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大学受験の国公立志望の塾なし割合は?国公立合格の現実を元塾講師が解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
指導歴10年超。慶應義塾高校・慶應義塾大学経済学部卒。早稲田アカデミーでの講師経験を経て、現在はフリーランスのプロ家庭教師として大学受験生・浪人生を含む幅広い生徒を指導しています。
公開日:2026年10月8日/最終更新日:2026年10月8日
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🎯 結論

結論:大学受験で「塾なし」は少数派ではありません。文部科学省の調査では公立高校生の61.3%が学習塾費0円です。ただし、「国公立合格者のうち塾なしは何%」を示す公的統計は存在しません。ネットで見かける「〇割」という数字は、調査対象や定義を確認してから受け止めてください。

塾なしで国公立に合格することは十分に可能です。分かれ目になるのは、共通テストの科目数の多さと、二次試験の記述対策をどう補うかです。

💬 こんなお悩みはありませんか?

「塾に通っていないけれど、国公立を目指して大丈夫だろうか」「周りはみんな塾に行っている気がして不安」――家庭教師として大学受験生や保護者の方と話していると、こうした声をよく聞きます。塾代が家計に重くのしかかる一方で、行かないことへの不安も消えない。その揺れはとても自然なものだと思います。

📋 この記事でわかること

  • 大学受験で塾に通っていない高校生の割合(公的データ)
  • 「国公立合格者の塾なし割合」をめぐる数字の注意点
  • 国公立入試の仕組みと、塾なしで目指せる人の条件
  • 塾なし・映像授業・個別指導・予備校の違いと費用感
  • 塾なし受験の失敗パターンと、塾・家庭教師に切り替える判断基準

読み終えるころには、お子さま(ご自身)が塾なしで国公立を目指すべきか、何を補えばよいかを判断できる状態になることを目指しています。

📝 この記事の前提

数値は文部科学省などの公的資料に基づき、指導現場での見解は私自身の家庭教師・塾講師としての経験に基づいて書いています。私は国公立大学の受験当事者ではないため、その点は公式情報と指導経験の範囲内でお伝えします。特定の塾・サービスとの利益相反はありません。

  1. 大学受験で国公立志望の塾なしの割合は?公的データで見る実態
    1. 国公立志望の大学受験における「塾なし」とは?定義と範囲
    2. 公立高校生の約6割は学習塾費が0円
    3. 高3になると塾代の平均は約2.3倍に増える
    4. 「国公立合格者の塾なし割合」の公的統計は存在しない
  2. 塾なしで国公立大学は合格できる?必要な条件
    1. 国公立入試の仕組み:共通テストと二次試験
    2. 塾なしで国公立を目指せる人の条件5つ
    3. プロ家庭教師として見てきた「塾なしで伸びる生徒」の共通点
  3. 塾なし・映像授業・個別指導・予備校を比較
    1. 学習スタイル別の違いを比較表で整理
    2. 塾なしと塾ありの費用の違い
    3. 塾なしが向いている人・向いていない人
  4. 塾なしで国公立を目指す注意点とデメリット
    1. 二次試験の記述答案を添削してもらいにくい
    2. 入試情報の収集と出願戦略を自分で担う
    3. ペースの遅れに気づきにくい
  5. 塾なしで国公立を目指す勉強の進め方
    1. 高1〜高3の学習スケジュールの目安
    2. 参考書・映像授業・模試の組み合わせ方
    3. 塾なしから塾・家庭教師に切り替える判断基準
  6. 大学受験の塾なし・国公立に関するよくある質問
    1. 国公立大学に塾なしで合格する人はどのくらいいますか?
    2. 塾なしで国公立を目指すなら、受験勉強はいつから始めるべきですか?
    3. 塾なしでも二次試験の記述対策はできますか?
    4. スタディサプリなどの映像授業だけで国公立に合格できますか?
    5. 塾なしと塾ありで費用はどれくらい違いますか?
  7. まとめ:国公立志望の大学受験の塾なし割合と国公立合格の現実

大学受験で国公立志望の塾なしの割合は?公的データで見る実態

📌 この章のポイント

「大学受験生の多くは塾に通っている」――本当にそうでしょうか。この章では、文部科学省の公的データから、高校生の通塾の実態と「塾なし割合」の数字の読み方を整理します。

