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🎓 この記事を書いた人

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
慶應義塾高校・慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在はフリーランスで大学受験・高校受験・中学受験の指導に携わっています。
公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。
🎯 この記事の結論
結論:2027年度の共通テストは2027年1月16日(土)・17日(日)に実施され、出願はすでに締め切られています。いま受験生がやるべきことは「志望校の配点を確認し、残り約3か月を逆算して演習計画を立てること」です。
「共通テストって結局どんな試験?」「何科目受ければいいの?」「この時期から何をすれば点が伸びる?」と不安を感じている受験生・保護者の方も多いのではないでしょうか。本記事では、大学入試センターの公表情報をもとに制度と日程を整理したうえで、大学受験生を10年以上指導してきた私の視点から、点数につながる対策と注意点をお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 共通テストの仕組みと、国公立・私立での使われ方の違い
- 2027年度の本試験・追試験の日程と、受験票・成績閲覧のスケジュール
- 7教科21科目の配点・試験時間と「6教科8科目」の考え方
- 2026年度の平均点から見える科目ごとの難しさ
- 残り3か月の時期別の勉強法と、共通テスト対策の落とし穴
読み終えるころには、自分が何科目・何点を目標に、いつ何をすべきかを整理できる状態を目指します。
📝 本記事の情報について
日程・科目・配点は大学入試センターの公表情報をもとに、2026年10月17日時点で整理しています。勉強法や注意点は、私の大学受験指導の経験にもとづく見解です。特定の塾・予備校・教材との利害関係はありません。
大学受験の共通テストとは?仕組みと位置づけ
📌 この章のポイント
毎年1月、全国で約50万人が出願する大規模な試験が共通テストです。ここでは「そもそも何のための試験か」と、志望校のタイプによって重みがどう変わるかを整理します。
共通テストとは?大学入試センターが実施する全国共通の試験
🔰 共通テストの定義
大学入学共通テスト(共通テスト)とは、独立行政法人大学入試センターが毎年1月に実施し、国公立大学と多くの私立大学が入学者選抜に利用する全国共通の試験です。2021年1月に、それまでの大学入試センター試験に代わって始まりました。
大学ごとの個別試験(2次試験・一般選抜)とは別に、高校で学ぶ基礎的な内容をどこまで理解し、使いこなせるかを測る役割を担っています。
国公立と私立で共通テストの使われ方はどう違う?
🆚 志望校タイプ別の位置づけ
| 志望校 | 共通テストの役割 | 主な受験科目 |
|---|---|---|
| 国公立大学 | 原則として必須。共通テストと2次試験の合計で合否判定 | 6教科8科目が基本 |
| 私立大学(共通テスト利用入試) | 共通テストの得点だけ、または個別試験と組み合わせて判定 | 3教科程度の大学が多い |
| 私立大学(一般選抜のみ) | 受験しなくても出願できる | — |
国公立大学では、大学・学部によって、一定の点数に届かない受験者を2次試験の前に絞り込む「段階選抜(いわゆる足切り)」を実施する場合があります。予告の有無や基準は大学・学部ごとに異なります。
💡 元塾講師の視点:「共テの1点」の重さは大学で違う
指導の現場で見落とされやすいのが、共通テストの素点が志望校でどれだけの重みに換算されるかです。たとえば仮に、共通テスト1000点を450点に圧縮し、2次試験を550点とする大学があったとします。この場合、共通テストで10点上げても合否判定上は4.5点分にしかなりません。
逆に、共通テストの比率が高い大学なら、苦手科目の10点が合否に直結します。私は生徒の志望校が決まった段階で、まず配点表を一緒に確認し、「どの科目の1点が一番重いか」を計算するようにしています。勉強時間の配分は、この計算から逆算するのが合理的だと考えます。
