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電気通信大学の受験【2027】配点・倍率・日程を元塾講師が解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在は大学受験を含む幅広い受験指導を行っています。

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公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日/※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:電気通信大学の受験は、前期は共通テストと二次が半々、後期は二次が約6割という配点の違いを理解し、どちらの日程でも約3〜4割を占める数学を軸に計画を立てることが合否を分けると私は考えます。

「電通大を受けたいけれど、何をどれだけ準備すればいいのか分からない」とお悩みではありませんか?この記事では、大学が公表している2027年度入学者選抜要項と入試結果のデータをもとに、受験に必要な情報を一つにまとめました。

📋 この記事でわかること

  • 電気通信大学の4つの入試方式と類別の募集人員
  • 2027年度の前期・後期の配点と試験日程
  • 2025・2026年度の類別倍率と、後期倍率の正しい読み方
  • 学校推薦型選抜・総合型選抜の条件と準備
  • 配点比率から逆算した学習計画

💬 執筆者より

私は電気通信大学の出身ではなく、同大学の入試を自分で受けた経験もありません。そのため大学独自の情報は公式サイト・入学者選抜要項・予備校の公表データの範囲内でお伝えし、そこに国公立大学を目指す受験生を指導してきた立場からの読み解きを加えています。

  1. 電気通信大学の受験の全体像
    1. 電気通信大学の入試方式とは?4つの選抜の違い
    2. Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類の違いと学べる分野
    3. 2027年度入試の日程一覧
  2. 一般選抜の配点と科目(前期・後期)
    1. 前期日程の共通テスト・個別学力検査の配点
    2. 後期日程の配点と二段階選抜
    3. 配点比率から見える数学の重さ
    4. 前期は物理・化学・情報から2科目を選べる
  3. 電気通信大学の倍率と難易度
    1. 類別・日程別の倍率一覧(2025・2026年度)
    2. 後期の倍率を読むときの注意点
    3. 類の選び方:倍率だけで決めないための視点
  4. 学校推薦型選抜・総合型選抜の特徴
    1. 学校推薦型選抜の出願条件と選抜方法
    2. 総合型選抜の流れと準備のポイント
    3. 一般選抜でも活動実績が見られる場合がある
  5. 電気通信大学を受験する前に知っておきたい注意点
    1. 共通テストの比重が前期と後期で大きく違う
    2. 理科2科目と情報Ⅰまで必要になる負担
    3. 電気通信大学の受験が向いていない人の特徴
  6. 電気通信大学の受験に向けた学習計画
    1. 高1・高2でやっておきたいこと
    2. 高3の時期別スケジュール
    3. 独学・塾・映像授業の使い分け
  7. 電気通信大学の受験に関するよくある質問
    1. 電気通信大学の共通テストは何教科何科目必要ですか?
    2. 電気通信大学の前期日程では二次試験で情報を選べますか?
    3. 電気通信大学の後期日程に二段階選抜はありますか?
    4. 電気通信大学の学校推薦型選抜の評定基準はいくつですか?
    5. 電気通信大学の総合型選抜に共通テストは必要ですか?
    6. 電気通信大学の夜間主コースはどのように受験しますか?
  8. まとめ:電気通信大学の受験は配点を読んで戦略を立てる

電気通信大学の受験の全体像

ℹ️ この章の概要

電気通信大学(電通大)の昼間の学部は情報理工学域の1つで、入学時点でⅠ類・Ⅱ類・Ⅲ類のいずれかを選んで受験します。まずは入試方式・類・日程という「受験の地図」を押さえましょう。

電気通信大学の入試方式とは?4つの選抜の違い

🔍 入試方式の比較(2027年度・昼間)

電気通信大学の入試方式は、一般選抜(前期・後期)、学校推薦型選抜、総合型選抜の4つが中心です。募集人員の約87%は一般選抜に割り当てられています。

方式募集人員(Ⅰ〜Ⅲ類計)共通テスト主な選抜方法
一般選抜 前期354名必要共通テスト+個別学力検査
一般選抜 後期270名必要共通テスト+個別学力検査
学校推薦型選抜75名不要総合問題・面接・書類(Ⅰ類はCBTあり)
総合型選抜21名不要書類・プレゼン・面接(Ⅰ類はCBTあり)

