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岩手大学受験ガイド|偏差値・倍率・科目と対策を元塾講師が解説

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kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)
指導歴10年超。慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーの家庭教師として大学受験・浪人生の指導にも携わっています。

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公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:岩手大学の受験は、多くの学部で配点の6〜7割以上を占める共通テストで、河合塾予想ボーダー(前期でおおむね5〜6割台、獣医学部は約8割)を安定して超えられるかが合否の分かれ目です。2次試験は科目数が少ない学部が多いぶん、志望学科の配点に絞って対策すれば、地方国立大のなかでも戦略の立てやすい入試だと私は考えます。

📋 この記事でわかること

  • 2027年度入試の募集人員・日程・主な変更点
  • 学部別の偏差値・共通テストボーダー得点率
  • 2026年度入試の倍率と、後期日程の「実質」倍率
  • 配点から逆算した学部別の対策と時期別スケジュール
  • 岩手大学受験で失敗しやすいポイントと学費の目安

💬 この記事の立ち位置

「岩手大学を受けたいけれど、自分の成績で届くのか分からない」「どの学部・日程で出願すれば有利なのか判断できない」と迷っている受験生・保護者の方は多いのではないでしょうか。私は大学受験生を指導するなかで、配点を確認しないまま過去問だけを解き続け、得点効率の悪い勉強をしてしまう生徒を何人も見てきました。

この記事は、岩手大学の公式選抜要項と河合塾Kei-Net・旺文社パスナビの公開データを調査して執筆しています。私自身は岩手大学の在籍者でも教職員でもないため、学内の雰囲気など一次情報で語れない部分は扱わず、数字と入試制度の読み解きに徹します。特定の塾や教材から報酬は受けていません。

岩手大学の受験の全体像

🔰 まず押さえたい前提

岩手大学は盛岡市にある国立大学で、5学部から成ります。まずは「どんな学部があり、どの入試区分で何人採るのか」を確認しておきましょう。全体像をつかむと、自分が狙うべき区分が見えてきます。

高1からの学年別の進め方は大学受験の攻略ロードマップで整理しています。

岩手大学とはどんな大学?学部構成

📌 岩手大学の5学部

岩手大学は、人文社会科学部・教育学部・理工学部・農学部・獣医学部の5学部を置く国立大学です。令和9年度(2027年度)入学者選抜要項によると、入学者選抜全体の募集人員は1,040名です。

学部主な課程・学科(入試単位)
人文社会科学部人間文化課程/地域政策課程
教育学部学校教育教員養成課程(小学校・中学校・理数・特別支援)
理工学部化学/数理・物理/材料科学/情報系/電気電子・情報通信/機械知能航空/社会基盤・環境工学/データサイエンス応用オープンの各クラス
農学部食料系・生命系・地域系・動物系の各コース
獣医学部共同獣医学科

※入試単位の名称は河合塾Kei-Netの区分に準拠しています。正式名称は大学の募集要項で確認してください。

2027年度入試の募集人員と入試区分

📊 選抜区分ごとの募集人員(2027年度)

選抜区分募集人員全体に占める割合
一般選抜 前期日程616名約59%
一般選抜 後期日程127名約12%
学校推薦型選抜227名約22%
総合型選抜Ⅰ・Ⅱ70名約7%

出典:岩手大学「令和9年度岩手大学入学者選抜要項」(割合は筆者算出)。※情報系クラスの定員増は文部科学省の審査結果により変わる場合があると記載されています。

💡 数字から見える特徴

一般選抜が全体の約7割を占め、なかでも前期日程が最大の入口です。一方で、学校推薦型と総合型を合わせた「年内入試」も約3割あります。高校の評定が安定している人は、一般選抜一本に絞る前に推薦型の出願条件を一度確認しておく価値があると私は考えます。

📋 総合型選抜Ⅰ・Ⅱの違い

  • 総合型選抜Ⅰ(23名):共通テストを課さない方式。2027年度は教育学部の中学‐音楽・美術・保健体育、農学部 動物科学で新たに実施
  • 総合型選抜Ⅱ(47名):共通テストを課す方式。理工学部 情報系のクリエイティブ情報コースに女子枠を新設

