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スタサプ数学の先生は誰?山内・堺の担当講座を元塾講師が解説

インフォグラフィック

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kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
早稲田アカデミーで多数の受験生を指導。慶應義塾高等学校・慶應義塾大学経済学部卒。中学受験から大学受験まで、映像授業を併用する生徒を長く見てきました。

プロフィール運営理念

🎯 結論

結論:スタサプの数学は「先生を選ぶ」サービスではなく、「レベルを選んだ結果、担当の先生が決まる」サービスです。高校講座・大学受験講座の数学は山内恵介先生が広い範囲を担当し、最上位帯を堺義明先生が担当する構造になっています(公式サイト・2026年4月時点の記載)。中学講座は4名体制、小学講座の算数は2名体制です。

🔍 この記事で解決できること

  • スタサプの数学を担当している先生の顔ぶれ(小・中・高/大学受験)
  • 山内恵介先生と堺義明先生の担当範囲がどう分かれているか
  • 「先生で選ぶ」のか「レベルで選ぶ」のか、判断の順番
  • 公式情報では確認できないこと(=過度に期待してはいけない点)
  • 先生の相性を最短で確かめる具体的な手順

📚 執筆の前提と情報の範囲

本記事の講師名・担当講座・料金は、スタディサプリ公式サイトおよびリクルートの公表資料を2026年7月27日に確認して執筆しています。私自身は塾・家庭教師の現場でスタサプを併用する生徒を指導してきましたが、全講師の授業を網羅的に受講したわけではありません。授業の中身に関する評価は、公式に公開されている講座概要・講座内容・講師プロフィールを教育業界の視点から読み解いたものです。当サイトはリクルートおよびスタディサプリと資本関係・監修関係にありません。

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

私の早稲アカ講師時代の給与明細

早稲アカで働いていた証明として、当時の給与明細を載せておきます。

スタサプの数学の先生は誰?講座別の担当講師一覧

📌 まず全体像から押さえる

「スタサプ 数学 先生」と検索する方の多くは、自分(あるいはお子さん)が見ることになる先生が誰なのかを知りたいはずです。ところがスタサプの講師一覧は講座単位ではなく人物単位で並んでいるため、「結局どの授業を誰が担当しているのか」が分かりにくい構造になっています。ここでは小学・中学・高校/大学受験の3階層に分けて、公式サイトの記載を整理します。

小学講座の算数を担当する先生

🔰 小学講座の算数は2名体制

先生公式キャッチ主な守備範囲
尾﨑 正彦思考力を鍛える算数・数学界の立役者小4〜小6の通常レベル算数
繁田 和貴中学受験を成功に導く熱き番長中学受験を意識した応用レベル

尾﨑先生は教育奨励賞文部科学大臣賞の受賞歴があり、教科書編集委員も務める学校教育畑の講師です。一方の繁田先生は開成中・高から東京大学経済学部を経て、中学受験専門の個別指導塾を運営する塾業界畑の講師と、経歴の系統がはっきり分かれています。

💡 元講師の見立て

この2名の配置は、私にはかなり意図的なものに見えます。学校の授業に沿って「なぜその答えになるのか」を掘る役と、中学受験の解法を高速で回す役では、必要な話し方も板書の密度もまるで違うからです。お子さんが「学校の算数についていく」段階なのか「受験算数を戦う」段階なのかで、見るべき先生は変わります。中学受験での活用可否そのものについてはスタサプだけで中学受験に挑めるかを検証した記事で詳しく扱っています。

中学講座の数学を担当する先生

📋 中学講座の数学は4名体制

先生公式キャッチ公式プロフィールから読み取れる持ち味
堺 義明基本に忠実、ユーモア爆発のミスター数学大手予備校で長年指導。「基本を速く正確に」がモットー
齋田 雅彦“なぜ”を“楽しい”に変えるマジシャン公式を教え込まず理由から入る指導。算数の著書多数
迫田 昂輝教育界の激熱男児『数学のトリセツ』の著者。高校受験に必要な思考力を重視
大辻 雄介思考を導く“解”拓使ネット生放送で1万人同時受講の記録。現在は高校の初代校長

