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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
早稲田アカデミーから慶應義塾高校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在は中学受験・高校受験・大学受験を担当するフリーランスのプロ家庭教師です。
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公開日:2026年10月15日/最終更新日:2026年10月15日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:関東で12月に中学入試があるのは「千葉県立中の一次検査」「千葉・茨城の私立中の推薦・専願系入試」「埼玉の秀明中」「各都県の帰国生入試」の4タイプです。どれも居住地・入学の確約・海外経験といった条件付きで、東京・神奈川の2月校を目指す家庭が「お試し」で気軽に受けられる回はほとんどありません。
「12月に受けられる学校はないの?」「前受けは12月からできる?」と調べている保護者の方は多いと思います。ただ、日程だけを見て出願を決めると、合格したら入学が前提の回だった、そもそも出願資格がなかったという行き違いが起きやすいのが12月入試です。
📋 この記事でわかること
- 関東(1都6県)で12月に実施される中学入試の種類と2027年度の日程
- 12月入試を受けられる人・受けられない人の条件
- 12月入試を受けるメリットと、見落としがちな注意点
- 1月・2月の入試と組み合わせる併願スケジュールの考え方
この記事は、県や教育委員会が公表した2027年度(令和9年度)の要項と、教材会社が公開している2026年度入試データをもとに、早稲田アカデミーで受験生を指導してきた私の視点で整理しています。12月入試を受けるべきかどうかを、ご家庭で判断できる状態になることがゴールです。
私自身は中学受験を経験しておらず(高校受験で慶應義塾高校に進学)、12月入試の各校に直接取材もしていません。日程は公開資料の範囲でお伝えし、確認できなかった点はその旨を明記しています。
中学受験の12月入試とは?関東で実施される4つのタイプ
🔍 まず全体像から
首都圏の中学入試は「1月に埼玉・千葉、2月1日から東京・神奈川」という流れで語られることがほとんどです。では、その前の12月には何があるのでしょうか。この章では、12月入試の定義と、都県ごとの入試カレンダーを整理します。
12月入試とは「一般入試の解禁前」に行われる特別な入試
📌 12月入試の定義
中学受験の12月入試とは、各都県の私立中の一般入試が始まる前(12月中)に実施される入試の総称です。関東では次の4タイプに分けられます。
| タイプ | 主な地域 | 受験の条件 |
|---|---|---|
| 公立中高一貫校の一次検査 | 千葉 | 県内在住 |
| 私立の推薦・専願・第一志望入試 | 千葉・茨城 | 合格したら入学が前提の区分が中心 |
| 私立の一般入試(例外的に早い学校) | 埼玉(秀明中) | 学校の募集要項による |
| 帰国生入試 | 東京・神奈川・埼玉・千葉など | 海外在住経験などの出願資格 |
関東1都6県の中学入試カレンダー(11月〜2月)
📊 都県別に見ると12月入試の位置づけがわかる
下の図は、2027年度入試(一部は2026年度実績)の主な入試期間を都県別に並べたものです。12月(黄色の帯)に入試が集まっているのは千葉と茨城で、東京・神奈川は帰国生入試に限られることが一目でわかります。
12月入試は誰でも受けられるわけではない
⚠️ 出願資格のチェックが先
12月入試を調べるとき、最初に確認すべきなのは日程ではなく出願資格です。公立中高一貫校は県内在住が条件、推薦・専願は「合格したら入学」の約束が条件、帰国生入試は海外在住の期間や帰国後の年数が条件になります。