出典:岩手大学「令和9年度入学者選抜要項」、河合塾Kei-Net「2027年度入試の主な変更点」。出願資格・評定の条件は学部ごとに異なるため、必ず募集要項で確認してください。

2027年度一般選抜の日程

📋 一般選抜のスケジュール(2027年度)

項目前期日程後期日程
出願期間2027年1月25日(月)〜2月3日(水)
試験日2月25日(木)・26日(金)
※26日は教育学部の実技のみ
3月12日(金)
合格発表3月6日(土)3月20日(土)

出典:岩手大学「令和9年度岩手大学入学者選抜要項」。国公立大学の一般選抜は、前期・後期とも共通テスト後の同じ期間に出願する仕組みです。共通テストの実施日は大学入試センターの公式発表で確認してください。

岩手大学の偏差値と共通テストボーダー

🔍 この章のポイント

「自分の模試の成績で岩手大学に届くのか」は、受験生がいちばん知りたい点でしょう。ここでは河合塾の2027年度入試予想をもとに、学部別の難易度を整理します。数字の読み方の注意点もあわせて確認してください。

学部別の偏差値・ボーダー得点率一覧

📊 学部別ボーダー(河合塾・2027年度入試予想/前期中心)

学部共通テスト得点率(前期)2次偏差値(前期)後期の得点率
人文社会科学部61%47.571%
教育学部49〜58%42.5〜47.52027年度は後期なし
理工学部50〜56%40.0〜45.060〜69%
農学部54〜64%42.5〜50.060〜74%
獣医学部(共同獣医)79%62.5後期なし

出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 一般選抜 方式別ランク」(2026年10月24日参照)。ボーダーは合格可能性50%のラインです。

📌 学科ごとの主な数値(前期)

  • 人文社会科学部:人間文化・地域政策ともに61%/47.5
  • 教育学部:小学校教育52%/42.5、中学‐国語55%/47.5、中学‐英語57%/47.5
  • 理工学部:電気電子・情報通信56%、化学55%、情報系52%、機械知能航空51%
  • 農学部:動物科学64%/50.0、分子生命医科学61%/50.0、農学60%/47.5

※実技を課す中学‐音楽・美術・保健体育は2次偏差値の設定がありません。

偏差値と得点率を見るときの注意点

⚠️ ボーダーは「合格ライン」ではありません

ボーダーは合格可能性50%の予想値です。つまり、ボーダーちょうどの得点では半分は不合格になる計算です。また、河合塾の偏差値は河合塾の全統模試を基準にした数値なので、駿台やベネッセなど別の模試の偏差値とはそのまま比べられません。

判定の読み方は共通テストボーダーの見方で詳しく解説しています。

💬 私が目標設定でおすすめしている考え方

指導の現場では、目標点を「ボーダー+5%」に置くよう伝えてきました。共通テストは科目ごとに当日の出来が上下しやすく、模試で毎回ボーダーぴったりの生徒は、本番で少しつまずくとそのまま下回ってしまうからです。岩手大学の前期なら、多くの学科で共通テスト6割台前半〜後半を安定して取れれば、出願時の判断材料がかなり増えます。

岩手大学の倍率と入試データの読み方

📌 倍率を見る前に

倍率は「その年に何人が受けて何人受かったか」を示す数字ですが、読み方を誤ると出願判断を間違えます。2026年度入試の結果を、学部別・日程別に見ていきましょう。

2026年度入試の学部別倍率

📊 2026年度 一般選抜の結果(大学全体)

日程志願者受験者合格者倍率前年倍率
前期1,3531,2866611.9倍1.7倍
後期1,2224611572.9倍2.3倍
合計2,5751,7478182.1倍1.8倍

出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 入試結果」(2026年10月24日参照)。倍率は受験者÷合格者です。

