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西南学院大学の受験科目と配点|A・F日程と共テ方式を元講師が解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

早稲田アカデミーから慶應義塾高校に進学し、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで講師を務め、現在はフリーランスで中学受験から大学受験・浪人生まで指導しています。プロフィール/運営理念

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:西南学院大学の一般入試(A・F日程)は「国語+英語+地歴・公民・数学から1科目」の3教科型です。配点は多くの学部で340点満点(国語120・英語120・選択100)で、外国語学部は英語が150点、人間科学部児童教育学科は選択科目が120点になります。

見落としやすいのは国語の中身です。漢文は全日程で出題されず、古文は「人文系3学部のA日程」と「全学部のF日程」だけで出ます。同じ大学でも、日程と学部の組み合わせで準備すべき範囲が変わります。

📋 この記事でわかること

  • A日程・F日程・英語4技能利用型・共通テスト方式の科目と配点
  • 学部ごとの配点の違いと、古文が出る日程・出ない日程
  • 数学・日本史・世界史・地理・政治経済のどれを選ぶべきか
  • 英語資格を持っている人、共通テストを受ける人の方式の選び方
  • 年度で変わりやすい部分と、募集要項で必ず確認すべき点

💬 執筆にあたって

「西南を受けたいけれど、科目をどう選べばいいのかわからない」「方式が多すぎて違いが整理できない」――福岡を中心に九州の受験生から人気の高い大学だけに、こうした迷いを持つ方は多いと思います。

私はプロ家庭教師として大学受験生を指導してきましたが、西南学院大学の入試を自分で受けた経験も、大学に取材した経験もありません。そのため本記事は、大学が公表している出題方針と、大学受験情報サイトに掲載された入試情報(2026年10月24日参照)をもとに、私の指導経験から「科目選びの考え方」を加えて執筆しています。情報サイトでは学部ごとに分散している配点・古文の有無・試験日の変化を、満点に占める比率に直して一つの図にまとめた点が本記事の特徴です。数値は年度によって変わるため、出願前には必ず大学の募集要項をご確認ください。

  1. 西南学院大学の受験科目は入試方式で変わる
    1. 西南学院大学の受験科目とは?一般選抜の基本構成
    2. 一般選抜の方式一覧と必要な科目
    3. A日程とF日程の違いは「試験日」と「古文の有無」
  2. 学部別の受験科目と配点一覧
    1. A・F日程の学部別配点
    2. 英語4技能利用型の科目と英語資格の加点
    3. 共通テスト利用(前期・後期)の科目と満点
    4. 共通テスト併用型の仕組み
  3. 教科別の出題範囲と試験時間
    1. 国語:漢文なし、古文は日程と学部で変わる
    2. 英語:到達目標はCEFR B1程度
    3. 選択科目(地歴・公民・数学)の範囲
  4. 受験科目から考える方式と選択科目の選び方
    1. 配点比率から見る「国語」の重さ
    2. 数学選択が向いている人・向いていない人
    3. 英語資格や共通テストを活かす方式の組み合わせ
    4. 合格ラインの目安(Kei-Netボーダー)
  5. 受験科目で失敗しないための注意点
    1. 試験日と出題方針は年度で変わる
    2. 方式ごとの細かな条件を読み落とさない
    3. 情報サイトの数字だけで判断しない
  6. 西南学院大学の受験科目に関するよくある質問
    1. 一般入試(A・F日程)は何科目ですか?
    2. 数学で受験できますか?
    3. 国語に古文や漢文は出ますか?
    4. 英語の資格があれば英語の試験は不要ですか?
    5. A日程とF日程は両方受験できますか?
    6. 共通テストだけで受験できますか?
  7. 今日からできる受験科目対策の第一歩
    1. 受験科目を確定させる3ステップ
    2. 科目別の学習計画を立てるコツ
  8. まとめ:西南学院大学の受験科目は方式と日程で選ぶ

西南学院大学の受験科目は入試方式で変わる

📌 この章の概要

西南学院大学の一般選抜には、大学独自の試験だけで受ける方式、英語資格を使う方式、共通テストを使う方式があります。まず「どの方式でどの科目が必要か」の全体像をつかむと、後の配点表が一気に読みやすくなります。

