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大学受験の英語をゼロから始める順番|元塾講師が期間別に解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

早稲田アカデミーから慶應義塾高校に合格し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで受験生を指導し、現在は大学受験生・浪人生を含む幅広い学年を個別に指導しています。
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公開日:2026年10月25日/最終更新日:2026年10月25日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:大学受験の英語をゼロから始めるなら、「単語と文法を同時に始め、英文解釈を挟んでから長文に進む」という順番を守ることが最短ルートです。いきなり長文問題集に手を出すと、わからない理由が単語なのか文法なのか判別できず、時間だけが過ぎていきます。

「英語が本当に何もわからない状態から、受験に間に合うのか」と不安を抱えている受験生や保護者の方は少なくありません。私はこれまで10年以上、英語が苦手な生徒を含む多くの受験生を指導してきましたが、つまずく生徒の多くは「能力不足」ではなく「順番の誤り」が原因でした。

📋 この記事でわかること

  • 大学受験における「英語ゼロ」とはどのレベルか、自分の現在地の確かめ方
  • 単語・文法・英文解釈・長文・リスニングの正しい学習順
  • 高1・高2・高3春・高3夏など、残り期間別の進め方
  • 独学・映像授業・塾や家庭教師の選び方
  • ゼロから始める人がつまずきやすい注意点と対処法

読み終えるころには、明日から何を、どの順番で、どれくらいやればよいかが具体的にイメージできるはずです。

📝 本記事の前提

本記事は、私自身の指導経験と、文部科学省・大学入試センター・日本英語検定協会の公式情報に基づいて執筆しています。特定の塾・教材の運営会社とは利害関係がありません。期間や学習量の目安は私の指導経験に基づく概算であり、すべての人に当てはまるものではありません。

  1. 大学受験の英語を「ゼロから」始めるとはどういう状態か
    1. 大学受験の英語で「ゼロから」とは何を指すのか
    2. 5分でできる自己診断チェックリスト
    3. 大学入試で求められる英語の水準と語彙数
  2. ゼロから始める大学受験英語の正しい順番
    1. 英語学習は5つのステップで進める
    2. 英単語と英文法は同時に始めるのが近道
    3. 英文解釈を飛ばすと長文で伸び悩む
    4. 長文読解とリスニングに進むタイミング
  3. 残り期間別に見る英語ゼロからの進め方
    1. 共通テスト英語の配点と試験時間
    2. 開始時期別の学習スケジュール
    3. 英検の級と大学入試レベルの目安
  4. 独学・映像授業・塾の選び方
    1. 3つの学び方の比較
    2. ゼロから始める人が映像授業を活用するポイント
    3. 塾や家庭教師を検討すべきケース
  5. ゼロから始める人がつまずきやすい注意点
    1. 参考書を何冊も買い替えてしまう
    2. 長文問題集から始めてしまう
    3. ゼロからの英語学習が向いていない進め方
  6. 大学受験の英語をゼロから始める人のよくある質問
    1. 高3の春に英語がゼロでも大学受験に間に合いますか?
    2. 大学受験の英語は中学英語からやり直すべきですか?
    3. 英単語と英文法はどちらを先に勉強すべきですか?
    4. 大学受験の英語はゼロから独学でも大丈夫ですか?
    5. リスニング対策はいつから始めればよいですか?
  7. まとめ:大学受験の英語はゼロからでも順番を守れば伸ばせる

大学受験の英語を「ゼロから」始めるとはどういう状態か

🔍 まず現在地を確かめる

「英語がゼロ」といっても、中1の文法から怪しい人と、高校の文法を習ったけれど覚えていない人とでは、スタート地点がまったく異なります。この章では、大学受験で求められる英語の全体像と、自分がどこから始めるべきかを整理します。

大学受験の英語で「ゼロから」とは何を指すのか

📌 「ゼロから」の定義

大学受験の英語を「ゼロから」始めるとは、中学英語の文法と基本語彙があいまいな状態から、大学入試の長文を読める水準まで積み上げることを指します。多くの場合、本当に「何も知らない」わけではなく、中学〜高1の内容に穴があり、高校の授業についていけていない状態です。

5分でできる自己診断チェックリスト

🔰 どこから始めるかの判定

チェック項目できない場合の開始地点
be動詞と一般動詞の文を正しく疑問文にできる中1文法から
現在完了・不定詞・動名詞の違いを説明できる中2〜中3文法から
関係代名詞を使った文の意味がとれる中3文法〜高1文法から
中学の教科書本文を辞書なしで7割以上理解できる中学単語の総復習から
上記がすべてできる高校文法・大学受験用単語帳から

