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🎓 この記事を書いた人
🎯 結論
結論:スタサプ(スタディサプリ)の料金は、ベーシックコースの月払いで月額2,178円、12か月一括払いなら総額21,780円(月あたり1,815円)です。入会金・初期費用はかからず、学年が上がっても金額は変わりません。ただしアプリ内決済を選ぶと価格が上がり、途中でやめても原則として返金はありません。
料金そのものはシンプルですが、「どこから申し込むか」「どの支払い方法を選ぶか」で実質的な負担額は変わります。私は塾の現場で、スタサプを併用している生徒を担当してきました。その経験から言えるのは、つまずくのが金額そのものではなく、更新のタイミングと返金の条件だという点です。
📋 この記事で解決できること
- スタサプの料金プランと、月払い・一括払いの実際の差額
- 小学・中学・高校・大学受験で料金が変わるのかどうか
- 教材費・通信費など、月額以外にかかるお金
- 塾や通信教育と比べて、年間でいくら違うのか
- 自動更新・解約・返金でお金が動くタイミングと条件
- 払う価値があるかを判断するための、指導現場からの視点
読み終える頃には、「わが家の場合、年間いくらかかって、どこで損をしうるのか」が具体的な数字で見えている状態になります。
📝 執筆姿勢と情報の限界
本記事の料金・条件は、すべてスタディサプリ公式サイトおよびリクルートの公表情報(2026年7月23日調査時点)に基づいて記載しています。私自身がスタサプを契約して支払った当事者ではないため、決済画面の実物や個別の請求明細については確認できていません。数字の出どころが公式情報である箇所と、指導経験に基づく私見である箇所は、本文中で区別して書いています。
スタサプの料金はいくらか?
🔍 このセクションの要点
「講座がたくさんあるから、料金も複雑なのでは」と身構える方が多いのですが、スタサプの個人向け料金体系は拍子抜けするほど単純です。まずは全体像を数字で押さえたうえで、料金が変わる数少ない条件を確認していきます。
スタサプの料金プランはベーシックコースの一本
📌 ひとことで言うと
スタサプの料金は、個人向けのベーシックコース1種類のみで、月払い2,178円、12か月一括払い21,780円(月あたり1,815円)です。入会金は不要で、小1から高3までの全講座がこの金額に含まれます。
💰 ベーシックコースの料金(税込)
| 支払い方法 | 月あたりの負担 | 支払総額 |
|---|---|---|
| 12か月一括払い | 1,815円 | 21,780円(年) |
| 月払い | 2,178円 | 26,136円(12か月換算) |
出典:スタディサプリ公式サイト 各講座料金ページ。表示価格はWebサイトでの受講申し込み手続きをされた場合のみに適用されます。
⭕ ベーシックコースで使えるもの
現在の学年や年齢に関わらず、小1〜高3の講座(小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座)すべてを視聴できます。学年をまたいだ戻り学習も先取り学習も追加料金なしです。高校講座・大学受験講座については、公式サイトは7教科26科目・4万本の授業が見放題と案内しています。
さらに、次のものが追加費用なしで利用できます。
- 授業に対応したテキストPDFのダウンロード
- 教科書に対応した定期テスト対策(中学講座は実技4教科を含む9教科)
- 共通テスト対策講座・大学別の志望校対策講座
- 英検®対策の動画・演習コンテンツ
- 保護者向けの学習進捗確認機能「まなレポ」、学習でコインが貯まる「サプモン」
「基本料金の中に何が入っているか」という点では、かなり境界線がはっきりした設計です。なお、公式の合格実績ページにはコーチが学習計画づくりを伴走するコースの利用者の声も掲載されていますが、そのコースの料金については公式サイト上で確認できる記載を見つけられなかったため、本記事ではベーシックコースに絞って扱います。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