西南学院大学の受験科目とは?一般選抜の基本構成

🔍 基本構成

西南学院大学の受験科目は、一般選抜の中心であるA日程・F日程では「国語」「外国語(英語)」の2教科が必須で、これに「地理歴史・公民・数学」から1科目を選んで受ける3教科型です。試験時間は国語・英語が各70分、選択科目が60分と公表されています。

このほか、英語の筆記試験の代わりに英語資格を使う「英語4技能利用型」、大学入学共通テストの得点を使う「共通テスト利用(前期・後期)」と「共通テスト併用型」があり、方式ごとに必要な科目が変わります。

一般選抜の方式一覧と必要な科目

📊 方式ごとの科目の違い(2027年度入試)

方式必要な試験・科目押さえたい特徴
A日程大学独自試験:国語・英語+選択1科目学部の系統ごとに試験日が分かれる
F日程大学独自試験:国語・英語+選択1科目全学部が同じ日に実施。全学部で古文が出題
英語4技能利用型大学独自試験:国語+選択1科目(英語は資格スコアで加点)英検CSE2100点以上・GTEC1037点以上などが出願条件
共通テスト併用型共通テスト+A・F日程の個別試験の得点A日程またはF日程への出願が前提
共通テスト利用(前期)共通テストのみ(学科により4〜5教科)大学独自の試験なし
共通テスト利用(後期)共通テストのみ(3教科)出願は2月中旬〜下旬

※神学部は共通テストを利用する方式がなく、A・F日程と英語4技能利用型のみです。

📚 出典

河合塾「Kei-Net 西南学院大学 入試科目」、ベネッセ「マナビジョン 西南学院大学 一般選抜」(いずれも2026年10月24日参照)。

A日程とF日程の違いは「試験日」と「古文の有無」

🆚 A日程とF日程の比較

項目A日程F日程
試験日(2027年度)人間科学部:2月4日
商・経済・法学部:2月5日
神・外国語・国際文化学部:2月6日
全学部:2月8日
科目・配点同じ(国語・英語+選択1科目)
国語の古文神・外国語・国際文化学部のみ出題全学部で出題
漢文全日程で出題なし

試験日が系統ごとにずれているため、たとえば「A日程で法学部、別日のA日程で人間科学部、F日程で商学部」のように、日程をずらして複数の学部を受ける組み立てが考えられます。出願できる組み合わせや検定料の扱いは、募集要項で確認してください。

試験会場は福岡のほか、東京・広島・山口・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島が2027年度の掲載に挙がっています(日程・方式によって設置会場が異なる場合があります)。

📚 出典

試験日:ベネッセ「マナビジョン」2027年度入試情報。古文・漢文の扱い:西南学院大学「一般入試出題方針」(2026年度一般入試から適用)。いずれも2026年10月24日参照。

💡 一般選抜以外のルートも視野に

西南学院大学には指定校推薦や総合型選抜など、年内に結果が出る入試もあります。一般入試の科目で勝負するのか、年内入試を併用するのかで、高3の夏以降の勉強配分は大きく変わります。年内入試の準備に塾が必要かどうかは総合型選抜で塾に通うべきかの判断基準で整理しています。

推薦入試の制度は西南学院大学の学校推薦型選抜のページで確認できます。

また、受験全体のスケジュール感は大学受験の全体像をまとめたロードマップが参考になるはずです。

学部別の受験科目と配点一覧

📌 この章の概要

あなたが志望する学部は、どの科目に何点が配分されているでしょうか。西南学院大学は学部による配点差が小さい一方で、外国語学部と人間科学部児童教育学科だけは配点の比重が違います。ここでは方式ごとに配点を整理します。

A・F日程の学部別配点

📊 A・F日程の配点(2027年度入試)

学部・学科国語英語選択(地歴・公民・数学から1)合計
神学部120120100340
外国語学部120150100370
国際文化学部120120100340
商学部(商・経営)120120100340
経済学部(経済・国際経済)120120100340
法学部(法律・国際関係法)120120100340
人間科学部(社会福祉・心理)120120100340
人間科学部(児童教育)120120120360

