❓ Q. 後期日程

A. 2026年度一般選抜の後期日程は、募集人員438名に対して志願者3,857名で志願倍率は8.8倍でした。前期の2.8倍と比べて大幅に高く、前期の取りこぼしを拾う保険としては心強い一方、後期を本命にする戦略はおすすめしにくいと考えます。

北海道大学はスタディサプリなどの映像授業だけで合格を目指せますか?

❓ Q. 映像授業だけでの対策

A. 映像授業は基礎固めや苦手単元の補強に有効ですが、北海道大学の二次試験は記述・論述の比重が高いため、答案を第三者に添削してもらう機会を別に確保することをおすすめします。

まとめ:北海道大学の受験は方式選びと二次対策が鍵

🎯 この記事のまとめ

  • 北大の前期募集の半数以上は、入学後に学部を決める総合入試
  • 2027年度前期の配点は共通テスト315点+二次450点で、二次が約6割
  • 総合入試の第1段階選抜は予告倍率4倍。2026年度の文系は4.1倍
  • 後期日程は2026年度全体で8.8倍と高く、本命より保険として位置づける
  • 総合入試は入学後の成績で移行先が決まるため、合格後も学び続ける姿勢が必要

📋 方式選びのチェックリスト

こんな人はおすすめの方式
進みたい学部がまだ絞れない総合入試
理系で得意科目がはっきりしている総合入試(重点選抜群)
医学科・歯学部など志望学部が明確学部別入試
入学後の移行競争を避けたい学部別入試
後期まで北大を受け続けたい学部別入試

🧭 次の一歩

まずは北海道大学の入学者選抜要項で志望する募集単位の配点を確認し、過去問を1年分解いてみてください。自分に合う学習サービスを比較したい方は、学習塾・家庭教師のおすすめ比較も参考にしてください。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール写真

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年超。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導に携わっています。

この記事を書く理由:大学受験生の志望校選びと二次対策を長年指導してきた立場から、特定の教育機関に偏らず、公式資料に基づいて北大受験の判断材料を整理できると考えたためです。

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📝 調査概要

  • 調査対象:北海道大学 一般選抜(総合入試・学部別入試)およびフロンティア入試
  • 調査方法:公式資料調査(入学者選抜要項・確定志願者数)/入試情報サイトの変更点確認/著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月23日
  • 情報の限界:著者は北海道大学の在籍・受験経験がありません。後期日程の学部別配点、共通テストの教科別配点、総合入試の移行基準の詳細、2026年度の第1段階選抜の実施有無、合格最低点・偏差値は本記事で扱いきれていないため、大学の公式資料をご確認ください。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に広告・PRリンクは含まれていません)

📚 参考文献・引用元

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。