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スタサプの先生・講師は誰?全教科の顔ぶれと選び方を元塾講師が解説

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🎓 この記事を書いた人

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kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(指導歴10年超)
早稲田アカデミーで多数の受験生を指導。中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生の指導経験があり、スタディサプリを併用する生徒を実際に受け持ってきました。映像授業の講師が生徒にどう届くかを、指導する側の目線で見てきた立場から書いています。

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🎯 結論:先生の「有名さ」ではなく、学年とレベルで選ぶ

結論:スタサプの先生・講師は、大手予備校や進学校で実績を積んだプロが中心で、教科ごとに担当が固定されているのが特徴です。だからこそ「誰が有名か」で選ぶより、自分の学年とレベルに合った講座を選び、その結果として担当講師が決まると考えるほうが失敗しません。

私は塾講師として、スタサプを併用する生徒を実際に指導してきました。その経験から言うと、講師の力量そのものよりも「同じ先生の講座を最後まで走り切れるか」が成果を分けます。本記事は公式サイトの講師紹介と講座情報の調査に基づき、そこに指導現場での知見を重ねて執筆しています。

📋 この記事を読むと解決すること

  • スタサプの先生・講師は具体的に誰なのか(教科別の顔ぶれ)
  • 小学・中学・高校・大学受験で講師陣がどう違うのか
  • 自分に合う先生をどう選べばいいのか
  • 「質問できない」など、先に知っておくべき弱点
  • 先生を見極めるための料金と無料体験の使い方

読み終えるころには、「有名講師がいるらしい」という漠然とした情報から、自分が受けるべき講座と担当講師まで具体化できる状態になります。なお筆者はスタサプの運営会社とは資本関係・雇用関係がなく、講師本人への取材も行っていません。記載は公式情報と指導現場での知見の範囲に限定しています。

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

慶應義塾大学経済学部在籍当時の学生証

私の早稲アカ講師時代の給与明細

早稲アカで働いていた証明として、当時の給与明細を載せておきます。

スタサプの先生・講師とは?神授業を担う人たちの正体

🔰 まずは全体像から

スタサプの先生・講師とは、大手予備校や進学校で指導実績を積んだプロが、教科ごとに担当を分けて映像授業を収録している講師陣のことです。受講者が個々の先生を指名する仕組みではなく、受講する講座を選ぶことで担当講師が決まります。

「スタサプの先生」と検索する人の多くは、誰が教えているのか分からないまま契約してよいのかを迷っています。この章では、講師陣がどういう経歴の人たちで、講座ごとにどう配置されているのかという骨格を先に押さえます。

スタサプの講師は予備校や進学校で実績を積んだプロが中心

📌 「プロ講師の神授業」という表現の中身

スタディサプリ公式サイトは、授業を「プロ講師の神授業」と表現しています。公式の講師紹介ページを読むと、その内訳は大きく3タイプに分かれます。

  • 大手予備校の看板講師…英語の関正生先生、数学の堺義明先生、化学の坂田薫先生など
  • 進学校・大学の現職教員…情報の安藤昇先生(青山学院中等部講師)、武善紀之先生(日出学園中学校・高等学校教諭)、阿部百合先生(早稲田大学高等学院講師)
  • 専門領域を持つ実務家型講師…総合型選抜・小論文の神﨑史彦先生、地学の野津太一先生(気象予報士)

ここで重要なのは、公式サイトに掲載されている講師はいずれも指導実績を持つ職業講師であるという点です。サービス全体の位置づけを先に把握したい方はスタサプの仕組みと講座構成をまとめた解説もあわせてご覧ください。

講座別に見る先生の顔ぶれの違い

📊 講座ごとの講師配置

講座講師配置の特徴公式サイトの記載
小学講座基礎レベルは教科ごとに専任の先生が全学年を担当国語=山崎先生、算数=尾﨑先生、理科=冨山先生、社会=玉田先生
中学講座高校講座と重複する講師も在籍「大手予備校で登壇経験がある講師をはじめ、各教科に精通した厳選講師陣」
高校講座・大学受験講座教科・分野ごとに専門講師が細かく分かれる英文法と英文読解で担当講師が異なるなど、分野別の分業