児童教育学科は選択科目の得点を120点に換算する扱いです。

西南学院大学A・F日程の配点構成と試験日 A・F日程の配点構成(満点に占める割合) 国語 英語 選択(地歴・公民・数学) 古文:A日程で出題あり=● 外国語(370) 32%41%27%● 神・国際文化(340) 35%35%29%● 商・経済・法(340) 35%35%29%- 社会福祉・心理(340) 35%35%29%- 児童教育(360) 33%33%33%- ※F日程は全学部で古文が出題。漢文は全日程で出題なし。割合は四捨五入のため合計が100%にならない場合があります。 2027年度 個別試験日(A・F日程) 2月4日(A) 人間科学部 古文なし 2月5日(A) 商・経済・法学部 古文なし 2月6日(A) 神・外国語・国際文化 古文あり 2月8日(F) 全学部 古文あり 出典:西南学院大学「一般入試出題方針」、河合塾Kei-Net、ベネッセ「マナビジョン」(2026年10月24日参照)をもとに作成

英語4技能利用型の科目と英語資格の加点

🔍 英語の筆記試験がない方式

英語4技能利用型では、大学独自の試験は国語120点+選択1科目100点の220点(児童教育学科は選択120点で240点)です。英語は筆記試験の代わりに、英語資格のスコアに応じた点数が加わります。

  • 出願条件:英検CSE2100点以上、GTEC1037点以上など大学指定の基準
  • 加点の例:国際文化学部や人間科学部児童教育学科では、GTEC 1180点以上で30点・1350点以上で60点、英検CSE 2300点以上で30点・2600点以上で60点と掲載されています
  • 学科で上限が違う:心理学科は最大40点、商学部は最大80点と掲載されています(ベネッセ「マナビジョン」2027年度入試情報)
  • GTECはオフィシャルスコアのみ有効とされています

共通テスト利用(前期・後期)の科目と満点

📊 共通テスト利用の満点(2027年度入試)

学部・学科前期後期
外国語600(4教科)500(3教科)
国際文化700(4教科)500(3教科)
法(法律・国際関係法)700(5教科)500(3教科)
商(2026年度の掲載値)600500
経済600(4教科)500(3教科)
人間科学(児童教育)800500
人間科学(社会福祉・心理)600500

前期・後期とも国語200点・英語200点(リーディング100点・リスニング100点)が基本で、残りを地歴・公民・数学・理科・情報から学科の指定に沿って選びます。英語資格のスコアを共通テストの英語の得点に換算できる学科もあります(例:GTEC 1180点以上で英語満点に換算)。商学部は2027年度分を確認しきれなかったため2026年度の掲載値を示しています。経済学部国際経済学科の前期・後期の配点は確認できませんでした。

✏️ 共通テスト方式の出願判断について

共通テスト利用は、自己採点の結果を見てから出願を判断できる前期が「保険」として使われやすい方式です。ボーダーとの距離をどう読むかは、共通テストリサーチの判定の読み方で詳しく書いています。

私が西南学院大学の方式を見て感じるのは、国公立志望者にとって前期と併用型が「同じ共通テストの答案を2回使える」点の大きさです。ただし併用型はA・F日程の受験が前提なので、私大の個別対策をどこまでやるかを先に決めてから出願方式を組むのが正しい順序だと考えます。

共通テスト併用型の仕組み

⚖️ 共通テストと個別試験を組み合わせる方式

共通テスト併用型は、共通テストの指定科目の得点と、A日程またはF日程で受けた個別試験の得点を合わせて判定する方式です。新たに別の試験を受けるのではなく、A・F日程の答案を「もう一度使う」イメージです。

  • 満点(2027年度):外国語は共通テスト300点+個別250点、法学部は共通テスト300点+個別200点、経済・国際文化などは共通テスト200点+個別200点
  • 個別試験側は、学部によって「高得点の2科目」や「英語+高得点の1科目」を使う仕組み(2026年度の掲載内容)
  • A・F日程への出願が前提で、出願締切はA・F日程より早い(2027年度は1月15日まで)

📝 進路選択についての注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。配点・日程は記事掲載時点の資料に基づくもので、変更の可能性があります。出典:河合塾Kei-Net、ベネッセ「マナビジョン」、旺文社「パスナビ」(2026年10月24日参照)。

教科別の出題範囲と試験時間

📌 この章の概要

「古文は勉強しなくていいの?」「数学Ⅲは必要?」――科目が決まったら、次に知りたいのは範囲です。大学が公表している出題方針をもとに、教科ごとに整理します。

国語:漢文なし、古文は日程と学部で変わる

📖 国語(70分・120点)