📈 図解:学部別の前期倍率と後期の「欠席率」

岩手大学2026年度入試の学部別前期倍率と後期の受験状況① 前期日程の学部別倍率(受験者÷合格者)人文社会科学部教育学部理工学部農学部獣医学部1.6倍(183÷118)1.4倍(149÷105)2.1倍(539÷258)2.0倍(321÷161)4.9倍② 後期日程は出願者の約6割が受験していない志願者受験者合格者1,222人461人(受験率37.7%)157人出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 入試結果」2026年度(2026年10月24日参照)。学部別倍率は学科別の受験者・合格者を筆者が合算して算出。

📋 倍率が高めだった主な学科(2026年度)

  • 獣医学部 共同獣医(前期):4.9倍(前年6.0倍)
  • 理工学部 情報系(前期):3.6倍(前年1.0倍)
  • 農学部 食品健康科学・分子生命医科学(前期):各2.9倍
  • 理工学部 数理・物理(後期):8.3倍(前年2.7倍)

出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 入試結果」。

後期日程の「見かけの倍率」と実質倍率

💡 後期は「志願者数」に惑わされない

2026年度の後期は志願者1,222人に対して、実際に受験したのは461人でした。出願者の6割以上が試験当日に来ていない計算です。前期で合格した人が後期を受けないためで、国公立大の後期では一般的な現象です。

たとえば人文社会科学部 人間文化課程の後期は、志願者158人・合格者23人なので志願者ベースでは約6.9倍に見えますが、受験者ベースでは2.2倍です。出願判断では必ず「受験者÷合格者」の倍率を見てください。ただし、後期は前期より共通テストのボーダー得点率が高いので、「倍率が低い=入りやすい」とは限りません。

💡 後期で求められる得点は前期より8〜17ポイント高い

河合塾の予想ボーダーを前期と後期で並べると、理工学部では後期のほうが得点率で大きく上回ります。

理工学部のクラス前期後期差
数理・物理52%69%+17
機械知能航空51%68%+17
情報系52%66%+14
社会基盤・環境工学50%64%+14
化学55%65%+10
材料科学50%60%+10
電気電子・情報通信56%64%+8

出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 一般選抜 方式別ランク」をもとに筆者作成。後期は上位大学の前期に挑戦した受験生が併願先として出願するため、得点率が上がると考えます。前期で岩手大学を第一志望にするなら、後期は「保険」ではなく前期以上に高い得点が要る日程と捉え、前期で決め切る計画を立てることをおすすめします。

倍率の年ごとの変動に注意

❗ 前年の倍率だけで出願先を選ばない

理工学部 情報系の前期は前年1.0倍から3.6倍へ、数理・物理の後期は2.7倍から8.3倍へ大きく上がりました。逆に、前年に倍率が高かった学科が翌年下がる例もあります。前年に低倍率だった学科に志願者が集まる「隔年現象」は珍しくないため、出願直前の共通テストリサーチの志望動向もあわせて判断してください。

リサーチの判定の使い方は共通テストリサーチの見方と出願校の決め方にまとめています。

岩手大学の入試科目と配点の特徴

⚖️ 配点を知る意味

同じ岩手大学でも、学部によって共通テストと2次試験の比重は大きく異なります。配点を知ることは、限られた時間をどこに使うかを決めることでもあります。

学部別の配点比率(共通テスト:2次)

⚖️ 前期日程の配点比較(2027年度)

学部(前期)共通テスト2次試験の主な科目共通:2次
人文社会科学部850点英語・国語(計600点)約59:41
教育学部950点課程により2科目・数学のみ・実技など(計400点)約70:30
理工学部950〜1000点数学・理科(計600点)約62:38
農学部950点数学または理科から1科目(300点)約76:24
獣医学部950点数学・理科(計400点)約70:30

出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 入試科目」、旺文社パスナビ「岩手大学 入試科目」(いずれも2027年度入試、2026年10月24日参照)。比率は満点から筆者が算出。

💬 配点から読み取れる「勝ち筋」

人文社会科学部を除く4学部では、共通テストが配点の6割以上を占めます。特に農学部は約4分の3が共通テストです。指導経験からいうと、こうした配点の大学では2次の記述対策に早くから時間を割きすぎると、共通テストの苦手科目が放置されて全体の得点が伸び悩みます。

