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神戸学院大学の受験ガイド|入試方式・倍率・対策を元塾講師が解説

インフォグラフィック

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🎓 この記事を書いた人

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーの家庭教師として大学受験・浪人生の指導にも携わっています。プロフィール/運営理念

公開日:2026年10月28日/最終更新日:2026年10月28日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:神戸学院大学の受験は「どの方式で何回受けるか」の設計で合格の確率が大きく変わります。2027年度は公募制推薦・一般選抜(前期・中期・後期)・共通テスト利用入試と受験機会が多く、文系学部は同日に最大11学科等へ併願できます。一方で、2026年度は学科によって一般前期の実質倍率が前年の2倍以上に跳ね上がっており、偏差値表だけを見て「安全校」と決めつけるのは危険です。

📋 この記事でわかること

「神戸学院大学を受けたいけれど、方式が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「倍率や偏差値をどう読めばいいの?」とお悩みではありませんか。この記事では次の疑問に答えます。

  • 神戸学院大学の学部・キャンパスと入試方式の全体像
  • 2027年度入試の日程・検定料・併願の仕組み
  • 2026年度の学科別倍率とボーダー偏差値の読み方
  • 特待生制度や学費など、お金に関わる情報
  • 合格に近づく時期別の対策と併願の組み方

💬 この記事の立ち位置

私は早稲田アカデミーでの講師経験と、その後の家庭教師としての大学受験指導を通じて、私立大学の「方式選び」と「併願設計」で結果が分かれる場面を何度も見てきました。この記事は、神戸学院大学の公式の入試情報と河合塾Kei-Netの公開データを調査したうえで、その経験に基づく読み方を加えて執筆しています。私自身は神戸学院大学の在籍者・関係者ではなく、同大学から報酬を受け取る関係もありません。

  1. 神戸学院大学の受験の全体像
    1. 神戸学院大学の受験とは?入試の基本
    2. 学部・学科とキャンパスの一覧
    3. 入試方式は大きく4系統
  2. 入試方式の違いと自分に合う選び方
    1. 公募制推薦入試の特徴
    2. 一般選抜(前期・中期・後期)の特徴
    3. 共通テスト利用入試と共通テストプラス型の違い
    4. 向いている入試方式の選び方
  3. 2027年度の入試日程と受験・入学の費用
    1. 2027年度入試の日程一覧
    2. 入学検定料と併願割引
    3. 学部別の初年度納付金
    4. 特待生制度の条件と減免内容
  4. 倍率と難易度を数字で読み解く
    1. 2026年度の学科別実質倍率
    2. 学科別のボーダー偏差値と共テ得点率
  5. 合格に近づく対策と学習計画
    1. 科目別の対策の考え方
    2. 今から入試本番までの時期別スケジュール
    3. 併願校の組み方の考え方
    4. 塾・映像授業を活用するという選択肢
  6. 神戸学院大学を受験する前の注意点
    1. 「倍率が低い学科は簡単」とは限らない
    2. 方式を増やしすぎると対策が散らばる
    3. 入試制度は毎年変わる可能性がある
  7. 神戸学院大学の受験でよくある質問
    1. 神戸学院大学の一般選抜は複数の学部を併願できますか?
    2. 公募制推薦入試の試験日はどちらを選べばよいですか?
    3. 共通テストを受けないと神戸学院大学の受験で不利になりますか?
    4. 神戸学院大学の特待生になる条件は何ですか?
    5. 薬学部の倍率が低いのは入りやすいという意味ですか?
  8. まとめ:神戸学院大学の受験は方式選びと併願設計がカギ

神戸学院大学の受験の全体像

🔍 まず全体をつかむ

神戸学院大学には10学部があり、学部ごとに通うキャンパスが分かれます。入試方式も一般選抜だけで3日程あり、さらに共通テスト利用やその併用型まで並ぶため、最初に全体の地図を頭に入れておくと方式選びで迷いにくくなります。

神戸学院大学の受験とは?入試の基本

📌 神戸学院大学の受験の基本

神戸学院大学の受験とは、兵庫県神戸市にある私立総合大学・神戸学院大学の入学者選抜を受けることです。2027年度入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜(公募制推薦入試)、一般選抜(前期・中期・後期日程)、大学入学共通テスト利用入試が中心で、出願はすべてWebで行います。大学全体の募集人員は2,560名です。