国公立志望の大学受験における「塾なし」とは?定義と範囲

🔍 「塾なし」の定義

大学受験における「塾なし」とは、学習塾や予備校に通わず、学校の授業・参考書・映像授業・模試などを組み合わせて受験勉強を進めることを指すのが一般的です。

注意したいのは、調査によって範囲が違う点です。文部科学省の「子供の学習費調査」では、学習塾費とは別に「通信教育・家庭教師費」という区分が設けられています。つまり「学習塾費0円」でも、家庭教師や通信教育を使っている生徒は含まれるということです。

公立高校生の約6割は学習塾費が0円

📊 高校生の学習塾費(令和5年度・年額)

文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」によると、全日制高校で学習塾費が0円だった生徒は公立61.3%・私立69.9%でした。

項目公立高校私立高校
学習塾費0円の割合61.3%69.9%
学習塾費を支出した割合38.7%30.1%
学習塾費の平均(全体)147,746円112,639円
学習塾費の平均(支出者のみ)約38.2万円約37.5万円

出典:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」(2026年10月8日参照)。支出した割合は0円の割合から算出。

💡 元塾講師の考察:「0円=勉強していない」ではない

意外に思われるかもしれませんが、学習塾費0円の割合は公立より私立のほうが高い結果でした。私は、私立高校の中には校内講習や補習、受験指導が手厚い学校があり、塾の役割を学校が担っているケースが含まれていると考えます(調査はその理由までは集計していないため、あくまで考察です)。

つまり大切なのは「塾に通っているか」ではなく、塾が果たす役割(授業・演習・添削・進度管理)を、学校や家庭で誰が担っているかです。塾なしを検討するときも、この視点で家庭の環境を見直してみてください。

📊 図解:高校生の塾費と大学の設置者別構成

高校生の学習塾費と大学の設置者別構成 ① 公立高校の学年別 学習塾費(年額・全体平均) 高189,907円 高2149,553円 高3207,370円 → 高3の平均は高1の約2.3倍。受験学年で通塾・講習の利用が増える傾向 ② 学習塾費が0円の生徒の割合(全学年) 公立0円 61.3%支出 38.7% 私立0円 69.9%支出 30.1% ③ 大学生の設置者別構成(学生数ベース) 国立私立 約77.9% 国立 約16.5%(433,387人) 公立 約5.6%(147,654人) → 国公立大学に在籍する学生は全体の約2割強。私立に比べ「狭き門」 出典:①②文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」 ③文部科学省 高等教育関連資料(2025年12月公表)掲載の学生数より割合を算出

高3になると塾代の平均は約2.3倍に増える

📈 学年が上がるほど塾費は増える

同じ調査で公立高校の学習塾費(全体平均)を学年別に見ると、高1が89,907円、高2が149,553円、高3が207,370円です。高3は高1の約2.3倍にあたります。

ただし、この調査では高校の学年別の「0円の割合」は公表されていません。そのため「高3の塾なし割合」を正確に示すことはできません。全学年平均の61.3%は、受験学年だけを見ると下がっている可能性が高いと考えます。

💡 元塾講師の視点:平均額の増え方が意味すること

塾業界にいた立場から見ると、高3で平均が跳ね上がるのは「新たに塾に通い始める生徒が増える」ことと「夏期・冬期講習や志望校別講座で1人あたりの支出が増える」ことの両方が重なった結果だと考えます。講習は通常授業とは別料金になることが多く、受験学年ほど費用が膨らみやすいのは業界の構造そのものです。

逆に言えば、塾なしを選ぶご家庭は、高3で増えるはずだった講習費を「何に置き換えるか」を先に決めておく必要があります。

「国公立合格者の塾なし割合」の公的統計は存在しない

⚠️ ネット上の「〇割」には注意

私が調べた範囲では、国公立大学の合格者・入学者のうち塾なしの割合を示す公的統計は見つかりませんでした。文部科学省の学習費調査は高校生全体が対象で、志望校や合否までは集計していません。

ネット上で「国公立合格者の〇割は塾なし」といった数字を見かけたら、次の3点を確認することをおすすめします。

  • 誰を対象にした調査か(特定の高校・アンケート回答者だけではないか)
  • 「塾なし」に映像授業・家庭教師・通信教育を含むか
  • 調査主体と調査時期が明記されているか

