当サイトはプロモーションを含みます。一部の記事にアフィリエイト広告を掲載し、全ページにGoogleアドセンス広告を掲載しております。

群馬大学の受験対策|2027年度の倍率・配点・日程を学部別に解説

インフォグラフィック

📝 広告掲載について

本記事にはアフィリエイト広告を掲載していません。当サイトは記事によってアフィリエイト広告を掲載することがありますが、その場合も記事の内容・評価の公正性が損なわれることはなく、メリット・デメリットの双方を公正に情報提供しています。PR表記の考え方は消費者庁・景品表示法のページに準拠しています。

🎓 この記事を書いた人

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在はフリーランスで中学受験から大学受験・浪人生まで担当しています。特定の大学・塾に属さない立場から、公式データをもとに受験戦略を解説します。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日 ※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:群馬大学の受験は、学部ごとに「共通テストと個別試験の配点比率」が大きく違うため、志望学部の配点表から逆算して勉強時間を配分するのが合格への近道です。

河合塾の2027年度予想では、共通テストのボーダー得点率は医学部医学科が81%、それ以外は前期で50〜62%。2026年度の前期の実質倍率は、多くの学部・専攻で1〜2倍台でした。後期は志願倍率こそ7〜18倍ですが、実際の受験者で計算すると1.6〜3.5倍に落ち着きます。

💬 こんな不安はありませんか?

「群馬大学って、共通テストで何割取れば届くの?」「自分の学部は二次試験で逆転できる?」「後期の倍率が10倍って本当に受かるの?」——志望校を絞り込むこの時期、受験生も保護者の方も、数字の意味がわからないまま不安だけが膨らみがちです。

私は10年以上、中学受験から大学受験・浪人生まで指導してきましたが、国公立志望の生徒が伸び悩む原因の多くは「勉強量」ではなく「配分のズレ」だと感じています。配点が小さい教科に時間をかけすぎて、合否を分ける教科が手薄になるパターンです。この記事では、群馬大学の公表データと河合塾のデータを学部ごとに並べ直し、「どこに時間を使うべきか」が判断できる形に整理しました。

📋 この記事でわかること

  • 群馬大学4学部の募集人員と入試方式の全体像
  • 2027年度入試の日程(共通テストから後期合格発表まで)
  • 2026年度の学部別倍率と、後期の「見かけの倍率」の正体
  • 共通テストボーダーを「何点必要か」に換算した一覧
  • 共通テストと個別試験の配点比率から見た学部別の対策の方向性

読み終えるころには、志望学部で「共通テストで逃げ切る型」か「二次で巻き返す型」かを判断し、残り期間の勉強時間を配分できる状態になっているはずです。

📝 情報の範囲について

私自身は群馬大学を受験・在籍した経験はありません。本記事は群馬大学の公式サイト、大学入試センター、河合塾Kei-Net、旺文社パスナビの公開情報を2026年10月24日に調査し、受験指導の経験をもとに解釈したものです。本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