センター試験からの変化と2025年度からの新課程
🔍 押さえておきたい変化
- 思考力・判断力を問う出題:会話文・資料・複数の文章を読み比べる問題が増え、知識だけでは解けない設計になっています。
- 英語はリーディングとリスニングが各100点:センター試験時代より、リスニングの比重が大きくなりました。
- 2025年度から新学習指導要領に対応:「情報Ⅰ」が新設され、国語は試験時間が90分に延長、数学②は「数学Ⅱ・数学B・数学C」に再編されました。
2027年度も、この新課程対応の出題教科・科目の枠組みで実施されます。
2027年(令和9年度)共通テストの日程と手続き
📌 この章のポイント
本記事の公開時点で、本試験まで約3か月です。出願手続きはすでに終わっているため、ここでは「これから受験生が自分で対応すること」を中心に日程を確認します。
2027年度共通テストの本試験・追試験の日程
📊 試験日一覧
| 区分 | 日程 |
|---|---|
| 本試験 | 2027年1月16日(土)・17日(日) |
| 追試験 | 2027年1月23日(土)・24日(日) |
追試験は、病気・けがなどやむを得ない事情で本試験を受けられなかった人が、所定の手続きを経て受験するものです。申請方法や必要書類は、大学入試センターの「受験案内」で確認してください。
出願から成績閲覧までのスケジュール
出典:大学入試センター「令和9年度大学入学共通テスト受験案内」の内容を報じたリセマム(2026年5月20日)をもとに筆者作成
⚠️ 受験票はスマホ表示では使えません
2026年度入試から出願が原則Web化され、受験票はマイページから取得し、A4用紙に印刷して当日持参する方式です。スマートフォンの画面表示では入場できないとされているため、12月中に印刷を済ませ、予備も用意しておくと安心です。
共通テストの検定料はいくら?
💰 2027年度の検定料
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 3教科以上を受験 | 18,000円 |
| 2教科以下を受験 | 12,000円 |
| 成績閲覧手数料(希望者のみ) | 300円 |
地理歴史・公民は、受験する科目数にかかわらず教科数「1」として数えます。
📝 費用情報について
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は大学入試センターの公式サイトでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
共通テストの出題教科・科目・配点と試験時間
📌 この章のポイント
共通テストは「全科目を受ける試験」ではなく、志望校が指定する科目を選んで受ける試験です。まず全体像を一覧で確認し、そのうえで自分が受ける科目を絞り込みましょう。
7教科21科目の一覧と配点
📋 出題教科・科目と配点
| 教科 | 科目 | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 国語(近代以降の文章・古文・漢文) | 200点 |
| 地理歴史・公民 | 地理総合,地理探究/歴史総合,日本史探究/歴史総合,世界史探究/公共,倫理/公共,政治・経済/地理総合,歴史総合,公共 | 各100点(最大2科目) |
| 数学① | 数学Ⅰ,数学A/数学Ⅰ | 100点 |
| 数学② | 数学Ⅱ,数学B,数学C | 100点 |
| 理科 | 物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎(2つを選んで1科目扱い)、物理、化学、生物、地学 | 基礎は各50点、発展は各100点(最大2科目) |
| 外国語 | 英語(リーディング・リスニング)、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語 | 英語はR100点・L100点 |
| 情報 | 情報Ⅰ | 100点 |
国語は、近代以降の文章が110点、古文・漢文が各45点の構成です。
試験時間と2日間の流れ