⚠️ 学年ごとの担当割りまでは公表されていません

公式サイトの講師一覧には4名の掲載がありますが、「中1のこの単元は誰」という単元別の担当表は公開されていません。公式サイトには中2の平面図形で堺先生の授業を挙げる受講者の声も掲載されていますが、これは個別の体験談であり、全単元の担当を示すものではありません。

また、中学数学の先取り学習に関して山内先生の名前を挙げる受講者の声も公式サイト上にありますが、山内先生は中学講座の講師一覧に数学担当としては掲載されていません。中学講座で必ず山内先生の授業を選べるという意味には受け取らないでください。実際の担当は、次の手順で受講画面から確認するのが確実です。

① 受講したい学年・単元の講座を開く
② 講義一覧に表示される担当講師名を確認する
③ 気になる講義を1本視聴して相性を判断する

高校講座・大学受験講座の数学を担当する先生

📊 通年講座の担当と講義数(公式サイト・2026年4月時点の記載)

講座トップハイスタンダードベーシック
数学I49講/堺
(IAIIB+C一括)
11講/山内13講/山内15講/山内
数学A同上9講/山内9講/山内11講/山内
数学II同上19講/山内18講/山内19講/山内
数学B+C(ベクトル)同上14講/山内16講/山内10講+6講/山内
数学III22講/山内
数学C(平面上の曲線/複素数平面)8講/山内
中学総復習数学10講/山内

※トップレベルは単元別ではなく「トップレベル数学IAIIB+C(ベクトル)」49講としてまとめて開講されているため、数学A・II・B+Cの各行に個別の講義数表記はありません。上表の列の対応は、公式ページの表組みを読み取って整理したものです。

出典:スタディサプリ公式サイト 高校講座・大学受験講座ページ(2026年7月27日確認/同ページに「2026年4月時点の情報です」と記載)

💬 この表から見えてくること

数字を並べて初めて分かるのですが、高校数学のカリキュラムは、ほぼ山内恵介先生一人の設計で貫かれています。これは映像授業サービスとしてかなり珍しい構造です。予備校では学年・レベル・校舎ごとに講師が分かれ、用語の使い方や答案の書き方が微妙にズレることが普通に起こります。数学I から数学III・Cまで同じ人が担当するということは、記号の使い方も答案の型も3年間ブレないということで、独学者にとっては地味ながら大きな利点だと私は考えます。

抽象的に聞こえるかもしれないので、現場で実際に起きる例を挙げます。ベクトルを矢印付きで書く流儀と太字で書く流儀。必要十分条件を記号で繋ぐ流儀と日本語で書き下す流儀。確率で「同様に確からしい」の断りを書かせるかどうか。どれも正誤の問題ではなく作法の問題ですが、参考書と学校と塾で三者三様だと、生徒は「どれが正しいのか」で手が止まります。担当が一人であれば、この迷いが最初から発生しません。数学IIIまで独学で通す予定の人ほど、この一貫性は後半で効いてきます。

🧮 数学講座の講義数を担当講師別に可視化

数学講座の講義数と担当講師(高校・大学受験) 山内 恵介 堺 義明 トップ 数学IAIIB+C 49講 ベーシック 数学III 22講 ベーシック 数学II 19講 ベーシック 数学B+C 16講 ベーシック 数学I 15講 ベーシック 数学A 11講 中学総復習数学 10講 難関国公立大 数学III+C 10講 ベーシック 数学C 8講 出典:スタディサプリ公式サイト 高校講座・大学受験講座ページ(2026年7月27日確認/同ページに「2026年4月時点の情報」と記載) ※トップレベルは数学IAIIB+C(ベクトル)を一括開講。中学講座の単元別講義数は非公開のため対象外

山内恵介先生はどんな講師か?

