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🎓 この記事を書いた人
🎯 結論
結論:帰国子女の中学受験の偏差値ランキングは「一般入試とは別の物差し」で作られた目安です。首都圏(男子が受験できる学校)では早稲田・早稲田実業・聖光学院・渋谷教育学園幕張などが上位に並びますが、数字は入試時期や作成元で大きく動きます。
偏差値の高低だけで志望校を決めると、出願資格を満たしていなかった、入学後の授業についていけなかった、という失敗につながりかねません。この記事では、帰国生向け学習塾が公開している偏差値表を整理しつつ、元塾講師として「この表をどう読めば判断を誤らないか」をお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 帰国生入試の偏差値ランキング(首都圏・男子が受験できる学校)
- 帰国生の偏差値と一般入試の偏差値が「同じ数字でも同じ意味ではない」理由
- 12月・1月入試の偏差値が高く/低く見えるしくみ
- 英語型・国算型など入試方式の違いと選び方
- 出願資格や入学後の学習で失敗しないための注意点
読み終えるころには、偏差値表を「順位表」ではなく「志望校を絞り込むための地図」として使えるようになるはずです。
📝 執筆の前提と情報の限界
私は中学受験・高校受験の指導経験はありますが、帰国生入試専門の塾で指導した経験はありません。帰国生入試の偏差値・日程は、帰国生向け学習塾の公開資料と公的機関の情報を調査して整理しています。
帰国子女の中学受験とは?偏差値を見る前に知るべき基本
📌 この章のポイント
「帰国子女なら英語で有利に受験できる」と聞いたことはありませんか? 実際には、帰国生入試は学校ごとに出願資格も試験科目もまったく違います。偏差値表を読む前に、まずは制度の全体像を押さえておきましょう。
帰国生入試とは?一般入試との違い
🔰 帰国生入試の定義
帰国生入試とは、海外での生活経験がある子どもを対象に、一般入試とは別の日程・科目・選考基準で行われる入学試験です。英語の試験や面接、作文を取り入れ、海外で身につけた力を評価する学校が多いのが特徴です。
| 項目 | 帰国生入試 | 一般入試 |
|---|---|---|
| 対象 | 出願資格(海外在住歴など)を満たす子ども | 原則だれでも |
| 主な時期(首都圏) | 11月〜1月が中心、2月実施の学校もある | 2月1日以降が中心 |
| 試験科目 | 英語・面接・作文・国算など学校ごとに多様 | 国算(2科)または国算理社(4科)が中心 |
| 偏差値の母集団 | 帰国生の受験者のみ(人数が少ない) | 大手模試の受験者(人数が多い) |
出願資格は「海外在住期間」と「帰国後の年数」で決まる
⚠️ まず確認すべきは出願資格
帰国生入試を受けられるかどうかは、「海外に何年住んでいたか」と「帰国してから何年たっているか」で決まるのが一般的です。ただし、その年数は学校ごとに異なり、一律の基準はありません。同じ家庭でも、A校は受験できてB校は受験できない、ということが普通に起こります。
海外での学校選びや帰国後の受け入れ校については、公益財団法人 海外子女教育振興財団が情報提供と相談を行っています。
帰国生の偏差値は一般入試と同じ物差しではない
💡 元塾講師の視点:母集団が違えば数字の意味も変わる
偏差値は「同じテストを受けた集団の中での位置」を示す数字です。一般入試の偏差値は数千人規模の模試受験者から算出されますが、帰国生入試の受験者はそれよりずっと少なく、英語が得意な子・国算が得意な子が混ざった集団です。
私が中学受験生を指導してきた経験から言うと、受験者が少ない集団の偏差値は数人の合否で数字が大きく動きます。そのため帰国生の偏差値は「1〜2ポイントの差」にこだわるより、「どの難易度帯にいる学校か」をつかむために使うのが現実的です。偏差値そのものの読み方は模試4社の偏差値の違いと読み方で詳しく解説しています。
🔍 受験全体の流れも押さえておく
帰国生入試は、学年ごとの準備や一般入試との組み合わせを考えて初めて戦略が立ちます。小4〜小6で何をすべきかの全体像は学年別の中学受験ロードマップにまとめています。