📊 科目別の試験時間(2025年度以降の新課程)
| 実施日 | 科目 | 試験時間 |
|---|---|---|
| 1日目 | 地理歴史・公民 | 1科目60分/2科目130分(解答120分) |
| 1日目 | 国語 | 90分 |
| 1日目 | 英語リーディング | 80分 |
| 1日目 | 英語リスニング | 60分(解答30分) |
| 2日目 | 理科 | 1科目60分/2科目130分(解答120分) |
| 2日目 | 数学① | 70分 |
| 2日目 | 数学② | 70分 |
| 2日目 | 情報Ⅰ | 60分 |
2027年度の正式な時間割(開始時刻)は、受験票や受験案内で必ず確認してください。
💡 元塾講師の視点:国語は「1大問18分」で考える
国語は90分で大問5つ(近代以降の文章3題・古文・漢文)を解くので、単純計算で1大問あたり18分です。配点は近代以降の文章が110点なので、私は「古文・漢文を各15〜17分で先に固め、残りを現代文に回す」といった配分を、生徒の得意・不得意に合わせて事前に決めさせています。
本番で時間配分を考え始めると、それだけで集中力を削られます。配分は演習の段階で決めておき、本番は決めたとおりに動くだけにしておくことが、得点を安定させるコツだと考えています。
国公立志望なら「6教科8科目」が基本
🧮 6教科8科目・1000点の内訳例
| 教科 | 文系の例 | 理系の例 |
|---|---|---|
| 国語 | 200点 | 200点 |
| 数学(①②) | 200点 | 200点 |
| 英語(R・L) | 200点 | 200点 |
| 理科 | 基礎2つで100点 | 発展2科目で200点 |
| 地理歴史・公民 | 2科目で200点 | 1科目で100点 |
| 情報Ⅰ | 100点 | 100点 |
| 合計(素点) | 1000点 | 1000点 |
国立大学協会は、2025年度入試から「情報」を加えた6教科8科目を原則とする方針を示しています。ただし、実際の指定科目や配点は大学・学部ごとに異なり、英語のリーディングとリスニングの比率を変えるなど独自の換算をする大学も多くあります。
2026年度の平均点から見える共通テストの難しさ
📌 この章のポイント
2026年度(2026年1月実施)の共通テストは、志願者496,237人、受験者464,090人でした。科目ごとの平均点を「得点率」に直すと、目標点を立てるうえで役立つ傾向が見えてきます。
2026年度共通テストの主要科目の平均点
出典:大学入試センター公表の2026年度本試験平均点(リセマム2026年2月5日報道)をもとに、満点に対する割合を筆者が算出
📊 主な科目の平均点(2026年度本試験)
| 科目 | 平均点/満点 |
|---|---|
| 国語 | 116.37/200 |
| 英語リーディング | 62.81/100 |
| 英語リスニング | 54.65/100 |
| 数学Ⅰ,数学A | 47.20/100 |
| 数学Ⅱ,数学B,数学C | 54.52/100 |
| 情報Ⅰ | 56.59/100 |
| 物理/化学/生物 | 45.55/56.86/55.01(各100) |
平均点は年度ごとの問題の難易度によって変動します。前年の数値は目安として扱い、そのまま翌年の予想に当てはめないようにしましょう。
元塾講師が見る「点が取りにくい科目」の共通点
✏️ 平均点の低い科目に共通すること
2026年度で得点率が50%を下回った数学Ⅰ,数学Aと物理は、どちらも「公式は知っているが、初見の設定を読み解いて式に落とし込む」力が問われる科目です。私が数学や理科を指導していて感じるのは、教科書の例題は解けるのに、問題文が長くなった瞬間に手が止まる生徒が非常に多いということです。
数学Ⅰ,数学Aの平均47.20点は、標準的な受験者でも半分に届いていないことを示しています。裏を返せば、この科目で6割を取れれば、それだけで平均より約13点上回れるということです。苦手な受験生ほど、満点ではなく「まず6割」を現実的な目標に据えることをおすすめします。