📝 データの読み方についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

塾なしで国公立大学は合格できる?必要な条件

📌 この章のポイント

国公立大学は、私立大学と比べて受験科目が多く、記述式の二次試験もあります。塾なしで戦えるかどうかは、この入試の仕組みを正しく理解することから始まります。

国公立入試の仕組み:共通テストと二次試験

🔍 国公立の一般選抜は「2段階」

段階内容塾なしでの論点
大学入学共通テスト1月に全国一斉で実施。国立大学は原則6教科8科目(「情報」を含む)を課す科目数が多く、計画性が問われる
個別学力検査(二次試験)2月下旬以降に各大学が実施。記述・論述式が中心答案の添削を受ける手段が必要

出典:大学入試センター、国立大学協会(2026年10月8日参照)。公立大学や学部により課す科目は異なります。

💬 私が「国公立は塾なしの難度が高い」と考える理由

私立大学の一般選抜は3教科型が多いのに対し、国公立は共通テストで幅広い教科を、二次試験で深い記述力を求められます。「広さ」と「深さ」の両方を自分で管理しなければならない点が、塾なし受験で最も難しいところだと感じています。

共通テストの得点を出願判断にどう使うかは、共通テストボーダーの見方で詳しく解説しています。

塾なしで国公立を目指せる人の条件5つ

✅ 塾なしで国公立を目指せる人の条件

  1. 学校の授業・課題をペースメーカーにできる(進学校で受験指導が手厚い場合は特に有利)
  2. 英語・数学の基礎が高2までにおおむね固まっている
  3. 自分で年間・月間の学習計画を立て、修正できる
  4. 記述答案を見てもらえる先生や大人がいる
  5. 模試の結果から弱点を分析し、教材を選び直せる

5つすべてを満たす必要はありません。満たしていない項目を、映像授業・学校・家庭教師などで部分的に補えるかが判断の軸になります。

プロ家庭教師として見てきた「塾なしで伸びる生徒」の共通点

✏️ 指導経験から見えた共通点

家庭教師として大学受験生や浪人生を指導してきた中で、塾に頼らず伸びていく生徒には共通点がありました。それは「わからない箇所を自分で言語化できる」ことです。

「この問題がわからない」ではなく「この式変形の2行目がなぜそうなるのかわからない」と言える生徒は、参考書や映像授業からでも必要な情報を拾えます。反対に、質問が曖昧なまま時間が過ぎていく生徒ほど、集団授業でも塾なしでも伸び悩む傾向がありました。

塾なしを検討するなら、まず1週間、勉強中に詰まった箇所を「どこで・なぜ」まで書き出してみることをおすすめします。それが自然にできるなら、塾なしの適性は高いと考えます。

塾なし・映像授業・個別指導・予備校を比較

📌 この章のポイント

「塾なし」か「塾あり」かの二択で考えると、判断を誤りやすくなります。実際には、その間にいくつもの選択肢があります。費用と学習環境の両面から比べてみましょう。

学習スタイル別の違いを比較表で整理

🆚 大学受験の学習スタイル比較

スタイル強み弱み費用感
完全な塾なし(学校+参考書)費用が最も低い/自分のペースで進められる計画・添削・情報収集をすべて自力で担う低
映像授業の併用講義の質を低コストで補える演習量と添削は別途必要低〜中
個別指導・家庭教師弱点科目に絞れる/添削や計画管理を頼める講師との相性に左右される中〜高
集団予備校カリキュラムと入試情報がそろう授業ペースが合わないと消化不良高

費用感は一般的な傾向です。塾と予備校の違いは予備校と塾の違いで詳しく解説しています。

塾なしと塾ありの費用の違い

💰 塾に通う場合の年間費用の目安

文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」では、公立高校で学習塾費を支出した家庭の平均は年間約38.2万円でした。高3では講習費などが加わり、さらに高くなる傾向があります。

塾なしの場合、主な支出は参考書・問題集、模試の受験料、映像授業の利用料などです。教材の選び方次第で金額は大きく変わるため、一律の目安は示しにくいのが実情です。大学受験の塾費用の相場は大学受験の塾費用の解説でまとめています。

📝 費用情報についての注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

塾なしが向いている人・向いていない人

⭕ 塾なしが向いている人

  • 学校の進度が速く、受験を見据えた授業や補習がある
  • 自分で計画を立てて淡々と実行するのが苦にならない
  • 部活や通学時間の都合で、塾の時間割に合わせにくい