学部・学科とキャンパスの一覧

🏢 学部・学科とキャンパス

キャンパス学部・学科(専攻・コース)
有瀬キャンパス
(神戸市西区)
心理学部、人文学部、経済学部、総合リハビリテーション学部(理学療法・作業療法・社会リハビリテーション)、栄養学部(管理栄養学・臨床検査学)
ポートアイランド第1キャンパス
(神戸市中央区)
法学部、経営学部(経営・会計/データサイエンス)、現代社会学部(現代社会・社会防災)、グローバル・コミュニケーション学部(英語・中国語・日本語)、薬学部

出典:河合塾Kei-Net「神戸学院大学」大学トップページ(2026年10月28日参照)

💡 キャンパスは「通学の4年間」で考える

受験生と話していると、学部の中身より先に偏差値で志望を決めてしまうケースが少なくありません。ただ、有瀬とポートアイランドでは通学ルートがまったく変わります。同じ偏差値帯で迷ったら、自宅から両キャンパスへの通学時間を一度調べておくことをおすすめします。4年間毎日のことなので、入学後の満足度に直結すると考えます。

入試方式は大きく4系統

📊 入試方式の全体像(2027年度)

系統主な方式特徴
総合型選抜学部ごとの総合型選抜9月出願・10月試験。2027年度分の出願受付は終了
公募制推薦基礎評価型・外部試験併用型など11月実施。2日間から試験日を自由選択
一般選抜前期・中期・後期(スタンダード型、2科目評価型、共通テストプラス型など)大学独自試験。前期・中期は試験日を自由選択
共通テスト利用1〜4科目型(前期・後期)個別学力試験なし。共通テストの得点で判定

出典:神戸学院大学「2027年度入学試験要項」(2026年10月28日参照)

入試方式の違いと自分に合う選び方

⚖️ 方式で「勝てる土俵」が変わる

同じ学科でも、方式によって試験科目も競争相手も変わります。ここでは主要3系統の違いを整理し、どんな受験生にどの方式が合うかを考えます。

公募制推薦入試の特徴

📋 公募制推薦入試のポイント

  • 基礎評価型:マークシート方式(90分)の基礎能力テストを中心に、調査書なども含めて評価します。
  • 外部試験併用型:英検のCSEスコアを0.02倍して得点化し(上限50点)、試験の得点と合わせて判定します。
  • 試験日は2026年11月21日(土)・22日(日)から自由に選べます。同一日なら同じ学科の中で複数の型を組み合わせて出願できます。

配点や型の組み合わせは学部ごとに異なるため、細部は2027年度入学試験要項で確認してください。

一般選抜(前期・中期・後期)の特徴

📋 一般選抜のポイント

  • スタンダード型:前期日程は英語・国語・地歴または数学の3教科で各150点(各70分)、合計450点。栄養学部・薬学部では一部が理科に置き換わります。
  • 2科目評価型・共通テストプラス型:同じ試験の得点の使い方を変えて判定する型です。共通テストプラス型は、個別試験の高得点2科目と共通テストの得点を合わせて判定します。
  • 前期(2月1日・2日)と中期(2月7日・8日)は試験日を自由に選択。後期は3月9日の1日です。
  • 文系学部併願制度(前期):同じ試験日に1回の受験で最大11の文系学科・専攻等へ出願できます。

共通テスト利用入試と共通テストプラス型の違い

🆚 「共テ利用」と「共テプラス」の違い

項目共通テスト利用入試共通テストプラス型
大学での試験なしあり(一般選抜を受験)
判定に使う点共通テストのみ(1〜4科目型)個別試験+共通テスト
向いている人共テが得意で併願の手間を減らしたい人個別試験の得意科目を共テで補強したい人

共テ得点率の目安の見方は共通テストボーダーの読み方で解説しています。

向いている入試方式の選び方

🧭 タイプ別のおすすめ方式

受験生のタイプ検討したい方式
年内に進路を決めたい公募制推薦(基礎評価型)
英検のCSEスコアを持っている公募制推薦(外部試験併用型)
私大の個別試験対策に集中している一般選抜前期・中期(スタンダード型)
国公立が第一志望で共テを受ける共通テスト利用入試、共通テストプラス型
2月前半で決めきれなかった一般選抜後期、共通テスト利用後期