特徴的なのは、小学講座では「1教科=1人」に近い構成なのに対し、高校・大学受験講座では同じ英語でも文法と読解で担当が分かれる点です。学年が上がるほど専門分化が進む設計になっています。実際の受講者の受け止め方は全4講座の口コミ・評判を検証した記事で整理しています。

🆚 「講師」と「コーチ」は別の役割

検索していると混同されやすいのですが、映像授業を担当する「講師」と、学習サポートを行う「コーチ」は別の存在です。本記事で扱っているのは前者、つまり授業を収録している講師陣です。コーチによるサポートの有無や内容はコースによって異なるため、必ず公式サイトで最新の提供内容をご確認ください。

また、1回あたりの授業時間も講座によって異なります。公式サイトの記載は次のとおりです。

講座1回あたりの授業時間(公式サイトの記載)
小学講座約10分の授業と確認ドリル
中学講座約5分の要点授業(高校受験など応用力を養成する講座は約27分の解説授業もあり)
高校講座・大学受験講座約10分

先生は授業だけでなくテキストと学習プランも監修している

⭕ 見落とされがちな価値

公式サイトによると、すべての講義に講師監修のオリジナルテキストが用意され、志望校に応じた講師監修の学習プランも提供されています。つまり講師の関与は「動画に出演する」だけで終わっていません。

塾の現場感覚で言うと、これは地味ですが大きな差です。講義と教材の作成者が一致していると、授業で使った言葉づかいや解法の順序がそのまま教材に載るため、生徒が復習でつまずきにくくなります。逆に、講師と教材の作り手が別だと「先生の解き方とテキストの解き方が違う」という混乱が起きがちです。

スタサプの主要な先生・講師を教科別に一覧で紹介

🔍 この章の読み方

ここからは公式サイトの講師紹介に掲載されている高校講座・大学受験講座の主要講師を、教科別に整理します。キャッチコピー・経歴・著書はすべて公式サイトの記載に基づくもので、私の主観的な優劣評価ではありません。

英語:関正生・肘井学・竹内健

📌 英語科の担当講師

講師公式の紹介主な担当
関 正生「英語教育界の革命児」。予備校時代に立ち見が出る人気講座を担当し、著書は合計150冊以上主に英文法
肘井 学「英語成績アップの請負人」。授業アンケートで常に高い満足度、早慶上智・旧帝大の指導に定評主に英文読解
竹内 健大手進学塾で教科責任者を務め、現在は私立中高一貫校で中1〜高3を担当。英検®対策講座から高得点合格者を多数輩出公式サイトに担当講座の明記なし

英語は文法と読解で担当が分かれているのが最大のポイントです。関先生の指導内容と評判をもっと詳しく知りたい方は関先生の担当講座と活用法をまとめた記事で掘り下げています。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。本記事の内容は同協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

数学・国語:山内恵介・堺義明・小柴大輔・岡本梨奈

📌 数学・国語科の担当講師

教科講師公式の紹介
数学山内 恵介「数学の本質を指導する」がモットー。数学が苦手な生徒からの人気が高い
数学堺 義明「基本を速く正確に」。基礎から難関レベルまで幅広く支持を集める
現代文小柴 大輔Z会東大進学教室で講師を務め、論理的に答えを導く指導に定評
現代文柳生 好之公式の講座一覧に現代文の担当として掲載
古文・漢文岡本 梨奈自身が受験時代に古文を克服した経験を持ち、基礎から難関レベルまで担当

古文が苦手で「そもそも読めない」段階の受験生には、岡本先生の講座から入るのが定石です。講座の中身と使い方は古文講座の実力を検証した記事で具体的に扱っています。

理科・社会・情報:坂田薫・伊藤賀一ほか

📌 理科・社会・情報の担当講師

教科講師公式の紹介
物理中野 喜允東大・東工大・早慶理工・私立医学部クラスの指導で評判
化学坂田 薫「暗記化学を解放するマドンナ」。大手予備校で長年教鞭
生物牧島 央武東大大学院卒。医療系専門予備校などで活躍
地学野津 太一東大理学部・同大学院で地球惑星科学を専攻。気象予報士
世界史村山 秀太郎世界百余国を歴訪し、現代史の現場を当日体験
世界史山本 直人四谷学院で教鞭。出来事の「体系化」を意識した授業
社会伊藤 賀一東進ハイスクール・秀英予備校などで講師経験。著書多数
地理鈴木 達人「Thinking Geography」を掲げ25年以上地理を専門に指導
情報安藤 昇/武善 紀之/阿部 百合いずれも現職の教員・講師で、情報科教育の実績多数
小論文・総合型選抜神﨑 史彦大手予備校で小論文指導。現在は大学教員としても活動