  1. 群馬大学の受験の全体像|4学部と入試方式
    1. 群馬大学とは?受験できる4学部と募集人員
    2. 入試方式は一般選抜・学校推薦型・総合型の3つ
    3. 2027年度入試の主な変更点
  2. 2027年度 群馬大学入試の日程
    1. 一般選抜の日程一覧(2027年度)
    2. 学校推薦型選抜は11月6日が出願締切
    3. 共通テストから前期試験までの逆算スケジュール
  3. 群馬大学の倍率と難易度(ボーダー)
    1. 学部別の倍率一覧(2026年度前期)
    2. 共通テストのボーダー得点率と必要点数の目安
    3. 後期日程の「志願倍率」と「実質倍率」は別物
    4. 倍率の年度変動(隔年現象)をどう読むか
  4. 学部別の配点比率と「二次で逆転できるか」
    1. 共通テストと個別試験の配点比率一覧
    2. 医学部医学科:共通テスト81%を前提に二次で勝負
    3. 理工学部・情報学部:数学の配点が合否を分ける
    4. 共同教育学部:小論文300点の重みを過小評価しない
    5. 医学部保健学科:専攻によって戦い方が正反対
  5. 群馬大学に合格するための勉強法
    1. 共通テスト:配点が重い教科から時間を配分する
    2. 個別試験:過去問は配点比率に合わせて量を決める
    3. 模試の判定は「配点で換算した点数」で見る
    4. 塾・予備校・映像授業の使い分け
  6. 群馬大学を受験するときの注意点
    1. ボーダーは合格を約束するラインではない
    2. 「後期で挽回」「推薦があるから」に頼るリスク
    3. 群馬大学の受験が向いている人・向いていない人
  7. 群馬大学の受験でよくある質問
    1. 群馬大学の受験は難しいですか?
    2. 群馬大学は共通テストで何割取れば合格できますか?
    3. 群馬大学の後期日程は倍率が高いのに受けるべきですか?
    4. 群馬大学の共同教育学部に後期日程はありますか?
    5. 群馬大学医学部医学科の面接は点数になりますか?
  8. まとめ:群馬大学の受験は配点比率から戦略を立てる

群馬大学の受験の全体像|4学部と入試方式

📌 この章のポイント

群馬大学を受験するとき、最初に確認したいのは「どの学部が、どの日程で、何人募集しているか」です。ここでは4学部の募集規模と入試方式、2027年度の変更点を整理します。

群馬大学とは?受験できる4学部と募集人員

📊 学部別の一般選抜募集人員(2026年度)

群馬大学は群馬県にある国立大学で、一般選抜では共同教育学部・情報学部・医学部(医学科・保健学科)・理工学部の4学部が学生を募集しています。2026年度の一般選抜の募集人員は前期631名・後期103名の計734名でした。

学部・学科募集単位前期後期
共同教育学部13専攻124名実施なし
情報学部情報96名24名(2型)
医学部医学科一般枠・地域医療枠73名(65+8)実施なし
医学部保健学科4専攻71名33名
理工学部物質・環境類/電子・機械類267名46名

出典:河合塾Kei-Net「2026年度 群馬大学 出願状況」(2026年10月24日参照)。2027年度の共同教育学部・理工学部・医学科一般枠の募集人員は、同サイトの2027年度入試科目ページで2026年度と同数です。

入試方式は一般選抜・学校推薦型・総合型の3つ

🔍 主な入試方式

方式概要(2027年度)
一般選抜共通テスト+個別学力検査等。前期・後期の2日程
学校推薦型Ⅰ共同教育・情報・理工学部で実施。選抜期日に共通テストを含まない
学校推薦型Ⅱ共同教育学部数学専攻と医学部で実施。共通テストを課す
総合型選抜ほか共同教育学部(社会・数学・理科・音楽・技術専攻)、理工学部の専門学科・総合学科特別選抜、情報・理工学部のiTFL入試など

出典:群馬大学「実施日程」(2026年10月24日参照)

どの方式を選ぶにしても、高3の1年間で押さえるべき流れは共通しています。全体像は大学受験の時期別ロードマップで確認できます。

💡 推薦・総合型を考えている人へ

推薦や総合型を併用する場合も、群馬大学では学校推薦型Ⅱのように共通テストを課す方式があります。「推薦があるから共通テストは軽めでいい」とはならない点は押さえておきたいところです。塾を使うべきか迷っている方は、総合型選抜で塾が必要な人・不要な人の見分け方も参考にしてください。

2027年度入試の主な変更点

⚠️ 2027年度の変更点(公表済み分)

  • 共同教育学部 保健体育専攻:学校推薦型選抜の推薦人数が1校1名から1校2名(1種目につき1名)に
  • 医学部保健学科 理学療法学・作業療法学専攻:第2志望制度を廃止
  • 共同教育学部 数学専攻(帰国生選抜)・理科専攻(総合型選抜):選抜方法の変更
  • 医学部医学科:第2年次編入学試験の試験科目等の変更

