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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾高等学校・慶應義塾大学経済学部卒。早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は大学受験生を含む幅広い生徒を個別に指導しています。
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公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 結論
結論:大学受験のリスニングは「音の聞き取り」「意味の処理」「設問の処理」のどこで失点しているかを先に特定し、毎日15〜30分のディクテーション・シャドーイングと共通テスト形式の演習を段階的に組み合わせれば、着実に伸ばせる分野です。
ただし共通テストのリスニング平均点は、2024年度の67.24点から2026年度の54.65点まで大きく変動しています。「リスニングは安定した得点源」と決めつけず、難化した年でも崩れない力を準備しておくことが大切だと私は考えています。
💬 こんな悩みはありませんか?
「英文を読めば分かるのに、音声になると追いつけない」「過去問を何年分解いても点数が横ばい」——大学受験生や保護者の方から、リスニングについてこうした相談を受けることは少なくありません。
私は家庭教師として大学受験生を指導してきましたが、リスニングが伸び悩む生徒の多くは、やみくもに音声を聞く量を増やしていて、失点の原因を特定していないという共通点がありました。この記事では、原因の切り分けから勉強法、本番の解き方までを順番に整理します。
📋 この記事で解決できる疑問
- 大学受験(共通テスト・個別試験)のリスニングはどんな試験か
- 共通テストのリスニングの難易度は年度でどう変わっているか
- 自分がリスニングで失点している原因はどこか
- 何から・どの順番で・1日どれくらい勉強すればよいか
- 独学・映像授業・塾のどれで対策すべきか
📝 この記事の前提
試験の形式・平均点は大学入試センターなどの公表情報を確認したうえで記載しています。勉強法や時間配分は私の指導経験に基づく見解で、すべての受験生に当てはまるとは限りません。
大学受験のリスニングとは?共通テストと個別試験の位置づけ
📌 この章で分かること
志望校の英語で、リスニングは何点分を占めているかご存じでしょうか。まずは大学受験におけるリスニングの役割と、共通テストの基本形式を確認します。
大学受験のリスニングとは何を測る試験か
🔰 定義
大学受験のリスニングとは、英語の音声を聞いて内容を理解し、設問に答える試験のことです。中心となるのは大学入学共通テストの「英語(リスニング)」で、国公立大学の受験生の多くと、共通テスト利用方式で出願する私立大学の受験生が受験します。
単語や文法の知識に加えて、音声を一度で処理するスピードと、図表やイラストを見ながら情報を整理する力が問われるのが特徴です。
共通テスト英語リスニングの形式と配点
📊 共通テスト英語の基本情報
| 項目 | リスニング | リーディング |
|---|---|---|
| 配点 | 100点 | 100点 |
| 試験時間 | 60分(うち解答時間30分) | 80分 |
| 読み上げ回数 | 前半は2回、後半は1回(例年) | ― |
| 解答方法 | ICプレーヤーで音声を聞きマークシートに解答 | マークシート |
出典:独立行政法人 大学入試センターの公表資料(2026年10月17日参照)。試験時間60分には機器の確認時間が含まれます。
💡 元塾講師の視点:「1回読み」が本当の山場
リスニングの配点はリーディングと同じ100点ですが、解答時間は30分しかありません。私が受験生に最初に伝えるのは、後半の1回読みの問題で、聞き直しが利かない前提の練習をしているかという点です。
2回読みの前半で取れていても、1回読みで崩れる受験生は多い印象です。普段の練習で「分からなかったらすぐ巻き戻す」癖がある人ほど、本番とのギャップが大きくなります。
そこで私は、本番の1か月前からは演習中の巻き戻しを禁止し、聞き直すのは解き終えた後の復習時だけというルールを勧めています。聞き逃した瞬間に気持ちを切り替え、次の設問の先読みに移る練習まで含めて「1回読み対策」だと考えているからです。
個別試験・私立大学でリスニングが課されるケース