理科・社会は1教科あたりの担当講師が少なく、実質的に選択の余地が小さい点に注意が必要です。化学の講座内容は坂田薫先生の化学講座を検証した記事で、世界史や地理のように担当講師が限られる教科ほど、契約前に授業を確認しておく価値があります。

小学講座・中学講座の先生は誰が担当している?

📊 小学講座 基礎レベル・先生別の授業数(2026年7月25日時点)

小学講座 基礎レベル:教科別・担当の先生と授業数 ■4年生 ■5年生 ■6年生(単位:授業数) 国語/山崎先生 24(4年) 24(5年) 24(6年) 算数/尾﨑先生 30(4年) 32(5年) 32(6年) 理科/冨山先生 25(4年) 24(5年) 26(6年) 社会/玉田先生 15(4年) 21(5年) 25(6年) 出典:スタディサプリ公式サイト「小学講座 基礎レベル授業ラインナップ」(2026年7月25日確認)

💡 このグラフから読み取れること

数字を並べると、小学講座は教科ごとに担当が固定され、学年をまたいでも同じ先生が教える設計だと分かります。国語は3学年とも24回で一定、社会は学年が上がるにつれて15→21→25回と増えていきます。

指導者としてこの配分を見ると、社会の増加分は暗記事項の増加をそのまま反映していると考えられます。逆に国語が一定なのは、読解の型を繰り返し扱う設計だからでしょう。「同じ先生が3年間持ち上がる」構造は、小学生にとって講師交代によるストレスが出にくいという意味で合理的だと感じます。

中学講座については、公式サイトの講師紹介に関正生先生・竹内健先生など高校講座と共通の講師が掲載されています。中学生のうちから高校で再会する先生の授業を受けられるのは、映像授業ならではの連続性です。

💬 講師陣が充実していることと、その子に効くことは別問題

教科別に並べると豪華に見えますが、指導していて感じたのは映像授業が効く教科と効きにくい教科がはっきり分かれるということです。

効きやすいのは古文・化学・物理・世界史のように、体系を一度通しで説明されると視界が開ける教科でした。独学だと学ぶ順序を自分で組めず遠回りしますが、講師が設計した順番で通せば短期間で形になります。逆に効きにくかったのは現代文と数学の記述です。どちらも「自分の答案がなぜ減点されるか」が本体で、そこは答案を見てもらわないと前に進みません。

講師の顔ぶれで契約を決める前に、自分が伸ばしたい教科がどちら側かを見ておくと期待値のズレが減ります。なお講師の採用基準や契約形態については公式サイトに記載がなく、確認できませんでした。

🧭 まずは講師陣の顔ぶれを公式で確認する

教科別の担当講師や講座数は改訂で変わります。現時点の正確な顔ぶれは公式サイトが一次情報です。

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スタサプの講師陣をどう評価するか?

✏️ ここからは私自身の見解です

ここまでは公式情報の整理でした。この章では、塾講師としてスタサプ併用の生徒を実際に受け持ってきた立場から、この講師陣をどう評価しているかを書きます。事実と私の解釈を混ぜないよう、見解であることを明示して進めます。

予備校の看板講師を自宅に呼べる構造的な価値

💬 立ち見が出る講座の意味を業界目線で読み解く

公式プロフィールにある「250人教室で満席・立ち見」「朝6時からの整理券配布に行列」という記述は、業界にいた人間にとっては読み方が決まっている情報です。私が見てきた範囲では、生徒が受講講座を自分で選べる形式において、満席や整理券待ちは人気を測るほぼ唯一の可視的な指標でした。必修指定やクラス分けで受講先が決まる講座には当てはまりません。

そして重要なのは、こうした講師の授業は本来、その予備校の校舎に通える生徒しか受けられなかったという点です。私が早稲田アカデミーで教えていたころも、地方の生徒が首都圏の人気講師の授業を受ける手段は事実上ありませんでした。月額制の映像授業がその地理的な制約を外したことは、講師の質そのものより大きな変化だと私は考えています。