帰国子女の中学受験偏差値ランキング(首都圏)
📌 この章のポイント
ここでは、帰国生向けの指導を行う学習塾ena(帰国生部門)が公開している「2025年度入試 帰国生中学偏差値ランキング(首都圏・男子)」をもとに、難易度帯ごとに整理します。男子校と共学校が対象で、女子校の数値は含まれていない点にご注意ください。
偏差値60以上の最難関・難関校
📊 偏差値60以上(帰国生入試)
| 偏差値 | 学校名 | 入試時期 |
|---|---|---|
| 69 | 早稲田実業学校/早稲田 | 2月 |
| 68 | 聖光学院 | 1月 |
| 68 | 巣鴨 | 未定(資料作成時点) |
| 66 | 城北 | 未定(資料作成時点) |
| 65 | 渋谷教育学園幕張 | 1月 |
| 65 | 渋谷教育学園渋谷 | 1月 |
| 63 | 海城/市川(4科) | 1月 |
| 62 | 広尾学園 | 12月・2月 |
| 61 | 東邦大学付属東邦 | 12月 |
| 61 | 慶應義塾湘南藤沢 | 未定(資料作成時点) |
| 60 | 中央大学附属/立教新座 | 1月 |
出典:ena帰国生「2025年度入試 日程別偏差値ランキング表」(首都圏・男子)。偏差値の算出方法・合格可能性の基準は資料に記載がありません。
💡 グラフから読み取れること
上位12校のうち、1月に入試を行う学校が5校、2月が2校と、最上位層は年明け以降の入試に集中しています。12月入試は広尾学園・東邦大学付属東邦のように「上位だが最上位ではない」層に多く、早い時期の入試ほど「本命前の腕試し」として受ける層も含まれやすい、と私は見ています。
偏差値50〜59の上位・中堅校
📊 偏差値50〜59(帰国生入試)
| 偏差値 | 学校名 |
|---|---|
| 59 | 逗子開成/広尾学園小石川/東京都市大学付属(Ⅱ類)/三田国際学園(2月) |
| 58 | 三田国際学園(11・12月)/栄東 |
| 57 | 市川(12月)/横浜国立大学教育学部附属横浜 |
| 56 | 攻玉社/青山学院横浜英和/横浜国立大学教育学部附属鎌倉 |
| 55 | 暁星/鎌倉学園/東京都市大学付属(Ⅰ類) |
| 54 | 東京学芸大学附属国際中等教育 |
| 53 | 立教池袋 |
| 51 | 東京都市大学等々力/桐蔭学園中等教育 |
| 50 | 学習院/成城学園/成蹊/高輪/國學院久我山/公文国際/法政大学第二/神奈川大学附属/都立白鷗高校附属/都立立川国際中等教育 |
出典:ena帰国生「2025年度入試 日程別偏差値ランキング表」(首都圏・男子)
🔍 同じ学校でも入試回で偏差値が違う
三田国際学園(11・12月は58、2月は59)や市川(12月は57、1月の4科は63)のように、同じ学校でも入試回によって偏差値が異なります。受験する回を決めずに「〇〇中の偏差値は△△」と覚えてしまうと、難易度を見誤る原因になります。一般入試の学校別偏差値と比べたい場合は一般入試の偏差値ランキングと模試別の差もあわせてご覧ください。
偏差値49以下で英語力を活かしやすい学校
📊 偏差値40〜49(帰国生入試・抜粋)
| 偏差値 | 学校名 |
|---|---|
| 49 | 芝国際/開智日本橋/青稜/桐光学園/土浦日本大学 |
| 48 | 芝浦工業大学附属/茗溪学園 |
| 45 | かえつ有明/工学院大学附属/宝仙学園共学部理数インター/玉川学園/森村学園/昌平/穎明館 |
| 41〜44 | 順天/佼成学園/文化学園大学杉並/聖学院/自由学園/ドルトン東京学園/サレジアン国際学園/サレジアン国際学園世田谷/八雲学園/目白研心 |
出典:ena帰国生「2025年度入試 日程別偏差値ランキング表」(首都圏・男子)。掲載校の一部を抜粋しています。
💡 偏差値が低め=入学後の環境が劣る、ではない
この帯には、英語の取り出し授業や国際系コースを看板にしている学校が多く含まれています。帰国生にとっては、偏差値の高い学校で国語・数学に苦しむより、英語力を伸ばし続けられる環境のほうが6年間の満足度が高いケースも十分にあり得ます。偏差値は「入りやすさ」の目安であって、「その子に合うかどうか」は別の軸で判断してください。
⚠️ 女子校の帰国生偏差値について