出典:群馬大学「入試の主な変更点」、河合塾Kei-Net「入試変更点」(いずれも2026年10月24日参照)

✏️ 第2志望制度の廃止をどう読むか

理学療法学・作業療法学は、2026年度まで第2志望で合格できる制度がありました。2027年度からはそれがなくなるため、「理学療法が第1志望、だめなら作業療法」という保険は効かなくなると考えます。両専攻で迷っている人は、配点の違い(作業療法学は数学・理科のうち高得点の教科を使う方式)も含めて、どちらに出願するかを早めに決めておくのが安全です。

2027年度 群馬大学入試の日程

📌 この章のポイント

共通テストから前期試験まで、何日あるか把握していますか?日程を逆算すると、二次対策に使える時間は意外と短いことがわかります。2027年度の日程と、今から取るべき行動を整理します。

一般選抜の日程一覧(2027年度)

📋 一般選抜のスケジュール

項目日程
共通テスト本試験2027年1月16日(土)・17日(日)
出願期間2027年1月25日(月)〜2月3日(水)
前期試験2月25日(木)※医学科・看護学専攻は26日(金)まで
前期合格発表3月9日(火)
後期試験3月12日(金)※共同教育学部・医学科は実施なし
後期合格発表3月20日(土)

共通テストの出願は2026年10月2日に締め切られています。群馬大学の一般選抜は共通テストの受験が前提のため、出願内容は大学入試センターのマイページで確認しておきましょう。

出典:群馬大学「実施日程」、共通テストは大学入試センターの公表日程(2026年10月24日参照)

学校推薦型選抜は11月6日が出願締切

❗ 推薦を考えている人は今すぐ確認を

2027年度の学校推薦型選抜(Ⅰ・Ⅱとも)の出願期間は2026年11月1日(日)〜11月6日(金)です。この記事の公開日(10月24日)時点で、出願開始まで約1週間しかありません。

学校推薦型は高校からの推薦が前提で、校内での手続きは大学の出願期間より前に進むのが一般的です。まだ担任の先生に相談していない場合は、週明けにでも確認してください。なお総合型選抜(方式Ⅰ)の合格発表は11月2日です。

共通テストから前期試験までの逆算スケジュール

🔰 本番までの流れ

① 10月下旬〜11月:志望学部の配点表を確認し、重点教科を決める。推薦出願者は書類を準備
② 12月:共通テスト形式の演習を中心にしつつ、二次の過去問も週1回は触れておく
③ 1月16日・17日:共通テスト本番。翌日に自己採点し、リサーチ判定で出願先を確定
④ 1月25日〜2月3日:前期・後期の出願
⑤ 2月25日/3月12日:前期試験/後期試験

💬 「39日」をどう使うか

共通テスト2日目(1月17日)から前期試験(2月25日)までは39日です。この間に自己採点・出願・私大受験も重なるため、二次対策だけに集中できる日はもっと少なくなります。

指導していて感じるのは、共通テスト後に初めて過去問を開いた生徒ほど、形式に慣れるだけで時間を使い切ってしまうことです。二次の配点比率が高い学部(後述の医学科や保健学科の一部)を受けるなら、12月のうちに過去問を最低1年分は解いておくことをおすすめします。共通テスト後の動き方は、ミスを防ぐ自己採点の手順とリサーチ判定の見方と出願校の決め方で詳しく解説しています。

群馬大学の倍率と難易度(ボーダー)

📌 この章のポイント

「倍率10倍」という数字を見て、出願をあきらめていませんか?倍率には「志願倍率」と「実質倍率」があり、意味がまったく違います。2026年度の入試結果と2027年度のボーダーを、実際の判断に使える形で並べます。

学部別の倍率一覧(2026年度前期)

📊 2026年度 前期日程の入試結果

学部・専攻募集志願者受験者合格者実質倍率
共同教育(13専攻計)1242632451391.8
情報962172061121.8
医学科(一般枠)65149116691.7
医学科(地域医療枠)8332082.5
保健-看護学3511679372.1
保健-検査技術科学185546202.3
保健-理学療法学8181591.7
保健-作業療法学103224112.2
理工-物質・環境類1623863761991.9
理工-電子・機械類1051761701221.4