もう一つ、教える側にいたからこそ言えることがあります。私が集団授業を担当していたとき、スタサプを併用している生徒は私の説明と映像授業の説明を無意識に比べていました。「先生の言い方と動画の言い方、どっちが正しいんですか」と聞かれたことは一度や二度ではありません。映像授業が家庭に入るというのは、講師にとっては自分の授業が常に別の説明と並置されるということでもあります。私はこれを説明の違いを言語化する練習になると捉え、あえて両方の考え方を並べて解説するようにしていました。

ただし、これは「有名講師の授業を受ければ成績が上がる」という意味ではありません。塾・家庭教師を含めた選択肢全体の比較は学習塾・家庭教師のおすすめ比較ランキングで整理しています。

講師の質より「同じ先生を最後まで追える」ことが効く

🗣️ 併用生徒を見てきて一貫していたこと

スタサプを併用する生徒を指導していて繰り返し感じたのは、伸びる子と伸びない子の差は「講師の当たり外れ」ではなく「講座を完走したかどうか」に出るということです。

映像授業は途中でやめても誰にも怒られません。だからこそ、1人の先生の講座を最後まで見切った生徒は、その教科の解法の型が体に入っているのに対し、複数の先生をつまみ食いした生徒は知識が断片のまま残ります。同じ先生が同じ言葉で最初から最後まで説明してくれることは、映像授業では想像以上に効きます。

脱落が起きるタイミングも、見ていると偏っていました。ひとつは定期テストや学校行事で1週間視聴が途切れた直後で、再開のハードルが跳ね上がります。もうひとつは教科ごとの難化点で、数学なら二次関数や図形と計量、英語なら準動詞、古文なら助動詞の識別あたりで止まる生徒が集中しました。私はこの2点だけ先回りして声をかけ、止まりそうな週は「今週は1講でいいから見る」と量を落とす調整をしていました。

そのため私は生徒に「先生を比べる時間があったら1講座を終わらせなさい」と伝えていました。選ぶことよりも、選んだあとに走り切ることのほうが難しいのです。

対面塾の講師と決定的に違う点

⚠️ 同じ「先生」でも役割がまったく違う

比較軸スタサプの講師対面塾・家庭教師の講師
授業の質のばらつき収録済みのため、いつ誰が見ても一定担当者・その日の状況で変動する
個別対応視聴者に合わせた説明の変更はできない目の前の生徒の理解度に合わせて変えられる
つまずきの発見受講者が自分で気づく必要がある表情や手元を見て講師側が気づける
学習の強制力ほぼない曜日・時間が固定され強制力が働く

私が現場で最も価値を感じていたのは、実は「この子は今の説明で分かっていないな」と気づく瞬間でした。映像授業ではこの機能が原理的に働きません。これは講師の力量の問題ではなく、メディアの構造上の限界だと理解しておくべきだと考えます。

そこで私は、併用している生徒に対しては役割を分けていました。単元の初回説明と、忘れた範囲の学び直しは映像授業に任せる。一方で解いた答案を見て「どこで思考が止まったか」を特定する作業と、志望校の出題形式に合わせた問題選定は自分が担当する。この分け方にしてから、限られた指導時間を答案の分析に集中できるようになりました。映像授業は講師の代替ではなく、講師の時間の使い道を変える道具だというのが私の実感です。対面指導側の講師をどう見極めるかは個別指導塾の講師・先生の質を検証した記事で基準を整理しています。

先生・講師の選び方と相性の見極め方

🧭 選ぶ順番を間違えないために

「どの先生がいいですか」という質問を受けるたびに、私は順番が逆だと感じてきました。先に決めるべきは学年とレベルで、講師はその結果として決まります。この章では実際の手順に落とし込みます。

学年とレベルから逆算して講座を決める

📋 講座選びの3ステップ

① 現状の到達度を確認する
模試や定期テストではなく、教科書の該当単元を自力で説明できるかで判断します。説明できない単元があれば、そこがスタート地点です。
② レベルを1段下げて講座を選ぶ
迷ったら下のレベルを選びます。映像授業は倍速視聴で進度を調整できるため、易しすぎる失敗は取り返せますが、難しすぎる失敗は挫折に直結します
③ 担当講師を確認する
ここで初めて誰が教えるかを見ます。同一教科で複数講座がある場合のみ、担当講師が選択肢になります。