※私が指導の初回に実際に確認している観点をもとに作成した目安です。

💬 指導現場で見てきたこと

私が指導してきた「英語がゼロ」と相談に来る高校生の多くは、話を聞いてみると中2の後半あたりで文法の理解が止まっているケースが目立ちました。不定詞や比較、受け身などが混ざり始める時期です。本人は「全部わからない」と感じていても、実際に抜けている範囲は意外と限られていることが多いのです。

だからこそ、最初の1週間で「どこから抜けているか」を特定することが、その後の数か月を大きく左右します。中学文法の抜けが大きい場合は、中学英文法の出る順と最短の復習法も参考にしてください。

大学入試で求められる英語の水準と語彙数

📊 学習指導要領が定める語彙数

文部科学省の学習指導要領では、小学校で600〜700語程度、中学校で1,600〜1,800語程度、高校で1,800〜2,500語程度の新語を扱うとされています。つまり高校卒業までに合計4,000〜5,000語程度に触れる設計です。大学入試の英文は、この範囲を土台に作られています。

学習段階別の英単語数学習段階別に扱う英単語数(新出語)小学校中学校高校累計600〜700語1,600〜1,800語1,800〜2,500語合計 4,000〜5,000語程度濃色=下限/淡色=上限までの幅。出典:文部科学省「学習指導要領」(2026年10月25日参照)

「ゼロから」の人がまず目指すべきは、中学範囲の約2,200〜2,500語を確実にし、そのうえで大学受験用の単語帳に入ることです。

ゼロから始める大学受験英語の正しい順番

🔍 順番がすべてを決める

英語は「積み上げ型」の科目です。単語を知らなければ文法の例文が読めず、文法を知らなければ長文の構造がとれません。この章では、ゼロから始める人が迷わず進めるための5段階の順番を、各段階の「卒業の目安」とあわせて解説します。

英語学習は5つのステップで進める

📋 ゼロから長文読解までの5ステップ

① 英単語(中学レベル→大学受験基礎レベル)
毎日の反復で「見た瞬間に意味が出る」状態を目指す。初日から最後まで続ける土台。
② 英文法(中学範囲→高校範囲)
単語と同時にスタート。講義型の参考書や映像授業で「理解」し、問題集で「定着」させる。
③ 英文解釈(1文を正確に読む)
文法知識を使って、主語・動詞・修飾関係を見抜く練習。長文に進む前の橋渡し。
④ 長文読解(短めの文章から段階的に)
300語程度の易しい長文から始め、音読で読むスピードを上げていく。
⑤ リスニング・過去問演習
音声は①の段階から並行して触れ、本格演習は④と同時期に。最後に志望校の過去問へ。

英単語と英文法は同時に始めるのが近道

📌 単語と文法を並行する理由

単語は「毎日少しずつ・何度も」繰り返すことで定着する一方、文法は理解に時間がかかります。性質の違う2つを同じ日に少しずつ進めると、片方だけを終わらせてから次に進むよりも、長文に入れる時期を早められます。

  • 単語:1日の目標を「新出〇語+前日までの復習」で設定する
  • 文法:1日1単元を目安に、講義を見る・読む→問題を解く→間違いを解き直す

💡 指導で必ず伝えていること

ゼロから始める生徒に私が最初に伝えるのは、「単語帳は1回で覚えるものではなく、何周も回して覚えるもの」という考え方です。1周目で覚えられないのは当然で、むしろ1周目に時間をかけすぎる生徒ほど途中で止まります。

私の指導では、1周目は「意味を見て、知らない単語に印をつける」だけにとどめ、2周目以降で印のついた単語を重点的に回すよう勧めています。完璧主義を手放すことが、ゼロからの英語でいちばん大切な姿勢だと考えています。

英文解釈を飛ばすと長文で伸び悩む

⚠️ よくある遠回り

文法問題集が解けるようになったのに、長文になると急に読めなくなる。これは「文法を知っている」ことと「文法を使って英文を読める」ことの間に溝があるためです。この溝を埋めるのが英文解釈です。

英文解釈では、1文ごとに主語(S)と動詞(V)を見つけ、修飾語のまとまりにカッコをつける練習をします。地味な作業ですが、私の指導経験では、ここを丁寧に経由した生徒ほど長文での伸びが安定していました。

✏️ 私が授業で使う英文解釈の例

たとえば次の1文を見てください。

The book that my teacher gave me last year was very interesting.