このほか私費外国人留学生選抜(若干名・前期に含む)と、先端工学基礎課程(夜間主コース)の総合型選抜(30名)があります。出典:電気通信大学「2027年度入学者選抜要項」

Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類の違いと学べる分野

📊 類と専門教育プログラム

類募集人員専門教育プログラム
Ⅰ類(情報系)255名メディア情報学/経営・社会情報学/情報数理工学/コンピュータサイエンス/デザイン思考・データサイエンス
Ⅱ類(融合系)235名セキュリティ情報学/情報通信工学/電子情報学/計測・制御システム/先端ロボティクス
Ⅲ類(理工系)230名機械システム/電子工学/光工学/物理工学/化学生命工学

専門教育プログラムには入学後に分かれます(要項では2年次後学期から)。受験時点では「類」を選ぶ点に注意してください。

💡 類選びで見落とされがちな視点

大学名から「電気・通信の大学」とイメージされがちですが、Ⅲ類には機械や化学生命工学まで含まれます。私が進路相談で大切にしているのは、入りたい類ではなく「2年後に選びたいプログラムがある類」から逆算することです。プログラムは入学後に決まるため、各類の5つのプログラムを一通り見て、2つ以上興味が持てる類を選ぶと入学後のミスマッチを減らせると考えます。

2027年度入試の日程一覧

📌 2027年度の主な日程

方式出願期間試験日合格発表
総合型選抜(Ⅰ〜Ⅲ類)2026年9月1日〜9月3日第一次:9月15日/第二次:10月20日11月2日
学校推薦型選抜2026年11月2日〜11月5日11月17日・18日12月2日
一般選抜 前期2027年1月25日〜2月3日2月25日3月6日
一般選抜 後期2027年1月25日〜2月3日3月12日3月21日

出典:電気通信大学「2027年度入学者選抜要項」(2026年10月23日参照)。総合型選抜の第一次選考結果発表は10月5日です。一般選抜の試験会場は東京です(ベネッセ「マナビジョン」掲載情報)。

📝 ご注意

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。出願の際は必ず大学公式の学生募集要項で最新情報をご確認ください。

一般選抜の配点と科目(前期・後期)

ℹ️ この章の概要

電気通信大学の一般選抜は、前期と後期で合計点も共通テストと二次の比重も異なります。科目名だけでなく配点まで確認すると、どこに時間を使うべきかが見えてきます。国公立の科目構成の基本は国公立の共通テストと2次の科目数の解説でも整理しています。

前期日程の共通テスト・個別学力検査の配点

📋 前期日程の配点(1,000点満点)

教科共通テスト(500点)個別学力検査(500点)
数学100(数Ⅰ・A/数Ⅱ・B・C)200
外国語100(R75+L25)100
理科・情報理科2科目100+情報Ⅰ50物理・化学・情報から2科目 200
国語100―
地理歴史・公民50(1科目)―

出典:電気通信大学「2027年度入学者選抜要項」。英語の内訳はベネッセ「マナビジョン」の掲載情報による。前期日程では第1段階選抜は行わない予定とされています。

後期日程の配点と二段階選抜

📋 後期日程の配点(950点満点)

教科共通テスト(350点)個別学力検査(600点)
数学50300
理科100(2科目)物理120+化学80(両方必須)
外国語50100
情報50(情報Ⅰ)―
国語50―
地理歴史・公民50―

出典:電気通信大学「2027年度入学者選抜要項」

⚠️ 後期の二段階選抜

後期日程は、志願者が募集人員の約8倍を超えた場合に共通テストの総得点で第1段階選抜を行うことがあると定められています。2026年度は類によって志願者が募集人員の8倍を超えていましたが、河合塾の集計では第1段階選抜は実施されていません。ただし「毎年実施されない」と保証されたものではないため、後期の共通テストにも油断は禁物です。

配点比率から見える数学の重さ

📊 教科別の配点比率(共通テスト+二次の合計)

