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中学受験6年の一日のスケジュール|平日・休日と時期別の組み方

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格、慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスで中学受験から大学受験まで指導しています。

公開日:2026年10月15日/最終更新日:2026年10月15日
※情報変更があった場合は随時更新します。

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🎯 結論

結論:中学受験6年生の一日のスケジュールは、「睡眠時間を先に固定し、塾の日・塾のない日・休日の3パターンだけを決めて、時期ごとに中身を入れ替える」のがいちばん崩れにくい組み方です。

6年生になると塾の拘束時間が一気に伸び、「毎日が詰まっているのに成績が上がらない」「寝る時間がどんどん遅くなる」と悩むご家庭が増えます。私自身、塾講師・家庭教師として中学受験生を指導するなかで、スケジュールの密度ではなく「何をいつやるかが決まっているか」で伸び方が分かれる場面を何度も見てきました。

📋 この記事でわかること

  • 6年生の平日・休日の一日のスケジュール例(時刻つき)
  • 4月から入試直前まで、時期によって一日がどう変わるか
  • 睡眠時間の公的な目安と、削ってはいけない理由
  • 詰めすぎで崩れるパターンと、向いていない組み方
  • わが家に合う一日のスケジュールを作る3ステップ

📝 この記事の前提

スケジュール例は、私の塾講師・家庭教師としての指導経験をもとに作成したモデルです。塾ごとの通塾曜日や授業時間は年度や校舎で変わるため、実際の時間割は在籍塾の案内でご確認ください。特定の塾・サービスから報酬を受けて書いた記事ではありません。

  1. 中学受験6年生の一日のスケジュールとは?全体像を先に把握
    1. 6年生の一日のスケジュールとは?平日の基本形
    2. 5年生までと何が変わる?6年生特有の3つの変化
    3. 1日の勉強時間はどれくらい?時間より中身で考える
  2. 平日・休日別の一日のスケジュール例
    1. 塾のある平日のスケジュール例
    2. 塾のない平日のスケジュール例
    3. 土日・模試の日のスケジュール例
    4. 習い事・学校行事と両立させる工夫
  3. 時期別に変わる6年生の一日(春〜入試直前)
    1. 4〜6月:生活リズムを固める時期
    2. 7〜8月:夏期講習中は「朝」と「夜」で役割を分ける
    3. 9〜12月:過去問を一日のどこに置くか
    4. 1月〜入試直前:本番の時刻に体を合わせる
  4. 元早稲アカ講師が見てきた「伸びる6年生の一日」の共通点
    1. 「何をやるか」が前日のうちに決まっている
    2. 隙間時間を「暗記と計算」に固定している
    3. 入試の時間割から逆算して朝型に寄せている
  5. スケジュールを詰めすぎる危険と注意点
    1. 睡眠を削って勉強時間を足すリスク
    2. 塾の課題を全部こなそうとする罠
    3. 親の管理が強すぎると一日が回らなくなる
    4. このスケジュールの組み方が向いていないケース
  6. わが家に合う一日のスケジュールの作り方
    1. スケジュールを作る3ステップ
    2. 塾だけで回らないときの選択肢
  7. 中学受験6年のスケジュールに関するよくある質問
    1. 6年生は平日に何時間勉強すればいいですか?
    2. 6年生でも睡眠時間は削らないほうがいいですか?
    3. 6年生になっても習い事は続けてよいですか?
    4. 学校を休んで受験勉強をするのはありですか?
    5. 塾の宿題が多すぎて終わらないときはどうすればいいですか?
  8. まとめ:中学受験6年の一日のスケジュールは「睡眠と3パターン」から組む

中学受験6年生の一日のスケジュールとは?全体像を先に把握

📌 この章のポイント

6年生の一日は「学校」「塾」「家庭学習」「睡眠」の4つの枠でほぼ埋まります。まずは枠の大きさを知ることが、無理のないスケジュールづくりの出発点です。

6年生の一日のスケジュールとは?平日の基本形

🔍 平日の基本形

中学受験6年生の平日の一日のスケジュールとは、学校から帰宅後に「塾の授業」または「家庭学習」を3〜5時間入れ、21時台に就寝して朝に短い学習を置く生活リズムのことです。6年生は学校の授業時間も長く、文部科学省の学習指導要領で定める標準授業時数は年間1,015単位時間(1単位時間45分)です。学校で過ごす時間は動かせないため、調整できるのは「放課後」と「朝」だけと考えてください。