📌 高校数学の「本体」を担う講師

高校講座で数学を受講すると、多くの人が最初に出会うのが山内恵介先生です。公式サイトでのキャッチコピーは「数学の本質理解のトレーナー」。担当講義数から見ても、スタサプの高校数学はこの先生を軸に組み立てられていると言って差し支えありません。

担当している数学講座の範囲

✅ 中学総復習から数学IIIまで一気通貫

  • 中学総復習数学(10講):高校数学に入る前の土台づくり
  • ベーシック〜ハイレベル:数学I・A・II・B+C(ベクトル)
  • 数学III(22講)/数学C・平面上の曲線・複素数平面(8講)

中学の内容でつまずいた高校生が、同じ先生の中学総復習講座に戻ってから高校範囲に進める設計になっている点は、実務的に価値が高いと感じます。

授業スタイルの特徴

📖 公式メッセージから読み解く

山内先生は公式サイトのメッセージで、数学の問題が受講者に「どんな力を要求しているのか」を伝える、という趣旨のことを書いています。私はこの一文に、この先生の授業設計がよく表れていると思います。解き方の手順ではなく、出題者が何を測ろうとしているかを言語化するタイプの指導は、暗記型の勉強から抜けられない生徒に効きます。逆に「とりあえず答えの出し方だけ教えてほしい」という人には、遠回りに感じられる可能性があります。

プロフィールには「数学アレルギー者の蘇生」という表現とともに、緻密な授業構成と熱意という言葉が並びます。実際、監修書には『ゼッタイわかる 中1数学』などの中学生向け基礎シリーズがあり、苦手層への訴求を意識した講師であることがうかがえます。山内先生個人の担当講座と評判をさらに詳しく知りたい方はこちらで掘り下げています。

どんな生徒に合うか?

⭕ 相性が良いと考えられるタイプ

  • 公式は覚えたのに応用問題で手が止まる人
  • 学校の進度に合わせて、同じ流儀で3年間積み上げたい人
  • 中学範囲の穴を自覚していて、戻って直したい高校生

❌ 物足りなさを感じやすいタイプ

  • すでに難関大レベルの演習量を確保していて、解法の引き出しだけを増やしたい人
  • テスト前日に要点だけを最短で拾いたい人(本質理解型の授業は所要時間が長くなりがち)

堺義明先生はどんな講師か?

📌 中学と高校最上位を橋渡しする講師

堺義明先生は、中学講座の数学と高校講座のトップレベル、そして難関国公立大対策という両端を担当している珍しいポジションの講師です。公式キャッチは「基本に忠実、ユーモア爆発のミスター数学」。大手予備校で長年講師を務め、「基本を速く正確に」をモットーに掲げています。

担当講座と難易度の位置づけ

🔢 公式サイトで確認できる担当講座

講座講義数位置づけ
高1・高2 トップレベル数学IAIIB+C(ベクトル)49講高校数学の最上位帯
難関国公立大 数学III+C対策講座10講志望校対策の演習
中学講座 数学非公表中学範囲(4名体制の一人)

トップレベル講座の概要には、問題解決への姿勢や典型問題の高速処理、答案の書き方といった要素が挙げられています。単元別ではなくテーマ横断で組まれた講座であることが、49講という数字と講座内容の並びから読み取れます。

授業スタイルの特徴

💬 「答案の書き方」を扱う講座は貴重です

私が指導の現場で最も多く直面する失点原因は、解法が分からないことではなく答案が読めないことです。記述式の国公立二次で、方針は合っているのに大幅減点される答案を毎年何枚も見てきました。トップレベル講座の概要に「解答の書き方」が明記されているのは、映像授業としては踏み込んだ設計だと感じます。難関国公立を目指すなら、山内先生で理解を作り、堺先生で答案と処理速度を仕上げる、という二段構えが現実的です。

公式が公開しているトップレベル講座の内容一覧を見ると、群数列、基本漸化式、数学的帰納法、3次関数の接線と交点、平面ベクトルと内積といった項目が並びます。この並びは、答案の書き方で差がつく単元とほぼ重なります。帰納法は仮定の置き方を一行落とすだけで減点され、漸化式は変形の根拠を書かなければ途中点が付かず、ベクトルは図に頼った説明が通用しません。解けているのに点が伸びない受験生は、まずこの帯の単元から手を付けるのが効率的だと考えます。