前期(1,000点) 数学 30% 理科・情報 35% 英語 20% 国語10% 共通テスト 50% / 個別学力検査 50% 後期(950点) 数学 36.8% 理科・情報 36.8% 英語15.8% 共通テスト 36.8% / 個別学力検査 63.2% 国語 地歴・公民(前期5%/後期5.3%) ※「理科・情報」は共通テストの理科・情報Ⅰと二次の理科・情報の合計 出典:電気通信大学「2027年度入学者選抜要項」の配点をもとに筆者算出

✏️ 配点から読み解く電通大対策の優先順位

配点を合計し直すと、数学は前期で全体の30%、後期では約37%を占めます。一方、国語と地歴・公民は前期でも合わせて15%です。

国公立志望の受験生を見ていると、共通テスト対策の時期に国語や社会へ時間を寄せすぎ、二次の数学演習が手薄になるケースが少なくありません。電通大の場合、共通テストの国語で10点上げるより、二次数学で1問完答するほうが配点上の効果は大きいと私は考えます。ただし前期は共通テストも半分を占めるため、国語・社会を「捨てる」のではなく、失点を最小限に抑える守りの科目と位置づけるのが現実的です。

前期は物理・化学・情報から2科目を選べる

🔍 選択ルールの要点

  • 前期の個別学力検査では、物理・化学・情報の3科目から2科目を選択(各100点)
  • 要項では、選択は試験当日に行うとされています
  • 後期は物理・化学が必須で、情報は選べません

💡 前期・後期の併願を考えた科目選び

情報を選べる前期は一見ありがたい制度ですが、後期まで電通大を受けるなら物理・化学の二次対策は避けられません。後期は物理だけで120点あり、二次理科の6割を占めます。

そのため私なら、前期・後期とも電通大を考えている受験生には「物理+化学」を基本にし、情報は共通テストの情報Ⅰ対策の延長として備える形をすすめます。逆に、情報分野が得意で前期一本勝負に近い受験生なら「物理+情報」も十分に選択肢になると考えます。物理の進め方は大学受験の物理勉強法で詳しく解説しています。

電気通信大学の倍率と難易度

ℹ️ この章の概要

2026年度の電気通信大学一般選抜の実質倍率は、大学全体で3.8倍(受験者÷合格者)でした。ここでは類別・日程別のデータと、数字を読むときの注意点を整理します。

類別・日程別の倍率一覧(2025・2026年度)

📊 一般選抜の実質倍率

類・日程2026年度(受験者/合格者)2025年度
Ⅰ類 前期4.7倍(633/134)4.2倍
Ⅱ類 前期3.3倍(401/123)3.6倍
Ⅲ類 前期3.0倍(372/125)2.9倍
Ⅰ類 後期4.3倍(518/121)3.7倍
Ⅱ類 後期3.5倍(391/111)2.8倍
Ⅲ類 後期4.2倍(496/119)2.9倍

出典:河合塾「Kei-Net」電気通信大学 入試結果(2026年10月23日参照)

📝 共通テストの目標得点について

「共通テストで何割必要か」について、大学は公式の基準を示していません。本記事では予備校各社のボーダーラインは扱っていないため、目安は各予備校の最新の公表資料や模試の判定でご確認ください。

✏️ 2年分のデータから見えること

前期はⅠ類(情報系)だけが4倍台で、Ⅱ類・Ⅲ類は3倍前後と類による差がはっきりしています。一方、後期は2026年度にⅢ類が2.9倍から4.2倍へ大きく上がりました。

もう一つ注目したいのは合格者数です。2026年度の前期は募集354人に対して合格者382人、後期は募集270人に対して合格者351人と、どちらも募集人員を上回る合格者が出ています。入学辞退を見込んだ判定と考えられ、「募集人員÷志願者」で難易度を測ると実態より厳しく見えてしまいます。

また、1年の上下はよくあることで、前年に倍率が下がった類に志願者が集まる「隔年現象」が起きることもあります。2年分だけで傾向を断定はできないため、倍率の低さを理由に類を選ぶのは危険だと私は考えます。