この3つのどれにも当てはまらない、東京・神奈川在住の一般的な受験生が12月に受けられる入試は、実はかなり限られます。
【2027年度】関東の12月入試の日程一覧
🔍 都県ごとに確認できた日程
ここからは、2026年10月15日時点で公的資料などから確認できた12月入試の日程を都県別にまとめます。2027年度の資料が未公表・未確認のものは、2026年度の実績であることを明記しています。
千葉県立中(千葉中・東葛飾中)の一次検査は12月5日
📋 千葉県立中学校の検査日程(2027年度)
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 一次検査(適性検査) | 2026年12月5日(土) |
| 一次検査の結果発表 | 2026年12月16日(水) |
| 報告書・志願理由書等の提出 | 2027年1月8日(金)〜12日(火) |
| 二次検査(適性検査等) | 2027年1月24日(日) |
| 二次検査の結果発表 | 2027年2月1日(月) |
出典:千葉県教育委員会「令和9年度千葉県立中学校第一学年入学者決定要項」(2026年10月15日参照)
💡 元塾講師の見方
関東の公立中高一貫校で「本当に12月に入試がある」のは、確認できた範囲では千葉県立の2校だけです。12月の一次検査は合格ではなく「二次検査に進めるかどうか」の選抜なので、ここを通っても1月24日の二次検査まで勉強のペースは落とせません。私は、一次の結果発表から二次まで1か月以上ある点を「中だるみの危険がある期間」と捉え、この時期の過ごし方を先に決めておくことをすすめています。
もう一つ見落とされやすいのが、二次検査の1月24日が千葉の私立中の一般入試期間(1月20日以降)と重なる点です。県立中と私立中を併願する場合、私立の試験日・合格発表日・手続き締切が二次検査の前後にどう並ぶかを、一次の結果が出る前の11月中に一つの表へ書き出しておくことをすすめています。結果が出てから考えると、手続き締切に追われて判断を急ぐことになりやすいからです。
千葉の私立中は12月上旬に推薦・第一志望入試が集中
📊 2026年度の千葉県私立中・12月実施分(区分別)
千葉県の私立中の一般入試は1月20日以降ですが、その前の12月上旬に推薦・専願・第一志望・帰国生の入試を置く学校が多くあります。2026年度の募集要項集計では、12月1日〜10日に次のような区分が並んでいました。
| 試験日 | 主な区分 |
|---|---|
| 12月1日 | 推薦 |
| 12月2日 | 推薦・専願・自己推薦・第一志望・帰国(最も多い日) |
| 12月3日 | 特待推薦・自己推薦・学科推薦 |
| 12月6日 | 推薦 |
| 12月8日〜10日 | 帰国・第一志望・推薦Ⅰ期 |
出典:育伸社「2026年度 国立中学・公立中高一貫校・私立中学 募集要項【千葉県】」より著者集計。2027年度の各校日程は千葉県「令和9年度私立学校生徒募集要項」(24校・募集3,665人)に掲載されています。
❗ 市川・渋幕・東邦などの難関校は1月20日以降
千葉の難関校として名前が挙がる市川中、渋谷教育学園幕張中、東邦大学付属東邦中などは、2026年度も1月20日以降の一般入試が中心でした。「千葉は12月から入試がある」=「千葉の難関校を12月に受けられる」ではない点に注意してください。
埼玉の12月入試は秀明中と帰国生入試
📋 埼玉県私立中・2027年度の12月実施分
埼玉県が公表した2027年度の入試要項(31校)で、1月10日より前に入試を行う学校は次のとおりです。
| 学校名 | 区分 | 試験日 |
|---|---|---|
| 細田学園中 | 第1回 帰国生 | 12月1日 |
| 大妻嵐山中 | 帰国生 | 12月5日 |
| 秀明中 | 第1回 | 12月6日 |
| 埼玉平成中 | 海外帰国生 | 12月12日 |
| 西武台新座中 | 帰国生 | 12月12日 |
| 東京農業大学第三高等学校附属中 | 帰国子女 | 12月13日 |