📊 3パターンの一日を24時間で比較

6年生の一日の時間配分(モデル例) 691215182124 塾のある平日塾のない平日日曜(特訓) 学校 塾 家庭学習 食事・移動・休憩 睡眠 塾+家庭学習の合計:塾の日 約5h/塾なし 約4h/特訓日 約8h 睡眠:3パターンとも21:30〜6:30(約9h)で固定

出典:筆者の指導経験に基づくモデル例(筆者作成)。睡眠時間の目安は厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(小学生9〜12時間)を参照。

5年生までと何が変わる?6年生特有の3つの変化

📋 6年生で起きる変化

  • 塾の拘束時間が伸びる:平日の授業に加えて、土日に特訓講座や模試が入るのが一般的です。
  • 家庭学習の中身が「復習」から「演習」へ:新しい単元の学習がひと通り終わり、夏以降は過去問と弱点補強が中心になります。
  • 入試日から逆算する生活になる:首都圏の私立・国立中学の入試は、東京・神奈川で2月1日から始まります。午前の試験に合わせて、秋以降は朝型への切り替えが必要です。

💬 講師として感じていた「6年生の壁」

5年生までうまく回っていたご家庭ほど、6年生の春に崩れやすいと私は感じています。理由は単純で、5年生の「全部の宿題をこなす」やり方のまま、塾の時間だけが増えるからです。6年生は時間の総量ではなく、「何を捨てるか」を決める学年だと考えてください。学年ごとの全体の流れは中学受験の学年別ロードマップで整理しています。

1日の勉強時間はどれくらい?時間より中身で考える

🔢 モデル例での学習時間

上の図のモデルでは、塾の授業を含めて平日4〜5時間、休日は特訓講座がある日で8時間前後になります。ただし、これは一つの目安にすぎません。学年・時期別の勉強時間をくわしく知りたい方は中学受験の勉強時間の目安をあわせてご覧ください。

平日・休日別の一日のスケジュール例

📌 この章のポイント

6年生のスケジュールは、曜日ごとに細かく変えるより「塾の日」「塾のない日」「休日」の3パターンに集約したほうが、子どもが自分で動けるようになります。ここでは時刻つきのモデルを示します。

塾のある平日のスケジュール例

📋 塾のある平日(モデル例)

時刻やることポイント
6:30〜7:00計算・漢字毎朝同じ内容で10〜20分
7:00〜15:30登校・学校下校時刻は学校により異なる
15:30〜16:30軽食・移動塾前の宿題確認はここで
16:30〜21:00塾の授業夕食は塾で取る家庭も多い
21:00〜21:30帰宅・入浴復習は翌日に回してよい
21:30就寝塾の日ほど早く寝る

💡 塾の日の夜に「何もしない」勇気

塾から帰った後にその日の復習を1時間やらせるご家庭は少なくありません。私はこれに慎重な立場です。疲れた頭で解き直しても定着しにくく、就寝が23時を回る生活が続くと翌日の授業にも響きます。塾の日の夜は「テキストを鞄から出して、翌日やる箇所に付箋を貼るだけ」で十分だと考えています。

塾のない平日のスケジュール例

📋 塾のない平日(モデル例)

時刻やることポイント
6:30〜7:00計算・漢字塾の日と同じ内容にそろえる
7:00〜15:30登校・学校—
15:30〜16:00おやつ・休憩すぐ机に向かわせない
16:00〜18:00前日の塾の復習算数を先に、重い科目から
18:00〜19:30夕食・入浴入浴を早めると眠りやすい
19:30〜21:00宿題・暗記科目理社の暗記は寝る前が向く
21:30就寝—

🔍 塾のない日は「前日の復習日」と決める

塾のない日を「自由な勉強日」にすると、何をやるか迷う時間が生まれます。塾の翌日を前日授業の復習に充てると決めておくと、復習までの間隔が1日で固定され、親が毎日指示を出す必要もなくなります。算数のつまずきが多い場合は、算数の間違いノートの作り方を復習の型として取り入れるのも一つの方法です。

土日・模試の日のスケジュール例

📋 土日の過ごし方(モデル例)

パターン午前午後〜夜
特訓講座の日朝学習30分→塾夕方帰宅、夜は休む
模試の日模試(受験本番と同じ朝の流れで)帰宅後に解き直しを1時間だけ
塾のない日過去問または弱点単元を3時間解き直しと暗記、早めに終える

✏️ 模試の日は「本番のリハーサル」に使う

模試は点数を見る日である以上に、入試当日と同じ時刻に起き、同じ朝食をとり、同じ持ち物で出かける練習日だと私は伝えてきました。秋以降の模試は会場が自宅から遠いこともあるので、移動時間込みで朝の流れを確認しておくと、本番の緊張がかなり和らぎます。模試の結果の読み方は模試4社の偏差値の違いで解説しています。