出典:河合塾Kei-Net「入試結果」、募集人員は同「出願状況」(2026年10月24日参照)。実質倍率=受験者÷合格者。合格者には追加合格・第2志望合格を含みます。共同教育学部の合計は専攻別数値を筆者が合算。

共通テストのボーダー得点率と必要点数の目安

🧮 ボーダーを点数に換算(2027年度予想・前期)

学部・専攻ボーダー得点率共テ満点点数換算二次偏差値
医学科(一般枠・地域医療枠)81%475約385点62.5
保健-検査技術科学61%950約580点52.5
保健-理学療法学60%950約570点50.0
保健-看護学57%850約485点47.5
保健-作業療法学55%950約523点47.5
情報60%950約570点50.0
理工(両類)54%950約513点45.0/42.5
共同教育(国語・社会・英語ほか)59〜62%850約502〜527点-
共同教育(数学・理科・技術)52〜55%950約494〜523点42.5〜45.0
共同教育(音楽・美術・家政・保健体育)50〜56%750約375〜420点-

出典:河合塾Kei-Net「方式別ランク」2027年度入試(2026年10月24日参照)。点数換算は得点率×満点で筆者が算出。理工の二次偏差値は物質・環境類45.0、電子・機械類42.5。ボーダーは合格可能性50%の予想ラインです。

💡 得点率より「点数」で考える理由

得点率だけを見ると、理工(54%)と看護(57%)は近く見えます。しかし満点は950点と850点で、理工は情報や理科2科目まで含めた950点の54%です。点数に直すと、どの教科で何点取るかという具体的な目標に落とし込めます。模試の結果も「何割」ではなく「この学部の配点で何点」に換算して見る習慣をつけると、伸ばすべき教科がはっきりします。ボーダーの数字の扱い方は、共通テストボーダーの正しい見方と注意点で詳しく解説しています。

後期日程の「志願倍率」と「実質倍率」は別物

📊 2026年度 後期日程の倍率比較

群馬大学 後期日程 志願倍率と実質倍率(2026年度) 後期:志願倍率 vs 実質倍率(2026年度) 志願倍率(志願者÷募集) 実質倍率(受験者÷合格者) 理工 物質・環境受験率40% 8.7 3.5 理工 電子・機械受験率37% 9.0 2.6 情報(2型計)受験率34% 7.8 1.9 保健 看護学受験率23% 11.1 2.3 保健 検査技術科学受験率43% 7.3 2.6 保健 理学療法学受験率19% 10.5 1.6 保健 作業療法学受験率36% 18.0 2.2 受験率=受験者÷志願者(筆者算出)。単位:倍 出典:河合塾Kei-Net「2026年度 群馬大学 出願状況」 「入試結果」(2026年10月24日参照)

💬 後期の数字に怯えなくていい理由

後期の志願者には、前期で他大学や他学部を受ける受験生が多く含まれると考えられます。前期で合格した人は後期を受けないため、看護学では志願者167名のうち実際に受験したのは39名でした。ニュースや大学比較サイトで見る「後期10倍」は、この欠席者を含んだ数字です。

一方で、後期まで残る受験生は前期で結果が出なかった層が中心とはいえ、共通テストで高得点を取っている人も混ざります。後期ボーダーは前期より3〜11ポイント高く、情報学部の共通テスト重視型は70%です。「実質倍率が低い=簡単」ではなく、「共通テストの得点で勝負が決まりやすい日程」と捉えるのが正確だと考えます。

倍率の年度変動(隔年現象)をどう読むか

📊 実質倍率が大きく動いた例(前期)

学部・専攻2025年度2026年度
共同教育-家政4.1倍1.0倍
共同教育-数学2.3倍0.9倍
共同教育-特別支援教育1.8倍3.6倍
医学科(一般枠)2.4倍1.7倍
理工-物質・環境類1.3倍1.9倍