出典:埼玉県「令和9年度私立中学校入試要項」(2026年10月15日参照)。細田学園中は第2回帰国生を1月6日にも実施。
💬 「埼玉の前受け」は12月ではなく1月10日から
東京の受験生がよく使う「埼玉の前受け」は、栄東・開智・大宮開成などが並ぶ1月10日以降の一般入試のことです。12月の埼玉で一般の受験生に開かれているのは、表の中では秀明中の第1回くらいです。ただし、どの学校も「合格したら進学してもよいか」で受験校を選ぶのが基本です。秀明中も教育方針や通学条件まで含めて進学先として検討できる家庭向けの入試であり、本番慣れだけを目的に受ける学校ではないと私は考えます。
茨城の私立中は11〜12月が本番シーズン
📊 茨城県・2026年度の11〜12月入試(主な数値)
関東で12月入試が最も多いのは茨城県です。2026年度は私立中の入試が11月15日から12月20日にかけて集中し、公立中高一貫校13校は1月10日でした。区分名から学校が特定できる土浦日本大学中等教育学校の数値は次のとおりです。
| 区分 | 試験日 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| CSAT(千葉会場) | 11月22日 | 342人 | 234人 | 1.46倍 |
| ISAT(茨城会場) | 12月20日 | 284人 | 239人 | 1.19倍 |
同じ2026年度、12月6日の適性検査型入試には応募688人・実質倍率1.98倍の回があり、12月13日の適性型入試(各回募集40人)は実質6〜8倍台でした。茨城の12月入試は「早い時期だから易しい」とは限らないことがわかります。
出典:育伸社「2026年度 公立中高一貫校・私立中学 入試結果【茨城県】」(2026年10月15日参照)。2027年度の日程は土浦日本大学中等教育学校の公式サイトなど各校の募集要項でご確認ください。
💡 公開データから読み取れる「千葉会場」の意味
上の表で注目したいのは、CSATの「C」が千葉会場を示している点です。茨城の学校でありながら11月に千葉で受けられる入試があるということは、千葉在住の家庭にとって「1月20日の解禁より2か月早く本番を経験できる選択肢」になりえます。ただし、これも合格後に進学を検討できることが前提です。通学時間を含めて6年間通えるかを、受験前に一度は確認しておくべきだと私は考えます。
東京・神奈川の12月は帰国生入試のみ/栃木・群馬は1月
📋 東京・神奈川・栃木・群馬の状況
- 東京・神奈川:一般入試は例年2月1日以降。12月に行われるのは帰国生入試で、2027年度は帝京中(12月2日)、清泉女学院中(12月6日)、湘南白百合学園中(12月12日)、文化学園大学杉並中(12月13日・国内帰国生第2回)、目白研心中(12月22日・国内帰国生第2回)などが予定されています。
- 栃木:県立中3校(宇都宮東中等・佐野附属中・矢板東附属中)の検査は2027年1月9日。出願は2026年11月30日〜12月3日と12月にかかります。
- 群馬:公立中高一貫3校の検査は2026年度が1月24日でした。2027年度の日程は、本記事執筆時点で一次資料を確認できていません。
出典:スタディ「帰国生入試特集 2027」、栃木県「令和9年度県立中学校入学者選考募集要項」、群馬県教育委員会資料(令和8年度)(いずれも2026年10月15日参照)
📝 日程情報についての注意
本記事の日程は記事掲載時点で確認できた情報であり、変更の可能性があります。出願前に必ず各校・各教育委員会の最新の募集要項をご確認ください。
12月入試を受けるメリット
🔍 早い時期に受けることの意味
条件が合うなら、12月入試には1〜2月の入試にはない利点があります。ここでは、受験生と保護者の両方の目線で整理します。
年内に進学先を確保できる安心感
✅ 「合格を持って年を越せる」
千葉・茨城の推薦や第一志望入試で合格すれば、年内に受験を終えられる可能性があります。第一志望の学校が12月入試を実施しているなら、合格した時点で1〜2月の入試を受けずに済み、子どもの負担も家計の負担も小さくなります。
