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大学受験の費用の平均は?受験料から入学金まで総額を元塾講師が解説

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kou|教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)

慶應義塾大学経済学部卒。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスで大学受験を含む受験指導を行っています。

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公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。

🎯 結論

結論:大学受験から入学までにかかる費用の平均は約81万円(国公立67.2万円・私立文系81.8万円・私立理系88.8万円)です。このうち受験料や交通費・宿泊費などの「受験費用」だけでも平均約30万円かかります(日本政策金融公庫・2021年調査)。

「受験料って1校いくら?」「入学金はいつ払うの?」「結局いくら用意すればいいの?」と、出願を前に不安を感じていませんか。この記事では公的データをもとに、費用の内訳とご家庭ごとの総額の見積もり方を整理しました。

📋 この記事でわかること

  • 大学受験の費用の平均と、その3つの内訳
  • 共通テスト・国公立・私立の受験料(検定料)の目安
  • 併願パターン別の受験料の試算と、平均との差の正体
  • 入学金・初年度納付金の平均と支払いのタイミング
  • 入学金の二重払いなど、費用面で後悔しないための注意点

💬 執筆者のスタンス

私は塾講師として多くの受験生と保護者の方に接してきましたが、学費の準備はしていても、受験期そのものにかかる費用の大きさに驚かれるご家庭は少なくありません。なお、私自身は慶應義塾高校から内部進学したため、大学受験の出願費用を自分で負担した経験はありません。そのぶん、数字はすべて公的機関の公表データで裏づけ、指導現場で見てきた傾向は「私の見解」として区別してお伝えします。特定の塾・予備校から報酬を受けて書いた記事ではありません。

  1. 大学受験の費用の平均はいくら?内訳と全体像
    1. 大学受験の費用とは?3つの内訳
    2. 入学費用の平均は国公立67.2万円・私立理系88.8万円
  2. 受験料(検定料)はいくら?共通テスト・国公立・私立別
    1. 共通テストの検定料は3教科以上で18,000円
    2. 国公立大学の個別試験は1回17,000円が基本
    3. 私立大学は一般選抜3万円台・共通テスト利用はそれ以下が目安
  3. 併願パターン別に受験費用を試算してみた
    1. 国公立第一志望+私立併願の場合
    2. 私立大学を中心に複数受験する場合
    3. 地方から都市部へ遠征受験する場合
  4. 合格後に払う入学金・初年度納付金の平均
    1. 国立大学の入学料と授業料の標準額
    2. 私立大学の初年度納付金の平均は約151万円
    3. 「入学しなかった大学」へ払うお金とは?
  5. 塾・予備校代を含めると総額はどう変わる?
    1. 塾代は「受験費用」とは別枠で見積もる
    2. 学習費を抑えたい家庭の選択肢
  6. 費用面で後悔しないための注意点
    1. 入学金の締切と合格発表日のずれを事前に確認する
    2. 併願校を増やしすぎると費用も体力も削られる
    3. 平均値をそのまま予算にしない
  7. 受験費用の準備を進める手順
    1. 高3秋から入学手続きまでの4ステップ
    2. 資金が足りないときの公的な選択肢
  8. 大学受験の費用に関するよくある質問
  9. まとめ:大学受験の費用の平均を知ったうえで予算を立てよう

大学受験の費用の平均はいくら?内訳と全体像

📌 この章のポイント

「大学受験の費用」と一口に言っても、受験料・遠征費・入学時の納付金では払う時期も金額の決まり方も違います。まずは公的調査の平均値で全体像をつかみましょう。

大学受験の費用とは?3つの内訳

🔍 費用は「受験費用」「学校納付金」「入学しなかった学校への納付金」の3つ

大学受験の費用とは、受験してから入学するまでに必要なお金の総称です。日本政策金融公庫の調査では、次の3つに分けて集計されています。

  • 受験費用:受験料(検定料)と、受験のための交通費・宿泊費
  • 学校納付金:入学金など、入学時に進学先へ納めるお金
  • 入学しなかった学校への納付金:滑り止め校などに納めたものの、結果的に入学しなかった学校へのお金

入学費用の平均は国公立67.2万円・私立理系88.8万円

📊 大学の入学費用の平均(子ども1人あたり)