共通テストの数学は、会話文や日常の場面設定から条件を読み取らせる出題が目立ちます。対策としては、問題を解いたあとに「問題文のどの一文が、どの条件式に対応したか」を自分で書き出す復習が効果的だと考えています。計算力より先に、問題文を数式に翻訳する練習が必要です。
平均点を目標設定に使うときの注意点
⚠️ 平均点だけで目標を決めない
- 平均点は受験者全体の値:志望校の合格者層とは分布が違うため、目標点は予備校が公表するボーダー得点率で確認するのが現実的です。
- 年度による難易差がある:前年の平均点が高かった科目が、翌年も易しいとは限りません。
- 得点調整の可能性:選択科目間で平均点に大きな差が生じた場合、大学入試センターが得点調整を行うことがあります。実施の有無は試験後に発表されます。
共通テストで点を取るための対策と時期別の勉強法
📌 この章のポイント
共通テストは、知識量よりも「限られた時間で大量の情報を処理する力」の差が点数に出やすい試験です。この章では、残り約3か月の過ごし方と科目別の対策を、私の指導経験をもとに整理します。
共通テストで問われるのは読解量と情報処理のスピード
💬 指導してきて感じる「伸び悩む人」の特徴
私が大学受験生を指導してきたなかで、共通テストの点数が伸び悩む人には「知識不足」よりも「時間内に解き切れない」という共通点があると感じています。英語リーディング、国語、数学、情報Ⅰのいずれも、文章・図表・会話文を素早く読み取る作業が得点の前提になっているからです。
そのため私は、演習のたびに「何分で解き終えたか」「どの大問で時間を使いすぎたか」を記録させています。点数だけでなく時間を記録すると、弱点が知識なのか処理速度なのかを切り分けられます。
本番までの残り3か月でやること
🔰 10月〜1月の時期別ステップ
過去問を1年分、本番と同じ時間で解き、科目ごとの得点と時間を記録します。失点の原因が知識か時間かを分け、知識の穴は教科書・基礎問題集に戻って埋めます。
過去問や予想問題集で、1日1〜2科目を時間を計って解きます。国公立志望で2次試験もある人は、この時期は2次対策との比率を崩しすぎないことが大切です。
冬休みに、1日目・2日目の科目順どおりに通して解く日を最低1回つくります。2日間の集中力の配分や、休憩時間の過ごし方まで確認しておきます。
これまでの演習で間違えた問題の解き直しに絞ります。生活リズムを試験開始時刻に合わせ、受験票の印刷・持ち物の準備も済ませます。
科目別の対策ポイント(英語・数学・国語・情報Ⅰ)
📋 主要科目の対策の要点
| 科目 | 対策の要点 |
|---|---|
| 英語R | 設問を先に読み、本文から必要な情報を探す読み方に慣れる。精読と速読を分けて練習する |
| 英語L | 1回読みの問題があるため、毎日短時間でも音声に触れる。先読みの習慣をつける |
| 数学 | 問題文の条件を数式に置き換える練習を復習に組み込む。時間内に捨て問を判断する(映像授業で単元を補うならスタサプ数学の講座内容も参考に) |
| 国語 | 古文・漢文は単語と句形で短時間に安定させ、現代文に時間を残す配分を決めておく |
| 情報Ⅰ | 教科書の用語に加え、プログラム(擬似コード)やデータの読み取り問題を演習で確認する |
💡 映像授業を使うなら「穴埋め」に限定する
基礎の穴が多い科目は、この時期でも映像授業で該当単元だけを復習するのは有効だと考えています。ただし、講座を頭から全部見直す時間はもうありません。たとえばスタディサプリなら、共通テスト対策講座を使う科目と、基礎講座で穴を埋める科目を分けて考えるのが現実的です。講座の中身や向き不向きはスタサプ大学受験講座の評判と実態で詳しくまとめています。
過去問・予想問題・模試の使い分け
⚖️ 演習素材ごとの役割
| 素材 | 役割 | 注意点 |
|---|---|---|
| 過去問(2025年度以降) | 新課程の出題形式を知る | 新課程の本試験は2025・2026年度の2年分のみ |
| 過去問(2024年度以前) | 読解量・思考型の問題に慣れる | 情報Ⅰがなく、科目構成や試験時間が異なる科目がある |
| 予想問題集 | 演習量を確保する | 難易度が本番とずれることがある |
| 共通テスト型模試 | 全国での位置と時間配分の確認 | 判定に一喜一憂せず、時間の使い方を振り返る |