✏️ 元講師が考える「方式の組み方」

私が大学受験の指導で意識してきたのは、1回の本番に全てを賭けないことです。神戸学院大学は、11月の公募制推薦、2月の前期・中期、3月の後期と、ほぼ4か月にわたって受験機会が用意されています。年内に推薦で一度挑戦し、届かなければ一般選抜で再挑戦する、という二段構えが取りやすい大学だと感じました。

一方で、方式を増やすほど検定料がかさみ、対策も散らばります。「本命方式を1つ決め、残りはその対策の延長で受けられるもの」に絞るのが、私が勧めてきた考え方です。

2027年度の入試日程と受験・入学の費用

📅 スケジュールとお金を先に押さえる

出願の締切は意外と早く、一般選抜前期・中期の出願は1月中旬に締まります。ここでは日程と、検定料・学費・特待生制度といったお金の情報をまとめます。

2027年度入試の日程一覧

📋 主な入試の日程(2027年度)

入試出願期間試験日合格発表
公募制推薦2026/11/2〜11/1011/21・11/22(選択)12/2
一般選抜 前期2026/12/14〜2027/1/182/1・2/2(選択)2/19
一般選抜 中期2026/12/14〜2027/1/182/7・2/8(選択)2/19
一般選抜 後期2027/2/12〜2/243/93/16
共通テスト利用 前期2026/12/14〜2027/1/22個別試験なし2/19
共通テスト利用 後期2027/2/12〜2/24個別試験なし3/16

出願期間はいずれも最終日の消印有効。出典:神戸学院大学 入試スケジュール(2026年10月28日参照)

⚠️ 公募制推薦の出願は目前です

この記事の公開時点(2026年10月28日)で、公募制推薦の出願開始まで1週間を切っています。受験を考えている人は、調査書の発行依頼など高校側の手続きを今週中に済ませておくと安心です。

入学検定料と併願割引

💰 入学検定料のしくみ

  • 公募制推薦・一般選抜前期とも、1出願目は30,000円。同じ試験日に出願を追加すると、1件あたり5,000円の加算で済みます。
  • 2日間の試験日の両方に出願すると、10,000円の割引があります。
  • 総合型・指定クラブ強化・指定校推薦で入学手続きを済ませた人が、同じ学科の一般選抜(前期・中期)に挑戦する「特待生チャレンジ制度」では検定料が免除されます。

学部別の初年度納付金

💳 初年度納付金(2024年度以降入学生)

学部・学科入学金初年度合計
法・経済・経営(経営・会計)200,000円1,264,300円
経営(データサイエンス)200,000円1,324,300円
人文200,000円1,296,300円
現代社会(両学科)200,000円1,330,300円
グローバル・コミュニケーション200,000円1,344,300円〜
心理200,000円1,363,300円
総合リハ(社会リハビリテーション)200,000円1,416,300円
栄養(管理栄養学)250,000円1,583,300円
栄養(臨床検査学)250,000円1,783,300円
総合リハ(理学療法・作業療法)250,000円2,016,300円
薬250,000円2,147,700円

出典:神戸学院大学「学費(2024年度以降入学生)」(2026年10月28日参照)。英語コースは初年度合計1,352,385円。

📝 費用情報についての注意

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

特待生制度の条件と減免内容

🎁 特待生制度の対象

入試条件人数
公募制推薦基礎評価型で得点率70%以上上位103名
一般選抜 前期・中期スタンダード型で得点率70%以上上位200名
共通テスト利用 前期・後期3科目型・4科目型で得点率70%以上の合格者全員

減免内容は、入学年度の前期学費が全額免除、後期から卒業までは学費の20%免除(学費は授業料と施設設備維持充実費)。期間は4年間(薬学部は6年間)です。2年次以降は、所属学科での通算GPAが上位40%以内であることが継続の条件です。

出典:神戸学院大学「特待生制度」(2026年10月28日参照)

倍率と難易度を数字で読み解く

🔢 数字は「1年分」で判断しない

神戸学院大学の倍率は、学科によって年ごとの振れ幅がとても大きいのが特徴です。ここでは2025年度と2026年度の一般選抜前期の実質倍率を並べ、偏差値の数字とあわせて読み方を解説します。

2026年度の学科別実質倍率

📊 一般選抜前期の実質倍率(2025→2026年度)