本番の空気を早めに経験できる
💬 模試と入試は別物
私が受験生を見てきて強く感じるのは、模試で実力を出せる子でも、初めての「本物の入試」では普段と違う動き方をしがちだということです。会場の雰囲気や知らない受験生の多さに加え、12月の推薦・専願入試では面接や作文、基礎学力テストなど、2月の一般入試とは違う形式が課されることがあり、実際に経験して初めてわかることがあります。出願資格がある家庭にとって、12月入試はこの経験を年内に積める貴重な機会になります。
公立一貫校志望なら私立との両立がしやすい
📈 適性検査型の私立入試が12月にある
茨城の私立中には、公立一貫校と同じ「適性検査型」の入試を12月に実施する学校があります。公立一貫校の準備をそのまま生かして私立の入試を受けられるので、県立中が第一志望の家庭にとっては、本番前の腕試しと進学先の確保を兼ねられます。
12月入試の注意点とデメリット
🔍 メリットの裏側を確認する
12月入試は「早く受けられる」ことが魅力ですが、その分の制約もあります。出願してから後悔しないよう、よくある落とし穴を先に押さえておきましょう。
専願・推薦は「合格したら入学」が前提
❌ 併願先として使えない区分がある
12月入試の多くを占める推薦・専願・第一志望の区分は、合格したらその学校に入学することを約束して出願するのが一般的です。「とりあえず押さえに」という使い方はできません。同じ学校でも区分によって条件が違うため、募集要項で区分ごとの入学手続き条件を確認してください。受験料や入学手続き金の額・締切日も学校ごとに異なり、私は関東全体に共通する一律の数字を確認できていません。受験校が増えるほど費用もかさむため、中学受験にかかる塾費用の総額とあわせて計画しておくと安心です。
準備期間が1〜2か月短くなる
📉 秋以降の伸びを入試に反映しにくい
中学受験では、小6の秋から冬にかけて過去問演習を重ねて得点が伸びる子が少なくありません。12月入試はその伸びが出きる前に本番を迎えるため、2月の入試なら届いた学校でも12月時点では力が足りない、ということが起こりえます。秋以降の伸ばし方は学年別の算数対策も参考にしてください。
不合格だった場合の気持ちの立て直し
⚠️ 結果を受け止める準備を
早い時期の不合格は、本番までの時間が長い分、気持ちを引きずる期間も長くなりがちです。受ける前に「合格でも不合格でも、翌日から何をするか」を親子で決めておくことをおすすめします。結果を受けて方針を慌てて変えるより、あらかじめ決めた計画に沿って動くほうが、子どもは落ち着いて次に向かえます。
12月入試に向いていない家庭の特徴
🔺 こんな場合は無理に受けなくてよい
- 東京・神奈川の2月1日校が第一志望で、12月の学校に進学する気がない
- 過去問演習がまだ十分に進んでおらず、12月は弱点補強に充てたい
- 子どもが本番の結果に強く左右されやすく、立て直しに時間がかかりそう
- 出願資格(居住地・海外経験など)を満たしているか確信が持てない
いずれかに当てはまっても、それは悪いことではありません。12月は受けずに1月の入試から本番を始める判断も、十分に合理的な選択です。
元塾講師が考える12月入試の併願戦略
🔍 「受けるかどうか」は第一志望から逆算する
12月入試を受けるかどうかは、日程の早さではなく第一志望校との関係で決まります。ここでは、志望パターン別に12月入試の位置づけを考えます。
志望パターン別・12月入試の位置づけ
⚖️ 第一志望別の考え方
| 第一志望 | 12月入試の位置づけ | 本番慣れの主な場 |
|---|---|---|
| 東京・神奈川の私立(2月) | 帰国生でなければ基本的に対象外 | 1月の埼玉・千葉の一般入試 |
| 千葉県立中 | 12月5日の一次検査が本番そのもの | 11月以前の模試・茨城の適性検査型入試 |
| 千葉の私立 | 第一志望校に推薦・第一志望入試があれば最優先 | 12月の推薦入試・1月20日以降の一般入試 |