出典:河合塾Kei-Net「入試結果」(2026年10月24日参照)。数学・技術専攻の2026年度は合格者数が受験者数を上回っています(掲載値のまま)。

✏️ 小規模専攻ほど「去年の倍率」はあてにならない

共同教育学部のように募集が数名〜十数名の専攻では、志願者が10人増減するだけで倍率が倍近く変わります。家政専攻は2025年度に4.1倍だった翌年、志願者が43名から7名に減り1.0倍になりました。前年の高倍率を見て受験生が避け、翌年は下がる——いわゆる隔年現象と見られる動きです。

私が生徒に伝えているのは、倍率で志望を変えるのではなく、ボーダーとの距離で判断するということです。倍率は他人の動きで決まりますが、自分の得点はコントロールできます。特に医学科一般枠は志願者が341名から149名へ半減しており、2027年度に揺り戻しが起きる可能性も考えておくべきでしょう。

学部別の配点比率と「二次で逆転できるか」

📌 この章のポイント

同じ群馬大学でも、医学科は合計点の約半分が個別試験、看護学は約4分の1です。この比率が、残り期間の勉強の重心を決めます。学部ごとの配点と、そこから導ける対策の方向性を整理します。

共通テストと個別試験の配点比率一覧

⚖️ 前期日程の配点比率(2027年度)

学部・専攻共テ個別個別の比率個別の内容
医学科47545049%数学150・理科150・小論文150、面接
保健-検査・理学・作業95060039%数学・理科・英語
理工95050034%英語100・数学200・理科200
共同教育(国語・社会・英語ほか)85040032%小論文300・面接100
情報95040030%数学・英語から1〜2教科
共同教育(数学・理科・技術)95040030%小論文(数・理を含む)300・面接100
保健-看護学85030026%英語200・集団面接100
共同教育(音楽・保健体育)750800/70052%/48%小論文・面接・実技(音楽は楽典も)

出典:河合塾Kei-Net「入試科目・日程」2027年度入試、医学部・情報学部は旺文社パスナビ「入試科目」(いずれも2026年10月24日参照)。比率は個別÷(共テ+個別)で筆者算出。

💡 共通テストの「1割差」は二次で取り返せるか

配点比率を別の角度から見てみます。共通テストで満点の1割(医学科なら47.5点、理工なら95点)足りなかったとき、それを個別試験だけで取り返すには、個別試験の満点の何%を上乗せする必要があるかを計算しました。

学部・専攻(前期)共テ1割の点数個別で必要な上乗せ
医学科47.5点約11%
保健-検査・理学・作業95点約16%
理工95点約19%
共同教育(国語・社会・英語ほか)85点約21%
情報95点約24%
保健-看護学85点約28%

個別試験で他の受験生より1〜2割多く取るのは簡単ではありません。看護学で共通テストが1割足りない場合、英語と面接で約3割の上乗せが必要になる計算です。二次で逆転を狙いやすいのは医学科と保健学科(看護以外)で、それ以外の学部は共通テストの得点が合否の土台になると私は考えています。

筆者算出:共通テスト満点×10%÷個別試験満点。合格者の得点分布ではなく、配点だけから見た目安です。

医学部医学科:共通テスト81%を前提に二次で勝負

💡 医学科を目指す人へ

医学科は共通テスト475点、個別試験450点と、群馬大学のなかで唯一、二次の比重がほぼ半分です。共通テストのボーダーは81%と、群馬大学のほかの学部・専攻より20ポイント近く高く、ここを下回ると二次で取り返す負担が一気に重くなります。

個別試験は数学・理科(各150点)に小論文150点が加わります。小論文に数学・理科と同じ配点がある点は見落とされがちですが、医学科志望者は学科対策に偏りやすく、小論文を直前まで後回しにすると同じ150点を取りこぼすことになります。面接は配点なしで総合判定の資料とされています。理科の選択科目など細かな条件は、群馬大学の学生募集要項で必ず確認してください。