英語が苦手な生徒は、先頭から順に「本、先生が私にくれた、去年は、とても面白かった」と単語をつなげて読みがちです。そこで私は、まず関係代名詞 that から me までをカッコでくくるよう指示しています。

  • S(主語):The book(that my teacher gave me last year)
  • V(動詞):was
  • C(補語):very interesting

カッコを外すと「その本はとても面白かった」という骨組みだけが残ります。長い文ほど、まず骨組みを取り出し、修飾部分はあとから足すという読み方を1文ずつ練習することが、長文読解への最短の橋渡しになると考えています。

長文読解とリスニングに進むタイミング

🔢 次の段階へ進む目安

段階次に進んでよい目安
英単語基礎レベル単語帳の8割以上を即答できる
英文法文法問題集の基本問題を2周し、正答率8割以上
英文解釈辞書を使えば、長めの1文でもSVと修飾関係を説明できる
長文読解易しめの長文で内容一致問題を7割以上正解できる

※「8割」などの数字は、私が指導で使っている目安です。完璧を待たずに次へ進み、前の段階は復習で並行して固めます。

📋 長文の伸びを支える音読の手順

① 精読する
解説を見ながら、すべての文の構造と意味を確認する。
② 音声を聞く
英文を見ながら、正しい発音と区切り方を確認する。
③ 音声に合わせて読む
英文を見ながら、音声と同じスピードで声に出す。
④ 意味を浮かべながら繰り返す
日本語に訳さなくても内容が頭に浮かぶまで、同じ英文を何度も読む。

※新しい長文を次々に解くより、一度解いた長文を音読で仕上げるほうが、読む速さにつながりやすいと私は考えています。

🔍 ゼロから始める人の教材の選び方

  • 解説が詳しいこと:答えだけでなく「なぜそうなるか」が書かれている
  • 音声が付いていること:単語帳・長文教材は音声付きを選ぶ
  • 薄めで1か月以内に1周できること:最初の1冊は完走できる分量を優先する
  • 今の自分のレベルに合っていること:書店で数ページ読み、半分以上理解できるものを選ぶ

ℹ️ 映像授業で進める場合の学習順

スタディサプリを使って順番どおりに進めたい場合は、スタサプ英語の最短の学習順で講座の選び方を整理しています。参考書で進めたい人は、レベル別の英語参考書の順番も比較材料になります。

残り期間別に見る英語ゼロからの進め方

🔍 いつ始めるかで戦略は変わる

高1で始めるのか、高3の夏に始めるのかで、取るべき戦略はまったく異なります。この章では、大学入学共通テストの構成を確認したうえで、開始時期ごとの現実的な進め方を整理します。

共通テスト英語の配点と試験時間

📊 共通テスト「英語」の構成

科目配点試験時間
リーディング100点80分
リスニング100点60分(うち解答時間30分)

リーディングとリスニングが同じ100点である点が重要です。ただし、各大学が合否判定で両者をどの比率で使うかは大学・学部によって異なるため、志望校の募集要項で必ず確認してください。

📚 出典

独立行政法人大学入試センター「大学入学共通テスト」(2026年10月25日参照)。試験の実施方法は年度により変更される可能性があります。

開始時期別の学習スケジュール

🧮 開始時期と1日の学習量の目安

開始時期別のステップ配分開始時期別:各ステップに充てる期間のイメージ高1〜高2開始高3春(4月)開始高3夏(7月)開始単語+文法解釈長文・リスニング過去問単語+文法(〜8月)解釈長文(秋〜)過去問単語+文法(〜9月)解釈長文過去問■ 1日の英語学習時間の目安(筆者の指導経験に基づく概算)高1〜高2開始:平日1時間前後 / 高3春開始:平日2時間前後高3夏開始:平日3時間前後(志望校を中堅レベルに絞ることも検討)※横幅は期間配分のイメージで、正確な月数ではありません。作成:筆者

✏️ 時期ごとの私の考え

高1〜高2で始める人は、学校の定期テストを「文法の確認テスト」として活用できるのが最大の強みです。受験勉強と学校の勉強を分けず、授業の範囲を確実に理解するだけでも土台が厚くなります。

高3の春から始める人は、夏休みが終わるまでに単語と文法を一通り終えられるかが分岐点だと私は考えています。秋以降は過去問や他科目の追い込みで、基礎に戻る時間がとりにくくなるためです。

高3の夏以降に始める人は、正直に言って時間との勝負です。英語の配点が高い学部を選ぶ、共通テスト利用か一般入試かを早めに絞るなど、戦略面の判断が学習量と同じくらい結果を左右します。全体の受験計画は高1〜高3の大学受験ロードマップで整理しています。