一括払いと月払いの差は年4,356円
🧮 差額の考え方
月払い2,178円を12か月続けると26,136円。一括払いは21,780円ですから、差は4,356円=ちょうど2か月分です。公式サイトも「2か月分お得」と表現しており、計算は一致します。
ただし、ここで思考を止めないでください。一括払いは「12か月使い切ること」が前提の割引です。後述するとおり、途中でやめても残期間分の払い戻しは原則としてありません。3か月でやめた場合、一括払いなら21,780円が戻らず、月払いなら6,534円で済みます。安いのは一括払い、リスクが低いのは月払いという整理になります。
💬 元塾講師としての見方
私は「まず月払いで様子を見て、学習が習慣化してから一括に切り替える」という順序をおすすめすることが多いです。理由は単純で、映像授業が続くかどうかは、教材の質ではなく再生ボタンを押す時刻が決まっているかで決まるからです。
指導してきた生徒を振り返ると、定着した子はほぼ例外なく「帰宅直後」か「夕食前」という、他の予定に押し出されにくい時間帯を持っていました。逆に「就寝前の空いた時間に」という設計で始めた生徒は、部活や課題が伸びた日に真っ先に削られ、1か月ほどで視聴が止まります。映像授業は開始時刻を自分で決める教材なので、この一点が塾でいう「授業の曜日」の代わりを果たすかどうかで結果が分かれます。
この時間帯が家庭内で決まる前に年払いを選ぶのは、割引を取りにいくというより、まだ立ち上がっていない習慣に12か月分を賭ける行為に近いと私は考えます。
2か月分の割引は魅力的ですが、それは12か月続いたときにだけ実現する割引です。習慣が立ち上がる前に年払いを選ぶのは、割引ではなく賭けに近いと私は考えます。
アプリ内決済を選ぶと料金が上がる
⚠️ 申し込み経路で価格が変わります
公式サイトに掲載されている料金例では、iOS・Androidアプリでの申し込み手続きをした場合の月額は2,800円と記載されています。これはAppleとGoogleの決済手数料が含まれるためだと公式に説明されています。Webサイト経由の2,178円との差は月622円、12か月では7,464円です。
さらに重要なのは、14日間の無料体験がWebサイトかつクレジットカード決済で申し込んだ場合のみに適用される点です(無料期間の数え方と適用条件の詳細はこちら)。スマホで手軽に始めようとしてアプリから登録すると、割高な料金で、しかも無料体験なしで始めてしまう可能性があります。
📝 費用に関する注記
本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。
入会金は不要、教材費は選択制
💳 月額以外にかかる可能性のある費用
| 項目 | 金額 | 必須かどうか |
|---|---|---|
| 入会金・初期費用 | 0円 | — |
| テキストPDF | 0円 | ダウンロード無料 |
| テキスト冊子 | 1冊1,320円(送料込) | 任意購入 |
| 通信料 | 各家庭の契約による | 利用者負担 |
出典:スタディサプリ 特定商取引法に基づく表記および各講座料金ページ。一部ダウンロードできないテキストがあること、講座によっては冊子の販売がない場合があることも公式に明記されています。
✏️ 冊子を買うべきかどうか
ここは私が現場でよく相談を受ける部分です。PDFが無料である以上、家庭にプリンタがあれば冊子は必須ではありません。ただし、教科数が増えるほど印刷の手間がボトルネックになるのは事実で、「印刷が面倒で授業を見なくなった」というのは、私が実際に耳にしたことのある離脱理由です。
目安として、継続して使う予定の主要科目だけ冊子を買い、たまに使う科目はPDFという切り分けが現実的だと考えます。仮に3冊買えば3,960円。これは年額21,780円に対して2割弱の追加であり、印刷の手間を考えると検討に値します。
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学年・講座別で料金は変わるのか?