一般選抜前期の学科別実質倍率(2025年度・2026年度) 一般選抜前期 実質倍率(受験者÷合格者) 2025年度 2026年度 社会防災1.88.4 現代社会8.07.7 データサイエンス2.16.4 経営・会計2.85.0 心理7.54.7 経済3.14.0 法律1.93.6 GC英語2.72.8 人文1.82.7 理学療法2.72.4 管理栄養学2.41.8 薬1.21.2 社会リハ1.01.1 出典:河合塾Kei-Net「神戸学院大学 入試結果(一般選抜)」より作成(2026年10月28日参照) GC=グローバル・コミュニケーション学部、社会リハ=社会リハビリテーション学科

🔍 グラフから読み取れる事実

  • 社会防災学科は1.8倍→8.4倍、データサイエンス専攻は2.1倍→6.4倍と大きく上昇しました。
  • 法律学科は志願者が819人から1,230人に増え、倍率も1.9倍から3.6倍へ上がっています。
  • 反対に心理学科は7.5倍から4.7倍へ下がりました。
  • 薬学科(1.2倍)や社会リハビリテーション学科(1.1倍)は2年続けて低い水準です。

💬 元講師の読み方:倍率は「揺り戻し」を前提に

このグラフで私が注目したのは、2025年度に倍率が低かった学科ほど、2026年度に志願者が集まっている点です。社会防災・データサイエンス・法律はいずれも前年が2倍前後でした。社会防災学科の一般前期の志願者は180人から338人へ、ほぼ倍増しています。「去年は入りやすかった」という情報が広まると受験生が流れ込み、翌年に倍率が跳ね上がる、いわゆる隔年現象に近い動きだと考えます。

逆に言えば、2026年度に高倍率だった学科は2027年度に落ち着く可能性もありますが、これは予測でしかありません。私が指導で伝えてきたのは、「前年が低倍率だった学科を安全校扱いしない」ことです。最低でも2年分を並べて見る習慣をつけてください。

学科別のボーダー偏差値と共テ得点率

📊 2027年度入試の予想ボーダー(河合塾)

学部・学科一般前期
偏差値
共テ3科目型
得点率
現代社会(現代社会)45.068%
心理42.568%
経済42.563%
経営(データサイエンス)42.562%
経営(経営・会計)40.060%
総合リハ(理学療法)40.058%
総合リハ(作業療法)40.054%
人文37.560%
法律37.557%
現代社会(社会防災)37.562%
GC(英語)37.563%
栄養(管理栄養学)37.558%
薬37.547%
GC(中国語)35.060%
栄養(臨床検査学)35.055%
総合リハ(社会リハビリテーション)35.052%

出典:河合塾Kei-Net「神戸学院大学 偏差値(ボーダーライン)」(2026年10月28日参照)。偏差値は河合塾の全統模試基準です。

💡 偏差値と倍率が食い違うときの考え方

表とグラフを見比べると、社会防災学科は偏差値37.5なのに2026年度の倍率は8.4倍というズレがあります。ボーダー偏差値は「合格可能性50%」の目安で、過去の入試結果をもとに設定されるため、急な志願者増にはどうしても後追いになりがちです。また、河合塾のボーダー偏差値は2.5刻みの帯で示されるため、「37.5」は37.5〜39.9の範囲を表します。1点単位の合否ラインとして扱わないことが大切です。

もう一つ、私が模試の結果を見るときに必ず確認するのが「どの会社の模試の偏差値か」です。この表は河合塾の全統模試の基準なので、学校で受ける別の模試の偏差値をそのまま当てはめると、実力を高く見積もってしまうことがあります。模試ごとの見方は全統記述模試の判定の読み方でも解説しています。

合格に近づく対策と学習計画

🔰 何から手をつけるか

神戸学院大学の一般選抜は、基礎〜標準レベルの問題を取りこぼさないことが合否を分けやすい試験だと私は見ています。ここでは科目別の考え方と、今からの時期別の動き方をまとめます。

科目別の対策の考え方

✏️ 元講師が重視する科目別のポイント

  • 英語:配点150点の柱。単語・文法の基礎固めが長文の得点に直結します。私の指導経験では、この偏差値帯で伸び悩む受験生の多くは文法の穴が原因でした。
  • 国語:現代文は根拠を本文から探す練習を。古文は単語と助動詞を固めるだけで安定しやすい科目です。
  • 地歴・数学:選択科目は「得意な方」より「2月までに完成できる方」で選ぶのが現実的だと考えます。