❌ 塾なしが向いていない人

  • 家では勉強に集中しにくく、学習時間が安定しない
  • 苦手科目が複数あり、どこから手をつければよいかわからない
  • 二次試験で記述・論述の配点が大きい大学を志望している

向いていない項目が多くても、それは能力の問題ではなく「環境との相性」の問題です。足りない部分だけを外部に頼る選択肢もあります。

塾なしで国公立を目指す注意点とデメリット

📌 この章のポイント

塾なしの最大のメリットは費用ですが、その代わりに「塾が担っていた役割」をすべて自分で引き受けることになります。見落とされやすいデメリットを正直にお伝えします。

二次試験の記述答案を添削してもらいにくい

📉 デメリット①:添削の機会が不足する

国公立の二次試験では、答えが合っていても途中の論理が不十分なら減点されます。自分の答案の「減点ポイント」は、自分ではなかなか気づけません。塾なしの場合は、学校の先生に過去問の答案を見てもらう、記述模試の答案を見直すといった仕組みを意識して作る必要があります。

入試情報の収集と出願戦略を自分で担う

📉 デメリット②:情報と出願判断が自己責任になる

予備校は入試傾向や共通テスト後の出願判断の材料を提供しますが、塾なしでは自分で集める必要があります。共通テスト後の自己採点から出願校を決める流れは、共通テストリサーチの使い方を参考にしてください。

ペースの遅れに気づきにくい

⚠️ 注意:遅れは秋に表面化しやすい

塾に通っていれば、カリキュラムの進度が自然と「遅れていないか」の目安になります。塾なしではその物差しがないため、模試の結果が伸びないと気づいた時点で、すでに挽回の時間が限られていることがあります。月に1回は計画と実績を見比べる日を決めておくと安心です。

💬 指導現場でよく見た「塾なし受験」のつまずき

私が家庭教師として相談を受けた中で多かったのは、参考書を次々に買い替えて、どれも最後までやり切れていないケースです。不安から「もっと良い教材があるはず」と考えてしまうのだと思います。塾なしで大切なのは教材の数ではなく、決めた1冊を何周したかです。

塾なしで国公立を目指す勉強の進め方

📌 この章のポイント

ここからは、塾なしで国公立を目指す場合の具体的な進め方です。今日から始められることを中心に整理します。

高1〜高3の学習スケジュールの目安

📋 塾なし国公立受験のステップ

① 高1〜高2夏:英語・数学の土台づくり
学校の授業と課題を軸に、英単語・文法・数学の基本問題を固める時期です。
② 高2秋〜冬:志望校を仮決めし、受験科目を確定
共通テストの科目と二次試験の科目を調べ、必要な教科の全体像をつかみます。
③ 高3春〜夏:理科・社会を含めた全範囲の一巡
共通テストの科目を一通り終わらせ、夏の模試で弱点を洗い出します。
④ 高3秋:二次試験の過去問と添削
志望校の過去問に取り組み、記述答案を先生などに見てもらいます。
⑤ 高3冬:共通テスト演習と出願判断
本番形式の演習で時間配分を固め、自己採点をもとに出願校を決めます。

参考書・映像授業・模試の組み合わせ方

🔍 塾なしの「3点セット」

  • 参考書・問題集:レベル別に順番を決め、1冊を何周もして定着させる。
  • 映像授業:学校で理解しきれなかった単元の講義を補う。
  • 模試:共通テスト型と記述型の両方を受け、到達度と答案の書き方を確認する。

💡 映像授業を選ぶときの私の視点

映像授業は、塾なし受験の「講義」の部分を低コストで補える有力な手段です。代表的なサービスの実態はスタサプの口コミ・評判の解説でまとめました。ただし映像授業は「見て理解した」で終わりやすいので、視聴時間と同じかそれ以上の演習時間を確保することを意識してください。

塾なしから塾・家庭教師に切り替える判断基準

🔺 こんなサインが出たら見直しを

  • 2回続けて模試の判定や偏差値が下がっている
  • 計画どおりに進まない週が1か月以上続いている
  • 二次試験の過去問で、何が悪いのか自分で説明できない

この段階で塾や家庭教師を「全科目」ではなく「足りない科目だけ」使う選択肢もあります。比較の際は学習塾・家庭教師の比較ランキングを参考にしてください。

身近な個別指導塾の評判を確かめたい場合は、個別指導キャンパスの口コミ分析も参考になります。

大学受験の塾なし・国公立に関するよくある質問

❓ よくある質問について

保護者の方や受験生からよく受ける質問をまとめました。

国公立大学に塾なしで合格する人はどのくらいいますか?