🔍 共通テスト以外のリスニング
国公立大学の個別試験(二次試験)や私立大学の一般選抜でも、英語にリスニングを含める大学があります。難関の国公立大学の一部には、個別試験の英語にリスニングを含める大学があり、共通テストとは形式や音声の長さが異なることもあります。
一方で、一般選抜の英語にリスニングを課さない私立大学も多くあります。実施の有無や配点は年度で変わりうるため、必ず志望校の最新の募集要項と過去問で確認してください。志望校選びから出願までの全体像は大学受験の全体スケジュールと攻略手順で整理しています。
📝 補足
私立大学の中には共通テスト利用方式自体がない大学もあります。たとえば慶應義塾大学には共通テスト利用入試がないため、併願の組み方によってリスニング対策の優先度は変わります。
共通テストのリスニング平均点から見える難易度の変化
📌 この章で分かること
リスニングの平均点は毎年同じくらいだと思っていませんか。実際には年度によって10点以上動いています。公表データから、対策に活かせるポイントを読み解きます。
リスニングとリーディングの平均点推移(2022〜2026年度)
📊 共通テスト英語の平均点推移
L−R差=リスニング平均点−リーディング平均点。プラスはリスニングの方が平均点が高かった年です。
平均点の変動から読み取れること
✏️ 元塾講師の考察:「リスニングで稼ぐ」作戦は危うい
グラフを見ると、2024年度はリスニングがリーディングより15.70点高かったのに対し、2026年度は逆に8.16点低くなっています。リスニングの方が取りやすい年もあれば、明確に難しい年もあるということです。
私が気になるのは、「リーディングが苦手だからリスニングで点を稼ごう」という作戦を立てている受験生です。平均点がこれだけ動く以上、どちらか一方に頼る戦略は難化した年に崩れるリスクがあります。難易度の変動は受験生全員に同じように影響するので、慌てず、両方を一定水準まで引き上げておくことが現実的な対策だと考えます。
もう一つ伝えたいのは、難化した年に自己採点の素点だけを見て悲観しすぎないことです。平均点が下がる年は、多くの受験生の得点も同じように下がります。出願の判断は素点ではなく、予備校が公表するボーダーや判定と照らし合わせて行うのが基本です。
📝 データの注意点
平均点の変動要因について、大学入試センターが個別の理由を詳しく説明しているわけではありません。上記は公表数値から私が読み取った見解です。模試の平均点は本番と出題傾向や受験者層が異なるため、共通テスト模試の平均点の正しい見方もあわせて確認してください。
リーディングとの配点比率は大学ごとに異なる
⚠️ 配点の確認は必須
共通テストの素点はリーディング・リスニングともに100点ですが、大学によっては両者の比率を変えて換算します。リーディングの比重を高くする大学もあれば、1対1で扱う大学もあります。
志望校の換算方法によって、リスニングに割くべき時間は変わります。募集要項の「共通テストの利用教科・科目と配点」の欄で、英語の内訳まで確認しておきましょう。
✏️ 目標点は「逆算」で決める
「リスニングは何点取ればいいですか」という質問には、私は一律の点数を答えないようにしています。大学ごとに配点比率も必要な得点率も違うからです。代わりに勧めているのは次の逆算です。
- 志望校の共通テストで必要な目標得点率を、模試の判定資料などで確認する
- 募集要項でリーディングとリスニングの換算比率を確認する
- リーディングの現状の得点から、リスニングで不足分をどこまで補うかを決める
リスニングの比重が低い大学なら、無理に高得点を狙うよりリーディングを優先した方が合計点は伸びやすいと考えます。
リスニングが伸びない原因を見極める
📌 この章で分かること
リスニングの点数が上がらないとき、原因は一つではありません。対策を選ぶ前に、自分がどこでつまずいているかを切り分ける方法を紹介します。
失点の原因は「音」「意味」「設問」の3層に分けられる
🔍 リスニング失点の3層
| 層 | つまずきの例 | 主な対策 |
|---|---|---|
| ① 音の認識 | 知っている単語なのに聞き取れない/音がつながると分からない | ディクテーション・発音確認 |
| ② 意味の処理 | 聞き取れても意味が追いつかない/途中で迷子になる | シャドーイング・語彙と構文の強化・速読 |
| ③ 設問の処理 | 内容は分かったのに選択肢で間違える/前の問題を引きずる | 先読み・メモの練習・本番形式の演習 |