一方、人文社会科学部は英語と国語の2次が4割を占めるので、記述・要約の答案作成力が合否を分けます。同じ大学でも、学部によって勉強の配分を変える必要があるわけです。

🔢 例:獣医学部の共通テスト(950点・6教科8科目)

教科配点
国語200点
数学(数ⅠA・数ⅡBC)200点
理科(物理・化学・生物から2科目)200点
外国語(リスニング40点含む)200点
地理歴史・公民から1科目100点
情報Ⅰ50点

出典:旺文社パスナビ「岩手大学 獣医学部 入試科目」(2027年度入試、2026年10月24日参照)。他学部の科目・配点は募集要項で確認してください。

2027年度入試の主な変更点

⚠️ 受験前に確認したい変更点(2027年度)

  • 教育学部:小学校教育・特別支援教育の後期日程を廃止。学校推薦型に「希望郷いわて」教員養成枠を新設
  • 教育学部 理数‐数学(前期):2次の選択科目がなくなり、数学(数Ⅲ・C含む)と書類で実施
  • 理工学部(前期・後期):調査書の点数化を廃止し、総合判定の資料に
  • 理工学部 情報系:前期の募集人員を35名→38名に増員(予定)
  • 農学部 動物科学:前期を23名→20名に減らし、総合型選抜(5名)を新設
  • 農学部(学校推薦型):小論文から教科・科目にかかる個別テストへ変更

出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 2027年度入試の主な変更点」、岩手大学「令和9年度入学者選抜要項」。

💡 変更点が受験生に与える影響

教育学部の後期廃止は影響が大きいと私は見ています。2026年度に教育学部の後期を実施していたのは小学校教育と特別支援教育だけなので、2027年度は教育学部を後期で受ける選択肢がなくなることになります。教員志望で岩手大学を第一志望にする人は、前期か学校推薦型で勝負する前提で計画を立てる必要があります。

岩手大学に合格するための受験対策

📋 対策の考え方

ここまでのデータをもとに、具体的にどう勉強を進めればよいかを整理します。学部ごとの重点と、時期別の進め方を順に見ていきましょう。

学部別の重点対策

📋 配点から逆算した学部別の重点

学部最優先次に固めること
人文社会科学部2次の英語・国語の記述共通テスト6割台の安定
教育学部共通テストの全科目の底上げ2次の選択2科目(実技系は実技)
理工学部共通テスト+数学・理科の基礎2次の数学・理科の典型問題
農学部共通テスト(配点の約4分の3)2次の数学または理科1科目
獣医学部共通テスト8割の安定2次の数学・理科の標準〜やや難問

💬 理系志望者に伝えたいこと

理工学部・農学部・獣医学部は共通テストで理科2科目と数学が課され、理工学部・獣医学部は2次でも数学と理科を使います。数学と理科の基礎は共通テストと2次の両方の得点源になるので、最初に固めるべき分野です。教科書の例題レベルを確実に解けるようにしてから過去問に入る順番が、遠回りに見えて結局いちばん速いと感じています。

数学の映像授業を探している方は、スタサプ大学受験講座の評判と講座の中身も参考になるはずです。

時期別の勉強スケジュール

🧭 岩手大学受験までの進め方

①高2〜高3の春:基礎の総点検
英単語・英文法、数学の教科書レベル、理科・社会の基本事項を固めます。学校の授業の復習が中心です。高校講座の映像授業で抜けを埋める方法はスタサプ高校講座の評判で紹介しています。
②高3の夏:共通テスト型の演習に入る
模試で志望学部のボーダーとの差を確認し、配点の大きい科目から優先して演習します。
③高3の秋:2次科目の過去問に着手
志望学部の2次科目に絞って過去問を解き、出題形式に慣れます。人文社会科学部は記述答案の添削を受けられる環境を確保します。
④12月〜1月:共通テストの総仕上げ
予想問題・過去問で時間配分を固めます。1科目の失点が全体に響くため、苦手科目の最低ラインを決めておきます。
⑤共通テスト後:リサーチをもとに出願・2次対策
自己採点とリサーチの判定を見て前期・後期の出願先を確定し、残り約1か月を2次対策に集中させます。