大学の出題方針では、論理的な文章・実用的な文章・文学的な文章を中心に、正確な読解力や多角的な解釈力、漢字の読み書きなどを問うとされています。

  • 漢文:全日程で出題なし
  • 古文:神・外国語・国際文化学部のA日程と、全学部のF日程で出題
  • 商・経済・法・人間科学部のA日程:古文はなく、近代以降の論理的な文章が中心

💬 古文を「捨てる」判断は慎重に

社会科学系のA日程だけを見ると「古文は不要」と考えたくなりますが、F日程まで視野に入れるなら古文は必要です。私の指導経験上、出願直前になって「受験機会をもう1回増やしたい」と日程を追加する受験生は珍しくありません。そのとき手薄な分野があると、追加した日程がそのまま不利な勝負になります。受験機会を増やす可能性が少しでもあるなら、古文は基本文法と単語まで仕上げておくのが安全だと考えます。逆に、A日程1回に絞ると決めているなら、その分を現代文と英語に回す判断は合理的です。

英語:到達目標はCEFR B1程度

🔍 外国語(70分・120点/外国語学部は150点)

範囲は英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲと論理・表現Ⅰ〜Ⅲです。出題方針では、語彙・文法などの知識と文章の概要把握・精読の力を総合的に見るとされ、想定する到達度はCEFR B1程度と明記されています。英語4技能利用型の出願基準(英検CSE2100点以上など)とあわせて見ると、大学が一般入試の英語で求める水準の目安がつかめます。

選択科目(地歴・公民・数学)の範囲

📋 選択科目(60分・100点)

科目出題範囲出題方針のポイント
日本史歴史総合・日本史探究幅広い基礎知識に加え、近現代史を重視
世界史歴史総合・世界史探究同上。地理的条件や他分野との関連も問う
地理地理総合・地理探究系統地理・地誌に加え、図表などの読み取り
公民公共、政治・経済(学部・方式で指定あり)現代社会の課題を説明・構想する力も評価
数学数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル)証明などの記述式を出題し、解答過程も重視

数学Ⅲは範囲外です。

💡 選択科目の学習は高2までの土台で差がつく

日本史・世界史は「近現代史重視」と明言されているので、通史を最後まで終わらせることが最優先です。学校の進度が近現代まで届かない場合は、映像授業で先に通史を一周させるのも一つの手です。私の見解では、スタサプの日本史講座のような通史講義は、この「先に一周」に向いています。

数学選択を考えている人は、記述式で答案を書く練習が欠かせないため、スタサプ数学の講座内容と使い方も参考にしてください。

高1・高2のうちに基礎を固めたい場合はスタサプ高校講座の評判もあわせてどうぞ。

📚 出典

西南学院大学「一般入試出題方針」(2026年度一般入試から適用)、出題範囲は旺文社「パスナビ」掲載内容(いずれも2026年10月24日参照)。

受験科目から考える方式と選択科目の選び方

📌 この章の概要

同じ西南学院大学志望でも、得意科目・英語資格の有無・国公立との併願によって最適な受け方は変わります。ここでは、私が大学受験生の指導で使ってきた考え方をもとに、方式と選択科目の選び方を整理します。

配点比率から見る「国語」の重さ

✏️ 元塾講師が配点表を見て最初に注目する点

私が私立大学の配点表を見るとき、最初に確認するのは「英語が突出しているかどうか」です。たとえば私の出身である慶應義塾大学経済学部のA方式は、外国語の配点が満点のほぼ半分を占め、英語の出来がそのまま合否に直結します。こうした大学なら英語に比重を置く戦略が成り立ちます。

ところが西南学院大学のA・F日程は、多くの学部で国語と英語が同じ120点です。つまり国語は英語と同じだけ合否を動かします。指導経験上、英語に比べて国語は「何となく解けている」まま放置されやすい科目なので、国語の記述対策や漢字を後回しにしないことが、この大学ならではの重要ポイントだと考えます。外国語学部だけは英語150点で比重が上がるので、英語を最優先に置いてかまいません。