指導の現場で見てきた伸び悩む受験生の共通点
🗣️ 元塾講師の経験から
私がこれまで指導してきた受験生を振り返ると、リスニングで伸び悩む生徒は、①の「音」の問題を②の「意味」の問題と取り違えているケースが目立ちました。たとえば単語帳で意味は覚えていても、綴りと意味だけで覚え、実際の発音を一度も確認していないという状態です。
逆に、リーディングで返り読みをする癖がある生徒は、音は拾えているのに②でつまずきます。音声は前から順に流れていくため、英文を前から処理するスピードが、そのままリスニングの上限になると私は考えています。リスニングの伸び悩みが、実はリーディングの読み方の問題だったということは珍しくありません。
スクリプトを使ったセルフチェックの手順
📋 原因を切り分ける3つの確認
過去問や問題集を本番と同じ回数だけ聞いて解き、丸付けをします。
読めば正解できるなら「音」か「処理速度」の問題、読んでも分からないなら語彙・文法の問題です。
文字と音が一致しない箇所に印をつけます。印の多い部分が、ディクテーションで集中的に練習すべき箇所です。
🔗 基礎から見直したい場合
②の確認で「読んでも分からない」問題が多い場合は、中学レベルの音と単語の結びつきから復習すると効率的です。リスニングの基礎を固める手順も参考にしてください。
大学受験のリスニング勉強法|点数を伸ばす手順
📌 この章で分かること
原因が分かったら、次はどの順番で勉強するかです。基礎から本番形式までの4ステップと、時期ごとの時間配分の目安を紹介します。
リスニング力を伸ばす4ステップ
🔢 勉強の順番
単語帳の音声を使い、意味と一緒に発音・アクセントを確認します。
短い音声を書き取り、スクリプトと照らし合わせて聞き逃した音を確認します。
音声の少し後を追って声に出し、英語を前から理解する速度を鍛えます。
過去問や予想問題で、先読み・メモ・1回読みへの対応を練習します。
ディクテーションとシャドーイングの使い分け
🆚 2つのトレーニングの違い
| 項目 | ディクテーション | シャドーイング |
|---|---|---|
| 方法 | 聞いた英語を書き取る | 聞いた英語を少し遅れて声に出す |
| 主に鍛える層 | ① 音の認識 | ② 意味の処理 |
| 向いている段階 | 聞き取れない音が多い初期 | 音はある程度拾えるが理解が追いつかない段階 |
| 注意点 | 時間がかかるため短い音声で行う | 意味を理解していない英文で行うと効果が薄い |
💡 私が指導で重視していること
シャドーイングは人気のある練習法ですが、スクリプトの意味を確認しないまま始めると、口を動かしているだけになりがちです。私は「まずスクリプトを読んで意味を理解する→音声と一緒に音読する→シャドーイングする」という順番を勧めています。遠回りに見えて、この方が定着は早いと感じています。
時期別の学習スケジュールと1日の時間配分
📋 時期別の目安
| 時期 | 主な内容 | 1日の目安 |
|---|---|---|
| 高1〜高2 | 単語の音の確認・教科書の音読 | 10〜15分 |
| 高3春〜夏 | ディクテーション・シャドーイングで基礎固め | 20〜30分 |
| 高3秋 | 共通テスト形式の過去問・予想問題を週1〜2回 | 20〜30分 |
| 直前期(12〜1月) | 本番と同じ時間・回数で演習し、復習を重視 | 30分前後 |
※私の指導経験に基づく目安です。現在の得点や志望校の配点によって調整してください。
🔗 演習教材を選ぶときに
秋以降の演習では、過去問と予想問題集の使い分けが重要です。共通テスト問題集の選び方で、主な問題集の違いを整理しています。
本番で点を落とさないための解き方
📋 本番の解き方のポイント
- 先読み:音声が流れる前に設問・選択肢・図表に目を通し、何を聞き取るべきかを決めておく
- メモ:数字・時刻・人名など、選択肢に関わる情報だけを短く書く
- 切り替え:分からなかった問題は推測でマークし、次の問題の先読みに移る
- 1回読み対策:普段の演習から巻き戻しをせず、本番と同じ回数で解く
💬 保護者の方にできるサポート
保護者の方から「英語が話せないので手伝えない」という声を聞くことがありますが、リスニング対策で保護者に求められるのは英語力ではないと私は考えています。
- 音読・シャドーイングの声を出せる環境を用意する:声を出す練習は、家族の目を気にして省かれがちです
- 「今日何分やったか」だけを聞く:点数より継続を確認する方が、短時間の積み重ねを支えられます