区分受験費用学校納付金入学しなかった学校への納付金合計
国公立大学27.7万円28.6万円10.8万円67.2万円
私立大学文系31.3万円40.6万円9.9万円81.8万円
私立大学理系32.2万円46.6万円10.0万円88.8万円
大学全体30.3万円40.3万円10.5万円81.1万円

出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果」(2021年12月公表)図-1・図-2の図中数値を読み取って作成(参照日:2026年10月18日)

📊 内訳を図で見ると

大学の入学費用の内訳比較入学費用の内訳(万円)受験費用学校納付金入学しなかった学校への納付金国公立27.728.610.867.2私立文系31.340.69.981.8私立理系32.246.610.088.8受験費用は区分による差が小さく、差の大半は学校納付金出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果」(2021年)

💡 数字から読み取れること

この表で私が注目してほしいのは、受験費用が国公立でも私立でも約28〜32万円とほぼ横並びという点です。国公立志望でも私立を併願し、遠方の会場へ移動するご家庭が多いためと考えられます。入学費用に占める受験費用の割合を計算すると、国公立は約41%、私立文系は約38%、私立理系は約36%で、国公立ほど「受験そのもの」の比重が大きくなります。「国公立志望だから受験にはお金がかからない」という思い込みは、予算づくりで最初に外しておきたいポイントです。

また、「入学しなかった学校への納付金」が平均で約10万円計上されている点も見逃せません。これは合格発表と入学手続き締切のずれから生じる、いわば「安心料」です(詳しくは後述の注意点で解説します)。

📝 データの読み方について

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各大学の公式サイトまたは入学者選抜要項でご確認ください。上記は2021年10月実施の調査で、国の教育ローン利用世帯に限らない保護者4,700人へのインターネット調査です。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

受験料(検定料)はいくら?共通テスト・国公立・私立別

📌 この章のポイント

受験費用のうち、金額が公表されていて事前に計算できるのが受験料(検定料)です。入試区分ごとの目安を押さえておけば、併願校のリストからおおよその総額を出せます。

共通テストの検定料は3教科以上で18,000円

🔢 2027年度(令和9年度)大学入学共通テストの検定料

受験教科数検定料
3教科以上18,000円
2教科以下12,000円
成績閲覧(希望者のみ)+300円

試験日は2027年1月16日・17日です。出願はWeb出願のみで、受付は2026年9月15日〜10月2日でした(本記事公開時点で受付は終了しています)。地理歴史と公民は、何科目受けても教科数としては「1」と数えます。

出典:独立行政法人大学入試センター(参照日:2026年10月18日)

国公立大学の個別試験は1回17,000円が基本

🏢 国公立大学の受験料

国立大学の個別学力検査(二次試験)の検定料は、「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」で標準額が1回17,000円と定められており、多くの大学がこの額です。前期・後期の両方に出願すれば2回分かかります。公立大学も同水準の大学が多いですが、大学ごとに定められているため、志望校の募集要項で確認してください。

私立大学は一般選抜3万円台・共通テスト利用はそれ以下が目安

⚖️ 私立大学の受験料の目安

入試方式1回あたりの目安
一般選抜(個別試験)3万円台が中心(著者が把握する範囲の目安)
共通テスト利用方式一般選抜より安い設定が一般的
医学部など一般選抜でも高めに設定される場合がある

私立大学は大学・方式ごとに金額が自由に設定されており、複数学部・複数日程を同時出願すると2回目以降が割り引かれる制度を設ける大学もあります。

✏️ 指導経験からの補足

私立の受験料は「1回3万円台」が積み重なるため、出願数がそのまま費用に直結します。私が受験生の出願計画を一緒に考えるときは、まず「合格の可能性」と「本当に進学したいか」の2軸で併願校を並べ、受験料の割引制度があるかを募集要項で確かめるところから始めています。割引の有無だけで数万円変わることがあるからです。

併願パターン別に受験費用を試算してみた

📌 この章のポイント

「平均30万円」と言われても、ご家庭の状況に当てはまるかはわかりませんよね。ここでは典型的な3つの併願パターンで受験料を試算し、平均値との差がどこから生まれるのかを確認します。

🏷️ 試算の前提

共通テスト18,000円、国公立個別試験17,000円は公表額。私立一般選抜は1回35,000円、私立の共通テスト利用は1回18,000円と仮定した試算です。割引制度は考慮していません。