相性を判断する3つのチェックポイント

✅ 1〜2講で見るべきポイント

  • 話す速度と情報密度…聞き返さずに1回で追えるか。追えないならレベルが合っていません
  • 板書と口頭の比率…ノートを取りたい人は板書中心の講師、聞いて理解したい人は口頭説明中心の講師が向きます
  • 「なぜそうなるか」の扱い方…結論だけ覚えたい人と、原理から知りたい人では合う講師が変わります

この3点は1〜2講見れば判断できます。10講も見てから「合わない」と気づくのが最も時間の無駄なので、序盤で意識的に確認してください。高校生の受講者がどう感じているかは高校講座の口コミ・評判を検証した記事が参考になります。

迷ったら1単元だけ試す

💡 講座一覧を眺めても答えは出ない

講師紹介ページを何時間眺めても相性は分かりません。私が生徒に勧めていたのは、「一番苦手な単元を1つだけ選んで、その講を見る」という方法です。得意単元では誰の授業でも分かった気になるため、判断材料になりません。

苦手単元で「今の説明で分かった」と感じられれば、その先生とは相性が良いと考えてよいでしょう。中学生の受講実態については中学講座の口コミ・評判の記事で詳しく扱っています。

🔍 相性は実際の授業を見ないと分からない

紹介文だけで判断せず、実際の授業を1講だけ見て確かめるのが確実です。

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注意点とデメリット

❗ 契約前に知っておくべきこと

講師陣の充実は事実ですが、それだけで判断すると後悔します。ここでは広告では前面に出にくい制約を、私が生徒を見てきて実際に問題になった順に挙げます。

先生に直接質問することはできない

❌ 最も大きな制約

ベーシックコースは映像授業と演習が中心のサービスで、授業を担当する講師に個別質問できる仕組みは公式サイトに記載されていません。「この説明のここが分からない」を解消する手段が受講者側にない、ということです。

私の経験上、これが最も響くのは数学と理科です。国語や社会は分からない箇所を飛ばしても先へ進めますが、数学は1か所詰まると以降がすべて止まります。質問先を別に確保できるかどうかが、映像授業を使い切れるかの分岐点だと考えます。

担当講師や講座構成は改訂で変わる可能性がある

⚠️ 「この先生だから契約した」が通用しない場合がある

映像授業は学習指導要領の改訂や入試制度の変更にあわせて講座が更新されます。特定の講師を目当てに契約しても、その講座が改訂・入れ替えの対象になる可能性は否定できません

実際に「いつ・どの講座が入れ替わるか」は公式サイトでも事前告知されておらず、私も確認できませんでした。したがって、特定の講師への依存度が高い契約の仕方は避けたほうが安全だと考えます。

教科によっては講師を選べない

📉 選択肢の非対称性

公式の講師紹介に掲載されている範囲では、英語・数学・現代文は複数の講師が掲載されている一方、地学・生物・地理などは1人しか掲載されていません。全講座の担当者を網羅的に照合したわけではありませんが、つまり「合わなければ別の先生に変える」という選択肢は、全教科に均等にあるわけではありません。

小学講座に至っては、基礎レベルは1教科1人の構成です。相性が合わなかった場合の代替手段がサービス内にない点は、契約前に理解しておくべき制約でしょう。なお、講義に対応するテキストは冊子購入が可能で、必要かどうかの判断基準はテキスト購入の要否を検討した記事にまとめています。

講師陣の充実だけで選ぶと合わない人

🔺 別の手段を検討したほうがよい方

  • 自分で学習計画を組んで実行するのが難しい方…映像授業に強制力はありません
  • その場で質問しないと前に進めない方…疑問を抱えたまま進む形になります
  • 「見ている=勉強した」と感じてしまう方…視聴と定着は別物です
  • 直近の入試まで時間がなく、志望校別の個別対策が必要な方