今回参照した資料は男子が受験できる学校のみを対象としており、女子校の帰国生入試の偏差値は本記事では確認できませんでした。女子校を志望する場合は、各校の募集要項・過去の入試結果と、帰国生向け塾の資料を個別に確認してください。
📝 偏差値情報についての注意
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。偏差値は2025年度入試向けに公開された資料の数値で、最新年度の数値とは異なる場合があります。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
偏差値ランキングを志望校選びに使うときの読み方
📌 この章のポイント
同じ「偏差値65」でも、12月入試と2月入試では意味が違います。ここでは、元塾講師として偏差値表を見るときに必ずチェックしているポイントをお伝えします。
元塾講師が見る帰国生偏差値の3つの落とし穴
✏️ 偏差値表を見るときに私が確認すること
- 作成元と定義:どの塾・模試の数字で、「合格可能性80%」なのか「50%」なのか。今回の資料のように定義が書かれていない表もあり、その場合は「目安の目安」として扱います。
- 入試回と科目:英語型か国算型か、何月の入試か。同じ学校でも回によって数字が違います。
- 年度:帰国生入試は受験者が少ないため、年度ごとの変動が一般入試より大きくなりやすいと考えています。
私は中学受験の指導を通じて、偏差値は「順位表」ではなく「だいたいの位置を示す地図」だと考えるようになりました。受験者が少なく年度ごとに数字が揺れやすい帰国生入試では、この考え方がいっそう重要になります。
入試時期が早いほど偏差値の見え方が変わる理由
📋 入試時期と受験者層の関係
| 入試時期 | 受験者層の傾向 | 偏差値を読むときの注意 |
|---|---|---|
| 11〜12月 | 本命の受験生に加え、早めに合格を確保したい層も受ける | 合格者の多くが他校へ進学する可能性があり、数字だけで難易度を判断しにくい |
| 1月 | 首都圏最難関の帰国生入試が集まる時期 | 2月の一般入試と併願する層も多く、実力上位層が集中しやすい |
| 2月 | 一般入試と同時期で、帰国生枠として実施 | 一般入試の受験者と同じ日程になるため、併願の組み方に制約が出る |
首都圏の帰国生入試の日程は、上の偏差値表でも11月〜2月に分散しています。一般入試を含めた日程全体は中学受験の入試日程と併願の組み方で確認できます。
偏差値と倍率をセットで確認する
🔍 偏差値だけでは見えないもの
帰国生入試は募集人数が少ない学校が多く、数人の志願者増減で倍率が大きく変わります。偏差値が同じくらいの2校でも、倍率に差があれば実際の入りやすさは変わります。学校が公表する志願者数・合格者数から実質倍率を確認する方法は実質倍率と出願倍率の違いで解説しています。
帰国子女の中学選び:入試方式・英語力・入学後の環境
📌 この章のポイント
偏差値で難易度帯をつかんだら、次は「どの入試方式で、どの学校を受けるか」を決める段階です。お子さんの強みが英語なのか、国語・算数なのかで、選ぶべき学校は大きく変わります。
英語型・国算型・作文面接型の違い
🆚 帰国生入試の主な方式
| 方式 | 主な試験内容 | 向いている子 |
|---|---|---|
| 英語型 | 英語の筆記・エッセイ、英語面接など | 現地校・インター校で英語を主に使ってきた子 |
| 国算型 | 国語・算数(+面接) | 日本人学校出身や、日本の学習を継続してきた子 |
| 作文・面接型 | 日本語作文、面接、基礎学力テストなど | 海外経験を言葉で表現できる子 |
※実際の方式・科目は学校・年度ごとに異なります。必ず最新の募集要項で確認してください。
英語力の目安と向いている入試方式
💬 英検の級だけで判断しない
英語力を測る指標として実用英語技能検定(英検)の取得級を判定材料にする学校もあります。ただ、英検の級は「どれだけの語彙・文法を知っているか」の目安であり、英語型入試で問われるエッセイの論理構成や面接での受け答えまでは測れません。