数学選択が向いている人・向いていない人

⭕ 数学選択が向いている人

  • 国公立大学と併願していて、数学ⅠA・ⅡBCを継続して勉強している人
  • 暗記より計算・論理で点を取るのが得意な人
  • 人間科学部児童教育学科志望で、選択科目120点を得点源にしたい人
  • 英語4技能利用型や共通テスト方式と、科目を共通化したい人

❌ 数学選択が向いていない人

  • 記述式の答案(途中式・証明)を書く練習をしていない人
  • 数学の得点が模試で安定せず、大きく崩れる回がある人
  • 日本史・世界史をすでに通史一周以上終えている人

💬 数学か社会かで迷ったときの私の基準

私が科目選択の相談を受けたときは、「直近2〜3回の模試の偏差値のブレ幅」で判断することが多いです。数学は得意な人ほど高得点を狙える一方、1問の失点が大きく響きやすい科目です。平均が同じなら、ブレが小さい科目を選ぶほうが合格の再現性は高まります。西南学院大学の数学は記述式と公表されているので、マーク式の模試だけで判断せず、記述模試の数学の成績も確認するようおすすめします。なお児童教育学科は選択科目が120点に換算されるため、満点に占める比重が他学科の約29%から約33%に上がります。数学が得意な人ほど、この学科では選択の恩恵が大きくなります。

英語資格や共通テストを活かす方式の組み合わせ

🧮 タイプ別の組み合わせ例

受験生のタイプ検討しやすい組み合わせ
私立専願・3教科で勝負A日程+F日程で受験機会を増やす
英検CSE2300点以上などのスコアがある英語4技能利用型+A・F日程(英語の負担を分散)
国公立が第一志望共通テスト利用前期+共通テスト併用型(同じ共通テストの得点を使える)
共通テストの結果を見てから決めたい共通テスト利用後期(出願は2月中旬〜)

※上記は考え方の例です。方式間の併願の可否や検定料は必ず募集要項で確認してください。

合格ラインの目安(Kei-Netボーダー)

📊 河合塾が公表しているボーダーの目安(2027年度入試)

学部・学科A・F日程
ボーダー偏差値
共通テスト前期
ボーダー得点率
神学部47.5方式なし
外国語学部50.072%
国際文化学部52.573%
法学部 法律学科50.070%
法学部 国際関係法学科47.570%
経済学部 経済学科50.069%

参照時点で確認できた学部・学科のみ掲載しています。ボーダーは合格可能性50%のラインの予想値で、合格最低点ではありません。見方の注意点は共通テストボーダーの見方で解説しています。

📚 出典

河合塾「Kei-Net 西南学院大学」(2026年10月24日参照)。

💡 偏差値50前後の大学で差がつくところ

ボーダー偏差値が50前後の私立大学では、難問を解く力より「基本問題を落とさない力」で合否が分かれやすい、というのが私の指導経験からの実感です。3教科のうち1科目でも大崩れすると挽回が難しいので、得意科目を伸ばすより苦手科目を「平均点まで引き上げる」ほうが効率的な場合が多いと考えます。独学でその弱点を見極めるのが難しい場合は、塾・家庭教師の比較ランキングで、苦手科目だけを補える選択肢を探してみるのも一つの方法です。

個別指導で科目を絞って通う形なら、個別指導キャンパスの口コミ分析も参考になるはずです。

受験科目で失敗しないための注意点

📌 この章の概要

科目選びそのものより怖いのが、「去年の情報のまま準備していた」という読み違いです。ここでは、西南学院大学の受験科目で特に注意したい点をまとめます。

試験日と出題方針は年度で変わる

⚠️ 2026年度と2027年度で試験日の並びが変わっている

2026年度入試のA日程は「神・外国語・国際文化学部が2月4日、人間科学部が2月5日、商・経済・法学部が2月6日」、F日程は2月7日と掲載されていました。2027年度は「人間科学部2月4日、商・経済・法学部2月5日、神・外国語・国際文化学部2月6日」、F日程2月8日と掲載されており、学部の並び順が入れ替わっています。先輩の受験スケジュールをそのまま参考にすると、他大学との日程の組み方を誤るおそれがあります。

また、古文の出題範囲を学部系統で分ける現行の出題方針は2026年度一般入試から適用されたものです。それ以前の過去問には、現行と範囲の違う問題が含まれている可能性があります。