習い事・学校行事と両立させる工夫

⚠️ 両立で気をつけたいこと

  • 習い事は夏休み前を見直しの区切りにし、続けるかを親子で決めておく
  • 運動会・修学旅行の週は、家庭学習の量を事前に減らす計画にしておく
  • 「行事で崩れた分を翌週に取り返す」計画は立てない(取り返せずに焦りだけが残りやすい)

時期別に変わる6年生の一日(春〜入試直前)

📌 この章のポイント

同じ6年生でも、4月と1月では一日の中身がまったく違います。3パターンの「枠」は変えずに、時期に応じて中身を入れ替えていくイメージを持ってください。

📊 時期別の一日の変化

時期一日の中心生活面の変化
4〜6月塾の授業の復習・未習単元の完成習い事の見直しを検討
7〜8月夏期講習+総復習朝から塾の日が続く
9〜12月過去問演習と弱点補強日曜に志望校別の講座が入ることが多い
1月過去問の解き直し・前受け校完全な朝型へ切り替え

4〜6月:生活リズムを固める時期

🔍 この時期の一日

まだ新しい単元の授業が続くため、平日は「塾の翌日に復習」の型を体に覚えさせる時期です。この時期に就寝時刻を固定できるかどうかが、夏以降の崩れにくさを左右します。

7〜8月:夏期講習中は「朝」と「夜」で役割を分ける

💬 夏休みの一日で私が勧めていた形

夏期講習は日中の授業時間が長いため、家庭学習まで欲張ると一日が崩れます。私は「朝は前日の講習の解き直し、夜は暗記だけ」と役割を分けるよう勧めていました。講習のない日は、5年生までの苦手単元に戻る日として使うのが効果的です。

9〜12月:過去問を一日のどこに置くか

🔍 この時期の一日

秋以降は過去問演習が本格化します。試験時間は学校によって1科目30〜60分程度で、4科目なら休憩込みで3時間前後のまとまった時間が必要なため、平日に詰め込まず、塾のない休日の午前に本番と同じ時間割で解くのが現実的です。平日はその解き直しに充てます。何年分をいつから解くかは過去問の始め方と復習法で詳しく解説しています。

📖 指導現場で見てきた秋の崩れ方

秋は塾の講座が増え、週のうち完全に空く日がほとんどなくなるご家庭が多い時期です。私が指導してきたなかで、この時期に崩れていく受験生の多くは、勉強時間の不足ではなく、睡眠不足から来る集中力の低下が原因に見えました。講座の構成は塾や年度で異なるため、現在の内容は在籍塾の案内でご確認ください。

1月〜入試直前:本番の時刻に体を合わせる

🔍 直前期の一日

首都圏では例年、埼玉の私立中学が1月10日以降、千葉の私立中学が1月20日以降に入試を始め、東京・神奈川は2月1日から始まります。1月に入ったら、入試当日と同じ時刻に起きて午前中に頭を使う生活へ完全に切り替えます。年ごとの日程と併願の組み方は中学受験の日程と併願の組み方でまとめています。

元早稲アカ講師が見てきた「伸びる6年生の一日」の共通点

💬 この章のポイント

ここからは、私が塾講師・家庭教師として6年生を見てきたなかで感じている「伸びる子の一日」の特徴です。統計ではなく現場での実感ですが、スケジュールを組むときの判断材料になればと思います。

「何をやるか」が前日のうちに決まっている

💡 迷う時間をなくす

成績が伸びていく子は、机に向かった瞬間に手が動きます。前日の夜か朝のうちに「今日やる3つ」が決まっているからです。逆に、毎日「今日は何をする?」から始まる家庭では、計画を立てるだけで30分が消えていました。

  • 塾のない日の例:①前日の算数の×問題の解き直し ②社会の一問一答1単元 ③国語の漢字テスト範囲
  • 塾の日の例:①朝の計算 ②塾の宿題のうち講師に指定された1つ ③(夜は)翌日の付箋貼りだけ

3つに絞るのは、全部終わった達成感を毎日残すためです。4つ目以降は「できたらやる」に回します。

隙間時間を「暗記と計算」に固定している

💡 15分の使い道を決めておく

塾までの移動や夕食前の15分を、その都度考えて使うのは難しいものです。伸びる子ほど「隙間時間=理社の一問一答か計算」と決め打ちしていました。机でしかできない演習を家で、どこでもできる暗記を隙間で、という分担です。