受験指導をしてきた立場から言えば、記述やエッセイの得点は、語彙量よりも「問いに対して結論から答える」訓練を積んだかどうかで決まる部分が大きいと考えています。級は出願の入口、合否は答案の中身で決まる、と考えておくのが安全です。帰国後も英語を伸ばす場の選び方は小学生の英語塾の選び方が参考になります。
入学後の英語クラスと日本語科目のサポートを確認する
📋 学校説明会で聞いておきたいこと
- 帰国生向けの英語の取り出し授業や、上級クラスがあるか
- 国語・数学で遅れが出たときの補習体制があるか
- 帰国生が1学年に何人くらい在籍しているか
- 帰国生入試の入学者と一般入試の入学者でクラス分けがあるか
こうした情報は偏差値表には載っていません。塾・家庭教師選びで迷ったときの比較軸は学習塾・家庭教師の比較ランキングでも整理しています。
帰国生入試の注意点とデメリット
📌 この章のポイント
帰国生入試は、海外経験を評価してもらえる一方で、一般入試にはない落とし穴があります。受験を決める前に知っておきたい注意点をまとめます。
出願資格を満たさず受験できないケース
⚠️ 年数の数え方に注意
海外在住期間や帰国後の年数は、「いつ時点で数えるか」も学校ごとに異なります。帰国のタイミングが数か月ずれただけで資格を失うこともあるため、帰国時期が決まった段階で志望校の要項を確認しておくことをおすすめします。
英語だけで合格できると思い込むリスク
❌ 英語以外の科目で差がつく入試もある
上の偏差値表でも、市川の帰国生入試は「4科」の回が63と、12月の回(57)より高く表示されています。帰国生入試でも教科試験を課す回は珍しくなく、英語が得意でも、国語の読解や算数の思考力問題に対応できなければ合格は難しいことがあります。志望校の過去の出題を早めに確認し、必要な科目を見極めてください。
入学後に国語・数学で苦労しやすい
❌ 合格後のギャップ
帰国生入試で合格しても、入学後は一般入試の入学者と同じ授業を受けるのが基本です。私は家庭教師として中高一貫校の生徒も指導していますが、中高一貫校は数学などの進度が速く、日本の学習内容に抜けがあると中1の早い段階でつまずきやすいと感じています。帰国生は海外で学んだ範囲と日本のカリキュラムにずれが出やすいため、入学前に抜けている単元を洗い出しておくことをおすすめします。帰国後の国語・算数の補強には、個別指導や家庭教師を併用する方法もあります。中学受験で家庭教師を使う判断基準もあわせてご確認ください。
情報が少なく偏差値が変動しやすい
⚠️ 一つの表に頼りすぎない
帰国生入試の偏差値を公開している機関は限られ、作成元によって数値も定義も異なります。本記事で紹介した表も算出方法が明記されていないため、学校説明会・過去の入試結果・複数の塾の資料を組み合わせて判断することが大切です。個別指導塾の評判を大量の口コミから比較する視点は1000件超の口コミ分析で紹介しています。
帰国子女の中学受験でよくある質問
📌 この章のポイント
帰国子女の中学受験について、保護者の方からよく寄せられる疑問をまとめました。
帰国子女の中学受験の偏差値は一般入試より低いのですか?
❓ 回答
単純には比較できません。帰国生入試の偏差値は、受験者層も試験科目も一般入試とは異なる集団から算出されるため、同じ物差しで高い・低いは判断できません。同じ学校の一般入試の偏差値と並べて、あくまで目安として確認してください。
帰国生入試は英語だけで受験できますか?
❓ 回答
英語と面接で受験できる方式を設ける学校もありますが、国語・算数を課す学校や、英語型と国算型を選べる学校もあります。方式は学校や年度によって変わるため、志望校の最新の募集要項で確認が必要です。
帰国後何年まで帰国生入試を受けられますか?
❓ 回答
一律の基準はなく、学校ごとに異なります。海外での在住期間と、帰国してからの年数の両方に条件を設ける学校もあります。年度で変わることもあるため、志望校の最新の募集要項で必ず確認してください。
帰国生入試の偏差値ランキングはどこで確認できますか?
❓ 回答
主な情報源は、帰国生向けの指導を行う学習塾が独自に作成・公開している偏差値表です。作成元ごとに母集団や算出方法が異なり、定義が明記されていない表もあるため、複数の資料と学校の公式情報を組み合わせて判断することをおすすめします。
帰国生入試と一般入試は両方受けられますか?