国公立第一志望+私立併願の場合

🧮 パターンA:国公立前期・後期+私立3回

項目回数金額
共通テスト(3教科以上)118,000円
国公立個別試験(前期・後期)234,000円
私立一般選抜270,000円
私立共通テスト利用118,000円
受験料合計―140,000円

私立大学を中心に複数受験する場合

🧮 パターンB:私立一般5回+共通テスト利用2回

項目回数金額
共通テスト(3教科以上)118,000円
私立一般選抜5175,000円
私立共通テスト利用236,000円
受験料合計―229,000円

地方から都市部へ遠征受験する場合

⚠️ 交通費・宿泊費は受験料と同じくらい膨らみうる

試験地が自宅から遠い場合、受験料に加えて往復の交通費と前泊・連泊の宿泊費がかかります。金額は居住地・試験日程・同行者の有無で大きく変わるため一律の目安は示せませんが、受験日が連続すると連泊になり、宿泊日数が受験回数以上に増える点に注意が必要です。地方試験会場を設けている私立大学もあるので、出願前に試験地の選択肢を確認しましょう。

💡 試算と平均値の差が教えてくれること

パターンAの受験料は14万円、Bでも約23万円でした。一方、公庫調査の受験費用の平均は約28〜32万円です。この差の多くは、交通費・宿泊費と、試算に含めていない追加出願だと私は読んでいます。つまり、「受験料の合計=受験費用」と考えて予算を組むと、ほぼ確実に足りなくなります。受験料を積み上げたうえで、遠征の有無に応じて移動・宿泊費を別枠で確保しておくのが現実的です。

合格後に払う入学金・初年度納付金の平均

📌 この章のポイント

受験費用の次に来るのが、合格後すぐに求められる入学金と初年度の学費です。2月〜3月に最もまとまった金額が動くので、国公立と私立の水準を確認しておきましょう。

国立大学の入学料と授業料の標準額

🏢 国立大学(昼間部)の標準額

項目標準額
入学料282,000円
授業料(年額)535,800円
初年度合計817,800円

国立大学は標準額の20%増までの範囲で学費を設定でき、授業料を上限の642,960円に引き上げた大学もあります。2026年度に4校が改定し、2027年度も検討中を含め4校が改定予定とされています。

出典:旺文社 教育情報センター「2026年度 大学の学費平均額」(2026年8月)(参照日:2026年10月18日)

私立大学の初年度納付金の平均は約151万円

📊 私立大学(学部)の初年度学生納付金の平均(2025年度入学者)

項目平均額
授業料968,069円
入学料240,365円
施設設備費172,550円
実験実習料30,290円
その他96,374円
総計1,507,647円

出典:文部科学省「私立大学等の令和7年度入学者に係る学生納付金等調査結果」(私立大学592校の平均、参照日:2026年10月18日)

「入学しなかった大学」へ払うお金とは?

❗ 滑り止めの入学金は「戻らない前提」で考える

私立大学の入学手続き締切は、国公立大学の合格発表より前に設定されていることがよくあります。その場合、第一志望の結果を待たずに滑り止め校の入学金を納めるかどうかを決めなければなりません。入学金は原則として返還されないため、これが公庫調査の「入学しなかった学校への納付金(平均約10万円)」につながっています。授業料など入学金以外の納付金は、所定の期限までに辞退すれば返還される扱いが一般的ですが、条件は大学ごとに異なります。

📝 返還に関する注記

本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、法的アドバイスを構成するものではありません。返還の可否・期限は各大学の入学手続要項で確認し、個別の問題は弁護士等の専門家にご相談ください。

塾・予備校代を含めると総額はどう変わる?