📌 このセクションの要点
「小学生と高校生で値段が違うのでは」という質問は非常に多いのですが、答えは明快です。スタサプのベーシックコースは講座を横断して同一料金であり、学年が上がっても金額は変わりません。ここでは、その仕組みが家計にどう効くかを見ていきます。
小学講座・中学講座の料金は同額
📈 講座をまたいでも金額は変わりません
小学講座の料金ページも中学講座の料金ページも、月額2,178円・12か月一括21,780円という同じ数字を掲げています。中学講座については、映像授業は5教科、演習問題は実技を含む9教科に対応と案内されており、実技教科の定期テスト対策まで同じ料金の範囲に含まれます。
中学講座の公式サイトは、他社のオンライン通信教育では学年が上がると料金が上がる例があるのに対し、スタサプは定額であることを比較して示しています。実際に指導していると、学年進行での値上がりがないことは、3年間の総額を読みやすくするという意味で保護者にとって扱いやすい設計だと感じます。講座ごとの中身の評価については、中学講座を実際に使った人の声と課題を別記事で整理しています。
高校講座・大学受験講座も同じ土俵
📊 高校生にとっての料金の意味
高校講座・大学受験講座の料金ページも、同じく月額2,178円・12か月一括21,780円です。ここには志望校対策講座や共通テスト対策講座も含まれ、公式サイトは東京大学・京都大学をはじめとする大学別対策講座が見放題であると案内しています。
予備校で科目別に講座を積み上げていく料金体系とは、費用の増え方の構造そのものが違います。予備校は「取る講座が増えれば費用が増える」のに対し、スタサプは「取る講座を増やしても費用が増えない」。これは高3で科目数が膨らむ時期に、金額面でのブレーキがかからないという意味を持ちます。
💡 ただし「見放題」は使い切れないという前提
私が早稲田アカデミーで受験生を指導していた経験から言うと、受験生が1年間で本当に消化できる映像授業の本数は、想像よりずっと少ないです。4万本という数字は魅力的ですが、実際に必要なのはそのうちごく一部で、残りは使わない在庫になります。
ですから、料金の妥当性は「4万本が2万円なら安い」ではなく、「自分が実際に見る20〜60本程度に、年間2万円を払う価値があるか」で判断すべきだと私は考えます。この視点で見ても、1講座あたりの単価は塾の1コマより明確に低くなります。
🧮 定額であることを年数に換算してみる
「学年が上がっても定額」は、単年で見ると地味な特徴です。しかし継続年数を掛けると意味が変わります。仮に小4で12か月一括払いを始め、高3まで9年間続けた場合を計算してみます。
| 期間 | スタサプ(一括払い) | 学習塾費の目安 |
|---|---|---|
| 小4〜小6(3年) | 65,340円 | 約48万円 |
| 中1〜中3(3年) | 65,340円 | 約105万円 |
| 高1〜高3(3年) | 65,340円 | 約114万円 |
| 9年間の合計 | 196,020円 | 約267万円 |
※スタサプは21,780円×年数。塾費用は前掲の文部科学省調査に基づく年額目安×年数で、当サイトが試算した参考値です。
9年通しても約19.6万円。これは中学生が塾に通う場合の、わずか半年強に相当する金額です。もっとも、この試算は「9年間ずっと使い続ける」という強い前提の上に成り立っています。私の実感では、映像授業だけで9年間走り切る家庭はごく少数で、多くは受験学年で塾や個別指導を併用します。だからこそ現実的な読み方は「塾の代わりに9年」ではなく、「塾に入るまでの数年と、塾では埋まらない科目を、年2万円で埋める」だと考えています。
兄弟・複数人で使う場合の考え方
❗ 1契約で兄弟共有はできるのか
公式サイトの料金ページには、兄弟利用時の料金に関する明示的な規定は見当たりませんでした。一方、よくある質問には、きょうだいで利用している場合や複数アカウントを持っている場合に別アカウントへログインしている可能性があるという記述があり、人数分のアカウントを持つ運用が前提とされていることがうかがえます。
学習の進捗・正答率・視聴履歴はアカウントごとに記録され、保護者向けの「まなレポ」もその記録に紐づきます。つまり、2人分の学習状況を別々に管理したいなら、実質的には2契約が必要になると考えるのが妥当です。ただし、これは公開情報からの読み取りであり、私が2契約を実際に運用して検証したわけではありません。正確な条件は申し込み前に公式窓口でご確認ください。
塾・通信教育と比べた料金差を数字で見る