入試の時間割から逆算して朝型に寄せている

💡 朝の30分を重く見る理由

中学入試の多くは午前中に始まり、算数・国語を最初の時間帯に置く学校が目立ちます。つまり本番で問われるのは「朝いちばんに難しい問題を解ける頭」です。夜に1時間足すより、朝に30分の計算を毎日続けるほうが本番の条件に近いと私は考えています。直前に生活を切り替えるのは子どもにとって負担が大きいため、秋のうちから少しずつ朝に寄せておくのがおすすめです。

スケジュールを詰めすぎる危険と注意点

⚠️ この章のポイント

6年生のスケジュールで最も多い失敗は「足りない」ではなく「詰めすぎ」です。ここでは、私が見てきた崩れ方と、向いていない組み方を正直にお伝えします。

睡眠を削って勉強時間を足すリスク

❌ 睡眠を削るやり方の問題

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、小学生の睡眠時間の目安を9〜12時間としています(厚生労働省「健康づくりサポートネット」の睡眠に関するページ)。仮に22時半就寝・6時半起床なら8時間で、目安を下回ります。入試は朝から始まるため、夜型で勉強時間を稼ぐ生活は直前期に切り替えが利かなくなるおそれがあります。

📝 健康面についての注記

本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為・診断・治療の代替となるものではありません。お子さまの体調や睡眠に不安がある場合は、医師・専門家にご相談ください。

塾の課題を全部こなそうとする罠

❌ 全部やるほど崩れる

6年生の塾の課題は量が多く、成績上位の子でも全部を同じ熱量でこなしているとは限りません。私の経験では、講師に「どれを優先すべきか」を聞いて削る家庭のほうが、結果的に安定していました。親が独断で削るより、講師と相談して決めるほうが安全です。

親の管理が強すぎると一日が回らなくなる

❗ 分刻みの管理表に注意

15分単位の管理表を作り、守れなかった時間を毎日指摘する……。熱心なご家庭ほど陥りやすい形ですが、子どもが「自分の一日」だと感じられなくなると、親がいない時間に手が止まります。親が決めるのは就寝時刻と3パターンの枠まで、中身は子どもと一緒に決めるくらいの距離感が続きやすいと考えます。

このスケジュールの組み方が向いていないケース

🔺 別の考え方が必要なケース

  • 体調面や発達特性で、決まった時刻の生活リズムがつらい
  • 学校に行けていない時期がある(日中の学習時間の組み方が根本的に変わります)
  • 通塾時間が片道1時間を超え、モデルの就寝時刻が物理的に難しい

こうした場合は、時間の枠よりも「その日できたこと」を基準にした計画のほうが合います。無理にモデルへ合わせず、在籍塾や専門家と相談しながら調整してください。

わが家に合う一日のスケジュールの作り方

🧭 この章のポイント

ここまでの内容をふまえて、今日から実際にスケジュールを作る手順と、塾だけで回らないときの選択肢を紹介します。

スケジュールを作る3ステップ

📋 作り方の手順

① 就寝・起床時刻を先に決める
睡眠の目安から逆算し、まず動かさない時刻を決めます。勉強時間はここから引き算で決まります。
② 3パターンの枠を書き出す
「塾の日」「塾のない日」「休日」それぞれの学校・塾・移動の時間を書き、空いている時間を見える化します。
③ 空き時間に科目を固定で割り当てる
「朝は計算・漢字」「塾の翌日は算数の復習」のように固定し、毎日迷わない形にします。2週間ごとに見直します。

💬 共働きで日中に見られない家庭の場合

親が帰宅する前の時間を「親がいないと進まない学習」にすると、ほぼ確実に止まります。私が勧めているのは、親不在の時間には丸つけ不要の暗記と計算だけを置き、解き直しや質問が必要な算数は親の帰宅後か朝に回す分け方です。前夜に「やる3つ」を机の上に出しておけば、子どもが一人でも始められます。

塾だけで回らないときの選択肢

⚖️ 補助の手段を比べる

手段向いている場面注意点
家庭教師塾の課題の優先順位づけ・弱点補強費用が高くなりやすい
個別指導塾特定科目の補強中学受験の対応力は教室差が大きい
映像授業苦手単元の解説を見直したい演習量と管理は家庭頼み

家庭教師については中学受験で家庭教師が必要なケースで、選び方と費用の考え方を解説しています。

💬 映像授業を一日に組み込むなら

スタディサプリのような映像授業を補助に使う場合は、「塾のない日の夕方に1講義だけ」など枠を決めて組み込むのがおすすめです。メイン教材として中学受験をまかなえるかはスタサプで中学受験が可能かの検証で、実際の利用者の評判はスタサプ小学講座の口コミ・評判でまとめています。

中学受験6年のスケジュールに関するよくある質問

❓ よくある質問

保護者の方から実際によく寄せられる疑問に、私の考えをお答えします。

6年生は平日に何時間勉強すればいいですか?