理工学部・情報学部:数学の配点が合否を分ける

💡 理工・情報を目指す人へ

理工学部前期の個別試験は英語100点・数学200点・理科200点で、英語の配点は数学・理科の半分です。共通テストで英語が得意でも、二次では数学と理科で差がつく構造になっています。一方、二次偏差値は42.5〜45.0で、基礎〜標準問題を確実に取れれば十分戦えるラインと考えます。

情報学部前期は、数学と英語を各200点で受けるか、どちらか1教科を400点で受けるかを選べる点が特徴です。得意教科が1つはっきりしている人には有利な設計ですが、選んだ教科で失敗すると取り返しがききません。過去問を両方解き、安定して点が取れるほうで決めるのが現実的です。数学の出題範囲や英語の科目条件は募集要項で確認してください。

後期は2つの型から選びます。小論文重視型は小論文400点(比率30%)、共通テスト重視型は小論文100点(同10%)で、ボーダー得点率は66%と70%です。共通テストが70%を超えそうなら共テ重視型、届かなくても文章を書くのが得意なら小論文重視型という選び方が、配点上は合理的だと考えます。

共同教育学部:小論文300点の重みを過小評価しない

💡 共同教育学部を目指す人へ

共同教育学部の多くの専攻は、個別試験が小論文300点+面接100点です。数学・理科・技術専攻では、小論文に数学・理科の内容が含まれます。「小論文だから対策しなくても書ける」と考えるのは危険で、300点は共通テストの国語・英語(各200点)より大きい配点です。

音楽・美術・保健体育専攻は実技の配点が300〜400点あり、個別試験の比重が5割前後に達します。共通テストのボーダーが50〜56%と低めに見えるのは、実技の比重が大きいためと読むべきでしょう。また共同教育学部には後期日程がないため、前期の一発勝負になる点も覚えておいてください。

医学部保健学科:専攻によって戦い方が正反対

💡 保健学科を目指す人へ

看護学専攻は個別試験が英語200点と集団面接100点のみで、比率は26%。共通テストで逃げ切る型です。理科も共通テストでは基礎2科目または発展1科目で受けられます。

検査技術科学・理学療法学・作業療法学は、個別試験に数学・理科・英語が課され、比率は39%。二次の学科試験で巻き返せる型です。同じ保健学科でも、看護と他3専攻では勉強の重心がまったく違います。後期はいずれも学科試験がなく集団面接のみで、検査技術科学の後期は共通テストの数学・理科が各400点に傾斜されます。

群馬大学に合格するための勉強法

📌 この章のポイント

配点比率がわかったら、次は「どう勉強するか」です。ここでは共通テスト・個別試験・模試・学習手段の4つに分けて、群馬大学の配点に合わせた勉強の進め方を紹介します。

共通テスト:配点が重い教科から時間を配分する

🔰 教科配分の考え方

  • 理工・情報・保健(看護以外):英語・数学・国語が各200点。地歴公民(100点)より先に、この3教科の失点を減らす
  • 共同教育(国語・社会・英語ほか):地歴公民が2科目200点。社会系の配点が他学部より重い
  • 医学科:全教科が均等に近く、苦手教科を作らないことが最優先
  • 全学部共通:情報Ⅰは25〜50点。配点は小さいが、短期間で伸ばしやすい教科

個別試験:過去問は配点比率に合わせて量を決める

💬 過去問は「何年分」より「いつから」

過去問の量は、個別試験の比率に比例させるのが合理的だと考えています。比率が4〜5割の医学科・保健学科(看護以外)なら12月から計画的に、3割前後の理工・情報・共同教育なら共通テスト形式の演習と並行して、という具合です。

もう一つ意識してほしいのは、過去問を解いたら、群馬大学の配点で採点し直すことです。理工学部なら英語100点・数学200点・理科200点に換算すると、英語の1問より数学の1問のほうが重いことが実感でき、復習の優先順位が自然に決まります。過去問は「力試し」ではなく「配点を体で覚える教材」として使うのがおすすめです。