| 茨城の私立・県立中 | 私立は11〜12月が本番、県立は1月 | 11〜12月の私立入試 |
| 帰国生入試 | 11月下旬〜12月が主戦場 | 早めに実施される帰国生入試 |
指導経験から見た「早い入試」の使い方
✏️ 1回目の入試は「合否」より「何がずれたか」を見る
早稲田アカデミーで受験生を指導していた頃から、私が一貫して大事にしているのは、最初の入試を「合格を取る場」ではなく「本番でのずれを見つける場」として使うことです。時間配分が崩れた、見直しの手順を忘れた、昼食後に集中が切れたなど、入試当日にしか出ないずれは必ずあります。
12月入試を受けられる家庭は、入試が終わった日のうちに問題用紙を見返し、「次の入試までに直すこと」を1〜2個に絞って書き出すところまでをセットにしてください。合否の結果より、このメモのほうが1〜2月の本番に効くと私は考えています。
💡 受験校の数は「多ければ安心」ではない
12月から入試が受けられるとなると、つい受験校を増やしたくなります。しかし、入試が増えるほど移動や待ち時間で疲れがたまり、過去問演習の時間も削られます。学年ごとの準備の流れは中学受験の学年別ロードマップでも解説していますが、受験校は「進学してもよい学校」だけに絞るのが基本です。
12月入試に向けた準備スケジュール
🔍 12月から逆算すると準備は早まる
12月入試を受けると決めたら、通常の2月入試より準備を前倒しする必要があります。ここでは、小6の1年間を目安にした流れを紹介します。
小6の1年間の流れ(12月入試を受ける場合)
🔢 準備の4ステップ
居住地・海外在住経験・専願の可否を確認し、12月入試が候補になるかを判断します。学校説明会で区分ごとの違いを直接聞いておくと確実です。
9月中旬には千葉・埼玉の2027年度要項が公表されています。12月・1月・2月の受験校を一つのカレンダーに並べて、移動や連続受験の負担を確認します。
12月入試の学校から先に過去問を解き始めます。適性検査型・推薦の面接など、形式に合わせた練習もこの時期に行います。
受験した日のうちに「直すこと」を書き出し、1月以降の入試に向けて計画を微調整します。
今日からできる第一歩
🧭 まずやること
- 第一志望校と、その学校の入試日をはっきりさせる
- 住んでいる都県・海外経験の有無から、出願できる12月入試を書き出す
- 候補校の募集要項で「合格後の入学条件」を区分ごとに確認する
塾に通っていない、または塾の授業だけでは過去問演習の時間が足りない場合は、映像授業で基礎を補う方法もあります。中学受験での使い道と限界はスタサプを中学受験に使う場合の注意点で詳しく解説しています。実際に使った家庭の声は小学講座の口コミにまとめています。
中学受験の12月入試に関するよくある質問
❓ 保護者から寄せられやすい疑問
12月入試を検討する保護者の方がつまずきやすい点を、Q&A形式でまとめました。
東京在住でも千葉県立中の12月の一次検査を受けられますか?
❓ Q&A
A.原則として受けられません。千葉県立中は保護者とともに千葉県内に住んでいることが出願資格の柱です。転居予定などの例外の扱いは千葉県教育委員会の実施要項で確認してください。
12月入試で合格したら必ず入学しなければなりませんか?
❓ Q&A
A.推薦・専願・第一志望などの区分は、合格したら入学することが出願の前提になっているのが一般的です。一方、帰国生入試や一部の一般型入試は、入学手続きの締切日次第で他校と併願できる場合があります。出願前に各校の募集要項で区分ごとの条件を確認することが欠かせません。
東京の2月1日校が第一志望でも、12月入試を「お試し受験」に使えますか?
❓ Q&A
A.使える回は限られます。12月入試の多くは地元向けの公立一貫校、合格後の入学が前提の専願・推薦、海外経験が条件の帰国生入試だからです。本番慣れが目的なら、1月10日以降の埼玉や1月20日以降の千葉の一般入試を検討するのが現実的です。
帰国生でなくても帰国生入試は受けられますか?