📊 このセクションの要点
「塾より安い」は誰でも言えます。ここでは公的統計の数字を並べ、差がいくらで、その差は何の対価なのかまで踏み込みます。金額差だけを見て決めると、あとで「安いけれど回らなかった」という結果になりかねません。
公的統計で見る学習塾費との差
🔢 数字の読み方
公式サイトが引用している文部科学省の調査によれば、学習塾費の支出者平均額は小学校で月あたり約13,357円、中学校で年間約35万円、高等学校(全日制)で年間約38万円です。通信教育・家庭教師費は小学校で月あたり約4,484円、中学校で年間約8万円とされています。
スタサプの年間21,780円と並べると、中学生では年間で約32.8万円、高校生では約35.8万円の差になります。3年間で見れば100万円規模の差が生じる計算です。この差は無視できません。
「安さ」の中身を分解する
🗣️ 差額は何の対価なのか
ここが本記事でいちばん伝えたい部分です。塾とスタサプの30万円超の差は、授業の質の差ではありません。スタサプの講師陣は大手予備校で登壇経験のある方や参考書の著者が中心で、授業そのものは相当な水準です。
では何が違うのか。私が現場で見てきた限り、差額の正体は次の3つです。
- 強制力:決まった曜日・時間に席に座らせる仕組み
- 個別対応:その子の答案を見て、つまずきの原因を特定する人
- 情報と伴走:志望校選び、模試の読み方、直前期の判断
映像授業は1つ目と2つ目を原理的に提供しづらい。つまり月2,178円という価格は「授業を安く買える」のではなく、「授業以外を自分で担う代わりに安い」ということです。ここを取り違えると、契約はしたのに成績が動かないという結果になります。塾・家庭教師まで含めて選択肢を横断的に比べたい方は、指導形態別に費用と向き不向きを比較した記事もあわせてご覧ください。
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支払い・更新・解約でお金が動くタイミング
📌 このセクションの要点
スタサプで金銭トラブルに近い状態が起きるとすれば、そのほとんどは料金表ではなく、更新日と返金条件の理解不足から生まれます。ここは公式の記述を正確に押さえておく価値がある領域です。
支払い方法は4種類、それぞれに制約がある
💳 支払い方法ごとの違い
| 支払い方法 | 選べるプラン | 注意点 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 月払い・年払い | 14日間無料体験の対象(Web申込時) |
| コンビニ決済 | 年払いのみ | 申込完了から72時間以内に支払い |
| App Store決済 | 月単位 | 手数料込みで価格が異なる |
| Google Play決済 | 月単位 | 手数料込みで価格が異なる |
出典:スタディサプリ公式サイト 各講座料金ページ。使用できるクレジットカードはVisa/Master/JCB/Amex/Dinersと案内されています。
⚠️ 見落としやすい制約
公式サイトはコース利用中に支払い方法を変更できないと明記しています。「とりあえずコンビニ決済で始めて、後からカードに変えよう」という進め方は想定されていません。年払いしか選べないコンビニ決済で申し込むと、最初から21,780円を支払うことになる点も含めて、入口の選択は慎重に。
自動更新と利用停止の期限
🔺 24時間前という締め切り
スタサプの契約はすべて自動更新です。更新を止めたい場合は、契約期間満了の24時間前までに利用停止の手続きを行う必要があると公式に案内されています。1日でも遅れると次回分が請求される場合があります。
また、利用停止の手続きをしても、支払い済みの期間は有効期限まで利用でき、その分の払い戻しはありません。「今日止めたから今日から課金されない」ではなく「今日止めたから次回から課金されない」という理解が正しい形です。
🔢 いつ最初に請求されるのか
公式サイトの料金例をもとに、課金が始まる日を整理します。
3月1日申し込み → 3月15日に自動更新され、ここで2,178円が確定。以降は4月15日、5月15日と1か月ごとに更新されます。
申し込み日が基準日となり、その時点で支払いが確定します。以降は同じ日付で自動更新されます。
3月31日申し込みなら、翌月に31日が存在しないため4月30日が更新日になります。アプリ内決済でも、基準日が存在しない月は各月の最終日までを1か月として扱うと案内されています。
「毎月同じ日に引き落とされるとは限らない」という点は、家計管理の面で押さえておく価値があります。