山内先生との使い分け

🆚 二人の役割の違い(公式記載からの整理)

比較軸山内 恵介堺 義明
主な守備範囲ベーシック〜ハイ/数学I〜III・Cトップレベル/難関大対策/中学数学
公式が掲げる軸数学の本質理解基本を速く正確に
向く場面単元の理解を作る段階処理速度と答案を仕上げる段階
受講の順序先に受ける理解が固まってから

🧭 まずは授業の相性を確かめる段階

講師の相性は、プロフィールを何度読んでも分かりません。1講義でも実際に視聴すれば、話す速度・板書量・例題の難度が一度に分かります。スタサプには申込から14日間の無料体験が用意されているので、山内先生と堺先生の授業を1本ずつ見比べるのが最短の判断方法です。条件の詳細は14日間の無料体験の全条件をまとめた記事で確認できます。

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中学講座の数学講師4人の違いと選び方

📌 高校講座とは設計思想が違います

高校数学が実質的に1〜2名で組まれているのに対し、中学講座の数学は4名が名を連ねています。中学生は学年による発達差が大きく、同じ「数学」でも中1の正負の数と中3の関数では求められる説明の質が変わります。複数講師体制は、そこに対応するための設計だと考えられます。

4人の顔ぶれと持ち味

🗣️ 経歴の系統がきれいに分かれています

  • 堺 義明:大手予備校系。基本の型を速く正確に固める指導
  • 齋田 雅彦:理数系専門塾を設立した異色の経歴。公式の意味から入る
  • 迫田 昂輝:『数学のトリセツ』著者。熱量の高い解説で高校受験の思考力を養う
  • 大辻 雄介:生放送授業で1万人同時受講の記録を持ち、現在は高校の初代校長

予備校型・塾型・動画型・学校型が1人ずつ揃っている形で、これは偶然ではないでしょう。合わない先生が1人いても、別の系統の授業に逃げ道があるという点で、中学生には安心材料になります。私が生徒の様子を見て系統を勧めるときの目安は、次のとおりです。

  • 公式は覚えたのに使えない→ 理由から入る齋田先生の系統
  • 解くのが遅くテストで時間が足りない→ 「基本を速く正確に」の堺先生の系統
  • 気持ちが乗らず机に向かえない→ 熱量で引っ張る迫田先生の系統
  • すぐ解説を見てしまう→ 考え抜く時間を重視する大辻先生の系統

ただしこれは公式プロフィールと講師メッセージから読み取った傾向であり、担当単元が決まっている以上、希望どおりの系統を毎回選べるとは限りません。あくまで「合わなかったときの逃げ道の方向」として持っておいてください。

学年・単元で選ぶか、講師で選ぶか?

📋 迷わない順番はこの3ステップ

① 単元を決める:今つまずいている単元、または次の定期テスト範囲を1つだけ選ぶ
② レベルを決める:学校の授業についていく段階か、入試の応用まで踏み込む段階かを決める
③ 表示された講師で1〜2講だけ試す:合わなければ、前後のレベルの講座を開いて別の授業を見る

講師名から講座を探すルートは、担当表が公開されていない以上どうしても遠回りになります。中学講座全体の使い勝手については中学講座の口コミ・評判をまとめた記事もあわせてご覧ください。

講師を替えるときの注意点

⚠️ 「先生探し」が目的化すると成績は止まります

映像授業の失敗として私が最も多く見てきたのが、相性の良い先生を探すこと自体に時間を使い切ってしまうパターンです。数学は視聴時間ではなく、手を動かした問題数で伸びます。目安として、2講義見て内容が頭に入るなら、その先生で最後まで走り切ったほうが結果は出やすいと考えます。判断は早めに、そして一度決めたら替えない。これが映像授業の鉄則です。

数学の先生選びで失敗しないための判断軸

📌 講師の前に決めるべきものがある

ここまで見てきたとおり、スタサプで「先生を指名する」ことはできません。だとすれば、受講者ができる意思決定はどのレベルの講座を、どのくらいの量、いつまでに終えるかの3点に絞られます。ここを設計できるかどうかで、同じ講師の同じ授業でも成果が変わります。