スタンダード型は3教科が同じ150点なので、苦手科目を作らないことが最大の戦略になります。

今から入試本番までの時期別スケジュール

📋 時期別の動き方(2026年11月〜)

① 11月:公募制推薦を受ける人は基礎能力テストの対策に集中。一般選抜組は英語・国語の基礎の総点検。
② 12月:過去問を1年分解き、配点150点×3教科で何点足りないかを把握。12月14日から出願開始。
③ 1月:共通テストを受ける人は共テ対策に集中しつつ、一般選抜は1月18日、共通テスト利用前期は1月22日の出願締切を厳守。
④ 2月:前期(2/1・2/2)・中期(2/7・2/8)を受験。合格発表は2月19日。
⑤ 2月下旬〜3月:結果に応じて後期(出願2/12〜2/24、試験3/9)を検討。

🔗 受験全体の流れを確認したい人へ

出願や模試の時期を含めた受験全体の流れは、大学受験の年間ロードマップで整理しています。神戸学院大学の日程をそこに当てはめると、自分がいま何をすべきかが見えやすくなります。

併願校の組み方の考え方

💬 元講師が勧める併願の組み方

文系学部併願制度を使えば、1日の試験で複数の学科に出願できます。私が勧めるのは、「本命学科+前年・今年の倍率がともに落ち着いている学科」をセットにする方法です。たとえば2026年度の数字だけで見れば、人文学科(2.7倍)や経済学科(4.0倍)のように、2年続けて大きく荒れていない学科は組み合わせを考えやすい部類です。

ただし、併願する学科は「入学しても後悔しない学科」に限るべきです。合格の確率だけで学科を足していくと、入学後にミスマッチを感じる原因になります。

塾・映像授業を活用するという選択肢

🔍 自習だけで不安な人の選択肢

基礎の総点検を低コストで進めたい人には、映像授業も一つの方法です。スタサプ大学受験講座の評判と向き不向きや、高1・高2向けのスタサプ高校講座の実態も参考にしてください。

一方で、映像授業は「見て終わり」になりやすいという限界もあります。映像授業だけで合格を目指す条件を確認したうえで、自分に合う学習手段を選ぶことをおすすめします。

神戸学院大学を受験する前の注意点

❗ 見落としやすい落とし穴

受験機会が多い大学ほど、制度の細部を見落としたことによる失敗が起こりやすくなります。ここでは特に注意したい点を挙げます。

「倍率が低い学科は簡単」とは限らない

⚠️ 低倍率の数字の読み方

薬学科や社会リハビリテーション学科は倍率が1倍台ですが、これは受験者層が限られることも影響していると考えます。特に薬学部は、初年度納付金が2,147,700円で6年間通う学部であり、入学後は国家試験に向けた学習量も多くなります。合格のしやすさだけでなく、学費と入学後の負担まで含めて判断してください。

方式を増やしすぎると対策が散らばる

📉 よくある失敗パターン

  • 推薦・前期・中期・共テ利用と出願を広げすぎ、どの対策も中途半端になる
  • 検定料の追加分を見込まず、併願全体の費用が想定以上にふくらむ
  • 1月の共テ対策に追われ、2月の一般選抜の過去問演習が不足する

入試制度は毎年変わる可能性がある

⚠️ 必ず最新の要項を確認

本記事は2027年度入学試験要項と公開データをもとに執筆していますが、大学は2027年度大学案内の一部訂正を公表するなど、情報が更新されることがあります。出願前には必ず神戸学院大学の入試情報サイトで最新情報を確認してください。

📝 進路選択についての注意

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

神戸学院大学の受験でよくある質問

❓ 受験生・保護者の疑問に回答

受験生や保護者からよく聞かれる疑問を、公式情報をもとにQ&A形式でまとめました。

神戸学院大学の一般選抜は複数の学部を併願できますか?

❓ Q&A

A. できます。2027年度の一般選抜前期日程には文系学部併願制度があり、同じ試験日に1回の受験で最大11の文系学科・専攻等に出願できます。合否は志望順位ではなく得点で判定されます。他大学との併願も可能です。

公募制推薦入試の試験日はどちらを選べばよいですか?