過去問・試作問題は大学入試センターの共通テストのページから確認できます。
共通テストの注意点と、向いている受験戦略・慎重に考えたい受験戦略
📌 この章のポイント
共通テストは受験機会を広げてくれる一方で、使い方を誤ると本命の対策時間を削ってしまう面もあります。メリットだけでなく、注意しておきたい点を正直にお伝えします。
共通テスト利用入試の落とし穴
📉 利用入試で起こりやすい誤算
- 募集人数が少ない:一般選抜より枠が小さく、難関大では高い得点率が必要になりやすい傾向があります。
- 出願締切が共通テストより前の場合がある:大学・方式によっては、自己採点の結果を見てから出願することができません。
- 検定料がかさむ:「念のため」で併願を増やすと、受験料の総額が想定以上になることがあります。
出願締切や方式は大学ごとに異なるため、志望校の募集要項で確認してください。
共通テスト対策に比重を置きすぎるリスク
🗣️ 元塾講師として伝えたいこと
私が気になるのは、共通テストの演習が「解いた量」として目に見えやすいため、2次試験や私大一般選抜の記述対策が後回しになるケースです。共通テストの比率が低い大学を第一志望にしているなら、共通テスト対策は「必要な点数を取れる最低限の時間」に抑える判断もあり得ると考えています。
逆に、共通テストの比率が高い国公立や、利用入試が本命の場合は、11月以降に演習の比重を上げるのが合理的です。どちらが正解かは志望校の配点で決まるので、先に配点表を確認することをおすすめします。
体調不良や当日のトラブルへの備え
⚠️ 当日に慌てないために
- 病気・けがなどで本試験を受けられない場合は、追試験(2027年1月23日・24日)の申請手続きがあります。
- 国公立の2次試験(個別学力検査)は、共通テスト後に出願期間が設けられ、期間が短めです。自己採点後に慌てないよう、志望校の募集要項で出願期間を事前に把握しておきましょう。
- 試験場までの経路は事前に一度確認し、交通機関の遅延に備えて時間に余裕を持って出発しましょう。
手続きの詳細は、受験票とあわせて大学入試センターの案内で必ず確認してください。
大学受験の共通テストに関するよくある質問
📌 この章のポイント
受験生や保護者の方からよく聞かれる疑問を、公式情報と私の指導経験をもとにまとめました。
共通テストは何点満点ですか?
❓ 回答
Q. 共通テストは何点満点ですか?
A. 受験する科目の組み合わせで変わります。国公立大学で一般的な6教科8科目を受けると、素点の合計は1000点満点です。ただし合否判定では各大学が独自の配点に換算するため、志望校の募集要項で確認が必要です。
私立大学志望でも共通テストを受けるべきですか?
❓ 回答
Q. 私立大学志望でも共通テストを受けるべきですか?
A. 志望校に共通テスト利用入試があり、受験機会を増やしたい場合は検討する価値があります。一方で利用入試は募集人数が少なく高い得点率が求められる傾向があるため、一般選抜の対策時間とのバランスで判断するのがよいと考えます。
2027年度の共通テストの出願はまだ間に合いますか?
❓ 回答
Q. 2027年度の共通テストの出願はまだ間に合いますか?
A. 2027年度の出願期間は2026年9月15日から10月2日まで、出願内容の確認・訂正期間は10月9日から10月16日までで、いずれも終了しています。出願状況はマイページで確認できます。
浪人生(既卒生)も共通テストを受けられますか?
❓ 回答
Q. 浪人生(既卒生)も共通テストを受けられますか?
A. 受けられます。出願は原則Web化されており、現役生も既卒生も個人でマイページを作成して出願します。出願期間は共通なので、翌年度に受験する場合は夏ごろから日程を確認しておくと安心です。
共通テストの対策はいつから始めればよいですか?
❓ 回答
Q. 共通テストの対策はいつから始めればよいですか?
A. 共通テストは教科書範囲の理解を前提とした試験なので、高1・高2の授業内容の定着そのものが対策になります。形式に慣れる演習は高3の夏以降に本格化させるのが一般的な目安です。基礎が固まる前に演習量だけを増やしても、得点は安定しにくいと私は考えています。
共通テストの自己採点はどのように行いますか?