これは能力の問題ではなく、学習スタイルの相性の問題です。合わないと感じた場合の手続きは解約・退会の手順と返金条件をまとめた記事で解説しています。

📝 進路選択に関する注記

本記事の情報はあくまで一般的な傾向に基づくものです。最終的な進路・教育の選択は、お子様・ご本人と保護者が十分に情報を収集・比較検討したうえで行ってください。

料金と始め方

🔢 費用の全体像を先に確認

ここまで紹介した講師陣の授業は、教科・学年を問わず同一の月額料金で受講できます。個別の講師ごとに料金が変わる仕組みではありません。

月額2,178円で全講師の授業が見放題

💰 ベーシックコースの料金(2026年7月25日時点・税込)

支払い方法金額備考
月々払い月額2,178円初期費用なし
12か月一括払い総額21,780円(月あたり1,815円)2か月分にあたる4,356円お得
テキスト冊子1冊1,320円(送料込)購入は任意

ポイントは、小1〜高3までの全教科・全科目が追加料金なしで受講できる点です。公式サイトによれば講座数は約4万本で、そのすべてを受講できます。ただし公式サイトには、小1〜3は学び直しとして提供するドリル演習中心の構成である旨が明記されています。中学生が高校範囲を先取りしても、高校生が中学範囲へ戻っても料金は変わりません。つまり「担当講師が合わなければ別の学年・レベルの講座を試す」ことに追加費用がかかりません。学年別の総額シミュレーションは料金の内訳と注意点をまとめた記事をご覧ください。

比較の物差しとして、公式サイトは文部科学省「子供の学習費調査(令和5年度)」等をもとに、中学生の学習塾費を年間約35万円、中学講座を年間約2.2万円として提示しています。金額の大小そのものより、教科数を増やしても費用が変わらない料金体系である点が、講師を試しながら選ぶうえでの実質的な利点だと考えます。

📝 費用情報に関する注記

本記事の費用情報はあくまで目安です。実際の料金は各サービスの公式サイトまたは直接のお問い合わせでご確認ください。記事掲載時点の情報であり、変更の可能性があります。金額はいずれも公式サイトの表示に基づくもので、12か月一括払いの金額はWebサイト経由の申し込みに適用される条件です。

無料体験で先生を見極める手順

🗝️ 14日間で相性を判断する使い方

① Webサイトからクレジットカード決済で申し込む
公式サイトによれば、14日間の無料体験はWebサイトかつクレジットカード決済での申し込みに適用され、14日間には申し込み日を含みます。
② 最も苦手な単元の講を1つ見る
得意単元ではなく苦手単元で判断します。ここで「分かった」と感じるかが最大の判断材料です。
③ 別の講師の講座も1講だけ見る
比較対象があると相性の判断が明確になります。全教科見放題なので追加費用はかかりません。
④ 期限内に継続可否を決める
体験期間の条件や解約タイミングは公式サイトの記載を必ず確認してください。

無料体験の適用条件や注意点は14日間の全条件を整理した記事で詳しく解説しています。

🎁 まずは苦手単元を1講だけ試す

相性の判断は、実際に授業を見るのが最短です。小学生のお子さま向けはこちらから確認できます。

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よくある質問

❓ Q1. スタサプの先生・講師は何人いますか?

A. 公式サイトの講師紹介ページでは、講座(小学・中学・高校・大学受験)ごとに担当講師が公開されています。人数は講座改訂に伴って変わるため、最新の顔ぶれは公式の講師紹介ページでご確認ください。本記事では2026年7月25日時点で公式サイトに掲載されている主要講師を教科別に整理しています。

❓ Q2. スタサプの先生は自分で選べますか?

A. 受講する講座を選ぶ形で、結果的に担当の先生が決まります。同じ教科でも講座が複数ある場合は担当講師が異なることがあり、その範囲では選択が可能です。ただし教科・レベルによっては担当が1人だけの場合もあり、必ずしも複数から選べるわけではありません。

❓ Q3. スタサプの先生に質問はできますか?

A. ベーシックコースは映像授業と演習が中心のサービスで、授業を担当する講師へ個別に質問する仕組みは公式サイトに記載されていません。質問対応やコーチングを求める場合は、上位コースや他の学習手段との併用を検討する必要があります。詳細は公式サイトで最新の提供内容をご確認ください。

❓ Q4. 小学講座と高校講座では先生が違いますか?