📌 利用停止と退会は別の手続き
もう一つ、混同されやすい点があります。スタサプには「学習Web」と「サポートWeb」という2種類のアカウントがあり、有料コースの利用停止と、アカウントの退会は別の手続きです。公式ヘルプは、有料コース利用中の場合は先に利用停止が必要で、そのうえで学習アカウントの削除、サポートWebの退会という3段階を案内しています。
料金を止めるだけなら第1段階で足りますが、退会だけしても課金は止まらないという順序関係は覚えておいてください。実際の画面ごとの手順は、無料期間中に止める場合の手順をまとめた記事で詳しく整理しています。
返金は原則なし、例外は2つだけ
❌ 返金されないケース
公式の返金ポリシーは、お客様都合による中途解約と残期間分の返金は原則として承っていないと明言しています。月額プランは返金対象外で、日割り返金も行われていません。
⭕ 返金が検討されうる例外
ベーシックコースの12か月一括払いに限り、次の2つのケースでは対応が可能な場合があると案内されています。
- 団体契約(学校契約)への乗り換えに伴う中途解約
- 高校・高専の卒業に伴う中途解約(在学中に申込・更新が発生した契約に限る)
手続きは自動ではありません。団体契約への乗り換えの場合、2026年2月26日以降は個人契約をいったん利用停止して学校契約を新たに登録したうえで、問い合わせフォームから返金希望を申し出る流れになります。個人契約と学校契約の期間が重なっていても、支払い済み期間に遡っての返金は行われないと明記されています。
返金額は「支払額 −(通常月額 × 利用月数)」で算出され、1か月未満の日数は1か月分として扱われます。決済発生日から問い合わせまでに10か月以上経過している場合、返金は発生しません。
🧮 計算してみるとこうなる
21,780円を支払い、5か月使った時点で対象条件を満たして問い合わせた場合を当てはめてみます。
21,780円 −(2,178円 × 5か月)= 10,890円
この式から分かるとおり、一括払いの割引分は返金計算では考慮されず、通常月額で消化されていきます。10か月経過時点で計算結果はちょうど0円になり、それ以降は返金がないという公式の記述と数字が整合します。なお返金は資金移動業者のサービスを介して行われ、クレジットカード会社経由での返金はできないとされています。
料金面での注意点と、向いていない人
📌 このセクションの要点
ここまで読んで「安いし始めよう」と感じた方にこそ読んでいただきたい部分です。金額が小さいサービスほど、失敗の痛みは金銭ではなく時間として返ってきます。誠実にお伝えします。
追加費用が発生しやすい3つのポイント
⚠️ 想定外の出費になりうる箇所
- 申し込み経路:アプリ内決済だと月2,800円。年間で7,464円の差
- テキスト冊子:1冊1,320円。教科数を増やすと積み上がる
- 視聴環境:推奨環境を満たす端末がない場合、端末購入という別費用が発生しうる
3つ目は特に見落とされがちです。公式の推奨環境はパソコンでWindows 11以上またはMacOS 13.0以上、スマホ・タブレットではiOS/iPadOS 18以上、Android OS 12.0以上とされています。古い端末しか家庭にない場合、月2,178円を払い始める前に、端末を用意するという別の判断が必要になります。
料金の安さが裏目に出るケース
📉 私が見てきた「もったいない使われ方」
スタサプを併用する生徒を指導してきて、はっきり感じることがあります。月2,000円台という金額は、支払っていることを忘れられる金額だということです。塾に月3万円払っていれば「行かせないともったいない」という圧力が家庭内に生まれますが、2,178円ではそれが働きません。
結果として起きるのが、「登録したまま数か月見ていない」という状態です。年間21,780円は塾に比べれば小さいものの、使わなければ回収率は0%であり、単価が安いことは何の慰めにもなりません。
ベーシックコースには個別に質問へ回答する機能が含まれていない点も、ここに効いてきます。分からない箇所で止まったとき、解決してくれる人が料金の中にいない。この構造に当てはまる方は、価格ではない理由でスタサプを選ぶ必要があります。(具体的にどんな方が該当するかは、記事末尾のチェックリストに整理しました)
払う価値があるかを判断する3つの軸
💡 指導現場から提案する判断基準
私が保護者の方に相談されたとき、実際にお伝えしている見方を3つ挙げます。