- 本番と同じ条件の練習を後押しする:イヤホンでの演習や、時間を測った通し演習の場を作る
リスニング対策の教材・学習手段の選び方
📌 この章で分かること
市販教材だけで足りるのか、映像授業や塾を使うべきか迷う方も多いはずです。選び方の基準と、学習手段ごとの向き不向きを比較します。
リスニング教材を選ぶ3つの基準
📋 教材選びの基準
- スクリプトと和訳が付いているか:セルフチェックと復習に欠かせません
- 音声を区切って再生しやすいか:ディクテーションでは文単位の再生が便利です
- 今のレベルで7〜8割理解できるか:難しすぎる教材は聞き流しになりやすくなります
独学・映像授業・塾の比較
⚖️ 学習手段ごとの特徴
| 手段 | 強み | 弱み |
|---|---|---|
| 市販教材で独学 | 費用を抑えられ、自分のペースで進められる | 原因の切り分けや計画を自分で行う必要がある |
| 映像授業 | 英語全体の読み方・文法を体系的に学べる | リスニングの演習量は別途確保が必要な場合がある |
| 塾・家庭教師 | 弱点の診断と学習計画を第三者に見てもらえる | 費用が高く、講師によって指導の質に差が出やすい |
💬 元塾講師としての見解
リスニングは毎日の短時間の積み重ねが中心になるため、演習そのものは独学で十分に進められると私は考えています。外部のサービスが役立つのは、前述の「②意味の処理」の土台となる英文の読み方や文法を体系的に固めたい場合です。
たとえば映像授業のスタディサプリは、英語の講座で文法や読解の土台作りに使いやすい一方、リスニング演習は市販教材で補う形になると考えます。講座の実態はスタサプ大学受験講座の口コミ・評判で、映像授業だけで受験を乗り切れるかはスタサプだけで大学受験は可能かの検証で詳しく解説しています。
🔗 塾・家庭教師を検討する場合
学習計画ごと任せたい場合は、指導形態や費用を比較してから選ぶのがおすすめです。学習塾・家庭教師の比較ランキングで、主なサービスの特徴をまとめています。
学習手段ごとに向いている人・向いていない人
⭕ 独学が向いている人
- セルフチェックで失点の原因をある程度特定できている
- 毎日の学習時間を自分で確保できる
- リーディング・文法の基礎がすでに固まっている
🔺 外部サービスの併用を検討したい人
- 読んでも分からない英文が多く、語彙・文法から立て直す必要がある
- 何から始めればよいか分からず、勉強が続かない
- リスニング以外の科目も含めて学習計画を立て直したい
リスニング対策の注意点とよくある失敗
📌 この章で分かること
努力しているのに成果が出ない場合、勉強法そのものに落とし穴があるかもしれません。受験生が陥りやすい失敗パターンを整理します。
「聞き流し」だけでは伸びにくい
❌ 失敗例:音声を流しているだけ
通学中に英語を聞き流すこと自体は悪くありませんが、理解できない音声を何時間聞いても、聞き取れない箇所は聞き取れないままです。聞き流しは、すでに精聴した音声の復習として使うと効果的です。
過去問・予想問題の「解きっぱなし」に注意
❌ 失敗例:演習量だけを増やす
問題を解いて丸付けをするだけでは、点数は横ばいになりやすいと感じています。1回分を解いたら、その倍以上の時間をスクリプトの確認・音読・シャドーイングに使うくらいの配分が目安です。過去問の数には限りがあるため、使い切らないよう計画的に進めましょう。
リスニングに偏りすぎるとリーディングがおろそかになる
⚠️ バランスの崩れに注意
リスニングは成果が見えやすいため、ついリーディングより時間をかけたくなります。しかし前述のとおり、英文を前から速く読む力はリスニングの土台でもあります。語彙・文法・読解を後回しにすると、結果的にリスニングも伸び悩みます。
高1・高2で英語の基礎から固めたい場合は、スタサプ高校講座の口コミ・評判も参考にしてください。
学年をまたいで中学範囲の復習から取り組みたい場合は、スタサプ全4講座の実態を比べると、自分に合う講座を選びやすくなります。
一人では計画が続かない場合、個別指導塾で学習管理を任せるのも一つの方法です。たとえば個別指導キャンパスの口コミ・評判では、料金や指導の実態を多数の口コミから分析しています。
📝 進路選択についての注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
大学受験のリスニングに関するよくある質問
📌 この章で分かること
受験生や保護者の方からよく寄せられる疑問に、Q&A形式でお答えします。
共通テストのリスニングは何回読まれますか?