模試の判定は「配点で換算した点数」で見る

🔍 判定の使い方

模試の判定は、あくまで模試を受けた時点での位置です。判定の記号よりも、群馬大学の配点に換算した自分の点数とボーダー点数の差を確認し、その差をどの教科で埋めるかを考えるほうが次の行動につながります。二次の力を測るには記述式の模試が適しています。

塾・予備校・映像授業の使い分け

💬 学習手段の選び方

理工・情報・共同教育のように二次偏差値が40〜50台の学部では、標準レベルの問題を確実に解く力が中心になります。この層の対策は、映像授業で基礎を固めて問題演習を積む方法と相性がよいと考えます。映像授業の具体例として、スタサプ大学受験講座の評判と向き不向きや、スタサプだけで国公立を狙えるかの条件もまとめています。

一方、医学科の小論文や面接、二次の記述答案は、第三者に添削してもらわないと改善点が見えにくい分野です。個別指導や家庭教師で答案を見てもらう選択肢も検討する価値があります。学習塾・家庭教師の比較ランキングでは、指導形態ごとの違いを整理しています。

群馬大学を受験するときの注意点

📌 この章のポイント

ここまで数字で整理してきましたが、数字には限界もあります。データを使うときに陥りやすい落とし穴と、群馬大学の受験が合わないケースを正直にお伝えします。

ボーダーは合格を約束するラインではない

⚠️ ボーダーの限界

  • 河合塾のボーダーは合格可能性50%の予想ライン。ボーダーちょうどでも半分は不合格になりうる
  • 予想は前年の入試結果と模試データから作られており、その年の志願者動向で変わる
  • ボーダー得点率は共通テストだけの指標。個別試験の比率が高い学部ほど、ボーダーとの差は逆転しうる

「後期で挽回」「推薦があるから」に頼るリスク

❌ ありがちな失敗パターン

  • 後期頼み:後期のボーダーは前期より高く、学科試験がない分、共通テストの得点不足を補う手段がほとんどない
  • 推薦頼み:学校推薦型Ⅱは共通テストを課すため、推薦の準備で共通テスト対策が遅れると両方を失いかねない
  • 共同教育学部の後期待ち:2026・2027年度とも共同教育学部に後期日程はない

💬 高1・高2や浪人生の方へ

この記事は2027年度入試を中心に書いていますが、高1・高2の方は、配点比率の考え方をそのまま「どの教科の基礎を今のうちに固めるか」に使えます。学校の授業の補強にはスタサプ高校講座の使い方と注意点も参考になるはずです。浪人を視野に入れている方は、浪人生の塾・予備校の選び方で環境選びのポイントを解説しています。

群馬大学の受験が向いている人・向いていない人

✅ 向いている人

  • 共通テストで5〜6割台を安定して取れており、国公立を現実的に狙いたい人(医学科以外)
  • 得意教科が1つはっきりしていて、情報学部前期の1教科選択などを活かせる人
  • 英語が得意で、個別試験が英語と面接のみの看護学専攻(前期)を狙う人

❌ 慎重に考えたい人

  • 小論文や面接の準備に時間を割けない人(共同教育・看護・医学科は配点が大きい)
  • 後期日程での受験を前提にしている共同教育学部志望の人
  • 共通テストが苦手で、二次の学科試験で大きく挽回したい看護学志望の人

群馬大学の受験でよくある質問

❓ よくある質問

受験生や保護者の方から特に多いと思われる疑問を5つ取り上げ、公開データに基づいて回答します。

群馬大学の受験は難しいですか?

❓ 回答

学部によって大きく異なります。河合塾の2027年度予想では、共通テストのボーダー得点率は医学部医学科が81%、それ以外の学部・専攻は前期で50〜62%です。2026年度前期の実質倍率は1.4〜2.5倍でした。ボーダーは合格可能性50%の目安であり、合格を保証するものではありません。

群馬大学は共通テストで何割取れば合格できますか?