❓ Q&A
A.受けられません。帰国生入試は海外在住期間や帰国後の年数などの出願資格が学校ごとに定められています。条件は学校によって大きく異なるため、各校の募集要項で確認してください。
12月入試の対策はいつから始めればよいですか?
❓ Q&A
A.12月入試は1〜2月の入試より準備期間が1〜2か月短くなります。公立一貫校の適性検査型なら小5から、私立の推薦・専願なら小6の夏までに志望を固め、秋以降は過去問演習に移るのが一つの目安です。
12月入試に落ちたら2月の本番に悪影響はありますか?
❓ Q&A
A.影響は家庭の準備次第です。不合格自体が2月の合否を決めるわけではありませんが、気持ちの立て直しに時間がかかる子もいます。受ける前に、結果がどちらでも次に何をするかを親子で決めておくことをおすすめします。
📝 進路選択についての注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
まとめ:中学受験の12月入試は関東の4タイプと条件を確認して判断
🎯 この記事の結論
- 関東の12月入試は千葉県立中の一次検査(12月5日)・千葉と茨城の私立推薦/専願系・埼玉の秀明中・各都県の帰国生入試の4タイプ
- いずれも居住地・入学の確約・海外経験などの条件付き
- 東京・神奈川の2月校が第一志望なら、本番慣れの場は12月ではなく1月の埼玉・千葉の一般入試が現実的
- 受けるなら、入試当日に「次までに直すこと」を書き出すところまでをセットにする
🔰 12月入試に向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 千葉・茨城在住で、12月入試校が第一志望 | 東京・神奈川の2月校が第一志望で、12月の学校に進学する気がない |
| 千葉県立中を目指している | 過去問演習がまだ十分でなく、12月は弱点補強に使いたい |
| 帰国生入試の出願資格がある | 出願資格を満たすか確信が持てない |
🧭 次にとる行動
まずは第一志望校の入試日と、出願できる12月入試があるかを確認しましょう。受験校が固まってきたら、塾や家庭教師といった学習環境も見直す時期です。指導形態ごとの違いは学習塾・家庭教師の比較ランキングで整理しています。
🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導に携わっています。
この記事を書く資格がある理由:首都圏の大手進学塾で受験生を指導し、現在も中学受験生を担当しているため、入試日程を「併願計画の中でどう使うか」という実務の視点で整理できます。いかなる教育機関にも忖度せず、公的資料に基づいて情報をお伝えすることを方針としています。
📚 調査概要
- 調査対象:関東1都6県の国公立・私立中学校の2027年度(一部2026年度)入試日程
- 調査方法:公的機関の公表資料調査/教材会社・情報サイトが公開する入試データの調査/著者の指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年10月15日
- 情報の限界:各校への直接取材は行っていません。茨城県立中・群馬県の公立中高一貫校の2027年度検査日、千葉・茨城の私立中の2027年度学校別日程は一次資料で確認しきれなかったため、2026年度実績を示しています。著者自身は中学受験の経験がありません。
- 利益相反の有無:本記事で紹介した学校・機関との利益相反はありません。
🔗 参考文献・引用元(すべて2026年10月15日参照)
- 千葉県教育委員会「令和9年度千葉県立中学校第一学年入学者決定要項」
- 千葉県「令和9年度千葉県私立小・中・中等教育・高等学校生徒募集要項について」
- 埼玉県「令和9年度私立中学校入試要項」
- 栃木県教育委員会「令和9年度栃木県立中学校入学者選考募集要項」
- 茨城県教育委員会「中学入試(中学校・中等教育学校)」
- 群馬県教育委員会「公立中高一貫校入学者選抜」資料(令和8年度)
- 育伸社「2026年度 公立中高一貫校・私立中学 入試結果【茨城県】」
- 育伸社「2026年度 国立中学・公立中高一貫校・私立中学 募集要項【千葉県】」
- スタディ「帰国生入試特集 2027」
公開日:2026年10月15日/最終更新日:2026年10月15日
※情報変更があった場合は随時更新します。