- 置き換えなのか、上乗せなのか:塾をやめてスタサプにするなら年30万円規模の節約ですが、塾に上乗せするなら年2万円の純増です。同じ「月2,178円」でも意味が正反対です
- 週に何本見る想定か:週2本×40週で年間80本。21,780円÷80本=1本あたり約272円。この単価に納得できるかを考える
- 誰が進捗を見るのか:まなレポで学習状況は分かりますが、見る人がいなければ機能しません。保護者が週1回確認する時間を取れるかどうかは、料金と同じくらい重要な条件です
「安いから試す」は合理的ですが、「安いから続く」ではありません。ここを分けて考えられる家庭では、スタサプの費用対効果は非常に高くなると私は考えています。
📝 進路選択についての注記
本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。
14日間の無料体験で料金を確かめる手順
🧭 このセクションの要点
ここまでの内容を踏まえると、次の一歩は明確です。いきなり年払いを選ぶのではなく、条件を満たした形で無料体験を使い、家庭で回るかどうかを確かめる。その具体的な条件と流れを整理します。
無料体験が適用される条件
🆓 14日間無料体験の条件
- Webサイトから、かつクレジットカード決済で申し込んだ初回の方のみ適用
- 料金を発生させたくない場合は、終了の24時間前までに利用停止の手続きが必要(14日間には申し込み日を含みます)
中学講座の公式サイトでは、ベーシックコースの全機能を14日間無料で体験できる点が、他社の一部機能のみの無料体験と対比して説明されています。条件を1つでも外すと無料体験が適用されないため、申し込み経路と決済方法は必ず確認してください。期間の数え方や細かい条件は14日間の全条件をまとめた記事で詳しく解説しています。
申し込みから判断までの流れ
🔰 4ステップで進める
アプリからではなくWebサイトから会員登録に進みます。決済方法はクレジットカードを選択します。
申し込み日を1日目として14日目が終了日です。その前日を「判断日」としてリマインダーを設定しておくと安全です。
講座の質より、決めた時間に開けたかどうかを観察します。ここが継続可否の実質的な判定になります。
続けるなら月払いのまま様子を見る、止めるなら終了24時間前までに利用停止。この期限を過ぎると課金が始まります。
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よくある質問
❓ Q1. スタサプの料金は月額いくらですか?
A. ベーシックコースの月払いは月額2,178円(税込)です。12か月一括払いは総額21,780円で、月あたり1,815円になります。いずれもWebサイトからクレジットカード決済で申し込んだ場合に適用される価格です。
❓ Q2. 12か月一括払いと月払いはどちらが安いですか?
A. 12か月使い切る前提なら一括払いが安くなります。月払いを12か月続けると26,136円ですが、一括払いは21,780円のため、差額は2か月分にあたる4,356円です。ただし途中でやめても原則として返金はないため、続くかどうかの見通しが判断材料になります。
❓ Q3. 入会金や教材費はかかりますか?
A. 入会金・初期費用は不要で、授業に対応するテキストもPDFであれば無料でダウンロードできます。冊子のテキストを購入する場合のみ1冊1,320円(税込・送料込)がかかります。このほか通信料は利用者負担です。
❓ Q4. アプリから申し込むと料金は変わりますか?
A. 変わります。公式サイトの料金例では、iOS・Androidアプリ内決済の場合の月額は2,800円と記載されています。アプリ内決済にはAppleとGoogleの決済手数料が含まれるためで、14日間無料体験もWebサイトかつクレジットカード決済の場合のみ適用されます。
❓ Q5. 学年が上がると料金は上がりますか?
A. 上がりません。ベーシックコースは小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座のすべてを同一料金で視聴できる仕組みで、公式サイトも学年が上がっても料金は定額であると案内しています。
❓ Q6. 途中で解約したら返金されますか?
A. 原則として返金はありません。例外は12か月一括払いの契約で、団体契約への乗り換え、または高校・高専の卒業に伴う中途解約の場合に限られ、決済発生日から10か月以上経過している場合は返金が発生しません。月額プランは返金対象外で、日割り返金も行われていません。
❓ Q7. 兄弟で使う場合、1契約で足りますか?