後期の倍率を読むときの注意点

📊 2026年度後期の志願者と実際の受験者

志願者 受験者 Ⅰ類 1,077人 518人(受験率48.1%) Ⅱ類 749人 391人(受験率52.2%) Ⅲ類 972人 496人(受験率51.0%) 後期合計:志願2,798人 → 受験1,405人(受験率50.2%)、合格351人 出典:河合塾「Kei-Net」電気通信大学 入試結果(2026年度)をもとに筆者作成

💡 「志願倍率10倍」に驚かなくていい理由

2026年度の後期は、志願者2,798人に対して募集人員270人で、志願者ベースでは約10倍です。しかし実際に受験したのは約半数の1,405人でした。前期で合格した人が後期を受けないためで、国公立の後期日程ではよく見られる構図です。

出願時点の速報倍率だけを見て志望を下げるのはもったいないと私は考えます。判断材料にするなら、前年の「受験者÷合格者」の実質倍率を使ってください。

類の選び方:倍率だけで決めないための視点

⚖️ 類を選ぶときの判断軸

  1. 学びたいプログラムがあるか:入学後に選ぶ5つのプログラムのうち興味が持てるものが2つ以上あるか
  2. 前期と後期の両方で同じ類を受けるか:後期は二次理科が物理・化学必須になる
  3. 実質倍率の2年平均:単年の数字ではなく複数年で見る

同じ首都圏の国公立理系として、東京都立大学の受験などと比較検討する受験生も多いでしょう。

学校推薦型選抜・総合型選抜の特徴

ℹ️ この章の概要

電気通信大学の学校推薦型選抜と総合型選抜は、いずれも共通テストを課さないのが特徴です。一般選抜とは準備の中身が大きく違うため、早めに方針を決める必要があります。推薦の種類そのものは指定校・公募・総合型の違いで解説しています。

学校推薦型選抜の出願条件と選抜方法

📋 学校推薦型選抜(2027年度)

項目内容
評定条件全体の評定平均値4.0以上、または数学と理科の評定平均値の平均4.5以上
推薦人数各高校から各類へ2名以内
専願合格した場合に入学を確約できること
選抜方法総合問題試験、基礎学力検査(CBT・Ⅰ類のみ)、面接、提出書類
共通テスト課さない

出典:電気通信大学「2027年度入学者選抜要項」

✏️ 「数学・理科4.5」という条件の意味

全体の評定が4.0に届かなくても、数学と理科が得意なら出願できる道が用意されている点は、理工系大学らしい設計だと感じます。英語や国語で評定を落としている理系の生徒は珍しくないため、評定の内訳は一度確認する価値があります。

総合型選抜の流れと準備のポイント

🔰 総合型選抜の流れ(2027年度)

① 出願(9月1日〜3日):自己PR動画等を含む書類を提出
② 第一次選考(9月15日):書類審査、Ⅰ類のみ基礎学力検査(CBT)
③ 第二次選考(10月20日):プレゼンテーション・面接
④ 合格発表(11月2日)

募集人員は各類7名(計21名)。2027年度入試ではすでに第二次選考まで終了しています。

💡 総合型を検討する高1・高2生へ

募集は各類7名と少なく、「一般選抜の練習」として気軽に受けられる規模ではないと考えます。要項では科学系コンテストなどの活動実績も審査で考慮するとされているため、目指すなら高2までに「自分が取り組んだこと」を語れる材料を作っておくことが前提になります。塾の必要性は総合型選抜で塾は行くべきかで整理しています。

一般選抜でも活動実績が見られる場合がある

📌 一般選抜の調査書の扱い

2027年度要項によると、一般選抜では科学系コンテストでの活動などを調査書や賞状の写しで確認し、合否ボーダー付近の受験生の判定にのみ用いるとされています。点数で勝負する入試であることに変わりはありませんが、該当する実績がある人は提出方法を要項で確認しておきましょう。

電気通信大学を受験する前に知っておきたい注意点

ℹ️ この章の概要

電気通信大学の入試は数学・理科が得意な人に有利な設計ですが、その分、負担が偏りやすい面もあります。出願前に知っておきたい注意点をまとめます。

共通テストの比重が前期と後期で大きく違う

⚠️ 共通テストの失敗の響き方

前期は共通テストが合計の50%、後期は約37%です。共通テストで思うように得点できなかった場合、二次の比重が高い後期のほうが挽回しやすい構造といえます。ただし後期の二次は数学300点・理科200点と理系科目に集中しているため、理系科目の実力がないと挽回の余地も小さくなります。