❓ Q&A

A. 塾の授業を含めて、塾のある日で4〜5時間、塾のない日で3〜4時間前後が私の考える現実的なラインです。ただし時間は目安にすぎず、通塾日数や学校の下校時刻、志望校の難度で変わります。時間より「その日にやる課題が決まっているか」を優先してください。

6年生でも睡眠時間は削らないほうがいいですか?

❓ Q&A

A. 削らないことをおすすめします。厚生労働省の健康づくりのための睡眠ガイド2023では、小学生の睡眠時間の目安を9〜12時間としています。入試は朝に始まるため、睡眠を削って夜に勉強時間を足すやり方は直前期ほど逆効果になりやすいと考えます。

6年生になっても習い事は続けてよいですか?

❓ Q&A

A. 本人にとって気分転換になっていて、塾の復習時間を圧迫していないなら続ける選択はあります。ただし6年生の夏以降は塾の拘束時間が増えるため、夏休み前を一つの見直しの区切りとし、続けるかどうかを親子で決めておくと揉めにくくなります。

学校を休んで受験勉強をするのはありですか?

❓ Q&A

A. 直前期に体調管理を目的として数日休むご家庭はありますが、勉強時間を増やす目的で長期間休むことはおすすめしません。生活リズムが崩れやすく、学校生活の中で得られる気分転換も失われます。判断する場合は学校の担任とも相談したうえで決めてください。

塾の宿題が多すぎて終わらないときはどうすればいいですか?

❓ Q&A

A. 全部をこなそうとせず、塾の先生に「どの課題を優先すべきか」を具体的に相談してください。私の指導経験では、6年生の課題をすべて同じ熱量でこなせている受験生は多くなく、志望校と現在の成績によって優先順位は変わります。親が独断で削るより、講師と相談して決めるほうが安全です。

まとめ:中学受験6年の一日のスケジュールは「睡眠と3パターン」から組む

🎯 この記事のまとめ

  • 就寝・起床時刻を先に固定し、勉強時間は引き算で決める
  • スケジュールは「塾の日」「塾のない日」「休日」の3パターンに集約する
  • 時期ごとに枠は変えず、中身(復習→演習→過去問→本番リズム)を入れ替える
  • 塾の課題は講師と相談して優先順位をつけ、全部やろうとしない
  • 1月には入試当日と同じ時刻で動く朝型に切り替える

✅ この組み方が向いている家庭

  • 毎日の「今日は何をやるか」で親子が揉めている
  • 夜型になりつつあり、生活を立て直したい
  • 塾の課題に追われて復習が回っていない

❌ 別のやり方を検討したい家庭

  • 体調や特性の面で、時刻を固定した生活がつらい
  • 通塾時間が長く、モデルの就寝時刻が物理的に難しい
  • すでに今の生活リズムで成績が安定している(無理に変える必要はありません)

🧭 次の一歩

今夜のうちに、お子さんと一緒に「就寝時刻」と「明日やる3つ」だけを決めてみてください。スケジュール全体を作り込むのはその後で十分です。塾や家庭教師の見直しも視野に入れるなら、学習塾・家庭教師の比較ランキングで選択肢を整理できます。

📝 進路選択についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生のほか、不登校や発達障害のあるお子さんの指導にも携わっています。

この記事を書く理由:大手進学塾の講師として受験生を指導してきた経験と、家庭教師として各家庭の生活リズムに合わせて計画を立ててきた経験から、「塾のカリキュラム」と「家庭の現実」の両方を踏まえたスケジュールの考え方をお伝えできると考えています。

公開日:2026年10月15日/最終更新日:2026年10月15日
※情報変更があった場合は随時更新します。

プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:中学受験をする小学6年生の一日の生活・学習スケジュール
  • 調査方法:公的機関の公開資料の調査/著者の塾講師・家庭教師としての指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月15日
  • 情報の限界:スケジュール例は著者作成のモデルであり、統計データではありません。各塾の現在の時間割・講座構成は確認しておらず、在籍塾の案内が優先します。著者自身は中学受験ではなく高校受験の経験者です。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に関して特定の塾・サービスから報酬は受けていません)

📚 参考文献・引用元

公開日:2026年10月15日/最終更新日:2026年10月15日
※情報変更があった場合は随時更新します。