❓ 回答
Q. 共通テストの自己採点はどのように行いますか?
A. 試験中に自分の解答を問題冊子に書き写しておき、試験後に大学入試センターが公表する正解と照らし合わせます。自己採点の結果は出願校を決める材料になるため、演習の段階から解答を写す習慣をつけておくことをおすすめします。
まとめ:大学受験の共通テストは配点の確認と逆算が鍵
🎯 この記事のまとめ
- 共通テストは大学入試センターが実施する全国共通の試験で、国公立では原則必須、私立では利用入試で使われます。
- 2027年度は本試験が1月16日・17日、追試験が1月23日・24日。受験票は12月4日以降にマイページから取得しA4で印刷します。
- 国公立志望は6教科8科目・1000点が基本ですが、合否判定の配点は大学ごとに異なります。
- 2026年度は数学Ⅰ,数学Aと物理の平均得点率が50%を下回りました。
まず志望校の配点表を確認し、「どの科目の1点が一番重いか」を把握したうえで、残り3か月の演習計画を立てることが、共通テストで後悔しないための第一歩だと私は考えています。
📋 共通テスト重視の戦略が合う人・慎重に考えたい人
| 合いやすい人 | 慎重に考えたい人 |
|---|---|
| 共通テストの比率が高い国公立が第一志望 | 共通テストの比率が低い大学が第一志望 |
| 私大の共通テスト利用入試で受験機会を増やしたい | 私大一般選抜の記述・独自問題の対策が遅れている |
| 基礎は固まっていて、時間配分を詰めれば伸びる | 基礎の穴が多く、まず教科書レベルの復習が必要 |
今日からできる最初の一歩
🧭 次にやること
- 志望校の募集要項で、共通テストの指定科目と配点(圧縮比率)を確認する
- 過去問を1年分、本番と同じ時間で解き、得点と所要時間を記録する
- 11月〜1月の演習計画を、2次・私大対策との比率も含めて決める
受験全体の進め方を見直したい方は、大学受験の全体像をまとめたロードマップも参考にしてください。
独学に不安があるときの選択肢
💬 塾・家庭教師・映像授業をどう選ぶか
残り3か月で、演習の管理や弱点分析を自分だけで続けるのが難しいと感じる場合は、外部のサポートを検討するのも一つの方法です。映像授業で費用を抑えたい場合はスタサプだけで受験を乗り切れるかの条件を、個別に管理してほしい場合は塾・家庭教師の比較ランキングを、判断材料にしていただければと思います。
📝 進路選択について
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
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🎓 著者プロフィール

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師
中学生時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中から早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験、中高一貫校生、浪人生、不登校・発達障害のある生徒の指導に携わっています。
この記事を書く理由:大学受験生の指導で、共通テストの配点確認や時間配分の設計を日常的に行ってきました。制度の説明にとどまらず、指導者の立場から「どう使えば点数と合格につながるか」をお伝えできると考えています。
🔍 調査概要
- 調査対象:2027年度(令和9年度)大学入学共通テストの日程・出願手続き・出題教科科目・配点・試験時間、2026年度の志願者数と平均点
- 調査方法:大学入試センター等の公式情報の調査、教育報道の文献調査、著者の指導経験にもとづく知見
- 調査実施日:2026年10月17日
- 情報の限界:本記事は受験生としての受験体験ではなく、指導者としての経験と公開情報に基づいています。2027年度の時間割(開始時刻)、得点調整の有無、平均点は本記事公開時点で未発表のため記載していません。各大学の配点・ボーダーは記載しておらず、募集要項での確認が必要です。2028年度(現在の高校2年生が受験する回)の日程も未発表です。
- 利益相反の有無:特定の塾・予備校・教材・出版社との利益相反はありません。
📚 参考文献・引用元
- 独立行政法人大学入試センター「大学入学共通テスト」(参照日:2026年10月17日)
- リセマム「2027年度共通テスト受験案内」関連記事(2026年5月20日)(参照日:2026年10月17日)
- リセマム「2026年度共通テスト平均点」関連記事(2026年2月5日)(参照日:2026年10月17日)
- 一般社団法人国立大学協会(参照日:2026年10月17日)
🏷️ 公開日・更新日
公開日:2026年10月17日/最終更新日:2026年10月17日
※情報変更があった場合は随時更新します。