A. 公式のよくある質問では、きょうだいで利用している場合に複数のアカウントを持っている前提の案内がなされています。学習の記録は各アカウントに紐づくため、それぞれの進捗を管理したい場合は人数分の契約が必要になると考えられます。正確な運用条件は申し込み前に公式窓口でご確認ください。
まとめ:スタサプの料金は安いが、判断軸は金額ではない

🎯 この記事の結論
- 基本料金:月払い2,178円、12か月一括21,780円(月あたり1,815円)。差額は2か月分の4,356円
- 申し込み経路:アプリ内決済は月2,800円。Webサイト+クレジットカードが最も安く、無料体験の条件でもある
- 学年による変動なし:小1〜高3の全講座が同一料金。高3で科目が増えても費用は増えない
- 追加費用:入会金0円、テキストPDF無料。冊子は1冊1,320円、通信料は利用者負担
- 塾との差:中学生で年間約32.8万円、高校生で約35.8万円。ただし差額の正体は強制力・個別対応・伴走
- 返金:原則なし。例外は12か月一括払いの2ケースのみで、10か月経過後は0円
- 結論:料金の安さは「試す理由」にはなるが「続く理由」にはならない。まず14日間で運用が回るかを確かめるのが最短距離です。
✅ 料金面で向いている人
- 塾や予備校の費用を圧縮したいが、授業の質は落としたくない
- 決まった時間に学習を回す仕組みが家庭内にすでにある
- 受講科目が多く、科目ごとに費用が積み上がる形を避けたい
- 学年進行での値上がりがない、読みやすい費用構造を求めている
❌ 料金面で慎重に考えたい人
- 学習計画を立てて実行する部分に、まだサポートが必要な段階にいる
- 疑問をその場で質問して解決したい場面が多い
- すでに通塾で時間が埋まっており、視聴時間を確保できる見込みが薄い
- 推奨環境を満たす端末が家庭になく、端末購入が先に必要になる
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🎓 執筆者プロフィール
kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導
この記事を書いた理由:私は中学生のとき早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に進学、慶應義塾大学経済学部を卒業しました。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、その後10年以上にわたって指導の現場に立っています。スタサプを併用している生徒を実際に担当してきた経験があり、料金の話が家庭でどう扱われ、どこで判断を誤りやすいかを間近で見てきました。だからこそ、金額の羅列ではなく「その金額が何を買っているのか」まで書く必要があると考えています。
📚 調査概要
- 調査対象:スタディサプリ 小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座の個人向け料金体系、支払い・更新・返金に関する規約
- 調査方法:公式サイト(料金ページ・講座ページ・よくある質問・特定商取引法に基づく表記・返金ポリシー)の調査、運営会社の公表情報の確認、著者の指導経験に基づく考察
- 調査実施日:2026年7月23日
- 情報の限界:著者はスタサプを契約して料金を支払った当事者ではなく、決済画面・請求明細・返金手続きの実物は確認していません。また、兄弟利用時の契約単位、いわゆる合格特訓コースなどベーシックコース以外の料金については、公式サイト上で確認できる記載を見つけられなかったため本記事では扱っていません。これらについては公式窓口へのご確認をおすすめします。
- 利益相反の有無:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。成果報酬が発生する可能性がありますが、料金・条件の記載は公式情報に基づいており、評価内容が変わることはありません。
📚 参考文献・引用元
- スタディサプリ 小学講座 料金(2026年7月23日参照)
- スタディサプリ 中学講座 料金(2026年7月23日参照)
- スタディサプリ 高校講座・大学受験講座 料金(2026年7月23日参照)
- 特定商取引法に基づく表記(2026年7月23日参照)
- 返金ポリシーおよび返金算出方法(2026年7月23日参照)
- ベーシックコースの利用停止方法(2026年7月23日参照)
- 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査 結果の概要」および「学校基本調査(令和5年度)」(スタディサプリ公式サイト掲載の加工値を参照、2026年7月23日)
- 株式会社リクルート 会社概要(2026年7月23日参照)
🏷️ 更新情報
公開日:2026年7月23日/最終更新日:2026年7月23日
※情報変更があった場合は随時更新します。