方式ごとの細かな条件を読み落とさない

❗ 見落としやすい条件

  • 公民の科目名:方式や学部によって「公共、政治・経済」か「政治・経済」かの指定が異なります
  • 共通テスト併用型の締切:A・F日程より出願締切が早く、2027年度は1月15日です
  • 選択科目の組み合わせ制限:共通テスト方式では、一部の学科で地歴・公民の選択数に上限があったり、数学と地理・公民を同時に使えなかったりします
  • 英語資格:GTECはオフィシャルスコアのみ有効など、資格ごとに条件があります。有効期限も募集要項で確認しましょう

情報サイトの数字だけで判断しない

🗣️ 私自身がこの記事を書いていて感じたこと

今回、複数の大学受験情報サイトを照合したところ、共通テスト方式の選択科目の書き方などに、サイト間で表記の揺れがありました。たとえば国際文化学部の共通テスト利用後期の選択科目は、参照したサイトによって「情報」と「地歴・公民」で記載が分かれていました。どのサイトも「最終的には募集要項で確認を」と注記しているとおり、二次情報は「当たりをつける」ための道具です。本記事も例外ではありません。出願直前には、必ず大学発行の入学者選抜要項・学生募集要項で、志望学科の科目・配点・日程を自分の目で確認してください。

西南学院大学の受験科目に関するよくある質問

❓ よくある質問

受験生や保護者の方から出やすい疑問を、Q&A形式でまとめました。

一般入試(A・F日程)は何科目ですか?

❓ Q&A

Q. 西南学院大学の一般入試(A・F日程)は何科目ですか?

A. 国語・英語の2教科が必須で、地理歴史・公民・数学から1科目を選ぶ3教科型です。配点は多くの学部で国語120点・英語120点・選択科目100点の合計340点、外国語学部は英語150点で370点、人間科学部児童教育学科は選択科目120点で360点です。

数学で受験できますか?

❓ Q&A

Q. 西南学院大学は数学で受験できますか?

A. できます。A・F日程では地理歴史・公民の代わりに数学を選択できます。範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A(図形の性質、場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル)で、数学Ⅲは含まれません。大学の出題方針では証明などの記述式問題を出し、解答過程も重視するとされています。

国語に古文や漢文は出ますか?

❓ Q&A

Q. 西南学院大学の国語に古文や漢文は出ますか?

A. 漢文は全日程で出題されません。古文は神学部・外国語学部・国際文化学部のA日程と、全学部のF日程で出題され、商学部・経済学部・法学部・人間科学部のA日程では出題されません(2026年度一般入試から適用の出題方針)。

英語の資格があれば英語の試験は不要ですか?

❓ Q&A

Q. 英語の資格があれば英語の試験を受けなくてもよいですか?

A. 英語4技能利用型一般入試を選べば、英語の筆記試験はなく、国語と選択1科目の試験に英語資格のスコアに応じた加点が加わります。出願には英検CSE2100点以上、GTEC1037点以上など大学が定める基準を満たす必要があります。

A日程とF日程は両方受験できますか?

❓ Q&A

Q. A日程とF日程は両方受験できますか?

A. A日程は学部系統ごとに試験日が分かれ、F日程は全学部が同じ日に実施されるため、日程上は両方を受験できます。同一学科への重複出願の可否や検定料の扱いは、必ず最新の募集要項で確認してください。

共通テストだけで受験できますか?

❓ Q&A

Q. 共通テストだけで西南学院大学を受験できますか?

A. 共通テスト利用入試の前期・後期は個別試験がなく、共通テストの得点だけで合否が決まります。ただし神学部には共通テストを利用する方式がなく、学科ごとに必要な科目数や満点が異なります。

今日からできる受験科目対策の第一歩

📌 この章の概要

受験科目がわかったら、あとは準備の順番です。ここでは、今日から始められる手順を3つのステップで示します。

受験科目を確定させる3ステップ

🔰 科目確定までの手順

① 志望学科と受験する方式を決める
A・F日程のどちら(または両方)か、英語4技能利用型や共通テスト方式を併用するかを決めます。これで「古文が必要か」「共通テストで何科目使うか」が確定します。
② 選択科目を模試の成績で決める
地歴・公民・数学のうち、直近の模試で平均点が高く、ブレが小さい科目を選びます。数学は記述模試の結果も確認します。
③ 募集要項で最終確認し、過去問の年度を選ぶ
大学発行の募集要項で科目・配点・日程を確認します。過去問は、現行の出題方針が適用された2026年度以降を優先して解き、それ以前の年度は範囲の違いを意識して使います。