英検の級と大学入試レベルの目安

⚖️ 英検の各級の目安

級公式の目安ゼロからの到達目標としての位置づけ
3級中学卒業程度最初の通過点(中学範囲の復習完了)
準2級高校中級程度高校文法を一通り終えた段階
2級高校卒業程度多くの大学入試で土台となる水準
準1級大学中級程度難関大の長文に対応できる水準

英検は、今の自分がどの段階にいるかを客観的に測る「中間目標」として使いやすい試験です。大学によっては英検などの外部試験を出願や得点換算に利用できる場合もあるため、志望校の募集要項をあわせて確認してください。

📚 出典

公益財団法人日本英語検定協会「英検とは」(2026年10月25日参照)。各級の目安は公式サイトの記載に基づきます。

📝 進路選択についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

独学・映像授業・塾の選び方

🔍 学び方は性格と残り期間で選ぶ

「独学で十分なのか、塾に行くべきか」は、保護者の方からも特に多く受ける相談です。この章では、ゼロから始める人にとっての3つの選択肢を比較し、どんな人にどれが向くかを整理します。

3つの学び方の比較

🆚 独学・映像授業・塾や家庭教師の比較

学び方強み弱み向いている人
参考書で独学費用を抑えられ、自分のペースで進められる理解できない箇所で止まりやすい自分で調べて解決できる人
映像授業基礎から体系的な講義を何度でも視聴できる継続の管理は自分次第説明を聞くと理解しやすい人
塾・家庭教師現在地の診断と計画管理を任せられる費用が高くなりやすい一人では継続が難しい人

ゼロから始める人が映像授業を活用するポイント

💬 映像授業についての私の見解

ゼロから始める人にとって、英文法の「最初の理解」は独学でいちばん苦戦する部分です。参考書の説明が読んでもピンとこない場合、講義形式の映像授業は有力な選択肢になると私は考えています。

一方で、映像授業は「見ただけで勉強した気になる」落とし穴もあります。講義を見たら、その日のうちに問題を解いて確認することをセットにしてください。

高校の授業内容から固めたい人にはスタサプ高校講座の実態がまとまっています。

受験向けの講座を検討している人はスタサプ大学受験講座の口コミと評判で向き不向きを整理しています。

❗ 映像授業だけで足りるか

映像授業だけで受験まで走り切れるかどうかは、自己管理力と志望校のレベルによります。限界と補い方についてはスタサプだけで大学受験は可能かを検証した記事で詳しく解説しています。

塾や家庭教師を検討すべきケース

📌 外部のサポートを検討したいサイン

  • 2週間続けても、学習計画が予定どおりに進まない
  • どの文法単元から抜けているのか、自分で判断できない
  • 高3の夏以降で、志望校の選び方を含めた戦略の相談が必要

こうした場合は、個別に現在地を診断してもらえる環境が向いています。費用や指導形式は塾によって大きく異なるため、体験授業などで実際の指導を確かめてから判断することをおすすめします。

ゼロから始める人がつまずきやすい注意点

⚠️ うまくいかない原因の多くは共通している

英語をゼロから始めた人が途中で失速するとき、その原因には共通点があります。この章では、私が指導の中で何度も見てきたつまずき方と、その対処法を正直にお伝えします。

参考書を何冊も買い替えてしまう

❌ 買い替えが招く失敗

「この参考書は自分に合わない」と感じて次々に乗り換えると、どの本も最初の3分の1しか終わらない状態になりがちです。私は、3冊を1周ずつするより1冊を3周するほうが定着しやすいと考えています。迷ったら、今持っている本を最後までやり切ることを優先してください。

長文問題集から始めてしまう

❌ 基礎を飛ばした長文演習

「本番は長文が中心だから」と、単語や文法が固まる前に長文問題集を解き始めると、わからない理由を特定できません。解説を読んで納得しても、次の長文で同じように読めない状態が続き、自信を失う原因になります。

ゼロからの英語学習が向いていない進め方

🔺 注意したい学習姿勢

  • 週末にまとめて勉強し、平日は英語に触れない
  • 単語を「書いて覚える」ことにこだわり、1日に回せる量が少ない
  • 解いた問題の答え合わせだけして、間違えた理由を確認しない

英語は毎日触れる回数が定着を左右します。1日の時間が短くても、毎日続けるほうが成果につながりやすいと私は考えています。

📖 私自身の受験経験から

私は中学生のときに早稲田アカデミーに通い、高校受験で慶應義塾高校に合格しました。その過程で身にしみたのは、英語は「量をこなした日」より「途切れなかった日数」で伸びるということです。指導する立場になってからも、成績が伸びた生徒に共通していたのは、才能よりも毎日の継続でした。

大学受験の英語をゼロから始める人のよくある質問

❓ 受験生・保護者から多い質問

ここでは、英語をゼロから始める受験生や保護者の方から、実際に多く寄せられる質問に回答します。

高3の春に英語がゼロでも大学受験に間に合いますか?