レベル表示を先に決める

🔍 4段階のレベルと想定される受講者

レベル公式の講座概要から読み取れる想定担当
ベーシック用語と公式の説明、基本問題を網羅。苦手な人向け山内
スタンダード既習・未習を問わず一から学習・確認する山内
ハイ標準以上の入試問題に対応する力を養う山内
トップ難関校合格者が備える処理法・答案作法まで扱う

迷ったときは1段階下げるのが定石です。数学I はベーシック15講に対しハイレベル11講、数学A はベーシック11講に対しハイレベル9講と、この2単元では下のレベルほど講義数が多くなっています。ただし数学II のようにハイとベーシックが同数の単元もあり、全単元に共通する法則ではありません。

なお公式サイトには「[新版] ベーシックレベル数学I」のように[新版]と付いた講座が並んでいます。数学B+C(ベクトル)という単元名の付け方から見ても、現行の課程に対応した講座を指す表記と読み取れます。学校の教科書と単元の並びが揃っているかどうかは、受講前に1講だけ開いて確かめておくと安全です(課程の全体像は文部科学省・新しい学習指導要領で確認できます)。

🔺 レベル選択を誤ったときに起きること

指導の現場で見てきた失敗は、上げすぎと下げすぎで症状がはっきり違います。上げすぎた生徒は「授業は分かるのに問題が解けない」と言い出します。解説を追う力はあるので理解した気になり、いざ演習になると手が止まる。本人も保護者も気づきにくい、最も厄介な失敗です。

逆に下げすぎた生徒は、すでに知っている内容を丁寧に聞き直すことで学習時間だけが溶けていきます。真面目に取り組んでいるように見えるため、周囲も止めにくい。見分け方は単純で、講義を見る前に例題を自力で解いてみて、7割方できるなら一段上、半分も手が動かないなら一段下です。学年単位ではなく、単元ごとに判断してください。

講義数から学習時間を逆算する

💡 数字で見ると計画が現実的になります

公式の講義数を単純合計すると、山内先生が担当するベーシックレベルの数学I・A・II・B+C だけで55講前後、数学III・C を加えると85講前後になります。1講義あたりに演習の時間を同じだけ確保すると、視聴だけの想定の倍は見ておく必要があります。私が生徒に伝えているのは「週に何講進めるか」を先に決めること。週3講なら数学I・A のベーシックを終えるのに2か月強かかる計算で、この見積もりを最初にしておくかどうかで、途中で放り出す確率が大きく変わります。

🔢 1講義の長さと、進み具合の確かめ方

公式サイトによると、中学講座の授業は1回約5分が基本で、高校受験など応用力を養成する講座には1回約27分の本格的な解説授業もあります。5分の授業を10本見るのと、27分の授業を2本見るのとでは、必要な集中力も演習の挟み方もまったく変わります。計画を立てるときは、講義数だけでなくこの長さの違いも見ておいてください。

進み具合は各講義の確認テストと、学習状況画面に表示される王冠マークで把握できます。数学は視聴本数ではなく正答率で管理したほうが崩れにくいので、仕組みは確認テストと王冠マークの使い方を解説した記事で先に押さえておくことをおすすめします。

費用と併用コストを確認する

💰 数学だけ受けても料金は変わりません

項目金額(税込)
ベーシックコース 月額2,178円
12か月一括払い21,780円(月あたり1,815円)
紙のテキスト(任意)1冊 1,320円(送料込)

教科別の料金設定はなく、数学1教科だけの受講でも全教科受講でも同額です。そもそも何がどこまで含まれるコースなのかは、ベーシックコースの中身を解説した記事で確認できます。

紙のテキストを購入するかどうかは、公式が案内する価格(1冊1,320円・税込・送料込)と自宅の印刷環境を突き合わせて判断することになります。数学は書き込みながら解く教科なので、ここは節約より使い勝手で決めるべき部分です。判断材料はテキスト購入が必要かどうかを検討した記事にまとめています。

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📝 費用に関する注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。