❓ 回答

河合塾の2027年度予想ボーダー得点率は、理工学部前期が54%、情報学部前期が60%、医学部保健学科前期が55〜61%、医学部医学科が81%です。ただし個別試験の配点比率が高い学部ほど、二次試験の出来で結果が変わる余地が大きくなります。

群馬大学の後期日程は倍率が高いのに受けるべきですか?

❓ 回答

後期の志願倍率は7〜18倍と高く見えますが、2026年度は志願者のうち実際に受験したのは2〜4割程度で、受験者÷合格者で見た実質倍率は1.6〜3.5倍でした。前期で他大学に合格した人が受験しないためです。共通テストの得点が後期ボーダーに届いていれば、出願を検討する価値はあります。

群馬大学の共同教育学部に後期日程はありますか?

❓ 回答

2027年度の実施日程では、後期日程は共同教育学部を除いて実施されます。共同教育学部は前期日程のみで、医学部医学科も後期日程を実施しません。

群馬大学医学部医学科の面接は点数になりますか?

❓ 回答

旺文社パスナビの掲載情報では、医学科前期の面接に配点はなく、総合判定の資料として扱われます。個別試験は数学150点・理科150点・小論文150点の計450点で、共通テスト475点と合わせて判定されます。最新の取り扱いは群馬大学の学生募集要項で確認してください。

まとめ:群馬大学の受験は配点比率から戦略を立てる

🎯 この記事の結論

群馬大学の受験では、志望学部の「共通テスト:個別試験」の配点比率を確認し、共通テストで逃げ切る型か二次で巻き返す型かを見極めることが、残り期間の最大の武器になります。

  • 2027年度の共通テストは1月16・17日、前期試験は2月25日、後期試験は3月12日
  • 学校推薦型選抜の出願は2026年11月1日〜6日
  • 前期の実質倍率は2026年度で1.4〜2.5倍。後期の志願倍率は実受験者で見ると大幅に下がる
  • 個別試験の比率は医学科49%、保健学科(看護以外)39%、看護学26%と学部で大きく異なる
  • 共同教育学部と医学科は後期日程がなく、前期の一発勝負

📋 今日からできる3つの行動

① 配点表を書き出す:志望学部の共通テスト・個別試験の配点をノートに写し、比率を計算する
② 直近の模試を点数換算する:ボーダー点数との差を教科別に洗い出す
③ 募集要項を確認する:群馬大学の入試情報ページで、2027年度の学生募集要項の公表を確認する

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーへ通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業し、在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導に携わっています。指導歴は10年超です。

この記事を書く理由:大学受験の指導では、志望校の配点を踏まえた教科配分の設計を重視してきました。群馬大学に在籍した経験はありませんが、いかなる教育機関にも忖度しない立場から、公開データを受験生の判断材料として整理することに価値があると考えています。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:群馬大学 2027年度入学者選抜(一般選抜を中心に学校推薦型・総合型の日程を含む)、2025・2026年度入試結果
  • 調査方法:公式サイト調査(群馬大学・大学入試センター)、入試情報サイトの公開データ調査(河合塾Kei-Net・旺文社パスナビ)、著者の受験指導経験に基づく分析
  • 調査実施日:2026年10月24日
  • 情報の限界:著者は群馬大学の受験・在籍経験がなく、在学生・教員への取材も行っていません。2027年度の学生募集要項(一般選抜)は調査時点で未確認のため、医学部・情報学部の配点は旺文社パスナビ掲載の2027年度情報に依拠しています。合格者の得点分布は確認できませんでした。学費・入学金は本記事の調査範囲外です。
  • 利益相反の有無:なし(群馬大学および記事内で紹介した教育サービスから対価を受け取っていません)

📚 参考文献・引用元

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日 ※情報変更があった場合は随時更新します。

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

私の早稲アカ講師時代の給与明細

早稲アカで働いていた証明として、当時の給与明細を載せておきます。

大学