科目別の学習計画を立てるコツ

✏️ 3教科型私大に向けた計画の立て方

3教科型の私立大学を受ける生徒に、私がまず伝えるのは「英語と国語で7割の土台、選択科目で上積み」という考え方です。西南学院大学は国語・英語で240点(外国語学部は270点)を占めるので、この2教科の基礎固めが最優先になります。

費用を抑えて全教科の講義を受けたい場合は、スタサプ大学受験講座の評判と実態が判断材料になります。

一方で、映像授業だけで合格まで走り切れるかは人を選ぶため、スタサプだけで大学受験が可能かの検証も読んでから決めてください。

講座全体の口コミを横断的に知りたい方はスタサプ全4講座の口コミ・評判にまとめています。

まとめ:西南学院大学の受験科目は方式と日程で選ぶ

🎯 この記事のまとめ

  • A・F日程は国語・英語+選択1科目の3教科型。多くの学部で340点満点
  • 外国語学部は英語150点(370点満点)、児童教育学科は選択120点(360点満点)
  • 漢文は出題なし。古文は人文系3学部のA日程と全学部のF日程で出題
  • 選択科目の数学は数学Ⅲを含まず、記述式で解答過程も重視
  • 英語4技能利用型は英語資格で加点、共通テスト方式は前期・後期・併用型の3種類
  • 2027年度は試験日の並びが前年度から変わっているため、募集要項で必ず確認

✅ この入試が向いている人

  • 国語と英語をバランスよく得点できる人
  • 英語資格を持っていて、英語の筆記試験の負担を減らしたい人
  • 数学ⅠA・ⅡBCを得点源にしたい私大志望者
  • 日程の違う複数の学部を受けて合格の可能性を広げたい人

❌ 戦略の見直しが必要かもしれない人

  • 英語だけで合否を決めたい人(外国語学部以外は国語も同じ配点)
  • 古文を完全に捨てたまま、F日程も受けるつもりの人
  • 数学Ⅲまで含めた理系科目で受験したい人

💬 最後に

西南学院大学の受験科目は、一見すると「よくある3教科型」ですが、国語の重さ、古文の扱い、日程ごとの違いといった細部に、合否を分けるポイントが隠れています。まずは志望学科と方式を決め、必要な科目と範囲を確定させること。それが、限られた時間を正しい科目に投じるための第一歩です。

🎓 著者プロフィール

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

指導歴10年超。中学時代に早稲田アカデミーに通い慶應義塾高校に合格、慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として中学受験・高校受験・大学受験・浪人生・中高一貫校生のほか、不登校や発達障害のある生徒の指導にも携わっています。

この記事を書く理由:大学受験生の科目選択や方式選びの相談に乗ってきた経験から、配点表の「読み方」まで含めて伝えられると考えたためです。どの教育機関にも忖度せず、公開情報と自身の指導経験に基づいて発信しています。

プロフィール/運営理念/プライバシーポリシー/お問い合わせ

📝 調査概要

  • 調査対象:西南学院大学 一般選抜(A日程・F日程、英語4技能利用型、共通テスト利用・併用型)の受験科目・配点・日程・出題範囲
  • 調査方法:大学公式資料(一般入試出題方針)の調査、大学受験情報サイト(河合塾Kei-Net、ベネッセ「マナビジョン」、旺文社「パスナビ」)の掲載内容の照合、著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月24日
  • 情報の限界:大学発行の2027年度学生募集要項の全文は確認できていません。試験日・配点の一部は情報サイトの掲載に基づきます。商学部の共通テスト利用の2027年度配点、経済学部国際経済学科の共通テスト利用前期・後期の配点、各方式の検定料は確認できませんでした。著者は西南学院大学の入試を受験・取材した経験はありません
  • 利益相反の有無:なし(西南学院大学および本文で紹介した事業者から対価を受け取っていません)

📚 参考文献・引用元

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月24日/最終更新日:2026年10月24日
※情報変更があった場合は随時更新します。