📌 この章のポイント

ここまでの約81万円には、受験勉強のための塾・予備校代は含まれていません。受験学年の家計では、こちらが最大の変動要因になることもあります。

塾代は「受験費用」とは別枠で見積もる

💬 塾代を同じ財布で考えない理由

塾・予備校の費用は、集団・個別・映像授業のどれを選ぶか、何科目受講するか、季節講習をどこまで取るかで年間数十万円単位の差がつきます。私は保護者の方に、塾代は「毎月払う学習費」、受験費用は「冬に一度に出るお金」と分けて準備するようお伝えしています。両方を同じ口座から払っていると、1〜3月に受験料・入学金・直前講習の請求が重なって資金が足りなくなるためです。

塾・予備校代の年間相場と総額は、大学受験の塾費用の相場と内訳で詳しく解説しています。

見落とされがちなのが模試の受験料です。高3は模試を受ける回数が増えるため、模試の日程と受験料の一覧で年間の回数を見積もっておくと安心です。

学習費を抑えたい家庭の選択肢

🔍 費用を抑えながら受験対策をする方法

  • 映像授業サービスを軸にする:月額制で、通塾より費用を抑えやすい。スタサプ大学受験講座の評判も参考になります
  • 高1・高2は基礎固めに絞る:学校の授業の補完ならスタサプ高校講座の口コミで向き不向きを確認できます
  • 苦手科目だけ個別指導を併用する:全科目を通塾するより出費を絞れます

ただし、映像授業だけで合格を目指すには自己管理力が求められます。

費用面で後悔しないための注意点

📌 この章のポイント

大学受験の費用は、知っていれば避けられる出費も少なくありません。ここでは、私が指導の中で特に伝えてきた注意点を3つ取り上げます。

入学金の締切と合格発表日のずれを事前に確認する

❌ 日程を確認しないまま出願すると起きること

出願時に「入学手続き締切日」まで見ているご家庭は多くありません。滑り止め校の締切が第一志望の発表より前だと、入学金を払うか、合格を手放すかの二択を迫られます。出願前に、各校の「合格発表日」「入学金の締切」「授業料など残金の締切」を1枚の表にまとめておくと、どこで二重払いが生じうるかが一目でわかります。

併願校を増やしすぎると費用も体力も削られる

📉 「とりあえず多めに出願」の落とし穴

不安から出願数を増やすと、受験料だけでなく連日の受験で疲労がたまり、本命の試験に響くことがあります。私の見てきた範囲でも、出願数の多さと合格の手応えは比例しません。「挑戦校」「実力相応校」「安全校」の役割を決め、同じ役割の大学を重複して受けていないかを見直すのが効果的です。

平均値をそのまま予算にしない

⚠️ 平均は「真ん中」ではない

平均値は、遠方受験や医学部受験のように費用が大きいケースに引き上げられます。逆に、自宅から通える範囲で推薦・総合型選抜で早期に進学先が決まれば、平均を大きく下回ることもあります。平均は「相場観」として使い、予算は志望校リストから積み上げるのが安全です。

なお、浪人する場合は予備校の年間費用が別途加わります。目安は河合塾の浪人コースの費用と1年の流れが参考になります。

受験費用の準備を進める手順

📌 この章のポイント

費用の全体像がわかったら、あとは時期に沿って準備するだけです。高3の秋から入学手続きまでを4ステップに整理しました。

高3秋から入学手続きまでの4ステップ

🔰 準備の流れ

① 9〜10月:共通テストの検定料を払う
3教科以上なら18,000円。出願と同時に支払います。
② 11〜12月:併願校を確定し、受験料と遠征費を積み上げる
募集要項で検定料・割引制度・試験地を確認し、合計額を出します。
③ 12〜1月:日程表をつくり、二重払いの可能性を洗い出す
合格発表日と入学金締切を並べ、払う可能性がある入学金を見積もります。
④ 2〜3月:入学金・初年度納付金を支払う
国立は入学料282,000円、私立は初年度平均約151万円が目安です。

資金が足りないときの公的な選択肢

🧭 早めに検討したい資金の手当て

  • 国の教育ローン:日本政策金融公庫が扱う公的な教育ローンで、受験費用や入学金にも使えます。融資条件は公式サイトで確認してください
  • 奨学金:日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は原則入学後の振込のため、入学金の支払いには間に合わない点に注意が必要です
  • 大学独自の給付・減免制度:志望校の公式サイトで確認できます