塾・映像授業・独学の選び方

🆚 学習スタイル別の向き・不向き

学習スタイル向いている人注意点
独学+映像授業自分で計画を立てて継続できる人記述答案の添削が受けにくい
個別指導・家庭教師苦手科目が明確な人、ペース管理が必要な人費用が高くなりやすい
集団塾・予備校周囲と競いながら勉強したい人通える範囲に校舎があるかで選択肢が変わる

映像授業だけでどこまで対応できるかはスタサプだけで大学受験は可能かの検証記事で詳しく解説しています。

💬 地方の国立大志望者に多い悩み

お住まいの地域によっては、通える範囲に大手予備校の校舎がないこともあるでしょう。共通テストの比重が高い岩手大学の入試は、映像授業で基礎を固め、記述の添削だけを学校の先生や個別指導で補う組み合わせとの相性がよいと私は考えます。大切なのは「どこに通うか」より、配点の大きい科目に時間を集中できる環境をつくることです。

岩手大学受験の注意点と学費

📌 合格前後に確認したいこと

岩手大学は戦略を立てやすい入試ですが、落とし穴もあります。また、合格後にかかる費用も早めに把握しておくと安心です。

岩手大学受験で失敗しやすい3つのパターン

❌ 避けたい失敗パターン

  • 「偏差値が低めだから」と共通テスト対策を後回しにする:共通テストの比重が大きいため、1〜2科目の大きな失点がそのまま不合格につながります。
  • 後期の志願倍率を見て過度に怖がる・楽観する:志願者の多くは受験しない一方、ボーダー得点率は前期より高めです。受験者ベースの倍率と得点率をセットで見る必要があります。
  • 前年の低倍率だけで出願先を決める:情報系前期のように1年で倍率が3倍以上に上がる例があります。

岩手大学が向いていない可能性がある人

🔺 出願前に考えておきたいこと

  • 共通テストの科目数が多い入試がどうしても苦手で、少数科目の私立型に強みがある人
  • 獣医学部以外で、偏差値帯だけを理由に「滑り止め」として考えている人(共通テストの失敗に弱い構造のため)
  • キャンパスのある盛岡での生活費や通学手段を検討していない県外の受験生

いずれも「受けてはいけない」という意味ではありません。入試の構造と生活面を理解したうえで判断することが大切です。

岩手大学の学費と初年度納入金

💰 初年度にかかる主な費用(2026年度入学者)

項目金額
入学料282,000円
授業料(年額)535,800円
保険料4,080円(獣医学部は5,890円)
合計821,880円(獣医学部は823,690円)

出典:河合塾Kei-Net「岩手大学 学費」(2026年10月24日参照)。このほかに施設・実習・後援会などの費用が学部により約5.5万〜8万円かかると記載されています。

📝 費用情報についての注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は大学の公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。受験までの塾代の目安は大学受験の塾費用の相場で解説しています。

塾と家庭教師の費用・特徴を並べて比べたい方は、学習塾・家庭教師の比較ランキングが参考になります。

岩手大学の受験に関するよくある質問

❓ よくある質問のまとめ

岩手大学の受験について、受験生や保護者の方から出やすい疑問をまとめました。気になる項目から確認してください。

岩手大学の偏差値はどのくらいですか?

❓ 偏差値の目安

河合塾の2027年度入試予想では、獣医学部共同獣医学科(前期)が62.5、それ以外の学部は前期でおおむね40.0〜50.0です。偏差値は合格可能性50%のラインを示す目安で、模試の種類によって数値は変わります。

岩手大学は共通テストで何割取れば合格を狙えますか?

❓ 必要な得点率

河合塾の予想ボーダー得点率は、前期で教育学部49〜58%、理工学部50〜56%、農学部54〜64%、人文社会科学部61%、獣医学部79%です。合格可能性50%のラインなので、安全圏を目指すならボーダーより5%程度上を目標にするのが現実的です。

岩手大学の倍率は高いですか?

❓ 倍率の水準

河合塾の集計では、2026年度一般選抜の前期は大学全体で1.9倍、後期は2.9倍、獣医学部前期は4.9倍でした。学科によって前年から大きく変動する例があるため、前年の倍率だけで出願先を決めないことをおすすめします。

岩手大学の後期日程はねらい目ですか?