❓ Q&A

A. 2027年度の公募制推薦入試は2026年11月21日・22日の2日間で、試験日は自由に選べます。両日に出願すると検定料の割引があるため、第一志望度が高い場合は2日とも受けて合格の機会を増やす方法も検討できます。

共通テストを受けないと神戸学院大学の受験で不利になりますか?

❓ Q&A

A. 不利にはなりません。一般選抜は大学独自の試験だけで受験できます。共通テストを受ける人は、共通テスト利用入試や一般選抜の共通テストプラス型で受験機会を増やせるという位置づけです。

神戸学院大学の特待生になる条件は何ですか?

❓ Q&A

A. 公募制推薦入試の基礎評価型で得点率70%以上かつ上位103名、一般選抜前期・中期のスタンダード型で得点率70%以上かつ上位200名、共通テスト利用入試の3科目型・4科目型で得点率70%以上の合格者が対象です。2年次以降は学科内で通算GPA上位40%以内の維持が必要です。

薬学部の倍率が低いのは入りやすいという意味ですか?

❓ Q&A

A. 2026年度の一般選抜前期の実質倍率は約1.2倍でしたが、合格のしやすさだけで判断するのはおすすめしません。6年間の学費負担や薬剤師国家試験に向けた入学後の学習量も含めて検討することが大切です。

まとめ:神戸学院大学の受験は方式選びと併願設計がカギ

🎯 この記事のまとめ

  • 2027年度は公募制推薦(11月)、一般選抜前期・中期(2月)・後期(3月)、共通テスト利用と受験機会が多い
  • 文系学部は前期日程で同日に最大11学科等へ併願でき、追加出願は1件5,000円
  • 2026年度は社会防災(8.4倍)やデータサイエンス(6.4倍)など、前年に低倍率だった学科で倍率が急上昇
  • ボーダー偏差値は河合塾基準で35.0〜45.0。偏差値と倍率の両方を2年分見て判断する
  • 得点率70%以上なら特待生として学費の減免を受けられる可能性がある

本命方式を1つ決め、その対策の延長で受けられる方式と、倍率が安定した併願学科を組み合わせることが、神戸学院大学の受験で後悔しないための近道だと私は考えます。

✅ 神戸学院大学の受験が向いている人

  • 年内の推薦と2月の一般選抜の両方で挑戦したい人
  • 文系の複数学科で迷っていて、併願で可能性を広げたい人
  • 得点率70%以上を狙って特待生も視野に入れたい人

❌ 慎重に検討したほうがよい人

  • 偏差値表だけで「安全校」と決めて対策を後回しにしている人
  • 学費の高い医療系学部を、倍率の低さだけで選ぼうとしている人
  • キャンパスの場所や通学時間をまだ調べていない人

🧭 次の一歩

まずは2027年度入学試験要項で志望学科の科目と配点を確認し、過去問を1年分解いてみてください。足りない点数がわかれば、残り期間でやるべきことが具体的になります。

🎓 著者プロフィール

執筆者kouのプロフィール写真

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスの家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のお子さまの指導に携わっています。

この記事を書く理由:大学受験の指導で、方式選びと併願設計の差が合否を分ける場面を見てきた立場から、神戸学院大学の公開データを受験生目線で読み解くために執筆しました。

プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ

📚 調査概要

  • 調査対象:神戸学院大学の2027年度入試制度・日程・検定料・学費・特待生制度、2025・2026年度入試結果、ボーダー偏差値
  • 調査方法:公式サイト調査(入学試験要項・入試スケジュール・学費・特待生制度ページ)、河合塾Kei-Netの公開データ調査、著者の大学受験指導の知見
  • 調査実施日:2026年10月28日
  • 情報の限界:著者は神戸学院大学の在籍・勤務経験がなく、同大学の受験生を個別に取材したものではありません。一般選抜中期・共通テスト利用入試の科目・配点の細部、総合型選抜の詳細は本記事では扱っていません。倍率はKei-Netの掲載値(受験者÷合格者)で、追加合格等を含むかは確認できませんでした。公募制推薦の学科別倍率は、公開データの読み取りに確信が持てなかったため掲載していません。
  • 利益相反の有無:なし(神戸学院大学および関連団体からの報酬・広告掲載はありません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月28日/最終更新日:2026年10月28日
※情報変更があった場合は随時更新します。

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

私の早稲アカ講師時代の給与明細

早稲アカで働いていた証明として、当時の給与明細を載せておきます。

大学