注意すべき点と向いていない人

❗ 先に短所を確認してください

ここまで担当講師の強みを整理してきましたが、映像授業には構造的に埋められない弱点があります。私は塾側の人間として、この弱点を理解せずに契約して失敗した家庭を何度も見てきました。契約前に必ず目を通してください。

質問できない構造的な弱点

❌ 「その先の一言」が返ってこない

数学でつまずく瞬間の多くは、講義本編ではなく自分の答案のどこが違うのか分からない場面で起こります。対面指導なら、答案を一目見て「この行のイコールが成り立っていない」と指摘できます。映像授業では、この最後の詰めを自力で行う必要があります。ベーシックコースにおいて講師へ個別に質問できる窓口は、公式情報の範囲では確認できませんでした。

なお、学習プランと現役大学生のコーチングがセットになっていた大学受験講座の「合格特訓コース」は、2026年3月30日をもって提供終了とリクルートが公表しています。個別サポートを前提に検討していた方は、合格特訓コース終了後の代わりの選択肢を先に確認しておくべきです。

志望校対策講座の担当は公開情報で確認できない部分がある

🔺 確認できたのは一部のみです

大学受験講座には東京大学・京都大学・一橋大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学の数学対策講座が並んでいます。しかし公式サイトの一覧ページで担当講師名まで明記されていたのは、私が確認できた範囲では「難関国公立大 数学III+C対策講座(10講・堺義明先生)」でした。他の大学別数学対策講座の担当講師については、公開情報からは確認できませんでした。特定の講師の授業を目的に契約を検討している場合は、無料体験期間中に該当講座を開いて確認することをおすすめします。

向いている人・向いていない人

⭕ 向いている人

  • 自分で問題を解き、間違いを自分で見つけ直せる人
  • 学校や塾の授業の補強として、理解の抜けを埋めたい人
  • 先取り・戻り学習を自分のペースで進めたい人
  • 教える人が3年間変わらないことに価値を感じる人

❌ 向いていない人

  • 答案を毎回見てもらわないと、どこで間違えたか分からない人
  • 強制力がないと机に向かえない人
  • 特定の講師を指名して受講したい人
  • 今日明日の宿題の分からない1問を、すぐ解決したい人

後者に当てはまる場合は、対面や個別のサービスと比較したほうが結果的に近道です。判断に迷う方は学習塾・家庭教師を10社比較したランキングで選択肢の幅を確認してみてください。

📝 進路選択に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

よくある質問

スタサプの数学の先生は誰ですか?

❓ 回答

A. 公式サイトの講師一覧では、小学講座の算数が尾﨑正彦先生と繁田和貴先生、中学講座の数学が堺義明先生・齋田雅彦先生・迫田昂輝先生・大辻雄介先生の4名、高校講座および大学受験講座の数学が山内恵介先生と堺義明先生として掲載されています(2026年7月時点)。

高校数学はほとんど山内恵介先生が担当しているのですか?

❓ 回答

A. 公式サイトの通年講座一覧では、数学I・A・II・B+C・III・C、および中学総復習数学のベーシックからハイレベルまでの多くが山内先生の担当と記載されています。一方でトップレベル数学IAIIB+C(ベクトル)49講は堺義明先生の担当です(公式サイトに「2026年4月時点の情報」と記載)。

同じ単元で先生を選び直すことはできますか?

❓ 回答

A. 講座ごとに担当講師が決まっている形式のため、同一講座の中で講師を選び替える仕組みは公式情報の範囲では確認できませんでした。ただしレベル違いの講座を受け直すことで、結果的に担当講師が変わる場合があります。

数学の先生に直接質問することはできますか?

❓ 回答

A. ベーシックコースは映像授業とテキストが中心のサービスで、講師へ個別に質問できる窓口は公式情報の範囲では確認できませんでした。個別のコーチングが付いていた大学受験講座の合格特訓コースは、2026年3月30日をもって提供終了とリクルートが公表しています。

中学生はどの数学の先生から見ればよいですか?