❓ 後期日程の考え方

2026年度の後期は志願者1,222人に対し受験者は461人で、実際に受験したのは約4割でした。見かけの志願倍率より実質倍率は低くなりますが、ボーダー得点率は前期より高い傾向があり、2027年度は教育学部の後期日程が廃止されます。

岩手大学の学費はいくらですか?

💰 学費の目安

河合塾Kei-Netの掲載では、2026年度入学者の入学料は282,000円、授業料は年額535,800円です。ほかに保険料や後援会費などがかかります。最新の金額は大学の公式案内で確認してください。

塾に通わず独学やスタディサプリだけで岩手大学は目指せますか?

❓ 独学・映像授業の可否

岩手大学は多くの学部で共通テストの配点比率が6〜7割以上あり、映像授業と市販教材で基礎を固めやすい入試です。ただし学習計画の管理や記述答案の添削は独学では不足しやすいため、学校の先生や個別指導などで補う手段を用意しておくと安心です。

まとめ:岩手大学の受験は共通テストの安定が鍵

🎯 この記事の結論

  • 多くの学部で共通テストが配点の6割以上を占め、ボーダー+5%の安定が最大の対策
  • 前期のボーダー得点率はおおむね5〜6割台、獣医学部は約8割(河合塾予想)
  • 2026年度の倍率は前期1.9倍・後期2.9倍。後期は出願者の約4割しか受験していない
  • 2027年度は教育学部の後期廃止など変更点が多く、募集要項の確認が必須
  • 人文社会科学部は2次の英語・国語の記述が合否を左右する

✅ 岩手大学の入試と相性がよい人

  • 5教科をまんべんなく学習でき、共通テストで大崩れしにくい人
  • 2次の科目数を絞って効率よく対策したい人
  • 共通テストの自己採点をもとに、前期・後期の出願を冷静に組み立てられる人

❌ 別の選択肢も検討したい人

  • 科目数が少ない私立型の入試に強みが集中している人
  • 共通テストの苦手科目を本番までに改善する見通しが立たない人

✏️ 受験生と保護者の方へ

岩手大学の入試は、数字を正しく読めば対策の優先順位がはっきり見えてくる入試です。まずは最新の模試結果と志望学部のボーダーを並べ、どの科目であと何点上積みできるかを書き出すところから始めてみてください。出願の最終判断は、大学の募集要項と共通テストリサーチの結果をもとに、ご家庭でよく話し合って決めていただければと思います。

📝 進路に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

🎓 著者プロフィール

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kou(教育系Webライター・プロ家庭教師)

  • 指導歴10年超
  • 中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格
  • 慶應義塾大学経済学部卒業
  • 在学中、早稲田アカデミーで多数の受験生を指導
  • 現在はフリーランスの家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・浪人生・不登校・発達障害のある生徒まで幅広く指導

この記事を書く資格がある理由:自身が受験を経験し、大学受験生や浪人生の学習計画・出願校選びを指導してきたため、入試データを「受験生の行動」に落とし込む視点で解説できます。どの教育機関にも忖度しない立場で、公開データを読み解いています。

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📚 調査概要

  • 調査対象:岩手大学の2027年度入学者選抜(一般選抜・学校推薦型・総合型)、2026年度一般選抜の結果、学費
  • 調査方法:公式サイト調査(岩手大学の入学者選抜要項)/文献調査(河合塾Kei-Net、旺文社パスナビ)/著者の受験指導の知見
  • 調査実施日:2026年10月24日
  • 情報の限界:著者は岩手大学の在籍・勤務経験がなく、学内の授業や学生生活、合格者への聞き取りは行っていません。2次試験の詳細な配点と出題範囲は、9月以降公表の学生募集要項で最終確認が必要です。倍率・ボーダーは河合塾の集計・予想値です。学部別の合格最低点・平均点は今回の調査範囲では確認できなかったため、本記事では扱っていません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事で紹介する大学・教育サービスから報酬は受けていません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。