理科2科目と情報Ⅰまで必要になる負担

❗ 理系科目の総量に注意

共通テストでは理科2科目と情報Ⅰ、二次でも理科・情報から2科目が課されます。共通テストの科目全体像は共通テスト21科目の一覧で確認できますが、理科2科目を二次レベルまで仕上げる時間を早い段階から見込んでおく必要があります。

電気通信大学の受験が向いていない人の特徴

❌ 慎重に検討したほうがよいケース

  • 数学に苦手意識が強く、配点の3〜4割を占める数学で勝負できる見込みが立たない
  • 理科を1科目しか学習しておらず、2科目目の準備時間が確保できない
  • 文系科目の得点で理系科目の不足を補う戦略を考えている

これらに当てはまるからといって受験をあきらめる必要はありませんが、現在の得意科目と配点の相性は一度冷静に確かめてほしいと思います。

電気通信大学の受験に向けた学習計画

ℹ️ この章の概要

配点の特徴を踏まえると、電気通信大学の対策は「数学と理科を早く仕上げ、共通テスト科目は守る」が基本方針になります。学年ごとの全体像は高1〜高3の大学受験ロードマップもあわせてご覧ください。

高1・高2でやっておきたいこと

✅ 早めに始めると有利なこと

  • 数学の先取り計画:二次の数学200〜300点に備え、出題範囲(学生募集要項に記載)を高3の夏までに一通り終えるのが目安
  • 物理の基礎固め:後期まで視野に入れるなら最優先
  • 評定の確保:学校推薦型の可能性を残すなら、特に数学・理科の定期テスト
  • 情報Ⅰの授業を大切にする:共通テストで50点、前期二次の選択肢にもなる

高3の時期別スケジュール

📋 高3の学習ステップ(目安)

① 4〜7月:数学・物理・化学の全範囲の基礎を完成させる
② 8〜10月:二次レベルの演習に入り、電通大の過去問を一度解いて配点との差を確認する
③ 11〜12月:共通テスト対策の比重を上げ、国語・社会・情報Ⅰの失点を抑える
④ 1月〜:共通テスト後に前期・後期の過去問演習へ集中する

💬 過去問を「早めに1回」解く理由

指導の現場で私が繰り返し伝えてきたのは、過去問は仕上げの道具ではなく、ゴールを知るための地図だということです。

電通大の後期では二次数学だけで300点、合計950点の約32%を占めます。夏から秋に一度解き、「二次数学で何点取れそうか」「その不足分を理科と英語でどこまで補えるか」を配点表に書き込んでみてください。数学の伸びしろが大きい大学ほど、この逆算が残り数か月の優先順位を決めると考えます。

独学・塾・映像授業の使い分け

🆚 学習手段の比較

手段向いている人注意点
映像授業先取りや苦手単元の復習を自分のペースで進めたい人二次記述の添削は別に確保が必要
集団塾・予備校演習量とペースメーカーがほしい人費用と通塾時間がかかる
個別指導・家庭教師数学の記述や理科の弱点を個別に直したい人講師との相性に左右される

映像授業の代表例であるスタディサプリについては、スタサプ大学受験講座の評判で、できることと限界を正直にまとめています。

💡 どれか1つに決めなくていい

私の考えでは、電通大志望で最も大切なのは数学の記述答案を誰かに見てもらう機会を確保することです。インプットは映像授業や参考書で効率よく進め、記述の添削だけを塾や家庭教師に頼る組み合わせも十分に現実的です。塾・家庭教師を比べたい方は学習塾・家庭教師の比較ランキングを参考にしてください。

電気通信大学の受験に関するよくある質問

❓ よくある質問の概要

電気通信大学の受験について、受験生や保護者の方から寄せられやすい疑問に、2027年度要項の内容をもとに答えます。

電気通信大学の共通テストは何教科何科目必要ですか?