❓ 回答
帰国生入試と一般入試は日程が分かれている学校が多いものの、両方への出願が認められるかどうかや、合否判定での扱いは学校ごとに定められています。出願前に募集要項や学校説明会で確認してください。
帰国子女の中学受験準備:今日からできる3ステップ
📌 この章のポイント
偏差値表を眺めるだけでは準備は進みません。今日から取り組める具体的な手順を3つに絞ってお伝えします。
出願資格の確認から学習計画までの手順
🔢 準備の3ステップ
気になる学校の最新募集要項で、海外在住期間・帰国後年数の条件と数え方を確認し、受験できる学校をリストにします。
英語型・国算型のどちらで勝負するかを決め、偏差値表で難易度帯(チャレンジ・実力相応・安全)を振り分けます。
英語を維持しつつ、国語・算数の不足を補う塾・家庭教師・オンライン教材を選びます。
海外在住中から国語・算数の基礎を補う方法
🧭 オンライン教材を活用する
海外在住中は日本の塾に通えないため、映像授業で国語・算数の基礎を固めておく家庭もあります。低価格の映像授業が中学受験にどこまで通用するかはスタサプで中学受験は可能かの検証で解説しています。
小学生向け講座の使い勝手を利用者の声から確かめたい場合は、スタサプ小学講座の口コミ・評判が参考になります。
💡 映像授業は「基礎の穴埋め」に使う
映像授業は、学年をさかのぼって苦手単元を学び直せるのが強みです。一方で、中学受験特有の応用問題の解き方や記述答案の添削までは期待しにくいと私は考えています。基礎は映像授業、志望校対策は塾や家庭教師、と役割を分けると無駄がありません。サービス全体の評価はスタサプ全4講座の実態にまとめています。
まとめ:帰国子女の中学受験偏差値ランキングは目安として使う
🎯 この記事の結論
帰国子女の中学受験の偏差値ランキングは、難易度帯をつかむための目安です。出願資格・入試方式・入学後の環境とセットで判断することで、はじめて志望校選びに役立ちます。
- 首都圏の帰国生入試(男子が受験できる学校)では、早稲田・早稲田実業(69)、聖光学院(68)、渋谷教育学園幕張・渋谷(65)などが上位
- 帰国生の偏差値は母集団が小さく、一般入試と同じ物差しでは比べられない
- 同じ学校でも入試回によって偏差値が異なる
- 出願資格(海外在住期間・帰国後年数)は学校ごとに異なる
- 入学後の国語・数学への対応まで見据えて学校を選ぶ
✅ 偏差値表を活用しやすい人
- 出願資格を確認したうえで、受験校の難易度帯を整理したい人
- 英語型・国算型の両方の選択肢を比べたい人
- 一般入試との併願も含めて受験計画を立てたい人
⚠️ 偏差値表だけで判断すると危うい人
- 偏差値の1〜2ポイント差で志望校の順位を決めようとしている人
- 帰国時期が未確定で、出願資格を満たせるかわからない人
- 入学後の授業についていけるかを確認していない人
🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校や発達障害のある生徒の指導に携わっています(指導歴10年超)。
この記事を書く理由:中学受験の指導現場で、偏差値表の数字だけを頼りに志望校を決めて後悔する家庭を見てきました。帰国生入試は情報が少ないからこそ、どの塾・学校にも忖度しない立場で「数字の正しい読み方」をお伝えしたいと考えています。
📝 調査概要
- 調査対象:首都圏の中学校の帰国生入試(偏差値・入試時期)、帰国生入試の制度概要
- 調査方法:帰国生向け学習塾の公開資料の調査/公的機関・団体の公式サイト調査/著者の受験指導における知見
- 調査実施日:2026年10月14日
- 情報の限界:偏差値は2025年度入試向けの資料に基づき、最新年度の数値ではありません。資料には偏差値の算出方法・合格可能性の基準が記載されておらず、女子校の数値も含まれていません。著者は帰国生入試専門の指導経験はなく、各校の出願資格の詳細は本記事では網羅していません。
- 利益相反の有無:なし(本記事で紹介した学校・塾との利害関係はありません)
📚 参考文献・引用元
- ena帰国生「2025年度入試 日程別偏差値ランキング表」(参照日:2026年10月14日)
- 公益財団法人 海外子女教育振興財団(参照日:2026年10月14日)
- 公益財団法人 日本英語検定協会(参照日:2026年10月14日)
- 消費者庁「表示対策」(参照日:2026年10月14日)
🏷️ 記事情報
公開日:2026年10月14日/最終更新日:2026年10月14日
※情報変更があった場合は随時更新します。