❓ Q1の回答

志望校のレベルと1日に確保できる学習時間によります。中堅私大や共通テストで平均点前後を目指すなら、単語と文法を夏までに一周できれば十分に間に合う可能性があります。難関大を目指す場合は英語の比重を高め、他科目とのバランスを早めに決めることが必要です。

大学受験の英語は中学英語からやり直すべきですか?

❓ Q2の回答

be動詞と一般動詞の区別、三単現、過去形、比較などの中学文法があいまいなら、中学範囲から戻るほうが結果的に近道です。高校の参考書は中学文法を理解している前提で書かれているため、土台が抜けたままでは理解が積み上がりません。

英単語と英文法はどちらを先に勉強すべきですか?

❓ Q3の回答

どちらか一方ではなく、毎日並行して進めることをおすすめします。単語は毎日少量ずつの反復が必要で、文法は理解に時間がかかるため、同時に始めると長文に進む時期を早められます。

大学受験の英語はゼロから独学でも大丈夫ですか?

❓ Q4の回答

自分で計画を立てて毎日継続でき、わからない箇所を調べて解決できる人なら独学も可能です。ただし、ゼロからの場合は何がわからないかを自分で判断しにくいため、映像授業や個別指導で最初の文法の理解だけでも補助を受けると、遠回りを減らせます。

リスニング対策はいつから始めればよいですか?

❓ Q5の回答

単語帳の音声を聞きながら覚える形であれば、初日から始められます。本格的な問題演習は、基本的な文法と単語が身につき、文字で読めば理解できる英文が増えてから取り組むと効率的です。共通テストではリスニングの配点がリーディングと同じ100点のため、後回しにしすぎないことが大切です。

まとめ:大学受験の英語はゼロからでも順番を守れば伸ばせる

🎯 この記事のまとめ

  • まずは自己診断で、中学文法のどこから抜けているかを特定する
  • 英単語と英文法は同時に始め、英文解釈を挟んでから長文へ進む
  • 共通テストはリーディングとリスニングが同じ100点。音声は初日から触れる
  • 開始時期が遅いほど、志望校や入試方式の戦略判断が重要になる
  • 参考書は買い替えず、1冊を繰り返して完成させる

英語がゼロからでも、正しい順番で毎日続ければ、大学受験に必要な力は着実に積み上がります。焦って難しい問題に手を出すより、今日から単語帳と文法書を1単元ずつ進めることが、いちばん確実な第一歩です。

🔍 ゼロからの英語学習に向いている人・向いていない人

向いている人工夫が必要な人
短時間でも毎日続けられる週末にまとめて勉強しがち
基礎に戻ることに抵抗がない難しい問題から手をつけたくなる
1冊を繰り返し使える参考書をすぐに買い替えてしまう

「工夫が必要な人」に当てはまっても問題ありません。学習計画の管理を外部に任せるなど、環境で補うことができます。

🧭 次の一歩

英語以外の科目も含めた全体の計画を立てたい人は、大学受験完全攻略ロードマップから、学年ごとにやるべきことを確認してください。

🎓 著者プロフィール

著者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学生時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導を行っています。

この記事を書く資格がある理由:英語が苦手な状態から受験に臨む生徒を、大学受験・浪人生を含めて個別に指導してきました。特定の塾や教材に属さない立場から、つまずきの原因と学習順を客観的にお伝えできます。

プロフィール|運営理念|プライバシーポリシー|お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:大学受験の英語をゼロから始める際の学習順・期間・学習手段
  • 調査方法:公式サイト調査(文部科学省・大学入試センター・日本英語検定協会)/著者の指導経験に基づく知見
  • 調査実施日:2026年10月25日
  • 情報の限界:期間や学習時間の目安は著者の指導経験に基づく概算で、統計データではありません。私自身の受験経験は高校受験であり、大学受験の各大学の配点や外部試験の利用方法は年度・学部ごとに異なるため、本記事では個別に扱っていません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月25日/最終更新日:2026年10月25日
※情報変更があった場合は随時更新します。