❓ 回答

A. 中学講座は学年・単元ごとに担当が割り当てられる形式のため、まず受けたい単元の講座を開き、そこに表示される担当講師の授業を数回分試すのが確実です。講師名から逆に講座を探すより、単元とレベルから入るほうが迷いにくいと考えます。

数学だけ受けたい場合も料金は同じですか?

❓ 回答

A. ベーシックコースは全教科が受け放題の定額制で、公式サイトによると月額2,178円(税込)、12か月一括払いは21,780円(税込・月あたり1,815円)です。教科ごとの個別料金は設定されておらず、紙のテキストが必要な場合のみ1冊1,320円(税込・送料込)が追加されます。

まとめ:スタサプで数学の先生をどう選ぶか?

インフォグラフィック

🎯 この記事の結論

スタサプの数学は「先生で選ぶ」のではなく「レベルで選び、結果として担当が決まる」サービスです。だからこそ、契約前に確認すべきは講師の評判ではなく、自分がどのレベル帯から始めるべきかという一点に尽きます。

  • 高校・大学受験の数学は山内恵介先生が広範囲を担当し、最上位は堺義明先生
  • 中学は堺・齋田・迫田・大辻の4名体制、小学算数は尾﨑・繁田の2名体制
  • 単元別の担当表は非公開。受講画面で確認するのが確実
  • 講師への個別質問の窓口は公式情報では確認できず、合格特訓コースも終了済み
  • 料金は全教科定額で月額2,178円(税込)。数学だけでも同額

✅ 向いている人チェックリスト

  • □ 解いた問題の間違いを、自分で見つけ直せる
  • □ 学校や塾の補強として使う目的がはっきりしている
  • □ 先取りや戻り学習を自分のペースで進めたい
  • □ 月2,178円という金額で試す価値があると判断できる

3つ以上当てはまるなら、まず14日間の無料体験で山内先生の授業を1講見てみるのが合理的です。

❌ 申し込む前に必ず確認しておくこと

  • □ 大学別の数学対策講座は、担当講師が公開されていないものがある
  • □ 講師へ個別に質問できる窓口は、公式情報の範囲では確認できない
  • □ 単元別の担当表がないため、担当講師は受講画面で自分で確かめる必要がある
  • □ 高校生の費用感は学年・受講期間で変わるため、総額で試算しておく

🗝️ 最後の一歩

ここまで読んで判断材料が揃ったなら、あとは実際の授業を見るだけです。「合わなかったら止める」前提で数学の1講義だけ見てみるのが、最も確実な確かめ方だと考えます。

ただし無料体験の対象期間や解約の締め日には条件があります。申し込み前に公式サイトと無料トライアルの条件を整理した記事で必ずご確認ください。

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🎓 執筆者プロフィール

執筆者kouのプロフィール画像

kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)
専門領域:中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のある生徒の指導

中学生時代に早稲田アカデミーへ通い、慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部に在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導し、指導歴は10年を超えます。この記事を書く資格がある理由:塾・家庭教師の現場でスタディサプリを併用する生徒を継続的に指導してきた経験があり、映像授業がどこで機能し、どこで機能しないかを実務として把握しているためです。

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📋 調査概要

  • 調査対象:スタディサプリ小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座の数学(算数)担当講師と担当講座
  • 調査方法:公式サイトの講師一覧・講座一覧・料金ページの調査、リクルートのプレスリリース確認、著者の業界知見に基づく分析
  • 調査実施日:2026年7月27日
  • 情報の限界:著者は全講師の授業を網羅的に受講したわけではなく、授業の内容評価は公開されている講座概要・講座内容・講師メッセージの読み解きに基づきます。中学講座の単元別担当講師、および大学別数学対策講座の担当講師(難関国公立大 数学III+C対策講座を除く)は公開情報から確認できませんでした。講師の交代や講座改編の可能性があるため、最新の担当は受講画面でご確認ください。
  • 利益相反の有無:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。当サイトはリクルートおよびスタディサプリと資本関係・監修関係にはなく、掲載内容について同社の確認・承認は受けていません。

🏷️ 更新情報

公開日:2026年7月27日/最終更新日:2026年7月27日
※情報変更があった場合は随時更新します。