❓ Q&A

国公立大学合格者のうち塾なしの割合を示す公的統計は、調べた範囲では見つかりませんでした。参考になるのは文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」で、公立高校(全日制)の生徒の61.3%が学習塾費0円です。ただしこれは全学年の数値で、受験生や国公立志望者に限ったものではありません。

塾なしで国公立を目指すなら、受験勉強はいつから始めるべきですか?

❓ Q&A

国立大学の共通テストは原則6教科8科目と負担が大きいため、遅くとも高2の冬までに受験勉強を始めることをおすすめします。英語・数学の基礎を高2までに固めておくと、高3で理科・社会や二次試験対策に時間を回せます。

塾なしでも二次試験の記述対策はできますか?

❓ Q&A

可能ですが、自分の答案を第三者に添削してもらう仕組みが必要です。学校の先生に過去問の添削をお願いする、記述模試を定期的に受けて答案を見直す、必要な科目だけ家庭教師や個別指導を短期間使う、といった方法が現実的です。

スタディサプリなどの映像授業だけで国公立に合格できますか?

❓ Q&A

映像授業で講義の理解は補えますが、合格には大量の問題演習と、記述答案の添削、学習ペースの管理が別に必要です。映像授業は塾なし受験の有力な土台ですが、それだけで完結すると考えず、演習と添削の手段を組み合わせることが大切です。

塾なしと塾ありで費用はどれくらい違いますか?

❓ Q&A

文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」では、公立高校で学習塾費を支出した家庭の平均額は年間38.2万円でした。塾なしの場合は参考書代・模試代・映像授業の利用料などが中心になりますが、金額は教材の選び方によって大きく変わります。

まとめ:国公立志望の大学受験の塾なし割合と国公立合格の現実

🎯 この記事のまとめ

  • 文部科学省の調査では、公立高校生の61.3%が学習塾費0円(全学年平均)
  • 高3の学習塾費の平均は高1の約2.3倍で、受験学年ほど通塾・講習が増える傾向
  • 国公立合格者の塾なし割合を示す公的統計は存在しない
  • 国公立は共通テストの「広さ」と二次試験の「深さ」の両方が必要
  • 塾なしの成否は、計画・添削・情報収集を何で補うかで決まる

塾なしで国公立合格は十分に可能です。ただし「塾に行かない」ことではなく、「塾が担う役割を自分でどう補うか」を決めることが本当のスタートラインです。

📋 塾なし国公立受験 向き・不向きチェック

  • ☐ 学校の授業・課題を受験勉強の軸にできる
  • ☐ 英語・数学の基礎に大きな穴がない
  • ☐ 自分で計画を立てて修正できる
  • ☐ 記述答案を見てもらえる人がいる
  • ☐ 模試の結果から教材を選び直せる

チェックが4つ以上なら塾なしの適性は高めです。2つ以下なら、足りない部分だけを映像授業・家庭教師・個別指導で補うことを検討してみてください。

🧭 次の一歩

まずは志望校の募集要項で、共通テストと二次試験の科目を確認してみてください。そのうえで、足りない部分を補う手段を比べたい方は学習塾・家庭教師の比較をご覧ください。

🎓 著者プロフィール

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導に携わっています。

この記事を書く理由:塾講師と家庭教師の両方の立場から「塾に通う生徒」と「塾に通わない生徒」を見てきたため、どちらか一方に偏らない判断材料をお伝えできると考えています。いかなる教育機関にも忖度しない、フラットな情報発信を心がけています。

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📚 調査概要

  • 調査対象:大学受験における塾なしの割合、国公立大学入試の仕組み
  • 調査方法:公的機関の公式資料調査/著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月8日
  • 情報の限界:国公立大学合格者に限った塾なし割合の公的統計は確認できませんでした。学習費調査の「0円の割合」は全学年の数値で、高校の学年別の数値は公表されていません。都市部・地方といった地域差は今回の調査では確認できていません。著者は国公立大学の受験当事者ではありません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれていません)

📚 参考文献・引用元

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月8日/最終更新日:2026年10月8日
※情報変更があった場合は随時更新します。