A. 違います。小学講座の基礎レベルは国語・算数・理科・社会それぞれに専任の先生が付く構成で、高校・大学受験講座は教科ごとに予備校で実績を積んだ講師が担当します。中学講座には関正生先生や竹内健先生のように高校講座と重なる講師も在籍しています。

❓ Q5. 先生が合わなかった場合はどうすればいいですか?

A. 同じ教科で別の講座が用意されている場合は、その講座に切り替えて別の講師の授業を試せます。学年やレベルをまたいで受講できるため、切り替えに追加費用はかかりません。ただし切り替えの可否は教科によって異なり、担当講師が1人しか掲載されていない教科もあります。

❓ Q6. 講師の授業だけで受験対策は完結しますか?

A. 映像授業は理解のための道具であり、演習量と進捗管理は受講者側で確保する必要があります。私の指導経験では、講義を見ただけで成績が伸びる生徒はまれで、視聴後に問題演習へ落とし込めるかどうかで差が出ます。学習計画の管理が苦手な場合は、塾や家庭教師との併用が現実的です。

まとめ:スタサプの先生・講師は誰かを知り、自分に合う講座を選ぼう

インフォグラフィック

🎯 この記事の結論

  • スタサプの講師は大手予備校の看板講師・進学校の現職教員・専門領域の実務家が中心
  • 小学講座は1教科1人の専任制、高校・大学受験講座は分野別に細かく分業
  • 選ぶ順番は「学年とレベル」が先、講師は結果として決まる
  • 相性は苦手単元を1〜2講見れば判断できる
  • 最大の制約は講師に直接質問できないこと。数学・理科で特に響く
  • 月額2,178円で全学年・全教科の講師の授業が受講可能(2026年7月25日時点)

✅ この講師陣の授業が向いている人

  • 通える範囲に相性の良い塾がなく、質の高い講義に触れたい方
  • 特定教科だけを基礎から学び直したい方
  • 先取りや戻り学習を、追加費用なしで自由にやりたい方
  • 自分のペースで学習計画を組める方

❌ 向いていない人

  • その場で質問して疑問を解消しないと進めない方
  • 学習の強制力がないと机に向かえない方
  • 志望校別の個別最適化された指導を求めている方
  • 視聴すること自体が目的化しやすい方

💳 講師陣の授業を実際に確かめる

ここまで読んで「自分に合いそうだ」と感じた方は、苦手単元を1講だけ試すところから始めてみてください。

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📖 執筆者について

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kou/教育系Webライター・プロ家庭教師(フリーランス)/指導歴10年超

中学生時代に早稲田アカデミーへ通い慶應義塾高等学校に合格。慶應義塾大学経済学部を卒業し、在学中は早稲田アカデミーで多数の受験生を指導しました。現在は中学受験・高校受験・大学受験・中高一貫校・浪人生・不登校・発達障害のお子さままで幅広く担当しています。

この記事を書く資格がある理由:塾の現場で集団授業を担当し、同時にスタディサプリを併用する生徒を実際に受け持ってきました。映像授業の講師が生徒にどう届き、どこで機能しなくなるのかを、指導する側の視点で継続的に観察してきた立場から執筆しています。特定の教育機関に忖度せず、メリットとデメリットの双方を開示する方針です。

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📋 調査概要

  • 調査対象:スタディサプリ 小学講座・中学講座・高校講座・大学受験講座の講師情報および料金・受講条件
  • 調査方法:公式サイト調査(講師紹介ページ・各講座ページ・料金ページ)/著者の業界知見(塾講師・プロ家庭教師としての指導経験)
  • 調査実施日:2026年7月25日
  • 情報の限界:著者は講師本人への取材・ヒアリングを行っていません。また、全講師の授業を視聴したわけではないため、個々の授業内容に対する評価は行っていません。担当講師の総数、講座改訂の具体的な時期、講師の契約形態については公式サイトに記載がなく、確認できませんでした。講師個人の指導力の優劣についても、客観的な比較根拠がないため判断を控えています。
  • 利益相反の有無:本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。著者はスタディサプリの運営会社と資本関係・雇用関係になく、記事内容について同社からの事前確認・監修は受けていません。

📚 参考文献・引用元

📝 公開日・更新日

公開日:2026年7月25日/最終更新日:2026年7月25日
※情報変更があった場合は随時更新します。