受験全体のスケジュールは大学受験の完全攻略ロードマップで時期ごとに整理しています。

大学受験の費用に関するよくある質問

❓ よくある質問

Q. 大学受験の受験料は1校あたりいくらですか?

A. 国立大学の個別試験は多くの大学で1回17,000円、私立大学の一般選抜は3万円台が中心、共通テスト利用方式はそれより安く設定されることが一般的です。正確な金額は各大学の入学者選抜要項で確認してください。

Q. 共通テストの受験料はいくらですか?

A. 2027年度(令和9年度)大学入学共通テストの検定料は、3教科以上が18,000円、2教科以下が12,000円です。成績閲覧を希望する場合は手数料300円が加わります。

Q. 滑り止めの大学に払った入学金は返ってきますか?

A. 入学金は原則として返還されません。一方、授業料などは所定の期限までに入学を辞退すれば返還される扱いが一般的です。返還の条件や期限は大学ごとに異なるため、入学手続き前に要項で確認してください。

Q. 大学受験の費用はいつまでに準備すればよいですか?

A. 共通テストの検定料は高3の9〜10月、私立大学の受験料は12月〜1月、入学金や初年度納付金は2月〜3月に支払うのが一般的な流れです。最もまとまった金額が必要になるのは2月〜3月です。

Q. 地方から都市部の大学を受験すると費用は増えますか?

A. 受験料に加えて交通費と宿泊費がかかるため増えます。日本政策金融公庫の調査では、交通費・宿泊費を含む大学の受験費用の平均は約30万円で、受験料だけの試算を大きく上回ります。

Q. 受験費用を抑える方法はありますか?

A. 併願校を目的別に絞る、複数学部をまとめて出願すると割引になる制度を確認する、試験地が選べる大学で地方会場を選ぶ、といった方法があります。費用が不足する場合は国の教育ローンや奨学金の利用も選択肢です。

まとめ:大学受験の費用の平均を知ったうえで予算を立てよう

🎯 この記事のまとめ

  • 大学受験から入学までの費用の平均は約81万円(国公立67.2万円・私立文系81.8万円・私立理系88.8万円)
  • 受験費用だけで平均約30万円。国公立志望でも受験費用はほぼ同水準
  • 受験料は共通テスト18,000円、国立個別17,000円、私立一般3万円台が目安
  • 入学金は原則返還されないため、発表日と締切のずれを出願前に確認する

平均値は相場観として使い、予算はご家庭の志望校リストから積み上げることが、費用で後悔しないいちばんの近道です。

✅ 平均に近い費用になりやすい人

  • 国公立と私立を併願し、5〜7回程度受験する予定の人
  • 一部の試験で遠征・宿泊が必要な人
  • 滑り止め校の入学金を一度納める可能性がある人

❌ 平均が当てはまりにくい人

  • 推薦・総合型選抜や内部進学で早期に進学先が決まる見込みの人(下回りやすい。私自身も内部進学のため、大学受験の出願費用はかかりませんでした)
  • 医学部など受験料・学費が高い学部を複数受ける人(上回りやすい)
  • 地方から複数日程で都市部へ遠征する人(上回りやすい)

🎓 著者プロフィール

執筆者kouのプロフィール画像

kou|教育系Webライター・プロ家庭教師

中学時代に早稲田アカデミーに通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業。在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、現在はフリーランスのプロ家庭教師として、中学受験・高校受験・大学受験・浪人生・不登校・発達障害のお子さままで幅広く指導しています。

この記事を書く理由:指導歴10年超の中で、受験期の出費に戸惑う保護者の方を見てきました。特定の教育機関に偏らない立場から、公的データに基づいて「本当に必要なお金」を整理したいと考え、執筆しています。

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📝 調査概要

  • 調査対象:大学受験から入学までにかかる費用(受験料・受験費用・入学時納付金)
  • 調査方法:公的機関・大学入試センター・教育情報機関の公表資料の文献調査/著者の指導経験に基づく考察
  • 調査実施日:2026年10月18日
  • 情報の限界:私立大学の受験料は大学ごとに異なるため一般的な目安として記載しています。日本政策金融公庫調査の内訳は図中数値の読み取りによります。交通費・宿泊費は居住地等で差が大きく、一律の金額は示していません。日本政策金融公庫の調査は2021年実施のため、現在の水準と差がある可能性があります。著者は内部進学のため、大学受験の出願費用を自ら負担した経験はありません。
  • 利益相反の有無:なし(本記事に広告・PRは含まれません)

🏷️ 記事情報

公開日:2026年10月18日/最終更新日:2026年10月18日
※情報変更があった場合は随時更新します。