❓ Q&A

2027年度の一般選抜では前期・後期とも6教科8科目です。国語、地理歴史・公民から1科目、数学2科目、理科2科目、情報Ⅰ、外国語が課されます。

電気通信大学の前期日程では二次試験で情報を選べますか?

❓ Q&A

選べます。前期日程の個別学力検査では物理・化学・情報の3科目から2科目を選択し、各100点です。後期日程は物理と化学が必須で情報は選べません。

電気通信大学の後期日程に二段階選抜はありますか?

❓ Q&A

志願者が募集人員の約8倍を超えた場合、共通テストの総得点で第1段階選抜を行うことがあると要項に記載されています。河合塾の集計では2026年度は実施されていません。前期日程では行わない予定です。

電気通信大学の学校推薦型選抜の評定基準はいくつですか?

❓ Q&A

2027年度要項では、調査書の全体の評定平均値4.0以上、または数学と理科の評定平均値の平均4.5以上のいずれかが条件です。各高校から各類への推薦は2名以内で、共通テストは課されません。

電気通信大学の総合型選抜に共通テストは必要ですか?

❓ Q&A

必要ありません。書類(自己PR動画等を含む)とⅠ類のみの基礎学力検査(CBT)による第一次選考、プレゼンテーションと面接による第二次選考で選抜されます。

電気通信大学の夜間主コースはどのように受験しますか?

❓ Q&A

先端工学基礎課程(夜間主コース)の募集人員は30名で、総合型選抜のみです。総合問題試験・面接試験・出願書類で選抜され、共通テストは課されません。

まとめ:電気通信大学の受験は配点を読んで戦略を立てる

🎯 この記事の結論

電気通信大学の受験では、数学が配点の3〜4割を占め、前期と後期で共通テストの比重が大きく異なります。まずは配点を自分の得意科目と照らし合わせ、数学と理科を軸にした学習計画を立てることが合格への近道だと私は考えます。

📌 記事のポイント

  • 入試は一般選抜(前期354名・後期270名)、学校推薦型(75名)、総合型(21名)が中心
  • 前期は共通テスト500点+二次500点、後期は共通テスト350点+二次600点
  • 前期の二次は物理・化学・情報から2科目を選択、後期は物理・化学必須
  • 2026年度の実質倍率は大学全体で3.8倍、前期はⅠ類が4.7倍と高め
  • 後期は志願者の約半数しか受験しないため、志願倍率だけで判断しない

⭕ 電気通信大学の受験に向いている人

  • 数学・物理を得点源にできる、またはできるまで伸ばす意欲がある
  • 情報系・電子系・機械系など、学びたい分野がある程度見えている
  • 前期と後期の両方を使って国公立合格の可能性を広げたい

❌ 慎重に考えたほうがよい人

  • 数学に強い苦手意識があり、改善の見通しが立っていない
  • 理科2科目の準備時間を確保するのが難しい
  • 文系科目の得点力を活かしたい

🧭 次の一歩

まずは電気通信大学の入試情報ページで最新の学生募集要項を確認し、過去問を1年分解いて現在地を把握してみてください。

🎓 著者プロフィール

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験のほか、中高一貫校生、浪人生、不登校や発達障害のあるお子さまの指導にも携わっています(指導歴10年超)。

この記事を書く理由:自分自身の受験経験と、10年以上にわたる受験指導の経験から、公表データの「数字の裏」にある受験戦略を、特定の教育機関に忖度せずにお伝えできると考えています。

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📝 調査概要

  • 調査対象:電気通信大学 情報理工学域の入学者選抜(2027年度)および入試結果(2025・2026年度)
  • 調査方法:公式サイト調査/入学者選抜要項の文献調査/予備校・教育情報サイトの公表データ調査/著者の受験指導の知見
  • 調査実施日:2026年10月23日
  • 情報の限界:著者は電気通信大学の出身者ではなく、在学生・教職員への取材も行っていません。合格最低点や予備校のボーダーラインは本記事では扱っていません。倍率は2年分のデータに基づくため、長期的な傾向を示すものではありません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事にアフィリエイト広告は含まれません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月23日/最終更新日:2026年10月23日/※情報変更があった場合は随時更新します。