❓ 回答
例年、前半の第1問・第2問は2回、第3問以降は1回の読み上げです。後半ほど一度で聞き取る力が求められます。年度により変更の可能性があるため、大学入試センターの公表資料で最新の形式を確認してください。
大学受験のリスニング対策はいつから始めるべきですか?
❓ 回答
短時間でも高1・高2のうちに単語の音を確認する習慣をつけ、高3の夏までにディクテーションやシャドーイングで基礎を固めるのが目安です。秋以降は共通テスト形式の演習で解き方を仕上げます。
リスニングは1日何分勉強すればよいですか?
❓ 回答
まとめて長時間やるより、毎日15〜30分を継続するほうが効果的と考えます。音声は耳が慣れるまでに時間がかかるため、頻度を優先してください。
英検のリスニング対策は大学受験にも役立ちますか?
❓ 回答
音を聞き取る基礎力という点では役立ちます。ただし共通テストは図表やイラストを見ながら答える問題や、1回読みの長めの音声が出題されるため、本番形式の演習は別途必要です。
倍速再生でのリスニング練習は効果がありますか?
❓ 回答
通常速度で8割程度聞き取れるようになってからなら、本番の音声を相対的にゆっくり感じさせる効果が期待できます。聞き取れない段階での倍速は理解を伴わない聞き流しになりやすいため勧めません。
私立大学志望でもリスニング対策は必要ですか?
❓ 回答
共通テスト利用方式で出願する場合や、個別試験でリスニングを課す大学を受ける場合は必要です。一般選抜の英語にリスニングがない大学のみを受けるなら優先度は下がります。志望校の募集要項で確認してください。
まとめ:リスニングは大学受験で原因に合った対策を積み重ねれば伸ばせる
🎯 この記事の結論
- 共通テストのリスニングは100点満点・解答時間30分で、後半は1回読み
- 平均点は2024年度67.24点→2026年度54.65点と大きく変動しており、リスニングだけに頼る得点戦略は危うい
- 失点の原因を「音」「意味」「設問」の3層で切り分けてから対策を選ぶ
- 単語の音→ディクテーション→シャドーイング→本番形式演習の順に、毎日15〜30分を継続する
- 英文を前から速く読む力がリスニングの上限を決めるため、リーディングとの両輪で鍛える
📋 この記事の勉強法が向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 過去問を解いても点数が横ばいの人 | 本番まで数日しかなく、基礎練習の時間が取れない人 |
| 英文は読めるのに音声だと追いつかない人 | 志望校の英語にリスニングがなく、共通テストも使わない人 |
| 毎日短時間でも継続できる人 | 長時間の聞き流しだけで済ませたい人 |
🧭 今日からできる第一歩
まずは手元の過去問や問題集から1回分を選び、「音声だけで解く→スクリプトを読んで解き直す」の2段階で自分の失点原因を確認してみてください。原因が分かれば、明日からの15分の使い方が決まります。
🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
指導歴10年超。中学生時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校生・浪人生・不登校・発達障害のある生徒まで幅広く指導しています。
この記事を書く理由:大学受験生を個別に指導する中で、リスニングの失点原因を切り分けずに演習量だけを増やしてしまう受験生を見てきました。特定の塾や教材に偏らない立場から、原因に合った対策を選ぶための判断材料をお届けしたいと考えています。
📚 調査概要
- 調査対象:大学入学共通テスト「英語(リスニング)」の形式・平均点、大学受験におけるリスニング対策
- 調査方法:公式サイト調査(大学入試センター)/公表データの集計(2022〜2026年度の平均点)/著者の指導経験に基づく分析
- 調査実施日:2026年10月17日
- 情報の限界:個別大学のリスニング実施状況や配点比率は年度で変わるため、本記事では網羅していません。平均点の変動理由は公表情報の範囲で私が考察したものです。勉強法・時間配分は著者の指導経験に基づく見解であり、統計的に効果を検証したものではありません。
- 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれていません)
📚 参考文献・引用元
- 独立行政法人 大学入試センター:試験の実施要項、受験者数・平均点の推移(本試験)(2026年10月17日参照)
- 河合塾Kei-Net「2026年度共通テスト平均点」(2026年10月17日参照)
公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。

